JP5914687B2 - 紙葉類処理装置、紙葉類仕分け装置及び紙葉類仕分けシステム - Google Patents

紙葉類処理装置、紙葉類仕分け装置及び紙葉類仕分けシステム Download PDF

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Description

本発明は、紙葉類処理装置、紙葉類仕分け装置及び紙葉類仕分けシステムに関する。
従来、金融機関の現金精査に用いられる装置としては、銀行の本店や支店のバックヤード、あるいは現金センタに設置されている紙幣仕分け装置が良く知られている。精査の際には、枚数の確認と真偽判定、正券紙幣と損券紙幣とを仕分けする正損分離処理や帯封処理等を行っている。ここで、正券紙幣とは精査処理後、再度市場に流通させても問題のない綺麗な紙幣を示し、損券紙幣とは汚れや破れ、落書きなどがある損傷紙幣のことを示している。
例えば、特許文献1では、紙幣入金処理における、紙幣識別結果が不確定であった場合は一旦紙幣を不確定券格納ボックスに退避させ、入金処理の時間外時に再度不確定紙幣を低速搬送にて、より高精度なアルゴリズムで再識別することが記載されている。また、特許文献2では紙幣識別装置と紙幣管理装置とが接続されたシステムを利用して紙幣識別装置で識別した識別結果と紙幣を一意に特定する記番号情報とを紙幣管理装置で管理することにより、紙幣管理装置で管理された識別結果を記番号に基づいて参照することで識別結果を取得することが記載されている。
特開2004−157624号公報 国際公開第2010/016144号パンフレット
従来の損券紙幣の検出アルゴリズムでは、落書き紙幣は汚れ紙幣として検出された結果、損券として処理されているが、落書き紙幣というのは、故意に紙幣に損害を与える悪質なものであり、ましてや紙幣の肖像画上に落書きしてあるような場合、国によっては紙幣の価値を失うに値する場合もあるため、他の損券とは区別したい要求がある。
しかし、紙幣仕分け装置のような現金処理装置で、損券のうち、落書き損券紙幣を検出して、他の損券とは別管理するような処理を考えた場合、専用の検出アルゴリズムが必要であり、装置全体の処理速度を落とさずに落書き紙幣を検出するにはハードウェアとして高性能なCPUが必要となり、結果として高価な装置になる。
特許文献1の場合、主にATM利用者を待たせないために考慮された特許であるが、紙幣仕分け装置にも同様の機能を具備させることは可能である。しかし、高精度なアルゴリズムが必要であり、また、一旦紙幣を退避させるための不確定券格納ボックスが必要な構成である。また、特許文献2の場合、識別結果を管理するためには紙幣識別装置側で事前に判定する必要があり、紙幣識別装置には高い処理性能が求められる。
すなわち、ATMや紙幣仕分け装置で行う真偽判定、落書き有無判定、正損分離処理といったものは、高機能であるほど装置自体も高価なものとなる。また、精度を優先させると、処理時間がかかってしまい、利用者にとって不便であるという問題もある。
本発明は、上記問題点を解決するものであって、ハードウェアを高性能化することなく、高度な識別処理を行うシステムを提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明は、紙葉類を識別処理するための紙葉類識別情報を取得する紙葉類識別情報取得手段と、前記紙葉類識別情報取得手段により取得した紙葉類識別情報を外部演算装置へ移送する情報移送手段と、前記紙葉類識別情報とは異なる紙葉類の情報である、固有特徴量情報を認識する固有特徴量認識手段と、内部に前記紙葉類を収納する少なくともひとつの収納手段と、前記固有特徴量認識手段で認識した固有特徴量報に応じて前記紙葉類を振り分ける振り分け手段と、を備えることを特徴とする。
上述のような構成としたことにより、紙葉類処理装置もしくは紙葉類仕分け装置では取引処理時画像を認識して外部演算装置へ情報送信し、外部演算装置で落書き判定を実施して、判定結果を固有特徴量情報で紙葉類仕分け装置へ送信することにより、紙葉類仕分け装置を簡素な構成とすることが可能である。
また、本発明によれば、現金自動預払機(ATM)や精査機(紙幣仕分け装置、またはソータ)といった紙幣取扱装置は、高度な識別処理を外部演算装置(サーバ)にて行なうシステムを提供することができる。
紙幣仕分けシステム(その1)の概略構成図 ホストコンピュータの制御ブロック図 紙幣仕分け装置の制御ブロック図 紙幣仕分け装置の概略構成図 損券紙幣の一例を示す概略説明図 第1の実施例のフローチャート 第1、第2の実施例のフローチャートの続き 第2の実施例のフローチャート 第2の実施例のフローチャートの続き 現金自動取引装置の制御ブロック図 現金自動取引装置の概略構成図 紙幣仕分けシステム(その2)の概略構成図 第3の実施例のフローチャート(その1) データ格納部のデータフォーマットの一例 第3の実施例のフローチャート(その2) 紙幣処理部の回収庫にメモリを搭載した場合の概略構成図 紙幣仕分けシステムの概略構成図 現金自動取引装置の制御ブロック図 ホストコンピュータの制御ブロック図
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例としての紙幣仕分けシステム(その1)150の全体像を概略的に示すシステム構成図である。
紙葉類仕分けシステムに対応する本実施例の紙幣仕分けシステム150は、銀行の本店あるいは支店のバックヤード、あるいは現金センタに設置され、銀行業務によって回収した紙幣Sを精査する紙幣仕分け装置200と、例えば銀行の本店あるいは支店、あるいは現金センタ内に設置され、紙幣仕分け装置200を統括管理するサーバーとして機能するホストコンピュータ300とで構成され、それぞれが通信回線400にて接続されている。ここで、通信回線400は、有線でも無線でも問題ない。
紙幣仕分けシステム150のそれぞれの構成要素について、以下において、管理端末に対応するホストコンピュータ300、紙葉類仕分け装置に対応する紙幣仕分け装置200、の順に説明する。
紙幣仕分けシステム150の構成要素であるホストコンピュータ300について、ホストコンピュータ300のブロック図を示す図2とともに説明する。
ホストコンピュータ300は、主制御部350、データを格納するデータ格納部310、データの受け渡しを行う通信部351(受信手段及び送信手段に対応)、主制御部350の動作プログラム等を記録したROM352、主制御部350が各部を制御する制御データを読み書き可能に記録するRAM353、紙幣識別情報25の解析結果を視認するための表示部354、管理者による指示操作を入力許容する管理者入力部355、及びスキャナ等で取得された紙幣の画像データの解析を行うデータ処理部356を備えている。
