JPH07249150A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH07249150A
JPH07249150A JP3690694A JP3690694A JPH07249150A JP H07249150 A JPH07249150 A JP H07249150A JP 3690694 A JP3690694 A JP 3690694A JP 3690694 A JP3690694 A JP 3690694A JP H07249150 A JPH07249150 A JP H07249150A
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JP3690694A
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English (en)
Inventor
Toru Otsuka
徹 大塚
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作性を損なうことなく、より小型化が可能な
自動取引装置を提供する。 【構成】操作部2の水平面に紙幣入出口5を形成し、こ
の紙幣入出口5の開口部にそこを開閉自在に移動するパ
ネル状の表示操作部6が設けられる。表示操作部6は、
必要に応じて開閉制御される。表示操作部6の開閉動作
時は、利用者が表示操作部6に触れたかどうかを監視
し、利用者が表示操作部6に触れた場合は、その動作を
一時停止し、利用者に対し操作案内を表示して次の操作
を促し、この操作案内に基づき利用者が行った操作に従
って、表示操作部6の動作を再び開始する。表示操作部
6の開動作時、その開動作が完了して、紙幣入出口5の
開口部が開いた状態のときでも、表示操作部6は、操作
案内を表示して利用者に操作を促したり、利用者が操作
を行うことが可能な位置に停止するよう制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、銀行などの
金融機関において、利用者の操作によって入出金取引等
を自動的に行う自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者の差し出すカードまたは通
帳を受け入れ、利用者からの出金要求額に相当する現金
を自動的に支払ったり、利用者から差し出された現金を
自動的に受け入れたりする現金自動入出金機などの自動
取引装置が、銀行窓口の自動化機器として急速に発達
し、各銀行に導入されて利用者に迅速なサービスを展開
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、この種の自動
取引装置にあっては、その筐体の前面(接客部分)に、
利用者が取引に必要な操作を行うための操作部が形成さ
れている。操作部には、取引媒体としてのカードおよび
通帳等の挿入口、操作表示パネル、もう一つの取引媒体
である紙幣や硬貨の入出口等が平面的に配置されている
のが一般的である。しかし、それらを平面的に並べた場
合、操作部には少なくともそれらの合計の面積が必要で
あり、近年ますます強くなっている小型化の要求に応じ
る上で大きな障害となってきている。
【0004】また、従来のままで自動取引装置の小型化
を進めた場合、カードや通帳の挿入口、操作表示パネ
ル、紙幣や硬貨の入出口等の各部分を小型化することと
なり、そのため、操作性の低下という問題が発生する。
そこで、本発明は、操作性を損なうことなく、より小型
化が可能な自動取引装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動取引装置
は、利用者の操作に基づき所定の取引を自動的に行い、
かつ、利用者に対してその取引に係る取引媒体の受入れ
および排出のうち少なくともいずれか一方を行う自動取
引装置において、前記取引媒体の受入れおよび排出のう
ち少なくともいずれか一方を行うための媒体口と、この
媒体口の開口部にそこを開閉自在に設けられ、前記利用
者に対して少なくとも操作案内を表示する表示手段、お
よび、この表示手段に表示された内容に基づき前記利用
者が少なくとも取引に必要な操作を行う操作手段からな
る表示操作部と、この表示操作部を必要に応じて開閉移
動せしめる制御手段とを具備している。
【0006】また、本発明の自動取引装置は、利用者の
