JP4839896B2 - 紙幣入出金機およびその紙幣入出金機を搭載した自動取引装置 - Google Patents
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特に、コンビニエンスストア等の店舗に設置される自動取引装置は小型化が要請されているところ、上述した紙幣入出金機を搭載する自動取引装置は大型化してしまうという問題がある。
図1は第1の実施例における紙幣入出金機の構成を示すブロック図、図2は第1の実施例における自動取引装置の斜視図、図3は第1の実施例における紙幣入出金機の制御系の構成を示すブロック図である。
図2において、1は顧客の操作により入金や出金等の取引を行なう自動取引装置であり、その前面に顧客の操作を誘導する案内表示や顧客の操作を受け付ける顧客操作表示盤2、紙幣の受け渡しを行う紙幣入出金口3、カードの受け渡しを行うカード挿入排出口4および取引内容等を印刷した明細票を顧客へ発行する明細票排出口5を備えている。
この自動取引装置1は図示しないCPU等の演算および制御手段等で構成された主制御部やメモリ素子や磁気ディスク等で構成された記憶部を有し、顧客操作表示盤2、紙幣入出金機10等を含めて自動取引装置1全体の動作をその記憶部に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。
11は接客部であり、顧客の操作により紙幣入出金口3から投入される紙幣を受付け、また、顧客へ出金する紙幣を集積し、顧客との間で紙幣の受渡しを行う部位である。投入された紙幣は後述する分離ローラ等の分離機構で1枚ずつ分離して繰り出すことができ、また、出金される紙幣を後述する集積ローラ等の集積機構で集積することができる。なお、この接客部11の詳細は後述する。
この入出金庫13は、本実施例では、それぞれ同一構造の入出金庫A、入出金庫B、入出金庫Cおよび入出金庫Dの4つの入出金庫13で構成され、図中右端より入出金庫A、入出金庫B、入出金庫C、入出金庫Dの順に配置されているものとする。また、例えば、入出金庫Aおよび入出金庫Bに万円券を収納し、入出金庫Cおよび入出金庫Dに千円券を収納するものとする。
この分離/集積機構14はそれぞれの入出金庫13に備えられているものとする。
15は一時保留庫であり、顧客により接客部11に投入された紙幣、すなわち、入金された紙幣を図示しない集積機構により一時的に貯留(集積)しておくものである。この一時保留庫15は、顧客の操作により入金取引が成立する(入金金額が確認される)と貯留した入金紙幣等を分離ローラ等の分離機構16で1枚ずつ分離して繰り出して入出金庫13へ搬送して収納し、一方、顧客の操作により入金取引が取消された場合、貯留した入金紙幣等を分離ローラ機構16等で1枚ずつ分離して繰り出して接客部11へ返却することを可能にするためのものである。
18は補充回収ボックスであり、取外し可能に構成され、入出金庫13の紙幣を回収して収納し、また、係員等により外部から装填された紙幣を収納するものである。この補充回収ボックス18は図示しない昇降可能なステージ上に紙幣を集積させる集積機構やステージ上の紙幣を分離する分離機構で構成される補充回収ボックス分離/集積機構19が設けられ、その集積機構により入出金庫13の紙幣を回収して収納し、また、その分離機構により回収等された紙幣を1枚ずつ分離して繰り出し、入出金庫13へ補充する。
なお、以下の説明において、補充回収ボックス18、補充回収ボックス分離/集積機構19、補充回収リジェクト庫20等の補充処理および回収処理に関するものは本発明に直接関係しないのでその詳細な説明を省略する。
22は鑑別部であり、接客部11と入出金庫13との間の紙幣搬送路21上に配置されるものである。この鑑別部22は光学式センサ等により通過する紙幣の画像データ等を取得し、その画像データ等と図示しない紙幣鑑別データベースに予め登録された画像データ等を照合して紙幣の真偽、金種等の鑑別および計数を行う。
このように紙幣入出金機10は、接客部11、入出金庫13、入出金リジェクトボックス17、補充回収ボックス18、補充回収リジェクトボックス20、紙幣搬送路21および鑑別部22等で構成され、上述した入金処理、出金処理、補充処理および回収処理を行うものである。
31は入出金庫A分離/集積部であり、入出金庫Aのステージ昇降機構、分離機構および集積機構等を制御し、紙幣の分離繰出し動作および集積動作を行うものである。
32は入出金庫B分離/集積部、33は入出金庫C分離/集積部、34は入出金庫D分離/集積部であり、それぞれ入出金庫B、入出金庫Cおよび入出金庫Dのステージ昇降機構、分離機構および集積機構等を制御し、紙幣の分離繰出し動作および集積動作を行うものである。
