JP5954037B2 - 紙幣処理装置、及び紙幣処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣処理装置、及び紙幣処理方法に関する。
金融機関の営業店カウンタ等に、窓口用現金処理機に代表される現金処理装置が設置されている。現金処理装置は、紙幣や硬貨の入金取引や出金取引等に利用される。職員は、例えば、現金処理装置の操作部、又は現金処理装置に接続された受付端末から操作を行うことにより、入金取引や出金取引を行うことができる。
下記の特許文献1には、紙幣入金口に投入された紙幣を一時保留部に一時保留した後にスタッカに収納する入金処理と、スタッカに収納された紙幣を分離して紙幣出金口に搬送する出金処理とを行う現金処理装置が開示されている。
特開2001−93022号公報
ところで、上記の入金処理において、多量の紙幣を入金する場合がある。しかし、紙幣入金口に一度に投入できる紙幣の枚数には、限りがある。また、入金処理において紙幣が搬送される際には、紙幣入金口を入金口開閉部材が閉じているため、紙幣を追加投入できなかった。このため、多量の紙幣の入金処理に長い時間を要する恐れがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、多量の紙幣を効率的に入金処理することが可能な、新規かつ改良された紙幣処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、紙幣が投入される入金口と、前記入金口の前記紙幣を搬送する搬送部と、移動することにより前記入金口を開閉可能な入金口開閉部材と、前記搬送部による前記紙幣の搬送と、前記入金口開閉部材の開閉動作とを制御する制御部と、計数処理の際に発生するリジェクト紙幣が搬送される出金口と、移動することにより前記出金口を開閉可能な出金口開閉部材と、を備え、前記制御部は、前記入金口に投入された前記紙幣の前記計数処理の際に前記計数処理の停止事象が発生した場合には、前記計数処理を一時停止し、前記入金口開閉部材と前記出金口開閉部材とを開ける、紙幣処理装置が提供される。
かかる紙幣処理装置によれば、制御部は、入金口に投入された紙幣の計数処理の際に計数処理の停止事象が発生した場合には、計数処理を一時停止し、入金口開閉部材を開ける。これにより、入金口開閉部材が開いているので、職員は、計数処理の一時停止中に入金口に紙幣を投入できる。この結果、入金口に投入された紙幣が全て計数処理される前に入金口に紙幣を追加投入できるので、多量の紙幣を効率的に入金処理することができる。
また、上記の紙幣処理装置において、前記制御部は、前記入金口開閉部材と前記出金口開閉部材を同時に開けることとしても良い。
また、上記の紙幣処理装置において、前記停止事象は、前記制御部が前記計数処理を停止させる要求を受け取る事象であることとしても良い。
また、上記の紙幣処理装置において、前記計数処理の際に前記紙幣を鑑別する紙幣鑑別部を更に備え、前記リジェクト紙幣は、前記紙幣鑑別部により鑑別されて、前記出金口へ搬送され、前記停止事象は、前記リジェクト紙幣が前記出金口に搬送される事象も含まれていてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別に観点によれば、紙幣が投入される入金口と、前記入金口の前記紙幣を搬送する搬送部と、移動することにより前記入金口を開閉可能な入金口開閉部材と、前記搬送部による前記紙幣の搬送と、前記入金口開閉部材の開閉動作とを制御する制御部と、計数処理の際に前記紙幣を鑑別する紙幣鑑別部と、前記紙幣鑑別部により鑑別されたリジェクト紙幣が搬送される第1出金口及び第2出金口と、を備え、前記制御部は、前記計数処理の際に、前記リジェクト紙幣を前記第1出金口と前記第2出金口に交互に搬送し、前記制御部は、前記入金口に投入された前記紙幣の前記計数処理の際に前記計数処理の停止事象が発生した場合には、前記計数処理を一時停止し、前記入金口開閉部材を開ける、紙幣処理装置が提供される。
また、上記の紙幣処理装置において、前記制御部は、リジェクトの発生を検出する度に、前記リジェクト紙幣の搬送先を前記第1出金口と前記第2出金口との間で切り替えることとしても良い。
また、上記の紙幣処理装置において、前記計数処理の際に前記紙幣を鑑別する紙幣鑑別部と、前記入金口から搬送された紙幣が一時的に集積される一時集積部と、を更に備え、前記停止事象は、前記制御部が前記計数処理の停止要求を受け取る事象、前記入金口から紙幣が全て搬送された事象、前記紙幣鑑別部により鑑別されたリジェクト紙幣を搬送できない事象、前記一時集積部にリジェクト紙幣が所定枚数集積された事象の何れかであることとしても良い。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、紙幣が投入される入金口と、前記入金口の紙幣を搬送する搬送部と、前記紙幣が搬送されて収納される収納部と、移動することにより前記入金口を開閉可能な入金口開閉部材と、前記入金口開閉部材をロック可能なロック機構と、前記搬送部による前記紙幣の搬送と、前記入金口開閉部材の開閉動作と、前記ロック機構の動作とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記入金口の紙幣を前記収納部に搬送する際に、閉状態にある前記入金口開閉部材のロック状態を解除する、紙幣処理装置が提供される。
また、上記の紙幣処理装置において、入金処理の際に前記入金口から搬送された紙幣が一時的に集積される一時集積部を更に備え、前記制御部は、前記一時集積部に集積された紙幣を前記収納部に搬送する際に、閉状態にある前記入金口開閉部材のロック状態を解除することとしても良い。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、紙幣が投入される入金口と、前記入金口の前記紙幣を搬送する搬送部と、前記入金口に投入された前記紙幣の計数処理の際に発生するリジェクト紙幣が搬送される出金口と、移動することにより前記出金口を開閉可能な出金口開閉部材と、前記搬送部による前記紙幣の搬送と、前記出金口開閉部材の開閉動作とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記計数処理の際に停止事象が発生した場合には、前記出金口開閉部材を開け、前記停止事象は、前記入金口から前記紙幣が全て搬送された事象である、紙幣処理装置が提供される。また、上記の紙幣処理装置において、前記計数処理の際に前記紙幣を鑑別する紙幣鑑別部をさらに備え、前記リジェクト紙幣は、前記紙幣鑑別部により鑑別されて、前記出金口へ搬送され、前記停止事象には、前記リジェクト紙幣が前記出金口に搬送される事象も含まれていてもよい。また、上記の紙幣処理装置において、前記入金口に、前記紙幣を押さえる押さえ板を更に備え、前記停止事象が発生したときは、前記計数処理を一時停止し、前記押さえ板は移動されてもよい。
以上説明したように本発明によれば、多量の紙幣を効率的に入金処理することが可能となる。
第1の実施形態に係る紙幣処理装置10の内部構成例を示す図である。 入金口シャッタ13と出金口シャッタ19の構成例を示す模式図である。 紙幣処理装置10の機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る紙幣処理装置10の内部構成例を示す図である。 第1シャッタ16及び第2シャッタ17の構成例を示す模式図である。 第3の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る入金紙幣の計数処理例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る紙幣処理装置10の機能構成例を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
(1−1.紙幣処理装置の内部構成例)
図1を参照しながら、第1の実施形態に係る紙幣処理装置10の内部構成例について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る紙幣処理装置10の内部構成例を示す図である。紙幣処理装置10は、金融機関の営業店等に設置されている。紙幣処置装置10は、装置の操作者である金融機関の受付窓口員等の職員による操作に基づいて、紙幣の取引を行う職員操作型端末である。
紙幣処理装置10は、図1に示すように、入金口12と、出金口18と、紙幣鑑別部の一例である紙幣認識部20と、一時集積部の一例である一時保留部22と、搬送部24と、収納部の一例である紙幣カセット30A〜30Dと、リジェクト庫付き紙幣カセット35と、表示部40とを有する。
入金口12は、職員が紙幣を投入する投入口である。また、入金口12は、束で投入された紙幣を一枚ずつ分離して繰り出す分離機能を有する。なお、図2に示すように、入金口12には、開口部を開閉する入金口シャッタ13が設けられている。
