JP2008027023A - 現金処理装置 - Google Patents

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明宏 佐々木
Hideto Koike
秀人 小池
Yoichi Norota
洋一 野呂田
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Abstract

【課題】入金処理中にジャムが発生した時、顧客に操作の負担を強いることがなく、出金処理においてジャムが発生したときは、現金の利用効率の低下を防止する。
【解決手段】入金処理時において紙幣のジャムが発生したとき、搬送路7中の紙幣を一時保留部3に集積してから、該紙幣を例えば紙幣収納部4aに搬送して収納し、また出金処理時に紙幣のジャムが発生したときは、搬送路7中の紙幣を接客部1に集積してから、該紙幣を例えば前記現金収納部4aに搬送して収納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関の営業店等に設置される現金自動取引装置に組み込まれる現金処理装置に関するものである。
従来の現金処理装置において搬送中にジャムが発生した紙幣を処理する方法として、例えば特許文献1に示される技術が提案されている。
これによると、入金処理において紙幣の搬送中にジャムが発生した場合、紙幣の搬送路を低速で断続的に逆転して、搬送路中及び一時保留部の紙幣をすべて入出金口に戻し、シャッタを開いて利用者に返却した後、再度その紙幣を利用者により入出金口に投入させて入金処理する。
また、出金処理において紙幣の搬送中にジャムが発生した場合は、搬送路中の紙幣をすべてリジェクト収納部に搬送して収納し、そして入出金口に紙幣が集積されている場合は、その紙幣もリジェクト収納部に搬送して回収する。
特開平5−254686号公報(段落「0022」〜段落「0026」、図4)
しかしながら、上述した従来の技術においては、入金処理において紙幣の搬送中にジャムが発生した場合、紙幣を顧客に返却して再投入させるため、顧客に操作の負担を強いることになり、出金処理において紙幣の搬送中にジャムが発生した場合は、紙幣収納部から繰出された紙幣をすべてリジェクト収納部に回収してしまうため、紙幣の利用効率が低下するという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、現金の受入れあるいは現金の出金を行う接客部と、現金の鑑別を行う鑑別部と、現金を集積して一時保留する一時保留部と、現金を収納する現金収納部と、これら各部の間で現金を搬送する搬送路とを備えた現金処理装置において、現金の搬送中にジャムが発生したとき、前記搬送路中の現金を前記一時保留部と接客部のいずれかに集積してから、該現金を前記現金収納部に搬送して収納することを特徴とする。
このようにした本発明は、入金処理において現金の搬送中にジャムが発生した場合でも、顧客に返却して再投入させることなく現金収納部に搬送して収納できるので、顧客に操作の負担を強いることがなくなり、また出金処理において現金の搬送中にジャムが発生した場合は、現金収納部に戻して再度出金できるので、現金の利用効率の低下を防止できるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による現金処理装置の実施例を説明する。
図1は実施例の制御系を示すブロック図、図2は実施例の機構部を示す概略側面図で、ここでは現金自動取引装置における紙幣入出金装置の例を示している。
まず、図2の構成について説明する。
図2において1は接客部で、内部に入出金室1a及び返却紙幣集積室1bを有している。
ここで入出金室1aは、顧客が入金する紙幣(現金)の受入れや顧客に出金する紙幣を集積する部位であり、また返却紙幣集積室1bは、顧客が入金しようとした紙幣のうち後述する鑑別部で入金不可と鑑別された入金リジェクト紙幣や後述する一時保留部に一旦集積された後顧客に返却する紙幣を集積する部位で、この返却紙幣集積室1bは集積された紙幣を入出金室1aに移動させる手段を備えている。
