JP2003248855A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置

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JP2003248855A
JP2003248855A JP2002049116A JP2002049116A JP2003248855A JP 2003248855 A JP2003248855 A JP 2003248855A JP 2002049116 A JP2002049116 A JP 2002049116A JP 2002049116 A JP2002049116 A JP 2002049116A JP 2003248855 A JP2003248855 A JP 2003248855A
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Japan
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shutter
paper
unit
cam
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JP2002049116A
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English (en)
Inventor
Toshiki Henmi
敏紀 邊見
Toshinori Shigeyama
俊徳 茂山
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッター閉塞動作時におけるけがの防止
と、シャッターの手動開放を可能にした紙葉類処理装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 駆動モータ12の動力をトルクリミッタ
3を介してシャッター1を開閉可能に支持する第1の回
転軸2に伝達する構成にし、シャッター閉塞動作時に指
が挟まってもトルクリミッタ3の設定値以上の力をシャ
ッター1に伝達しないようにして、けがを防止するよう
にする。また、シャッター1の閉塞時は、第1の回転軸
2に固着された円盤状の第1のカム5の切り欠き部6に
第2のカム8の第1の端部8aが係合することでシャッ
ター1をロック状態に保持し、停電時には、手動で第2
のカム8の第2の端部8bを押すことで第1のカムと第
2のカムとの係合を開放し、これによって手動でシャッ
ター1を開放可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙葉類処理装置に関
し、特に入金紙幣の返却動作および出金紙幣の放出動作
が完了するまで、出金口に集積した紙幣に触らせないた
めのシャッター開閉機構を備え、入金した紙幣を釣り銭
等の出金に使用するリサイクル紙幣処理装置に適用して
好適な紙葉類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技場などに設置される両替機や券売機
には、紙幣を取り扱う紙幣処理装置が搭載されている。
このような紙幣処理装置は、紙幣が投入された場合に、
その紙幣を、金種別に設けられた収納庫に収納し、収納
された紙幣を、必要に応じて、両替紙幣あるいは釣銭紙
幣として利用者側に出金するようになっている。
【0003】図5は従来の紙幣処理装置の一例を示す側
面図、図6は従来の紙幣処理装置のシャッター開放状態
を示す側面図である。紙幣処理装置100は、複数の紙
幣を一括で投入可能な紙幣投入口101を有し、この下
流側には、紙幣投入口101から投入された紙幣を1枚
ずつに分離して取込む入庫紙幣分離取込み部102と、
取込んだ紙幣を搬送する入庫紙幣搬送部103と、この
入庫紙幣搬送部103の途中で、紙幣の金種を鑑別する
入庫紙幣鑑別部104とが配置されている。
【0004】入庫紙幣鑑別部104の下流側には、金種
別に搬送方向を切替える複数の収納搬送切替えゲート1
05と、金種別に順次積み重ねて整列収納する複数の収
納庫106,107とが配置されている。ここで、収納
庫106は、釣り銭等の出金に用いられない金種の紙幣
を収納し、収納庫107は、入金された紙幣を釣銭とし
てリサイクルすることができる金種の紙幣を収納する。
【0005】このリサイクル紙幣用の収納庫107は、
その底面高さを収納時と出金時とで調節する底面昇降機
構部108を備えている。この底面昇降機構部108
は、紙幣収納時に底面を降下させて集積された収納紙幣
の上部に収納用の空間を作り、その空間に振り分けされ