主制御部350は、データ格納部310、通信部351、ROM352、RAM353、表示部354、管理者入力部355、及びデータ処理部356がそれぞれ接続され、ROM352に記憶した動作プログラムによって、これらを制御する。また、主制御部350は、各支店の現金自動取引装置100から紙幣識別情報25と取引管理情報26とを関連付けた取引処理時情報を、通信部351を介して受信し、データ処理部356にて落書き損券紙幣であるかどうかの高度な解析処理を実施し、その結果をデータ格納部310に格納して管理する。
管理者入力部355は、例えば、落書き損券紙幣情報を作成するためにデータ集計管理を行う際における管理者による指示情報の入力操作を許容する入力部である。
続いて、紙幣仕分けシステム150の構成要素である紙幣仕分け装置200について、説明する。紙幣仕分け装置200は前述のとおり、回収された紙幣Sの計数、真偽判定、正損分離処理といった精査業務を行う装置である。
ここで、紙幣仕分け装置200の電気的構成を示したブロック図である図3について説明する。紙幣仕分け装置200は、図3に示すように、紙幣仕分け装置200の各部を制御する主制御部250、主制御部250の動作プログラム等を記録したROM251、主制御部250が各部を制御する制御データを読み書き可能に記録するRAM252、操作者に対して情報を表示する場合や、操作者による入力操作を受け付ける場合に使用する表示操作部253、情報の送受信を行う通信部254、及び各種情報を格納する格納部255を備えている。格納部255には、上述したホストコンピュータ300から受信した紙幣Sに関する各種情報を格納する。
また、上記の他に、確認時固有特徴量認識手段に対応する記番号読取センサ201、枚数検出センサ203、紙幣の表裏全体の画像を取得するスキャナ204、及び搬送されてくる紙幣の損券レベルを読み取る損券検知センサ205、紙幣識別部により精査した紙幣を振り分ける振り分けゲート230を備えている。
次に、紙幣仕分け装置200の機構を示す構造図である図4について説明する。
紙幣仕分け装置200の内部には、紙幣識別部210、ホッパ220、振り分けゲート230、リジェクトスタッカ240、スタッカ245A〜245Bを備えている。紙幣識別部210は、記番号読取センサ201、枚数検出センサ203、スキャナ204、損券検知センサ205を搭載し、ホッパ220から繰り出された紙幣Sに対して計数、真偽判定、正損分離処理といった精査を行う。ホッパ220は、紙幣Sの投入部であり、投入された紙幣Sを1枚ずつ繰り出す。振り分けゲート230は、紙幣識別部210により精査した紙幣Sを振り分ける。リジェクトスタッカ240、スタッカ245A〜245Bは紙幣の収納手段であって、紙幣を取出すことを可能とした開口部を装置前面(ホッパ220を設けた側面)に備えている。
このように構成された紙幣仕分け装置200の説明と紙幣搬送の仕組みについて、紙幣仕分け装置200の一般的な使用方法である、正損分離処理を例にして説明する。なお、紙幣仕分け装置200で実施する正損分離処理とは、真偽判定により真券紙幣と偽券紙幣に区分された紙幣のうち真券紙幣を、正損分離基準に基づいて正券紙幣であるか損券紙幣であるかを判定し、物理的に正券紙幣と損券紙幣を区分することを指す。
ここで、損券紙幣の主な例について、図5を用いて説明する。
損券紙幣は、図5(a)に示すように、紙幣表面に汚れ(しみ)50がある汚れ損券紙幣S0、図5(b)に示すように、紙幣表面に落書き51がある落書き損券紙幣S1、図5(c)に示すように、紙幣の一部に破れ52がある破れ損券紙幣S2、図5(d)に示すように、紙幣の一部に折れ53がある折れ損券紙幣S3、図5(e)に示すように、紙幣の一部に穴54がある穴損券紙幣S4などがある。
次に紙幣仕分け装置200の具体的な動作について、図5を用いて説明する。現金自動取引装置100や銀行窓口から回収された紙幣Sがホッパ220に装填されると、紙幣Sを1枚ずつ分離して、ホッパ220から識別部210に搬送する。
識別部210は、枚数検出センサ203によって紙幣枚数を検出するとともに、損券検知センサ205にて、搬送されてくる紙幣の損券レベルを読み取り、正損分離基準を示す正損分離基準情報257と比較して、当該紙幣Sが損券紙幣であれば振り分けゲート230の駆動によりリジェクトスタッカ240へ搬送し、当該紙幣Sが正券紙幣であれば振り分けゲート230の駆動により特定のスタッカ(例えば245A)へ振り分ける。ここで、損券レベルとは、紙幣の破れの大きさ、穴の大きさ等を数値で評価したものである。
以上が一般的な紙幣仕分け装置200の一例であるが、本発明の実施例を以下に説明する。
第1の実施例は、紙幣仕分け装置200とホストコンピュータ300をつないだ図1の紙幣仕分けシステム(その1)の一例である。ある紙幣束の中に落書き損券紙幣があるかを検出するものである。
第1の実施例を図6に示したフローチャートを用いて説明する。
紙幣束をホッパ220に装填する。この時、紙幣束は同一通貨であれば、複数金種が混在していても、紙幣の表裏がバラバラでも問題ない。ホッパ220から紙幣Sが1枚ずつ分離され、識別部210に搬送される(S101)。識別部210では、枚数検出センサ203によって紙幣枚数を検出するとともに(S102)、スキャナ204によって搬送された紙幣の表裏画像を取得し(S103)、紙幣画像情報258として1つのスキャナ画像が保存されると、通信部254により、通信回線400経由でホストコンピュータ300にデータ送信される(S104)。なお、搬送された紙幣Sはすべて振り分けゲート230の駆動により、特定のスタッカ(例えば245A)へ振り分ける(S105)。これをホッパの紙幣が無くなるまで繰り返す(S106)。ホッパに搭載した紙幣がすべて識別部を通過したら、紙幣識別総枚数(ここでは、n枚だったとする)をホストコンピュータ300に送信する(S107)。
一方、リアルタイムでデータ送信されたホストコンピュータ300は通信部351より、紙幣仕分け装置200からの紙幣画像を受信し(S201)、データ処理部356にて、スキャナ画像に落書き損券紙幣が含まれているかどうかの高度な解析処理を実施し(S202)、合わせて紙幣画像に含まれる記番号画像データから記番号の認識処理を行う。
