JP5212090B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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鑑別部を接客部の近傍に配置することによりその制約は軽減できるが、実装設計上困難である。
手段の他に、前記紙幣入金部内へ紙幣を集積する集積手段と、この分離手段と集積手段の間を移動可能な紙幣挟持移動部を設け、前記紙幣入金部から繰り出された紙幣が前記鑑別部で異常紙幣と判定したとき、前記紙幣入金部における紙幣の繰出し動作を停止し、前記紙幣挟持移動部を前記分離手段側から前記集積手段側に移動させたのち、前記異常紙幣を含め、前記第1および第2の紙幣搬送路上に存在するすべての紙幣を前記第3の紙幣搬送路を経由して前記紙幣入金部に集積させたのち、前記紙幣挟持移動部を前記分離手段に移動させて分離動作を再開させる一連の動作を制御部で制御するようにしたことを特徴とする。
したがって、異常紙幣と判定された場合には、すでに搬送路に繰り出された後続紙幣も併せて異常紙幣と同様な扱いで処理されることになる。
自動取引装置は、一般に、図示しないCPU等の演算および制御手段で構成された主制御部、メモリ素子および磁気デスク等で構成される記憶部を有し、顧客操作表示部2、紙幣入出金機等を含めて装置全体の動作をその記憶部に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御される。
ここで、入金処理とは、紙幣入出金機3の紙幣受け渡し口である紙幣入金部としての接客部31から投入された紙幣を繰出して計数等し、紙幣カセット32へ収納する処理であり、出金処理とは、紙幣カセット32に収納されている紙幣を繰出して計数等し、接客部31へ集積させ、顧客に払い出す処理である。
接客部31は、顧客の操作により紙幣入出金部としての紙幣入出金口301から投入された紙幣を受け入れ、また、顧客へ出金する紙幣を集積し、顧客との間で紙幣の受け渡しを行う部位である。投入された紙幣は、分離ローラ等の分離機構で1枚ずつ分離して繰り出すことができ、また、出金される紙幣を集積ローラ等の集積機構で集積することができる。
この紙幣カセット32は、本実施例では、それぞれ同一構造の紙幣カセット32A、紙幣カセット32B、紙幣カセット32Cおよび紙幣カセット32Dの4つで構成されることになる。
これら紙幣搬送路34a〜e{(a)、(b)、(c)、(d)、(e)}の各分岐点には切替ブレード34fが設けてあり、その切替ブレード34fを制御することによって紙幣の搬送先を切り替えることができ、鑑別部33での鑑別結果に応じて紙幣の搬送方向を切り替える。
37は取り忘れ紙幣収納庫であり、出金処理時に紙幣入出金口301に紙幣を搬送した後、その一部またはすべての紙幣を顧客が取り忘れた場合に回収して収納する収納庫である。
39は紙幣入出金口301のシャッタであり、紙幣入出金口301の上部に配置され、ピッカローラ302による紙幣の繰出し方向に直交する方向に往復移動可能に構成されており、顧客との取引における紙幣の投入時および取り出し時に紙幣入出金口301を解放し、紙幣の取込み処理時等には紙幣入出金口301を閉鎖する機能を備えたスライド式のシャッタである。
304はフィードローラであり、フィードローラ軸を中心に正逆回転可能に構成され、ピッカローラ302の紙幣の繰出し方向の下流で支持板303の端部に配置されて紙幣の搬入、繰出しが容易なようにその外周面の一部にピッカローラ302と同様の高摩擦部材が取り付けられると共に円周方向の全周にわたりリング状の溝部が2本並設されており、ピッカローラ302により繰り出される紙幣をさらに搬送して紙幣搬送路34に繰り出す機能を有する。
