JP2009151703A - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Yoshiyuki Kato
芳之 加藤
Ken Urata
研 浦田
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Abstract

【課題】紙幣の金種、真偽および正損等を鑑別する鑑別部の精度を向上することができる紙幣処理装置を提供する。
【解決手段】入金部に入金された紙幣を個別に搬送する搬送手段と、該搬送手段の途中に設けられ紙幣の鑑別を行う鑑別手段と、前記搬送手段の一部を構成し紙幣を前記鑑別手段から送り出す第1テンションローラ40を備えた紙幣処理装置において、第1テンションローラ40は、駆動ローラ50と従動ローラ51とを備え、駆動ローラ50は、駆動軸42および駆動軸42周りに設けられた複数のローラ部43を備え、従動ローラ51は、縦列に配置された回転軸44a,44bと、回転軸44a,44b周りに設けられ駆動ローラ50のローラ部43に対抗するローラ部46と、回転軸44a,44bを個別に駆動ローラ50側に付勢するコイルバネ45とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、紙幣処理装置に関するものであり、特に搬送路中においてローラで紙幣を挟持するものに関する。
紙幣の入出金を行う紙幣処理装置にあっては、入金口に投入された紙幣を、搬送路を介して収容部まで搬送するものがある(例えば、特許文献1参照)。
この紙幣処理装置の搬送路の途中には、図3に示すように、駆動ローラ150と従動ローラ151とからなるローラ搬送手段140が設けられたものがある。駆動ローラ150は、モータで駆動され、搬送される紙幣の表裏面と平行で且つ紙幣の搬送方向と垂直な駆動軸142と、この駆動軸142に所定の間隔で配置されたローラ部143とを備えている。また、従動ローラ151は、駆動ローラ150の駆動軸142と平行に配置された回転軸144がコイルバネ145によって駆動ローラ150側に向かって付勢されており、この駆動軸150の軸周りにローラ部143に対抗するローラ部146がそれぞれ設けられている。すなわち、搬送路を介して搬送されてきた紙幣は、ローラ搬送手段140のローラ部143とローラ部146との間に入り込み、これら回転するローラ部143、ローラ部146とにより挟持されて搬送方向に送り出されるようになっている。
特許第346931号公報
ところで、上述の紙幣処理装置は、図3に示すように、従動ローラ151の回転軸144の両端部がコイルバネ145によって付勢される構成となっているため、図4に示すように、印刷の厚さの違いなどで紙幣Sの部分的な厚さに違いが生じている場合や、図5に示すように回転軸142,144が長尺であるためその中央付近が互いに離間する方向(図中、一点鎖線で示す)に撓みが生じてしまった場合、並びに、図6に示すように紙幣Sが若干斜めの状態でローラ部143,146の間に進入して挟持された場合などに、各ローラ部146の紙幣Sを押さえつける力にばらつきが生じてしまう虞がある。
紙幣Sを撮像した画像に基づいて紙幣Sの金種、真偽および正損等を鑑別する鑑別部を用いている場合、上述した構成のローラ搬送手段140が鑑別部の前後に配置されることとなるが、特に下流側のローラ搬送手段140で紙幣Sを押さえつける従動ローラ151の各ローラ部146の紙幣を押圧する力にばらつきが生じた場合、紙幣Sが局所的に引っ張られて歪みが生じてしまったり、一部のローラ部146が紙幣Sから離れて紙幣Sが部分的に浮いてしまい、鑑別部で撮像する紙幣Sの画像が部分的に不鮮明になって鑑別精度が低下する虞があるという課題がある。
