JP2914463B2 - 紙幣入出金装置 - Google Patents

紙幣入出金装置

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JP2914463B2
JP2914463B2 JP3144069A JP14406991A JP2914463B2 JP 2914463 B2 JP2914463 B2 JP 2914463B2 JP 3144069 A JP3144069 A JP 3144069A JP 14406991 A JP14406991 A JP 14406991A JP 2914463 B2 JP2914463 B2 JP 2914463B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関に設
置される自動取引装置に搭載される紙幣入出金装置に関
し、特に顧客に渡す紙幣を集積する集積部で紙幣を整え
るための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は紙幣入出金装置の概略的な構造を
示す側断面図である。図において、1は紙幣入出金装
置、2は紙幣入出金装置1の正面側(顧客側)に設けら
れ、入金取引時に外部から顧客が入金紙幣を一括して投
入したり、入金取引時に入金に適さない紙幣や出金取引
時に出金紙幣を装置内から顧客に対して一括して放出す
る接客口で、外部より入金される紙幣や装置内から放出
される紙幣を一括して保持できるようになっており、図
示しないが、紙幣の案内、保持を行うためのガイドや紙
幣を1枚ずつ分離して装置内に取り込む分離機構等より
構成されている。2cは前記接客口2の上方に開閉可能
に設けられたシャッタで、このシャッタ2cは閉じた状
態にあっては、外と紙幣入出金装置1内を遮断するとと
もに、開いた状態にあっては接客口2に紙幣を投入した
り、受け取ることができるようになっている。
【0003】前記接客口2は、図示しないが回転体構造
となっており、シャッタ2cを開いて顧客により紙幣が
投入されるのを待つ入金ポジション、紙幣が投入された
後、シャッタ2cを閉じて投入された紙幣を保持し、1
枚ずつ分離して装置内に送り出す分離ポジション、後述
する表裏反転機構の集積部から紙幣を受け取る受け取り
ポジション、表裏反転機構より一括して紙幣を受け取っ
た後、シャッタ2cを開き顧客に一括して紙幣を出金す
る出金ポジションの4つのポジションに停止するように
なっている。ここで、前記接客口2に対する紙幣の投
入,放出は、紙幣の長手方向に直交する方向から行って
いるので、接客口2の幅は紙幣の長手方向の幅に対応し
て決められるが、将来高額紙幣が発行される場合に該紙
幣の長手方向の幅が現状紙幣の内で最も長手方向の幅の
広い万円紙幣より広くなるであろうことを考慮して、万
円紙幣の長手方向の幅より幾分広くなっている。
【0004】3は鑑別部で、搬送路4を搬送される紙幣
の真偽,正損,表裏,2枚以上の重なり(重送)及び斜
行等を鑑別及び検知する。5は表裏反転機構、6はこの
表裏反転機構5に至る搬送路、7は搬送路6よりの紙幣
の搬送方向を搬送路8もしくは搬送路9方向に切り換え
るブレード、5cは前記搬送路8もしくは搬送路9を搬
送された紙幣が集積される集積部であり、以下に上記表
裏反転機構5の集積部5cの詳細を説明する。
【0005】図7は集積部および集積部に設けられたサ
イドガイドの側面図である。101は集積部5cの接客
口2側に設けられたフロントガイドで、集積部5cに紙
幣を集積する際のガイドとなるAの位置から、図示しな
い支点を中心に接客口2側から上方に向かって回転し、
2点鎖線で示すBの位置まで開放される。102は前記
フロントガイド101に対向し、集積部5cの後方に位
置するリヤガイドであり、Aの位置にあるフロントガイ
ド101とこのリヤガイド102によって集積部5cに
おける紙幣集積方向前後のガイドとなっている。ここ
で、搬送路8もしくは搬送路9を搬送される紙幣は、そ
の長手方向と直交する方向に搬送されており、フロント
ガイド101とこのリヤガイド102は集積される紙幣
の短手方向の幅を規制するガイドとなる。103は集積
部5cの上方に位置する搬送ベルト、104は表裏反転
機構5と接客口2の間に位置する搬送ベルト、105は
表裏反転機構5から接客口2に至り、前記搬送ベルト1
03,104と対向して設けられた搬送ベルトであり、
搬送ベルト103,104は図示しない駆動手段により
搬送ベルト105と接近,離間する方向に移動するよう
になっている。
【0006】107は集積部5cにおける紙幣の集積方
向左右、つまり集積紙幣の長手方向のガイドとなるよう
に対に設けられ、集積された紙幣の長手方向の幅を規制
するサイドガイドで(図面奥行き方向に位置する対のサ
イドガイドは図示していない)、前後端及び上部に紙幣
が入りやすくなるように斜面が形成されている。このサ
イドガイド107の間隔は、接客口2の幅と同じとする