305は分離ローラであり、フィードローラ304に対向して配置され、その外周面にはフィードローラ304の溝部と山部に噛み合う円周方向の全周にわたりリング状の溝が1本設けられており、分離ローラ軸を中心に紙幣の搬入時にはフィードローラ304と共に回転し、紙幣の繰出し時には回転しない一方向回転機構を備えて紙幣入出金口301からフィードローラ304により繰り出される紙幣を1枚毎に分離する紙幣分離手段を有している。
307はビルプレスであり、ピッカローラ302の反対側に配置された側面視台形状の厚板部材であって、プールガイド306と対向して紙幣の繰出し方向と直交する方向に往復移動可能に配置されていると共に回転支点を中心に回動可能に構成されており、ピッカローラ302側の面に支持板303に向けてプールガイド306から離れる方向に傾斜する傾斜面307aが設けられている。
プールガイド306およびビルプレス307の側面には案内部307bが設けてあり、側板303aに設けたガイド部に滑動可能に嵌合してある。この案内部307bはモータやベルト等を介して移動させるもので、モータの回転制御や回転軸に取り付けたエンコーダ等により移動量の管理を行う。
SEN2は紙幣セット検知センサであり、紙幣入出金口301内に紙幣が存在するか否かを検知するものである。
以上の他に、搬送用モータや搬送路の切替ブレード用のソレノイド等を有するが、本願発明に関係しないために説明を省略する。
S1 顧客が「預入」取引を選択すると、接客部31を図6に示す如く、プールガイド306とビルプレス307で構成される紙幣挟持移動部300を紙幣入出金口301のほぼ中央に移動させながら、シャッタ39を開き、紙幣の投入を可能にする。顧客は、通帳またはキャッシュカードを図示しない処理部に挿入する。
S3 シャッタ39の閉が図示しない検知器により検出されると、ビルプレス307を図3および図4に示す矢印B方向に移動をさせる。
ビルプレス307は分離位置の近傍まで接近すると、図示しない回転機構により斜面307aが起立し、ピッカローラ302に紙幣を押し付ける。
S4 ピッカローラ302およびフィードローラ304を図7に示す矢印C方向に回転させる。このとき、分離ローラ305は回転しない。
S5 接客部31から第1の紙幣搬送路34aに繰り出された紙幣は、図2に示す搬送路(a)、(b)と進み、鑑別部33を通過する。
これらの接客部31による分離繰出し動作は、鑑別結果に左右されることなく連続的に続けられる。
S7 鑑別異常が発生したときは、制御部30は接客部31の分離動作および搬送部34の動作を停止させる。なお、紙幣入出金口301内に残存紙幣がなくなる、すなわち、紙幣セット検知センサSEN2が紙幣を検知しなくなった時点で分離動作は終了する。
S9 ステップS4からステップS8の連続動作が、鑑別異常を検出しないまま行われると、紙幣入出金口301内に残存紙幣がなくなる。
このとき、制御部30は鑑別した紙幣の金種、損傷程度、枚数等の情報の収納順位を識別させて記憶部38に格納する。
なお、入金取引として図8に示すケースで説明する。
一万円紙幣10枚の入金取引とし、紙幣分離が開始され、一時保留部35には正券2枚(M1、M2とする。)、第2の紙幣搬送路34bの搬送路(c)に正券1枚(M3とする。)、鑑別部33で「鑑別異常」となったもの2枚(異常紙幣と称し、M4、M5とする。)、第1の紙幣搬送路34aの搬送路(a)に正券1枚(M6とする。)、分離途中のもの(M7とする。)、そして、紙幣入出金口301内に3枚(M8、M9、M10とする。)が存在するものとする。
S11 フィードローラ304と分離ローラ305を図7に示す矢印D方向に所定数だけ回転させる。この分離ゲート部に存在する紙幣M7は紙幣入出金口301内に戻され、分離取込み待ちである紙幣M8、M9、M10と重なる。