そこで、この発明は、紙幣の金種、真偽および正損等を鑑別する鑑別部の精度を向上することができる紙幣処理装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、入金部(例えば、実施の形態における入金部2)に入金された紙幣を個別に搬送する搬送手段(例えば、実施の形態における第1搬送路6、第2搬送路8、第3搬送路15)と、該搬送手段の途中に設けられ紙幣の鑑別を行う鑑別手段(例えば、実施の形態における鑑別部7)と、該鑑別手段の下流側の前記搬送手段に紙幣を送り出すローラ搬送手段(例えば、実施の形態における第1テンションローラ40)を備える紙幣処理装置において、前記ローラ搬送手段は、駆動ローラと従動ローラとを備え、前記駆動ローラは、電動機により回転駆動される駆動軸(例えば、実施の形態における駆動軸42)および該駆動軸周りに設けられた複数のローラ部(例えば、実施の形態におけるローラ部43)を備え、前記従動ローラは、縦列に配置された複数の回転軸(例えば、実施の形態における回転軸44a,44b)と、該回転軸周りに設けられ前記駆動ローラのローラ部に対抗する従動ローラ部(例えば、実施の形態におけるローラ部46)と、前記回転軸を個別に前記駆動ローラ側に付勢する付勢手段(例えば、実施の形態におけるコイルバネ45)とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記搬送手段は、前記鑑別手段の上流側にさらに前記ローラ搬送手段(例えば、実施の形態における第2テンションローラ41)を備えることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記従動ローラは、2つの駆動軸が縦列に配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、従動ローラの回転軸が縦列に複数設けられ、これらを個別に付勢手段で付勢することで、例えば、複数の回転軸のうち一つの回転軸に設けられたローラ部で紙幣の相対的に厚い部分を挟持し、他の回転軸のローラ部で紙幣の相対的に薄い部分を挟持したとしても、回転軸が互いに連動しないため、紙幣の相対的に厚い部分を挟持した回転軸のローラ部が他の回転軸の従動ローラ部の押圧力になんら影響を及ぼさない。したがって、紙幣に対する従動ローラの押圧力を均一化することができるため、紙幣に歪みが生じたり、紙幣が浮いたりするのを防止して鑑別手段の精度を向上させることができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、複数の回転軸が縦列に配置された従動ローラ部を鑑別手段の上流側に設けていることで、鑑別手段の上流側から搬送されてきた紙幣に対する各ローラ部の押圧力を均一化することができる。したがって、従動ローラの鑑別手段に送り込まれる紙幣の歪みや浮きを防止して鑑別手段の更なる精度向上を図ることができる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、従動ローラの回転軸を2つにすることで、部品点数の増加を最小限にしつつ、紙幣の歪みや浮きを効率よく防止することができるため、鑑別手段の精度を向上しつつコスト増加を抑制することができる効果がある。
次に、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施の形態では、入金部側を上流、出金部側を下流と呼んでいる。
図1において、符号1はこの実施の形態における紙幣処理装置を示している。この紙幣処理装置1は、前面(図1では左側部分)に操作部(図示せず)が設けられており、この操作部近傍に紙幣の出し入れを行う入金部2と出金部3とがそれぞれ配置されている。入金部2は、蹴り出しローラ4と繰り出しローラ5と分離ローラ5Aとをそれぞれ備えており投入された紙幣を1枚ずつ分離し、第1搬送路6を介して鑑別部7に送出可能になっている。第1搬送路6は、搬送用のベルトと、このベルトを駆動する複数のローラとによって構成されており、これらのローラはモータ(図示せず)によって正・逆回転自在に構成され、紙幣をその幅方向に沿って上流および下流に向かって搬送することが可能となっている(以下、後述する第2〜第3搬送路も同様)。
