JPH10105782A - 自動取引装置並びに自動取引装置における操作画面表示方法 - Google Patents

自動取引装置並びに自動取引装置における操作画面表示方法

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JPH10105782A
JPH10105782A JP25996696A JP25996696A JPH10105782A JP H10105782 A JPH10105782 A JP H10105782A JP 25996696 A JP25996696 A JP 25996696A JP 25996696 A JP25996696 A JP 25996696A JP H10105782 A JPH10105782 A JP H10105782A
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Hidekatsu Sato
秀勝 佐藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現金自動貯出金機などの自動取引装置におい
て、磁気カード、預金通帳、紙幣などの各種の媒体を使
用して取引を行う際に、利用者にこれらの媒体の挿入あ
るいは受取りの操作の内容を確実に伝達すること。 【解決手段】 本発明の自動取引装置は、複数種類の媒
体の挿入及び放出を行う複数の媒体挿入兼放出口と、利
用者に対して操作方法の指示を行う画像表示装置とを備
え、利用者の操作に従って所定の取引を自動的に行う機
能を備える。利用者がこの自動取引装置を使用して取引
を行う際、画像表示装置の画面上に当該自動取引装置を
表す画像が表示されるとともに、取引の内容に応じて、
当該自動取引装置に所定の媒体が挿入される状態を表す
画像、あるいはその自動取引装置から所定の媒体が放出
される状態を表す画像が表示され、前記所定の媒体を表
す画像の方向及び動きによって、利用者に操作方法につ
いての指示が与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、銀行など
の金融機関で用いられ、不特定多数の利用者が操作する
現金自動預出金機(いわゆるATM)などの自動取引装
置において、利用者に対し、タッチパネル付画像表示装
置などを用いて取引に必要な操作画面を表示する自動取
引装置、特に操作画面の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者の差出す口座情報が記録さ
れた磁気カードもしくは磁気ストライプ付きの預金通帳
などを受入れて、ホストコンピュータ(センタ)とオン
ライン交信することによって利用者の要求する現金を自
動的に支払う現金自動支払機、あるいは、口座情報が記
録された磁気ストライプ付きの預金通帳を用いて、現金
を自動的に受入れる現金自動預金機、更に、これら複数
の機能を1台の機能にまとめた現金自動預出金機などの
自動取引装置が、銀行窓口の自動化機器として急速に発
達し、各銀行に導入されて、利用者に迅速なサービスを
提供している。
【0003】また、最近では、現金を受入れ、その受入
れた現金を他の銀行口座に振込んだり、磁気カードを用
いた取引により、所定金額を自分の口座から他の銀行口
座に振込んだりする振込取引を自動的に行う現金自動預
出金機が開発され、実用化されている。
【0004】このような不特定多数の利用者が利用する
自動取引装置においては、操作方法が直ぐに分かり、し
かも、簡単かつ迅速に操作できることが要求される。そ
こで、自動取引装置に内蔵された画像表示装置を用いて
取引に必要な操作画面を表示することによって、利用者
の操作の案内を行う様にしている。
【0005】従来、以上の様な自動取引装置を使用して
取引を行う場合、磁気カード、預金通帳、取引内容を印
字したレシート、紙幣及び硬貨の様な各種の媒体の挿入
あるい放出(受取り)を利用者に案内する場合、画像表
示装置の表示画面上に挿入すべき媒体あるいは放出され
る媒体の名称を表示するとともに、挿入口、放出口ある
いは挿入放出口のランプを、点灯あるいは点滅させてい
た。
【0006】従って、利用者は、画像表示装置の表示画
面から媒体の名称を読取り、次に、その媒体を自動取引
装置のどの部分から挿入あるいは受取るかをランプを頼
りに探す必要があった。このため、媒体を誤った場所に
挿入したり、媒体を誤った向きで挿入したり、あるい
は、受取るべき媒体を取り忘れたまま自動取引装置の前
を離れてしまうなどの問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
問題を解決すべくなされたもので、本発明の目的は、不
特定多数の利用者が操作する現金自動預出金機などの自
動取引装置において、例えば、磁気カード、預金通帳、
取引内容を印字したレシート、振込カード、紙幣及び硬
貨の様な各種の媒体を使用して取引を行う際に、利用者
にこれらの媒体の挿入あるいは受取りを行う際の操作の
内容を確実に伝達する機能を備え、操作性を向上させた
自動取引装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るこの発明
の自動取引装置は、複数種類の媒体の挿入及び放出を行
う複数の媒体挿入放出口と、利用者に対して操作案内画
面を表示する表示部とを有し、この表示部に表示される
操作案内画面に従い、かつ利用者により前記媒体挿入放
出口に挿入される媒体に基いて、利用者により指示され
た取引を自動的に行う自動取引装置において、前記表示
部に当該自動取引装置を表す画像を表示する第一の表示
制御手段と、前記第一の表示手段にて表示された当該自
動取引装置を表す画像中に、取引の内容に応じて、所定
の媒体が当該自動取引装置の所定の媒体挿入放出口に挿
入される状態又は所定の媒体が当該自動取引装置の所定
の媒体挿入放出口から放出される状態を表す画像を表示
する第二の表示制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2に係るこの発明の自動取引装置
は、請求項1に記載の自動取引装置において、前記第二
の表示制御手段は、所定の媒体を表す画像の動く方向に
よって、利用者に対して、前記媒体挿入放出口に所定の
媒体を挿入すること又は前記媒体挿入放出口から所定の