操作に基づき所定の取引を自動的に行い、かつ、利用者
に対してその取引に係る取引媒体の受入れおよび排出の
うち少なくともいずれか一方を行う自動取引装置におい
て、前記取引媒体の受入れおよび排出のうち少なくとも
いずれか一方を行うための媒体口と、この媒体口の開口
部にそこを開閉自在に設けられ、前記利用者に対して少
なくとも操作案内を表示する表示手段、および、この表
示手段に表示された内容に基づき前記利用者が少なくと
も取引に必要な操作を行う操作手段からなる表示操作部
と、この表示操作部を必要に応じて開閉移動せしめる第
1の制御手段と、前記表示操作部の移動時、前記操作手
段において前記利用者が操作を行うと、前記表示操作部
の移動を停止させる第2の制御手段と、この第2の制御
手段で前記表示操作部の移動が停止されたとき、前記表
示手段によって前記利用者に対し所定の操作案内を表示
し、その操作案内に基づき前記利用者が前記操作手段を
操作すると、前記表示操作部の移動を再開させる第3の
制御手段とを具備している。
【0007】また、本発明の自動取引装置は、利用者の
操作に基づき所定の取引を自動的に行い、かつ、利用者
に対してその取引に係る取引媒体の受入れおよび排出の
うち少なくともいずれか一方を行う自動取引装置におい
て、前記取引媒体の受入れおよび排出のうち少なくとも
いずれか一方を行うための媒体口と、この媒体口の開口
部にそこを開閉自在に設けられ、前記利用者に対して少
なくとも操作案内を表示する表示手段、および、この表
示手段に表示された内容に基づき前記利用者が少なくと
も取引に必要な操作を行う操作手段からなる表示操作部
と、この表示操作部を必要に応じて開閉移動せしめると
ともに、前記表示操作部の開動作が終了して前記開口部
が開放されたとき、前記表示手段の少なくとも一部が目
視でき、かつ、前記操作手段の少なくとも一部が操作で
きる位置に前記表示操作部が停止するように、前記表示
操作部の移動を制御する制御手段とを具備している。
【0008】また、本発明の自動取引装置は、利用者の
操作に基づき所定の取引を自動的に行い、かつ、利用者
に対してその取引に係る取引媒体の受入れおよび排出の
うち少なくともいずれか一方を行う自動取引装置におい
て、前記取引媒体の受入れおよび排出のうち少なくとも
いずれか一方を行うための媒体口と、この媒体口の開口
部にそこを開閉自在に設けられ、前記利用者に対して少
なくとも操作案内を表示する表示手段、および、この表
示手段に表示された内容に基づき前記利用者が少なくと
も取引に必要な操作を行う操作手段からなる表示操作部
と、この表示操作部を必要に応じて開閉移動せしめると
ともに、前記表示操作部の開動作が終了して前記開口部
が開放されたとき、前記表示手段の少なくとも一部が目
視でき、かつ、前記操作手段の少なくとも一部が操作で
きる位置に前記表示操作部が停止するように、前記表示
操作部の移動を制御する第1の制御手段と、前記表示操
作部の移動時、前記操作手段において前記利用者が操作
を行うと、前記表示操作部の移動を停止させる第2の制
御手段と、この第2の制御手段で前記表示操作部の移動
が停止されたとき、前記表示手段によって前記利用者に
対し所定の操作案内を表示し、その操作案内に基づき前
記利用者が前記操作手段を操作すると、前記表示操作部
の移動を再開させる第3の制御手段とを具備している。
【0009】さらに、本発明の自動取引装置は、利用者
の操作に基づき現金の入金およびあるいは出金取引を自
動的に行い、かつ、利用者に対してその取引に係る現金
の受入れおよびあるいは払出を行う自動取引装置におい
て、前記現金の受入れおよびあるいは払出を行うための
現金口と、この現金口の開口部にそこを開閉自在に設け
られ、前記利用者に対して少なくとも操作案内を表示す
る表示パネル、および、この表示パネルに表示された内
容に基づき前記利用者が少なくとも取引に必要な操作を
行う操作パネルからなるパネル状の表示操作部と、この
表示操作部を必要に応じて開閉移動せしめる制御手段と
を具備している。
【0010】
【作用】たとえば、現金などの取引媒体の受入れおよび
排出のうち少なくともいずれか一方を行うための媒体口
の開口部に、利用者に対する操作案内を表示するととも
に、その表示内容に基づき利用者が取引に必要な操作を
行うパネル状の表示操作部を開閉自在に設け、この表示
操作部を必要に応じて開閉制御することにより、操作性
を損なうことなく、より小型化が可能な自動取引装置が