ことで、サイドガイド107により長手方向の幅を規制
された紙幣が接客口2に対してその幅方向で引っ掛かか
らずに、接客口2に搬送できるようになっている。
【0007】以上の構成によれば、集積部5cに所定の
紙幣が集積されると、搬送ベルト103が集積紙幣に接
する位置に下降して集積紙幣を搬送ベルト105との間
で挟持し、さらにフロントガイド101がAからBに示
す開放状態となる。フロントガイド101が開放状態に
なると、搬送ベルト103,105を回転させ、集積紙
幣を接客口2方向に搬送する。次に図示しない検知手段
により、集積紙幣が搬送ベルト104の下方に搬送され
たことが検知されると、搬送ベルト104が図示しない
駆動手段により集積紙幣に接するように下降して、集積
紙幣を搬送ベルト105との間で挟持し、接客口2に搬
送する。
【0008】また、搬送路6を搬送される紙幣の搬送方
向をブレード7の切り替えによって搬送路8と搬送路9
とに振り分けることで、集積部5cに集積される紙幣
は、搬送路8を搬送されると表裏が反転して集積され、
搬送路9を搬送されると表裏が反転することなく集積さ
れるようになっている。
【0009】図6に戻り、10a〜10cは紙幣を繰り
出し,収納可能となるように図示しないステージ上に集
積する金種別カセットで、ここでは10aを千円券用カ
セット、10b,10cを万円券用カセットとしてい
る。
【0010】11は前記金種別カセット10a〜10c
の上方に設けられた入出金ユニット、12a〜12cは
この入出金ユニット11内の前記金種別カセット10a
〜10cの直上に開閉可能に設けられ、閉じた状態にあ
っては金種別カセット10a〜10cの上方を閉塞し、
開いた状態にあっては金種別カセット10の上方を開放
するステージである。ここで、前記入出金ユニット11
は、入金取引時に鑑別部3での鑑別結果に基づいて、搬
送路13を搬送される紙幣をブレード14a,14b,
14cの切り替えにより金種別に振り分けて、前記ステ
ージ12a〜12b上に一時的に集積し、ステージ12
a〜12cを開放して金種別カセット10a〜10c内
に収納する機能、出金取引時に顧客が所望する金種を所
定の金種別カセット10a〜10cから繰り出し搬送す
る機能等を備えている。
【0011】15は前記鑑別部3が設けられている搬送
路4を搬送される紙幣の搬送方向を、表裏反転機構5に
至る搬送路6もしくは入出金ユニット11に至る搬送路
13に切り替えるブレードである。16は装置背面側に
設けられた一括カセットで、複数金種の紙幣を一括して
収納しておき、必要に応じて金種別カセット10a〜1
0cに補充を行ったり、金種別カセット10a〜10c
から紙幣を回収する等の機能を有している。17はリジ
ェクトカセットで、入金取引時に鑑別部3で五千円券も
しくは損券と鑑別された循環対象外紙幣と、出金取引時
に鑑別部3で搬送異常券と鑑別された紙幣を収納する収
納部と、出金取引時において、顧客の取り忘れた紙幣を
収納する収納部とを有している。18は搬送路13から
前記リジェクトカセット17に至る搬送路、19は搬送
路13から搬送路18へ紙幣の搬送方向を切り替えるブ
レードである。20は紙幣入出金装置1の背面側に開閉
可能に設けられた扉で、この扉20を開放することで、
前記一括カセット16は紙幣入出金装置1に対し挿抜す
ることが可能である。上記したような紙幣入出金装置1
が、図示しないが顧客操作部や通帳処理装置,カード処
理装置等を有する自動取引装置に収納されて、入金取引
や出金取引を行えるようになっている。
【0012】以下に、上述した紙幣入出金装置における
従来の入金取引及び出金取引時の紙幣の流れについて説
明する。図8は入金取引時の紙幣の流れを示す紙幣入出
金装置の側断面図である。入金取引は、顧客により自動
取引装置の顧客操作部の操作キーに設けられている入金
取引キーが押下され、カードをカード処理装置に、もし
くは通帳を通帳処理装置に挿入すると、自動取引装置の
制御部とセンタとの間で通信が行われ、問題がないこと
が確認されると、自動取引装置の制御部から紙幣入出金
装置の制御部に入金処理開始のコマンドを送信する。紙
幣入出金装置の制御部は入金処理開始のコマンドを受信
すると、内部状態を入金モードに切り替えて、接客口2
を図示しない入金ポジションに回動し、上方に設けられ
ているシャッタ2cを開放して入金紙幣が投入されるの
を待つ。
【0013】顧客が接客口2に紙幣を投入したことが確
認されると、シャッタ2cを閉じて、接客口2を分離ポ
ジションとする。接客口2が分離ポジションとなると、
接客口2に設けられた図示しない分離機構により、投入
された紙幣は1枚ずつに分離され、搬送路4により鑑別
部3に搬送される。鑑別部3において、搬送されてきた
紙幣の真偽鑑別,正損判別及び走行状態を検知する。
【0014】前記鑑別部3において偽券もしくは搬送異
常券であると判定した、入金に適さない入金リジェクト
紙幣は、ブレード15を切り替えて搬送路6により表裏
反転機構5に搬送され、集積部5cに1枚ずつ集積され