出金口18は、職員が受け取る紙幣が排出(出金)される排出口である。出金口18は、排出する紙幣を集積する集積機能を有する。出金口18は、一例として、紙幣を100枚(最大集積枚数)集積できる容量を有する。なお、図2に示すように、出金口18には、開口部を開閉する出金口シャッタ19が設けられている。
図2は、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19の構成例を示す模式図である。図2(a)には、入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19が閉じた状態が示され、図2(b)には、入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19が開いた状態が示されている。入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19は、移動することにより入金口12と出金口18を閉じる。なお、入金口12から紙幣が搬送される際には、入金口シャッタ13は閉じており、出金口18に紙幣が搬送される際には、出金口シャッタ19が閉じている。なお、図2では、平面状の入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19をスライドさせて開閉させているが、曲面状のシャッタを回動させて開閉されても良い。
紙幣認識部20は、1枚ずつ通過していく紙幣の鑑別を行う。紙幣の進行方向は双方向に対応しており、紙幣認識部20は、入金口12側の方向から搬送される紙幣、およびその逆方向から搬送される紙幣の鑑別を行うことができる。具体的には、紙幣認識部20は、搬送路を通って搬送された紙幣の金種、真偽(真券/偽券)、正損(正券/損券)および走行状態(正常/異常)などを鑑別し、通過する紙幣に対して、正常判定またはリジェクト判定を行う。
ここで、本明細書において真券とは紙幣と鑑別されたものをいい、偽券とは紙幣と鑑別されなかったものをいう。また、正券とは真券と鑑別された紙幣のうち入金/出金に適すると鑑別されたものをいい、損券とは真券と鑑別された紙幣のうち入金/出金に適さないと鑑別されたものをいう。また、リジェクト判定は、偽券、損券(汚損、損壊、外形異常等)、走行異常(スキュー紙幣、重走等)といった要因に基づいて行われる。また、リジェクト紙幣には、出金紙幣として取り扱えない紙幣(例えば二千円札や五千円札)を含んでもよいし、外国紙幣を含んでもよい。
一時保留部22は、紙幣の分離と集積の両方の機能を有する。例えば、一時保留部22は、入金取引時に入金口12から分離されて紙幣認識部20により正常と鑑別された紙幣を一時的に集積する。一時保留部22に集積された紙幣は、入金した紙幣の口座計上などが確定したなど、取引が成立した場合に繰り出され、紙幣認識部20を経て紙幣カセット30A〜30Dなどに搬送される。なお、一時保留部22は、紙幣を順次重ねて集積する集積式であってもよいし、紙幣を順次巻いて収納するドラム式であってもよい。
搬送部24は、搬送路、紙幣を搬送する搬送ローラ、および搬送ローラを駆動する駆動機構を含み、紙幣を一枚ずつ搬送する。駆動機構は、例えばDCサーボモータまたはパルスモータなどが回転することにより、搬送ローラを駆動する。搬送部24は、後述する制御部により制御され、紙幣を目的の搬送先に搬送する。
紙幣カセット30A〜30Dは、紙幣を金種毎に収納可能な紙幣収納部であって、紙幣の集積および分離の両方の機能を有する。また、紙幣カセット30A〜30Dは、同一金種のための複数の紙幣カセットを含んでもよい。例えば、紙幣カセット30Aおよび30Cが一万円札用の紙幣カセットであり、紙幣カセット30Bおよび30Dが千円札用の紙幣カセットであってもよい。また、紙幣カセット30A〜30Dは、紙幣処理装置10に対して着脱可能な構造になっており、個別に交換することで紙幣カセット30A〜30Dに紙幣を装填することも可能である。
リジェクト庫付き紙幣カセット35(以下、紙幣カセット35とも称す)は、紙幣処理装置10に対して着脱可能な構造になっており、個別に交換することで、紙幣の回収および補充が可能である。また、紙幣カセット35は、上側に紙幣収納庫36、下側(底部)にリジェクト庫37を備える。
紙幣収納庫36は、紙幣を集積する集積機能および1枚ずつ繰り出す分離機能を有する。また、紙幣収納庫36は、カセット計数回収時に各紙幣カセット30A〜30Dから分離された紙幣を集積し、紙幣を回収することができる。また、紙幣収納庫36は、カセット計数補充に、紙幣収納庫36内に集積している紙幣を繰り出し、紙幣カセット30A〜30Dに紙幣を補充することができる。
リジェクト庫37は、紙幣を集積する集積機能のみ有する。リジェクト庫37は、紙幣認識部20によって異常と鑑別(リジェクト判定)された紙幣(リジェクト紙幣)を集積するための紙幣収納部である。
表示部40は、メニュー画面や処理結果画面を表示する。表示部40は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。
また、紙幣処理装置10は、職員が操作可能な操作部(不図示)を有する。紙幣処理装置10は、職員が操作部を操作することにより、入金や出金の取引に対応する入金処理や出金処理等を行う。なお、紙幣処理装置10は、操作部の代わりに、紙幣処理装置10に接続された受付端末における職員の操作に基づいて、処理を行なっても良い。
(1−2.紙幣処理装置の基本処理)
紙幣処置装置10は、基本処理として、例えば入金処理、出金処理、補充処理、回収処理を行う。以下では、図1を参照しながら処理毎に説明する。
(入金処理)
入金処理は、入金口12の紙幣を紙幣処理装置10の内部に集積する処理である。紙幣処理装置10は、入金処理として、例えば、入金紙幣を一時保留部22へ退避させた後に一時保留部22から紙幣カセット30A〜30Dに集積する通常入金処理と、入金紙幣を一時保留部22へ退避させないで直接紙幣カセット30A〜30Dに集積するダイレクト入金処理とを行う。なお、紙幣処理装置10は、設定により通常入金処理又はダイレクト入金処理を選択することができる。
まず、通常入金処理について説明する。通常入金処理においては、まず、入金口12に投入された紙幣が一枚ずつ分離して繰り出され、繰り出された紙幣は、搬送部24により紙幣認識部20に搬送される。次に、紙幣認識部20が紙幣の鑑別を行い、鑑別結果が正常であった紙幣は、一時保留部22へ搬送されて集積される。その後、入金金額が確定すると、集積処理に移行する。
一方で、紙幣認識部20による鑑別結果が異常であった紙幣(リジェクト紙幣)は、出金口18に集積される。出金口18に集積された紙幣は、職員により入金口12に再投入されることで、紙幣認識部20による再鑑別が可能である。なお、以下において、紙幣認識部20により紙幣を鑑別し、鑑別結果に基づき搬送先に紙幣を搬送する処理を計数処理とも呼ぶ。
集積処理においては、まず、一時保留部22から紙幣が1枚ずつ分離され、分離された紙幣が紙幣認識部20に搬送される。次に、紙幣認識部20による鑑別結果が正常であった紙幣は、金種に対応する紙幣カセット30A〜30Dに集積される。一方で、汚損券、折れ紙幣、スキュー紙幣などの走行異常紙幣のように、紙幣認識部20による鑑別結果が異常であった紙幣は、紙幣カセット35のリジェクト庫37に集積される。
一方で、入金金額の確定前に入金紙幣の返却(キャンセル)が指示されると、返却処理に移行する。返却処理においては、まず、一時保留部22から紙幣が1枚ずつ分離され、分離された紙幣が紙幣認識部20に搬送される。そして、紙幣認識部20による鑑別結果が正常/異常いずれであっても、全ての紙幣を出金口18へ集積する。
次に、ダイレクト入金処理について説明する。入金口12に投入された紙幣は、通常入金処理と同様に、紙幣認識部20により鑑別される。そして、鑑別結果が正常であった紙幣は、金種に対応する紙幣カセット30A〜30Dに集積される。一方で、鑑別結果が異常であった紙幣(リジェクト紙幣)は、出金口18に集積される。出金口18に集積された紙幣は、職員により入金口12に再投入されることで、紙幣認識部20による再鑑別が可能である。
(出金処理)
出金処理は、紙幣カセット30A〜30Dの紙幣を出金口18に集積する処理である。
出金処理においては、まず、指定された金額に応じて紙幣カセット30A〜30Dから紙幣が1枚ずつ分離して繰り出され、繰り出された紙幣は、搬送部24により紙幣認識部20に搬送される。次に、紙幣認識部20が紙幣の鑑別を行い、鑑別結果が正常であった紙幣は、出金口18に集積される。具体的には、例えば出金する正常紙幣の金種や枚数に応じて、出金口18に集積(集金)される。一方で、鑑別結果が異常であった紙幣、すなわち、顧客に支払いできない紙幣は、紙幣カセット35のリジェクト庫37に集積される。
