JP6781032B2 - 自動釣銭入出金機 - Google Patents
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Description
例えば、紙幣取り込み時(または紙幣放出時)に、上側ベルト搬送体の搬送ベルトを部分的に押し下げる押し下げ機構を備えることにより、紙幣の引き込み力(または押し出し力)を高めて紙幣の取り込み不良(または放出不良)を防止すると共に、非押し下げ時における上側ベルト搬送体の搬送力を、繰り出し搬送時(または集積時)に合わせて最適化することを可能にする紙幣搬送装置の発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
それゆえ、両面型の自動釣銭入出金機を2つの給油レーン間の狭いスペースに設置することも可能となる。
なお、本願発明は、入出金部を両面(2つ)有する場合に限られず、3以上の入出金部を有する自動釣銭入出金機に対しても適用可能である。
「前記入出金部に対応する駆動部により紙幣の搬送を行う紙幣個別搬送部」は、他の面の入出金部とは独立に、ある面の入出金部の紙幣の搬送を行うために個別に駆動される紙幣の搬送部である。
なお、「駆動部」は必ずしもモータに対応するわけではない。例えば、1つのモータからの回転駆動力を各入出金部に伝達するか否かを可動式のギアを用いて決定する機構において、一方の面の入出金部のみにモータの回転駆動力を伝達する場合も「前記入出金部に対応する駆動部」に該当する。
「前記両面の入出金部に共通の駆動部により紙幣の搬送を行う紙幣共通搬送部」は、両面の入出金部に対して共通に駆動される紙幣の搬送部である。
<自動釣銭入出金機100の構成について>
図1は、この発明の実施形態1の両面型の自動釣銭入出金機100の構成を説明するブロック図であり、図2は、図1に示す自動釣銭入出金機100の内部構造を示す斜視図である。
次に、図3〜図5に基づき、自動釣銭入出金機100の紙幣一時保管部30A,30Bへの入金処理の流れについて説明する。
図3は、図1に示す自動釣銭入出金機100の紙幣一時保管部30A,30Bへの入金処理の流れを示すフローチャートであり、図4は、図1に示す自動釣銭入出金機100において、紙幣共通搬送ローラ38A,38Bを使用しない場合の紙幣の入出金の流れを示す説明図であり、図5は、図1に示す自動釣銭入出金機100の紙幣共通搬送ローラ38A,38Bを使用する優先権の決定方法を示す説明図である。
なお、破線BLは、紙幣一時保管部30A内に収納された紙幣を表す。
その後、制御部101は、ステップS104の判定を行う(ステップS104)。
このような場合、制御部101は、紙幣一時保管部30A内に当該紙幣が正常に入らなかったものと判定する。
なお、紙幣搬送路40を使用する優先権は、図示しない優先権決定部により決定される。
図5の横軸は時間軸を示し、紙幣入出金口11Aの側をA側、紙幣入出金口11Bの側をB側としたとき、ある時間において、優先権フラグがA側およびB側のいずれの側に倒れているかを示す。
例えば、P1の時点においては、優先権フラグはA側に倒れており、P2の時点においては、優先権フラグはB側に倒れている。
それゆえ、A側は、紙幣搬送路40をすぐに使用することができる。
次に、図6および図7に基づき、自動釣銭入出金機100の紙幣一時保管部30Aからの排出処理の流れについて説明する。
図6は、図1に示す自動釣銭入出金機100の紙幣一時保管部30Aからの排出処理の流れを示すフローチャートであり、図7は、図1に示す自動釣銭入出金機100において、紙幣共通搬送ローラ38A,38Bを使用する場合の紙幣の入出金の流れを示す説明図である。
このような場合、制御部101は、紙幣一時保管部30Aから当該紙幣が正常に排出されなかったものと判定する。
優先権の決定方法は、図5で説明した通りである。
紙幣搬送路40のモータを共通化していることから、紙幣共通搬送ローラ38Aを回転駆動中は、紙幣共通搬送ローラ38Bを使用することができず、その逆もしかりである。
また、通常の排出処理においては、紙幣共通搬送ローラ38A,38Bを使用しないため、紙幣排出補助機構の共通化を図りつつ、ユーザーの利便性も高めることが可能となるというメリットもある。
次に、図8に基づき、この発明の実施形態2に係る自動釣銭入出金機100について説明する。