なお、落書きを検出するための具体的な解析処理としては、例えば、落書きが含まれる紙幣画像データから本来の紙幣画像成分のみを引き算し、残された画像データに対してOCR(光学文字認識)処理を実施すればよい。文字の形態でない落書きに対しては想定される落書きを事前に定義し、パターンマッチングを行う方法でも良い。これらの解析処理を実施することで、単なる汚れ損券紙幣なのか、落書き損券紙幣なのかを判別することができる。
判別結果をデータ格納部310に、当該紙幣の記番号と共に格納する。落書き損券紙幣が検知された場合は(S203)、記番号のみを通信回線400経由で紙幣仕分け装置200に通知する(S204、S108)。ホストコンピュータ300は、落書き紙幣有無にかかわらず、画像解析済みの紙幣枚数をカウントして(S205)、データ格納部310に格納する。
ホストコンピュータ300から通知された記番号は、紙幣仕分け装置200内の紙幣識別情報256に格納される(S109)。
ホストコンピュータ300は、紙幣識別総枚数が紙幣仕分け装置200から送られてくるのを待ち(S206)、データ格納部310に格納されている、画像解析枚数がn枚となるまで、画像解析処理を繰り返す(S207)。ホストコンピュータ300がn枚分の紙幣の画像解析を終えた時点で、終了通知を紙幣仕分け装置200に通知する(S208)。紙幣仕分け装置200はホストコンピュータ300から画像解析終了通知がくるまで、記番号受信を待つ(S110)。画像解析終了通知後、次のステップに進むために、表示操作部253に「紙幣をホッパに再セットしてください」といった文言を表示する(S111)。
次にホストコンピュータでの処理結果に基づき、当該紙幣を紙幣仕分け装置200で振り分ける方法について図7を用いて説明する。
スタッカ(例えば245A)に搬送された紙幣束をホッパ220に再度装填する。ホッパ220から紙幣Sが1枚ずつ分離され、識別部210に搬送される(S112)。識別部210では、記番号読取センサ201により紙幣Sの記番号データを取得し(S113)、主制御部250は、読み取った記番号画像データから記番号を認識し、前記の紙幣識別情報256に格納されている記番号と一致するかをチェックする(S114)。
該当する記番号の紙幣Sは振り分けゲート230の駆動により、リジェクトスタッカ240へ搬送され(S115)、紙幣仕分け装置200の格納部255内の紙幣画像情報258に保存されている、該当紙幣(落書き損券紙幣)の画像と記番号を表示操作部253に表示する(S116)。
記番号が一致しない紙幣Sは特定のスタッカ(例えば245A)に格納される(S117)。この処理はホッパの紙幣が無くなるまで繰り返される(S118)。
ここで、図1の例として紙幣仕分け装置200が、ホストコンピュータ300に複数接続されているが、ホストコンピュータ300は1台1台の紙幣仕分け装置200を個別に認識可能であるため、紙幣仕分け装置200の複数台同時処理も可能である。
以上より、紙幣仕分け装置200とホストコンピュータ300間で通信することにより、紙幣仕分け装置200内に高度な解析処理を行う識別部210を搭載することなく、落書き損券紙幣を分離させることが可能となる。
次に第2の実施例の説明をする。第2の実施例は第1の実施例とシステムは同じ(図1)で、ある紙幣束の中に落書き損券紙幣があるかを検出するものであるが、データ送信方式が第1の実施例とは異なるものである。
第2の実施例を図8、図9に示したフローチャートを用いて説明する。
紙幣束をホッパ220に装填する。この時、紙幣束は同一通貨であれば、複数金種が混在していても、紙幣の表裏がバラバラでも問題ない。ホッパ220から紙幣Sが1枚ずつ分離され、識別部210に搬送される(S301)。識別部210では、枚数検出センサ203によって紙幣枚数を検出するとともに(S302)、スキャナ204によって搬送された紙幣の表裏画像を取得し(S303)、紙幣画像情報258としてスキャナ画像を保存する。なお、搬送された紙幣Sはすべて振り分けゲート230の駆動により、特定のスタッカ(例えば245A)へ振り分ける(S304)。これをホッパの紙幣が無くなるまで繰り返す(S305)。ホッパに搭載した紙幣がすべて識別部を通過したら、紙幣識別総枚数(ここでは、m枚だったとする)と、m枚分の紙幣表裏の画像データをホストコンピュータ300に送信する(S306)。
一方、紙幣仕分け装置からデータを受けたホストコンピュータ300(S401)は通信部351より、データ処理部356にて、スキャナ画像に落書き損券紙幣が含まれているかどうかの高度な解析処理を実施し(S402)、その結果をデータ格納部310に、当該紙幣の記番号と共に格納する。この処理をm枚分実施する(S404)。
m枚分の画像解析処理を実施した後、落書き損券紙幣が検知された場合は(S405 Y)、落書き損券紙幣の記番号を通信回線400経由で紙幣仕分け装置200に通知する(S406)。一方、落書き損券紙幣が検知されなかった場合は(S405 N)、該当記番号無しの結果を通信回線400経由で紙幣仕分け装置200に通知する(S407)。
ホストコンピュータ300から解析結果を受信した紙幣仕分け装置200は(S307)、落書き損券紙幣の記番号有無をチェックし、該当記番号が無かった場合は(S308 N)、表示操作部253に「落書き紙幣はありませんでした」等の文言を表示し、処理を終了することができる(S311)。
一方、記番号があった場合は(S308 Y)、紙幣仕分け装置200内の紙幣識別情報256に格納後(S309)、次のステップに進むために、表示操作部253に「紙幣をホッパに再セットしてください」といった文言を表示する(S310)。
以降は、第1の実施例と同じ手順となるが(図7)、スタッカ(例えば245A)に搬送された紙幣束をホッパ220に再度装填する。ホッパ220から紙幣Sが1枚ずつ分離され、識別部210に搬送される(S112)。識別部210では、記番号読取センサ201により紙幣Sの記番号データを取得し(S113)、主制御部250は、読み取った記番号画像データから記番号を認識し、前記の紙幣識別情報256に格納されている記番号と一致するかをチェックする(S114)。
該当する記番号の紙幣Sは振り分けゲート230の駆動により、リジェクトスタッカ240へ搬送され(S115)、紙幣仕分け装置200の格納部255内の紙幣画像情報258に保存されている、該当紙幣(落書き損券紙幣)の画像と記番号を表示操作部253に表示する(S116)。