る。このとき、図7で説明したように、集積部5cに集
積される入金リジェクト紙幣の長手方向はサイドガイド
107により揃えられ、入金リジェクト紙幣の長手方向
の幅が接客口2の幅より大きくなって、後述するように
接客口2に入金リジェクト紙幣を搬送するときに引っ掛
かることがないように規制される。
【0015】前記鑑別部3において真券,5千円券もし
くは損券(循環対象外紙幣)と判断され、入金に適する
と鑑別された紙幣は、ブレード15を切り替えて搬送路
13に搬送する。ここで、入出金ユニット11に設けら
れたステージ12a〜12cは閉じており、鑑別部3
で、搬送される紙幣が千円券の正券と鑑別された場合
は、ブレード14aを切り替えて搬送路13から千円券
を収納する金種別カセット10a上のステージ12a上
に集積させる。鑑別部3で、搬送される紙幣が万円券の
正券と鑑別された場合は、ブレード14bを切り替えて
搬送路13から万円券を収納する金種別カセット10b
上のステージ12b上に集積させる。鑑別部3で、搬送
される紙幣が五千円券もしくは損券等循環外紙幣と鑑別
された場合は、ブレード14cを切り替えて搬送路13
からもう一つの万円券を収納する金種別カセット10c
上のステージ12c上に集積させる。
【0016】ここで、鑑別部3において紙幣の計数が行
われており、接客口2に投入された紙幣が全て金種別カ
セット10a〜10c上のステージ12a〜12c、さ
らには集積部5cに集積されたなら、紙幣入出金装置1
の制御部は自動取引装置の制御部に対して入金紙幣の計
数終了のレスポンスを搬送し、そのデータとして各金種
別に計数した枚数を千円券及び万円券の正券である循環
紙幣と5千円券や損券等循環対象外紙幣とに分けて付加
する。自動取引装置の制御部はこのデータを受けて金種
別の金額と合計の金額を演算し、図示しない自動取引装
置の顧客操作部に設けられた表示部に表示するととも
に、入金計数としてカウントし記憶しておく。
【0017】このとき、表裏反転機構5の集積部5cに
入金リジェクト紙幣が集積されている場合は、接客口2
を受け取りポジションに回転させて、集積している入金
リジェクト紙幣を図7で説明したように一括して接客口
2に搬送する。その後、接客口2を出金ポジションに回
転させ、シャッタ2cを開いて顧客に返却するか、接客
口2からもう一度鑑別部3に搬送して再鑑別を行い、再
鑑別の結果入金に適すると鑑別されたなら所定のステー
ジ上に集積させるとともに、入金金額の表示および記憶
を更新し、入金に適さないと鑑別されたなら表裏反転機
構5の集積部5cに集積して接客口2から顧客に返却す
る。
【0018】顧客は表示された金額を確認して、顧客操
作部の確認ボタンを押下し、入金リジェクト紙幣がある
場合はそれを接客口2から受け取ると、まずステージ1
2a上の千円券とステージ12b上の万円券を、ステー
ジ12a,12bを開放することで、それぞれ金種別カ
セット10aと、金種別カセット10bに収納する。さ
らにステージ12c上に集積されている五千円券や損券
は、再度1枚ずつ繰り出して鑑別部3に搬送し、ブレー
ド15,19を切り替えて搬送路18によりリジェクト
カセット17に収納し、カードもしくは通帳に所定の処
理を施した後に顧客に返却し、入金取引の処理が終了す
る。
【0019】図9は出金取引時における紙幣の流れを示
す紙幣入出金装置の側断面図である。出金取引は、顧客
により顧客操作部の出金取引キーが押下され、カードを
カード処理装置に挿入し、暗証番号が入力されて、自動
取引装置の制御部とセンタとの間で通信が行われ、問題
がないことが確認されると、自動取引装置の制御部は紙
幣入出金装置の制御部に出金処理開始のコマンドを送信
する。紙幣入出金装置は出金処理開始のコマンドを受信
すると、内部状態を出金モードに切り換えて放出すべき
紙幣の金種と枚数の指示を待つ。
【0020】そして、顧客により出金金額の入力が行わ
れると、出金金額に応じて万円券及び千円券を金種別カ
セット10から繰り出して行く。まず、金種別カセット
10bもしくは10cから、入出金ユニット11にそれ
ぞれの金種別カセット10に対応して設けられた分離機
構を作動させ、万円券を所定枚数繰り出して行く。繰り
出された紙幣は搬送路13を搬送され、鑑別部3に送り
込まれ、鑑別部3で指定通りの紙幣かどうか,また表
裏,正損を鑑別し、指定通りであればブレード15を搬
送路6方向に切り換えて、表裏反転機構5に搬送する。
ここで、鑑別部3での表裏判定結果に基づきブレード7
を切り替えて、裏面と判定された場合は搬送路8を搬送
して集積部5cに表裏を反転させて集積し、表面と判定
されたものは、搬送路9を搬送して表裏を反転させるこ
となく集積する。
【0021】なお、鑑別部3において搬送異常券と鑑別
した紙幣はブレード15を搬送路13方向に紙幣が搬送
されるように切り替えて、リジェクトカセット17に集
積する。そして再度金種別カセット10bもしくは10
cから万円券の繰り出し,鑑別部3での鑑別を、集積部