36は補充回収ボックス分離/集積部であり、補充回収ボックス18のステージ昇降機構、分離機構および集積機構等を制御し、紙幣の分離繰出し動作および集積動作を行うものである。
38は記憶部であり、半導体メモリ等で構成され情報を記憶し、記憶した情報を読取ることができるものである。この記憶部38には紙幣入出金機10全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)や各種情報等を記憶する。
図4は第1の実施例における紙幣投入または受取り時の接客部の左側断面の説明図、図5は第1の実施例における入金紙幣分離時の接客部の左側断面の説明図、図6は第1の実施例における出金紙幣集積時の接客部の左側断面の説明図である。なお、図4、図5および図6の図中右側が紙幣入出金機10の前面側(以下、単に「前面側」という。)であり、図中左側が紙幣入出金機10の後面側(以下、単に「後面側」という。)である。
なお、紙幣プール部42の底部は投入された紙幣45に混入された異物等を紙幣プール部42から落下させることができるように、例えば、棒状の部材をはしご状に配置して形成されている。
さらに、紙幣プール部42は投入される紙幣の短手方向が略鉛直方向に、長手方向が紙幣入出金機10の前後方向に直交する水平方向になるように形成されている。
上述した紙幣プール壁41およびビルプレス44により紙幣プール部42の底部および側面を形成し、また、図中上方が開口した紙幣プール部42を形成する。
紙幣を紙幣プール部42へ投入する場合、および紙幣プール部42の紙幣を受け取る場合、紙幣プール部42の開口部が紙幣入出金口3と対向する位置(この位置を「紙幣投入受取り位置」という。)に回動させ、紙幣プール部42へ投入された紙幣を繰出して入金する場合、および出金する紙幣を紙幣プール部42に集積する場合、紙幣プール部42の開口部が紙幣投入受取り位置から図中反時計回りに略90度回転した位置(この位置を「入金紙幣分離位置」または「リジェクト紙幣集積位置」という。)に回動させる。
47は繰出しローラであり、外周の一部が他の部分より摩擦係数の大きいゴム等の部材で形成されたものである。この繰出しローラ47を図示しないモータ等の動力発生手段により図中時計回りに回転させてビルプレス44により当接された紙幣45を1枚ずつ分離して繰出すことができる。なお、紙幣プール壁41の側面には図示しない孔が設けられており、紙幣プール壁41を回動させることにより紙幣プール部42に投入された紙幣45は前記孔より突出した繰出しローラ47に当接させることができる。
48はフィードローラであり、繰出しローラ47により繰出される紙幣45の繰出し方向近傍に配置され図示しない駆動手段により回転可能なものである。
49はゲートローラであり、フィードローラ48の周面と接触させて配置され、紙幣取込みゲートを形成するものである。フィードローラ48を図中反時計回りに回転させ、繰出しローラ47により分離され繰出された紙幣45をフィードローラ48とゲートローラ49で形成された紙幣取り込みゲートから紙幣搬送路へ搬送する。
50は紙幣集積ローラであり、図示しないモータ等の動力発生手段により図中時計回りに回転させて紙幣を紙幣プール部42へ送り出すものである。この紙幣集積ローラ50の回転軸には紙幣プール部42へ送り出した紙幣を上方から下方へ叩いて落下を促進させる弾性部材が設けられている。
51は紙幣検知センサであり、光学式センサ等で構成され、紙幣プール部42内に紙幣が存在するか否かを検知するためのものである。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
S1a:制御部39の指示により接客分離/集積部30は図5に示すように紙幣プール部42を入金紙幣分離位置に回動させ、さらに、ビルプレス44で紙幣45を押圧して紙幣分離動作の準備を行う。
S3a:紙幣プール部42内に紙幣が存在すると判定されると制御部39の指示により接客分離/集積部30は紙幣プール部42内の紙幣を1枚分離し、紙幣搬送路21へ送り出す動作を行う。分離され繰出された紙幣は図8の太線で示すように搬送部37により紙幣搬送路21を搬送され、鑑別部22で鑑別が行われる。
S5a:入金リジェクト紙幣と鑑別されると制御部39の指示により接客分離/集積部30はビルプレス44を退避させ、入金リジェクト紙幣と鑑別された紙幣を紙幣プール部42に集積させる準備を行なう。なお、この準備の動作を行っている間も入金リジェクト紙幣は紙幣搬送路21により搬送されているものとする。また、接客分離/集積部30は紙幣プール部42内の紙幣を分離する動作を停止しているものとする。