鑑別部7は、上流側から搬送されてきた紙幣の金種、正損および真偽鑑別が可能に構成されており、これらの鑑別結果は図示しない制御部に出力されるようになっている。ここで、鑑別部7では、紙幣の上面、下面のうち両方またはいずれか一方から紙幣を撮影し、この得られた画像と予めメモリなどに記憶されているマスタ画像とを比較して紙幣の鑑別を行うようになっている。
鑑別部7の下流側に接続された第2搬送路8は、収容部9aに直接接続されるとともに、収容部9b〜9dに分岐路10b〜10dを介して接続されている。これら収容部9a〜9dはそれぞれ金種毎に紙幣を収容するものであって、下流から収容部9a、収容部9b、収容部9c、収容部9dの順に並んで配置されている。
第2搬送路8に分岐接続された分岐路10bの分岐点には、制御部からの指令に基づいて分岐路10bを開放する分岐ゲート11bが設けられている。以下同様に、分岐路10cの分岐点には分岐ゲート11c、分岐路10dの分岐点には分岐ゲート11dが設けられている。例えば、分岐ゲート11bが開放している場合には、分岐ゲート11bに対応した分岐路10bへの紙幣の搬送が可能となり、同様に、分岐ゲート11cが開放している場合には分岐路10c、分岐ゲート11dが開放している場合には分岐路10dへの紙幣の搬送が可能となる。
また、これら分岐ゲート11bよりも上流側の第2搬送路8上の所定位置には、この上流側から搬送されてくる紙幣を検出するゲートトリガ12bが設置されており、このゲートトリガ12bによって第2搬送路8を搬送されてくる紙幣の到達を検出してこの検出結果を制御部に出力するようになっている。制御部ではこの検出結果に基づいて分岐ゲート11bの開閉タイミングを制御するようになっている。以下同様に、分岐ゲート11cよりも上流側の第2搬送路8上には、ゲートトリガ12cが設置され、分岐ゲート11dよりも上流側の第2搬送路8上には、ゲートトリガ12dが設置され、それぞれ第2搬送路8を搬送されてくる紙幣の到達を検出して、この検出結果に基づいて制御部で分岐ゲート11c,11dの開閉タイミングを制御するようになっている。なお、後述するその他の分岐ゲートについても、特に図示していないが、それぞれ対応したゲートトリガが設けられていて、紙幣の到達を検出し、制御部に出力して、その開閉を制御するように構成されている。
収容部9aは、一時貯留部13aと収容カセット14aとで構成されており、それぞれ収容部9aの上部に一時貯留部13a、下部に収容カセット14aが配置されている。以下同様に、収容部9bは一時貯留部13bと収容カセット14bとで構成され、収容部9cは一時貯留部13cと収容カセット14cとで構成され、収容部9dは一時貯留部13dと収容カセット14dとで構成され、これら収容部9b〜9dの上部には、一時貯留部13b〜13dが配置され、下部には収容カセット14b〜14dが配置されている。そして、第2搬送路8によって収容部9a〜9dに向けて搬送された紙幣は最初に一時貯留部13a〜13dにそれぞれ集積され、その後必要に応じてこの一時貯留部13a〜13dの底部に設けられた扉が開放されることで、これら一時貯留部13a〜13dに集積された紙幣が収容カセット14a〜14bにそれぞれ収容されるようになっている。また、収容カセット14a〜14dは、出金要求に応じてそれぞれ収容された紙幣を一時貯留部13a〜13dに移動させることが可能となっており、一時貯留部13a〜13dに戻された紙幣が分岐路10b〜10dを介して、あるいは直接第2搬送路8に送出可能に構成されている。
第2搬送路8と出金部3との間には、第2搬送路8から分岐して出金部3の直前にまで至る第3搬送路15が配設されている。これら第2搬送路8と第3搬送路15との分岐点には、第2分岐ゲート16が設けられている。この第2分岐ゲート16を開放することで第2搬送路8から第3搬送路15への紙幣の搬送が可能となる。