5cに必要枚数の万円券を集積されるまで繰り返し行
う。万円券の集積が終了すると、金種別カセット10a
より前記万円券の場合と同様な動作により、千円券を必
要枚数繰り出し、集積部5cに集積する。上記したよう
に万円紙幣、千円紙幣を集積部5cに集積させる際、図
7で説明したように、集積される出金紙幣の長手方向は
サイドガイド107により揃えられ、出金紙幣の長手方
向の幅が接客口2の幅より大きくなって、後述するよう
に接客口2に出金紙幣を搬送するときに引っ掛かること
がないように規制される。
【0022】指定された紙幣の集積が終了したら、接客
口2を受け取りポジションに回転させ、図7において説
明した作用により集積紙幣を一括して表裏反転機構5よ
り接客口2に送り込む。接客口2に紙幣が送り込まれた
なら、接客口2を出金ポジションに回転させ、シャッタ
2cを開放し、図示しないセンサ等により顧客が紙幣を
抜き取ったことが検出されると、シャッタ2cを閉じ
る。指定枚数の出金が完了すると、紙幣入出金装置の制
御部は自動取引装置の制御部に完了のレスポンスを返送
し、そのデータとして放出金種とその枚数を付加する。
自動取引装置の制御部はこれを受信して、出金枚数とし
てカウントし記憶しておく。なお、顧客が紙幣を取り忘
れた場合は、リジェクトカセット17に取り忘れ紙幣と
して収納する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た紙幣入出金装置によると、以下のような問題を有す
る。すなわち、サイドガイド107の間隔と接客口2の
幅を同じとして、集積部5cに集積される紙幣を、サイ
ドガイド107によりその長手方向の幅を揃えること
で、接客口2に搬送する際に引っ掛からないようにして
いるが、接客口2の幅は、将来使用される高額紙幣のこ
とを考慮して、現状紙幣の長手方向の幅より大きくなっ
ているので、サイドガイド107の間隔も現状紙幣の長
手方向の幅より大きくなっており、顧客に対して支払う
紙幣の長手方向の揃いが悪くなるという問題がある。
【0024】また、サイドガイド107の間隔を現状紙
幣の長手方向の幅に合わせると、幾分曲がった状態で搬
送されて集積部5cに集積される紙幣が、サイドガイド
107に乗り上げた状態で集積されることで集積ジャム
が発生したり、接客口2へ搬送するときに、集積ジャム
状態であることから長手方向の幅が接客口2の幅より大
きくなって、接客口2に紙幣が引っ掛かり、搬送不良を
引き起こすという問題がある。本発明は、このようにサ
イドガイドの間隔が現状紙幣の幅より広いことで発生す
る集積した紙幣の不揃いや、サイドガイドの間隔を現状
紙幣の幅と同じにするということで紙幣集積時に発生す
る集積ジャムや、この集積ジャムに伴う搬送不良等の問
題を解決するためになされたもので、集積紙幣の不揃い
や集積時のジャム、および前記集積時のジャムに伴う搬
送不良を防止し、信頼性の高い紙幣入出金装置を提供す
ることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、紙幣を繰り出し,収納可能に集積する収納部
と、顧客に対して出金紙幣および返却紙幣を一括して渡
すとともに、顧客が一括して入金紙幣を投入する接客口
と、出金取引時には前記収納部より1枚ずつ搬送されて
くる紙幣が出金に適するものか否かを鑑別するととも
に、入金取引時には前記接客口より1枚ずつ搬送されて
くる紙幣が入金に適するか否かを鑑別する鑑別部と、前
記鑑別部における鑑別結果に基づき、出金取引時は出金
に適すると鑑別された紙幣を順次集積するとともに、入
金取引時は入金に適さないと鑑別された紙幣を集積し、
集積した紙幣をその長手方向と直交する方向に搬送して
前記接客口に送り込む集積部とを有する紙幣入出金装置
において、前記集積部に集積する紙幣の長手方向の両側
に互いが平行となるように対向し、紙幣の長手方向の幅
と同じ間隔となる第1の位置と、第1の位置における間
隔より広く、前記接客口の幅と同じ間隔となる第2の位
置との間を互いの平行を保持したまま往復移動を行うサ
イドガイドと、前記サイドガイドを往復移動させる駆動
手段と、前記サイドガイドが第1の位置にあるか否かを
検知する第1の検知手段と、前記サイドガイドが第2の
位置にあるか否かを検知する第2の検知手段と、出金取
引時には、駆動手段によりサイドガイドを第1の位置と
第2の位置の間で往復移動させながら、出金に適すると
鑑別された紙幣の集積を行い、集積が終了したらサイド
ガイドを第1の位置で停止させるとともに、入金取引時
には、第1および第2の検知手段によりサイドガイドの
位置を認識して、サイドガイドが第2の位置にある場合
はその状態を保持し、第1の位置にある場合は第2の位
置まで移動させて、入金に適さないと鑑別された紙幣を
集積させる制御手段を設けることを特徴とする。
【0026】
【作用】上述した構成を有する本発明は、出金取引時に
おいては紙幣集積中サイドガイドを第1の位置と第2の
