JP4292232B2 - 紙幣入出金機 - Google Patents
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特開平10−188074号公報記載の例は、紙幣鑑別部を双方向に通過する双方向搬送路を有し、入出金口および一時保管庫、リサイクル庫(万円および千円紙幣収納部)を接続している。この双方向の搬送路は、それぞれ別の駆動源を必要とする3つの双方向搬送路で構成され、入金(入金の確定前動作、入金の確定後の動作)、出金動作時、それぞれの搬送路の方向を独立に切り替える必要がある構成となっている。
、該下部紙幣機構を前後反転可能な構成により、係員の操作性やセキュリティ面で様々な仕様の現金自動取引装置を提供するとともに、係員の操作性やセキュリティ面で汎用性の高い紙幣入出金機を提供できる。
クト紙幣一時保管庫とすることにより、簡素な紙幣搬送路構成で、様々なサイズの紙幣に対し紙幣ジャムの少ない高信頼の紙幣入出金機を提供できる。
装置筐体101bも堅固な筐体構造であるが、金庫筐体106はさらに堅固な構造で、セキュリティを高める。この現金自動取引装置101は、カード、紙幣、明細票を媒体とし、利用者の預入れ、支払、振込等の処理を行うことができる。
図3は、図1の現金自動取引装置の中で、本発明に関わる紙幣入出金機1の構成を示す側面図である。紙幣入出金機1は、利用者が紙幣の投入・取り出しを行う入出金口20と、紙幣の判別を行う紙幣判別部30と、入金した紙幣を取引成立までの間一旦収納する一時保管庫40と、入金時取引が成立した紙幣を収納する1ヶの入金庫60と、出金用の紙幣を収納する1ヶの出金庫70と、入出金兼用の2ヶのリサイクル庫80と、リサイクル庫8に補充する紙幣や、リサイクル庫から回収した紙幣を収納する装填・回収庫81と、紙幣判別部30を通り、入出金口20、一時保管庫40、入金庫60、出金庫70、リサイクル庫80、装填・回収庫81に対し、紙幣を搬送する紙幣搬送路50と、図示せぬ制御部とから構成される。
作により送り出し、繰り出し方向には回転しないゲートローラ207で2枚送りを防止する。こうして、入出金口2の紙幣210は矢印208方向へ繰り出され、紙幣搬送路50に合流して装置内に取り込まれる。
る。誘導テープ403の両端を支持する回転ドラム401と巻き取り軸402は、それぞれ別個の駆動源411、412に接続され、巻き取り軸402側には駆動源412との間にトルクリミッター413を介している。
6からなる。
、押し出しプレート608、押し出し補助ガイド609、押し出し支点シャフト610、上スタックガイド606、上仕切板611、上仕切板支点シャフト612を、初期の位置まで戻し、前記スタック中紙幣収納空間616を空の状態にし、次の集積動作を可能にする。
(1)本第二の実施例では、入出金口21を紙幣スロット21aがほぼ水平になるように設置しているが、これは、本紙幣入出金機2が、図28に示す現金自動取引装置111に実装するためである。現金自動取引装置111の上部には、上部正面板111aに設けられたカードスロット112aと連通し利用者のカードを処理し、取引明細票を印字して放出するカード・明細票処理機構112と、通帳スロット113aと連通し利用者の通帳を処理する通帳処理機構113と、取引表示器117を備えている。また、装置111の下部には、紙幣を処理する紙幣入出金機構2および、硬貨を処理する硬貨入出金機構114を備えており、中間部の利用者操作面111bには、取引の内容を表示および入力する顧客操作部115および、紙幣スロット21a、硬貨スロット114aが設けられている。この現金自動取引装置111は、カード、通帳、紙幣、硬貨、明細票を媒体とし、利用者の預入れ、支払、振込等の処理を行うことができる。
(4)第二の実施例では、第一の実施例の如き入金庫60は持たず、代わりにリジェクト庫65を持っている。本実施例のリジェクト庫65は、第一の実施例における入金庫60より収納空間が小さいが、仕切板651で区切られた上部収納空間652と下部収納空間653を有する。図30(a)に示すように、切替えゲート505を図示505bの状態に切り替えることで、図30(b)に示すように、一時保管庫40から、入金収納時のリサイクル庫80に収納できない非還流紙幣や取り忘れ紙幣をリジェクト庫65に収納することができる(リサイクル庫80に収納可能な紙幣は切替えゲート505を505aの状態にしてリサイクル庫80に収納する)。同様に、切替えゲート505を図示505bの状態に切り替えることで、図30(b)に示すように、一時保管庫40から出金時のリジェクト紙幣をリジェクト庫65に収納することができる。リジェクト庫65の仕切板651は、図示せぬ駆動源で、上下に移動でき、仕切板の移動制御により、例えば、上部収納空間652に取り忘れ紙幣を収納し、下部収納空間653に、その他のリジェクト紙幣、非還流紙幣を収納することにより、現金の厳格な管理が可能となる。
(1)入出金口と紙幣判別部を紙幣入出金機の上部に、紙幣収納庫を下部に配し、さらに紙幣搬送路も上記の上部と下部の機構部で分割可能に構成し、下部の搬送路は利用者操作側壁面近傍に配しており、上部と下部を分ける水平面で機構が交差していないので、上部と下部を水平面で分割でき、上部と下部を1つの装置筐体に実装する構成をとることができるし、紙幣を収納している下部をさらに堅固な金庫筐体に実装する構成もとることができ、より高いセキュリティが要求される構成にも応じることができ、かつ下部の搬送路は利用者操作側壁面近傍に配しているので、係員が前面から操作できる前面操作型にも、後面から操作できる後面操作型にも容易に応じることができ、操作性、設置場所、セキュリティ等様々なニーズに対応できる汎用性を有している。