第3搬送路15の出金部3側にはそれぞれ分岐搬送路17と下分岐搬送路18とが接続されており、これらの分岐点には上流側から搬送されてくる紙幣を制御部の制御指令に基づいて分岐搬送路17および下分岐搬送路18に振分ける第3分岐ゲート19が設けられている。そして、出金部3には、分岐搬送路17に接続された払出口20が設けられている。
払出口20は、出金部3における背面側(図1中、紙面右側)の上部に配置されており、それぞれが互いに平行な軸線を中心に回転する一対のローラである送り出しローラ22と送り出しローラ23とで構成されている。送り出しローラ22は、出金部3の背面側に配置され、一方、送り出しローラ23は出金部3の前面側に配置されている。なお、払出口20の配置は出金部3の背面側の上部に限られるものではなく、例えば、出金部3の背面側の下部に配置してもよい。
第3搬送路15は、分岐搬送路26を介して一括カセット25に接続されている。この分岐搬送路26と第3搬送路15との分岐点には、制御部からの制御指令に基づいて、上流側から搬送される紙幣を分岐搬送路26に導く第4分岐ゲート27が設けられている。さらに、この分岐搬送路26には、一括カセット25から第3搬送路15に紙幣を搬送するための分岐搬送路28が接続されており、これら分岐搬送路26と分岐搬送路28との分岐点には、制御部の制御指令に基づいて、搬送されている紙幣を振分ける第5分岐ゲート29が設けられている。そして、分岐搬送路28は、第3搬送路15に合流接続されている。
分岐搬送路28と第3搬送路15とが合流する合流点よりも下流側には、前述した第1搬送路6に合流する搬送路30が分岐接続されており、この搬送路30と第3搬送路15との分岐点には、制御部の制御指令に基づいて、搬送されている紙幣を振分ける第6分岐ゲート31が設けられている。また、鑑別部7の上流側には、第1搬送路6から分岐して第3搬送路15に合流接続する分岐搬送路32が接続されており、これら第1搬送路6と分岐搬送路32との分岐点には、制御部の制御指令に基づいて鑑別部7から上流側に向かって搬送される紙幣を振分ける第7分岐ゲート33が設けられている。
また、上述した下分岐搬送路18には、損券などを収容するリジェクト庫34が接続されている。ここで、上述した第1〜第3搬送路6,8,15、分岐路10b〜10d,26は紙幣を上流・下流の両方向に搬送可能になっている。
ところで、上述した第2搬送路8は、鑑別部7の下流側の出口直後に紙幣を送出させる第1テンションローラ40を備えている。また同様に、第1搬送路6は、鑑別部7の上流側の入口直前に第2テンションローラ41を備えている。なお、これら第1テンションローラ40および第2テンションローラ41とは略同一の構成であるため、第1テンションローラ40の構成のみを説明する。
図2に示すように、第1テンションローラ40は、紙幣の搬送方向に垂直で、且つ、紙幣の表裏面に対して平行に配置された駆動軸42を備えている。この駆動軸42は第2搬送路8の下部に配置されており、その一端には図示しないモータの駆動力が伝わるように構成されており、このモータの駆動力により回転可能に構成されている。さらに、駆動軸42の軸周りには、軸方向に沿って所定の等間隔、より具体的には、第2搬送路8の幅方向の中心を基準として対象位置にそれぞれ2つずつ、計4つのゴム製等のローラ部43が取り付けられている。ここで、上述の駆動軸42に接続されているモータは、制御部によって駆動制御がなされるように構成されている。また、駆動軸42とローラ部43とによって駆動ローラ50が構成されている。
一方、第2搬送路8の上部には、上述した駆動軸42と平行な2つの回転軸44a,44bが縦列配置されている。これら2つの回転軸44a,44bは、その両端部がコイルバネ45によって駆動軸42側に付勢されており、上述したローラ部43と同様のゴム製等のローラ部46がそれぞれの軸周りに取り付けられている。このローラ部46は、2つの回転軸44a,44bに2つずつ、ローラ部43に対抗可能な位置に取り付けられており、上述のように回転軸44a,44bの両端部がコイルバネ45により付勢されていることで、ローラ部46の外周面がローラ部43の外周面を押圧する状態となる。ここで、上述の回転軸44a,44b、ローラ部46、および、コイルバネ45で従動ローラ51が構成されている。