2は入金や出金の際に紙幣を鑑別して計数する鑑別部、3はこの鑑別部2によって入金可能な真券と鑑別された紙幣を一時保留する一時保留部で、この一時保留部3は鑑別部2を挟んで接客部と反対側の位置に設けられている。
4a〜4dは紙幣を金種別に収納する紙幣収納部(紙幣収納庫)で、機体の下部側に左右方向に並べて配置されており、4eは入金取引時の損券等を収納する紙幣収納部(紙幣収納庫)で、この紙幣収納部4eは紙幣収納部4b〜4dに比べて上下方向の長さが短いものとなっている。
5は顧客が取忘れた紙幣を取込んで収納する取忘れ紙幣収納部(取忘れ紙幣収納庫)、6は出金時のリジェクト紙幣を収納するリジェクト収納部(リジェクト紙幣収納庫)で、この取忘れ紙幣収納部5及びリジェクト収納部6は紙幣収納部4eの下側に重ねて配置されている。
7は紙幣の搬送路で、この搬送路7は、接客部1、鑑別部2、一時保留部3、紙幣収納部4a〜4e、取忘れ紙幣収納部5、リジェクト収納部6のそれぞれの間で紙幣を挟持して搬送するように設けられている。
8a〜8lは搬送路7の必要部位に設けられた紙幣検知センサで、紙幣検知センサ8aは入出金室1aに対応して配置され、紙幣検知センサ8bと8cは鑑別部2の入口と出口に対応して配置されている。
また、紙幣検知センサ8dは一時保留部3に、紙幣検知センサ8eは返却紙幣集積室1bにそれぞれ対応して配置され、紙幣検知センサ8f〜8jは紙幣収納部4a〜4eに対応して配置され、更に紙幣検知センサ8kは取忘れ紙幣収納部5に、紙幣検知センサ8lはリジェクト収納部6にそれぞれ対応して配置されている。
尚、図示しないが搬送路7の分岐部等には紙幣の搬送方向を切替える切替えブレードが設けられている。
次に図1について説明すると、図において9は紙幣検知センサ8a〜8lを通過した紙幣の枚数及び紙幣収納部4a〜4eの紙幣収納枚数を記憶するための記憶部、10は制御部で、この制御部10は図示しない制御プログラム記憶部に格納された制御プログラムに基づいて本紙幣入出金装置全体の動作を制御する機能を有している。
上述した構成の作用について説明する。
尚、以下に説明する処理における動作は、前記のように制御プログラムに基づいて制御部10により制御される。
まず、通常の入金取引処理について説明する。
現金自動取引装置の図示しない操作表示部に表示された取引選択画面で、利用者(例えば顧客)が入金取引を選択し、図示しないカードリーダライタにカードを挿入するとカード情報が読取られて図示しないホストコンピュータ(上位装置)に送られる。
そして、ホストコンピュータから現金自動取引装置に取引を許可する情報が送られてくると接客部1のシャッタが開かれ、これにより利用者が入出金室1aに紙幣を一括して投入すると前記シャッタが閉じられる。
その後、図示しない分離繰出し手段により入出金室1aから紙幣が1枚ずつ分離されて搬送路7により鑑別部2に搬送され、この鑑別部2で紙幣の正損、金種等の鑑別、及び連鎖、斜行等の搬送異常の検出が行われる。
その結果、金種が確定した入金可能な真券と鑑別された紙幣は計数された後、搬送路7により一時保留部3に搬送され、集積されて一時保留される。
また、金種不明の紙幣や、搬送異常が検出された紙幣は、入金リジェクト紙幣として搬送路7により接客部1の返却紙幣集積室1bに搬送されて集積される。
入出金室1aに投入された紙幣がすべて繰出されて鑑別が終了すると、返却紙幣集積室1bに集積されている入金リジェクト紙幣が入出金室1aに移され、シャッタが開かれて紙幣が利用者に返却される。
そして、一時保留部3に集積されている紙幣の金額が前記操作表示部に表示され、その金額を見て利用者が確認ボタンを押下すると、一時保留部3に集積されている紙幣が図示しない分離繰出し手段により繰出されて鑑別部2に搬送され、この鑑別部2で正損、金種等の鑑別が行われる。
その結果、正券の紙幣は金種別に紙幣収納部4a〜4dのいずれかに搬送されて収納され、損券の紙幣は紙幣収納部4eに搬送されて収納される。
その際、紙幣は紙幣収納部4a〜4eに対応して紙幣検知センサ8f〜8jを通過する毎に制御部10によりカウントされ、記憶部9に紙幣収納部ごとの収納枚数として累積記憶される。