なお、上記説明において、紙幣の分離戻しを行うが、この紙幣分離戻し動作の正常終了は、通過検知センサSEN3の検出結果に従う。しかしながら、図13に示すように、通過検知センサSEN3による検出はできても、フィードローラ304と分離ローラ305に係合していない場合には、紙幣入出金口301内に戻せない。したがって、このような紙幣も搬送路に残留している紙幣として取り扱うことになる。
S12 フィードローラ304と分離ローラ305を図7に示す矢印D方向に所定数だけ回転させても、通過検知センサSEN3が紙幣M7を検知したままのときには、分離戻し不良としてステップS13に進む。
S13 ステップS12にて、分離戻しが正常に終了しなかった場合には、入金動作を中止することになる。この場合には、分離ゲート部で紙幣M7がジャムしている可能性があるので、接客部31の動作は停止し、第2の紙幣搬送路34bの搬送路(c)上にあるほかの紙幣M3、M4、M5および第1の紙幣搬送路34aの搬送路(a)にある紙幣M6は一時保留部35まで搬送して収納する。
係員は、接客部31内に存在する紙幣M8、M9、M10とジャムしていると想定される紙幣M7、そして一時保留部35に収納されている紙幣M1、M2、M3、M4、M5、M6を取り出してたとえば顧客に返却する。
なお、ステップS15で説明したプールガイド306とビルプレス307の移動動作とステップS16で説明した異常紙幣(M3、M4、M5、M6)の搬送は同時に行われる。
このときには、一時保留部35に格納した紙幣は後入れ先出しとなるものの、順位は把握できている。したがって、一時保留部35から第3の紙幣搬送路34cへの紙幣の受け渡し動作を変化させることもできる。たとえば、紙幣M4、M5を受け渡すときには、一時保留部35のみ通常より低速に繰り出すことにより、重なっている紙幣(M4、M5)に多少なりともずれがあれば、一方の紙幣が先に第3の紙幣搬送路34cに引き抜かれることになり、連鎖状態の解消ができることになる。
紙幣入出金口301に紙幣が集まることにより、図12に示す如く、異常紙幣を含めた紙幣の分離動作を再開することになる。制御部30は分離リトライ回数1を記憶部38に格納する。
なお、構造上、異常紙幣はその上下が入れ替わり状態となるので、分離(方向)条件が変化することになる。
以降、ステップS3からステップS18の動作を繰り返す都度、分離リトライ回数をカウントアップしていく。設定回数オーバー(例えば4回)になったら、分離不良として処理を中止する。この場合は、先に説明したステップS14と同様に顧客に報知するものであるが、入金として受け入れ可能な紙幣も存在するので、その表示はたとえば図9(b)のように「投入されました紙幣の中にお預かりできない紙幣があります。」のようなものとなる。紙幣の確認ができた場合は、図9(c)に示すようにその旨を表示する。
S20 制御部30は、紙幣入出金口301に投入された紙幣がなくなったことを紙幣セット検知センサSEN2により判断し、鑑別部33での鑑別、計数結果を集計する。
S21 制御部30は、顧客操作表示部2に集計結果を表示する。たとえば、一万円札を10枚投入した場合には、合計金額として「10万円を口座入金」としてその可否の最終確認を求めることになる。
まず、プールガイド306とビルプレス307を集積ローラ308側に移動して、出金紙幣の受け入れが可能な状態にする。
S24 一時保留部35に格納している紙幣をすべて第3の紙幣搬送路34cの搬送路(d)へ受け渡し、紙幣入出金口301に搬送して集積する。
S25 すべての紙幣が紙幣入出金口301内に集積されると、制御部30はシャッタ39を開とする。
顧客が紙幣を取り出すと、手挿入検知センサSEN1がこれを検知してシャッタ39を閉じる。なお、紙幣セット検知センサSEN2が紙幣有と検知している状態では、シャッタ閉動作を一時保留し、顧客操作表示部2に「紙幣をお取りください。」を表示し続ける。