媒体が放出されること示すことを特徴とする。
【0010】請求項3に係るこの発明の自動取引装置
は、請求項1に記載の自動取引装置において、前記第二
の表示制御手段は、所定の媒体が前記媒体挿入口に挿入
された際、又は所定の媒体が前記媒体挿入口から抜き取
られた際に、前記表示部から所定の媒体を表す画像を消
去することを特徴とする。
【0011】請求項4に係るこの発明の自動取引装置
は、複数種類の媒体の挿入を行う複数の媒体挿入口と、
利用者に対して操作案内画面を表示する表示部とを有
し、この表示部に表示される操作案内画面に従い、かつ
利用者により前記媒体挿入口に挿入される媒体に基い
て、利用者により指示された取引を自動的に行う自動取
引装置において、前記表示部に当該自動取引装置を表す
画像を表示する第一の表示制御手段と、前記第一の表示
手段にて表示された当該自動取引装置を表す画像中に、
取引の内容に応じて、所定の媒体が当該自動取引装置の
所定の媒体挿入口に挿入される状態を、当該所定の媒体
を表す画像の動く方向によって表示する第二の表示制御
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項5に係るこの発明の自動取引装置
は、複数種類の媒体の放出を行う複数の媒体放出口と、
利用者に対して操作案内画面を表示する表示部とを有
し、この表示部に表示される操作案内画面に従い、利用
者により指示された取引を自動的に行う自動取引装置に
おいて、前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表
示する第一の表示制御手段と、前記第一の表示手段にて
表示された当該自動取引装置を表す画像中に、取引の内
容に応じて、所定の媒体が当該自動取引装置の所定の媒
体放出口から放出される状態を、当該所定の媒体を表す
画像の動く方向によって表示する第二の表示制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項6に係るこの発明の自動取引装置
は、複数種類の媒体の挿入及び放出を行う複数の媒体挿
入放出口と、利用者に対して操作案内画面を表示する表
示部とを有し、この表示部に表示される操作案内画面に
従い、かつ利用者により前記媒体挿入放出口より挿入さ
れる媒体に基いて、利用者により指示された取引を自動
的に行う自動取引装置において、前記表示部に当該自動
取引装置を表す画像を表示する第一の表示制御手段と、
利用者に対して複数の媒体の受け取りを指示する場合、
前記第一の表示手段にて表示された当該自動取引装置の
画像中の複数の媒体挿入放出口から複数の媒体が放出さ
れる状態を表す画像を表示する第二の表示制御手段と、
この第二の表示制御手段による表示内容の基いて、複数
の媒体が順次抜き取られると、前記表示部から抜き取ら
れた媒体を表す画像を順次消去する第三の表示制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項7に係るこの発明の自動取引装置に
おける操作画面表示方法は、複数種類の媒体の挿入及び
放出を行う複数の媒体挿入放出口と、利用者に対して操
作案内画面を表示する表示部とを有し、この表示部に表
示される操作案内画面に従い、かつ利用者により前記媒
体挿入放出口に挿入される媒体に基いて、利用者により
指示された取引を自動的に行う自動取引装置における操
作画面表示方法において、前記表示部に当該自動取引装
置を表す画像を表示し、かつ、前記表示部に表示された
当該自動取引装置を表す画像中に、取引の内容に応じ
て、所定の媒体が当該自動取引装置の所定の媒体挿入放
出口に挿入される状態又は所定の媒体が当該自動取引装
置の所定の媒体挿入放出口から放出される状態を表す画
像を表示することを特徴とする。
【0015】請求項8に係るこの発明の自動取引装置に
おける操作画面表示方法は、複数種類の媒体の挿入を行
う複数の媒体挿入口と、利用者に対して操作案内画面を
表示する表示部とを有し、この表示部に表示される操作
案内画面に従い、かつ利用者により前記媒体挿入口に挿
入される媒体に基いて、利用者により指示された取引を
自動的に行う自動取引装置における操作画面表示方法に
おいて、前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表
示し、かつ、前記表示部に表示された当該自動取引装置
を表す画像中に、取引の内容に応じて、所定の媒体が当
該自動取引装置の所定の媒体挿入口に挿入される状態
を、当該所定の媒体を表す画像の動く方向によって表示
することを特徴とする。
【0016】請求項9に係るこの発明の自動取引装置に
おける操作画面表示方法は、複数種類の媒体の放出を行
う複数の媒体放出口と、利用者に対して操作案内画面を
表示する表示部とを有し、この表示部に表示される操作
案内画面に従い、利用者により指示された取引を自動的
に行う自動取引装置における操作画面表示方法におい
て、前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示
し、かつ、前記表示部に表示された当該自動取引装置を
表す画像中に、取引の内容に応じて、所定の媒体が当該
自動取引装置の所定の媒体放出口から放出される状態
を、当該所定の媒体を表す画像の動く方向によって表示
することを特徴とする。
【0017】請求項10に係るこの発明の自動取引装置
における操作画面表示方法は、複数種類の媒体の挿入及
び放出を行う複数の媒体挿入放出口と、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示部とを有し、この表示部に
表示される操作案内画面に従い、かつ利用者により前記
媒体挿入放出口に挿入される媒体に基いて、利用者によ
り指示された取引を自動的に行う自動取引装置における
操作画面表示方法において、前記表示部に当該自動取引
装置を表す画像を表示し、かつ、利用者に対して複数の
媒体の受取りを指示する場合、前記表示部に表示された
当該自動取引装置の画像中の複数の媒体挿入放出口から
複数の媒体が放出される状態を表す画像を表示し、更
に、前記表示部に表示された表示内容の基いて、利用者
により複数の媒体が順次抜き取られると、前記表示部か
ら抜き取られた媒体を表す画像を順次消去することを特
徴とする。
【0018】請求項11に係るこの発明の自動取引装置
