JP5172408B2 - 釣銭機システム - Google Patents
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本発明は、釣銭機システムに関するものである。
現在、スーパーマーケット等の各種店舗には、自動販売機やコピー機など(以下、自販機等)を設置している店舗がある。このような店舗では、自販機等のPOSレジを介さない取引による売上金については、手計数又は釣銭機以外の貨幣計数機を用いて計数を行い、計数結果をPOSレジに手入力していたため、計算ミスや入力ミスが生じる虞があるという問題があった。
また、コンビニエンスストア等の小規模店舗では、POSレジ及びPOSレジに連動した釣銭機と、自販機等の売上金を計数する貨幣計数機の両方を導入することは、導入コストが高くなり、稼働効率が低下するという問題があった。
特開2005−4346号公報
本発明はPOSレジを介さない取引による売上金の計数を短時間かつ正確に行い、POSレジを介した取引による売上金とPOSレジを介さない取引による売上金とを一括管理できる低コストの釣銭機システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様による釣銭機システムは、入力された商品情報に基づく第1の売上情報を生成し上位機へ送信する制御端末機と、外部から投入される貨幣を受け入れる受入部、及び前記受入部により受け入れられた貨幣を識別計数する識別部を有し、識別計数結果を前記制御端末機へ出力する釣銭機と、入金モード切り替え指示が与えられるモード切り替え手段と、を備え、前記モード切り替え手段を介して入金モード切り替え指示が入力された場合、前記制御端末機は前記釣銭機から出力される識別計数結果を前記第1の売上情報とは異なる第2の売上情報として上位機へ送信するものである。
本発明の一態様による釣銭機システムにおいて、前記釣銭機は貨幣を金種別に収納する収納部及び貨幣を払い出す払出部をさらに有し、前記モード切り替え手段を介して入金モード切り替え指示が入力された場合、前記受入部に投入された貨幣を前記識別部で識別計数して前記収納部に収納し、金種毎に所定枚の貨幣を前記払出部から払い出すことが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機システムにおいて、前記釣銭機は、貨幣を金種別に収納する収納部と、貨幣を払い出す払出部と、前記識別部が設けられ、前記受入部と前記収納部との間において貨幣を搬送する入金搬送部と、前記識別部と前記収納部との間の前記入金搬送部に設けられ、貨幣を前記収納部側へ搬送するか、又は前記払出部側へ搬送するかを切り替える分岐部と、前記モード切り替え手段を介して入金モード切り替え指示が入力された場合、前記受入部から取り込まれた貨幣を、前記識別部の識別結果に基づき金種毎に所定枚目までは前記払出部側へ搬送し、前記所定枚目を超えた貨幣は前記収納部側へ搬送するように前記分岐部を制御する制御部と、をさらに有することが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機システムにおいて、第1乃至第4の貨幣取扱動作のいずれか1つの指定が与えられる動作指定手段をさらに備え、前記入金モード切り替え指示及び前記第1の貨幣取扱動作の指定が与えられた場合、前記制御部は前記受入部から取り込まれた貨幣をすべて前記収納部側へ搬送するように前記分岐部を制御し、前記入金モード切り替え指示及び前記第2の貨幣取扱動作の指定が与えられた場合、前記制御部は前記受入部から取り込まれた貨幣をすべて前記払出部側へ搬送するように前記分岐部を制御し、前記入金モード切り替え指示及び前記第3の貨幣取扱動作の指定が与えられた場合、前記制御部は前記受入部から取り込まれた貨幣を金種毎に所定枚目までは前記払出部側へ搬送し、前記所定枚目を超えた貨幣は前記収納部側へ搬送するように前記分岐部を制御し、前記入金モード切り替え指示及び前記第4の貨幣取扱動作の指定が与えられた場合