実現できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1(a)(b)は、本実施例に係る現
金自動入出金機の構成を概略的に示すものである。図1
(a)(b)において、筐体1の前面には略L字形状の
操作部2が形成されている。操作部2の垂直面には、口
座情報などが記録されている取引媒体としての磁気カー
ドを挿入するカード挿入口3、同じく口座情報などが記
録されている取引媒体としての磁気通帳を挿入する通帳
挿入口4が設けられている。
【0012】一方、操作部2の水平面には、媒体口とし
ての紙幣入出口5および表示操作部6が設けられてい
る。紙幣入出口5は、操作部2の水平面に凹状に形成さ
れていて、もう1つの取引媒体である紙幣、たとえば、
預金、振替え、振込みすべき紙幣を一括して投入し得る
とともに、利用者に対し支払う紙幣を放出するものであ
る。
【0013】表示操作部6は、後述するように矩形のパ
ネル状に形成されていて、紙幣入出口5の開口部を開閉
自在に移動できるように設けられており、紙幣入出口5
の開口部の蓋としての役割も兼ねている。また、表示操
作部6は、操作手順等の操作案内、その他の情報をイラ
スト、文字、あるいは文言によって表示し、利用者を誘
導するとともに、その表示によって暗証番号、金額、口
座番号、取引の承認、確認、あるいは取消しなどに応じ
た表示部分を押圧することにより、タッチセンサ(図示
しない)がそれを検知し、後述する主制御部31へ対応
する信号を出力する、いわゆるキー操作が行われるもの
である。すなわち、たとえば、「暗証番号を押して下さ
い」という文言を表示するとともに、暗証番号を入力す
るためのテンキーなどの表示を行うようになっている。
そして、実行される処理の進行にともなってその表示内
容を変化させていくようになっている。
【0014】ここで、表示操作部6の開閉動作について
説明しておく。図1(a)は、表示操作部6が開動作を
行って紙幣入出口5の開口部を開くように移動し、その
開動作を完了したときの状態を示したもので、この状態
において、利用者が紙幣入出口5に対して、紙幣を取出
したり、あるいは、紙幣を挿入することが可能となる。
また、図1(a)からも明らかなように、表示操作部6
は、開動作を完了して、紙幣入出口5の開口部が開かれ
た状態であっても、表示操作部6の少なくとも一部は利
用者により目視できるような位置にあり、利用者は表示
操作部6の表示を参照しつつ紙幣の出し入れを行った
り、紙幣の出し入れ後に、表示操作部6の操作を行うこ
ともできるようになっている。
【0015】図1(b)は、表示操作部6が閉動作を行
って紙幣入出口5の開口部を閉じるように移動し、その
閉動作を完了したときの状態を示したもので、この状態
では、表示操作部6は紙幣入出口5の蓋となって、利用
者が紙幣入出口5に触れられないようになっている。
【0016】図2(a)(b)は、表示操作部6および
その移動機構を示すものである。図2(a)(b)にお
いて、表示操作部6は、表示手段としての液晶表示パネ
ル6aと、その表面上に積層された操作手段としての透
明なタッチセンサ内蔵のタッチパネル6bとから構成さ
れており、液晶表示パネル6aに表示された内容を参照
して画面に直接触れることにより操作が行えるようにな
っている。表示操作部6の移動方向と平行な一端には、
スライドアーム10、11の各一端が固定され、このス
ライドアーム10、11の各他端は、表示操作部6の一
端側においてその移動方向と平行に配設されたスライド
レール12に摺動自在に支持されている。
【0017】一方、表示操作部6の移動方向と平行な他
端側には、その移動方向と平行な方向に所定間隔あけ
て、2つのプーリ16、17が配設されていて、これら
プーリ16、17間には無端状のタイミングベルト14
が掛け渡されている。タイミングベルト14の中途部に
は、結合部材13を介して表示操作部6の他端が固定さ
れている。
【0018】一方のプーリ16は、モータ(例えばステ
ッピングモータ)15の回転軸に固定されていて、この
モータ15を駆動して、タイミングベルト14を回転動
作させることにより、紙幣入出口5の開口部に対して表
示操作部6を、図示矢印方向に開閉移動するようになっ
ている。
【0019】図3は、上記した現金自動入出金機の内部
構成を概略的に示すもので、カードリーダ・レシートプ
リンタユニット21、通帳プリンタユニット22、紙幣
