JP2530850B2 - 環流式自動取引装置 - Google Patents

環流式自動取引装置

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JP2530850B2
JP2530850B2 JP62110790A JP11079087A JP2530850B2 JP 2530850 B2 JP2530850 B2 JP 2530850B2 JP 62110790 A JP62110790 A JP 62110790A JP 11079087 A JP11079087 A JP 11079087A JP 2530850 B2 JP2530850 B2 JP 2530850B2
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Japan
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純二郎 菅
和彦 津村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、銀行や証券会社等の金融機関に設置されて
顧客や係員が操作して貨幣を取扱う環流式自動取引装置
に関する。
〔従来の技術〕
最近、銀行等の金融機関で使用されている自動入出金
機は、一般業務終了後及び休日でも運用される場合が多
く出始めている。この自動入出金機は、紙幣の補充や回
収の手間を省き資金運用の効率化をはかるため、預入紙
幣のうち真と鑑別された紙幣をさらに出金用に再利用可
能な正券と排除券とに区別し、前記正券と判別された紙
幣を出金用に回している。すなわち、自動取引装置は、
再利用できる正券の紙幣を出金用に回すいわゆる循環式
の取引機構を備えるものが実用化されている。
第4図は従来の環流式自動取引装置の1例を示す構成
図である。図において、1は自動取引装置、2は入出金
口、3はシヤツタ、4は紙幣、5は紙幣4を一枚ずつ分
離する分離部、6は押圧板、7,8は搬送路、9は真偽,
正損及び金種の判別を行う鑑別部、10〜18は搬送路、19
は千券紙幣の分離部、20は万券紙幣の分離部、21は損券
及び五千券の取消返却のための分離部、22は千券の一時
集積部、23は万券の一時集積部、24は損券及び五千券の
一時集積部、25は千券の一時集積板、26は万券の一時集
積板、27は損券及び五千券の一時集積板、28は千券の紙
幣収納部、29は万券の紙幣収納部、30は損券及び五千券
の紙幣収納部、31はリジエクト券のリジエクト券収納
部、32,33,34はステージ、35は搬送系の駆動モータ、矢
印Aは駆動モータ35の回転方向を示す。
次に、前記構成の作用を説明する。先ず、入金取引き
の場合は、入出金口2のシヤツタ3が開かれ、紙幣4が
入出金口2に投入されると、紙幣4の投入が検知されシ
ヤツタ3を閉じる。シヤツタ3が閉じると、前記紙幣4
は押圧板6により分離部5のピツクアツプローラに押し
付けられ、駆動モータ35は矢印A方向に回転する。
これにより、前記紙幣4は一枚ずつ分離して搬送路7,
8を通り、鑑別部9で真偽,正損及び金種が判別され
る。この判別後、紙幣4が真券でかつ正券であれば搬送
路10,11,12を通る。さらに、前記紙幣4が、千券であれ
ば搬送路15から一時集積部22へ集積し、万券であれば搬
送路16から一時集積部23へ集積し、また、真券でしかも
損券或いは五千券であれば搬送路17から一時集積部24へ
集積される。
また、前述した判別が不可能なものは、搬送路10,14
から入出金口2の押圧板6の上へ集積され、押圧板6の
下の紙幣4が全て分離搬送されるとシヤツタ3が開き顧
客へ返却される。
前述した動作後、顧客等により取引きが承認される
と、その旨の信号により各一時集積板25,26,27が矢印方
向に移動して、各一時集積部22,23,24内の紙幣4はそれ
ぞれ各紙幣収納部28,29,30内に収納される。
次に、出金取引きの動作を説明する。先ず、出金金種
に対応する一時集積板25や26が矢印方向に移動して、出
金金種のステージ32や33が押上げられる。これにより、
紙幣収納部28,29内の紙幣4は、分離部19,20のピツクア
ツプローラに押圧され、駆動モータ35が矢印A方向に回
転する。前記紙幣4は搬送路13,8を通り、鑑別部9に送
られて金種が判別される。
前記鑑別部9で出金紙幣であると判別された紙幣4
は、搬送路10,14から入出金口2へ集積され、所望の出
金金額になるとシヤツタ3が開き顧客へ出金される。ま
た、前述した金種判別が不可能な紙幣4は、搬送路10,1
1,18からリジエクト券収納部31へ排除される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上説明した従来技術によると、入金された貨幣を出