、前記制御部は前記受入部から取り込まれた貨幣をすべて前記収納部側へ搬送するように前記分岐部を制御し、かつ前記払出部から金種毎に所定枚の貨幣が払い出されるように制御を行うことが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機システムにおいて、前記制御端末機への商品情報の入力が行われない取引による売上金の情報を含む売上データが与えられるデータ入力手段と、操作者に対して警告を報知するための報知手段と、をさらに備え、前記モード切り替え手段を介して入金モード切り替え指示が入力された場合、前記制御端末機は前記釣銭機から出力される識別計数結果と前記売上データに含まれる前記売上金とを照合し、両者が不一致の時、前記報知手段に報知を行わせることが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機システムにおいて、前記データ入力手段は可搬媒体から前記売上データが与えられることが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機システムにおいて、前記データ入力手段は前記制御端末機に設けられたキー入力手段であることが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機システムにおいて、前記売上データはネットワークを介して伝送されるデータであり、前記データ入力手段は前記ネットワークを介してデータ通信を行う通信手段であることが好ましい。
本発明によれば、POSレジを介さない取引による売上金の計数を短時間かつ正確に行い、POSレジを介した取引による売上金とPOSレジを介さない取引による売上金との一括管理を低コストに行うことができる。
以下、本発明の実施の形態による釣銭機システムを図面に基づいて説明する。
図1に本発明の実施形態に係る釣銭機システムの概略構成を示す。釣銭機システムは硬貨釣銭機1A、紙幣釣銭機1B、及び制御端末機Tを備える。制御端末機TはホストサーバSに接続されており、売上情報等を送信する。
制御端末機Tは例えばPOSレジスタ(販売時点管理機能を有する金銭登録機)である。制御端末機Tは、操作部t1、表示部t2、及び制御部C3を有する。
硬貨釣銭機1A及び紙幣釣銭機1Bは、それぞれ制御部C1、C2を有する。制御部C1、C2は互いに接続されており、制御部C2は制御端末機Tの制御部C3にも接続されている。
硬貨釣銭機1Aと紙幣釣銭機1Bは、それぞれ外部から貨幣(硬貨と紙幣)を受け入れる貨幣受入部(硬貨受入部114と紙幣受入部214)、貨幣受入部から受け入れた受入貨幣の識別計数を行う識別部(硬貨識別部101と紙幣識別部201)、識別部による識別結果に応じて受入貨幣を金種別に収納する貨幣収納部(硬貨収納部106と紙幣収納部206)、及び機内の貨幣を外部に払い出す貨幣払出部(硬貨払出部116と紙幣払出部216)を備える。
また、この貨幣取扱システムは制御部C1、C2、C3の少なくともいずれか1つに対して入金モード切り替え指示を行うモード切り替え手段を有する。モード切り替え手段は、例えば制御端末機Tの操作部t1や硬貨釣銭機1A、紙幣釣銭機1Bの操作表示部(図2における112、212)に設ける操作ボタンとして構成することができる。
この釣銭機システムは“レジ売上モード”と“非レジ売上モード”の少なくとも2種類の入金モードを有しており、モード切り替え手段により入金モードを切り替えることができる。
“レジ売上モード”では、制御端末機Tに入力された商品情報に基づく売上金の算出、顧客からの預かり貨幣の入金、釣銭貨幣の出金等を行う。また、このときの売上金の情報をレジ売上情報(第1の売上情報)としてホストサーバSへ出力する。つまり、「レジ売上情報」は、制御端末機Tへの商品情報の入力を含む取引による売上金の情報である。
制御端末機Tへの商品情報の入力は制御端末機Tに接続された読み取り部(図示せず)による読み取りや、操作部t1を介した手入力等により行われる。