における操作画面表示方法は、通帳を挿入する通帳挿入
口と、カードを挿入するカード挿入口と、現金を入金す
る入金口と、利用者に対して操作案内画面を表示する表
示部とを有する自動取引装置における操作画面表示方法
において、この表示部に表示される操作案内画面に従
い、入金取引が選択された場合には、前記表示部に当該
自動取引装置を表す画像を表示するとともに、当該自動
取引装置を表す画像中の通帳挿入口に通帳が通帳挿入口
に挿入される状態を表す画像、並びに画像中のカード挿
入口にカードが挿入される状態を表す画像を表示し、利
用者により通帳又はカードの挿入が行われた後は、前記
表示部に表示された当該自動取引装置の画像中の入金口
に現金が入金される状態を表す画像を表示することを特
徴とする。
【0019】請求項12に係るこの発明の自動取引装置
における操作画面表示方法は、通帳を挿入する通帳挿入
口と、カードを挿入するカード挿入口と、現金が出金さ
れる出金口と、利用者に対して操作案内画面を表示する
表示部とを有する自動取引装置における操作画面表示方
法において、この表示部に表示される操作案内画面に従
い、出金取引が選択された場合には、前記表示部に当該
自動取引装置を表す画像を表示するとともに、当該自動
取引装置を表す画像中のカード挿入口にカードが挿入さ
れる状態を表す画像を表示し、利用者によりカードの挿
入が行われ、出金額の指定が行われて出金取引が実行さ
れた際には、前記表示部に表示された当該自動取引装置
の画像中のカード挿入口からカードが放出される状態を
表す画像を表示し、次いで、前記表示部に表示された当
該自動取引装置の画像中の出金口から現金が出金される
画像を表示することを特徴とする。
【0020】請求項13に係るこの発明の自動取引装置
における操作画面表示方法は、キャッシュカード並びに
振込券を挿入するカード挿入口と、現金を入金する入金
口と、利用者に対して操作案内画面を表示する表示部と
を有する自動取引装置における操作画面表示方法におい
て、この表示部に表示される操作案内画面に従い、キャ
ッシュカードを使用して振込取引を行うことが選択され
た場合には、前記表示部に当該自動取引装置を表す画像
を表示するとともに、当該自動取引装置を表す画像中の
カード挿入口にキャッシュカードが挿入される状態を表
す画像を表示し、一方、前記表示部に表示される操作案
内画面に従い、振込券を使用して振込取引を行うことが
選択された場合には、前記表示部に当該自動取引装置を
表す画像を表示するとともに、当該自動取引装置を表す
画像中のカード挿入口に振込券が挿入される状態を表す
画像を表示し、更に、振込券の挿入が行われた後は、前
記表示部に表示された当該自動取引装置を表す画像中の
入金口に現金が挿入される状態を表す画像を表示するこ
とを特徴とする。
【0021】請求項14に係るこの発明の自動取引装置
における操作画面表示方法は、通帳を挿入する通帳挿入
口と、この通帳挿入口に挿入された通帳に対して取引の
内容を印字する印字部と、利用者に対して操作案内画面
を表示する表示部とを有する自動取引装置における操作
画面表示方法において、この表示部に表示される操作案
内画面に従い、通帳記入取引が選択された場合には、前
記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示するとと
もに、当該自動取引装置を表す画像中の通帳挿入口に通
帳が挿入される状態を表す画像を表示し、前記印字部に
よる通帳記入処理終了後は、前記表示部に表示された当
該自動取引装置の画像中の通帳挿入口から通帳が放出さ
れる状態を表す画像を表示することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。先ず、本発明の自動取引装
置の全体的な装置構成について説明する。図1は、自動
取引装置(例えば、銀行の営業店舗などに設置され、入
金、出金、記帳、振込、振替、残高照会などの取引が可
能な現金自動預出金機)の外観を示すものである。図
中、9は通帳口、8はカード口、3は紙幣口、4は硬貨
口、6は液晶表示装置、5はタッチパネルを表す。
【0023】筐体1の前面には、略L字形状の接客操作
部2が形成されている。接客操作部2の水平面には、開
閉可能な蓋体を有し、紙幣を多数枚一括して投入しある
いは紙幣を一括して払出す紙幣口3、及び、開閉可能な
蓋体を有し、硬貨を多数枚一括して投入しあるい硬貨を
一括して払出す硬貨口4が設けられている。
【0024】また、接客操作部2の水平面には、矩形状
の表示画面を備えたカラー液晶表示装置6が配置され、
カラー液晶表示装置6の表面には、指で接触することに
より所定のデータを入力できる矩形状の透明なタッチパ
ネル5が重ねて配置され、液晶表示装置6及びタッチパ
ネル5により、タッチパネル付表示装置7が構成されて
いる。なお、タッチパネル5は、例えば、透明なタッチ
スクリーンであり、利用者によって指などでタッチされ
た当該パネル上の位置を、たとえば、静電容量の変化、
赤外線の遮蔽、あるいは、超音波の遮蔽などによって検
知するものである。
【0025】液晶表示装置6は、その表示画面にサービ
ス内容のメニュー、操作手順、その他の情報を文字、文
言、イラストあるいは画像情報によってカラー表示し、
利用者の選択に応じて操作手順の案内を行う。液晶表示
装置6は、更に、取引に必要な各種データを入力するた
めの数字、片仮名文字、英文字などの各種操作キーをタ
ッチパネル5の面内に表示して、この表示された操作キ
ーに対応するタッチパネル5のセグメント部位を指で触
れることにより、必要なキー操作(各種データの入力な
ど)が行われる様になっている。
【0026】接客操作部2の垂直面には、暗証番号や口
座番号などが記録されている取引媒体としての磁気カー
ド、あるいは、振込取引時の振込券を受入れるととも
に、取引内容を印字したレシート(明細票)を排出する
カード口8、同じく、取引媒体としての磁気ストライプ
付きの通帳を受入れる通帳口9、及び、利用者に対する
音声による案内のためのスピーカ10などが設けられて
いる。
【0027】一方、筐体1の内部には、カード口8と対
応してカードリーダ・レシートプリンタユニット11
が、通帳口9と対応して通帳プリンタユニット12が、
紙幣口3と対応して紙幣入出金ユニット13が、硬貨口
4と対応して硬貨入出金ユニット14が、それぞれ設け
