JP3217530B2 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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JP3217530B2
JP3217530B2 JP06692593A JP6692593A JP3217530B2 JP 3217530 B2 JP3217530 B2 JP 3217530B2 JP 06692593 A JP06692593 A JP 06692593A JP 6692593 A JP6692593 A JP 6692593A JP 3217530 B2 JP3217530 B2 JP 3217530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、銀行券処理
装置に用いられる紙葉類搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行券処理装置は取出部を備え、この取
出部にセットした各種の紙幣(紙葉類)を一枚ずつ順
次、連続的に取り出し、この取り出した紙幣を搬送手段
により監査部に搬送してその種類を判別するとともにカ
ウントする。そして、この監査部を通過した紙幣が帯封
に指定された特定の紙幣(たとえば千円券)である場合
には、振り分けゲ−トの回動により集積部側に振り分
け、帯封に指定されない特定外の紙幣(万円券、五千円
券など)は各々あらかじめ指定された収納庫側に振り分
けて収納する。また、上記集積部に集積された紙幣が予
め設定されていた枚数になると、キャリ−が帯封部に移
動され、この帯封部で紙幣が帯封されて束となる。
【0003】ところで、上記振り分けゲ−トにおいて、
紙幣が詰まってジャムが発生することがある。この場合
には、装置が停止し振り分けゲ−トは初期状態に復帰す
るが、リセットボタンを押し下げると、振り分けゲ−ト
は自動的にジャム発生時の状態になり、ジャム紙幣を開
放するとともに、強制的に搬送手段を駆動させてジャム
紙幣を搬送排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジャム
発生時に上記搬送手段を強制的に駆動させても搬送手段
とジャム紙幣との接触力が弱く、搬送力が著しく低い場
合には、ジャム紙幣を排出できないことがある。
【0005】この場合には、結局、操作員の手によりジ
ャム紙幣を取り除いており、また、取り除かれることな
く、残留してしまったジャム紙幣は次の計数に入った時
に搬送されてきた紙幣とともに搬送されてカウントされ
ないまま、集積帯封され、誤計数となる場合があった。
【0006】そこで、本発明は、紙葉類の搬送方向を可
変する可変手段で紙葉類が詰まった場合には、搬送手段
と紙葉類との搬送力を強めて強制的に排出できるように
した紙葉類搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、紙葉類を搬送する搬
送手段と、この搬送手段によって搬送される紙葉類の搬
送方向を正逆方向に回動することにより可変する可変手
段と、この可変手段で前記紙葉類が詰まったとき、これ
を検知する検知手段と、この検知手段により前記紙葉類
の詰まりが検知されたとき、前記可変手段を連続的に正
逆方向に回動させて前記可変手段によって前記紙葉類を
前記搬送手段に押し付ける駆動手段と、を具備してなる
ことを特徴とする紙葉類搬送装置。請求項2記載のもの
は、紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によっ
て搬送される紙葉類の搬送方向を正逆方向に回動するこ
とにより可変する可変手段と、この可変手段に導入され
る紙葉類を検知する第1の検知手段と、前記可変手段か
ら排出される紙葉類を検知する第2の検知手段と、これ
ら第1の検知手段及び第2の検知手段により前記紙葉類
の詰まりが検知されたとき、前記可変手段を連続的に
させて前記可変手段によって前記紙葉類を前記搬送手
段に押し付ける駆動手段と、前記可変手段の連続回動
に後続の紙葉類が前記第1の検知手段によって検知され
たとき、前記駆動手段の動作を停止させる制御手段と、
を具備してなる。
【0008】
【作用】可変手段において紙葉類が詰まると、可変手段
が駆動手段により正逆方向に連続的に可動されて紙葉類
を前記搬送手段に押し付けて搬送力を強化し、搬送手段
により紙葉類を強制的に排出させる。また、可変手段の
連続可動時に後続の紙葉類が第1の検知手段によって検
知されたとき、駆動手段の動作を停止させ紙葉類の衝突