記番号が一致しない紙幣Sは特定のスタッカ(例えば245A)に格納される(S117)。この処理はホッパの紙幣が無くなるまで繰り返される(S118)。
以上のように、第2の実施例では、画像データをホストコンピュータ300に一括送信する処理であるため、第1の実施例と比べて処理を簡素化できる。
ここで、今までの説明では、紙幣仕分け装置200とホストコンピュータ300を用いたシステムであったが、紙幣画像情報258の取得は紙幣仕分け装置200に限らず、各種の紙幣処理装置でも実施可能である。ここでは、その一例として、現金自動取引装置100とホストコンピュータ300と紙幣仕分け装置200を用いたシステム構成(図12に該当)について説明する。
まず、現金自動取引装置100の電気的な概略構成を示すブロック図である図10とともに、現金自動取引装置100について説明する。
現金自動取引装置100は、図10に示すように、表示操作部120、カード受付部130、紙幣処理部110、通信部23、格納部24、時計27、並びに、ROM21及びRAM22が接続された主制御部20で構成している。
なお、表示操作部120、カード受付部130及び紙幣処理部110は、装置筐体部に備えられ、紙幣の入出金取引処理を行うための利用者の入力操作や利用者への表示、紙幣やカードの受渡に関与している。
取引処理手段に対応する紙幣処理部110は、後述する装置前面に設置されたシャッター111の開閉を経て、紙幣入金の受け入れ、返却紙幣や出金紙幣の払い出しを行う処理部である。
表示操作部120は、タッチパネルとして機能する液晶ディスプレイで構成され、液晶ディスプレイに種々の文字情報と画像情報を表示するとともに、利用者による入出金取引処理に伴う入力操作を受け付ける構成である。
カード受付部130は、カード搬送機器とカード読取機器を備え、入出金取引処理に際して利用者によって挿入された磁気ストライプカードやIC内蔵カードを受け付け、入出金取引処理後にカードを利用者に返却する。このカード受付部130には、明細帳票に入出金明細事項を記入して帳票を排出する明細書発行機器が併設されている。
紙幣処理部110、表示操作部120及びカード受付部130は後述する主制御部20に接続され、紙幣処理部110におけるシャッター開閉や、表示操作部120での表示、カード受付部130でのカード受付・返却は、主制御部20からの制御信号に基づいて実行される。
記憶手段に対応する格納部24は、紙幣処理部110から得られる紙幣識別情報25や、カードリーダ受付部130にて読み取られた入出金取引者情報や時計27から得られる取引日時情報などの取引管理情報26が記録される。
情報移送手段に対応する通信部23は、格納部24に格納される紙幣識別情報25及び取引管理情報26を、取引処理時情報として、通信手段に対応する通信回線400を介して送信する。
主制御部20は、コンピュータを用いて構成され、各種装置の統括制御を担い、主制御部20の動作プログラム等を記録したROM21、主制御部20が各部を制御する制御データを読み書き可能に記録するRAM22が接続されている。
主制御部20は、これら機器との間でデータ通信しながら、紙幣の入出金はもとより、紙幣入出金に伴うカードや通帳の受付・払出、後述の紙幣の真偽判定等の制御を行うとともに、通信回線400を介してホストコンピュータ300に取引処理時情報を送信する。
続いて、紙幣処理部110の機構を示す構造図である図11を用いて構成要素の説明と紙幣搬送の仕組みについて説明する。
図11に示すように、紙幣処理部110は、識別部10、シャッター111の下方の入金口112、出金返却口113、並びに収納手段に対応する一時保留部115及び収納部118で構成し、入金口112及び出金返却口113と一時保留部115、収納部118との間において、紙葉類に対応する紙幣Sを搬送する。
識別部10は、紙幣Sの真偽を判別する真偽判別センサ3(識別手段に対応)、紙幣Sに印刷され、固有特徴量情報に対応する記番号を読み取るための記番号読取センサ1(取引処理時固有特徴量認識手段に対応)、及び紙幣Sの正損分離処理を行うための損券検知センサ2(損券レベル判定手段に対応)、紙幣Sの表裏画像全体をスキャンするスキャナ4を内蔵している。
ここで、図11では、真偽判定センサ3、記番号読取センサ1、損券検知センサ2、スキャナ4を分けて構成しているが、それぞれのセンサの機能を持ち合わせた1つのモジュールとして構成してもよい。
入金口112は、入金時に利用者によって投入された入金紙幣を受け入れる受入口である。 出金返却口113は、利用者への返却紙幣が搬送されるとともに、出金時には出金紙幣が出金返却口113に払い出される排出口である。
一時保留部115は、識別部10による紙幣読取の結果、後述するように真券紙幣と判別された紙幣Sを一時的に保管する保留部である。
回収庫116は、入金取引処理時や出金取引処理時に識別部10により損券紙幣と判別された紙幣Sを収納・保管する回収用の収納庫である。
収納部118は、回収庫116と収納庫117A〜117Cとで構成している。
収納庫117A〜117Cは、現金自動取引装置100が取り扱う紙幣の金種毎に装備され、入金紙幣を金種毎に収納・保管する収納庫である。なお、本実施例では、三種類の金種の紙幣を取り扱うことを想定しているので、三つの収納庫117A〜117Cを装備している。
次に、第3の実施例として、上記構成の紙幣処理部110において、紙幣Sを入金する場合について説明する。
紙幣処理部110の入金口112に紙幣Sが投入されると、入金口112から紙幣Sを1枚ずつ分離して識別部10に搬送する。
識別部10では紙幣Sの真偽や金種等の複数項目の判定が行われ、それらの判定結果から紙幣Sが正常な真券紙幣であるか、異常な偽券紙幣であるか、正常である場合には更に正券紙幣であるか損券紙幣であるか識別する動作と並行して、スキャナ4によって紙幣全体の画像を取得して、紙幣識別情報25に格納する。また、入出金取引者情報や時計27から得られる取引日時情報などは取引管理情報26に格納する。これらは、取引処理時情報として、通信手段に対応する通信回線400を介してホストコンピュータ300に送信される。
ここで、識別部10による真偽判定の結果、金種判定が不可であった紙幣Sや、例えば、寸法異常などによって真偽判定で偽券紙幣と判定された紙幣Sは、振り分けゲート114によって出金返却口113まで返却搬送される。これにより、上記紙幣Sは利用者に返却されることになるが、偽券紙幣と判定された場合などは、先ほどの取引処理情報としてホストコンピュータにて管理することも可能である。その一方、真券紙幣であると判定された紙幣Sは、一時保留部115まで搬送される。