位置の間を往復移動させることで、集積される紙幣は自
身の長手方向の幅とほぼ等しい幅でサイドガイドにより
揃えられる。また、入金取引時においては、サイドガイ
ドをその間隔が一番広い第2の位置に移動させ、この状
態を保持しながら入金に適さない紙幣の集積を行うこと
で、曲がった状態で搬送されている紙幣の場合でも、サ
イドガイドに乗り上げることなくサイドガイド間に集積
される。
【0027】
【実施例】以下に図面を参照して実施例を説明する。な
お、紙幣入出金装置の全体の機構的な構造については従
来の技術図6で説明したものとほぼ同じであるので、同
一の番号を付してその詳細な説明を省略する。図1は本
発明の一実施例を示す紙幣入出金装置においてサイドガ
イドを動作させるための制御ブロック図、図2はサイド
ガイドおよび集積部の詳細を示す側面図、図3はサイド
ガイドの詳細な動作機構を示す平面図である。図2,図
3において、101は集積部5cの接客口2側に設けら
れたフロントガイドで、集積部5cに紙幣を集積する際
のガイドとなるAの位置から、図示しない支点を中心に
接客口2側から上方に向かって回転し、2点鎖線で示す
Bの位置まで開放される。102は前記フロントガイド
101に対向し、集積部5cの後方に位置するリヤガイ
ドであり、Aの位置にあるフロントガイド101とこの
リヤガイド102によって集積部5cにおける紙幣の集
積方向前後のガイドとなっている。ここで、搬送路8も
しくは搬送路9を搬送される紙幣は、その長手方向と直
交する方向に搬送されており、フロントガイド101と
このリヤガイド102は集積される紙幣の短手方向の幅
を規制するガイドとなる。103は集積部5cの上方に
位置する搬送ベルト、104は表裏反転機構5と接客口
2の間に位置する搬送ベルト、105は表裏反転機構5
から接客口2に至り、搬送ベルト103,104と対向
して設けられた搬送ベルトであり、搬送ベルト103,
104は図示しない駆動手段により搬送ベルト105と
接近,離間する方向に移動するようになっている。
【0028】107a,107bは搬送路8もしくは9
を搬送され集積部5cに集積される紙幣の搬送方向左
右、つまり集積した紙幣の長手方向のガイドとなって、
集積された紙幣の長手方向の幅を規制するサイドガイド
で、前後端及び上部に紙幣が入りやすくなるように斜面
が形成されており、以下に示すリンク機構により移動可
能になっている。108はサイドガイド107bに固定
されたレバー、109はサイドガイド107aに固定さ
れたレバー、110は支点113を中心に回転するリン
ク、111は支点112を中心に回転するリンクであ
る。リンク110は一端がレバー109の端部とピン1
16を介して回転可能に接続され、他端はレバー108
の中程でピン117を介して回転可能に接続されてい
る。リンク111は一端がレバー109の中程でピン1
14を介して回転可能に接続され、他端はレバー108
の端部とピン115を介して回転可能に接続されてい
る。
【0029】ここで、ピン114とピン115の間隔と
ピン116とピン117の間隔は等しく、かつピン11
4とピン116の間隔とピン115とピン117の間隔
が等しいことで、レバー108とレバー109は平行
で、リンク110とリンク111も平行となり、リンク
110とリンク111が支点113,支点112を中心
に回転する場合でもそれぞれのレバー、リンク間の平行
が保たれた状態で移動する。これにより、レバー109
に固定されたサイドガイド107aと、レバー108に
固定されたサイドガイド107bも互いの平行を保持し
た状態で移動することになる。119は支点120を中
心に回転するレバー、121は前記リンク機構を駆動し
てサイドガイド107a,107bを移動させるモー
タ、122はこのモータ121の軸に固定されたアー
ム、123はこのアーム122の端部より突出したピン
である。
【0030】前記レバー119の一端には前記ピン12
3がレバー119の延在方向に移動可能なように長穴が
あけられ、他端にはレバー109の中程に突出したピン
118がレバー119の延在方向に移動可能なU字型の
溝が設けられており、モータ121が回転することによ
り、レバー119が支点120を中心に揺動する。これ
により、レバー108と109、リンク110と111
からなるリンク機構が平行リンク運動を行い、サイドガ
イド107aと107bは実線で示す第1の位置Cか
ら、前記第1の位置Cより間隔の広い2点鎖線で示す第
2の位置Dまで間隔を変化させながら平行移動を繰り返
す。なお、実線で示す第1の位置Cにおけるサイドガイ
ド107aと107bの間隔は紙幣(現状紙幣の内、最
も巾の広い万円紙幣)の長手方向の幅と同じであり、2
点鎖線で示す第2の位置Dにおける間隔は接客口2の幅
とほぼ同じとなっている。
【0031】図1において、121は上述したようにサ
イドガイド107a,107bを往復移動させるための
サイドガイド駆動用のモータ、125は図示しないセン
サ等によりサイドガイド107a,107bが第1の位