(補充処理)
補充処理は、紙幣処理装置10に紙幣を補充する処理である。紙幣処理装置10においては、具体的な補充方法として、入金口補充、カセット交換補充、およびカセット計数補充が可能である。以下、各補充方法について説明する。
入金口補充は、上述した入金処理における動作と同様である。例えば、入金口12から繰り出され、紙幣認識部20による鑑別結果が正常であった紙幣は、一時保留部22に退避された後、金種に対応する紙幣カセット30A〜30Dに集積される。一方で、鑑別結果が異常であった紙幣は、出金口18に集積される。
カセット交換補充は、紙幣カセット30A〜30Dが着脱可能であることを利用するものであり、予め紙幣を装填した紙幣カセットを、既に装着された紙幣カセット30A〜30Dのいずれかと交換することで、紙幣を補充する。なお、カセット交換補充では、補充した紙幣の金種と枚数をオペレータがマニュアルで登録する必要がある。
カセット計数補充においては、まず、紙幣カセット35の紙幣収納庫36に予め紙幣を装填し、紙幣処理装置10にセットする。次に、紙幣収納庫36から繰り出され、紙幣認識部20による鑑別結果が正常であった紙幣は、金種に対応する紙幣カセット30A〜30Dに集積される。一方で、鑑別結果が異常であった紙幣は、リジェクト庫37に集積される。なお、カセット計数補充では、紙幣認識部20により計数処理が実行されるので、補充した紙幣の金種および枚数をオペレータがマニュアルで登録する必要はない。
(回収処理)
回収処理は、紙幣処理装置10内の紙幣を回収する処理である。紙幣処理装置10においては、具体的な回収方法として、出金口回収、カセット交換回収、およびカセット計数回収が可能である。以下、各回収方法について説明する。
出金口回収は、上述した出金処理における動作と同様である。例えば、回収対象の紙幣カセット30A〜30Dから繰り出され、紙幣認識部20による鑑別結果が正常であった紙幣は、出金口18に集積される。一方で、鑑別結果が異常であった紙幣は、リジェクト庫37に集積される。そして、回収対象の紙幣カセット30A〜30Dに集積された全紙幣に対して行い、職員は、出金口18から、正常判定された紙幣を回収することができる。また、職員は、リジェクト庫37から異常判定された紙幣を回収することができる。
カセット交換回収は、紙幣カセット30A〜30Dのうちの所定の紙幣カセットを紙幣処理装置10から取り外すことで、紙幣の回収を行う。なお、カセット交換回収では、オペレータが、取り外した紙幣カセット30A〜30Dから紙幣を抜き取り、回収した紙幣の金種と枚数をマニュアルで数える必要がある。
カセット計数回収においては、紙幣カセット30A〜30Dのうち回収対象の紙幣カセットから繰り出され、紙幣認識部20による鑑別結果が正常であった紙幣は、紙幣カセット35の紙幣収納庫36に集積される。一方で、鑑別結果が異常であった紙幣は、リジェクト庫37に集積される。その後、職員が紙幣カセット35のみを紙幣処理装置10から取り外すことで、正常判定された紙幣および異常判定された紙幣を回収することができる。また、カセット計数回収では、紙幣認識部20により計数処理が実行されるので、回収した紙幣の金種および枚数をオペレータがマニュアルで数える必要はない。
(1−3.多量の紙幣を入金する際の問題点)
次に、多量の紙幣を入金する際の問題点について、比較例を用いて説明する。
比較例に係る紙幣処理装置では、入金口に投入された紙幣を入金処理する際に、入金口シャッタが閉じており、入金口に紙幣を追加投入することができない。また、入金処理の際に出金口にリジェクト紙幣が集積されるが、入金処理の際にリジェクト紙幣を抜き取ることができない。すなわち、入金口に投入された紙幣の計数処理(入金処理に含まれる)が完了するまで、紙幣の追加投入や、リジェクト紙幣の抜き取りができない。このため、多量の紙幣を入金する際に長い時間を要することになる。
また、比較例に係る紙幣処理装置では、リジェクト紙幣を入金口に再投入する際にも、以下の問題点が発生しうる。すなわち、計数処理の完了後、出金口にリジェクト紙幣が集積されている場合、出金口シャッタが開き、職員が出金口のリジェクト紙幣を抜き取った後に、入金口シャッタが開く。このため、出金口から抜き取ったリジェクト紙幣を入金口に再投入するときに、入金口シャッタが開くのを待つ必要があった。
これに対して、第1の実施形態に係る紙幣処理装置10では、詳細は後述するが、入金口12に投入された紙幣の計数処理の際に計数処理の停止事象が発生した場合には、計数処理を一時停止し、入金口シャッタ13を開ける。これにより、職員は、計数処理の停止中に入金口12に紙幣を投入できる。別言すれば、職員は、入金口12に投入された紙幣の計数処理が全て完了する前に入金口12に紙幣を追加投入できるので、多量の紙幣を効率的に入金処理することができる。
また、第1の実施形態では、計数処理の際に停止事象が発生した場合には、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19を開ける。これにより、職員は、計数処理の停止中に出金口18に集積されたリジェクト紙幣を抜き取ることができる。この結果、計数処理の停止中にリジェクト紙幣を入金口12に再投入することができるので、効率的に入金処理を行うことができる。
(1−4.紙幣処理装置の機能構成例)
図3を参照しながら、紙幣処理装置10の機能構成例について説明する。図3は、紙幣処理装置10の機能構成例を示すブロック図である。図3に示すように、紙幣処理装置10は、制御部70と、記憶部80と、検知部82とを備える。
制御部70は、紙幣処理装置10の動作全般を制御する。具体的には、制御部70は、上述した入金処理、出金処理、補充処理、回収処理等の基本処理を制御する。例えば、制御部70は、搬送部24による紙幣の搬送と、入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19の開閉動作とを制御する。
ところで、第1の実施形態において、制御部70は、多量の紙幣を入金処理する際に、入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19を以下のように制御する。
制御部70は、入金口12に投入された紙幣の計数処理の際に、計数処理の停止事象が発生した場合には、計数処理を一時停止し、入金口シャッタ13を開ける。これにより、職員は、入金口12に投入された紙幣の計数処理が全て完了する前に入金口12に紙幣を追加投入できるので、多量の紙幣を効率的に入金処理することができる。
ここで、計数処理の停止事象は、前記制御部が前記計数処理を停止させる要求を受け取る事象である。かかる場合には、職員が、意図的に計数処理を停止させて、入金口12に紙幣を追加投入できる。
なお、計数処理の停止事象は、上記に限定されない。例えば、計数処理の停止事象は、制御部70が計数処理の停止要求を受け取る事象、入金口12から紙幣が全て搬送された事象、紙幣認識部20により鑑別されたリジェクト紙幣を搬送できない事象、一時保留部22にリジェクト紙幣が所定枚数集積された事象の何れかであっても良い。これにより、様々な要因で計数処理が停止した際に、入金口12に紙幣を追加投入できる。
また、制御部70は、計数処理の際に停止事象が発生した場合には、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19を開けても良い。これにより、職員は、計数処理の停止中に、リジェクト紙幣を抜き取ることができる。また、職員は、抜き取ったリジェクト紙幣を入金口12に再投入することができるので、多量の紙幣を効率的に入金処理できる。
また、制御部70は、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19を同時に開けても良い。これにより、出金口18に集積されたリジェクト紙幣を入金口12に迅速に再投入することができる。なお、制御部70は、出金口シャッタ19を開けた後に入金口シャッタ13を開けても良い。
記憶部80は、紙幣処理装置10が動作するためのプログラム等を記憶する。また、記憶部80は、紙幣認識部20の鑑別結果を記憶しうる。
検知部82は、例えば光学センサ等を有し、様々な状態を検知する。例えば、検知部82は、入金口12や出金口18の紙幣の集積状態(集積枚数や、紙幣が抜き取られたか否か)を検知する。また、検知部82は、紙幣の搬送状態を検知しうる。
なお、上述した制御部70、および記憶部80の機能は、CPU(Central Processing
Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random