ここで、図8において、23は鑑別終了位置であり、鑑別部22による鑑別が終了したときに紙幣搬送路21で搬送された紙幣が到達する位置を示したものである。
S6aにおいて、接客分離/集積部30によりビルプレス44が退避されるまでの時間をTB(ミリ秒)、入金リジェクト紙幣が鑑別終了位置23から紙幣プール部42へ搬送されて集積するまでの時間をTC(ミリ秒)とするとTB<TCの条件を満足するようにビルプレス44の動作時間および紙幣搬送路21の搬送速度が設定されているものとする。
S7a:入金リジェクト紙幣を紙幣プール部42に集積すると制御部39は累計された入金リジェクト回数と記憶部38に予め記憶された入金リジェクト限度回数とを比較し、入金リジェクト回数が入金リジェクト限度回数を超えたか否かを判定する。
一方、入金リジェクト回数が入金リジェクト限度回数を超えたと判定されると処理をS8aへ移行する。
S8a:入金リジェクト回数が入金リジェクト限度回数を超えたと判定されると制御部39は自動取引装置1の主制御部へその旨を通知する。通知を受けた自動取引装置1の主制御部は図9に示すリジェクト紙幣発生報知画面60を顧客操作表示盤2に表示させる。また、このとき、紙幣入出金機10の制御部39は紙幣入出金口シャッタ43を開放して顧客が紙幣プール部42内の紙幣を取り出すことができるようにする。
顧客操作表示盤2に表示されたリジェクト紙幣発生報知画面60を確認した顧客は紙幣入出金機10の前面側に集積された入金リジェクト紙幣に折れや破れ等の不具合がないか確認し、修正可能な不具合を修正して紙幣プール部42に再投入して入金処理を継続させること、または、取消ボタン61を押下して既に紙幣入出金機10内に取り込まれた紙幣を含めてすべての紙幣を返却することを指示する。
S11a:紙幣の再投入を待機することを中止する指示とともにすべての紙幣を返却する指示を受けた制御部39は紙幣入出金口シャッタ43を閉じ、一時保留庫15に集積されたすべての紙幣を紙幣プール部42に集積させた後、紙幣入出金口シャッタ43を開放して紙幣を顧客へ返却して入金処理を終了する。
次に、第2の実施例を説明する。
第2の実施例の構成の作用について説明する。
図10は第2の実施例における入金処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
まず、顧客の操作により紙幣入出金口3から紙幣プール部42に紙幣が投入され、入金処理を開始するものとする。
S7b:入金リジェクト紙幣を紙幣プール部42に集積すると制御部39は紙幣プール部42内のすべての紙幣が分離、繰り出されたか否かを判定する。
この紙幣プール部42内のすべての紙幣が分離されたか否かの判定は、S3bにおける紙幣の分離動作の後、紙幣検知センサ51により紙幣プール部42内の紙幣の存否を確認することにより行い、存在しないことが確認されるとすべての紙幣が分離、繰り出されたと判定する。
さらに、紙幣の破れや汚損等の特徴を鑑別部22で読取り、同一の特徴を有する紙幣を検知するとすべての紙幣が分離、繰り出されたと判定するようにしてもよい。
上述した判定により、紙幣プール部42内のすべての紙幣が分離されたと判定されると制御部39は記憶部38に記憶された紙幣プール部42内のすべての紙幣を一通り分離、繰り出された回数(以下、「再分離回数」という。)を1加算し、処理をS8bへ移行し、一方、すべての紙幣が分離、繰り出されていないと判定されると処理をS9bへ移行する。
なお、再分離限度回数は自動取引装置1の主制御部等の上位装置から受信して任意の数値に設定することができるものである。
S9b:再分離回数が再分離限度回数を超えていないと判定されると制御部39は累計された入金リジェクト回数と記憶部38に予め記憶された入金リジェクト限度回数とを比較し、入金リジェクト回数が入金リジェクト限度回数を超えたか否かを判定する。
一方、入金リジェクト回数が入金リジェクト限度回数を超えたと判定されると処理をS10bへ移行する。
S10b〜S13b:図7におけるS8a〜S11aと同様なので説明を省略する。
S14b:S8bにおいて再分離回数が再分離限度回数を超えていると判定されると自動取引装置1の主制御部は図11に示すリジェクト紙幣発生報知画面62を顧客操作表示盤2に表示させる。また、このとき、紙幣入出金機10の制御部39は紙幣入出金口シャッタ43を開放して顧客が紙幣プール部42内の紙幣を取り出すことができるようにする。
顧客操作表示盤2に表示されたリジェクト紙幣発生報知画面62を確認した顧客は紙幣プール部42に集積された入金リジェクト紙幣に替えて別の紙幣を紙幣プール部42に再投入してさらに入金処理を継続させること、取消ボタン61を押下して既に紙幣入出金機10内に取り込まれた紙幣を含めてすべての紙幣を返却すること、または確認ボタン64を押下して既に紙幣入出金機10内に取り込まれた紙幣だけを収納することを指示する。