すなわち、第1テンションローラ40および第2テンションローラ41にそれぞれ縦列配置された回転軸44a,44bを設け、これら回転軸44a,44bの両端部を駆動軸42側にコイルバネ45によって付勢することで、回転軸44aに設けられているローラ部46と、回転軸44bに設けられているローラ部46とをそれぞれ独立して付勢することができるため、例えば、回転軸44aのローラ部46で紙幣の相対的に厚さがある部分を挟持した場合でも、回転軸の中央側のローラ部46が浮き上がることがなく、それぞれのローラ部46がより平らな状態で紙幣を搬送することとなる。
また、回転軸44aと回転軸44bの両端部をコイルバネ45により付勢していることで、回転軸44a,44bの隣設される側の端部がそれぞれ個別にコイルバネ45で押さえ付けられるため、紙幣に対する中央部分の押圧力の低下が抑制されて局所的な紙幣の歪みや浮きが防止されることとなる。
次に、上述した紙幣処理装置1の動作について説明する。
[装填モード]
金種混在の紙幣を収容した一括カセット25から、紙幣処理装置1の収容部9a〜9dに紙幣を収容する装填モードについて説明する。この装填モードは、主に、紙幣処理装置1の始動時、特に収容部9a〜9d内が空の状態である場合に行うモードである。
まず、金種混在の紙幣を収容した一括カセット25を紙幣処理装置1にセットして、操作部で装填モードを選択する。装填モードが開始されると、一括カセット25から金種混在の紙幣が一枚ずつ分岐搬送路26に送り出される。そして、分岐搬送路26から第3搬送路15に送り出されて鑑別部7に搬送される。鑑別部7では、紙幣の金種、真偽、正損状態、を鑑別して第2搬送路8に送出する。制御部は、鑑別部7での鑑別結果に基づいて、例えば、1万円券を第1収容部9aに、1千円券を第2収容部9bに、5千円券を第3収容部9cに、2千円券を第4収容部9dに収容するように分岐ゲート11b〜11dを制御する。
鑑別部7で紙幣が1万円券であると鑑別された場合には、この紙幣を第2搬送路8によって搬送してそのまま第1収容部9aの一時貯留部13aに集積する。また、鑑別部7で紙幣が1千円券であると鑑別された場合は、この紙幣を第2搬送路8で搬送してゲートトリガ12bに到達したときに、分岐ゲート11bを開放して紙幣を分岐路10bに導入し、第2収容部9bの一時貯留部13bに集積する。以下同様に、鑑別部7で紙幣が5千円券であると鑑別された場合は、この紙幣を第2搬送路8で搬送してゲートトリガ12cに到達したときに分岐ゲート11cを開放して紙幣を分岐路10cに導入し、第3収容部9cの一時貯留部13cに集積する。また、鑑別部7で紙幣が2千円券であると鑑別された場合は、この紙幣を第2搬送路8で搬送してゲートトリガ12dに到達したときに分岐ゲート11dを開放して紙幣を分岐路10dに導入し、第4収容部9dの一時貯留部13dに集積する。一時貯留部13a〜13dに集積された紙幣は、例えば、一時貯留部13a〜13dの底部に設けられた扉を開放することで収容カセット14a〜14dに収容される。この装填モードは、一括カセット25が空になるまで繰り返されるようになっている。