Access Memory)等から成るハードウェア構成により実現してもよい。CPUは、演算機能および制御機能を有し、各種プログラムに従って紙幣処理装置10の動作全般を制御する。ROMは、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAMは、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
(1−5.入金処理例)
図4〜図7を参照しながら、第1の実施形態に係る入金処理例について説明する。図4〜図7は、第1の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。以下に説明する入金処理は、入金紙幣を一時保留部22へ退避させた後に、一時保留部22から紙幣カセット30A〜30Dに集積する通常入金処理である。
図4のフローチャートは、例えば制御部70のCPUが、ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、実現される。なお、実行されるプログラムは、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード等の記録媒体に記憶されても良く、インターネットを介してサーバ等からダウンロードされても良い。
図4のフローチャートは、入金処理のアイドル状態、すなわち入金口シャッタ13、及び出金口シャッタ19が閉じている状態から開始される(ステップS100)。そして、職員が、紙幣処理装置10の操作部又は紙幣処理装置10に接続された受付端末を操作して、入金取引を選択すると、制御部70は、選択された入金取引の指示を受け付ける(ステップS102)。
次に、制御部70は、職員が入金口12に紙幣を投入できるように、入金口シャッタ13を開ける(ステップS104)。そして、制御部70は、入金口シャッタ13が開いており、かつ出金口シャッタ19が閉じている、紙幣投入待ち状態を維持する(ステップS106)。この紙幣投入待ち状態で、職員は、入金口12に紙幣を投入できる。
その後、入金口12に紙幣が投入されたことを検知すると(ステップS108:Yes)、制御部70は、入金口シャッタ13を閉じる(ステップS110)。次に、制御部70は、入金紙幣の計数処理を行う(ステップS112)。すなわち、制御部70は、入金口12から繰り出された紙幣を紙幣認識部20で鑑別し、鑑別結果に基づき搬送先に紙幣を搬送する。
ところで、紙幣処理装置10においては、職員が、実行中の計数処理を一時停止させることができ、また一時停止後に計数処理を再開させることができる。具体的には、職員は、紙幣処理装置10の操作部又は紙幣処理装置10に接続された受付端末を操作する(例えば、ボタンを押下する)ことで、計数処理を一時停止又は再開させる。なお、計数処理が一時停止する要因は、職員による計数処理停止要求の場合に限られない。例えば、入金口12に投入された紙幣が全て搬送された場合(入金口Empty)や、リジェクト紙幣の搬送ができない場合(リジェクト紙幣搬送不可)や、一時保留部22への紙幣の搬送ができない場合(一時保留部搬送不可)にも、計数処理が一時停止する要因となる。
そして、制御部70は、上記の何れかの要因により計数処理が一時停止したことを検知すると(ステップS114:Yes)、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19の動作を並行して処理する。すなわち、制御部70は、入金口シャッタ13を開ける(ステップS116)。また、制御部70は、出金口18にリジェクト紙幣が集積されているか否かを判定し(ステップS118)、ステップS118で出金口18にリジェクト紙幣が集積されていると(Yes)、出金口シャッタ19を開ける(ステップS120)。この際、制御部70は、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19を同時に開ける。
一方で、ステップS118で出金口18にリジェクト紙幣が集積されていないと(No)、制御部70は、出金口シャッタ19を開けない。なお、上記では、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19を同時に開けるとしたが、これに限定されず、制御部70は、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19のいずれか一方を先に開けても良い。
このように入金口シャッタ13と出金口シャッタ19の両方を開けることにより、例えば、職員は、出金口18に集積されたリジェクト紙幣を入金口12に再投入できる。この結果、リジェクト紙幣の再鑑別を迅速に行える。
次に、制御部70は、計数処理が一時停止した要因を判定する(ステップS122)。すなわち、制御部70は、停止要因が、計数処理停止要求、入金口Empty、リジェクト紙幣搬送不可、及び一時保留部搬送不可のうちのいずれに該当するかを判定する。そして、制御部70は、以下に説明するように、停止要因に応じた処理を行う。
(停止要因:入金口Empty)
ステップS122における計数処理の停止要因が入金口Emptyである場合の処理について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
図5のフローチャートで、制御部70は、まず、出金口18にリジェクト紙幣が集積されているか否かを判定する(ステップS132)。ステップS132で出金口18にリジェクト紙幣が集積されていると(Yes)、制御部70は、入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19が開いている、リジェクト紙幣抜取り待ち状態を維持する(ステップS134)。このリジェクト紙幣抜取り待ち状態で、職員が、リジェクト紙幣を出金口18から抜き取ることになる。また、職員は、リジェクト紙幣抜取り待ち状態で、入金口12に紙幣を追加投入できる。
その後、制御部70は、出金口18からリジェクト紙幣が抜き取られたのを検知すると(ステップS136)、出金口シャッタ19を閉める(ステップS138)。そして、制御部70は、入金口シャッタ13のみが開いている、紙幣投入待ち状態を維持する(ステップS140)。この紙幣投入待ち状態で、職員は、入金口12に紙幣(例えば、出金口18から抜き取ったリジェクト紙幣等)を追加投入できる。なお、ステップS132で出金口18にリジェクト紙幣が集積されていない場合も(No)、制御部70は、紙幣投入待ち状態を維持する(ステップS140)。
その後、制御部70は、入金口12に紙幣が投入されたことを検知すると(ステップS142:Yes)、図4のフローチャートに戻って入金口シャッタ13を閉める(ステップS110)。そして、制御部70は、再び計数処理を行う(ステップS112)。
(停止要因:計数処理停止要求、又はリジェクト紙幣搬送不可)
ステップS122における計数処理の停止要因が、計数処理停止要求、又はリジェクト紙幣搬送不可である場合の処理について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
図6のフローチャートで、制御部70は、入金口12に紙幣が集積されているか否かを判定する(ステップS152)。ステップS152で入金口12に紙幣が集積されていない場合には(No)、制御部70は、前述した図5のステップS132の処理を行う。すなわち、制御部70は、停止要因が入金口Emptyである場合と同じ処理を行う。
一方で、ステップS152で入金口12に紙幣が集積されている場合には(Yes)、制御部70は、出金口18にリジェクト紙幣が集積されているか否かを判定する(ステップS154)。ステップS154で出金口18にリジェクト紙幣が集積されている場合には(Yes)、制御部70は、入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19が開いている一時停止状態1を維持する(ステップS156)。この一時停止状態1で、職員は、入金口12に紙幣を追加投入できる。また、職員は、入金口12に集積された紙幣や、出金口18に集積されたリジェクト紙幣を抜き取り可能である。
一時停止状態1で入金口12の紙幣が抜き取られたことを検知すると(ステップS158:Yes)、制御部70は、図5のステップS132の処理に戻って、停止要因が入金口Emptyである場合と同じ処理を行う。一方で、出金口18のリジェクト紙幣が抜き取られたことを検知すると(ステップS160:Yes)、制御部70は、出金口シャッタ19を閉める(ステップS162)。そして、制御部70は、入金口シャッタ13が開いており、かつ出金口シャッタ19が閉じている一時停止状態2を維持する(ステップS164)。ステップS154で出金口18にリジェクト紙幣が集積されていない場合にも(No)、制御部70は、一時停止状態2を維持する(ステップS164)。