次に、第3の実施例を説明する。
なお、第3の実施例の構成は上述した第1の実施例の構成と同様なので、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12は第3の実施例における入金処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
S1c〜S6c:図7におけるS1a〜S6aと同様なので説明を省略する。
S7c:入金リジェクト紙幣を紙幣プール部に集積すると制御部39は鑑別部22がリジェクト紙幣であると鑑別した要因が損券や偽券等の紙幣に起因する要因であるか否かを判定する。
一方、紙幣に起因する要因でない、例えば、紙幣の斜行、紙幣の重走等、と判定されると、再度、紙幣を分離して繰出すようにすれば鑑別部22がリジェクト紙幣でないと鑑別する可能性が高いため処理をS8cへ移行する。
以上説明したように、第3の実施例では、第1の実施例の効果に加え、入金処理時間を短縮することができるという効果が得られる。
2 顧客操作表示盤
3 紙幣入出金口
4 カード挿入排出口
5 明細票排出口
7 筐体
10 紙幣入出金機
11 接客部
12、16 分離ローラ機構
13 入出金庫
14 分離/集積機構
15 一時保留庫
17 入出金リジェクト庫
18 補充回収ボックス
19 補充回収ボックス分離/集積機構
20 補充回収リジェクト庫
21 紙幣搬送路
22 鑑別部
30 接客分離/集積部
31 入出金庫A分離/集積部
32 入出金庫B分離/集積部
33 入出金庫C分離/集積部
34 入出金庫D分離/集積部
35 一時保留庫分離/集積部
37 搬送部
38 記憶部
39 制御部
41 紙幣プール壁
42 紙幣プール部
43 紙幣入出金口シャッタ
44 ビルプレス
45 紙幣
46 支点
47 繰出しローラ
48 フィードローラ
49 ゲートローラ
50 紙幣集積ローラ
51 紙幣検知センサ
Claims (9)
- 顧客の操作により投入された紙幣を1枚ずつ分離して繰出す分離繰出し機構および搬送された紙幣を集積する集積機構を有する接客部と、前記接客部の分離繰出し機構と紙幣を収納する入出金庫および前記接客部の集積機構とを結び、繰出された紙幣を搬送する紙幣搬送路と、前記紙幣搬送路上に正常な紙幣または異常な紙幣を鑑別する鑑別部とを備えた紙幣入出金機において、
前記鑑別部が、異常な紙幣と鑑別したとき、前記分離繰出し機構による分離して繰出す動作を停止させ、該紙幣を直接、接客部へ搬送させた後、該紙幣を顧客に返却または再び分離して繰出すようにしたことを特徴とする紙幣入出金機。 - 請求項1の紙幣入出金機において、
前記接客部に投入されたすべての紙幣を繰出したことを検知する検知手段を設け、
前記検知手段が検知した回数が予め記憶部に記憶された限度回数を超えたとき、
前記鑑別部が異常な紙幣と鑑別した紙幣を顧客に返却するようにしたことを特徴とする紙幣入出金機。 - 請求項2の紙幣入出金機において、
前記検知手段を、紙幣の存否を検知するセンサとしたことを特徴とする紙幣入出金機。 - 請求項2の紙幣入出金機において、
前記検知手段を、前記鑑別部で読取った紙幣に印刷された番号が、既に読取られた番号と一致することを検知する手段としたことを特徴とする紙幣入出金機。 - 請求項2の紙幣入出金機において、
前記検知手段を、前記鑑別部で読取った紙幣の汚損等の特徴が、既に読取られた特徴と一致することを検知する手段としたことを特徴とする紙幣入出金機。 - 請求項1の紙幣入出金機において、
前記鑑別部が、汚損等の紙幣に起因する要因により異常な紙幣と鑑別したとき、該紙幣を含む異常な紙幣と鑑別された紙幣を顧客に返却するようにしたことを特徴とする紙幣入出金機。 - 請求項1から請求項5または請求項6の紙幣入出金機において、
前記鑑別部が、異常な紙幣と鑑別したとき、前記接客部の集積機構により該紙幣を集積できるように紙幣搬送路の搬送速度を低速に変化させるようにしたことを特徴とする紙幣入出金機。 - 請求項1から請求項6または請求項7の紙幣入出金機を搭載する自動取引装置において、
前記鑑別部で異常な紙幣と鑑別した回数を顧客操作表示盤に表示するようにしたことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2から請求項5または請求項6の紙幣入出金機を搭載する自動取引装置において、
前記限度回数を超えた旨および該紙幣の交換を促す旨を顧客操作表示盤に表示するようにしたことを特徴とする自動取引装置。
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