ここで、第1〜第4収容部9a〜9dへの紙幣の収容パターンは上述したものに限られるものではなく、様々な収容パターンが採用できる。上述した運用例を含む一般的な運用例を以下表1に示す。ここで、表1の運用例1の第4収容部のように、複数金種の紙幣を収容する運用例にあっては、当該複数金種の紙幣の出金は行わないことを前提とすることが多く、従って、この装填モードにおいては、当該金種を一括カセット25から第4収容部に収納することはなく、仮に、当該金種の紙幣および損券が一括カセット25から送り出された場合には、該当紙幣はリジェクト対象となる。また、運用例1の第4収容部、運用例2の第4収容部のように、特定金種の紙幣とすべての金種の損券を収容する運用例にあっても、該当収容部からの出金は行わないことが多く、この場合も、装填モードにおいて当該収容部に収容するような制御は行われない。他方、運用例3のように、すべての収容部において、正券と損券を混在させて収容する運用の場合、装填モードにおいて、すべての収容部に該当金種の紙幣が装填収容されることになる。なお、後述する出金モードにおける当該収容部からの損券出金時は、該当紙幣をリジェクト庫34に回収することになるが、この装填モードにおいては、一括カセット25から送り出された損券紙幣はリジェクト対象となる。
Figure 2009151703
一方、装填モード中のリジェクトは、出金部3またはリジェクト庫34に搬送するモードがそれぞれ選択可能になっており、例えば、出金部3に搬送するモードの場合は、第2分岐ゲート16を開放して第2搬送路8を搬送される紙幣を第3搬送路15に導入した後、分岐搬送路17を介して出金部3に搬出する。リジェクト庫34に紙幣を搬送するモードの場合は、出金部3に搬送する場合と同様に、第2分岐ゲート16を開放して紙幣を第3搬送路15に導入した後、下分岐搬送路18に導入してリジェクト庫34に収容する。なお、上記した装填モード中のリジェクトルートは、一括カセット25からの紙幣の繰り出し搬送ルートと、第3搬送路15において一部重なることになるため、リジェクト対象の紙幣が、第3搬送路15を通過するタイミングに合わせて、一括カセット25からの紙幣の繰り出しを一旦中断するように制御される。
[入金モード]
次に、紙幣を入金部2から収容部9a〜9dに入金する入金モードについて説明する。まず、入金部2に金種混在の紙幣を投入して操作部で入金モードを選択すると、投入された紙幣が蹴り出しローラ4と繰り出しローラ5と分離ローラ5Aとによって一枚ずつ分離されて順次第1搬送路6に送出される。第1搬送路6は紙幣を鑑別部7に搬送し、この鑑別部7では前述した装填モードと同様に、紙幣の金種、真偽、正損状態を各々鑑別した後、紙幣を第2搬送路8に送出する。制御部は、鑑別部7での鑑別結果に基づいて、例えば表1の運用例1に示すように、1万円券を第1収容部9aおよび第2収容部9bに、1千円券を第3収容部9cに、5千円券と2千円券と損券とを第4収容部9dに収容するべく、分岐ゲート11b〜11dを制御する。
鑑別部7で紙幣が1万円券であると鑑別された場合には、この紙幣を第2搬送路8によって搬送してそのまま第1収容部9aの一時貯留部13aに集積させるか、または、この紙幣がゲートトリガ12bに到達したときに、分岐ゲート11bを開放して紙幣を分岐路10bに導入し、第2収容部9bの一時貯留部13bに集積させる。
以下同様に、鑑別部7で紙幣が1千円券であると鑑別された場合は、この紙幣を第2搬送路8で搬送してゲートトリガ12cに到達したときに分岐ゲート11cを開放して紙幣を分岐路10cに導入し、第3収容部9cの一時貯留部13cに集積させ。また、鑑別部7で紙幣が2千円券および5千円券であると鑑別された場合および損券であると鑑別された場合は、この紙幣を第2搬送路8で搬送してゲートトリガ12dに到達したときに分岐ゲート11dを開放して紙幣を分岐路10dに導入し、第4収容部9dの一時貯留部13dに集積させる。そして、一時貯留部13a〜13dに集積された紙幣は、操作部で確認操作が行われると収容カセット14a〜14dにそれぞれ収容される。ここで、収容部9a〜9dに収容される紙幣は表裏面が揃っていない状態となる。なお、入金モードにおける収容パターンは運用例1に限られるものでなく、表1に示す運用例2〜3を含む種々のパターンから適宜選択できるのは言うまでもない。
[入金返却モード]