入出金ユニット23、接客ユニット25、音声案内ユニ
ット26、内部モニタ27、記憶部としてのRAM2
8、フロッピーディスク装置29、伝送制御部30、主
制御部31、電源部32などによって構成される。
【0020】カードリーダ・レシートプリンタユニット
21は、カード挿入口3から挿入された磁気カードを受
け入れて、その磁気カード上の磁気ストライプから口座
番号などの口座情報を読取るとともに、取引内容を印字
したレシートを発行し、カード挿入口3から排出するも
のである。
【0021】通帳プリンタユニット22は、通帳挿入口
4から挿入された通帳を受入れて、その通帳の磁気スト
ライプに対して、データの読取りあるいは書込みを行う
とともに、その通帳に対して取引内容を印字するもので
ある。
【0022】紙幣入出金ユニット23は、紙幣入出口5
に投入された紙幣を受け入れたり、指定された金額の紙
幣を計数して紙幣カセットから取出し、紙幣入出口5に
払出すものである。
【0023】接客ユニット25は、主に表示操作部6か
ら構成され、表示操作部6の表示制御および開閉動作制
御を行うものである。音声案内ユニット26は、図示し
ないスピーカにより利用者に対し音声案内を行うもので
ある。
【0024】内部モニタ27は、係員に、この装置の状
態を通知するとともに、係員による操作指示の入力が行
われるものである。記憶部28は、各種データの記憶に
用いられる。
【0025】フロッピーディスク装置29は、この装置
の運用に係る処理手順のプログラムを格納するととも
に、取引に供する各種の情報や取引の記録、この装置の
稼働状況の記録、この装置固有に設定された特殊な情報
の格納などを行う。
【0026】伝送制御部30は通信回線により、ホスト
コンピュータとオンライン接続されていて、必要に応じ
てホストコンピュータとオンライン交信するようになっ
ている。
【0027】主制御部31は、フロッピーディスク装置
29内のプログラム情報を参照しつつ、各ユニット21
〜26、内部モニタ27、記憶部28、および伝送制御
部30を制御して、所定の取引動作を行わしめるもので
ある。
【0028】次に、利用者が出金取引を行う場合を例に
とり、図4および図5に示すフローチャートを参照し
て、表示操作部6の開閉動作処理について説明する。表
示操作部6が紙幣入出口5の開口部を閉じた状態におい
て、利用者は、まず、カード挿入口3に磁気カードを挿
入すると、カードリーダ・レシートプリンタユニット2
1は、その磁気カードを受け入れて、磁気ストライプか
ら口座番号などの口座情報を読取る。そして、利用者が
表示操作部6の液晶表示パネル6aに表示された内容を
参照してタッチパネル6bに直接触れ、出金取引を行う
ための操作を開始し、出金要求額を入力すると、主制御
部31は伝送制御部30を介してホストコンピュータと
交信を行う。
【0029】ホストコンピュータにおいて、出金要求額
が利用者の預金残高の範囲内であると判断すると、出金
を許可する電文が主制御部31に送られてくる。主制御
部31では、この電文を受け取ると、カードリーダ・レ
シートプリンタユニット21でレシート印字を行うとと
もに、紙幣入出金ユニット23で出金紙幣の計数を行
い、磁気カードおよびレシートをカード挿入口3から排
出するとともに、紙幣入出口5に紙幣を放出する。
【0030】次に、表示操作部6の開動作処理が開始さ
れる。すなわち、まず、ステップS1では、表示操作部
6にその開動作の許可を求めるメッセージを表示し、ス
テップS2に進む。
【0031】ステップS2では、利用者が表示操作部6
のタッチパネル6bを介して表示操作部6の開動作の許
可を入力したか否かをチェックし、許可を入力した場合
はステップS3に進み、そうでないならば再びステップ
S2に戻る。すなわち、ステップS1で表示されたメッ
セージ文に対する応答がタッチパネル6bから入力され
るまで待ち状態となる。
【0032】ステップS3では、表示操作部6の開動作
を開始し、ステップS4に進む。ステップS4では、表
示操作部6の開動作時に利用者がタッチパネル6bに触
れたか否かをチェックし、触れていなければステップS
5に進む。
【0033】ところで、この表示操作部6の開動作時、
利用者がタッチパネル6bへの情報の入力の誤りに気付
いたり、また、誤ってタッチパネル6bに触れて何等か
の情報の入力をしてしまう可能性がある。その対応策と
して、表示操作部6の開動作中は、ステップS4におい