た紙幣を導入する。出金時には、底面昇降機構部108
が収納庫107の中に整列収納された紙幣を持ち上げて
分離繰出し部109に押し付けるようにする。その後、
分離繰出し部109を回転させることにより、収納庫1
07内の収納紙幣が最上層から1枚ずつ順次分離繰出し
され、指定枚数の紙幣が釣り銭紙幣または両替紙幣とし
て出金されるようになっている。
【0006】また、入庫紙幣鑑別部104と収納搬送切
替えゲート105との間の紙幣搬送部の途中には、搬送
切替えゲート110,111が設けられている。ここ
で、搬送切替えゲート110は、入金された紙幣が入庫
紙幣鑑別部104により偽札と判断された場合、およ
び、釣り銭のためあるいは上位装置からの出金指令に応
じてリサイクル紙幣用の収納庫107から出金があった
場合に搬送路を返却・出金口112の側へ切替え、入金
された紙幣または収納庫107から繰出された紙幣を返
却または出金するようにしている。一方、搬送切替えゲ
ート111は、出金時に分離繰出し部109から紙幣が
重なり状態で繰出されるなどして、リサイクル紙幣用の
収納庫107の近傍に設けられて入出庫紙幣の枚数を計
数している紙幣計数部(図示しない)が分離繰出し部1
09から繰出された紙幣を正常に計数することができな
かった場合に搬送路を出金リジェクト庫113の側へ切
替え、それらの紙幣を収納するようにしている。
【0007】収納庫106,107および出金リジェク
ト庫113の前面には、収納された紙幣の回収または釣
り銭補充のために開放および閉塞することができる収納
扉114が開閉可能に設けられている。
【0008】返却・出金口112には、回転軸115に
回動可能に支持された円弧状のシャッター116が設け
られている。入金紙幣の鑑別結果により偽札と判断され
た紙幣、および、上位からの出金指令に基づき、出金可
能な収納庫107より繰出された紙幣が返却・出金口1
12に放出完了すると、シャッター116は、図6に示
すように、回転軸115を中心に図中時計回り方向に回
転し、返却・出金口112に集積された紙幣117は開
放され、抜き取りが可能になる。また、返却または出金
された紙幣117が返却・出金口112から抜き取られ
ると、センサ118により抜き取りが検出されてシャッ
ター116を閉塞する。
【0009】次に、そのシャッター116の開閉機構に
ついて説明する。図7は従来の紙幣処理装置が有するシ
ャッターの開閉機構を例示する図であって、(A)はそ
の平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図、(D)
は右側面図である。
【0010】シャッター116は、これを閉じた状態で
上面から見るとコの字型をしており、両側面部119に
は回転軸115が固着されている。この回転軸115
は、軸受け等により側板120に回動自在に支持されて
いる。また、一方の回転軸115には、タイミングプー
リ121が固着されており、駆動モータ122からの駆
動力をタイミングベルトを介してシャッター116へ伝
達している。
【0011】他方の回転軸115には、一部を切り欠い
た円盤状の位置検知板123が固着されており、その位
置検知板123の切り欠き部の回転軌跡上に複数のセン
サ124が配置されている。このセンサ124が位置検
知板123の切り欠きを検知することにより、シャッタ
ー116の開閉位置を検出するようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シャッターの開閉機構では、駆動モータからの動力が直
接シャッターに伝達されているため、返却・出金口に集
積した紙幣の抜き取りをセンサが検出した後のシャッタ
ー閉塞動作時に、誤って手などを返却・出金口に入れて
しまった場合、センサによって手を検知できればシャッ
ターの閉塞動作は停止するが、センサが無い場所に手を
入れてしまった場合、シャッターの閉塞により手が挟ま
れてけがをする恐れがある。そのため、過電流を検知し
て駆動モータを停止、逆転し、シャッターを開放する対
策を行っているが、十分な対策ではないという問題点が
あった。
【0013】また、通常動力伝達機構等の可動部は、手
で触られない様にカバーしているため、停電等のトラブ
ルで駆動モータが回らなかった場合、シャッターを開放
するのが困難であるという問題もある。
【0014】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、シャッター閉塞動作時におけるけがの防止
と、シャッターの手動開放を可能にした紙葉類処理装置
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、投入された有効でない紙葉類または内部
