JP7314681B2 - 現金処理装置 - Google Patents

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本発明は、現金処理装置に関する。
近年、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設において、現金の出金取引および入金取引を行う現金処理装置が設置されている。現金処理装置は、出金取引では、例えば操作者が金種ごとに指定した枚数の現金を出金用の現金収納部から出金する。出金取引で出金された現金は、レジまたは窓口などで釣銭準備金として使用される。入金取引では、レジまたは窓口などから持ち運ばれた現金が現金処理装置に入金され、当該現金が上記出金用の現金収納部に収納される。
また、現金処理装置は、売上処理取引で、確定した売上金額に相当する現金である売上金を、出金用の現金収納部から回収用の現金収納部に移動させる。売上処理取引に関し、特許文献1には、売上金額に相当する現金の金種毎の枚数を操作者が指定し、当該指定に従って現金を移動させる現金処理装置が開示されている。
特開2013-235526号公報
しかし、出金用の現金収納部が収納している現金の金種毎の枚数によっては、1または2以上の金種で、売上金を構成するための現金の枚数が不足し得る。現金の枚数が不足した状態では、現金の移動が完了しない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、売上処理取引における現金の不足に対処することが可能な、新規かつ改良された現金処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、出金取引において出金される現金を金種毎に収納する第1の現金収納部と、第2の現金収納部と、売上金を前記第1の現金収納部から前記第2の現金収納部に搬送する搬送部と、表示部と、前記売上金を回収用の現金として前記第2の現金収納部が収容するための前記第1の現金収納部から前記第2の現金収納部への前記売上金の搬送を伴う売上処理取引に際し、前記売上金を構成する各金種の現金に対して、前記第1の現金収納部に収納された現金が不足する金種である不足金種がある場合に、当該不足金種を示す表示画面を前記表示部に表示させる制御部と、を備える、現金処理装置が提供される。
前記制御部は、前記不足金種がある場合、現金の投入を伴う取引に自動移行する旨を示すメッセージを前記表示部に表示させ、前記売上処理取引を一時停止して前記現金処理装置の状態を現金の投入待ち状態に遷移させ、前記現金の投入を伴う取引で現金が投入されて前記不足金種が解消された後に、取引選択画面の表示を経ずに前記売上処理取引を再開してもよい。
前記制御部は、前記不足金種がある場合、取引選択画面の表示を経ずに前記現金処理装置の状態を現金の投入待ち状態に遷移させてもよい。
前記現金の投入を伴う処理は、両替取引または補充取引であってもよい。
前記表示画面は、前記不足金種について、前記売上金を構成する現金に対して前記第1の現金収納部に収納された現金が不足する枚数である不足枚数をさらに示してもよい。
前記表示画面は、前記不足金種について、前記現金処理装置に投入すべき現金の枚数である投入枚数をさらに示してもよい。
以上説明した本発明によれば、売上処理取引における現金の不足に対処することが可能である。
本発明の実施形態による現金処理装置1の構成を示す説明図である。 操作表示部133に表示されるメニュー画面40の具体例を示す説明図である。 現金処理装置1の第1の動作例を示すフローチャートである。 不足通知画面の具体例を示す説明図である。 現金処理装置1の第2の動作例を示すフローチャートである。 現金投入誘導画面の具体例を示す説明図である。 現金処理装置1の第3の動作例を示すフローチャートである。 金種毎の投入枚数を含む現金投入誘導画面の具体例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。
<1.現金処理装置の概要>
本発明の実施形態は、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設に設置される現金処理装置に適用される。本実施形態による現金処理装置は、例えば、レジで用いられる釣銭準備金として紙幣および硬貨を出金する出金取引、およびレジから回収された紙幣および硬貨を入金する入金取引などを実行可能である。以下、このような本発明の実施形態による現金処理装置の構成および動作について順次詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による現金処理装置1の構成を示す説明図である。図1に示したように、本実施形態による現金処理装置1は、紙幣投入口101と、紙幣一時保留部103と、紙幣鑑別部105と、万券カセット107と、五千券カセット109と、千券カセット111と、回収カセット113と、リジェクト部115と、硬貨投入口117と、硬貨鑑別部119と、硬貨一時保留部121と、硬貨返却部123と、出金ホッパ125と、硬貨回収一時庫126と、硬貨回収庫127と、硬貨出金箱129と、カードリーダ部131と、操作表示部133と、フロント扉141と、フロント扉鍵143と、制御部150と、記憶部160と、を備える。