置Cにあるか否かを検知するサイドガイド内側検知手
段、126は図示しないセンサ等によりサイドガイド1
07a,107bが第2の位置Dにあるか否かを検知す
るサイドガイド外側検知手段、127は上記サイドガイ
ド内側検知手段125、サイドガイド外側検知手段12
6、サイドガイド駆動用モータ121および紙幣入出金
装置の各部と接続されているとともに、紙幣入出金装置
の搭載されている自動取引装置の制御部と接続されて、
自動取引装置の制御部からの指令を受けて紙幣入出金装
置の各部の制御を行うCCAD制御部である。
【0032】ここで、上記した制御系によるサイドガイ
ド107a,107bの概略的な動作を説明すると、自
動取引装置の制御部から入金処理開始のコマンドが送信
され、上記CCAD制御部127が内部状態を入金モー
ドに切り替えると、該CCAD制御部127はサイドガ
イド内側検知手段125,サイドガイド外側検知手段1
26によりサイドガイド107a,107bの位置を認
識する。サイドガイド107a,107bの位置が図3
に2点鎖線で示す第2の位置Dにあると判断された場合
は、モータ121を回転させることなく、サイドガイド
107a,107bは前記第2の位置Dが保持される。
しかしながら、サイドガイド107a,107bの位置
が図3に実線で示す第1の位置Cにあると判断された場
合は、CCAD制御部127はモータ121を回転さ
せ、2点鎖線で示す第2の位置Dまで移動させて、モー
タ121を停止し、サイドガイド107a,107bを
第2の位置Dで保持する。このように、入金取引時にお
いては、サイドガイド107a,107bは2点鎖線で
示す第2の位置Dにある状態で入金リジェクト紙幣を集
積する。
【0033】また、自動取引装置の制御部から出金処理
開始のコマンドが送信され、上記CCAD制御部127
が内部状態を出金モードに切り換えると、該CCAD制
御部127はモータ121を回転させて、サイドガイド
107a,107bを第1の位置Cと第2の位置Dの間
で往復移動させ、この状態で集積部5cに出金に適する
と鑑別された紙幣を集積して行うことになる。このよう
に、出金取引時においては、サイドガイド107a,1
07bは紙幣集積中は往復移動を行っている。
【0034】以下に本実施例における出金取引時の出金
紙幣の処理を図4のフローチャートを用いて説明する。
顧客により図示しない出金取引キーが押下され出金取引
が開始されると(SA1)、CCAD制御部127は、
内部状態を出金モードに切り換えて放出すべき紙幣の金
種と枚数の指示を待つとともに、モータ121を回転さ
せ、サイドガイド107a,107bの往復移動を開始
する(SA2)。そして、顧客により出金金額の入力が
行われると、従来の技術図9で説明したように、顧客の
指示に基づいた各金種別カセット10a〜10cからの
紙幣の繰り出し、鑑別部3での鑑別等所定の出金処理を
行い(SA3)、表裏反転機構5に搬送して、表裏を取
り揃えて集積部5cに集積する(SA4)。
【0035】ここで、サイドガイド107a,107b
は第1の位置Cから第2の位置Dの間を往復移動してい
るので、サイドガイド107a,107bが第1の位置
Cにあり、この時紙幣が集積されてサイドガイド107
a,107bの斜面に乗り上げても、次にサイドガイド
107a,107bは第2の位置Dに移動するので、乗
り上げていた紙幣はサイドガイド107a,107bの
斜面を滑り落ち、さらにその次にサイドガイド107
a,107bは第1の位置Cに戻るので、長手方向の幅
はサイドガイド107a,107bの第1の位置Cにお
ける間隔、つまり現状紙幣の内最も長手方向の幅の広い
万円紙幣の幅に揃えられて集積されることになる。
【0036】顧客により指定された金額が集積部5cに
集積されたなら(SA5)、サイドガイド107a,1
07bをサイドガイド内側検知手段125によりその位
置を検知して、図5に実線で示す第1の位置Cでモータ
121を停止させ、集積紙幣の長手方向の幅をサイドガ
イド107a,107bの第1の位置Cにおける間隔内
で規制する(SA6)。次に、搬送ベルト103を集積
紙幣に接する位置まで下降させ、サイドガイド107
a,107bにより長手方向の幅が規制されている集積
紙幣を集積方向上下で挟持するとともに(SA7)、フ
ロントガイド101をBに示す開放状態とする。
【0037】そして、サイドガイド外側検知手段126
によりその位置を検知しながらモータ121を回転させ
て、サイドガイド107a,107bを紙幣の搬送の妨
げにならないように第2の位置Dに移動させる(SA
8)。ここで、集積紙幣は搬送ベルト103および10
5に挟持されているので、サイドガイド107a,10
7bを第2の位置Dに移動させても、規制された長手方
向の幅は変化せず、搬送ベルト103,105を回転さ
せて、集積紙幣を搬送ベルト104の方へ低速で搬送す
る。
【0038】次に図示しない検知手段により集積紙幣が