一時停止状態2では入金口シャッタ13のみが開いているので、職員は、入金口12への紙幣の追加投入や、入金口12の紙幣の抜き取りが可能である。そして、一時停止状態2で入金口12の紙幣が抜き取られると(ステップS166:Yes)、制御部70は、図5のステップS132の処理に戻って、停止要因が入金口Emptyである場合と同じ処理を行う。なお、一時停止状態2で、職員による計数処理の再開の要求を検知すると(ステップS168:Yes)、制御部70は、図4のフローチャートに戻って入金口シャッタ13を閉め(ステップS108)、再び計数処理を行う(ステップS110)。
(停止要因:一時保留部搬送不可)
ステップS122における計数処理の停止要因が一時保留部搬送不可である場合の処理について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
図7のフローチャートで、制御部70は、まず、出金口18にリジェクト紙幣が集積されているか否かを判定する(ステップS172)。ステップS172で出金口18にリジェクト紙幣が集積されている場合には(Yes)、制御部70は、入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19が開いている一時停止状態3を維持する(ステップS174)。この一時停止状態3で、職員は、入金口12に紙幣を追加投入できる。また、職員は、入金口12に集積された紙幣や、出金口18に集積されたリジェクト紙幣を抜き取り可能である。
一時停止状態3で出金口18のリジェクト紙幣が抜き取られたことを検知すると(ステップS176:Yes)、制御部70は、出金口シャッタ19を閉める(ステップS178)。そして、制御部70は、入金口シャッタ13が開いており、かつ出金口シャッタ19が閉じている集積処理待ち状態を維持する(ステップS180)。なお、集積処理待ち状態では入金口シャッタ13のみが開いているので、職員は、入金口12への紙幣の追加投入や、入金口12の紙幣の抜き取りが可能である。
集積処理待ち状態で職員による集積要求を検知すると(ステップS182:Yes)、制御部70は、一時保留部22の紙幣を紙幣カセット30A〜30Dに搬送する集積処理を実行する(ステップS184)。
(1−6.第1の実施形態の有効性)
上述した第1の実施形態によれば、入金口12に投入された紙幣の計数処理の際に計数処理の停止事象が発生した場合には、図5〜図7に示すように、計数処理を一時停止し、入金口シャッタ13を開ける。これにより、職員は、計数処理の停止中に入金口12に紙幣を投入できる。別言すれば、職員は、入金口12に投入された紙幣の計数処理が全て完了する前に入金口12に紙幣を追加投入できるので、多量の紙幣を効率的に入金処理することができる。
また、第1の実施形態では、計数処理の停止事象が発生した場合には、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19を開けることにより、職員は、計数処理の停止中に出金口18に集積されたリジェクト紙幣を抜き取ることができる。この結果、計数処理の停止中にリジェクト紙幣を入金口12に再投入することができるので、効率的に入金処理を行うことができる。
なお、上記では、計数処理の停止事象が発生した場合に、入金口シャッタ13が自動で開くこととして説明したが、これに限定されない。例えば、職員は、計数処理の停止事象が発生した場合に、閉じた状態の入金口シャッタ13を手動で開けて、入金口12に紙幣を追加投入しても良い。
また、入金口12には、紙幣の繰り出し前に紙幣を揃えるために押さえる押さえ板(不図示)が設けられても良い。押さえ板は、投入された紙幣の枚数に応じて移動可能な構成となっている。かかる構成において、職員が手動で入金口シャッタ13を開ける場合には、押さえ板も職員が移動させて、紙幣を追加投入することとなる。
<2.第2の実施形態>
第1の実施形態では、入金処理中における計数処理が一時停止すると、入金口12に紙幣を追加投入できる。そして、計数処理が一時停止する要因は、第1の実施形態では、計数処理停止要求、入金口Empty、リジェクト紙幣搬送不可、及び一時保留部搬送不可である。
第2の実施形態でも、計数処理が一時停止すると、入金口シャッタ13が開くので、入金口12に紙幣を追加投入できる。一方で、第2の実施形態における計数処理が一時停止する要因は、第1の実施形態と異なる。具体的には、第2の実施形態において計数処理が一時停止する要因は、前述した計数処理停止要求、入金口Empty、及び一時保留部搬送不可に加えて、リジェクト紙幣が出金口18に搬送される場合(リジェクト紙幣の発生)である。
すなわち、制御部70は、計数処理中にリジェクト紙幣の発生を検知すると、入金口12からの紙幣の繰り出しを一時停止する。なお、この時点で搬送路を搬送されて紙幣は、認識処理部20による鑑別結果に基づく搬送先に搬送され、その後に計数処理が一時停止する。このように、リジェクト紙幣が発生した場合に計数処理が一時停止するため、出金口18がリジェクト紙幣で満杯になることが無い。この結果、出金口18にリジェクト紙幣を搬送できない状態になることを防止できる。
図8は、第2の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。図8のフローチャートは、図4のフローチャートとほぼ同様である。ここでは、図4と異なる部分のみ説明する。
図8のステップS122で、制御部70は、計数処理が一時停止した要因を判定する。すなわち、制御部70は、停止要因が、計数処理停止要求、入金口Empty、リジェクト紙幣の発生、及び一時保留部搬送不可のうちのいずれに該当するかを判定する。
そして、停止要因がリジェクト紙幣の発生である場合には、制御部70は、前述した図6に示す処理を行う。図6のフローチャートにおいては、ステップS156の一時停止状態1の際に、職員は、出金口18に搬送されたリジェクト紙幣を抜き取り、確認することができる。また、職員が抜き取ったリジェクト紙幣を入金口12に再投入することで、計数処理を再度行うことができる。
なお、一時停止要因が、計数処理停止要求、入金口Empty、一時保留部搬送不可である場合には、第1の実施形態と同様な処理が行われる(図5〜図7参照)ので、詳細な説明は省略する。
上述した第2の実施形態によれば、制御部70は、リジェクト紙幣が出金口18に搬送されると、計数処理を一時停止する。これにより、職員は、計数処理の停止中に出金口18に集積されたリジェクト紙幣を直ぐに抜き取ることができる。また、リジェクト紙幣を確認できるので、リジェクトの発生要因を迅速に把握可能となる。更に、抜き取ったリジェクト紙幣を入金口12に再投入して、紙幣の鑑別を再度行うことができる。
<3.第3の実施形態>
(3−1.紙幣処理装置の構成例)
第1の実施形態に係る紙幣処理装置10は、一つの出金口18(図1)を有する。これに対して、第3の実施形態に係る紙幣処理装置10は、複数の出金口(具体的には、図9に示すように、第1出金口14、及び第2出金口15)を有する。
図9は、第3の実施形態に係る紙幣処理装置10の内部構成例を示す図である。第1出金口14及び第2出金口15は、排出する紙幣を集積する集積機能を有する。第1出金口14及び第2出金口15は、一例として、紙幣を100枚(最大集積枚数)集積できる容量を有する。図9に示す例では、出金口が2つ設けられているが、これに限定されず、例えば出金口が3つ以上であってもよい。なお、図10に示すように、第1出金口14には開口部を開閉する第1出金口シャッタ(以下、第1シャッタと呼ぶ)16が、第2出金口15には開口部を開閉する第2出金口シャッタ(以下、第2シャッタと呼ぶ)17が、それぞれ設けられている。
図10は、第1シャッタ16及び第2シャッタ17の構成例を示す模式図である。図10(a)には、第1シャッタ16及び第2シャッタ17が閉じた状態が示され、図10(b)には、第1シャッタ16が開いた状態が示されている。第1シャッタ16及び第2シャッタ17は、移動することにより第1出金口14と第2出金口15を閉じる。なお、第1出金口14に紙幣が搬送されている際には、第1シャッタ16は閉じており、第2出金口15に紙幣が搬送されている際には、第2シャッタ17は閉じている。なお、図10では、平面状の第1シャッタ16及び第2シャッタ17をスライドさせて開閉させているが、曲面状のシャッタを回動させて開閉されても良い。
搬送部24は、制御部70により制御され、紙幣を目的の搬送先(例えば、第1出金口14又は第2出金口15)に搬送する。例えば、搬送部24は、搬送路に切替ブレード等の部材を有しており、切替ブレードを例えば回動させることで、搬送先として第1出金口14又は第2出金口15に設定できる。