紙幣投入口101、紙幣一時保留部103、紙幣鑑別部105、万券カセット107、五千券カセット109、千券カセット111、回収カセット113およびリジェクト部115は、図示しない紙幣搬送部によって繋がれている。同様に、硬貨投入口117、硬貨鑑別部119、硬貨一時保留部121、硬貨返却部123、出金ホッパ125、硬貨回収一時庫126、硬貨回収庫127および硬貨出金箱129は図示しない硬貨搬送部によって繋がれている。以下、紙幣搬送部および硬貨搬送部を単に搬送部と総称する場合もある。
紙幣投入口101は、現金処理装置1に入金される紙幣が投入される投入口である。また、紙幣投入口101は、紙幣の出金口でもあり、入金取引の取り消しにより返却される紙幣、出金される紙幣、および紙幣鑑別部105により正常ではないとしてリジェクトされた紙幣が紙幣投入口101から取り出される。
紙幣一時保留部103には、入金取引における計数時に一時的に紙幣が集積される。また、紙幣鑑別部105は、投入された紙幣が正常な紙幣であるか否かを各種センサによって鑑別する。
万券カセット107、五千券カセット109、および千券カセット111は、それぞれ万券、五千券、および千券の紙幣を収納する第1の現金収納部である。具体的には、万券カセット107、五千券カセット109、および千券カセット111(各紙幣カセット)には、バラ状態の各種紙幣が釣銭準備金として収納される。また、各紙幣カセットには、入金取引で入金され、紙幣鑑別部105で正常と鑑別された各種紙幣が収納される。さらに、出金取引時には、各紙幣カセットから各種紙幣が出金される。
回収カセット113は、売上金を収納するための第2の現金収納部である。締め取引時または売上回収取引時に紙幣が紙幣カセットから回収カセット113へ搬送される。
リジェクト部115には、紙幣鑑別部105によって正常な紙幣ではないと鑑別された紙幣、すなわちリジェクトされた紙幣が集積される。具体的には、リジェクト部115には、入金取引時に紙幣一時保留部103から各紙幣カセットに紙幣を搬送する過程で紙幣鑑別部105によってリジェクトされた紙幣、各紙幣カセットから出金を行う過程で紙幣鑑別部105によってリジェクトされた紙幣、締め取引時または売上回収取引時に各紙幣カセットから回収カセット113に紙幣を搬送する過程で紙幣鑑別部105によってリジェクトされた紙幣などが集積される。
硬貨投入口117は、硬貨が投入される開口である。また、硬貨鑑別部119は、投入された硬貨が正常な硬貨であるか否かを各種センサによって鑑別する。さらに、硬貨一時保留部121には、入金取引における計数時に一時的に硬貨が集積される。
硬貨返却部123は、硬貨の返却口であり、計数が行われた硬貨、入金取引の取り消しがなされた硬貨が硬貨返却部123から返却される。また、出金ホッパ125は出金用の現金を収納する第1の現金収納部である。出金取引では出金ホッパ125から各種硬貨が出金され、入金取引では投入された各種硬貨が出金ホッパ125に収納される。
硬貨回収一時庫126は、売上回収取引において出金ホッパ125から硬貨回収庫127へ売上金が移動される際に一時的に硬貨を集積する場所である。
硬貨回収庫127は、売上金を収納するための第2の現金収納部である。硬貨回収庫127は、売上回収取引において出金ホッパ125から搬送される売上金を収納する。また、硬貨出金箱129は、出金取引時に硬貨を出金するための硬貨出金口である。
カードリーダ部131は、レジカードやIDカード等に書き込まれた情報を読み取る。レジカードやIDカード等に書き込まれる情報として、例えば、カードを利用する操作者を識別するための情報、および許可されている取引の種類を示す情報が挙げられる。このカードリーダ部131から読取られる情報が事前に登録されている情報と一致する場合、現金処理装置1の利用が制御部150により許可される。なお、現金処理装置1は、カードリーダ部131に加えて、あるいはカードリーダ部131に代えて、指紋認識を行う指紋認識部、または暗証番号の入力を受け付ける暗証番号入力部を有してもよい。
操作表示部133は、操作者による操作を検出する操作部としての機能、および各種画面を表示する表示部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、操作部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、表示部および操作部の機能は分離して構成されてもよい。
フロント扉141は、現金処理装置1の前面に配置される扉である。操作者は、当該フロント扉141を開くことで、現金処理装置1内の各紙幣カセット、回収カセット113および硬貨回収庫127などにアクセスすることが可能となる。フロント扉鍵143は、フロント扉141を施解錠する鍵である。
制御部150は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)などで構成される。