られている。また、筐体1内の下部には、本装置の制御
を司る制御ユニット15が収納されている。
【0028】図2は、上記の自動取引装置の全体的なシ
ステム構成を概略的に示すもので、カードリーダ・レシ
ートプリンタユニット11、通帳プリンタユニット1
2、紙幣入出金ユニット13、硬貨入出金ユニット1
4、タッチパネル付表示装置7、音声案内ユニット1
6、内部モニタ17、記憶部18、フロッピィディスク
装置19、伝送制御部20、主制御部21、及び、これ
らに動作電源を供給する電源部22などによって構成さ
れる。
【0029】カードリーダ・レシートプリンタユニット
11は、カード口8から受入れた磁気カードあるいは振
込券の磁気ストライプに対して、データの読取りあるい
は書込みを行う。また、取引内容を印字したレシートを
発行し、カードロ8から排出する。
【0030】通帳プリンタユニット12は、通帳口9か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて当該通
帳ヘの印字を行う。
【0031】紙幣入出金ユニツト13は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、予め金庫に収納された紙幣
を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払出す。
【0032】硬貨入出金ユニット14は、硬貨口4に一
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、予め金庫に収納された硬貨
を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払出す。
【0033】音声案内ユニット16は、前記スピーカ1
0を介して音声により利用者の操作を誘導する案内を行
う。内部モニタ17は、本装置の運用に係る職員に本装
置の状態を通報するとともに、職員による操作指示の入
力などを行う。
【0034】制御ユニット15は、主制御部21、記憶
部18、伝送制御部20、フロッピイディスク装置19
及び電源部22により構成される。主制御部21は、記
憶部18内のプログラム情報を参照しつつ、タッチパネ
ル付表示装置7、各ユニット11〜14、16、フロッ
ピィディスク装置19、及び伝送制御部20を制御し
て、入金、出金、記帳、振込、振替、残高照会などの所
定の取引動作を統括する。
【0035】記憶部18は、各種データの記憶に用いら
れるとともに、本装置の運用に係る処理手順のプログラ
ムの格納、取引に供する各種の情報や取引の記録、本装
置の稼働状況の記録などを行う。
【0036】伝送制御部20は、通信回線23を介して
センタの預金元帳としてのホストコンピュータ24とオ
ンライン接続されていて、必要に応じてホストコンピュ
ータ24とオンライン交信するようになっている。
【0037】フロッピイディスク装置19には、振込取
引に必要な金融機関の各種情報、例えば、金融機関名と
しての銀行名(場合によっては支店名も)が50音順に
記憶されたデータファイルなどが格納されている。
【0038】また、主制御部21には、必要に応じてリ
モートモニタ25を接続し、遠方から監視することがで
きるようになっている。リモートモニタ25は、主制御
部21によって制御され、内部モニタ17とほぼ同じ情
報を表示するとともに、本装置に異状が発生した場合に
は、ブザーなどの鳴動手段を併用して報知するようにな
っている。
【0039】電源部22は、通常、入力される商用交流
電圧を直流電圧に変換して動作用電源として各部に供給
する。なお、電源部22は、停電が発生した際、商用交
流電圧に代わって動作用電源を供給するためのバッテリ
(図示せず)を備えていて、充電回路(図示せず)によ
り必要に応じて充電されるようになっている。
【0040】次に、本発明に基く自動取引装置の特徴に
ついて詳細に説明する。 (例1)図3から図14に、本発明に基く自動取引装置
において、利用者に対して各種媒体の挿入あるいは受取
り(抜き取り)を促す表示画面の例を示す。
【0041】図3は、通帳の挿入を促す表示画面の一例
である。なお、図中の矢印は画像の移動方向を表してい
る(以下、図3〜図14においても同じ)。この表示画
面は、自動取引装置を表す画像1の通帳挿入兼放出口の
部分9に通帳を表す画像が挿入される状態を、通帳を表
す画像の動きによって表示する画像であり、この画像に
よって、挿入すべき媒体の種類、挿入口の位置、及び挿
入の際の媒体の向きを利用者に確実に伝達することがで
きる。
【0042】図4は、通帳または磁気カードの挿入を促
す表示画面の一例である。この表示画面は、自動取引装
置を表す画像1の通帳挿入兼放出口の部分9に通帳を表
す画像が挿入される状態、及び、自動取引装置を表す画
像1のカード挿入兼放出口の部分8に磁気カードを表す
画像が挿入される状態を、これら通帳及び磁気カードを
表す画像の動きによって表示している。
【0043】図5は、磁気カードの挿入を促す表示画面
の一例である。この表示画面は、自動取引装置を表す画
像1のカード挿入兼放出口の部分8に磁気カードを表す
画像が挿入される状態を、磁気カードを表す画像の動き
によって表示している。
【0044】図6は、紙幣の挿入を促す画像が表示画面
の一例である。この表示画面は、自動取引装置を表す画
像1の紙幣挿入兼放出口の部分3に紙幣を表す画像が挿
入される状態を、紙幣を表す画像の動きによって表示し
ている。
【0045】図7は、振込カードの挿入を促す表示画面
の一例である。この表示画面は、自動取引装置を表す画
像1のカード挿入兼放出口の部分8に振込カードを表す
画像が挿入される状態を、振込カードを表す画像の動き
によって表示している。
【0046】図8は、通帳の受取りを促す表示画面の一
例である。この表示画面は、自動取引装置を表す画像1
の通帳挿入兼放出口の部分9から通帳を表す画像が放出
される状態を、通帳を表す画像の動きによって表示する
画像であり、この画像によって、受取るべき媒体の種
類、及び放出口の位置を利用者に確実に伝達することが
できる。
【0047】図9は、磁気カードの受取りを促す表示画
面の一例である。この表示画面は、自動取引装置を表す
画像1のカード挿入兼放出口の部分8から通帳を表す画
像が放出される状態を、通帳を表す画像の動きによって
表示している。