て常にタッチパネル6bへの入力操作を監視するように
して、表示操作部6の移動中にタッチパネル6bに触れ
た場合、表示操作部6の開動作を停止するようになって
いる。
【0034】ステップS5では、表示操作部6の開動作
が完了したか否かをチェックし、完了したときは、この
表示操作部6の開動作処理は終了し、完了していないと
きは、ステップS4に戻る。すなわち、ステップS3に
おいて表示操作部6の開動作が開始されてから開動作が
終了するまでの間、利用者がタッチパネル5bに触れた
か否かがチェックされる。
【0035】ステップS4で、表示操作部6の開動作中
に利用者がタッチパネル6bに触れた場合は、ステップ
S6に進み、まず、表示操作部6の移動動作を停止し、
ステップS7に進む。
【0036】ステップS7では、表示操作部6の液晶表
示パネル6aに利用者に対して操作のやり直しをするか
否かの問い合わせをするためのメッセージを表示して、
ステップS8に進み、タッチパネル6bに対する操作を
待つ。そして、利用者が操作のやり直しを要求する操作
を行った場合はステップS9に進み、また、利用者が操
作のやり直しを要求しない操作を行った場合はステップ
S3に戻り、表示操作部6の開動作を再開する。
【0037】ステップS9では、表示操作部6の閉動作
処理を開始する。この閉動作処理については後述する。
閉動作処理が終了すると、ステップS10に進み、開動
作処理が開始される前の処理、たとえば、この場合、ス
テップS1に戻り、表示操作部6の開動作処理が終了す
る。
【0038】このようにして、ステップS5で開動作が
完了して、開動作処理が終了すると、紙幣入出口5と表
示操作部6との位置関係は図1(a)に示したようにな
る。このとき、表示操作部6の開動作が終了しても、表
示操作部6の少なくとも一部が利用者によって目視でき
る位置に表示操作部6が停止するように制御される。こ
れにより、操作のやり直しを受け付けたり、紙幣入出口
5に対する紙幣の受取りや紙幣の投入を求めるメッセー
ジを表示できるようになっている。
【0039】さて、表示操作部6の開動作が終了し、紙
幣入出口5の開口部が開放されると、利用者は紙幣入出
口5に放出された紙幣を受け取る。そして、紙幣入出口
5から紙幣が取り除かれると、表示操作部6の閉動作処
理が開始される。すなわち、まず、ステップS21で
は、表示操作部6の閉動作を開始し、ステップS22に
進む。
【0040】ステップS22では、ステップS4と同様
な趣旨により、表示操作部6の閉動作時に利用者がタッ
チパネル6bに触れたか否かをチェックし、触れていな
ければステップS23に進む。
【0041】ステップS23では、表示操作部6の閉動
作が完了したか否かをチェックし、完了したときは、こ
の表示操作部6の閉動作処理は終了し、完了していない
ときは、ステップS22に戻る。すなわち、ステップS
21において表示操作部6の閉動作を開始してから閉動
作を終了するまでの間、利用者がタッチパネル6bに触
れたか否かをチェックする。
【0042】ステップS22で、表示操作部6の開動作
中に利用者がタッチパネル6bに触れた場合は、ステッ
プS24に進み、まず、表示操作部6の移動動作を停止
し、ステップS25に進む。
【0043】ステップS25では、表示操作部6の液晶
表示パネル6aに、利用者に対して操作のやり直しをす
るか否かの問い合わせをするためのメッセージを表示し
て、ステップS26に進み、タッチパネル6bに対する
操作を待つ。そして、利用者が操作のやり直しを要求し
ない操作を行った場合はステップS21に戻り、表示操
作部6の閉動作を再開する。
【0044】ステップS26で、利用者が操作のやり直
しを要求する操作を行った場合、ステップS27に進
む。ステップS27では、閉動作処理が開始される前の
処理、たとえば、この場合、図4に示すフローチャート
のステップS3に進み、表示操作部6の開動作を行う。
【0045】このようにして、ステップS23で閉動作
が完了して、紙幣入出口5の開口部が、表示操作部6に
より完全に閉じられた状態になると(図1(b)参
照)、出金取引がすべて終了したことになる。
【0046】また、利用者が入金取引を行う場合も、図
4に示したフローチャートに従って上述したように表示
操作部6の開動作処理が実行される。そして、ステップ
S5で開動作が完了したら、利用者は紙幣を紙幣入出口
5に投入し、次に、図5に示したフローチャートに従っ