上述の収容部9a〜9dのそれぞれの一時貯留部13a〜13dに紙幣が収容された後に、確認操作ではなくリジェクトの要求がなされるいわゆる入金返却モードが実行され、紙幣が返却される場合を説明する。この入金返却モードが選択されると、第1搬送路6、第2搬送路8、分岐路10a〜10dは紙幣の搬送を一旦停止する。そして、分岐路10a〜10dのうち、返却する紙幣が収容されている収容部に接続されたものが逆回転して紙幣を第2搬送路8に向けて搬送する。また、第2搬送路8の搬送用ベルトも逆回転し、返却する紙幣を鑑別部7に向けて搬送する。その後、第2搬送路8によって搬送された紙幣は鑑別部7に至り、この鑑別部7を下流側から上流側に向けて通過することとなる。
そして、紙幣がこの鑑別部7を通過する際には、第7分岐ゲート33が制御部からの指令に基づいて紙幣を分岐搬送路32に振分けてこの紙幣を分岐搬送路32を介して第3搬送路15に導入する。第3搬送路15は下流側すなわち出金部3側に紙幣を搬送する。その後、紙幣は第3分岐ゲート19によって分岐搬送路17側に振分けられて、分岐搬送路17を介して出金部3に設けられた払出口20から払出される。
[回収モード]
次に、例えば業務終了時など、紙幣処理装置1の稼働を停止させる直前に収容部9a〜9dに収容されている紙幣を一括カセット25に回収するいわゆる回収モードについて説明する。
まず、操作部で回収モードが選択されると、収容部9a〜9dの収容カセット14a〜14dに収容された紙幣が図示略のエレベータ機構で一時貯留部13a〜13dに移動される。そして、これら一時貯留部13aに集積された紙幣が第2搬送路8に1枚ずつ送出されるとともに、一時貯留部13b〜13dに集積された紙幣がそれぞれ分岐路10b〜10dを介して第2搬送路8に送出される。紙幣は、第2搬送路8によって鑑別部7に向かって搬送され、前述した入金返却モードと同様に、紙幣が鑑別部7を下流側から上流側に向けて通過する。そして、分岐ゲート33は制御部からの指令に基づいて紙幣を分岐搬送路32に振分け、この紙幣が分岐搬送路32を介して第3搬送路15に導かれ、第3搬送路15によって下流側に紙幣が搬送される。
ここで、鑑別部7で正常に鑑別された紙幣は、一括カセット25に回収されることになり、その場合は、第3搬送路15を搬送されてきた紙幣が第4分岐ゲート27によって分岐搬送路26に導かれて一括カセット25に収容される。一方、鑑別部7で重送と鑑別された紙幣は、リジェクト庫34に回収されることになり、その場合は、第3搬送路15を下流に向かって搬送された紙幣が、第3分岐ゲート19によって下分岐搬送路18に振分けられてリジェクト庫34に収容される。
[出金モード]
次に、収容部9a〜9dに収容された紙幣を出金部3に出金する出金モードについて説明する。
まず、操作部で所望の金額を入力して紙幣を出金させるいわゆる出金モードが選択されると、入力された金額に応じた紙幣が、上述した入金返却モードや回収モードと同様にして、収容部9a〜9dからそれぞれ鑑別部7に向かって1枚ずつ搬送される。鑑別部7では、紙幣の重送などのチェックが行われてこのチェック結果が制御部に送信される。例えば、チェックの結果、鑑別部7において正常であると判定された場合には、制御部からの制御指令に基づいて、第3分岐ゲート19が紙幣を分岐搬送路17に振分けて、紙幣を出金部3に払い出す。一方、紙幣に重送などの異常があると判定された場合には、第3分岐ゲートはこの紙幣を下分岐搬送路18に振分けてリジェクト庫34に収容する。
したがって、上述の実施の形態によれば、鑑別部7の下流側の第2搬送路8に2つの回転軸44a,44bを縦列配置した第1テンションローラ40を設け、回転軸44a,44bを個別にコイルバネ45で付勢する構成とすることで、回転軸44aに設けられたローラ部46で紙幣の相対的に厚い部分を挟持し、回転軸44bで紙幣の相対的に薄い部分を挟持したとしても、これら回転軸44a,44bが連動しないため、回転軸44aが回転軸44bのローラ部46の押圧力になんら影響を及ぼすことがない。つまり、従来のように回転軸が一体的に構成されている場合と比較して、紙幣に対するローラ部46の押圧力をより均一化することができるため、鑑別部7で紙幣を鑑別する際に紙幣に歪みが生じたり浮いた状態となるのを防止することができる。また、これにより鑑別部7で撮像する紙幣の画像が鮮明化され、鑑別部7の鑑別精度を向上させることができる。