【0048】図10は、通帳及び磁気カードの受取りを
促す表示画面の一例である。この表示画面は、自動取引
装置を表す画像1の通帳挿入兼放出口の部分9から通帳
を表す画像が放出される状態、及び、自動取引装置を表
す画像1のカード挿入兼放出口の部分8から磁気カード
を表す画像が放出される状態を、これら通帳を表す画像
及び磁気カードを表す画像の動きによって表示してい
る。
【0049】図11は、磁気カード及びレシートの受取
りを促す表示画面の一例である。この表示画面は、自動
取引装置を表す画像1のカード挿入兼放出口の部分8か
ら磁気カードを表す画像及びレシートを表す画像が放出
される状態を、これら磁気カードを表す画像及びレシー
トを表す画像の動きによって表示している。
【0050】図12は、紙幣の受取りを促す表示画面の
一例である。この表示画面は、自動取引装置を表す画像
1の紙幣挿入兼放出口の部分9から紙幣を表す画像が放
出される状態を、紙幣を表す画像の動きによって表示し
ている。
【0051】図13は、紙幣及び硬貨の受取りを促す表
示画面の一例である。この表示画面は、自動取引装置を
表す画像1の紙幣挿入兼放出口の部分3から紙幣を表す
画像が放出される状態、及び、自動取引装置を表す画像
1の硬貨挿入兼放出口の部分4から硬貨を表す画像が放
出される状態を、これら紙幣を表す画像及び硬貨を表す
画像の動きによって表示している。
【0052】図14は、振込カードの受取りを促す表示
画面の一例である。この表示画面は、自動取引装置を表
す画像1のカード挿入兼放出口の部分8から振込カード
を表す画像が放出される状態を、振込カードを表す画像
の動きによって表示している。
【0053】次に、本発明に基く自動取引装置におい
て、上記の例に示した表示画面を用いて各種の自動取引
を行う場合のフローの例について説明する。 (例2)図15は、入金取引の際の処理の一例を示すフ
ローチャートである。
【0054】自動取引装置の画像表示装置6(図1)の
表示画面に表示されたサービスのメニューの中から入金
取引が選択されると、カード入金ができない装置の場合
には、画像表示装置6に図3に示した通帳の挿入を促す
画像が表示される(S2)。一方、カード入金が可能な
装置の場合には、画像表示装置6に図4に示した通帳ま
たは磁気カードの挿入を促す画像が表示される(S1
0)。
【0055】ここで、通帳あるいは磁気カードのいずれ
もが挿入されずに、取消しを指示する入力が行われた場
合には(S3)、そのまま取引を終了させ、自動取引装
置は次のサービス待ちの状態に戻る。
【0056】通帳あるいは磁気カードの挿入が行われる
と、通帳利用の場合には、画像表示装置6に図6に示し
た紙幣の挿入を促す画像が表示される(S5)。一方、
磁気カード利用の場合には、画像表示装置6に暗証番号
の入力画面が表示され、暗証番号の入力(S4)の後、
図6に示した紙幣の挿入を促す画像が表示される(S
5)。
【0057】ここで、紙幣の挿入前に、取消しを指示す
る入力が行われると(S6)、画像表示装置6に、通帳
利用の場合には図8に示した通帳の受取を促す画像が、
磁気カード利用の場合には図9に示した磁気カードの受
取を促す画像が表示され(S11)、利用者が媒体を抜
き取った後、取引を終了させ(S9)、自動取引装置は
次のサービス待ちの状態に戻る。
【0058】紙幣の挿入が行われると、自動取引装置の
紙幣入出金ユニット13(図1)によって挿入された紙
幣の種類毎の枚数が数えられ、入金された金額が算出さ
れる。そのデータが自動取引装置の制御ユニット15
(図1)からホストコンピュータ24(図2)へ送信さ
れるとともに(S7)、通帳利用の場合には、口座残高
等の通帳への印字及び磁気ストライプデータの更新処理
が行われる。
【0059】次いで、画像表示装置6に、通帳利用の場
合には図8に示した通帳の受取を促す画像が、磁気カー
ド利用の場合には図9に示した磁気カードの受取を促す
画像が表示され(S8)、利用者が媒体を抜き取った後
(S9)、取引を終了させて、自動取引装置は次のサー
ビス待ちの状態に戻る。
【0060】(例3)図16は、出金取引(支払)の際
の処理の一例を示すフローチャートである。なお、この
フローチャートは、通帳及び磁気カードの両方を使用す
る場合についての例である。
【0061】自動取引装置の画像表示装置6(図1)の
表示画面に表示されたサービスのメニューの中から出金
取引が選択されると、画像表示装置6に図5に示した磁
気カードの挿入を促す画像が表示される(S1)。
【0062】ここで、磁気カードが挿入されずに、取消
しを指示する入力が行われた場合には(S2)、そのま
ま取引を終了させて、自動取引装置は次のサービス待ち
の状態に戻る。
【0063】磁気カードの挿入が行われると、画像表示
装置6に暗証番号の入力画面が表示され、暗証番号の入
力の後(S3)、画像表示装置6に図3に示した通帳の
挿入を促す画像が表示される(S4)。
【0064】ここで、通帳が挿入されずに、取消しを指
示する入力が行われた場合には(S5)、画像表示装置
6に図9に示した磁気カードの受取を促す画像が表示さ
れ(S15)、そのまま取引を終了させて、自動取引装
置は次のサービス待ちの状態に戻る。
【0065】通帳の挿入が行われると、画像表示装置6
に出金の金額の入力画面が表示される(S6)。ここ
で、金額が入力されずに、取消しを指示する入力が行わ
れた場合には(S7)、画像表示装置6に図10に示し
た通帳及び磁気カードの受取を促す画像が表示される
(S16)。通帳あるいは磁気カードが通帳挿入兼放出
口あるいは磁気カード挿入兼放出口から抜き取られる
と、図10に示した画像から、抜き取られた媒体に対応
する画像が消去される。この様にして、通帳及び磁気カ
ードの抜き取りが終了すると、取引を終了させ、自動取
引装置は次のサービス待ちの状態に戻る。
【0066】出金の金額が入力されると、そのデータが
自動取引装置の制御ユニット15(図1)からホストコ
ンピュータ(図2)へ送信されるとともに(S7)、通
帳への口座残高等の印字及び磁気ストライプデータの更
新処理が行われる。
【0067】次いで、画像表示装置6に図10に示した
通帳及び磁気カードの受取を促す画像が表示される(S
9)。通帳あるいは磁気カードが通帳挿入兼放出口ある
いは磁気カード挿入兼放出口から抜き取られると、図1
0に示した画像から、抜き取られた媒体に対応する画像