“非レジ売上モード”では釣銭機(硬貨釣銭機1A、紙幣釣銭機1B)の貨幣受入部(硬貨受入部114と紙幣受入部214)に、自動販売機やコピー機など(以下、自販機等)から回収された貨幣が投入され、投入された貨幣の識別計数を行う。そして計数結果を非レジ売上情報(第2の売上情報)としてホストサーバSへ出力する。つまり、「非レジ売上情報」は、制御端末機Tへの商品情報の入力を含まない取引による売上金の情報である。
従って、制御部C1、C2、C3は、通常は“レジ売上モード”の制御を行うが、入金モード切り替え指示があった場合は“非レジ売上モード”の制御を行う。レジ売上モード、非レジ売上モード時の各部の動作については後述する。
次に硬貨釣銭機1Aの構成を説明する。図1及び図2に示すように、硬貨釣銭機1Aは前部上面に操作表示部112を有する筐体110を備える。筐体110の前部には硬貨受入部114及び硬貨払出部116が設けられている。
硬貨受入部114は受け入れた硬貨を1層1列状態で1枚ずつ機内へ取り込む。受入部114の後方には取り込まれた硬貨を搬送する入金搬送部103が延びている。
この入金搬送部103の途中には硬貨の識別・計数を行う識別部101と、分岐部104が設けられている。分岐部104は硬貨識別部101の識別結果に基づいて、リジェクト硬貨等の払出部116から払い出される(放出される)硬貨を出金搬送部108へ案内(搬送)する。
正常硬貨等の機内に収納される硬貨は入金搬送部103により硬貨収納部106へ搬送される。硬貨収納部106は硬貨を金種別に収納し、例えば入金搬送部103の上流側から高額順に貨幣を収納する。
出金搬送部108は硬貨収納部106に収納された硬貨を取り出して、払出部116へ搬送する。また、分岐部104から案内(搬送)された硬貨を払出部116へ搬送する。
次に紙幣釣銭機1Bの構成を説明する。紙幣釣銭機1Bは、筐体210と、この筐体210内の略中央部に設けられた環状の周回搬送部203aとを備えている。また、紙幣取込部214、紙幣収納部206、紙幣払出部216、出金リジェクト部204、及び紙幣回収カセット207が、周回搬送部203aの外周を取り囲むように配置されている。
また、紙幣取込部214、各紙幣収納部206、紙幣払出部216、出金リジェクト部204、及び紙幣回収カセット207と、周回搬送部203aとの間を接続する紙幣の接続搬送部203bがそれぞれ形成されている。周回搬送部203aには、通過する紙幣の識別・計数を行う識別部201が設けられている。
また、周回搬送部203aと各接続搬送部203bとの間で紙幣の搬送経路を切り替える経路切替部(図示せず)が周回搬送部203aに沿って配置されている。
図1及び図2に示すように、筐体210の前面には紙幣取込部214の紙幣受入口214aと、紙幣払出部216の紙幣取出口216aとが設けられている。紙幣回収カセット207は筐体210に対して着脱自在に取り付けられている。また、筐体210の前部上面に操作表示部212が設けられている。
紙幣受入部214は紙幣受入口214aに挿入された入金紙幣を1枚ずつ取り込んで、周回搬送部203a側へ繰り出す。各紙幣収納部206は、識別部201の識別結果に基づいて紙幣を金種別に収納する。紙幣払出部216は、各紙幣収納部206から取り出された紙幣を紙幣取出口216aより放出する。
出金リジェクト部204は、収納部206から繰り出された紙幣のうち、斜行等により識別部201で識別のできない紙幣を出金リジェクト紙幣として収納する。また、紙幣受入部214から取り込まれた紙幣のうち、汚損等により識別部201で識別のできない紙幣は入金リジェクト紙幣として紙幣払出部216に収納され、紙幣取出口216aより放出される。
次に、釣銭機システムのレジ売上モード時の動作について説明する。制御端末機Tの制御部C3は図示しない商品情報読み取り部等から入力された商品情報に基づいて、商品取引により生じた売上金を算出する。操作部t1を介して売上金情報を入力するようにしてもよい。