そして、第3の実施形態では、制御部70は、計数処理の際にリジェクト紙幣が発生すると、リジェクト紙幣を第1出金口14と第2出金口15に交互に搬送する。具体的には、制御部70は、リジェクトの発生を検出する度に、リジェクト紙幣の搬送先を第1出金口14と第2出金口15の間で切り替える。これにより、職員は、計数処理を停止させずに、第1出金口14又は第2出金口15のリジェクト紙幣を抜き取り、確認することができる。
紙幣処理装置10の上述した構成以外の構成は、第1の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
(3−2.入金処理例)
次に、図11〜図14を参照しながら、第3の実施形態に係る入金処理例について説明する。
図11〜図14は、第3の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。図11〜図14に示す入金処理は、図4〜図7で説明した第1の実施形態と同様に、入金紙幣を一時保留部22へ退避させた後に、一時保留部22から紙幣カセット30A〜30Dに集積する通常入金処理である。そこで、以下においては、図4〜図7に示すフローチャートと異なる部分を中心に説明する。
図11のステップS108で入金口12に紙幣が投入されたことを検知すると(Yes)、制御部70は、リジェクト紙幣の搬送先を、第1出金口14と第2出金口15のうちの一方の出金口(ここでは、第1出金口14)に設定する(ステップS202)。そして、制御部70は、入金口シャッタ13を閉め(ステップS110)、図15に示す計数処理を実行する(ステップS112)。
(計数処理)
図15は、第3の実施形態に係る入金紙幣の計数処理例を示すフローチャートである。
図15の計数処理は、リジェクト紙幣の搬送先が第1出金口14で、第1シャッタ16及び第2シャッタ17が閉じているシャッタ開閉状態1で開始される(ステップS302)。シャッタ開閉状態1で、制御部70は、入金口12に投入された紙幣を繰り出して搬送する。その後、制御部70が、リジェクト紙幣の発生を検知したものとする(ステップS304)。
すると、制御部70は、発生したリジェクト紙幣が第1出金口14に集積された後、リジェクト紙幣の搬送先を第2出金口15へ切り替える(ステップS306)。例えば、制御部70は、切替ブレードを回動することにより、紙幣の搬送を停止させずに搬送先を切り替える。これにより、リジェクト紙幣が第2出金口15へ搬送される。
次に、制御部70は、リジェクト紙幣が集積された第1出金口14の第1シャッタ16を開ける(ステップS308)。そして、制御部70は、第1シャッタ16が開いており、かつ第2シャッタ17が閉じているシャッタ開閉状態2を維持する(ステップS310)。この際、職員は、第1出金口14に集積されたリジェクト紙幣を抜き取ることができる。
シャッタ開閉状態2で、リジェクト紙幣の搬送先は、第2出金口15である。そして、制御部70は、第1出金口14からリジェクト紙幣が抜き取られる前に、リジェクト紙幣の発生を検知したか否かを判定する(ステップS312)。ステップS312でリジェクト紙幣の発生を検知すると(Yes)、制御部70は、計数処理を停止する(ステップS334)。すなわち、制御部70は、入金口12からの紙幣の繰り出しを停止し、その時点で搬送中の紙幣を鑑別結果に基づく搬送先に搬送した後に、計数処理を停止する。
一方で、リジェクト紙幣の発生前に(ステップS312:No)、第1出金口14のリジェクト紙幣の抜き取りを検知すると(ステップS314)、制御部70は、第1シャッタ16を閉じる(ステップS316)。そして、制御部70は、第1シャッタ16及び第2シャッタ17が閉じているシャッタ開閉状態3を維持する(ステップS318)。この際に、リジェクト紙幣の搬送先は第2出金口15である。
その後、制御部70は、シャッタ開閉状態3でリジェクト紙幣の発生を検知すると(ステップS320)、リジェクト紙幣の搬送先を第1出金口14へ切り替え(ステップS322)、第2シャッタ17を開ける(ステップS324)。そして、制御部70は、第1シャッタ16が閉じており、かつ第2シャッタ17が開いているシャッタ開閉状態4を維持する(ステップS326)。この際、職員は、第2出金口15に集積されたリジェクト紙幣を抜き取ることができる。
シャッタ開閉状態4で、リジェクト紙幣の搬送先は、第1出金口14である。そして、制御部70は、第1出金口14からリジェクト紙幣が抜き取られる前に、リジェクト紙幣の発生を検知したか否かを判定する(ステップS328)。ステップS328でリジェクト紙幣の発生を検知すると(Yes)、制御部70は、計数処理を停止する(ステップS334)。
一方で、リジェクト紙幣の発生前に(ステップS328:No)、第2出金口15のリジェクト紙幣の抜き取りを検知すると(ステップS330)、制御部70は、第2シャッタ17を閉じる(ステップS332)。そして、制御部70は、第1シャッタ16及び第2シャッタ17が閉じているシャッタ開閉状態1を維持する(ステップS302)。
なお、計数処理中に、前述した計数処理の停止要因である、計数処理停止要求、入金口Empty、及び一時保留部搬送不可のうちのいずれかが発生した場合には(ステップS336)、制御部70は、計数処理を停止する(ステップS334)。
このように、計数処理が停止するまで、図15のフローチャートの処理が繰り返される。そして、計数処理が停止すると、図11のフローチャートに戻って、入金処理が継続される。制御部70は、計数処理が一時停止したことを検知すると(ステップS114:Yes)、入金口シャッタ13と第1シャッタ16と第2シャッタ17の動作を並行して処理する。
すなわち、制御部70は、入金口シャッタ13を開ける(ステップS204)。また、制御部70は、第1出金口14にリジェクト紙幣が集積されているか否かを判定し(ステップS206)、ステップS206で第1出金口14にリジェクト紙幣が集積されていると(Yes)、第1シャッタ16を開ける(ステップS208)。さらに、制御部70は、第2出金口15にリジェクト紙幣が集積されているか否かを判定し(ステップS210)、ステップS210で第2出金口15にリジェクト紙幣が集積されていると(Yes)、第2シャッタ17を開ける(ステップS212)。この際、制御部70は、入金口シャッタ13と、第1シャッタ16(又は第2シャッタ17)とを同時に開ける。
次に、制御部70は、計数処理が一時停止した要因を判定する(ステップS122)。すなわち、制御部70は、停止要因が、計数処理停止要求、入金口Empty、リジェクト紙幣搬送不可、及び一時保留部搬送不可のうちのいずれに該当するかを判定する。そして、制御部70は、第1の実施形態と同様に停止要因に応じた処理を行う。
(停止要因:入金口Empty)
ステップS122における計数処理の停止要因が入金口Emptyである場合の処理について、図12のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、図5に示すフローチャートと異なる部分を中心に説明する。
図12のステップS134の出金口紙幣抜取り待ち状態で、制御部70は、第1出金口14のリジェクト紙幣が抜き取られたのを検知すると(ステップS222:Yes)、第1シャッタ16を閉める(ステップS224)。同様に、制御部70は、第2出金口15のリジェクト紙幣が抜き取られたのを検知すると(ステップS226:Yes)、第2シャッタ17を閉める(ステップS228)。なお、制御部70は、リジェクト紙幣が抜き取られたのを検知しないと(ステップS222:No、S226:No)、第1シャッタ16、第2シャッタ17を閉めない。
そして、制御部70は、第1出金口14及び第2出金口15にリジェクト紙幣が集積されていないことを検知するまで(ステップS230:Yes)、上述したステップS222〜S228の処理を繰り返す。その後の処理は、図5のフローチャートと同様であるので、詳細な説明は省略する。
(停止要因:計数処理停止要求、又はリジェクト紙幣搬送不可)
ステップS122における計数処理の停止要因が、計数処理停止要求、又はリジェクト紙幣搬送不可である場合の処理について、図13のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、図6に示すフローチャートと異なる部分を中心に説明する。
図13のステップS156の一時停止状態1で、制御部70は、第1出金口14のリジェクト紙幣が抜き取られたのを検知すると(ステップS242:Yes)、第1シャッタ16を閉める(ステップS244)。同様に、制御部70は、第2出金口15のリジェクト紙幣が抜き取られたのを検知すると(ステップS246:Yes)、第2シャッタ17を閉める(ステップS248)。