金用にまわして用いる環流時貨幣正損判定レベルが出金
用貨幣の残量にかかわらず固定であるために、出金用紙
幣の残量が少なくなつた場合でも、正損判定レベル以下
にあるいたみやよごれのある貨幣は出金用に環流しない
ため、出金取引が多い場合には出金用紙幣がたりなくな
ることがある。
このようなときは、係員が直接対応しなければならな
くなり、自動機の作用をなさず、顧客に迷惑がかかると
共に時間がかかることになり、装置の運用効率および資
金の運用効率が共に悪くなる問題があり、場合によつて
は運用時間の延長や休日運用の場合に不手際が生ずる等
の問題にまでおよぶことになる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、顧客の操作によつて入金取引や出金取引等
の取引を行ない、顧客により入金された貨幣を正損判定
してから出金用貨幣として使用する環流式自動取引装置
において、金庫内の貨幣の残量を監視する手段と、この
残量に応じて貨幣の正損判定レベルを設定する手段とを
有し、金庫内の貨幣の残量が多いときは正損判定レベル
を高くして還流率を下げ、金庫内の貨幣の残量が少ない
ときは正損判定レベルを低くして還流率を上げるよう設
定することを特徴とする。
〔作用〕
上記構成によると、金庫内の監視手段によつて各種貨
幣の残量を正損判定レベル設定手段に伝え、この正損判
定レベル設定手段で金庫内残量に応じて正損判定レベル
を決定するものであり、例えば金庫内貨幣残量が80%以
上あるときは正損判定レベルを“1"として正損判別を厳
くしていたみやよごれ等のある貨幣は環流しないように
し、金庫内貨幣残量が50〜80%あるときは正損判定レベ
ル“2"として正損判別を少しゆるめる。このようにして
金庫内貨幣残量が少ない程正損判別をゆるめ、金庫内貨
幣残量が20%未満しかないときには正損判定レベルを
“4"として多少のいたみやよごれ等のある貨幣でも環流
するようにして正損判定レベルが“1"の場合は環流率は
小さく、“4"の場合では環流率が大きくなつて人手によ
る出金用貨幣の補充を行なわずに長時間の装置の運用を
行なうことができ、装置の運用効率を上げると共に資金
効率を大巾に向上させることができることになる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第2図は環流式自動取引装置の斜視図であり、図にお
いて36は複数の業務の取扱いを表示する表示部であり、
例えば、入金、出金、照会、記帳および振込等の機能表
示がある。37は通帳挿入口であり、通帳に記帳を必要と
する場合の通帳の挿入口である。38は顧客カードを挿入
するためのカード挿入口、39は暗証番号、取引金額など
を入力するキーと顧客への操作案内の表示を兼ねたタツ
チパネル付CRTデイスプレイ、40は硬貨の入金および出
金を行なう硬貨入出金口、41は紙幣の入金および出金を
行なう紙幣入出金口である。
第1図は、本実施例の構成図であり、42は上記カード
挿入口38より挿入された顧客カードのリード/ライトお
よびカード上のエンボスデータのインプリントおよびレ
シート/ジヤーナルに取引内容を印字するためのカード
リーダ・レシートプリンタ、43は通帳挿入口37より挿入
された通帳に日付、取引金額、残高等を印字する通帳記
帳機である。
44は硬貨入出金口40から投入された硬化を真偽および
金種判別した後、装置内部に保管およびタツチパネル付
CRTデイスプレイ39により指定された金額のうち硬貨で
支払う額の出金を行なうための硬貨入出金機である。
45は紙幣入出金口41から挿入された紙幣を真偽および
金種判別した後、装置内部に保管およびタツチパネル付
CRTデイスプレイ39により指定された金額のうち紙幣で
支払う額の出金を行なうための紙幣入出金機である。
46および47は硬貨入出金機44の全体および紙幣入出金
機45全体の動作を制御する制御回路、48および49は硬貨
および紙幣の認識と正損判定する認識・正損判定部、50
および51は金庫内の硬貨および紙幣の残量等を監視する
金庫内監視回路、52および53は表のように金庫内の出金
用硬貨および紙幣の残量により正損判定レベルを決定す
る正損判定レベル設定回路である。
54はタツチパネル付CRTデイスプレイ39により顧客が
選んだ業務に応じて各構成機器の動作を制御し、オンラ
インでセンタとの送受信を制御する共通制御部、55はセ
ンタと自動取引装置間の通信を行なう送受信部である。
以下に第3図のフローチヤートを用いてカードによる
紙幣入金時の作用を説明する。
S1:顧客がタツチセンサ付CRTデイスプレイ39により
「入金」を選択すると、カードリーダ・レシートプリン