を防止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。図1は紙葉類処理装置を示すもので、図中
1は装置本体である。この装置本体1の一側上部側には
投入される紙葉類としての紙幣P(各種金種の紙幣)を
取り出す取出部2が設けられている。
【0010】上記取出部2の側方部には紙幣Pの金種を
判別するとともに、枚数をカウントする監査部3および
該監査部3から送り出された紙幣Pを搬送する搬送手段
としての搬送ベルト16を備える第1の搬送路4が配設
されている。
【0011】さらに、上記第1の搬送路4および監査部
3の下方部には複数個の収納部としての収納庫5…が設
けられ、これら収納庫5…は上記第1の搬送路4に可変
手段としての振り分けゲ−ト12および第3の搬送路6
を介して接続されている。
【0012】また、上記第1の搬送路4には振り分けゲ
−ト12および第2の搬送路7を介して集積部8が接続
されている。この集積部8はキャリヤ9を備え、このキ
ャリヤ9上に紙幣P…を集積させるようになっている。
上記集積部8の側方部には帯封部10が設けられ、この
帯封部10により所定枚数の紙幣P…が把束されるよう
になっている。
【0013】しかして、上記取出部2にセットされた各
種の紙幣P…は一枚ずつ順次、連続的に取り出される。
この取り出された紙幣P…は、監査部3でその種類が判
別されるとともに、カウントされ第1の搬送部4を通過
し、帯封に指定された特定の紙幣P(たとえば千円券)
は振り分けゲ−ト12により第2の搬送部7を通過して
集積部8に集積され、帯封に指定されない特定外の紙幣
P(万円券、五千円券など)は第3の搬送部6を通過
し、各々あらかじめ指定された収納庫5…に収納され
る。
【0014】また、上記集積部8に集積された紙幣Pが
予め設定されていた枚数になると、キャリ−9が帯封部
10に移動され、この帯封部10で紙幣Pが帯封されて
束Ptとなる。
【0015】ところで、上記振り分けゲ−ト12は、図
2に示すように、回動可能に取り付けられ、駆動手段2
1により正逆方向すなわち、時計方向あるいは反時計方
向に回動されるようになっている。
【0016】上記駆動手段21には制御手段22が接続
され、この制御手段23は上記監査部3からの情報にも
とづき紙幣Pを矢印AあるいはB方向に振り分けるため
の動作開始指令を上記駆動手段21に与えるようになっ
ている。
【0017】また、上記振り分けゲ−ト12の導入側に
は第1の検知手段としての発光素子15aと受光素子1
5bからなる検知器15が設けられ、この検知器15が
紙幣Pを検知したときは、上記監査部3により、上記制
御手段23に紙幣Pの振り分け情報が送られるようにな
っている。
【0018】一方、上記上記振り分けゲ−ト12の排出
側すなわち、矢印A方向およびB方向には第2の検知手
段としての発光素子23a,24aと受光素子23b
24bからなる検知器23,24が配設されている。
【0019】上記検知器15が紙幣Pを検知して所定時
間経過しても上記検知器23,24が紙幣Pを検知しな
いときは、上記制御手段22により紙幣Pが振り分けゲ
−ト12で詰まったものと判断されるようになってい
る。
【0020】このように振り分けゲ−ト12において、
紙幣Pの詰まりが検知されたときは、制御手段22を介
して上記駆動手段21が動作され上記振り分けゲ−ト1
2を正逆方向に連続的に回動させて揺動させるようにな
っている。
【0021】しかして、図3(b)に示すように、振り
分けゲ−ト12において、紙幣Pが詰まってジャムが発
生した場合には、装置が一旦停止し、振り分けゲ−ト1
2が図3(a)に示すように、初期状態に復帰する。
【0022】つぎに、リセットボタン(図示しない)を
押し下げると、振り分けゲ−ト12は自動的にジャム発
生時の状態になり、ジャム紙幣Pjを開放し、強制的に
搬送ベルト16を走行させジャム紙幣Pjを搬送排出す
る。
【0023】ところが、図4(a)に示すように、強制
的に搬送ベルト16を駆動させてもジャム紙幣Pjと搬
送ベルト16との接触が少なく、搬送力が著しく低い
と、ジャム紙幣Pjを排出できない場合がある。
【0024】しかし、このときには、制御手段22によ
り紙幣Pが詰まったことが判別され図4(b),(c)
に示すように、振り分けゲ−ト12が駆動手段21によ
り矢印方向に交互に切り替えて連動的に回動され揺動す
る。この振動により、ジャム紙幣Pjは搬送ベルト16
に押し付けられて搬送力が増大され、搬送ベルト16の
走行により、強制的に除去搬送される。
【0025】また、この振り分けゲ−ト12の揺動時に