出金処理の場合は、現金自動取引装置の図示しない操作表示部に表示された取引選択画面で、利用者が出金取引を選択し、図示しないカードリーダライタにカードを挿入するとカード情報が読取られる。
続いて利用者が操作表示部に表示される暗証番号入力画面に従って暗証番号を入力し、更に操作表示部に表示される金額入力画面に従って出金希望金額を入力すると、これらの情報が図示しないホストコンピュータ(上位装置)に送られる。
そして、ホストコンピュータから現金自動取引装置に取引を許可する情報が送られてくると、利用者が入力した出金希望金額に対応する紙幣が紙幣収納部4a〜4dのうちの該当する収納部から図示しない紙幣繰出し手段により繰出され、搬送路7により鑑別部2に送られる。
その際、紙幣は紙幣検知センサ8f〜8iを通過する毎に制御部10によりカウントされ、記憶部9に紙幣収納部毎の繰出し枚数として累積記憶枚数から減算される。
鑑別部2では、送られてきた紙幣の金種等の鑑別、及び連鎖、斜行等の搬送異常の検出が行われ、その結果、金種不明な紙幣や、搬送異常が検出された紙幣は、出金リジェクト紙幣として一時集積部2に搬送されて集積される。
また、鑑別部2で金種が確定した出金可能な紙幣は、搬送路7により入出金室1aに搬送されて集積される。
そして、利用者により金額分の紙幣が入出金部1に集積されるとシャッタが開かれて、利用者に出金され、利用者が紙幣を取出すとシャッタが閉じられる。
このとき、利用者が紙幣を取忘れた場合、その取忘れ紙幣は入出金室1aから鑑別部2を通り、取忘れ収納部5に搬送されて収納される。
また、一時集積部2に集積された出金リジェクト紙幣は、リジェクト収納部6に搬送されて収納される。
以上が入金取引処理及び出金取引処理の通常の手順であるが、次に入金取引処理及び出金取引処理時において紙幣搬送途中でジャムが発生した場合の処理について説明する。
図3は入金取引処理においてジャムが発生した場合の処理を示す説明図、図4はこのときのセンサ通過紙幣のカウント値を示す図である。
尚、説明をわかりやすくするため、ここでは入金取引処理において一時保留部3に入金可能な紙幣として同一金種の紙幣が10枚集積され、この紙幣を繰出して搬送路7により紙幣検知センサ8d、8cを通過させて鑑別部2で金種鑑別等を行った後、紙幣検知センサ8b、8fを順に通過する経路で紙幣収納部4aに搬送して収納する途中でジャムが発生した場合を例にして、その処理について説明する。
図3(a)に示したように、一時保留部3に集積された10枚の紙幣のうち、7枚の紙幣が繰出され、これにより一時保留部3には繰出される寸前のまだ紙幣検知センサ8dを通過していない紙幣を含めて3枚の紙幣がとどまっているものとする。
また、繰出された7枚のうち3枚の紙幣が紙幣収納部4aにすでに収納され、残り4枚が搬送路7中にあってそのうちの2枚が紙幣検知センサ8b、8f間で衝突してジャムが発生したものとする。
この場合、図4(a)に示したように、一時集積部3に対応する紙幣検知センサ8dを通過した紙幣は7枚、鑑別部2の手前の紙幣検知センサ8cを通過した紙幣は6枚、鑑別部2の後方の紙幣検知センサ8bを通過した紙幣は5枚、紙幣収納部4aに対応する紙幣検知センサ8dを通過した紙幣は3枚として制御部10によりカウントされ、紙幣検知センサ8dを通過した3枚の紙幣が紙幣収納部4aに収納された枚数として記憶部9に記憶される。
上記の紙幣ジャムの発生は、紙幣が紙幣検知センサ8bを通過してから紙幣検知センサ8fに到達するまでの時間を監視することで検出することができる。
この時間監視は制御部10により行われ、制御部10は紙幣が紙幣検知センサ8bを通過してから一定時間経過しても紙幣が紙幣検知センサ8fに到達しない場合は、ジャムが発生したものと判断する。
紙幣ジャムの発生を検出すると制御部10は搬送路7を停止させ、紙幣検知センサ8a〜8lのカウンタ値を「0」にクリアした後、搬送路7を逆方向に駆動し、これにより搬送路7中の紙幣を紙幣検知センサ8b、8c、8dを順に通過する経路で一時保留部3に送り戻して集積する。
この動作によって一時保留部3には7枚の紙幣が集積されるが、その際、制御部10は紙幣検知センサ8b、8c、8dを通過する紙幣をカウントする。