そしてこの売上金及び顧客からの預かり金から釣銭額を算出し、釣銭出金制御信号を制御部C2へ出力する。顧客からの預かり金情報は、店員等の操作者が計数して操作部t1を介して入力する。または、操作者が硬貨釣銭機1A、紙幣釣銭機1Bに預かり金を投入し、制御部C1、C2が識別部101、201による計数結果を預かり金情報として制御部C3へ出力するようにしてもよい。
制御部C2はこの釣銭出金制御信号に基づいて紙幣払出部216から釣銭紙幣が払い出されるように、紙幣釣銭機1B内の各部の制御を行う。そして、釣銭硬貨出金制御信号を制御部C1へ出力する。
制御部C1はこの釣銭硬貨出金制御信号に基づいて硬貨払出部116から釣銭硬貨が払い出されるように、硬貨釣銭機1A内の各部の制御を行う。
貨幣受入部(硬貨受入部114及び紙幣受入部214)から取り込まれた顧客からの預かり金の貨幣は、識別部101、201による識別計数後、貨幣収納部(硬貨収納部106と紙幣収納部206)に金種別に収納される。
制御部C3はこのときの売上金情報をレジ売上情報としてホストサーバSへ出力する。
続いて、釣銭機システムの非レジ売上モード時の動作について説明する。まず、モード切り替え手段を介して入金モード切り替え指示が与えられ、入金モードがレジ売上モードから非レジ売上モードに切り替えられる。
貨幣受入部(硬貨受入部114及び紙幣受入部214)に自販機等の売上金の貨幣が投入され、1枚ずつ機内に取り込まれる。識別部(識別部101及び識別部201)は取り込まれた貨幣の識別計数を行う。
釣銭機の制御部(制御部C1及び制御部C2)は計数結果を制御部C3へ出力する。制御部C3は入力された識別結果を非レジ売上情報(第2の売上情報)としてホストサーバSへ出力する。
識別部(識別部101及び識別部201)により識別された貨幣は収納部(硬貨収納部106及び紙幣収納部206)に金種別に収納するようにしてもよいし、収納部に収納せず、すべて貨幣払出部(硬貨払出部116及び紙幣払出部216)から払い出すようにしてもよい。
このように本実施形態では、自販機等のPOSレジを介さない取引による売上金を釣銭機で計数するため、手計数よりも迅速かつ正確に行うことができる。また、自販機等の売上金を計数するために、釣銭機とは別の貨幣計数機を導入する必要がないため、コストを抑えることができる。
また、POSレジ(制御端末機T)と連動した釣銭機(硬貨釣銭機1A及び紙幣釣銭機1B)で自販機等の売上金を計数し、計数結果に基づき非レジ売上情報を生成することで、上位機(ホストサーバS)にてPOSレジを介した通常取引の売上金の情報と、自販機等の売上金の情報とを一括して管理することができる。従って、これらの売上金を一括管理するためのシステムを別途用意する必要がないため、コストをさらに低減することができる。
上述した実施の形態はいずれも一例であって限定的なものではないと考えられるべきである。例えば、制御端末機T、硬貨釣銭機1A及び紙幣釣銭機1Bの少なくともいずれか1つに自販機等の釣銭準備金の情報を記憶した記憶部を設け、この情報を用いて非レジ売上モードにおける自販機等の売上金の計数時に釣銭準備金を作成するようにしてもよい。
例えば、貨幣受入部に投入された貨幣をすべて識別計数して収納部に収納した後、収納部から釣銭準備金を取り出して払出部から出金する。
または、貨幣受入部に投入された貨幣の識別後、金種毎に所定枚目までは収納部に収納せず払出部へ搬送し、所定枚目を超えた貨幣は収納部に収納する。この場合、硬貨釣銭機1Aの分岐部104は、識別後の硬貨を金種毎に所定枚目までは出金搬送部108(硬貨払出部116側)へ案内(搬送)し、所定枚目を超えた分は硬貨収納部106側へ案内(搬送)するように制御部C1により制御される。
また、紙幣釣銭機1Bでは識別後の紙幣が金種毎に所定枚目までは紙幣払出部216へ搬送され、所定枚目を超えた分は紙幣収納部206に収納されるように制御部C2が各部を制御する。
このようにすることで、自販機等の売上金の計数と同時に、釣銭準備金を作成することができ、作業効率を向上させることができる。