図8は、この発明の実施形態2の両面型の自動釣銭入出金機100において、紙幣共通搬送ローラ38A,38Bを使用する場合の紙幣の入出金の流れを示す説明図である。
実施形態3において、紙幣搬送路40のモータにて紙幣共通搬送ローラ38A,38Bが回転駆動するとき、いずれのローラも出金方向のみに回転駆動するようにしてもよい。
実施形態4において、紙幣入出金口11A,11Bから複数枚の紙幣をまとめて入金した場合において、一部の紙幣のみが正常に紙幣一時保管部30A,30Bに入らなかった場合、制御部101は、紙幣通過センサ34A,34B、紙幣検出センサ35A,35B,36A,36Bに基づき、紙幣一時保管部30A,30Bに正常に入らなかった紙幣が正常に排出されたか否かを判定するものであってもよい。
実施形態5において、可動板37A,37Bの代わりに、可動可能な可動搬送ローラを押し上げて、紙幣共通搬送ローラ38A,38Bに紙幣を接触させるようにしてもよい。
なお可動搬送ローラは、紙幣共通搬送ローラ38A,38Bに従動するローラであってもよく、またモータにより紙幣の排出方向に回転することによって紙幣の排出力を高めるものであってもよい。
Claims (5)
- 両面に入出金部を有する筐体を備えた自動釣銭入出金機であって、
前記入出金部はそれぞれ、紙幣入出金口と、前記紙幣入出金口から入金された紙幣または前記紙幣入出金口に払い出すべき紙幣を一時的に保管する紙幣一時保管部と、前記入出金部に対応する駆動部により紙幣の搬送を行う紙幣個別搬送部と、前記紙幣一時保管部に保管された紙幣を検出する紙幣検出部とを備え、
前記筐体は、両面の前記紙幣入出金口からそれぞれ入金された紙幣を共通に収納する紙幣収納部と、前記両面の入出金部に共通の駆動部により紙幣の搬送を行う紙幣共通搬送部と、前記入出金部、前記紙幣収納部および前記紙幣共通搬送部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記紙幣検出部の検出結果に基づき、前記紙幣入出金口から入金された紙幣が前記紙幣一時保管部内に正常に搬送されなかったと判断したとき、前記紙幣個別搬送部により前記紙幣を前記紙幣一時保管部から搬出する第1の搬出処理を実行させ、前記第1の搬出処理において、前記紙幣が前記紙幣一時保管部から正常に搬出されなかったと判断したとき、前記紙幣個別搬送部および前記紙幣共通搬送部の協働により前記紙幣を前記紙幣一時保管部から搬出する第2の搬出処理を実行させることを特徴とする自動釣銭入出金機。 - エラーを報知するエラー報知部をさらに備え、
前記制御部は、前記第2の搬出処理において、前記紙幣が前記一時保管部から正常に搬出されなかったと判断したとき、前記エラー報知部にエラーを報知させる請求項1に記載の自動釣銭入出金機。 - 前記紙幣共通搬送部は、前記両面の入出金部に共通の駆動部によって回転駆動されて前記紙幣一時保管部から紙幣を排出させる紙幣共通搬送ローラと、前記紙幣共通搬送ローラに対向する位置に設けられ、前記紙幣共通搬送ローラに向かって移動して前記紙幣を前記紙幣共通搬送ローラに接触させる可動板とをさらに備え、
前記制御部は、前記第1の搬出処理において、前記紙幣一時保管部から紙幣が正常に搬出されなかったと判断したとき、前記可動板を前記紙幣共通搬送ローラに向かって移動させて前記紙幣を前記紙幣共通搬送ローラに接触させた後、前記両面の入出金部に共通の駆動部で前記紙幣共通搬送ローラを回転駆動させることにより、前記第2の搬出処理を実行させる請求項1または2に記載の自動釣銭入出金機。 - 前記紙幣検出部は、前記紙幣一時保管部において、紙幣の搬送方向の異なる位置に設けられた2以上の紙幣検出センサを備え、
前記2以上の紙幣検出センサの全てが紙幣を検出したとき、前記制御部は、前記紙幣が前記紙幣一時保管部内に正常に搬送されたと判断する請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動釣銭入出金機。 - 前記入出金部に対し、前記紙幣共通搬送部を優先的に使用する優先権を取得できたか否かを決定する優先権決定部をさらに備え、
前記制御部は、前記第1の搬出処理において、前記紙幣が前記紙幣一時保管部から正常に搬出されなかったと判断したとき、前記優先権決定部により、前記紙幣共通搬送部を使用する優先権が取得されたときに、第2の搬出処理を実行させる請求項1〜4のいずれか1つに記載の自動釣銭入出金機。
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