て上述したように表示操作部6の閉動作処理が行われ
る。
【0047】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、紙幣入出口5を操作部2の水平面に形成し、その開
口部を開閉自在に移動できるようにパネル状の表示操作
部6を設けることにより、操作性を損なわずに現金自動
入出金機の小型化を実現することができる。
【0048】また、表示操作部6の移動時には、利用者
がタッチパネル6bに対し何等かの情報の入力を行った
かどうかをチェックすることにより、利用者がタッチパ
ネル6bへの情報の入力の誤りに気付いたり、また、誤
ってタッチパネル6bに触れて何等かの情報の入力をし
てしまったようなときの対応が容易になる。
【0049】また、表示操作部6の移動が完了して紙幣
入出口5の開口部が開かれた状態においても、利用者は
表示操作部6を見ることができるので、利用者は表示操
作部6の表示を参照しつつ紙幣の出し入れを行ったり、
紙幣の出し入れ後に、表示操作部6へ操作を行うことも
でき、操作性が向上する。
【0050】さらに、上記実施例によれば、表示操作部
6を閉じた状態のときは、利用者からは紙幣出入口5が
見えず、既に挿入した紙幣を抜き取ったり、装置内部に
みだりに触れるといった不正な使用を防止できるという
効果もある。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作性を損なうことなく、より小型化が可能な自動取引装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る現金自動入出金機の構
成を概略的に示すもので、(a)図は表示操作部が開い
た状態を示す外観斜視図、(b)図は表示操作部が閉じ
た状態を示す外観斜視図。
【図2】表示操作部およびその移動機構を概略的に示す
もので、(a)図は平面図、(b)図は側面図。
【図3】現金自動入出金機の内部構成を概略的に示すブ
ロック図。
【図4】表示操作部の開動作処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【図5】表示操作部の閉動作処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…筐体、2…操作部、3…カード挿入口、4…通帳挿
入口、5…紙幣入出口、6…表示操作部、6a…液晶表
示パネル、6b…タッチパネル、10、11…スライド
アーム、12…スライドレール、13…結合部材、14
…タイミングベルト、15…モータ、16、17…プー
リ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の操作に基づき所定の取引を自動
    的に行い、かつ、利用者に対してその取引に係る取引媒
    体の受入れおよび排出のうち少なくともいずれか一方を
    行う自動取引装置において、 前記取引媒体の受入れおよび排出のうち少なくともいず
    れか一方を行うための媒体口と、 この媒体口の開口部にそこを開閉自在に設けられ、前記
    利用者に対して少なくとも操作案内を表示する表示手
    段、および、この表示手段に表示された内容に基づき前
    記利用者が少なくとも取引に必要な操作を行う操作手段
    からなる表示操作部と、 この表示操作部を必要に応じて開閉移動せしめる制御手
    段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 利用者の操作に基づき所定の取引を自動
    的に行い、かつ、利用者に対してその取引に係る取引媒
    体の受入れおよび排出のうち少なくともいずれか一方を
    行う自動取引装置において、 前記取引媒体の受入れおよび排出のうち少なくともいず
    れか一方を行うための媒体口と、 この媒体口の開口部にそこを開閉自在に設けられ、前記
    利用者に対して少なくとも操作案内を表示する表示手
    段、および、この表示手段に表示された内容に基づき前
    記利用者が少なくとも取引に必要な操作を行う操作手段
    からなる表示操作部と、 この表示操作部を必要に応じて開閉移動せしめる第1の
    制御手段と、 前記表示操作部の移動時、前記操作手段において前記利
    用者が操作を行うと、前記表示操作部の移動を停止させ
    る第2の制御手段と、 この第2の制御手段で前記表示操作部の移動が停止され