この場合、紙幣検知センサ8f、8b間に存在するジャムの紙幣は2枚であるが、衝突状態のまま搬送された場合、紙幣検知センサ8bにより1枚の紙幣として検知される。また、紙幣検知センサ8b、8c間の鑑別部2には1枚の紙幣が存在するので、紙幣検知センサ8cにより検知される紙幣は2枚であり、更に紙幣検知センサ8c、8d間にも紙幣が1枚存在しているので、紙幣検知センサ8dにより検知される紙幣は3枚となる。
従って、紙幣検知センサ8b、8c、8dを通過する紙幣のカウンタ値は、図4(b)に示した数値となる。
次に、制御部10は紙幣検知センサ8a〜8lのカウンタ値を再び「0」にクリアして、一時保留部3から紙幣を再び繰出し、その紙幣を搬送路7により紙幣検知センサ8d、8cを通過させて鑑別部2で金種鑑別等を行った後、紙幣検知センサ8b、8fを順に通過する経路で紙幣収納部4aに搬送して収納する。
その際、制御部10は紙幣検知センサ8d、8c、8b、8fを通過する紙幣をカウントする。
この場合、7枚の紙幣が一時保留部3から繰出されて正常に搬送され、紙幣収納部4aにすべて収納されたものとすると、紙幣検知センサ8d、8c、8b、8fはそれぞれ7枚の紙幣の通過を検知するので、図4(c)に示したようにこれらの紙幣検知センサ8d、8c、8b、8fのカウンタ値は「7」になり、そして紙幣検知センサ8fのカウンタ値から紙幣収納部4aに今回7枚の紙幣が収納されたことが確認できるので、紙幣収納部4aのカウンタ値は既に収納された紙幣の枚数「3」に「7」が加算されて「10」に更新される。
一時保留部3から繰出した入金紙幣を紙幣収納部4b〜4eに搬送して収納する際に、搬送途中でジャムが生じた場合も、同様に処理可能である。
図5は出金取引処理においてジャムが発生した場合の処理を示す説明図、図6はこのときのセンサ通過紙幣のカウント値を示す図である。
尚、説明をわかりやすくするため、ここでは出金取引処理において紙幣収納部4aから紙幣を10枚繰出し、搬送路7により紙幣検知センサ8f、8cを通過させて鑑別部2で金種鑑別等を行った後、紙幣検知センサ8b、8aを順に通過する経路で接客部1の入出金室1aに搬送して集積する途中でジャムが発生した場合を例にして、その処理について説明する。
図5(a)に示したように紙幣収納部4aから繰出す10枚の紙幣のうち8枚が繰出され、2枚の紙幣が紙幣収納部4a内にとどまっているものとする。
また、繰出された8枚のうち1枚の紙幣が入出金室1aに集積され、残り7枚が搬送路7中にあって、そのうちの2枚が紙幣検知センサ8b、8a間で衝突してジャムが発生したものとし、1枚は紙幣検知センサ8c、8b間、4枚は紙幣検知センサ8f、8c間にあるものとする。
この場合、図6(a)に示したように、紙幣収納部4aに対応する紙幣検知センサ8fを通過した紙幣は8枚、入出金室1aに対応する紙幣検知センサ8aを通過した紙幣は1枚、鑑別部2の手前の紙幣検知センサ8cを通過した紙幣は4枚、鑑別部2の後方の紙幣検知センサ8bを通過した紙幣は3枚として制御部10によりカウントされ、繰出す10枚の紙幣のうち8枚が紙幣検知センサ8fを通過しているので、2枚の紙幣が紙幣収納部4aに収納されている枚数として記憶部9に記憶される。
上記の紙幣ジャムの発生は、紙幣が紙幣検知センサ8bを通過してから紙幣検知センサ8aに到達するまでの時間を監視することで検出することができる。
この時間監視は制御部10により行われ、制御部10は紙幣が紙幣検知センサ8bを通過してから一定時間経過しても紙幣が紙幣検知センサ8aに到達しない場合は、ジャムが発生したものと判断する。
紙幣ジャムの発生を検出すると制御部10は紙幣収納部4aからの紙幣の繰出し及び搬送路7を一旦停止させ、紙幣検知センサ8a〜8lのカウンタ値を「0」にクリアする。
その後、制御部10は搬送路7による紙幣の搬送を再開して、搬送路7中の紙幣を入出金室1aに搬送して集積する。
これにより、搬送路7中の紙幣は紙幣検知センサ8b、8c、8dを順に通過する経路で一時保留部3に送り戻して集積する。この動作によって入出金室1aには8枚の紙幣が集積されるが、その際、制御部10は紙幣検知センサ8b、8c、8dを通過する紙幣をカウントする。