また、釣銭準備金の情報は、操作部t1や操作表示部112、212を介して店員等の操作者が入力するようにしてもよい。
また、非レジ売上モードの動作時に貨幣受入部に投入されて識別計数された自販機等の売上金の貨幣について、動作1:すべて払出部から出金する、動作2:すべて収納部に収納する、動作3:釣銭準備金を出金して残りの貨幣を収納する、動作4:一旦すべて収納部に収納した後に釣銭準備金を出金する、というような各種貨幣取扱動作を選択できるようにしてもよい。各貨幣取扱動作を指定する動作指定手段を操作部t1や操作表示部112、212に設けることで実施し得る。
これにより、例えば自販機等の売上金の貨幣枚数が少なく、釣銭準備金の作成ができないと考えられる場合は、動作4を選択することで、予め釣銭機の収納部に収納されていた貨幣を使って釣銭準備金を作成することができる。
一方、自販機等の売上金の貨幣枚数が多く、釣銭準備金の作成に十分足りる貨幣枚数があると考えられる場合は、動作3を選択する。動作3では、釣銭準備金に相当する貨幣は収納部に収納されずに出金される。つまり、一旦すべての貨幣を収納部に収納するというステップがないため、釣銭準備金の作成を迅速に行うことができる。
また、制御端末機T、硬貨釣銭機1A及び紙幣釣銭機1Bの少なくともいずれか1つに自販機等の売上金情報を含む売上データを入力可能なデータ入力手段を設け、非レジ売上モードにおける自販機等の売上金の計数時に、計数結果と前記データ入力手段から入力された売上金情報とを照合するようにしてもよい。例えば、携帯端末装置等の可搬媒体を用いて自販機等から売上データを取得し、取得した売上データを釣銭機システムに与えるようにする。
また、店員等の操作者が自販機等で売上金の回収時に確認した売上金額を操作部t1や操作表示部112、212を介して入力するようにしてもよい。また、自販機等とホストサーバSや制御端末機Tとをネットワーク接続し、ネットワーク経由で売上データを伝送するようにしてもよい。
これにより、自販機等の売上金の回収・運搬時に貨幣の紛失等が発生していないかなどを確認することができる。
また、アラーム音の発生等を行って操作者に警告を報知する報知手段を設け、釣銭機での計数結果と前記データ入力手段から入力された売上金情報との比較結果が不一致であった場合、報知するようにしてもよい。
また、上記実施形態による硬貨釣銭機1Aは分岐部104を備えていたが、分岐部を設けない構成にしてもよい。この場合、硬貨受入部114に投入された硬貨はすべて一旦、硬貨収納部106に収納される。従って、金種毎に所定枚目までを硬貨収納部106に収納せず硬貨払出部116側から払い出し、所定枚目を超えた分を硬貨収納部106に収納するという釣銭準備金の作成は行えなくなることに留意する。
本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1A 硬貨釣銭機
101、201 識別部
103 入金搬送部
104 分岐部
106 硬貨収納部
110 筐体
112 操作表示部
114 硬貨受入部
116 硬貨払出部
203a 周回搬送部
203b 接続搬送部
204 出金リジェクト部
206 紙幣収納部
207 紙幣回収カセット
210 筐体
212 操作表示部
214 紙幣受入部
216 紙幣払出部
C1、C2、C3 制御部
S ホストサーバ
T 制御端末機
t1 操作部
t2 表示部
101、201 識別部
103 入金搬送部
104 分岐部
106 硬貨収納部
110 筐体
112 操作表示部
114 硬貨受入部
116 硬貨払出部
203a 周回搬送部
203b 接続搬送部
204 出金リジェクト部
206 紙幣収納部
207 紙幣回収カセット
210 筐体
212 操作表示部
214 紙幣受入部
216 紙幣払出部
C1、C2、C3 制御部
S ホストサーバ
T 制御端末機
t1 操作部
t2 表示部
Claims (8)
- 入力された商品情報に基づく第1の売上情報を生成し上位機へ送信する制御端末機と、