    たとき、前記表示手段によって前記利用者に対し所定の
    操作案内を表示し、その操作案内に基づき前記利用者が
    前記操作手段を操作すると、前記表示操作部の移動を再
    開させる第3の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】 利用者の操作に基づき所定の取引を自動
    的に行い、かつ、利用者に対してその取引に係る取引媒
    体の受入れおよび排出のうち少なくともいずれか一方を
    行う自動取引装置において、 前記取引媒体の受入れおよび排出のうち少なくともいず
    れか一方を行うための媒体口と、 この媒体口の開口部にそこを開閉自在に設けられ、前記
    利用者に対して少なくとも操作案内を表示する表示手
    段、および、この表示手段に表示された内容に基づき前
    記利用者が少なくとも取引に必要な操作を行う操作手段
    からなる表示操作部と、 この表示操作部を必要に応じて開閉移動せしめるととも
    に、前記表示操作部の開動作が終了して前記開口部が開
    放されたとき、前記表示手段の少なくとも一部が目視で
    き、かつ、前記操作手段の少なくとも一部が操作できる
    位置に前記表示操作部が停止するように、前記表示操作
    部の移動を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 利用者の操作に基づき所定の取引を自動
    的に行い、かつ、利用者に対してその取引に係る取引媒
    体の受入れおよび排出のうち少なくともいずれか一方を
    行う自動取引装置において、 前記取引媒体の受入れおよび排出のうち少なくともいず
    れか一方を行うための媒体口と、 この媒体口の開口部にそこを開閉自在に設けられ、前記
    利用者に対して少なくとも操作案内を表示する表示手
    段、および、この表示手段に表示された内容に基づき前
    記利用者が少なくとも取引に必要な操作を行う操作手段
    からなる表示操作部と、 この表示操作部を必要に応じて開閉移動せしめるととも
    に、前記表示操作部の開動作が終了して前記開口部が開
    放されたとき、前記表示手段の少なくとも一部が目視で
    き、かつ、前記操作手段の少なくとも一部が操作できる
    位置に前記表示操作部が停止するように、前記表示操作
    部の移動を制御する第1の制御手段と、 前記表示操作部の移動時、前記操作手段において前記利
    用者が操作を行うと、前記表示操作部の移動を停止させ
    る第2の制御手段と、 この第2の制御手段で前記表示操作部の移動が停止され
    たとき、前記表示手段によって前記利用者に対し所定の
    操作案内を表示し、その操作案内に基づき前記利用者が
    前記操作手段を操作すると、前記表示操作部の移動を再
    開させる第3の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】 利用者の操作に基づき現金の入金および
    あるいは出金取引を自動的に行い、かつ、利用者に対し
    てその取引に係る現金の受入れおよびあるいは払出を行
    う自動取引装置において、 前記現金の受入れおよびあるいは払出を行うための現金
    口と、 この現金口の開口部にそこを開閉自在に設けられ、前記
    利用者に対して少なくとも操作案内を表示する表示パネ
    ル、および、この表示パネルに表示された内容に基づき
    前記利用者が少なくとも取引に必要な操作を行う操作パ
    ネルからなるパネル状の表示操作部と、 この表示操作部を必要に応じて開閉移動せしめる制御手
    段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009289034A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 現金自動取引装置
JP2016197341A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 沖電気工業株式会社 自動取引装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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