この場合、紙幣検知センサ8b、8a間に存在するジャムの紙幣は2枚であるが、衝突状態のまま搬送された場合、紙幣検知センサ8aにより1枚の紙幣として検知されるので、紙幣検知センサ8aを通過する紙幣は6枚としてカウントされる。
また、紙幣検知センサ8b、8c間の鑑別部2には1枚の紙幣が存在し、紙幣検知センサ8c、8f間には4枚の紙幣が存在するので、紙幣検知センサ8bにより検知される紙幣は5枚、紙幣検知センサ8cにより検知される紙幣は4枚となる。
従って、紙幣検知センサ8b、8c、8dを通過する紙幣のカウンタ値は、図6(b)に示した数値となる。
次に、制御部10は紙幣検知センサ8a〜8lのカウンタ値を再び「0」にクリアして、入出金室1aから紙幣を繰出し、その紙幣を搬送路7により紙幣検知センサ、8a、8b、鑑別部2、紙幣検知センサ8c、8fを順に通過する経路で紙幣収納部4aに搬送して収納する。
その際、制御部10は紙幣検知センサ8a、8b、8c、8fを通過する紙幣をカウントする。
この場合、8枚の紙幣が入出金室1aから繰出されて正常に搬送され、紙幣収納部4aにすべて収納されたものとすると、紙幣検知センサ8a、8b、8c、8fはそれぞれ8枚の紙幣の通過を検知するので、図6(c)に示したようにこれらの紙幣検知センサ8a、8b、8c、8fのカウンタ値は「8」になり、そして紙幣検知センサ8fのカウンタ値から紙幣収納部4aに今回8枚の紙幣が収納されたことが確認できるので、紙幣収納部4aのカウンタ値は繰出されずに収納されている紙幣の枚数「2」に「8」が加算されて「10」に更新される。
入金紙幣を紙幣収納部4b〜4dから紙幣を繰出して入出金室1aに搬送する際に、搬送途中でジャムが生じた場合も、同様に処理可能である。
また、入金取引時の取忘れ紙幣を取忘れ収納部5に搬送する際、あるいは出金リジェクト紙幣をリジェクト収納部6に搬送する際に紙幣ジャムが発生した場合も、前記入金取引処理時あるいは出金取引処理時の紙幣ジャム発生の場合と同様に処理することができる。
以上説明した実施例によれば、入金処理において紙幣の現金の搬送中にジャムが発生した場合でも、顧客に返却して再投入させることなく紙幣収納部に搬送して収納できるので、顧客に操作の負担を強いることがなくなり、また出金処理において紙幣の搬送中にジャムが発生した場合は、紙幣収納部に戻して再度出金できるので、現金の利用効率の低下を防止できるという効果が得られる。
また、紙幣収納部に収納される紙幣を、紙幣収納部に対応した紙幣検知センサを通過する毎にカウントし、そのカウント値を紙幣収納枚数に加算するため、紙幣収納部の収納枚数を確実に把握して管理できるという効果も得られる。
実施例の制御系を示すブロック図である。 実施例の機構部を示す概略側面図 入金取引処理においてジャムが発生した場合の処理を示す説明図 入金ジャム処理時のセンサ通過紙幣のカウント値を示す図 出金取引処理においてジャムが発生した場合の処理を示す説明図 出金ジャム処理時のセンサ通過紙幣のカウント値を示す図
符号の説明
1 接客部
2 鑑別部
3 一時保留部
4a〜4e 紙幣収納部
7 搬送路
8a〜8l 紙幣検知センサ
9 記憶部
10 制御部

Claims (2)

  1. 現金の受入れあるいは現金の出金を行う接客部と、現金の鑑別を行う鑑別部と、現金を集積して一時保留する一時保留部と、現金を収納する現金収納部と、これら各部の間で現金を搬送する搬送路とを備えた現金処理装置において、
    現金の搬送中にジャムが発生したとき、前記搬送路中の現金を前記一時保留部と接客部のいずれかに集積してから、該現金を前記現金収納部に搬送して収納することを特徴とする現金処理装置。
  2. 請求項1に記載の現金処理装置において、
    前記現金収納部に対応して現金を検知するセンサを前記現金収納部に対応して設け、
    前記現金収納部に現金を収納する際、前記センサを通過する現金をカウントして、そのカウント値を前記現金収納部の現金の収納枚数に加算することを特徴とする現金処理装置。
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