に収納された紙葉類を放出する紙葉類放出口および前記
紙葉類放出口を開閉するシャッター開閉機構を備えた紙
葉類処理装置において、前記シャッター開閉機構は、前
記紙葉類放出口を開閉するシャッターと、前記シャッタ
ーを開閉方向に回動自在に装置フレームに支持する第1
の回転軸と、前記第1の回転軸に固着された前記シャッ
ターを開閉するよう駆動する駆動モータと、前記駆動モ
ータの動力をトルクリミッタを介して前記第1の回転軸
に伝達する第1の動力伝達機構と、前記第1の回転軸に
固着されて少なくとも一部に第1の切り欠き部を有する
位置検知板と、前記位置検知板の前記第1の切り欠き部
を検出することにより前記シャッターの開閉位置を検出
する複数のセンサと、を有することを特徴とする紙葉類
処理装置が提供される。
【0016】このような紙葉類処理装置によれば、駆動
モータの動力をトルクリミッタを介してシャッターを開
閉可能に支持する第1の回転軸に伝達する構成にしてい
る。これにより、シャッター閉塞動作時に指が挟まって
も、トルクリミッタの設定値以上の動力はシャッターに
伝達することがないため、けがをすることがない。
【0017】また、シャッター開閉機構は、第1の回転
軸に固着され、外周の一部に第2の切り欠き部を有する
円盤状の第1のカムと、第1の回転軸と平行で、回転自
在に支持された第2の回転軸と、第2の回転軸に固着さ
れて第1のカムの外周と係合する第2のカムと、駆動モ
ータの動力をトルクリミッタを介して第2の回転軸に伝
達する第2の動力伝達機構とをさらに有している。
【0018】これにより、シャッターの閉塞時は、シャ
ッターの回転軸に固着された円盤状の第1のカムの切り
欠き部に第2のカムが係合することでシャッターをロッ
ク状態に保持し、停電時には、手動で第1のカムと第2
のカムとの係合を開放することで、シャッターを手動で
開放することができるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、紙
幣処理装置に適用した場合を例に図面を参照して詳細に
説明するが、紙幣処理装置の基本構成は従来例として例
示した図5および図6の構成と同一のため、ここでは、
シャッターの開閉機構のみを示す。
【0020】図1は本発明によるシャッター開閉機構の
構成を示す側面図である。本発明によるシャッター開閉
機構は、紙幣処理装置の返却・出金口に開閉可能に設け
られたシャッター1を備えている。このシャッター1の
側面には、開閉時における回転中心をなす第1の回転軸
2が固着され、この第1の回転軸2は、図示しない軸受
けにて装置フレームに回動自在に支持されている。この
第1の回転軸2には、トルクリミッタ3が組み込まれた
タイミングプーリ4が取り付けられている。第1の回転
軸2は、また、第1のカム5が固着され、その外周の一
部には切り欠き部6が設けられている。
【0021】第1のカム5の近傍には、第2の回転軸7
が第1の回転軸2と平行で回動可能に支持されている。
この第2の回転軸7には、第1のカム5の外周と係合す
る第2のカム8が固着されている。この第2のカム8
は、第1の端部8aおよび第2の端部8bを有し、略L
字型の形状に形成されている。第2の回転軸7には、さ
らに、トルクリミッタ9を組み込んだタイミングプーリ
10が取り付けられている。
【0022】そして、トルクリミッタ3,9がそれぞれ
組み込まれた2つのタイミングプーリ4,10は、タイ
ミングベルト11により駆動モータ12から動力を伝達
するよう構成されている。各トルクリミッタ3,9は、
その設定値をシャッター開閉負荷の1.2〜2倍程度の
トルクとし、駆動モータ12の動力を制限しながら第1
のカム5および第2のカム8に伝達するようにしてい
る。
【0023】次に、以上の構成のシャッター開閉機構の
動作について図2〜図4を用いて説明する。図2はシャ
ッター開閉機構の開放動作の説明図であって、(A)は
駆動モータ側を示し、(B)は位置検知板側を示してい
る。図3はシャッター開閉機構の開放完了状態の説明図
であって、(A)は駆動モータ側を示し、(B)は位置
検知板側を示している。図4はシャッター開閉機構の閉
塞動作途中の説明図であって、(A)は駆動モータ側を
示し、(B)は位置検知板側を示している。
【0024】まず、シャッター1が閉塞されている状態
は、図2の(B)に示したように、図の下側の位置セン
サ13がタイミングプーリ4と反対側に設けられた位置
検知板14の切り欠き部15を検出することで判断され
て、この状態で返却・出金口に紙幣の放出が完了する
と、図2の(A)に示したように、駆動モータ12が図