この制御部150は、現金処理装置1の動作全般を制御する。例えば、制御部150は、各紙幣カセット、回収カセット113、出金ホッパ125および硬貨回収庫127などに収納されている現金の枚数を記憶部160に記憶させる管理部としての機能を包含する。また、制御部150は、各取引において搬送部による現金の搬送を制御する。また、制御部150は、レジカードやIDカードによる認証が終了すると、操作者が所望の取引を選択するための取引選択画面として機能するメニュー画面を操作表示部133に表示させ、メニュー画面において操作者により選択された取引を制御する。以下、図2を参照してメニュー画面の具体例を説明した上で、制御部150の制御により実現される各種取引の概要を説明する。
<2.現金処理装置が行う各種取引>
図2は、操作表示部133に表示されるメニュー画面40の具体例を示す説明図である。図2に示したように、メニュー画面40は、「01:出金」ボタン、「02:入金」ボタン、「03:計数」ボタン、「04:補充」ボタン、「05:締め」ボタン、「06:売上回収」ボタン、「07:精査」ボタン、「08:照会」ボタン、および「09:両替」など、現金処理装置1が実行可能な取引と関連付けられた選択ボタンを含む。操作者は、このメニュー画面40からの選択ボタンの選択により、所望の取引を現金処理装置1に実行させることが可能である。
(出金取引)
出金取引は、各紙幣カセットおよび出金ホッパ125から釣銭準備金を出金するための取引である。メニュー画面40において操作者により「01:出金」ボタンが選択されることで、当該出金取引が開始する。制御部150は、出金取引において、金額指定出金または金種枚数指定出金などの出金方法に従って出金を制御する。
具体的には、金額指定出金においては、操作者により出金金額が指定され、制御部150は、事前に用意されているルールに従って各金種の出金枚数を決定してもよい。例えば、上記ルールは、各金種の出金枚数の比率を規定するものであってもよいし、各金種の出金枚数の最低数を規定するものであってもよい。金種枚数指定出金においては、操作者により金種ごとの出金枚数が指定され、制御部150は、操作者からの指定に従って各金種の出金を制御する。
いずれの出金方法においても、各紙幣カセットから紙幣が排出され、搬送部が当該紙幣を紙幣投入口101に搬送する。また、出金ホッパ125から硬貨が繰り出され、当該硬貨を搬送部が硬貨出金箱129に搬送する。
(入金取引)
入金取引は、レジから回収された紙幣および硬貨を現金処理装置1内に収納するための取引である。メニュー画面40において操作者により「02:入金」ボタンが選択されると、当該入金取引が開始する。制御部150は、入金取引において、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部133に表示させる。その後、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117から投入された紙幣および硬貨を計数する。ここで、紙幣鑑別部105により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部103に集積され、硬貨鑑別部119により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部121に集積される。また、紙幣鑑別部105によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口101から返却され、硬貨鑑別部119によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部123から返却される。
さらに、制御部150は、計数により得られた入金合計金額を操作表示部133に表示させる。そして、操作者により入金合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部103に集積されている紙幣を搬送部が紙幣カセットに搬送し、硬貨一時保留部121に集積されている硬貨を搬送部が出金ホッパ125に搬送する。
(計数取引)
計数取引は、投入された紙幣および硬貨の計数を行った後、紙幣および硬貨を返却する取引である。メニュー画面40において操作者により「03:計数」ボタンが選択されると、当該計数取引が開始する。制御部150は、計数取引において、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部133に表示させる。その後、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117から投入された紙幣および硬貨を計数する。ここで、紙幣鑑別部105により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部103に集積され、硬貨鑑別部119により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部121に集積される。また、紙幣鑑別部105によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口101から返却され、硬貨鑑別部119によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部123から返却される。
