JP2009230680A - 釣銭機及び貨幣取扱方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】精査・残置回収処理に要する時間を短縮し、かつコストを低減し小型化する。
【解決手段】投入された貨幣を1枚ずつ取り込む受入部114と、貨幣を払い出す払出部116と、貨幣を金種別に収納する収納部106と、前記受入部と前記収納部との間において現金を搬送する入金搬送部103と、前記入金搬送部に設けられ、貨幣の識別計数を行う識別部101と、前記識別部と前記収納部との間の前記入金搬送部に設けられ、貨幣を前記収納部側へ案内するか、又は前記払出部側へ案内するかを切り替える分岐部104と、前記受入部から取り込まれた貨幣を、前記識別部の識別結果に基づき金種毎に所定枚目までは前記収納部側へ案内し、前記所定枚目を超えた貨幣は前記払出部側へ案内するように前記分岐部を制御する制御部C1と、を備え、前記識別部は前記収納部へ搬送された貨幣と前記払出部へ搬送された貨幣の合計金額又は金種別枚数の合計を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、釣銭機及び貨幣取扱方法に関するものである。
売上金を入金する入金処理及び釣銭金を出金する出金処理等を行う従来の硬貨釣銭機では、機内の現金の金種毎の金額や総金額を確認する精査処理を行う場合、機内の硬貨をすべて出金(以下、全回収という)し、全回収した硬貨をすべて釣銭機の入金口に入金(以下、全補充という)して、識別計数を行っていた。識別計数された硬貨は金種別に機内の収納庫に収納される。
精査を行った後、翌日の営業時の釣銭用として所定枚数の硬貨を収納庫に残し、それ以外の硬貨を回収(以下、残置回収という)する場合は、釣銭用硬貨以外の硬貨が収納庫から出金される。このように、従来の硬貨釣銭機で精査と残置回収を行う場合、全回収、全補充、及び残置回収が必要となるため、操作が煩雑であり、すべての処理を完了するのに時間がかかっていた。
また、金種別の収納庫以外に硬貨の貯留・繰り出しを行う一時保留部を備えた釣銭払出機が提案されている(例えば特許文献1参照)。この釣銭払出機を用いて精査処理を行う場合、金種別収納庫の硬貨を一時保留部へ搬出し、一時保留部から再び該当する収納庫へ収納し、収納庫の入金口に設けられた計数器で硬貨枚数を計数し、在高を確認する。
一時保留部と金種別収納庫との間で硬貨を循環させるため、機外に硬貨を取り出すことなく、精査処理を行うことができる。しかし、金種別収納庫以外の硬貨収納庫(一時保留部)を備える必要があるため、装置の大型化及びコストの増加を招くという問題があった。
特開2006−309468号公報
本発明は精査・残置回収処理に要する時間を短縮し、かつ低コストで小型の釣銭機、及び精査・残置回収処理に要する時間を短縮する貨幣取扱方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様による釣銭機は、投入された貨幣を1枚ずつ取り込む受入部と、貨幣を払い出す払出部と、貨幣を金種別に収納する収納部と、前記受入部と前記収納部との間において現金を搬送する入金搬送部と、前記入金搬送部に設けられ、貨幣の識別計数を行う識別部と、前記識別部と前記収納部との間の前記入金搬送部に設けられ、貨幣を前記収納部側へ案内するか、又は前記払出部側へ案内するかを切り替える分岐部と、前記受入部から取り込まれた貨幣を、前記識別部の識別結果に基づき金種毎に所定枚目までは前記収納部側へ案内し、前記所定枚目を超えた貨幣は前記払出部側へ案内するように前記分岐部を制御する制御部と、を備え、前記識別部は前記収納部へ搬送された貨幣と前記払出部へ搬送された貨幣の合計金額又は金種別枚数の合計を算出するものである。
本発明の一態様による釣銭機において、釣銭準備金の金種別の枚数情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記制御部は前記枚数情報に基づいて金種毎に前記収納部に収納する貨幣枚数である前記所定枚の決定を行うことが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機において、前記収納部から取り出されて前記払出部から払い出される貨幣の合計金額又は金種別枚数の合計を検出する検出部と、前記検出部により検出された合計金額又は金種別枚数の合計を記憶する記憶部と、をさらに備え、前記制御部は前記識別部が算出した前記合計金額又は金種別枚数の合計と、前記記憶部に記憶された前記合計金額又は金種別枚数の合計とを比較することが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機において、前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記合計金額又は金種別枚数の合計に基づいて、金種毎に前記収納部に収納する貨幣枚数である前記所定枚の算出を行うことが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機において、前記収納部と前記払出部との間において貨幣を搬送する出金搬送部をさらに備え、前記分岐部は貨幣を前記収納部側へ案内するか、又は前記出金搬送部側へ案内するかを切り替えることが好ましい。