が消去される。この様にして、通帳及び磁気カードの抜
き取りが終了すると(S12)、画像表示装置6に図1
2に示した紙幣の受取を促す画像が表示される(S1
3)。利用者が紙幣を抜き取った後(S14)、取引を
終了させて、自動取引装置は次のサービス待ちの状態に
戻る。
【0068】(例4)図17は、振込取引の際の処理の
一例を示すフローチャートである。自動取引装置の画像
表示装置6(図1)の表示画面に表示されたサービスの
メニューの中から振込取引が選択されると、先ず、画像
表示装置6に磁気カードを利用するか否かの選択画面が
表示され(S1)、磁気カード利用の場合には、図5に
示した磁気カードの挿入を促す画像が表示される(S
2)。
【0069】ここで、磁気カードが挿入されずに、取消
しを指示する入力が行われた場合には(S3)、そのま
ま取引を終了させて、自動取引装置は次のサービス待ち
の状態に戻る。
【0070】磁気カードの挿入が行われると、画像表示
装置6に暗証番号の入力画面が表示され、暗証番号の入
力の後(S4)、画像表示装置6に振込カードを利用す
るか否かの選択画面が表示される(S5)。
【0071】一方、磁気カード利用しない場合には、画
像表示装置6(図1)に組み込まれたタッチパネル5
(図1)を介して、利用者の手で依頼人に関するデータ
入力が行われた後(S15)、画像表示装置6に振込カ
ードを利用するか否かの選択画面が表示される(S
5)。
【0072】振込カードの利用する取引が選択された場
合には、図7に示した振込カードの挿入を促す画像が表
示される。一方、振込カードを利用しない取引が選択さ
れた場合には、画像表示装置6に受取人及び依頼人に関
するデータ入力画面が表示される(S16)。
【0073】ここで、振込カードの挿入、あるいは受取
人及び依頼人に関するデータ入力が行われずに、取消し
を指示する入力が行われた場合には(S7)、自動取引
装置の内部に利用者に返却すべき磁気カードなどの媒体
が残っているかの判断を行う(S17)。自動取引装置
の内部に利用者に返却すべき媒体が残っていない場合に
は、そのまま取引を終了させて、自動取引装置は次のサ
ービス待ちの状態に戻る。一方、媒体が残っている場合
には、画像表示装置6に返却すべき媒体に対応する画像
(例えば、図9など)が表示する(S18)。ここで、
返却すべき媒体が複数ある場合には、その画像から抜き
取られた媒体に対応する画像が消去されて表示される
(S19)。この様にして、全ての媒体の抜き取りが終
了した後(S20)、取引を終了させて、自動取引装置
は次のサービス待ちの状態に戻る。
【0074】振込カードの挿入、あるいは、受取人及び
依頼人に関するデータ入力が行われた場合には、画像表
示装置6に、振込金額の入力画面が表示される(S
8)。ここで、振込金額の入力が行われずに、取消しを
指示する入力が行われた場合には(S9)、上記と前記
と同様に、S17以下のフローに従って処理が行われ
る。
【0075】振込金額の入力が行われると、先に磁気カ
ードの利用が選択されている場合は、そのデータが自動
取引装置の制御ユニット15(図1)からホストコンピ
ュータ24(図2)に送信される(S11)。一方、磁
気カードを利用しない取引が選択されている場合には、
画像表示装置6に図6に示した紙幣の挿入を促す画像が
表示される(S10)。紙幣の挿入が行われると、自動
取引装置の紙幣入出金ユニット13(図1)によって挿
入された紙幣の種類毎の枚数が数えられ、入金された金
額が算出され、そのデータが自動取引装置の制御ユニッ
ト15(図1)からホストコンピュータ24(図2)に
送信される(S11)。
【0076】ホストコンピュータ24(図2)への送信
が終了後、取引の内容に応じて、利用者へ返却すべき媒
体の受取りを促す画像(例えば、図11、図12、図1
3、図14など)が表示される(S12)。ここで、返
却すべき媒体が複数ある場合には、その画像から抜き取
られた媒体に対応する画像が消去されて表示される(S
13)。この様にして、全ての媒体の抜き取りが終了し
た後(S14)、取引を終了させて、自動取引装置は次
のサービス待ちの状態に戻る。
【0077】(例5)図18は、記帳取引の際の処理の
一例を示すフローチャートである。自動取引装置の画像
表示装置6(図1)の表示画面に表示されたサービスの
メニューの中から記帳取引が選択されると、画像表示装
置6に図3に示した通帳の挿入を促す画像が表示される
(S1)。
【0078】ここで、通帳が挿入されずに、取消しを指
示する入力が行われた場合には(S2)、そのまま取引
を終了させて、自動取引装置は次のサービス待ちの状態
に戻る。
【0079】通帳の挿入が行われると、そのデータが自
動取引装置の制御ユニット15(図1)からホストコン
ピュータ(図2)に送信されるとともに(S3)、通帳
への口座残高等の印字及び磁気ストライプデータの更新
処理が行われる(S4)。
【0080】次いで、画像表示装置6に図8に示した通
帳の受取を促す画像が表示され(S5)、通帳が通帳挿
入兼放出口9(図1)から抜き取られると、図8に示し
た画像から通帳を表す画像が消去される(S6)。この
様にして、通帳の抜き取りが終了すると(S7)、取引
を終了させて、自動取引装置は次のサービス待ちの状態
に戻る。
【0081】
【発明の効果】本発明に基く自動取引装置では、自動取
引装置を使用する取引の際、挿入あるいは放出される通
帳、磁気カード、振込カード、レシート、紙幣あるいは
硬貨などの媒体の種別、それに対応する挿入口あるいは
放出口の位置、媒体を挿入する際の向きなどが、操作画
面上に動く画像として表示されるので、操作手順が利用
者にとって非常に分り易いものとなっている。この結
果、利用者による操作ミスあるいは、返却された媒体の
取り忘れなどのトラブルを減少させ、顧客サービスを向
上させるとともに操作時間の短縮にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基く自動取引装置の全体的な装置構成
を示す概略図。
【図2】本発明に基く自動取引装置の全体的なシステム
構成を示す概略図。
【図3】通帳の挿入を促す表示画面の一例を示す図。
【図4】通帳または磁気カードの挿入を促す表示画面の
一例を示す図。
【図5】磁気カードの挿入を促す表示画面の一例を示す
図。
【図6】紙幣の挿入を促す表示画面の一例を示す図。