中時計回り方向に駆動される。これにより、駆動モータ
12の駆動力は、タイミングベルト11およびトルクリ
ミッタ3,9を組み込んだタイミングプーリ4,10を
介してシャッター1および第2のカム8へ伝達され、シ
ャッター1および第2のカム8が各々時計回り方向へ回
転する。この結果、第2のカム8は、第1の端部8aが
第1のカム5の外周に当接するため、駆動モータ12の
駆動中はトルクリミッタ9の設定値の駆動力を受けなが
ら静止する。このとき、第2のカム8の第2の端部8b
は、第1のカム5の外周から離れ、第1のカム5が回転
しても、切り欠き部6とは当接しない。
【0025】駆動モータ12を更に駆動し、シャッター
1が回転していくと、図3の(B)に示したように、図
の上側の位置センサ16が位置検知板14の切り欠き部
15を検出するようになる。この検出により、駆動モー
タ12は停止され、シャッター1は開放完了して、返却
・出金口に集積された紙幣17の取り出しが可能にな
る。
【0026】そこで、紙幣17が取り出され、返却・出
金口に設けられたセンサ18が紙幣17の抜き取りを検
知すると、駆動モータ12が逆転され、シャッター1が
図中反時計回り方向に回転されていく。位置センサ13
が位置検知板14の切り欠き部15を検出すると、駆動
モータ12が停止され、シャッター1は、閉塞して、図
2の状態に戻る。
【0027】シャッター1の閉塞が完了すると、第2の
カム8の第2の端部8bが第1のカム5に当接している
ため、正面からシャッター1を手で開放方向に回転させ
ようとしても、第1のカム5の切り欠き部6と第2のカ
ム8の第2の端部8bとがぶつかり、シャッター1を開
放方向に回転させることができなくなり、シャッター1
はロックされた状態になる。
【0028】ここで、停電等のトラブルが発生した場合
は、たとえば図示しない駆動伝達部のカバーに設けた穴
からピン等を用いて第2のカム8の第1の端部8aを押
し上げるようにすることにより、第2のカム8の第2の
端部8bと第1のカム5の切り欠き部6との係合が開放
され、シャッター1は手で容易に開放可能となる。
【0029】また、シャッター1の閉塞動作中は、位置
検知板14の切り欠き部15はいずれの位置センサ1
3,16にも検出されていないため、駆動モータ12
は、シャッター1をその閉塞方向へ駆動し続けている。
このシャッター1の閉塞途中で、図4の(A)に示した
矢印方向に誤って手を挿入した場合、その手が紙幣検出
用のセンサ18によって検出された場合は、即座に駆動
モータ12を停止させることで、けがを防止することが
できる。しかし、誤って挿入した手がセンサ18によっ
て検出されなかったときは、シャッター1と返却・出金
口の底板19との間に手が挟まれることになるが、この
場合は、シャッター1にはトルクリミッタ3の設定値以
上の力は掛からずにタイミングプーリ4が空転するた
め、けがをすることはない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、駆動
モータの動力をトルクリミッタを介してシャッターを開
閉可能に支持する回転軸に伝達する構成にした。これに
より、シャッター閉塞動作時に指が挟まってもトルクリ
ミッタの設定値以上の力は掛からないため、けがを防止
することができる。
【0031】また、シャッターの閉塞時は、シャッター
の回転軸に固着された円盤状の第1のカムの切り欠き部
に第2のカムが係合することでシャッターをロック状態
に保持し、停電時には、手動で第1のカムと第2のカム
との係合を開放することで、シャッターを手動で開放す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャッター開閉機構の構成を示す
側面図である。
【図2】シャッター開閉機構の開放動作の説明図であっ
て、(A)は駆動モータ側を示し、(B)は位置検知板
側を示している。
【図3】シャッター開閉機構の開放完了状態の説明図で
あって、(A)は駆動モータ側を示し、(B)は位置検
知板側を示している。
【図4】シャッター開閉機構の閉塞動作途中の説明図で
あって、(A)は駆動モータ側を示し、(B)は位置検
知板側を示している。
【図5】従来の紙幣処理装置の一例を示す側面図であ
る。
【図6】従来の紙幣処理装置のシャッター開放状態を示
す側面図である。
【図7】従来の紙幣処理装置が有するシャッターの開閉
機構を例示する図であって、(A)はその平面図、
(B)は正面図、(C)は左側面図、(D)は右側面図
である。
【符号の説明】