本発明の一態様による貨幣取扱方法は、金種別に貨幣が収納されている収納部からすべての貨幣を払い出し、前記払い出した貨幣の合計金額を第1の合計金額として算出し、前記払い出した貨幣をすべて貨幣受入部へ投入して1枚ずつ取り込み、前記取り込んだ貨幣を識別計数し、前記識別計数の結果に基づき、前記取り込んだ貨幣を金種毎に所定枚目までは前記収納部側へ案内して前記収納部に収納し、前記所定枚目を超えた貨幣は払出部側へ案内して払い出し、前記収納部側へ案内した貨幣と前記払出部側へ案内した貨幣の合計金額を第2の合計金額として算出し、前記第1の合計金額と前記第2の合計金額の比較を行うものである。
本発明によれば、精査・残置回収処理に要する時間を短縮できる。また釣銭機のコストを低減して小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態による釣銭機を図面に基づいて説明する。
図1に本発明の実施形態に係る釣銭機を含む貨幣取扱システムの概略構成を示す。貨幣取扱システムは硬貨釣銭機1A、紙幣釣銭機1B、及び制御端末機Tからなる。制御端末機TはホストサーバSに接続されており、売上情報等を送信する。
制御端末機Tは例えばPOSレジスタ(販売時点管理機能を有する金銭登録機)である。制御端末機Tは、操作部t1、表示部t2、及び制御部C3を有する。
硬貨釣銭機1A及び紙幣釣銭機1Bは、それぞれ制御部C1、C2を有する。制御部C1、C2は互いに接続されており、制御部C2は制御端末機Tの制御部C3にも接続されている。
硬貨釣銭機1Aと紙幣釣銭機1Bは、それぞれ外部から貨幣(硬貨と紙幣)を受け入れる貨幣受入部(硬貨受入部114と紙幣受入部214)、貨幣受入部から受け入れた受入貨幣の識別計数を行う識別部(硬貨識別部101と紙幣識別部201)、識別部による識別結果に応じて受入貨幣を金種別に収納する貨幣収納部(硬貨収納部106と紙幣収納部206)、及び機内の貨幣を外部に払い出す貨幣払出部(硬貨払出部116と紙幣払出部216)を備える。
また、この貨幣取扱システムは制御部C1、C2、C3の少なくともいずれか1つに対して精査・残置回収指示を行う精査・残置回収指示入力手段を有する。ここで精査は機内の貨幣の金種毎の金額や総金額の確認処理をいい、残置回収は、例えば翌日の営業時の釣銭用として、所定枚数の貨幣を収納部に残し、それ以外の貨幣を回収する処理をいう。精査・残置回収は、例えば1日の営業の終了後に行われるものである。
この精査・残置回収指示入力手段は、例えば制御端末機Tの操作部t1や硬貨釣銭機1A、紙幣釣銭機1Bの操作表示部(図2における112、212)に設ける操作ボタンとして構成することができる。残置回収により収納部に残す貨幣枚数は図示しない記憶部に記憶するようにしてもよいし、制御端末機Tの操作部t1や硬貨釣銭機1A、紙幣釣銭機1Bの操作表示部112、212を介して入力するようにしてもよい。
従って、制御部C1、C2、C3は、通常は顧客からの預かり貨幣の入金と釣銭貨幣の出金とを行う“釣銭モード”の制御を行うが、精査・残置回収指示があった場合は“精査・残置回収モード”の制御を行う。釣銭モード、精査・残置回収モード時の動作については後述する。
次に硬貨釣銭機1Aの構成を説明する。図1及び図2に示すように、硬貨釣銭機1Aは前部上面に操作表示部112を有する筐体110を備える。筐体110の前部には硬貨受入部114及び硬貨払出部116が設けられている。
硬貨受入部114は受け入れた硬貨を1層1列状態で1枚ずつ機内へ取り込む。受入部114の後方には取り込まれた硬貨を搬送する入金搬送部103が延びている。
この入金搬送部103の途中には硬貨の識別・計数を行う硬貨識別部101と、分岐部104が設けられている。分岐部104は硬貨識別部101の識別結果に基づいて、リジェクト硬貨等の取出部116から払い出される(放出される)硬貨を出金搬送部108へ案内(搬送)する。
正常硬貨等の機内に収納される硬貨は入金搬送部103により硬貨収納部106へ搬送される。硬貨収納部106は硬貨を金種別に収納し、例えば入金搬送部103の上流側から高額順に貨幣を収納する。
出金搬送部108は硬貨収納部106に収納された硬貨を取り出して、硬貨払出部116へ搬送する。また、分岐部104から案内された硬貨を硬貨払出部116へ搬送する。