S26 第2の紙幣搬送路34bの搬送路(c)上の紙幣M3を一時保留部35に向けて搬送して格納する(正常の入金紙幣として計数、集計する。)。
以上の実施例によると、実施例1では上記の説明した如く、一時保留部から紙幣搬送路への受け渡し時に連鎖等を解消させることができるが、この実施例では直接紙幣入出金口に戻してしまうためにそのような効果を得ることはできない。しかし、連鎖ではなく、複数枚の重なり(特に、新券同士のはり付きの場合には、鑑別部で「厚さ異常」となる。)のときには、ただちに紙幣入出金口に戻しての再分離を行うことができる。
プールガイド306とビルプレス307が集積ローラ308側に移動したことを図示しない検知手段によって検知すると、第2の紙幣搬送路34bの搬送路(b)、(c)上の紙幣M3、M4、M5、第1の紙幣搬送路34aの搬送路(a)上の紙幣M6を紙幣入出金口301に向けて搬送して格納する。紙幣入出金口301内の格納順は分離ゲート側から紙幣M7、M8、M9、M10、M3、M4、M5、M6となるが紙幣M4とM5は重なっていることになる。
30 制御部
31 接客部
32 紙幣カセット
33 鑑別部
34 搬送部
34a 第1の紙幣搬送路
34b 第2の紙幣搬送路
34c 第3の紙幣搬送路
34f 切替ブレード
35 一時保留部
36 リジェクト収納庫
37 取り忘れ紙幣収納庫
38 記憶部
39 シャッタ
300 紙幣挟持移動部
301 紙幣入出金口
302 ピッカローラ
303 支持板
304 フィードローラ
305 分離ローラ
306 プールガイド
307 ビルプレス
307a 傾斜面
307b 案内部
308 集積ローラ
309 プレッシャローラ
310 舌片車
SEN1 手挿入検知センサ
SEN2 紙幣セット検知センサ
SEN3 通過検知センサ
SEN4 受渡検知センサ
Claims (10)
- 入金紙幣の投入を行う紙幣入金部と、
該紙幣入金部から紙幣を繰出す分離手段により、第1の紙幣搬送路に繰り出された紙幣を判別する鑑別部と、
該鑑別部を通過した紙幣を一時保留する一時保留部まで搬送する第2の紙幣搬送路と、前記一時保留部から繰り出された紙幣を前記紙幣入金部まで搬送する第3の紙幣搬送路
とを有する自動取引装置であって、
前記紙幣入金部には前記紙幣を繰出す分離手段の他に、前記紙幣入金部内へ紙幣を集積
する集積手段と、
この分離手段と集積手段の間を移動可能な紙幣挟持移動部を設け、
前記紙幣入金部から繰り出された紙幣が前記鑑別部で異常紙幣と判定したとき、
前記紙幣入金部における紙幣の繰出し動作を停止し、前記紙幣挟持移動部を前記集積手段側に移動すると共に、
前記異常紙幣を含め、前記第1および第2の紙幣搬送路上に存在するすべての紙幣を一時保留部に一旦収納し、
前記紙幣挟持移動部が前記集積手段側に位置したのち、前記一時保留部に収納した紙幣を前記第3の紙幣搬送路へ繰り出して前記紙幣入金部に集積させたのち、
前記紙幣挟持移動部を前記分離手段に移動させて分離動作を再開させる一連の動作を制御部で制御するようにしたことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1において、前記一時保留部から第3の紙幣搬送路に繰り出される紙幣は、前記鑑別部が検出した異常紙幣と、第1および第2の紙幣搬送路に存在した紙幣であることを特徴とする自動取引装置。
- 請求項1において、前記分離手段と第1の紙幣搬送路の受渡部には、第1の紙幣搬送路への紙幣の突出を検知する検知手段を設け、
当該検知手段が紙幣有りと検出したとき、前記分離手段を制御してその突出している紙幣を前記紙幣入金部内に戻すことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項3において、前記突出紙幣の戻し動作を実行後、再度検知手段が紙幣を検出した場合には、前記第1および第2の紙幣搬送路の紙幣および異常紙幣のすべてを前記一時保留部に収納した後に再度検知することを特徴とする自動取引装置。