さらに、制御部150は、計数により得られた入金合計金額を操作表示部133に表示させる。そして、操作者により入金合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部103の紙幣が紙幣投入口101から返却され、硬貨一時保留部121の硬貨が硬貨返却部123から返却される。
(補充取引)
補充取引は、紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ125に補充するための取引である。メニュー画面40において操作者により「04:補充」ボタンが選択されると、当該補充取引が開始する。制御部150は、補充取引において、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部133に表示させる。そして、紙幣投入口101および硬貨投入口117に紙幣および硬貨が投入されると、制御部150は、投入された紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ125に収納するための制御を行う。
(締め取引)
締め取引は、売上金を回収するための売上処理取引の1つである。メニュー画面40において操作者により「05:締め」ボタンが選択されると、当該締め取引が開始する。制御部150は、締め取引において、「前回の締め取引以降の入金合計金額」-「前回の締め取引以降の出金合計金額」の演算により売上金額を確定する。
(売上回収取引)
売上回収取引は、売上金を回収するための売上処理取引の1つである。メニュー画面40において操作者により「06:売上回収」ボタンが選択されると、当該売上回収取引が開始する。制御部150は、紙幣カセットおよび出金ホッパ125から売上金額に相当する現金である売上金を回収カセット113および硬貨回収庫127に移動させることを示す表示画面を操作表示部133に表示させる。そして、制御部150は、操作者が確認操作を行った後に、紙幣カセットおよび出金ホッパ125から回収カセット113および硬貨回収庫127に売上金を移動させる。なお、詳細には、紙幣は、紙幣カセットから紙幣一時保留部103に移動された後に、紙幣一時保留部103から回収カセット113に移動される。同様に、硬貨は、出金ホッパ125から硬貨回収一時庫126に移動された後に、硬貨回収一時庫126から硬貨回収庫127に移動される。
ここで、制御部150は、売上金の移動に先立ち、売上金額に相当する現金の金種毎の枚数を特定する。そして、制御部150は、当該特定に従って売上金を移動させる。または、操作者が売上金額に相当する現金の金種毎の枚数を指定し、制御部150は、当該指定に従って売上金を移動させてもよい。
制御部150は、売上金の移動が終了した後、現金処理装置1のフロント扉鍵143を解錠し、回収カセット113および硬貨回収庫127の脱着誘導を操作表示部133に表示させる。フロント扉141が開かれ、回収カセット113および硬貨回収庫127が脱着され、売上金が操作者により回収され、空の回収カセット113および硬貨回収庫127がセットされると、処理が完了する。操作者は、回収した売上金を例えば金融機関などに入金する。なお、上記では売上回収取引において現金移動が行われる例を説明したが、現金処理装置1は、締め取引で売上金額の確定および現金移動を行い、売上回収取引でフロント扉鍵143の解錠などを行ってもよい。
(精査取引)
精査取引は、現金処理装置1内の有高を集計するための処理である。メニュー画面40において操作者により「07:精査」ボタンが選択されると、当該精査取引が開始する。制御部150は、精査取引において、現金処理装置1のフロント扉鍵143を解錠し、紙幣カセットからの紙幣の取り出し、および出金ホッパ125からの硬貨の取り出しを誘導する画面を操作表示部133に表示させる。その後、操作者によりフロント扉141が開かれ、紙幣および硬貨の取り出しが行われ、現金処理装置1のフロント扉141が閉められると、制御部150は、紙幣および硬貨の投入を誘導する画面を操作表示部133に表示させる。
その後、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117から投入された紙幣および硬貨を計数する。ここで、紙幣鑑別部105により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部103に集積され、硬貨鑑別部119により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部121に集積される。また、紙幣鑑別部105によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口101から返却され、硬貨鑑別部119によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部123から返却される。