外部から投入される貨幣を1枚ずつ取り込む受入部、及び前記受入部により取り込まれた貨幣を識別計数する識別部を有し、識別計数結果を前記制御端末機へ出力する釣銭機と、
入金モード切り替え指示が与えられるモード切り替え手段と、
を備え、
前記モード切り替え手段を介して入金モード切り替え指示が入力された場合、前記制御端末機は前記釣銭機から出力される識別計数結果を前記第1の売上情報とは異なる第2の売上情報として上位機へ送信することを特徴とする釣銭機システム。 - 前記釣銭機は貨幣を金種別に収納する収納部及び貨幣を払い出す払出部をさらに有し、前記モード切り替え手段を介して入金モード切り替え指示が入力された場合、前記受入部に投入された貨幣を前記識別部で識別計数して前記収納部に収納し、金種毎に所定枚の貨幣を前記払出部から払い出すことを特徴とする請求項1に記載の釣銭機システム。
- 前記釣銭機は、
貨幣を金種別に収納する収納部と、
貨幣を払い出す払出部と、
前記識別部が設けられ、前記受入部と前記収納部との間において貨幣を搬送する入金搬送部と、
前記識別部と前記収納部との間の前記入金搬送部に設けられ、貨幣を前記収納部側へ搬送するか、又は前記払出部側へ搬送するかを切り替える分岐部と、
前記モード切り替え手段を介して入金モード切り替え指示が入力された場合、前記受入部から取り込まれた貨幣を、前記識別部の識別結果に基づき金種毎に所定枚目までは前記払出部側へ搬送し、前記所定枚目を超えた貨幣は前記収納部側へ搬送するように前記分岐部を制御する制御部と、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の釣銭機システム。 - 第1乃至第4の貨幣取扱動作のいずれか1つの指定が与えられる動作指定手段をさらに備え、
前記入金モード切り替え指示及び前記第1の貨幣取扱動作の指定が与えられた場合、前記制御部は前記受入部から取り込まれた貨幣をすべて前記収納部側へ搬送するように前記分岐部を制御し、
前記入金モード切り替え指示及び前記第2の貨幣取扱動作の指定が与えられた場合、前記制御部は前記受入部から取り込まれた貨幣をすべて前記払出部側へ搬送するように前記分岐部を制御し、
前記入金モード切り替え指示及び前記第3の貨幣取扱動作の指定が与えられた場合、前記制御部は前記受入部から取り込まれた貨幣を金種毎に所定枚目までは前記払出部側へ搬送し、前記所定枚目を超えた貨幣は前記収納部側へ搬送するように前記分岐部を制御し、
前記入金モード切り替え指示及び前記第4の貨幣取扱動作の指定が与えられた場合、前記制御部は前記受入部から取り込まれた貨幣をすべて前記収納部側へ搬送するように前記分岐部を制御し、かつ前記払出部から金種毎に所定枚の貨幣が払い出されるように制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の釣銭機システム。 - 前記制御端末機への商品情報の入力が行われない取引による売上金の情報を含む売上データが与えられるデータ入力手段と、
操作者に対して警告を報知するための報知手段と、
をさらに備え、
前記モード切り替え手段を介して入金モード切り替え指示が入力された場合、前記制御端末機は前記釣銭機から出力される識別計数結果と前記売上データに含まれる前記売上金とを照合し、両者が不一致の時、前記報知手段に報知を行わせることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の釣銭機システム。 - 前記データ入力手段は可搬媒体から前記売上データが与えられることを特徴とする請求項5に記載の釣銭機システム。
- 前記データ入力手段は前記制御端末機に設けられたキー入力手段であることを特徴とする請求項5に記載の釣銭機システム。
- 前記売上データはネットワークを介して伝送されるデータであり、前記データ入力手段は前記ネットワークを介してデータ通信を行う通信手段であることを特徴とする請求項5に記載の釣銭機システム。
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