一時保留部115に搬送された入金紙幣Sは、表示操作部120(図12)に表示された入金金額を確認した利用者によって入金確定指示操作が入力されると、一時保留部115から1枚ずつ繰出され、改めて識別部10を通過し、収納部118へ搬送される。
識別部10による再度の識別により正券紙幣と判別された紙幣Sは、振り分けゲート114の駆動により、金種情報に従って対応する収納庫117A〜117Cのいずれかに収納され、紙幣に汚れや破れがあり次取引以降の出金取引処理には適さない損傷紙幣は損券紙幣と判定され、回収庫116に搬送されて保管される。ここで、損券紙幣と判定される紙幣の中に落書き、しみ、破れ、穴開きなどがあるが、現金自動取引装置100単体でそれらを判定してカテゴリ分けして格納するのは困難であり(後述する)、損券紙幣という括りで保管される。
一方、紙幣Sを出金する場合には、収納庫117A〜117Cのいずれかから紙幣Sが1枚ずつ分離され、識別部10へ搬送される。識別部10は紙幣Sの状態を確認し、正常な正券紙幣と判定された紙幣Sを出金返却口113へ搬送する。それ以外の損券紙幣は一時保管庫115へ一旦搬送され、その後に再び識別部10を経由し、識別部10の識別結果情報によって収納庫117A〜117Cへ収納されるか、或いは回収庫116に回収される。
現金自動取引装置100の識別部10は、損券検知センサ2によって図5に示されるような、汚れ(しみ)50、落書き51、破れ52、折れ53、穴54を検知し、損傷の程度を損券レベルとして検出する。ここで、落書き損券紙幣というのは、他の損券とは区別して処理をしたい要求があるが、現金自動取引装置100のみで、落書き損券紙幣を検出して、他の損券とは別管理するような処理を考えた場合、非常に高性能なハードウェアと、高度な識別処理を顧客取引中に実施する必要があるため、取引処理時間が遅くなったり、現金自動取引装置100のコストが上がってしまうといった欠点がある。
そこで、現金自動取引装置100では、入出金取引時に識別部10内のスキャナ4にて紙幣画像を取得したデータを、紙幣識別情報25に一旦格納した後、ホストコンピュータ300に送信して、ホストコンピュータ300上にて、損券紙幣が落書き損券であるかの高度な解析処理を実施し、結果を保存しておくことを考えた。
ここで、第3の実施例を図12と、図13を用いて説明する。
図12は現金自動取引装置100とホストコンピュータ300と紙幣仕分け装置200を用いた紙幣仕分けシステム(その2)であり、図13は入金取引処理時の動作手順を示したフローチャートである。
カード受付部130への利用者によるカード挿入操作や表示操作部120への利用者による入力操作によって入金取引処理が開始すると、入金口112に投入された紙幣Sを1枚ずつ分離して識別部10へ搬送する(S501)。
識別部10へ搬送された入金紙幣Sは、識別部10の真偽判別センサ3によって、真偽判定や金種判定等の複数の判定項目に基づいて紙幣Sが正常であるか異常であるかを識別する(S502)。また、識別部10では、損券検知センサ2により紙幣Sの損券レベルを検出した後(S503)、紙幣Sの表裏全体の画像をスキャナ4で取得する(S504)そして、ステップS502〜S504で取得した真偽判定結果、損券レベル検出結果、紙幣Sの画像データを紙幣識別情報25として格納部24に格納後(S505)、ホストコンピュータ300に紙幣識別情報25と取引管理情報26を送信する(S506)。
主制御部20は、識別部10によって紙幣Sが入金受付可能であると識別されたか否か、つまり真券紙幣と識別されたか偽券紙幣と識別されたかを判定し、入金受付可能な真券紙幣と識別されると(S507 Y)、紙幣Sを識別部10から一時保留部115へ搬送する(ステップS508)。
逆に、ステップS507において、識別部10によって紙幣Sが入金受付不可能な偽券紙幣と識別されると(S507 N)、紙幣Sを識別部10から出金返却口113
へ搬送して返却する(S509)。
そして、紙幣の搬送の後、主制御部20は、入金口112の紙幣Sが全てなくなったか否かを判定し(S510)、入金口112にまだ紙幣Sがあれば、ステップS501へ移行して、入金口112から紙幣Sを繰り出して識別部10へ搬送し、上述したように識別部10で紙幣Sを識別する。
なお、このように識別部10によって入金受付不可能な偽券紙幣と識別された紙幣Sは、複数の判定項目のうち少なくとも1つの項目を満足しなかった紙幣であって、例えば、紙幣処理部110で取り扱い不可能な金種の紙幣やレシート等の紙幣以外の媒体であるために識別部10では真券紙幣と判定できなかった紙葉類が含まれている。
また、主制御部20が、入金口112に紙幣Sが全てなくなったことを判定すると(S510 Y)、入金口112からの繰出しを終了し、表示操作部120に紙幣Sの金種、枚数、合計金額を表示する。
そして、表示操作部120に表示された紙幣Sの金種、枚数、合計金額を確認した利用者により入金確定処理操作が行われると(S511 Y)、識別部10により正券紙幣と識別された紙幣Sを、金種情報に従って一時保留部115から収納庫117A
〜117Cのうちいずれかの対応する収納庫117に収納する。
これに対し、紙幣Sに汚れ50、落書き51や破れ54等があり、正損判定基準に従って次取引以降の出金取引処理には適さない等の理由で損券紙幣と判定された紙幣Sは、一時保留部115から回収庫116に搬送され、保管される(ステップS512)。そして入金取引処理が完了となる。
一方、表示操作部120に表示された紙幣Sの金種、枚数、合計金額を確認した利用者により入金取引処理について取り消し操作が入力されると(S511 N)、一時保留部115に集積した紙幣Sを出金返却口113へ搬送して利用者に紙幣Sを返却し(ステップS513)、入金取引処理を終了する。
ここで、今回のフローチャートの場合、入金処理が完了していない紙幣Sに関しても、画像データを含む紙幣識別情報25や取引管理情報26をホストコンピュータ300に送信する流れとなっているが、これは偽券紙幣の情報をより多く入手できるというメリットがある。ただし、送信されるデータ量を最低限にしたい場合や、入金確定後の紙幣Sのみをデータ管理したい場合は、ステップS512の後にステップS505、ステップS506の処理をもってくるフローとしてもよい。