装置本体1内に残留していた紙幣Pが搬送されてくる
と、揺動している振り分けゲ−ト12に衝突してジャム
が発生するが、このときには、図5に示すように、振り
分けゲ−ト12の手前に配置された検知器15が紙幣P
を検知すると、制御手段22を介して駆動手段21の動
作が停止され、振り分けゲ−ト12の揺動が停止され
る。これにより、後続する紙幣Pのジャムが防止される
ことになる。なお、図6はジャム発生時の動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
【0026】すなわち、ジャムが発生すると、振り分け
ゲ−ト12の状態が記憶され、ジャム券の処理が行われ
る。リセットボタンがオンされ、振り分けゲ−ト12が
ジャム発生時の状態に戻り、駆動手段21が駆動され
る。そして、時間t1 経過すると、振り分けゲ−ト12
が正逆方向に回動されて揺動される。この揺動時に振り
分けゲ−ト12手前の検知器15によって紙幣Pが検知
されると、振り分けゲ−ト12の揺動が停止される。検
知器15によって紙幣Pが検知されないときは、振り分
けゲ−ト12の揺動が継続され、所定回数(N回)揺動
されると、揺動が停止され、振り分けゲ−ト12がON
状態(図4bに示す状態)のときは、OFF状態(図4
cに示す状態)にされる。そして、時間t2 が経過する
と、振り分けゲ−ト12が全てOFFされて駆動手段2
1が停止される。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、可変手段
において紙葉類が詰まったときは、可変手段を連続的に
正逆方向に回動させてこの可変手段によって紙葉類を搬
送手段に押し付ける駆動手段を備えるから、搬送手段の
搬送力を強化でき、詰まった紙葉類を強制的に排出でき
る。したがって、手操作による紙葉類の除去作業を軽減
し、紙葉類の残留による誤計数を防止することができ
る。
【0028】また、可変手段の連続動作時に、後続の紙
葉類が可変手段の導入部で検知したときは、駆動手段の
動作を停止させて可変手段の回動を停止させるから、後
続紙葉類の詰まりも防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である紙幣処理装置を示す概
略的構成図。
【図2】図1の紙幣処理装置の搬送部に備えられる振り
分けゲ−トの動作を示す説明図。
【図3】図2の振り分けゲ−トに紙葉類が詰まった状態
を示す説明図。
【図4】図2の振り分けゲ−トに紙葉類が詰まったとき
の動作を示す説明図。
【図5】図4の振り分けゲ−トの動作中に後続の紙葉類
が搬送されてきた状態を示す説明図。
【図6】図2の振り分けゲ−トに紙葉類が詰まったとき
の動作を示すフロ−チャ−ト図。
【符号の説明】
P…紙葉類、16…搬送ベルト(搬送手段)、12…振
り分けゲ−ト(可変手段)、15…検知器(第1の検知
手段)、21…駆動手段、22…制御手段、23,24
…検知器(第2の検知手段)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される紙葉類の搬送方向を正
    逆方向に回動することにより可変する可変手段と、 この可変手段で前記紙葉類が詰まったとき、これを検知
    する検知手段と、 この検知手段により前記紙葉類の詰まりが検知されたと
    き、前記可変手段を連続的に正逆方向に回動させて前記
    可変手段によって前記紙葉類を前記搬送手段に押し付け
    る駆動手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 【請求項2】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される紙葉類の搬送方向を正
    逆方向に回動することにより可変する可変手段と、 この可変手段に導入される紙葉類を検知する第1の検知
    手段と、前記可変手段から排出される紙葉類 を検知する第2の検
    知手段と、 これら第1の検知手段及び第2の検知手段により前記紙
    葉類の詰まりが検知されたとき、前記可変手段を連続的
    回動させて前記可変手段によって前記紙葉類を前記搬
    送手段に押し付ける駆動手段と、 前記可変手段の連続回動時に後続の紙葉類が前記第1の
    検知手段によって検知されたとき、前記駆動手段の動作
    を停止させる制御手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類搬送装置。
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