さらに、制御部150は、計数により得られた合計金額を操作表示部133に表示させる。そして、操作者により合計金額の確認操作が行われると、搬送部が紙幣一時保留部103から紙幣カセットに紙幣を搬送し、紙幣カセットが当該紙幣を収納する。同様に、搬送部が硬貨一時保留部121から出金ホッパ125に硬貨を搬送し、出金ホッパ125が当該硬貨を収納する。
(照会取引)
照会取引は、現金処理装置1内の有高を照会するための取引である。メニュー画面40において操作者により「08:照会」ボタンが選択されると、当該照会取引が開始する。制御部150は、照会取引において、記憶部160を参照して、各紙幣カセットおよび出金ホッパ125が収納している各金種の現金の枚数を操作表示部133に表示させる。
(両替取引)
両替取引は、投入された現金と同金額の現金を、投入された現金と異なる金種で出金するための取引である。メニュー画面40において操作者により「09:両替」ボタンが選択されると、当該両替取引が開始する。制御部150は、両替取引において、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、紙幣投入口101および硬貨投入口117を現金の投入待ち状態に遷移させる。そして、制御部150は、投入された現金と同金額の現金を、例えば操作者により指定された金種構成で紙幣投入口101および硬貨出金箱129から出金させる。
<3.課題の整理>
上述した売上回収取引の際に、紙幣カセットおよび出金ホッパ125が収納している現金の金種毎の枚数によっては、1または2以上の金種で、売上金を構成するための現金の枚数が不足し得る。例えば、千券を2枚収納している現金処理装置に万券2枚(売上金1万6千円および釣銭準備金を4千円)が入金された状態で売上金1万6千円の売上回収取引を行おうとすると、千券が4枚不足し、売上回収取引が完了しない。
売上回収取引においてこのような不足が生じた場合、ある種の現金処理装置では、売上回収取引を終了する。このような場合、操作者が、メニュー画面において照会取引を選択し、現金処理装置内の各金種の現金の枚数を確認し、枚数が不足している金種を特定する。そして、操作者がメニュー画面において補充取引または両替取引を選択し、不足している金種の現金を現金処理装置に投入する。さらに、操作者がメニュー画面において売上回収取引を選択し、売上回収取引を再開する。
しかし、操作者が照会取引において枚数が不足している金種を特定すること、および、操作者がメニュー画面を介して複数回に亘って取引を選択することは、操作者にとって手間であった。
そこで、本件発明者は上記事情を一着眼点にして本発明の一実施形態による現金処理装置1を創作するに至った。本発明の一実施形態によれば、売上回収取引における現金の不足に操作者がより容易に対処することが可能となる。以下、このような本発明の一実施形態による現金処理装置1の幾つかの動作例を順次詳細に説明する。
<4.現金処理装置の動作>
現金処理装置1の制御部150は、売上回収取引において、売上金を構成する現金の金種毎の枚数、すなわち金種毎の移動枚数を特定する。また、制御部150は、記憶部160を参照して、紙幣カセットおよび出金ホッパ125に収納されている現金の金種毎の枚数である収納枚数を確認する。全ての金種において収納枚数が移動枚数以上であれば、制御部150は売上回収取引において現金の移動を実行する。一方、移動枚数に対して収納枚数が不足する金種である不足金種がある場合には、そのまま現金の移動を実行することは困難である。以下では、このような不足金種がある場合に行われ得る現金処理装置1の動作例を中心に説明する。
(4-1.第1の動作例)
第1の動作例では、制御部150は、売上回収取引において不足金種がある場合、当該不足金種を示す表示画面(不足通知画面)を操作表示部133に表示させる。以下、図3および図4を参照して当該第1の動作例を説明する。
図3は、現金処理装置1の第1の動作例を示すフローチャートである。メニュー画面において「06:売上回収」ボタンが選択されると、制御部150が金種毎の移動枚数を特定する(S210)。また、制御部150は、記憶部160を参照して、金種毎の収納枚数を確認する(S220)。ここで、移動枚数に対して収納枚数が不足する金種(不足金種)が無ければ(S230/No)、制御部150は、S210において特定した金種毎の収納枚数に従って現金の移動を実行する(S240)。
一方、不足金種がある場合(S230/Yes)、制御部150は操作表示部133に不足通知画面を表示させる(S250)。
図4は、不足通知画面の具体例を示す説明図である。図4に示したように、不足通知画面は、不足金種があることを示す「回収をするには次の金種の枚数が不足しています。」というメッセージ、両替を促す「両替をおこなってください。」というメッセージ、不足金種および不足枚数を示す不足内容表示60を含む。操作者は、当該不足通知画面を見て不足金種があることを理解し、さらに、不足金種および不足枚数を把握することができる。図4の例では、不足金種が五百円および百円で、五百円の不足枚数が1枚であり、百円の不足枚数が3枚である。