- 請求項1において、前記鑑別部における紙幣の鑑別判定情報を記憶する記憶部を設け、
前記一時保留部に一旦収納される紙幣に対する鑑別判定情報を前記記憶部に記憶しておき、
前記制御部は、一時保留部から第3の紙幣搬送路に繰り出すときに、一時保留部の繰出し動作条件を前記鑑別判定情報に応じて変化させることを可能にしたことを特徴とする自動取引装置。 - 入金紙幣の投入を行う紙幣入金部と、
該紙幣入金部から紙幣を繰出す分離手段により、第1の紙幣搬送路に繰り出された紙幣を判別する鑑別部と、
該鑑別部を通過した紙幣を一時保留する一時保留部まで搬送する第2の紙幣搬送路と、前記一時保留部から繰り出された紙幣を前記紙幣入金部まで搬送する第3の紙幣搬送路
とを有する自動取引装置であって、
前記紙幣入金部には前記紙幣を繰出す分離手段の他に、前記紙幣入金部内へ紙幣を集積
する集積手段と、
この分離手段と集積手段の間を移動可能な紙幣挟持移動部を設け、
前記紙幣入金部から繰り出された紙幣が前記鑑別部で異常紙幣と判定したとき、
前記紙幣入金部における紙幣の繰出し動作を停止し、前記紙幣挟持移動部を前記分離手段側から前記集積手段側に移動させたのち、
前記異常紙幣を含め、前記第1および第2の紙幣搬送路上に存在するすべての紙幣を前記第3の紙幣搬送路を経由して前記紙幣入金部に集積させたのち、
前記紙幣挟持移動部を前記分離手段に移動させて分離動作を再開させる一連の動作を制御部で制御するようにしたことを特徴とする自動取引装置。 - 入金紙幣の投入を行う紙幣入金部と、
該紙幣入金部から紙幣を繰出す分離手段により、第1の紙幣搬送路に繰り出された紙幣を判別する鑑別部と、
該鑑別部を通過した紙幣を一時保留する一時保留部まで搬送する第2の紙幣搬送路と、前記一時保留部から繰り出された紙幣を前記紙幣入金部まで搬送する第3の紙幣搬送路
とを有する自動取引装置であって、
前記紙幣入金部には前記紙幣を繰出す分離手段の他に、前記紙幣入金部内へ紙幣を集積
する集積手段と、
この分離手段と集積手段の間を移動可能な紙幣挟持移動部を設け、
前記紙幣入金部から繰り出された紙幣が前記鑑別部で異常紙幣と判定したとき、
前記紙幣入金部における紙幣の繰出し動作を停止し、前記紙幣挟持移動部を前記集積手段側に移動すると共に、
前記第2の紙幣搬送路上に存在する前記異常紙幣を除いた紙幣を前記一時保留部に収納し、
前記紙幣挟持移動部が前記集積手段側に位置したのち、
前記異常紙幣を含め、前記第1の紙幣搬送路上に存在するすべての紙幣を前記第3の紙幣搬送路を経由して前記紙幣入金部に集積させたのち、
前記紙幣挟持移動部を前記分離手段に移動させて分離動作を再開させる一連の動作を制御部で制御するようにしたことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1、請求項6もしくは請求項7において、前記制御部は前記鑑別部における異常紙幣と判定した理由により、異常紙幣の処理を選択することを可能にしたことを特徴とする自動取引装置。
- 請求項6もしくは請求項7において、前記分離手段と第1の紙幣搬送路の受渡部には、第1の紙幣搬送路への紙幣の突出を検知する検知手段を設け、
当該検知手段の上方により前記分離手段を制御して当該突出している紙幣を紙幣入金部内に戻すことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項9において、前記突出紙幣の戻し動作を実行後、再度検知手段が紙幣を検出した場合には、前記第1および第2の紙幣搬送路の紙幣および異常紙幣のすべてを前記一時保留部に収納して処理を中止することを特徴とする自動取引装置。
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