【図7】振込カードの挿入を促す表示画面の一例を示す
図。
【図8】通帳の受取りを促す表示画面の一例を示す図。
【図9】磁気カードの受取りを促す表示画面の一例を示
す図。
【図10】通帳及び磁気カードの受取りを促す表示画面
の一例を示す図。
【図11】磁気カード及びレシートの受取りを促す表示
画面の一例を示す図。
【図12】紙幣の受取りを促す表示画面の一例を示す
図。
【図13】紙幣及び硬貨の受取りを促す表示画面の一例
を示す図。
【図14】振込カードの受取りを促す表示画面の一例を
示す図。
【図15】入金取引の際の処理の一例を示すフローチャ
ート。
【図16】出金取引の際の処理の一例を示すフローチャ
ート。
【図17】振込取引の際の処理の一例を示すフローチャ
ート。
【図18】記帳取引の際の処理の一例を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1・・・筐体(自動取引装置)、2・・・接客操作部、
3・・・紙幣口、4・・・硬貨口、5・・・タッチパネ
ル、6・・・カラー液晶画像表示装置、7・・・タッチ
パネル付表示装置、8・・・カード口、9・・・通帳
口、10・・・スピーカ、11・・・カードリーダ・レ
シートプリンタユニット、12・・・通帳プリンタユニ
ット、13・・・紙幣入出金ユニット、14・・・硬貨
入出金ユニット、15制御ユニット、16・・・音声案
内ユニット、17・・・内部モニタ、18・・・記憶
部、19・・・フロッピィディスク装置、20・・・伝
送制御部、21・・・主制御部、22・・・電源部、2
3・・・通信回線、24・・・ホストコンピュータ、2
5・・・リモートモニタ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の媒体の挿入及び放出を行う複
    数の媒体挿入放出口と、 利用者に対して操作案内画面を表示する表示部とを有
    し、 この表示部に表示される操作案内画面に従い、かつ利用
    者により前記媒体挿入放出口に挿入される媒体に基い
    て、利用者により指示された取引を自動的に行う自動取
    引装置において、 前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示する第
    一の表示制御手段と、 前記第一の表示手段にて表示された当該自動取引装置を
    表す画像中に、取引の内容に応じて、所定の媒体が当該
    自動取引装置の所定の媒体挿入放出口に挿入される状態
    又は所定の媒体が当該自動取引装置の所定の媒体挿入放
    出口から放出される状態を表す画像を表示する第二の表
    示制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 前記第二の表示制御手段は、所定の媒体
    を表す画像の動く方向によって、利用者に対して、前記
    媒体挿入放出口に所定の媒体を挿入すること又は前記媒
    体挿入放出口から所定の媒体が放出されること示すこと
    を特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 【請求項3】 前記第二の表示制御手段は、所定の媒体
    が前記媒体挿入口に挿入された際、又は所定の媒体が前
    記媒体挿入口から抜き取られた際に、前記表示部から所
    定の媒体を表す画像を消去することを特徴とする請求項
    1に記載の自動取引装置。
  4. 【請求項4】 複数種類の媒体の挿入を行う複数の媒体
    挿入口と、 利用者に対して操作案内画面を表示する表示部とを有
    し、 この表示部に表示される操作案内画面に従い、かつ利用
    者により前記媒体挿入口に挿入される媒体に基いて、利
    用者により指示された取引を自動的に行う自動取引装置
    において、 前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示する第
    一の表示制御手段と、 前記第一の表示手段にて表示された当該自動取引装置を
    表す画像中に、取引の内容に応じて、所定の媒体が当該
    自動取引装置の所定の媒体挿入口に挿入される状態を、
    当該所定の媒体を表す画像の動く方向によって表示する
    第二の表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】 複数種類の媒体の放出を行う複数の媒体
    放出口と、 利用者に対して操作案内画面を表示する表示部とを有
    し、 この表示部に表示される操作案内画面に従い、利用者に
    より指示された取引を自動的に行う自動取引装置におい
    て、 前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示する第
    一の表示制御手段と、 前記第一の表示手段にて表示された当該自動取引装置を
    表す画像中に、取引の内容に応じて、所定の媒体が当該
    自動取引装置の所定の媒体放出口から放出される状態
    を、当該所定の媒体を表す画像の動く方向によって表示
    する第二の表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  6. 【請求項6】 複数種類の媒体の挿入及び放出を行う複
    数の媒体挿入放出口と、 利用者に対して操作案内画面を表示する表示部とを有
    し、 この表示部に表示される操作案内画面に従い、かつ利用
    者により前記媒体挿入放出口より挿入される媒体に基い
    て、利用者により指示された取引を自動的に行う自動取
    引装置において、 前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示する第
    一の表示制御手段と、 利用者に対して複数の媒体の受け取りを指示する場合、
    前記第一の表示手段にて表示された当該自動取引装置の
    画像中の複数の媒体挿入放出口から複数の媒体が放出さ
    れる状態を表す画像を表示する第二の表示制御手段と、 この第二の表示制御手段による表示内容の基いて、複数
    の媒体が順次抜き取られると、前記表示部から抜き取ら