(2)本実施例によれば、上部搬送機構と下部紙幣機構を分けて設られており、入金計数時など取引が成立するまでの紙幣は上部搬送機構部だけに存在するため、その紙幣にジャムが発生した場合でも下部紙幣機構を囲む金庫を開ける必要がなくなり、安全性が保てる。また、利用者に所有権がある紙幣(上部搬送機構に存在する紙幣)と銀行に所有権がある紙幣(下部紙幣機構に存在する紙幣)を明確に区別することができるという効果がある。
(3)収納庫を前後いずれからでも着脱できる紙幣入出金機を実現しており、図2(a)(b)、図4(a)(b)に示すような、前面操作型装置、後面操作型装置のいずれにも共通の構造で、適用でき、汎用性が高い。
(4)第一、第二の実施例の入出金口20,21は、紙幣ホッパーを回転動作により可動にし、利用者が投入/放出する方向を略垂直方向とする図3に示す現金自動取引装置と、略水平方向とする図1に示す現金自動取引装置のいずれにも実装可能な紙幣入出金機を提供でき、利用者の操作性で様々な仕様の現金自動取引装置を提供できる。
(5)一時保管庫は、一時保管庫を誘導テープによる巻取り方式を採用し、さらに、入金紙幣の一時保管だけでなく、出金リジェクト紙幣の一時保管することで、リサイクル庫に一時保管庫を設けた従来例より簡素なリサイクル庫を実現できる。また、多金種の入金取引に対応できるだけでなく、一時保管庫を誘導テープによる巻取り方式を採用することで、従来例より、サイズの大きく異なる海外紙幣の対応が容易となる。また、出金リジェクト紙幣の一時保管時、折れ、破れ紙幣あるいは、傾いて搬送された状態の可能性が高く、これらについて、ジャムの発生しにくい装置を実現できる。
(1)上記各実施例では、入出金口の紙幣ホッパーを共通にしているが、入金口と出金口で別々に分けて設けてもよい。
(2)上記各実施例では、一時保管庫40として回転ドラムを用いた巻き取り型のもの(図17参照)を採用しているが、実施例で説明したリサイクル庫(図22参照)のような積層型の構成を採用することもできる。
(3)上記各実施例では開閉搬送路(第一の実施例の90、第二の実施例の91)を全ての収納庫に共通に設けているが、開閉搬送路は、各収納庫毎に個別に設けるようにしてもよい。
(4)搬送路の駆動源は、本実施例では一個で、搬送路501g−501h−901aがギヤでつながるようにしているが、上下別々の駆動源(モータ)を設けてもよい。これにより、ギヤによる連結不良などの障害がなくなる。
(5)上記各実施例においては、各収納庫はその前後に取っ手を設けたり、下部紙幣機構(第一の実施例の1b、第二の実施例の2b)は前後どちら向きにも着脱できるように構成され、共に前面操作型装置と後面操作型装置共通の構成を持たせているが、前面操作型装置または後面操作型装置のいずれか一方に専用化するようにしてもよい。これにより構造が簡素化されコストダウンが可能になる。
このような紙幣を繰出す際に、大きく傾いたり、破れたりしていて、搬送状態によっては、紙幣搬送路でジャムが発生する可能性が少なくない。さらには、外国紙幣も取り扱える装置では、金種の数が、日本円の場合より増えるだけでなく、紙幣のサイズが、金種によって長手、短手方向とも大きく異なる場合が多く、入金口に投入した多数枚の紙幣は、整列性が大きく乱れている可能性がある。また、紙幣の折れや破れの度合いも、各国の紙幣の流通事情から見ると、日本円よりも悪条件の紙幣がある。このような悪条件の紙幣を扱う場合には、紙幣搬送路50は、紙幣案内面の構成が簡素であるゆえ、紙幣ジャムに対する信頼度は高い。
Claims (3)
- 紙幣を入金及び出金する入出金口と、紙幣を判別する紙幣判別部と、前記入出金口より入金され前記紙幣判別部で判別された紙幣を一時的に収納保管する一時保管庫と、入金紙幣および出金紙幣を収納する複数の紙幣収納庫と、を有する紙幣入出金機において、
前記紙幣入出金機は、上部と下部とに分割した構成とし、
前記入出金口、前記紙幣判別部、および前記一時保管庫を前記上部に配置すると共に、前記紙幣入出金機の前方から前記入出金口、前記紙幣判別部、前記一時保管庫の順に配置し、前記複数の紙幣収納庫を前記下部に配置し、
前記一時保管庫と前記複数の紙幣収納庫との間で紙幣を双方向に搬送し、前記紙幣判別部を通過する双方向搬送路と、
前記紙幣判別部と前記下部との間で前記双方向搬送路と接続され、前記入出金口から前記双方向搬送路に紙幣を搬送する第一の一方向搬送路と、
前記紙幣判別部と前記一時保管庫との間で前記双方向搬送路と接続され、前記双方向搬送路から前記入出金口に紙幣を搬送する第二の一方向搬送路と、を有することを特徴とする紙幣入出金機。 - 請求項1記載の紙幣入出金機において、
前記第二の一方向搬送路は、前記紙幣判別部の上方を通過することを特徴とする紙幣入出金機。 - 請求項1又は請求項2に記載の紙幣入出金機において、
前記第二の一方向搬送路と前記入出金口の接点は、前記第一の一方向搬送路と前記入出金口の接点よりも後方に位置することを特徴とする紙幣入出金機。
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