次に、図13で説明した紙幣識別情報25や取引管理情報26がホストコンピュータ300に送信された後の処理について説明する。ホストコンピュータ300は通信部351より、データ処理部356にて、スキャナ4によって取得された紙幣画像に落書き損券紙幣が含まれているかどうかの高度な解析処理と合わせて紙幣画像に含まれる記番号画像データから記番号の認識処理を実施し、その解析結果をデータ格納部310に、当該紙幣の取引支店、装置、日時、記番号といった情報とともに保存する。データ格納部310のデータフォーマットの一例を図14に示す。
取引処理時情報に対応する紙幣識別情報25は、現金自動取引装置100が設置されている支店の管理番号を示す支店管理番号情報30、支店内の現金自動取引装置の管理番号を示す装置管理番号情報31、認識した紙幣Sの記番号を示す記番号情報32(取引処理時固有特徴量情報に対応)、当該紙幣Sの真偽判定結果を示す真偽判定結果情報33(真偽識別結果情報に対応)、当該判定を行った日時に関する日時情報35(時間情報に対応)、現金自動取引装置100の取引が成立したか否かを示す取引成立可否情報36、及び上述したデータ処理部356の解析処理結果である、落書き損券検出有無情報34で構成している。
このようなデータフォーマットでデータ格納部310に記憶することにより、紙幣Sの記番号情報と、真偽判定結果情報及び落書き情報とを関連付けて管理することができる。
次に、図13、図14の方式で運用された、現金自動取引装置100から回収された紙幣が、紙幣仕分け装置200で落書き損券紙幣を検出する手順について図15を用いて説明する。
なお、図15は紙幣仕分け装置200による落書き損券分離手順を示したフローチャートであり、各ステップは紙幣仕分け装置200の主制御部250が実行する処理である。
まず、銀行の支店にある現金自動取引装置100から回収された紙幣Sについて、落書き券に該当する記番号をホストコンピュータ300のデータ格納部310から受信し、格納部255の紙幣識別情報256として登録する(S601)。
具体的な方法としては、紙幣仕分け装置200の表示操作部253への作業者による入力操作によって、ホストコンピュータ300に対して受信要求を入力すると良い。
その後、回収された紙幣Sをホッパ220から1枚ずつ分離し、識別部210へ搬送し(S602)、識別部210に搭載された枚数検出センサ203により紙幣の枚数をカウントするとともに、記番号読取センサ201により紙幣Sの記番号画像データを取得し、主制御部250は、読み取った記番号データから記番号を認識し(S603)、認識した記番号と格納部255に格納されている記番号とを比較照合する(S604)。
そして、主制御部250は、紙幣Sが落書き紙幣であるか、それ以外の紙幣(正券もしくは汚れ等の落書き以外の損券)であるかを判定する(S605)。
落書き紙幣でないと判定した場合(S605 N)、紙幣Sをスタッカ(例えば245A)に集積し(S606)、落書き損券紙幣であると判定した場合(S605 Y)、紙幣Sをリジェクトスタッカ240へ集積する(S607)。
上記の手順(S602〜S607)をホッパ220に紙幣Sがなくなるまで繰り返し(S608)、紙幣仕分け装置200における落書き券分離処理を終了する。
以上の手順によると、紙幣仕分け装置200において、現金自動取引装置100では実施困難である落書き券分離処理が実施できる。
また、紙幣仕分け装置200は、記番号読取センサ1を備えるという簡素なセンサ構成で実現できるばかりでなく、紙幣仕分け装置200でのデータ処理負荷が少なくなる分、高速処理を容易に実現することが可能となる。
なお、上述の説明では、紙幣識別情報256をホストコンピュータ300から受信する形式について説明したが、ステップS603で認識した記番号に基づいて、リアルタイムで通信回線400を経由してホストコンピュータ300と通信し、該当する紙幣Sの紙幣識別情報25を取得してもよい。
以上のように、現金自動取引装置100とホストコンピュータ300と紙幣仕分け装置200のシステムを組むことにより、落書き券を検知するという高度な処理をコストをかけずに実施することができる。
また、上述の説明では、現金自動取引装置100とホストコンピュータ300の相互間の情報伝達手段として通信回線400を用いたが、オフラインでもこのシステムは実現可能である。
例えば、図16に示すように、紙幣処理部110において回収庫116にメモリ119(記憶手段、取引処理時情報出力手段及び取引処理時情報出力手段に対応)を搭載し、収納された紙幣Sに関する紙幣識別情報25をメモリ119に記憶させてもよい。この場合、紙幣回収の際には収納庫ごと運搬し、紙幣回収先での落書き券検知処理の際にはメモリ119に記憶した紙幣識別情報25を読み取り、ホストコンピュータ300にて落書き損券紙幣が含まれているかどうかの解析処理を実施すればよい。
現金自動取引装置100とホストコンピュータ300間のオフラインのシステムとしてUSBメモリ等の外部記憶媒体を用いた実施例を次に説明する。
実施例4では実施例3と比較して、現金自動取引装置100とホストコンピュータ300のデータの受け渡し方法が異なるのみであり、異なる装置構成と処理手順について説明する。
図17は本実施例の紙幣仕分けシステム500の全体像を概略的に示すシステム構成図である。
紙幣仕分けシステム500は、現金自動取引装置100からホストコンピュータ300へ外部記憶媒体501で紙幣全体の画像を含む紙幣識別情報25を移動させ、ホストコンピュータ300で解析し、通信回線400を通じて紙幣仕分け装置200へデータを送るという構成となっている。
外部記憶媒体501は、USBメモリのほか、磁気ディスク、ミニディスク、光ディスク、DVD、CDROM、マイクロドライブ、光磁気ディスクを含むあらゆる種類のディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、DRAM、VRAM、フラッシュメモリ装置、磁気又は光カード、外付けハードディスク等のデータを格納するのに適した何らか種類の媒体又は装置を含みこれに限定されない。
次に現金自動取引装置100の電気的な概略構成を示すブロック図を図18に示す。
現金自動取引装置100は、図18に示すように、表示操作部120、カード受付部130、紙幣処理部110、通信部23、格納部24、時計27、ROM21、RAM22及び紙幣処理部110のほか、外部記憶媒体501とのデータの受け渡しを行う外部記憶媒体接続口502が主制御部20と接続されて構成されている。外部記憶媒体接続口502は、例えばUSBポートなどを指す。