そして、制御部70は、第1出金口14及び第2出金口15にリジェクト紙幣が集積されていないことを検知するまで(ステップS250:Yes)、上述したステップS242〜S248の処理を繰り返す。その後の処理は、図6のフローチャートと同様であるので、詳細な説明は省略する。
(停止要因:一時保留部搬送不可)
ステップS122における計数処理の停止要因が一時保留部搬送不可である場合の処理について、図14のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、図7に示すフローチャートと異なる部分を中心に説明する。
図14のステップS174の一時停止状態3で、制御部70は、第1出金口14のリジェクト紙幣が抜き取られたのを検知すると(ステップS262:Yes)、第1シャッタ16を閉める(ステップS264)。同様に、制御部70は、第2出金口15のリジェクト紙幣が抜き取られたのを検知すると(ステップS266:Yes)、第2シャッタ17を閉める(ステップS268)。
そして、制御部70は、第1出金口14及び第2出金口15にリジェクト紙幣が集積されていないことを検知するまで(ステップS270:Yes)、上述したステップS262〜S268の処理を繰り返す。その後の処理は、図7のフローチャートと同様であるので、詳細な説明は省略する。
上述した第3の実施形態によれば、図15に示すように、計数処理の際にリジェクト紙幣が発生すると、リジェクト紙幣を第1出金口14と第2出金口15に交互に搬送する。これにより、職員は、計数処理を停止させずに、第1出金口14又は第2出金口15のリジェクト紙幣を抜き取り、確認することができる。
<4.第4の実施形態>
(4−1.紙幣処理装置の構成例)
第4の実施形態に係る紙幣処理装置10は、第1の実施形態と同様に、入金口12及び出金口18と、入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19とを有する。
また、第4の実施形態に係る紙幣処理装置10は、第1〜第3の実施形態とは異なり、入金口シャッタ13をロック可能なロック機構84(図16参照)を有する。これにより、職員は、入金口シャッタ13のロック中は、手動で入金口シャッタ13を開けることができず、入金口シャッタ13のロックが解除されている時は、手動で入金口シャッタ13を開けることができる。なお、第1〜第3の実施形態にロック機構84を設けても良い。
図16は、第4の実施形態に係る紙幣処理装置10の機能構成例を示すブロック図である。図16に示すように、第4の実施形態では、制御部70は、搬送部24による紙幣の搬送と、入金口シャッタ13及び出金口シャッタ19の開閉動作に加えて、ロック機構84の動作を制御する。
制御部70は、計数処理の際には、ロック機構84により入金口シャッタ13をロックする。一方で、制御部70は、入金口12の紙幣を紙幣カセット30A〜30Dに搬送する際(具体的には、一時保留部22の紙幣の集積処理の際)に、閉状態にある入金口シャッタ13のロック状態を解除する。これにより、職員は、集積処理の際に、ロック状態が解除された入金口シャッタ13を手動で開けて、入金口12に紙幣を追加投入できる。また、入金口シャッタ13が閉じた状態にあるので、紙幣処理装置10の操作音等が外部に漏れることを防止できる。
なお、上記では集積処理の際に入金口シャッタ13のロック状態が解除されることとしたが、例えば、制御部70は、入金口12の紙幣を紙幣カセット30A〜30Dに搬送するダイレクト入金処理の際に、閉状態にある入金口シャッタ13に対するロック機構によるロック状態を解除しても良い。
(4−2.入金処理例)
次に、図17〜図20を参照しながら、第4の実施形態に係る入金処理例について説明する。
図17〜図20は、第4の実施形態に係る入金処理例を示すフローチャートである。図17〜図20に示す入金処理は、図4〜図7で説明した第1の実施形態と同様に、入金紙幣を一時保留部22へ退避させた後に、一時保留部22から紙幣カセット30A〜30Dに集積する通常入金処理である。そこで、以下においては、図4〜図7に示すフローチャートと異なる部分を中心に説明する。
図17のステップS102で入金処理の指示を受け付けると、制御部70は、入金口シャッタ13のロック状態を解除し(ステップS402)、入金口シャッタ13を開ける(ステップS104)。その後、入金口12に紙幣が投入されたことを検知すると(ステップS108:Yes)、制御部70は、入金口シャッタ13を閉じ(ステップS110)、入金口シャッタ13をロックする(ステップS404)。次に、制御部70は、入金紙幣の計数処理を行う(ステップS112)。
第4の実施形態でも、第1の実施形態と同様に、制御部70は、計数処理停止要求、入金口Empty、リジェクト紙幣搬送不可、及び一時保留部搬送不可のうちの何れかの要因により計数処理が一時停止したことを検知すると(ステップS114:Yes)、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19の動作を並行して処理する。
すなわち、制御部70は、入金口シャッタ13のロック状態を解除し(ステップS406)、入金口シャッタ13を開ける(ステップS116)。また、制御部70は、出金口18にリジェクト紙幣が集積されているか否かを判定し(ステップS118)、ステップS118で出金口18にリジェクト紙幣が集積されていると(Yes)、出金口シャッタ19を開ける(ステップS120)。この際、制御部70は、入金口シャッタ13と出金口シャッタ19を同時に開ける。
次に、制御部70は、計数処理が一時停止した要因を判定し(ステップS122)、以下に説明するように、停止要因に応じた処理を行う。
(停止要因:入金口Empty)
ステップS122における計数処理の停止要因が入金口Emptyである場合の処理について、図18のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、図5に示すフローチャートと異なる部分を中心に説明する。
図18のステップS140の紙幣投入待ち状態で、入金口12に紙幣が投入されたことを検知すると(ステップS142:Yes)、制御部70は、図17のフローチャートに戻って入金口シャッタ13を閉める(ステップS110)。一方で、入金口12に紙幣が投入されずに(ステップS142:No)集積処理の要求があった場合には(ステップS422:Yes)、制御部70は、後述する図19のフローチャートに進み入金口シャッタ13を閉めて(ステップS442)、集積処理を実行する(ステップS184)。
ここで、集積処理中は、入金口シャッタ13は閉じているが、入金口シャッタ13のロック状態は解除されている。このため、職員は、集積処理中に、手動で入金口シャッタ13を開けたり閉じたりできるので、入金口12に紙幣を追加投入できる。
(停止要因:計数処理停止要求、又はリジェクト紙幣搬送不可)
ステップS122における計数処理の停止要因が、計数処理停止要求、又はリジェクト紙幣搬送不可である場合には、前述した図6のフローチャートに示す処理が実行される。このため、詳細な説明は省略する。
(停止要因:一時保留部搬送不可)
ステップS122における計数処理の停止要因が一時保留部搬送不可である場合の処理について、図19及び図20のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、図7に示すフローチャートと異なる部分を中心に説明する。
図19のステップS180の集積処理待ち状態で、制御部70は、集積処理の要求を検知すると(ステップS182:Yes)、入金口シャッタ13を閉じ(ステップS442)、集積処理を実行する(ステップS184)。前述したように集積処理中は入金口シャッタ13のロックは解除されているので、職員は、入金口12に紙幣を追加投入できる。その後、集積処理が終了すると(ステップS444:Yes)、制御部70は、図20に示すように、入金口12に紙幣が集積されているか否か、及び入金口シャッタ13の開閉状態を判定する(ステップS462、S464、S466)。
そして、ステップS462で入金口12に紙幣が集積され(Yes)、かつステップS464で入金口シャッタ13が開いている場合には(Yes)、制御部70は、図17のフローチャートに戻って、入金口シャッタ13を閉じ(S110)、入金口シャッタ13をロックする(ステップS404)。一方で、ステップS464で入金口シャッタ13が閉じている場合には(No)、制御部70は、入金口シャッタ13をロックする(ステップS404)。
一方で、ステップS462で入金口12に紙幣が集積されておらず(No)、かつステップS466で入金口シャッタ13が閉じている場合には(Yes)、制御部70は、図17のフローチャートに戻って、入金口シャッタ13を開け(ステップS104)、紙幣投入待ち状態を維持する(ステップS106)。一方で、ステップS466で入金口シャッタ13が開いている場合には(No)、制御部70は、紙幣投入待ち状態を維持する(ステップS106)。