1 シャッター 2 第1の回転軸 3 トルクリミッタ 4 タイミングプーリ 5 第1のカム 6 切り欠き部 7 第2の回転軸 8 第2のカム 8a 第1の端部 8b 第2の端部 9 トルクリミッタ 10 タイミングプーリ 11 タイミングベルト 12 駆動モータ 13 位置センサ 14 位置検知板 15 切り欠き部 16 位置センサ 17 紙幣 18 センサ 19 底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA01 AA05 BA13 BA20 DA09 DA10 FA03 FA05 FA09 FC01 FC03 FC05 FF03 FG03 FG08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された有効でない紙葉類または内部
    に収納された紙葉類を放出する紙葉類放出口および前記
    紙葉類放出口を開閉するシャッター開閉機構を備えた紙
    葉類処理装置において、 前記シャッター開閉機構は、 前記紙葉類放出口を開閉するシャッターと、 前記シャッターを開閉方向に回動自在に装置フレームに
    支持する第1の回転軸と、 前記第1の回転軸に固着された前記シャッターを開閉す
    るよう駆動する駆動モータと、 前記駆動モータの動力をトルクリミッタを介して前記第
    1の回転軸に伝達する第1の動力伝達機構と、 前記第1の回転軸に固着されて少なくとも一部に第1の
    切り欠き部を有する位置検知板と、 前記位置検知板の前記第1の切り欠き部を検出すること
    により前記シャッターの開閉位置を検出する複数のセン
    サと、 を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 【請求項2】 前記シャッター開閉機構は、 前記第1の回転軸に固着され、外周の一部に第2の切り
    欠き部を有する円盤状の第1のカムと、 前記第1の回転軸と平行で、回転自在に支持された第2
    の回転軸と、 前記第2の回転軸に固着されて前記第1のカムの外周と
    係合する第2のカムと、 前記駆動モータの動力をトルクリミッタを介して前記第
    2の回転軸に伝達する第2の動力伝達機構と、 をさらに有することを特徴とする請求項1記載の紙葉類
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のカムは、前記第1のカムの外
    周と係合する第1および第2の端部を有する略L字型の
    形状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    紙葉類処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の紙葉類を一括で投入可能な紙葉類
    投入口と、 投入した紙葉類を1枚ずつに分離して取込む紙葉類分離
    取込み部と、 取込んだ紙葉類を搬送する紙葉類搬送部と、 前記紙葉類搬送部の途中に設けられて紙葉類の種類を鑑
    別する紙葉類鑑別部と、 前記紙葉類鑑別部の鑑別結果に応じて前記紙葉類搬送部
    により搬送されてきた紙葉類の搬送方向を種類別に切替
    える複数の収納搬送切替えゲートおよび前記収納搬送切
    替えゲートにより搬送路が切替えられた紙葉類を種類別
    に搬送する複数の収納紙葉類搬送部と、 前記収納紙葉類搬送部により種類別に搬送されてきた紙
    葉類を順次積み重ねて整列収納する複数の収納庫と、 前記複数の収納庫のうち少なくとも1つの収納庫に設け
    られ、放出指令に応じて整列収納した紙葉類を1枚ずつ
    に分離し、指定枚数の紙葉類を繰出す分離繰出し部と、 前記分離繰出し部が設けられた収納庫の底面高さを調節
    する底面昇降部と、 前記紙葉類鑑別部の鑑別結果により無効と判断された紙
    葉類または前記分離繰出し部より繰出された紙葉類の搬
    送路を前記紙葉類放出口の側へ切替える搬送切替えゲー
    トおよび前記搬送切替えゲートにより搬送路が切替えら
    れた紙葉類を前記紙葉類放出口まで搬送する放出紙葉類
    搬送部と、 前記分離繰出し部が設けられた収納庫近傍に設けられて
    収納または放出される紙幣の枚数を計数する紙葉類計数
    部と、 前記分離繰出し部により繰出され、前記紙葉類計数部で
    計数不可となった紙葉類の搬送路を切替えるリジェクト
    ゲートおよび前記リジェクトゲートにより搬送路が切替
    えられた紙葉類を収納するリジェクト庫と、 を備えていることを特徴とする請求項2記載の紙葉類処
    理装置。
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