また、図19にホストコンピュータ300の電気的な概略構成を示すブロック図を示す。
ホストコンピュータ300は図19に示すように、主制御部350、通信部351、ROM352、RAM353、表示部354、管理者入力部355、データ処理部356、データ格納部310のほか、外部記憶媒体501とのデータの受け渡しを行う外部記憶媒体接続口503を構成要素として含む。
次に、紙幣仕分け装置200において、実施例3で説明した手順に従い、現金自動取引装置100にて登録された紙幣識別情報25に基づいて落書き券検知処理を行う手順について図5および図18、19を用いて説明する。
まず、銀行の支店にある現金自動取引装置100から紙幣Sを回収する際に、紙幣識別情報25は、外部記憶媒体接続口502を経由して外部記憶媒体501に送信(コピーまたは移動)される。その後、外部記憶媒体501と紙幣Sとは、合わせてホストコンピュータ300の設置された本店や支店のバックヤード、あるいは現金センタに運搬される。外部記憶媒体501に記憶された紙幣識別情報25は、外部記憶媒体接続口503を経由してホストコンピュータ300に受信(コピーまたは移動)される。その後、データ処理部356にて、紙幣画像に落書き損券紙幣が含まれているかどうかの高度な解析処理と合わせて紙幣画像に含まれる記番号画像データから記番号の認識処理を実施し、その解析結果をデータ格納部310に保存する。以降の処理は図15に記載のフローと同様である。
以上の手順によると、現金自動取引装置100とホストコンピュータ300をオンラインで接続することなく、システムの構築が容易なオフラインの構成で、実施例3と同等の落書き券検知処理を行うことができる。
また、今回の実施例4のシステムでは利便性を考慮して、ホストコンピュータ300と紙幣仕分け装置200はオンラインの接続としたが、紙幣仕分け装置200に外部記憶媒体接続口を具備させることにより、ホストコンピュータ300と紙幣仕分け装置200間も外部記憶媒体501を用いてデータ送付することは可能である。この場合は、ホストコンピュータ300にて、落書き券の解析処理と記番号の認識処理を行った結果を再度外部記憶媒体501に保存して、紙幣仕分け装置200の外部記憶媒体接続口に接続すれば良い。実施例4と比較すると利便性が劣るが、すべてのシステムをオフラインにできるというメリットがある。
また、本実施例では記番号を紙幣Sの持つ固有特徴量として取扱い、真偽判定結果と落書き損券レベルとを関連付ける場合について説明したが、紙幣Sの固有特徴量としては記番号に限定されず、例えば、バーコードやICチップ等、紙幣Sが個別に認識可能な情報であればよい。
また、記番号やバーコード等の固有特徴量が文字あるいはコードとして認識処理できない場合には、記番号やバーコードの画像情報を当該紙幣の固有特徴量として扱ってもよい。この場合には、紙幣仕分け装置200で読み取った画像情報と紙幣識別情報256として記憶されている画像情報との画像照合処理を行えばよい。
また、上述の説明では、本発明に関わる紙葉類処理装置及び紙葉類仕分けシステムを、紙幣Sを落書き券検知処理する紙幣仕分け装置200を用いた場合について説明したが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外に商品券や小切手などの有価証券など、固有の特徴量を持つ媒体を落書き券検知処理する仕分け装置としてもよい。
また、今回の実施例では落書き券検知処理をホストコンピュータ300にて実施することを主として記載しているが、真偽判定や破れなどの損券判定をホストコンピュータに実施させても良い。
ところで、本実施例で説明したホストコンピュータ300とは、例えば銀行で現状運用されている勘定系システムのホストを流用して使用しても良いし、紙幣仕分け装置200で必要となるデータ解析を行う専用端末として構成してもよい。
S…紙幣,1…記番号読取センサ,2…損券検知センサ,3…真偽判別センサ,4…スキャナ,10…識別部,20…主制御部,21…ROM,22…RAM,23…通信部,24…格納部,25…紙幣識別情報,26…取引管理情報,27…時計,30…支店管理番号情報,31…装置管理番号情報,32…記番号,33…真偽判定結果,34…落書き損券検出有無情報,35…損券判定日時,36…取引成立可否情報,50…汚れ(しみ),51…落書き,52…破れ,53…折れ,54…穴,100…現金自動取引装置,110…紙幣処理部,111…シャッター,112…入金口,113…出金返却口,114…振り分けゲート,115…一時保留部,116…回収庫,117A〜117C…収納庫,118…収納部,119…メモリ,120…表示操作部,130…カード受付部,140…通帳受付部,150…紙幣仕分けシステム(その1),151…紙幣仕分けシステム(その2),200…紙幣仕分け装置,201…記番号読取センサ,203…枚数検出センサ,204…スキャナ,205…損券検知センサ,210…識別部,220…ホッパ,230…振り分けゲート,240…リジェクトスタッカ,245A…第1スタッカ,245B…第2スタッカ,250…主制御部,251…ROM,252…RAM,253…表示操作部,254…通信部,255…格納部,256…紙幣識別情報,257…正損分離基準情報,258…紙幣画像情報,300…ホストコンピュータ,310…データ格納部,350…主制御部,351…通信部,352…ROM,353…RAM,354…表示部,355…管理者入力部,356…データ処理部,400…通信回線,500…紙幣仕分けシステム,501…外部記憶媒体,502〜503…外部記憶媒体接続口

Claims (13)

  1. 紙葉類を識別処理するための紙葉類識別情報を取得する紙葉類識別情報取得手段と、
    前記紙葉類識別情報取得手段により取得した紙葉類識別情報を紙葉類の紙葉類識別情報を演算する演算処理手段を有する外部演算装置へ移送する情報移送手段と、
    前記紙葉類識別情報とは異なる紙葉類の情報である、固有特徴量情報を認識する固有特徴量認識手段と、
    内部に前記紙葉類を収納する少なくともひとつの収納手段と、
    前記固有特徴量認識手段で認識した固有特徴量情報に応じて前記紙葉類を振り分ける振り分け手段と、を備えることを特徴とする紙葉類仕分け装置。
  2. 請求項1記載の紙葉類仕分け装置であって、
    前記紙葉類識別情報が所定の条件に合致した紙葉類の固有特徴量情報を前記外部演算装置から受信する受信手段を備え、