上述した第4の実施形態によれば、入金口12の紙幣を紙幣カセット30A〜30Dに搬送する際(具体的には、一時保留部22の紙幣の集積処理の際)に、閉状態にある入金口シャッタ13のロック状態を解除する。これにより、紙幣処理装置10の操作音等が外部に漏れることを防止しながら、職員は集積処理の際に入金口12に紙幣を追加投入できる。
なお、紙幣カセット30A〜30Dへの集積処理が完了した後に、入金口12に投入された紙幣を繰り出す処理は、通常、職員が入金処理の開始を選択することで実行される。しかし、これに限定されず、集積処理が完了した際に入金口12に紙幣が集積されていれば、自動で、入金口12の紙幣を繰り出しても良い。また、職員が、集積処理が完了した後に自動で紙幣を繰り出す動作の実行の有無を、予め選択できても良い。例えば、職員が、選択可能な予約ボタンを事前に押下した場合に、集積処理が完了した後に自動で紙幣を繰り出す動作の実行することとしても良い。
<5.まとめ>
上述した実施形態に係る紙幣処理装置10は、紙幣の搬送中に搬送を停止させる停止事象(例えば、計数処理の停止要因)が発生した場合には、入金口シャッタ13を開け、又は入金口シャッタ13を手動で開くことができる閉状態にする。
これにより、停止事象が発生した際に、入金口シャッタ13が開いており、又は手動で入金口シャッタを開けることができるので、紙幣の搬送の停止中に入金口12に紙幣を投入できる。この結果、入金口12に投入された紙幣が全て処理される前に入金口12に紙幣を追加投入できるので、多量の紙幣を効率的に入金処理することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上述した紙幣処理装置10の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、紙幣処理装置10の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、紙幣処理装置10に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した紙幣処理装置10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。
また、上述した実施形態では、紙幣処理装置10を職員操作型端末に適用して説明したが、これに限定されない。例えば、顧客操作型端末であって、紙幣を還流させる(リサイクルさせる)タイプのATM(Automated teller machine)に代表される自動取引装置の現金処理部に適用してもよい。自動取引装置は、銀行、駅構内およびコンビニエンスストアなど、多様な場所に設置されている。顧客は、この自動取引装置に表示される表示画面において各種操作を行うことにより、入金、出金および残高照会などの取引を行うことができる。
10 紙幣処理装置
12 入金口
13 入金口シャッタ
14 第1出金口
15 第2出金口
16 第1シャッタ
17 第2シャッタ
18 出金口
19 出金口シャッタ
20 紙幣認識部
22 一時保留部
24 搬送部
30A〜30D 紙幣カセット
70 制御部
82 検知部
84 ロック機構

Claims (12)

  1. 紙幣が投入される入金口と、
    前記入金口の前記紙幣を搬送する搬送部と、
    移動することにより前記入金口を開閉可能な入金口開閉部材と、
    前記搬送部による前記紙幣の搬送と、前記入金口開閉部材の開閉動作とを制御する制御部と、
    計数処理の際に発生するリジェクト紙幣が搬送される出金口と、
    移動することにより前記出金口を開閉可能な出金口開閉部材と、
    を備え、
    前記制御部は、前記入金口に投入された前記紙幣の前記計数処理の際に前記計数処理の停止事象が発生した場合には、前記計数処理を一時停止し、前記入金口開閉部材と前記出金口開閉部材を開ける、紙幣処理装置。
  2. 請求項に記載の紙幣処理装置において、
    前記制御部は、前記入金口開閉部材と前記出金口開閉部材を同時に開ける、紙幣処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の紙幣処理装置において、
    前記停止事象は、前記制御部が前記計数処理を停止させる要求を受け取る事象である、紙幣処理装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の紙幣処理装置において、
    前記計数処理の際に前記紙幣を鑑別する紙幣鑑別部を更に備え、
    前記リジェクト紙幣は、前記紙幣鑑別部により鑑別されて、前記出金口へ搬送され、
    前記停止事象は、前記リジェクト紙幣が前記出金口に搬送される事象も含まれる、紙幣処理装置。
  5. 紙幣が投入される入金口と、
    前記入金口の前記紙幣を搬送する搬送部と、
    移動することにより前記入金口を開閉可能な入金口開閉部材と、
    前記搬送部による前記紙幣の搬送と、前記入金口開閉部材の開閉動作とを制御する制御部と、
    数処理の際に前記紙幣を鑑別する紙幣鑑別部と、
    前記紙幣鑑別部により鑑別されたリジェクト紙幣が搬送される第1出金口及び第2出金口と、
    を備え、
    前記制御部は、前記計数処理の際に、前記リジェクト紙幣を前記第1出金口と前記第2出金口に交互に搬送し、
    前記制御部は、前記入金口に投入された前記紙幣の前記計数処理の際に前記計数処理の停止事象が発生した場合には、前記計数処理を一時停止し、前記入金口開閉部材を開ける、紙幣処理装置。
  6. 請求項に記載の紙幣処理装置において、
    前記制御部は、リジェクトの発生を検出する度に、前記リジェクト紙幣の搬送先を前記第1出金口と前記第2出金口との間で切り替える、紙幣処理装置。
  7. 請求項1又は2に記載の紙幣処理装置において、
    前記計数処理の際に前記紙幣を鑑別する紙幣鑑別部と、
    前記入金口から搬送された前記紙幣が一時的に集積される一時集積部と、
    を更に備え、
    前記停止事象は、
    前記制御部が前記計数処理の停止要求を受け取る事象、前記入金口から前記紙幣が全て搬送された事象、前記紙幣鑑別部により鑑別された前記リジェクト紙幣を搬送できない事象、前記一時集積部に前記リジェクト紙幣が所定枚数集積された事象の何れかである、紙幣処理装置。
  8. 紙幣が投入される入金口と、
    前記入金口の前記紙幣を搬送する搬送部と、
    前記紙幣が搬送されて収納される収納部と、
    移動することにより前記入金口を開閉可能な入金口開閉部材と、
    前記入金口開閉部材をロック可能なロック機構と、
    前記搬送部による前記紙幣の搬送と、前記入金口開閉部材の開閉動作と、前記ロック機構の動作とを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記入金口の前記紙幣を前記収納部に搬送する際に、閉状態にある前記入金口開閉部材のロック状態を解除する、紙幣処理装置。
  9. 請求項に記載の紙幣処理装置であって、
    入金処理の際に前記入金口から搬送された前記紙幣が一時的に集積される一時集積部を更に備え、
    前記制御部は、前記一時集積部に集積された前記紙幣を前記収納部に搬送する際に、閉状態にある前記入金口開閉部材のロック状態を解除する、紙幣処理装置。
  10. 紙幣が投入される入金口と、
    前記入金口の前記紙幣を搬送する搬送部と、
    前記入金口に投入された前記紙幣の計数処理の際に発生するリジェクト紙幣が搬送される出金口と、
    移動することにより前記出金口を開閉可能な出金口開閉部材と、
    前記搬送部による前記紙幣の搬送と、前記出金口開閉部材の開閉動作とを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記計数処理の際に停止事象が発生した場合には、前記出金口開閉部材を開け、
    前記停止事象は、前記入金口から前記紙幣が全て搬送された事象である、紙幣処理装置
  11. 請求項10に記載の紙幣処理装置において、
    前記計数処理の際に前記紙幣を鑑別する紙幣鑑別部をさらに備え、
    前記リジェクト紙幣は、前記紙幣鑑別部により鑑別されて、前記出金口へ搬送され、
    前記停止事象には、前記リジェクト紙幣が前記出金口に搬送される事象も含まれる、紙幣処理装置。
  12. 請求項11に記載の紙幣処理装置において、
    前記入金口に、前記紙幣を押さえる押さえ板を更に備え、
    前記停止事象が発生したときは、前記計数処理を一時停止し、前記押さえ板は移動される、紙幣処理装置。
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