タ42を起動させる。
S2:顧客がカードを挿入する。
S3:カードを読取る。
S4:金庫内監視回路51により各種の紙幣の残量を正損判
定レベル設定回路53に伝える。この正損判定レベル設定
回路53では例えば上記表に従つて金庫内残量に応じて正
損判定レベルを決定する。表では金庫内紙幣残量が80%
以上あるときは、正損判定レベルを“1"として正損判別
を厳しくしていたみやよごれ等のある紙幣は環流しない
ようにする。金庫内紙幣残量が50〜80%あるときは、正
損判定レベルを“2"として正損判別を少しゆるめる。こ
のように金庫内紙幣残量が少ない程正損判別をゆるめ、
金庫内紙幣残量が20%未満しかないときには正損判定レ
ベルを“4"として多少のいたみやよごれ等のある紙幣で
も環流するようにする。この場合、正損判定レベルが
“1"の場合は環流率は小さく、“4"の場合では環流率が
大きくなる。このようにして正損判定レベルが決定され
ると、制御回路47を通じて紙幣認識および正損判定部に
知らせる。
S5 :顧客が入金紙幣を投入する。
S6 :紙幣入出金機45は紙幣を吸入、認識、計数を行な
う。
S7 :計数結果を共通制御回路54はCRTの画面に表示して
顧客の確認を待つ。
S8 :顧客が確認キーを押下すると、設定された正損判定
レベルに従つて紙幣を環流して入出金兼用金庫に収納す
る。
S9 :共通制御部54は送受信部55を通してセンタと通信す
る。
S10:通信の取引が成立するとカードリーダ・レシート
プリンタ42は取引内容をレシート/ジヤーナルに印字を
行なう。
S11:カードの読取りを行なう。
S12:カードを顧客に返却する。
S13:紙幣入出金機41よりレシートを排出する。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によると、環流式の自動取引装置
において、出金用紙幣および硬貨の残量により正損判定
レベルを決定する正損判定レベル設定回路を設けたこと
により、出金用貨幣が少なくなつた場合に、その正損判
定レベルを低くすることにより、入金された貨幣のうち
出金用貨幣として環流する量を多くすることができるこ
とになり、人手による出金用貨幣の補充を行なわずに長
時間の運用を行なうことができることになる。
その結果、環流式自動取引装置の運用効率および資金
効率を大巾に向上させることが可能となる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は環流
式自動取引装置の斜視図、第3図は作用を示すフローチ
ヤート、第4図は環流式自動取引装置の構造例を示す構
成図である。 42…カードリーダ・ライタ/レシートプリンタ、43…通
帳記帳機、44…硬貨入出金機、45…貨幣入出金機、46,4
7…制御回路、48,49…認識及び正損判定部、50,51…金
庫内監視回路、52,53…正損判定レベル設定回路、54…
共通制御部、55…送受信部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客の操作によって入金取引や出金取引等
    の取引を行い、顧客により入金された貨幣を正損判定し
    てから出金用貨幣として使用する還流式自動取引装置に
    おいて、 金庫内の貨幣の残量を監視する手段と、 残量に応じて貨幣の正損判定レベルを設定する手段とを
    有し、 金庫内の貨幣の残量が多いときは正損判定レベルを高く
    して還流率を下げ、金庫内の貨幣の残量が少ないときは
    正損判定レベルを低くして還流率を上げるように設定す
    ることを特徴とする還流式自動取引装置。
JP62110790A 1987-05-08 1987-05-08 環流式自動取引装置 Expired - Lifetime JP2530850B2 (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7942348B2 (en) 2004-08-03 2011-05-17 Robert Bosch Gmbh Fuel injector
WO2019077792A1 (ja) * 2017-10-20 2019-04-25 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙幣処理システム

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JP4505956B2 (ja) * 2000-06-26 2010-07-21 沖電気工業株式会社 現金自動入出金装置

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