その後、操作表示部133がメニュー画面を表示し(S260)、操作者が、メニュー画面において「09:両替」ボタンを選択し、両替取引を実行する(S270)。この両替取引において、操作者は、不足内容表示60から把握した不足金種および不足枚数に基づき、五百円1枚および百円5枚の計1000円を現金処理装置1に投入し、千券1枚の出金を得る。
両替取引の終了後、操作表示部133がメニュー画面を再度表示し(S280)、操作者が「06:売上回収」ボタンを選択すると(S290)、売上回収取引が実行され、S210からの処理が行われる。2回目の売上回収取引では、両替取引により不足金種が解消されているので、S240において現金移動が実行されることが期待される。
このように、第1の動作例によれば、不足通知画面の表示に基づき操作者が不足金種を把握できる。従って、操作者は、現金処理装置1内の各金種の枚数を確認する照会取引を行うことなく、両替取引において不足金種を投入することが可能である。さらに、操作者は、不足通知画面の表示に基づき不足金種の不足枚数も把握できるので、両替取引において不足金種を適切な枚数だけ現金処理装置1に投入することが可能である。すなわち、当該第1の動作例によれば、売上回収取引における現金の不足に操作者がより容易に対処することが可能となる。
なお、上述した第1の動作例、および以下に説明する第2~第3の動作例では、不足金種がある場合に両替取引の実行が誘導される例を主に説明するが、現金の投入を伴う他の取引(例えば、補充取引)の実行が誘導されてもよい。
(4-2.第2の動作例)
第2の動作例では、制御部150は、売上回収取引において不足金種がある場合、メニュー画面の表示を経ずに両替取引などを実行して売上回収取引を再開する。以下、図5および図6を参照して当該第2の動作例を説明する。
図5は、現金処理装置1の第2の動作例を示すフローチャートである。図5に示したS210~S240の処理は図3を参照して説明したS210~S240の処理の通りである。
S230において不足金種がある場合(S230/Yes)、制御部150は操作表示部133に現金投入誘導画面を表示させる(S350)。
図6は、現金投入誘導画面の具体例を示す説明図である。図6に示したように、現金投入誘導画面は、両替取引に自動移行する旨を示す「次の金種の枚数が不足していますので両替を行います。」というメッセージ、不足金種の投入を誘導する「不足金種枚数を投入してください。」というメッセージ、不足金種および不足枚数を示す不足内容表示60を含む。図6の例では、不足金種が五百円および百円で、五百円の不足枚数が1枚であり、百円の不足枚数が3枚である。
続いて、現金処理装置1は、メニュー画面の表示を経ずに、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、自動的に現金の投入待ち状態に遷移する(S360)。そして、操作者が現金処理装置1に現金を投入して、両替取引を実行する(S370)。この両替取引において、操作者は、不足内容表示60から把握した不足金種および不足枚数に基づき、五百円1枚および百円5枚の計1000円を現金処理装置1に投入し、千券1枚の出金を得る。
その後、現金処理装置1がメニュー画面の表示を経ずに売上回収取引を再開し、S220からの処理が行われる。再開された売上回収取引では、両替取引により不足金種が解消されているので、S240において現金移動が実行されることが期待される。
このように、第2の動作例によれば、操作者が不足金種および不足枚数を容易に把握でき、かつ、メニュー画面を経る煩雑な操作を簡素化することが可能である。
(4-3.第3の動作例)
第3の動作例では、制御部150は、売上回収取引において不足金種がある場合、金種毎の投入枚数を含む現金投入誘導画面を操作表示部133に表示させる。以下、図7および図8を参照して当該第3の動作例を説明する。
図7は、現金処理装置1の第3の動作例を示すフローチャートである。図7に示したS210~S240の処理は図3を参照して説明したS210~S240の処理の通りである。
S230において不足金種がある場合(S230/Yes)、制御部150は、金種毎の望ましい投入枚数を判断する(S342)。そして、制御部150は、金種毎の投入枚数を含む現金投入誘導画面を操作表示部133に表示させる(S352)。
図8は、金種毎の投入枚数を含む現金投入誘導画面の具体例を示す説明図である。図8に示したように、当該現金投入誘導画面は、両替取引に自動移行する旨を示す「次の金種の枚数が不足していますので両替を行います。」というメッセージ、不足金種の投入を誘導する「投入枚数に従い投入してください。」というメッセージを含む。さらに、当該現金投入誘導画面は、不足金種、不足枚数および投入枚数を示す投入内容表示62を含む。図8の例では、不足金種である五百円の投入枚数が1枚であり、不足金種である百円の投入枚数が5枚である。