さらに、鑑別部7の上流側に上述した第1テンションローラ40と同様の第2テンションローラ41を設けていることで、鑑別部7の上流側から搬送されてきた紙幣へのローラ部46の押圧力を均一化することができるため、鑑別部7に送り込まれる際に紙幣の歪みが生じたり紙幣が浮くのを防止することができ、この結果、鑑別部7で撮像する紙幣の画像がより鮮明化され、鑑別部7の更なる精度向上を図ることができる。
そして、2つの回転軸44a,44bとすることで部品点数の増加を最小限にしつつ、紙幣の歪みや紙幣が浮くのを効率よく防止することができるため、鑑別部7の精度を向上しつつコスト増加を抑制することができる。
なお、上述した実施の形態では、鑑別部7の上流側に第2テンションローラ41、鑑別部7の下流側に第1テンションローラ40を設けた場合について説明したが、第1テンションローラ40のみを設ける構成としてもよい。とりわけ第2テンションローラ41を設けた場合には、第1テンションローラ40のみの場合と比較して更なる精度向上を図り信頼性を向上できるため有利である。
また、2つの回転軸44a,44bを縦列に設ける場合について説明したが、複数であれば2つに限られるものではなく、例えば、回転軸を3つ以上縦列に配置する構成にしてもよい。さらに、回転軸毎に設けられるローラ部46の個数は2個に限られるものではなく、例えば、1個や3個以上設ける構成としてもよい。
さらに、回転軸44a,44bをコイルバネ45によって付勢する場合について説明したが、コイルバネ45以外の弾性体を用いても良い。
本発明の実施の形態における紙幣処理装置の構成図である。 本発明の実施の形態における第1テンションローラの斜視図である。 従来のローラ搬送手段の斜視図である。 従来のローラ搬送手段における紙幣の印刷の厚さによる影響の説明図である。 従来のローラ搬送手段における回転軸が撓んだ場合の説明図である。 従来のローラ搬送手段における紙幣の斜行した場合の説明図である。
符号の説明
2 入金部
6 第1搬送路(搬送路)
8 第2搬送路(搬送路)
15 第3搬送路(搬送路)
7 鑑別部(鑑別手段)
40 第1テンションローラ(ローラ搬送手段)
41 第2テンションローラ(ローラ搬送手段)
42 駆動軸
43 ローラ部
44a,44b 回転軸
46 ローラ部(従動ローラ部)
45 コイルバネ(付勢手段)

Claims (3)

  1. 入金部に入金された紙幣を個別に搬送する搬送手段と、
    該搬送手段の途中に設けられ紙幣の鑑別を行う鑑別手段と、
    該鑑別手段の下流側の前記搬送手段に紙幣を送り出すローラ搬送手段を備える紙幣処理装置において、
    前記ローラ搬送手段は、駆動ローラと従動ローラとを備え、
    前記駆動ローラは、電動機により回転駆動される駆動軸および該駆動軸周りに設けられた複数のローラ部を備え、
    前記従動ローラは、縦列に配置された複数の回転軸と、該回転軸周りに設けられ前記駆動ローラのローラ部に対抗するローラ部と、前記回転軸を前記駆動ローラ側に付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 前記搬送手段は、前記鑑別手段の上流側にさらに前記ローラ搬送手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記従動ローラは、2つの回転軸が縦列に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣処理装置。
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