搬送ベルト104の下方にきたことを検知すると、図示
しない駆動手段により搬送ベルト104が下降し、集積
紙幣を搬送ベルト105との間に挟持して、さらに接客
口2方向に低速で搬送する(SA9)。そして接客口2
を図示しない受け取りポジションに回転させ、集積紙幣
を一括して表裏反転機構5より接客口2に送り込み、顧
客に払い戻す(SA10)。
【0039】図5は本実施例における入金取引時の作用
を示すフローチャートである。顧客により図示しない入
金取引キーの押下等により入金取引が開始されると(S
B1)、CCAD制御部127は、内部状態を入金モー
ドに切り換えて接客口2への紙幣の投入を待つととも
に、サイドガイド内側検知手段125、サイドガイド外
側検知手段126からの情報に基づきサイドガイド10
7a,107bの位置を認識する(SB2)。
【0040】前記SB2において、サイドガイド107
a,107bの位置が2点鎖線で示す第2の位置Dであ
ると判断した場合は、CCAD制御部127はモータ1
21を回転させることなく、サイドガイド107a,1
07bをこの第2の位置Dで保持する(SB3)。SB
1において、サイドガイド107a,107bの位置が
実線で示す第1の位置Cにあると判断した場合は、CC
AD制御部127はモータ121を回転させ、サイドガ
イド107a,107bを2点鎖線で示す第2の位置D
まで移動させて、モータ121を停止させる(SB
4)。
【0041】顧客により接客口2に一括して投入された
紙幣は、1枚ずつに分離されて接客口2から繰り出され
(SB5)、鑑別部3に送り込まれて鑑別が行われる
(SB6)。SB6で搬送されてきた紙幣が入金リジェ
クト紙幣でないと判断された場合、つまり真券,五千円
券もしくは循環対象外紙幣であると判断された場合は、
従来例で説明したものと同様に、取引確定まで一時待機
させておき、取引が確定したなら各カセットに収納する
ようになっており、ここでは詳細な説明は省略する。
【0042】前記SB6で搬送されてきた紙幣が入金リ
ジェクト紙幣と判断された場合、図6,図8に示すブレ
ード15を切り替えて搬送路6を搬送し、表裏反転機構
5の集積部5cに集積する(SB7)。この時、サイド
ガイド107a,107bは第2の位置Dが保持されて
おり、曲がって搬送されている入金リジェクト紙幣であ
ってもサイドガイド107a,107b間に入り込む。
顧客により投入された紙幣が接客口2から全て繰り出さ
れ(SB8)、入金リジェクト紙幣が集積部5cにある
場合は、搬送ベルト103が集積紙幣に接する位置に下
降して入金リジェクト紙幣を集積方向上下で挟持すると
ともに(SB9)、フロントガイド101をBに示す開
放状態とする。そして、サイドガイド107a,107
bは第2の位置Dを保持したまま、搬送ベルト103,
105を回転させて、入金リジェクト紙幣を搬送ベルト
104の方へ低速で搬送する。
【0043】次に図示しない検知手段により入金リジェ
クト紙幣が搬送ベルト104の下方にきたことを検知す
ると、図示しない駆動手段により搬送ベルト104が下
降し、入金リジェクト紙幣を搬送ベルト105との間に
挟持して、さらに接客口2方向に低速で搬送する(SB
10)。そして接客口2を図示しない受け取りポジショ
ンに回転させ、入金リジェクト紙幣を一括して表裏反転
機構5より接客口2に送り込み、顧客に返却するか、従
来の技術で説明したように、再度1枚ずつ分離して鑑別
部3に送り込み、再鑑別を行う(SB11)。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、紙幣を繰
り出し,収納可能に集積する収納部と、顧客に対して出
金紙幣および返却紙幣を一括して渡すとともに、顧客が
一括して入金紙幣を投入する接客口と、出金取引時には
前記収納部より1枚ずつ搬送されてくる紙幣が出金に適
するものか否かを鑑別するとともに、入金取引時には前
記接客口より1枚ずつ搬送されてくる紙幣が入金に適す
るか否かを鑑別する鑑別部と、前記鑑別部における鑑別
結果に基づき、出金取引時は出金に適すると鑑別された
紙幣を順次集積するとともに、入金取引時は入金に適さ
ないと鑑別された紙幣を集積し、集積した紙幣をその長
手方向と直交する方向に搬送して前記接客口に送り込む
集積部とを有する紙幣入出金装置において、前記集積部
に集積する紙幣の長手方向の両側に互いが平行となるよ
うに対向し、紙幣の長手方向の幅と同じ間隔となる第1
の位置と、第1の位置における間隔より広く、前記接客
口の幅と同じ間隔となる第2の位置との間を互いの平行
を保持したまま往復移動を行うサイドガイドと、前記サ
イドガイドを往復移動させる駆動手段と、前記サイドガ
イドが第1の位置にあるか否かを検知する第1の検知手
段と、前記サイドガイドが第2の位置にあるか否かを検
知する第2の検知手段と、出金取引時には、駆動手段に
よりサイドガイドを第1の位置と第2の位置の間で往復
移動させながら、出金に適すると鑑別された紙幣の集積
を行い、集積が終了したらサイドガイドを第1の位置で