    前記振り分け手段は、前記受信した前記固有特徴量情報に基づいて前記紙葉類を振り分けることを特徴とする紙葉類仕分け装置。
  3. 請求項2記載の紙葉類仕分け装置であって、
    操作者に対して情報を表示する表示部を備え、
    前記紙葉類識別情報が所定の条件に合致した紙葉類が無い場合、前記受信手段は、前記所定の条件に合致した前記固有特徴量情報が無い旨の情報を受信し、
    前記表示部は、前記所定の条件に合致した前記固有特徴量情報が無い旨を表示することを特徴とする紙葉類仕分け装置。
  4. 請求項1記載の紙葉類仕分け装置であって、
    前記紙葉類識別情報取得手段により1つの前記紙葉類識別情報を取得した後に、
    前記情報移送手段は、該紙葉類識別情報を外部演算装置へ移送することを特徴とする紙葉類仕分け装置。
  5. 請求項1記載の紙葉類仕分け装置であって、
    前記紙葉類識別情報取得手段により前記識別処理の対象となる全ての前記紙葉類の前記紙葉類識別情報を取得した後に、
    前記情報移送手段は、該紙葉類識別情報を外部演算装置へ移送することを特徴とする紙葉類仕分け装置。
  6. 紙葉類を識別処理するための紙葉類識別情報を演算する演算処理手段と、前記紙葉類の中から所定の紙葉類を検出する検出処理手段と、前記所定の紙葉類の前記紙葉類識別情報から固有特徴量情報を認識する固有特徴量認識手段と、前記固有特徴量認識手段で認識した前記固有特徴量情報を出力する情報出力手段と、を備えた外部演算装置と情報の送受信を行う紙葉類処理装置であって、
    前記紙葉類処理装置は、
    紙葉類を取引処理する取引処理手段と、
    前記取引処理に応じて前記紙葉類識別情報を取得する紙葉類識別情報取得手段と、
    前記紙葉類識別情報取得手段により取得した紙葉類識別情報を前記外部演算装置へ移送する情報移送手段とを備えたことを特徴とする紙葉類処理装置。
  7. 請求項6記載の紙葉類処理装置であって、
    前記紙葉類処理装置は前記紙葉類を収納する少なくともひとつの収納手段を有し、
    前記収納手段に前記紙葉類識別情報を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする紙葉類処理装置。
  8. 紙葉類仕分け装置と外部演算装置とを備えた紙葉類仕分けシステムであって、
    前記紙葉類仕分け装置は、
    紙葉類を識別処理するための紙葉類識別情報を取得する紙葉類識別情報取得手段と、前記紙葉類識別情報取得手段により取得した紙葉類識別情報を前記外部演算装置へ移送する情報移送手段と、前記紙葉類の固有特徴量情報を認識する固有特徴量認識手段と、内部に前記紙葉類を収納する少なくともひとつの収納手段と、前記外部演算装置から前記固有特徴量情報を入力する情報入力手段と、前記固有特徴量認識手段で認識した当該紙葉類の固有特徴量情報と、前記情報入力手段で入力した前記固有特徴量情報とを比較する比較手段と、前記比較手段により合致した場合に前記紙葉類を振り分ける振り分け手段と、を備え、
    前記外部演算装置は、
    前記紙葉類識別情報を入力する識別情報入力手段と、前記紙葉類識別情報を演算する演算処理手段と、前記紙葉類の中から特定の当該紙葉類を検出する検出処理手段と、前記紙葉類識別情報から前記固有特徴量情報を認識する第2の固有特徴量認識手段と、前記第2の固有特徴量認識手段で認識した前記固有特徴量情報を前記紙葉類仕分け装置へ出力する情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする紙葉類仕分けシステム。
  9. 紙葉類処理装置と紙葉類仕分け装置と外部演算装置とを備えた紙葉類仕分けシステムであって、
    前記紙葉類処理装置は、
    紙葉類を取引処理する取引処理手段と、前記取引処理に応じて前記紙葉類を識別処理するための識別情報を取得する紙葉類識別情報取得手段と、前記紙葉類識別情報取得手段により取得した紙葉類識別情報を前記外部演算装置へ移送する情報移送手段と、を備え、
    前記紙葉類仕分け装置は、
    前記紙葉類の固有特徴量情報を認識する固有特徴量認識手段と、内部に前記紙葉類を収納する少なくともひとつの収納手段と、前記外部演算装置から前記固有特徴量情報を入力する情報入力手段と、前記固有特徴量認識手段で認識した当該紙葉類の固有特徴量情報と、前記情報入力手段で入力した前記固有特徴量情報とを比較する比較手段と、前記比較手段により合致した場合に前記紙葉類を振り分ける振り分け手段と、を備え、
    前記外部演算装置は、
    前記紙葉類識別情報を入力する識別情報入力手段と、前記紙葉類識別情報を演算する演算処理手段と、前記紙葉類の中から特定の当該紙葉類を検出する検出処理手段と、前記紙葉類識別情報から前記固有特徴量情報を認識する固有特徴量認識手段と、前記固有特徴量認識手段で認識した前記固有特徴量情報を前記紙葉類仕分け装置へ出力する情報出力手段と、を備えることを特徴とした紙葉類仕分けシステム。
  10. 請求項8又は9記載の紙葉類仕分けシステムであって、
    前記紙葉類識別情報は前記紙葉類の画像データであることを特徴とする紙葉類仕分けシステム。
  11. 請求項8又は9記載の紙葉類仕分けシステムであって、
    前記紙葉類仕分け装置は、紙葉類の枚数を検出する枚数検出手段を有し、前記枚数検出手段による前記紙葉類の枚数の検出によって処理の終了を判断することを特徴とする紙葉類仕分けシステム。
  12. 請求項9記載の紙葉類仕分けシステムであって、
    前記紙葉類処理装置は、取り扱われた全ての紙葉類の前記紙葉類識別情報を前記外部演算装置に移送し、前記外部演算装置にて取引処理情報として管理することを特徴とする紙葉類仕分けシステム。
  13. 請求項9記載の紙葉類仕分けシステムであって、外部記憶媒体を備え、
    前記情報移送手段は、前記外部記憶媒体と情報を送受信する第1の接続部を備え、
    前記外部演算装置は、前記外部記憶媒体と情報を送受信する第2の接続部を備え、
    前記第1の接続部は、前記紙葉類処理装置で取り扱われた全ての紙葉類の前記紙葉類識別情報を前記外部記憶媒体に送信し、
    前記外部記憶媒体は、前記第1の接続部を介して送信された前記紙葉類識別情報を記憶し、
    前記第2の接続部は、前記記憶された前記紙葉類識別情報を受信することを特徴とする紙葉類仕分けシステム。
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