次に紙幣釣銭機1Bの構成を説明する。紙幣釣銭機1Bは、筐体210と、この筐体210内の略中央部に設けられた環状の周回搬送部203aとを備えている。また、紙幣受入部214、紙幣収納部206、紙幣払出部216、出金リジェクト部204、及び紙幣回収カセット207が、周回搬送部203aの外周を取り囲むように配置されている。
また、紙幣受入部214、各紙幣収納部206、紙幣払出部216、出金リジェクト部204、及び紙幣回収カセット207と、周回搬送部203aとの間を接続する紙幣の接続搬送部203bがそれぞれ形成されている。周回搬送部203aには、通過する紙幣の識別・計数を行う紙幣識別部201が設けられている。
また、周回搬送部203aと各接続搬送部203bとの間で紙幣の搬送経路を切り替える経路切替部(図示せず)が周回搬送部203aに沿って配置されている。
図1及び図2に示すように、筐体210の前面には紙幣受入部214の紙幣受入口214aと、紙幣払出部216の紙幣取出口216aとが設けられている。紙幣回収カセット207は筐体210に対して着脱自在に取り付けられている。また、筐体210の前部上面に操作表示部212が設けられている。
紙幣受入部214は紙幣受入口214aに挿入された入金紙幣を1枚ずつ取り込んで、周回搬送部203a側へ繰り出す。各紙幣収納部206は、識別部201の識別結果に基づいて紙幣を金種別に収納する。紙幣払出部216は、各紙幣収納部206から取り出された紙幣を紙幣取出口216aより放出する。
出金リジェクト部204は、収納部206から繰り出された紙幣のうち、斜行等により識別部201で識別のできない紙幣を出金リジェクト紙幣として収納する。また、紙幣受入部214から取り込まれた紙幣のうち、汚損等により識別部201で識別のできない紙幣は入金リジェクト紙幣として紙幣払出部216に返却される。
次に、貨幣取扱システムの釣銭モード時の動作について説明する。制御端末機Tの制御部C3は図示しない商品情報読み取り部等から読み取った商品情報に基づいて、商品取引により生じた売上金を算出する。操作部t1を介して売上金情報を入力するようにしてもよい。
そしてこの売上金と顧客からの預かり金とを用いて釣銭額を算出し、釣銭出金制御信号を制御部C2へ出力する。顧客からの預かり金情報は、店員等の操作者が計数して操作部t1を介して入力する。または、操作者が硬貨釣銭機1A、紙幣釣銭機1Bに預かり金を投入し、制御部C1、C2が識別部101、201による計数結果を預かり金情報として制御部C3へ出力するようにしてもよい。
制御部C2はこの釣銭出金制御信号に基づいて紙幣払出部216から釣銭紙幣が払い出されるように、紙幣釣銭機1B内の各部の制御を行う。そして、釣銭硬貨出金制御信号を制御部C1へ出力する。
制御部C1はこの釣銭硬貨出金制御信号に基づいて硬貨払出部116から釣銭硬貨が払い出されるように、硬貨釣銭機1A内の各部の制御を行う。
貨幣受入部(硬貨受入部114及び紙幣受入部214)から取り込まれた貨幣は、識別部101、201による識別計数後、貨幣収納部(硬貨収納部106と紙幣収納部206)に金種別に収納される。
続いて、貨幣取扱システムの精査・残置回収モード時動作について説明する。ここでは硬貨釣銭機1Aの動作について説明する。
精査・残置回収指示入力手段を介して精査・残置回収指示が入力されると、制御部C1は硬貨収納部106に収納されている硬貨をすべて払い出す(全回収)ように硬貨収納部106及び出金搬送部108を制御する。このとき、各収納部106の出口にはセンサが設けられており、金種毎の硬貨枚数が計数されるようになっており、回収される硬貨の金種別金額が算出されるようになっている。
全回収された後の硬貨の処理のフローチャートを図3に示す。
(ステップS301)全回収した硬貨を硬貨受入部114へすべて投入(全補充)する。
(ステップS302)硬貨受入部114が投入された硬貨を機内へ1枚ずつ取り込む。取り込まれた硬貨は、入金搬送部103により識別部101へ搬送される。そして識別部101が取り込まれた硬貨の計数識別を行う。
制御部C1は識別部101により識別された硬貨が、同じ金種の硬貨として何枚目に識別された硬貨であるかを検出し、この金種についての所定の硬貨残置枚数と比較する。所定の硬貨残置枚数以下の場合はステップS303へ進み、所定の硬貨残置枚数を超えている場合はステップS304へ進む。
(ステップS303)制御部C1は識別部101により識別された硬貨を収納部106側へ案内するように分岐部104を制御する。
(ステップS304)制御部C1は識別部101により識別された硬貨を出金搬送部108側へ案内するよう分岐部104を制御する。