停止させるとともに、入金取引時には、第1および第2
の検知手段によりサイドガイドの位置を認識して、サイ
ドガイドが第2の位置にある場合はその状態を保持し、
第1の位置にある場合は第2の位置まで移動させて、入
金に適さないと鑑別された紙幣を集積させる制御手段を
設けることとしたものである。
【0045】したがって、搬送状態のよい出金取引時に
おいては、サイドガイドを往復移動させながら紙幣を集
積することで、集積紙幣の長手方向の揃いが良くなると
いう効果が得られる。また、入金取引時においては、サ
イドガイドを第2の位置に保持した状態で集積を行うこ
とで、搬送状態の良くないことのある入金リジェクト紙
幣を集積させる場合でも、該紙幣がサイドガイドに乗り
上げることはなく、集積ジャムの発生を防止することが
でき、集積ジャムが発生しないことで集積ジャムに起因
する搬送不良の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す紙幣入出金装置におい
てサイドガイドを動作させるための制御ブロック図であ
る。
【図2】本実施例におけるサイドガイドおよび集積部の
詳細を示す側面図である。
【図3】本実施例のサイドガイドの動作機構の詳細を示
す平面図である。
【図4】本実施例における出金取引の作用を示すフロー
チャートである。
【図5】本実施例における入金取引の作用を示すフロー
チャートである。
【図6】紙幣入出金装置の概略的な構成を示す側断面図
である。
【図7】従来のサイドガイドおよび集積部を示す側面図
である。
【図8】入金取引時の紙幣の流れを示す紙幣入出金装置
の側断面図である。
【図9】出金取引時の紙幣の流れを示す紙幣入出金装置
の側断面図である。
【符号の説明】
2 接客口 3 鑑別部 5c 集積部 107a,107b サイドガイド 121 モータ 125 サイドガイド内側検知手段 126 サイドガイド外側検知手段 127 CCAD制御部 C 第1の位置 D 第2の位置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−3595(JP,A) 特開 昭63−134432(JP,A) 特開 昭58−87687(JP,A) 特開 平1−303269(JP,A) 特開 昭63−242832(JP,A) 実開 昭61−105353(JP,U) 実開 昭63−166560(JP,U) 実開 昭53−76993(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 1/00 - 1/08 G07D 3/00 - 3/16 G07D 9/00 - 9/06 B65H 1/00 - 1/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣を繰り出し,収納可能に集積する収
    納部と、顧客に対して出金紙幣および返却紙幣を一括し
    て渡すとともに、顧客が一括して入金紙幣を投入する接
    客口と、出金取引時には前記収納部より1枚ずつ搬送さ
    れてくる紙幣が出金に適するものか否かを鑑別するとと
    もに、入金取引時には前記接客口より1枚ずつ搬送され
    てくる紙幣が入金に適するか否かを鑑別する鑑別部と、
    前記鑑別部における鑑別結果に基づき、出金取引時は出
    金に適すると鑑別された紙幣を順次集積するとともに、
    入金取引時は入金に適さないと鑑別された紙幣を集積
    し、集積した紙幣をその長手方向と直交する方向に搬送
    して前記接客口に送り込む集積部とを有する紙幣入出金
    装置において、前記集積部に集積する紙幣の長手方向の
    両側に互いが平行となるように対向し、紙幣の長手方向
    の幅と同じ間隔となる第1の位置と、第1の位置におけ
    る間隔より広く、前記接客口の幅と同じ間隔となる第2
    の位置との間を互いの平行を保持したまま往復移動を行
    うサイドガイドと、前記サイドガイドを往復移動させる
    駆動手段と、前記サイドガイドが第1の位置にあるか否
    かを検知する第1の検知手段と、前記サイドガイドが第
    2の位置にあるか否かを検知する第2の検知手段と、出
    金取引時には、駆動手段によりサイドガイドを第1の位
    置と第2の位置の間で往復移動させながら、出金に適す
    ると鑑別された紙幣の集積を行い、集積が終了したらサ
    イドガイドを第1の位置で停止させるとともに、入金取
    引時には、第1および第2の検知手段によりサイドガイ
    ドの位置を認識して、サイドガイドが第2の位置にある
    場合はその状態を保持し、第1の位置にある場合は第2
    の位置まで移動させて、入金に適さないと鑑別された紙
    幣を集積させる制御手段を設けたことを特徴とする紙幣
    入出金装置。
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