続いて、現金処理装置1は、メニュー画面の表示を経ずに、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、自動的に現金の投入待ち状態に遷移する(S360)。そして、操作者が現金処理装置1に現金を投入して、両替取引を実行する(S370)。この両替取引において、操作者は、投入内容表示62に従い、五百円1枚および百円5枚の計1000円を現金処理装置1に投入し、千券1枚の出金を得る。
その後、現金処理装置1がメニュー画面の表示を経ずに売上回収取引を再開し、S220からの処理が行われる。再開された売上回収取引では、両替取引により不足金種が解消されているので、S240において現金移動が実行されることが期待される。
このように、第3の動作例によれば、操作者が、不足金種の不足枚数だけでなく、現金処理装置1に投入すべき各金種の枚数である投入枚数も容易に把握できる。このため、売上回収取引における現金の不足に操作者が一層容易に対処することが可能となる。
特に、当該第3の動作例では、不足金種でない金種についての投入枚数も表示し得る。例えば、五百円の不足枚数が1枚であり、百円の不足枚数が3枚であり、千円を1枚出金してしまうと千円も不足金種となってしまう場合に、制御部150は、五百円1枚、百円5枚、および千円4枚を投入枚数として操作表示部133に表示させ、両替取引において五千円1枚を出金することが可能である。すなわち、第3の動作例によれば、一度の両替取引でより確実に不足金種を解消することが可能である。
<5.むすび>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、売上回収取引において操作者が容易に不足金種などを把握するができる。結果、売上回収取引における現金の不足に操作者がより容易に対処することが可能となる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書の現金処理装置1の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、現金処理装置1の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、現金処理装置1に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した現金処理装置1の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
1 現金処理装置
101 紙幣投入口
103 紙幣一時保留部
105 紙幣鑑別部
107 万券カセット
109 五千券カセット
111 千券カセット
113 回収カセット
115 リジェクト部
117 硬貨投入口
119 硬貨鑑別部
121 硬貨一時保留部
123 硬貨返却部
125 出金ホッパ
126 硬貨回収一時庫
127 硬貨回収庫
129 硬貨出金箱
131 カードリーダ部
133 操作表示部
141 フロント扉
143 フロント扉鍵
150 制御部
160 記憶部



Claims (6)

  1. 出金取引において出金される現金を金種毎に収納する第1の現金収納部と、
    第2の現金収納部と、
    売上金を前記第1の現金収納部から前記第2の現金収納部に搬送する搬送部と、
    表示部と、
    前記売上金を回収用の現金として前記第2の現金収納部が収容するための前記第1の現金収納部から前記第2の現金収納部への前記売上金の搬送を伴う売上処理取引に際し、前記売上金を構成する各金種の現金に対して、前記第1の現金収納部に収納された現金が不足する金種である不足金種がある場合に、当該不足金種を示す表示画面を前記表示部に表示させる制御部と、
    を備える、現金処理装置。
  2. 前記制御部は、前記不足金種がある場合、現金の投入を伴う取引に自動移行する旨を示すメッセージを前記表示部に表示させ、前記売上処理取引を一時停止して前記現金処理装置の状態を現金の投入待ち状態に遷移させ、前記現金の投入を伴う取引で現金が投入されて前記不足金種が解消された後に、取引選択画面の表示を経ずに前記売上処理取引を再開する、請求項1に記載の現金処理装置。
  3. 前記制御部は、前記不足金種がある場合、取引選択画面の表示を経ずに前記現金処理装置の状態を現金の投入待ち状態に遷移させる、請求項2に記載の現金処理装置。
  4. 前記現金の投入を伴う処理は、両替取引または補充取引である、請求項2または3に記載の現金処理装置。
  5. 前記表示画面は、前記不足金種について、前記売上金を構成する現金に対して前記第1の現金収納部に収納された現金が不足する枚数である不足枚数をさらに示す、請求項1~までのいずれか一項に記載の現金処理装置。
  6. 前記表示画面は、前記不足金種について、前記現金処理装置に投入すべき現金の枚数である投入枚数をさらに示す、請求項2~までのいずれか一項に記載の現金処理装置。

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