(ステップS305)硬貨受入部114における硬貨の有無が検出される。硬貨がある場合はステップS302へ戻り、無い場合はステップS306へ進む。
(ステップS306)ステップS301で硬貨受入部114へ投入された硬貨すべての合計金額が識別部101により算出される。算出された合計金額と、全回収時に検出された合計金額又は制御端末機Tに記憶されている硬貨釣銭機1Aの収納硬貨合計金額とが比較される。
比較は制御部C1に含まれる演算器(図示せず)が行う。演算器は制御部C1の外部に設けるようにしてもよい。また、制御部C1が情報を制御端末機Tへ送信して、制御端末機Tが演算を行うようにしてもよい。
このような処理により、全回収した硬貨を全補充して精査を行うと共に、残置回収を並行して行うことができる。
(比較例)比較例による硬貨釣銭機を図4に示す。この硬貨釣銭機を用いた精査及び残置回収処理について説明する。まず精査処理開始指示が与えられ、硬貨収納部406に収納されている硬貨がすべて放出(全回収)される。全回収された後の硬貨の処理のフローチャートを図5に示す。
(ステップS501)全回収した硬貨を硬貨受入部414へすべて投入(全補充)する。
(ステップS502)硬貨受入部414が機内へ1枚ずつ硬貨を取り込む。取り込まれた硬貨は識別部401により識別計数される。
(ステップS503)識別計数された硬貨が入金搬送部403により硬貨収納部406へ搬送され、金種別に収納される。
(ステップS504)硬貨受入部414における硬貨の有無が検出される。硬貨がある場合はステップS502へ戻り、無い場合はステップS505へ進む。
(ステップS505)全回収時に検出した硬貨の合計金額とステップS502で計数された硬貨の合計金額とが比較される。
(ステップS506)残置回収処理開始指示が与えられる。
(ステップS507)出金搬送部408により各硬貨収納部406から硬貨が取り出される。
(ステップS508)各硬貨収納部406に収納されている硬貨の枚数が所定の残置枚数より多いか否かが検出される。収納枚数が所定の残置枚数より多い場合はステップS507へ戻り、所定の残置枚数と同じ場合は処理を終了する。
このような比較例による硬貨釣銭機では全補充した硬貨を一旦すべて硬貨収納部406に収納し、その後、残置回収指示を与えて、所定枚数を残して硬貨収納部406から取り出すため、操作が煩雑となり、精査・残置回収に時間がかかる。
一方、上記実施形態による硬貨釣銭機は、全回収した硬貨の全補充と残置回収とを並行して実行するため、操作手数を減らし、精査・残置回収に要する時間を短縮できる。また、金種別収納部以外の硬貨収納部を設ける必要がないため、装置を小型化・低コスト化することができる。
上述した実施の形態は一例であって限定的なものではないと考えられるべきである。例えば、全回収時に金種毎の硬貨の枚数を検出した時に、所定の残置枚数に足りない金種がある場合、足りない分を他の金種で代替するようにしてもよい。代替する金種枚数は制御部C1に含まれる演算器が算出する。
また、この演算器が、所定の残置金額と、全回収時に検出した金種毎の硬貨の枚数とから、収納部106に残置する硬貨の金種毎の枚数を決定するようにしてもよい。
また、ステップS306において、全回収時に検出した金種枚数と、硬貨収納部106に収納された金種枚数と分岐部104により出金搬送部108側へ案内された金種枚数の合計とを比較するようにしても良い。
また、ステップS306での比較結果が不一致であった場合にアラーム音等の警報を発生するようにしてもよい。
上記実施形態による硬貨釣銭機では、収納部106に収納された硬貨は出金搬送部108により硬貨払出部116に搬送されて外部へ払い出されていたが、出金搬送部108を設けず、収納部106から硬貨払出部116へ硬貨が直接払い出されるような構成にしてもよい。この場合、分岐部104は外部へ払い出す(放出する)硬貨を硬貨払出部116へ案内する。
また、上記実施形態では硬貨釣銭機で全補充と残置回収を並行して行うことを説明したが、紙幣釣銭機でも同様のことを行うことができる。例えば、全補充した紙幣が紙幣取込部214から周回搬送部203aへ繰り出され、識別部201で識別される。そして制御部C2が識別結果を受け取り、この金種の紙幣として何枚目に識別された紙幣かを検出する。
そして、制御部C2は検出結果が所定枚目以下であれば識別された紙幣を収納部206へ搬送し、所定枚目を超えていれば紙幣払出部216へ搬送するように周回搬送部203aを制御する。これにより、紙幣についても精査・残置回収処理を迅速に行うことができる。
本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態による貨幣取扱システムのブロック図である。 同実施形態による貨幣取扱システムにおける硬貨釣銭機及び紙幣釣銭機の外観斜視図である。 同実施形態による全補充及び残置回収処理を説明するフローチャートである。 比較例による硬貨釣銭機のブロック図である。 比較例による全補充及び残置回収処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1A 硬貨釣銭機
1B 紙幣釣銭機
101 硬貨識別部
103 入金搬送部
104 分岐部
106 硬貨収納部
110 筐体
112 操作表示部
114 硬貨受入部
116 硬貨払出部
201 紙幣識別部
203a 周回搬送部
203b 接続搬送部
204 出金リジェクト部
206 紙幣収納部
207 紙幣回収カセット
210 筐体
212 操作表示部
214 紙幣受入部
216 紙幣払出部
C1、C2、C3 制御部
S ホストサーバ
T 制御端末機
t1 操作部
t2 表示部

Claims (6)

  1. 投入された貨幣を1枚ずつ取り込む受入部と、
    貨幣を払い出す払出部と、
    貨幣を金種別に収納する収納部と、
    前記受入部と前記収納部との間において現金を搬送する入金搬送部と、
    前記入金搬送部に設けられ、貨幣の識別計数を行う識別部と、
    前記識別部と前記収納部との間の前記入金搬送部に設けられ、貨幣を前記収納部側へ案内するか、又は前記払出部側へ案内するかを切り替える分岐部と、
    前記受入部から取り込まれた貨幣を、前記識別部の識別結果に基づき金種毎に所定枚目までは前記収納部側へ案内し、前記所定枚目を超えた貨幣は前記払出部側へ案内するように前記分岐部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記識別部は前記収納部へ搬送された貨幣と前記払出部へ搬送された貨幣の合計金額又は金種別枚数の合計を算出することを特徴とする釣銭機。
  2. 釣銭準備金の金種別の枚数情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は前記枚数情報に基づいて金種毎に前記収納部に収納する貨幣枚数である前記所定枚の決定を行うことを特徴とする請求項1に記載の釣銭機。
  3. 前記収納部から取り出されて前記払出部から払い出される貨幣の合計金額又は金種別枚数の合計を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された合計金額又は金種別枚数の合計を記憶する記憶部と、
    をさらに備え、
    前記制御部は前記識別部が算出した前記合計金額又は金種別枚数の合計と、前記記憶部に記憶された前記合計金額又は金種別枚数の合計とを比較することを特徴とする請求項1に記載の釣銭機。
  4. 前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記合計金額又は金種別枚数の合計に基づいて、金種毎に前記収納部に収納する貨幣枚数である前記所定枚の算出を行うことを特徴とする請求項3に記載の釣銭機。
  5. 前記収納部と前記払出部との間において貨幣を搬送する出金搬送部をさらに備え、
    前記分岐部は貨幣を前記収納部側へ案内するか、又は前記出金搬送部側へ案内するかを切り替えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の釣銭機。
  6. 金種別に貨幣が収納されている収納部からすべての貨幣を払い出し、
    前記払い出した貨幣の合計金額を第1の合計金額として算出し、
    前記払い出した貨幣をすべて貨幣受入部へ投入して1枚ずつ取り込み、
    前記取り込んだ貨幣を識別計数し、
    前記識別計数の結果に基づき、前記取り込んだ貨幣を金種毎に所定枚目までは前記収納部側へ案内して前記収納部に収納し、前記所定枚目を超えた貨幣は払出部側へ案内して払い出し、
    前記収納部側へ案内した貨幣と前記払出部側へ案内した貨幣の合計金額を第2の合計金額として算出し、
    前記第1の合計金額と前記第2の合計金額の比較を行う貨幣取扱方法。
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US9978198B2 (en) 2016-08-01 2018-05-22 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Change machine management apparatus and operating method thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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