    れた媒体を表す画像を順次消去する第三の表示制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  7. 【請求項7】 複数種類の媒体の挿入及び放出を行う複
    数の媒体挿入放出口と、利用者に対して操作案内画面を
    表示する表示部とを有し、この表示部に表示される操作
    案内画面に従い、かつ利用者により前記媒体挿入放出口
    に挿入される媒体に基いて、利用者により指示された取
    引を自動的に行う自動取引装置における操作画面表示方
    法において、 前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示し、 かつ、前記表示部に表示された当該自動取引装置を表す
    画像中に、取引の内容に応じて、所定の媒体が当該自動
    取引装置の所定の媒体挿入放出口に挿入される状態又は
    所定の媒体が当該自動取引装置の所定の媒体挿入放出口
    から放出される状態を表す画像を表示することを特徴と
    する自動取引装置における操作画面表示方法。
  8. 【請求項8】 複数種類の媒体の挿入を行う複数の媒体
    挿入口と、利用者に対して操作案内画面を表示する表示
    部とを有し、この表示部に表示される操作案内画面に従
    い、かつ利用者により前記媒体挿入口に挿入される媒体
    に基いて、利用者により指示された取引を自動的に行う
    自動取引装置における操作画面表示方法において、 前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示し、 かつ、前記表示部に表示された当該自動取引装置を表す
    画像中に、取引の内容に応じて、所定の媒体が当該自動
    取引装置の所定の媒体挿入口に挿入される状態を、当該
    所定の媒体を表す画像の動く方向によって表示すること
    を特徴とする自動取引装置における操作画面表示方法。
  9. 【請求項9】 複数種類の媒体の放出を行う複数の媒体
    放出口と、利用者に対して操作案内画面を表示する表示
    部とを有し、この表示部に表示される操作案内画面に従
    い、利用者により指示された取引を自動的に行う自動取
    引装置における操作画面表示方法において、 前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示し、 かつ、前記表示部に表示された当該自動取引装置を表す
    画像中に、取引の内容に応じて、所定の媒体が当該自動
    取引装置の所定の媒体放出口から放出される状態を、当
    該所定の媒体を表す画像の動く方向によって表示するこ
    とを特徴とする自動取引装置における操作画面表示方
    法。
  10. 【請求項10】 複数種類の媒体の挿入及び放出を行う
    複数の媒体挿入放出口と、利用者に対して操作案内画面
    を表示する表示部とを有し、この表示部に表示される操
    作案内画面に従い、かつ利用者により前記媒体挿入放出
    口に挿入される媒体に基いて、利用者により指示された
    取引を自動的に行う自動取引装置における操作画面表示
    方法において、 前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示し、 かつ、利用者に対して複数の媒体の受取りを指示する場
    合、前記表示部に表示された当該自動取引装置の画像中
    の複数の媒体挿入放出口から複数の媒体が放出される状
    態を表す画像を表示し、 更に、前記表示部に表示された表示内容の基いて、利用
    者により複数の媒体が順次抜き取られると、前記表示部
    から抜き取られた媒体を表す画像を順次消去することを
    特徴とする自動取引装置における操作画面表示方法。
  11. 【請求項11】 通帳を挿入する通帳挿入口と、カード
    を挿入するカード挿入口と、現金を入金する入金口と、
    利用者に対して操作案内画面を表示する表示部とを有す
    る自動取引装置における操作画面表示方法において、 この表示部に表示される操作案内画面に従い、入金取引
    が選択された場合には、前記表示部に当該自動取引装置
    を表す画像を表示するとともに、当該自動取引装置を表
    す画像中の通帳挿入口に通帳が通帳挿入口に挿入される
    状態を表す画像、並びに画像中のカード挿入口にカード
    が挿入される状態を表す画像を表示し、 利用者により通帳又はカードの挿入が行われた後は、前
    記表示部に表示された当該自動取引装置の画像中の入金
    口に現金が入金される状態を表す画像を表示することを
    特徴とする自動取引装置における操作画面表示方法。
  12. 【請求項12】 通帳を挿入する通帳挿入口と、カード
    を挿入するカード挿入口と、現金が出金される出金口
    と、利用者に対して操作案内画面を表示する表示部とを
    有する自動取引装置における操作画面表示方法におい
    て、 この表示部に表示される操作案内画面に従い、出金取引
    が選択された場合には、前記表示部に当該自動取引装置
    を表す画像を表示するとともに、当該自動取引装置を表
    す画像中のカード挿入口にカードが挿入される状態を表
    す画像を表示し、 利用者によりカードの挿入が行われ、出金額の指定が行
    われて出金取引が実行された際には、前記表示部に表示
    された当該自動取引装置の画像中のカード挿入口からカ
    ードが放出される状態を表す画像を表示し、 次いで、前記表示部に表示された当該自動取引装置の画
    像中の出金口から現金が出金される画像を表示すること
    を特徴とする自動取引装置における操作画面表示方法。
  13. 【請求項13】 キャッシュカード並びに振込券を挿入
    するカード挿入口と、現金を入金する入金口と、利用者
    に対して操作案内画面を表示する表示部とを有する自動
    取引装置における操作画面表示方法において、 この表示部に表示される操作案内画面に従い、キャッシ
    ュカードを使用して振込取引を行うことが選択された場
    合には、前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表
    示するとともに、当該自動取引装置を表す画像中のカー
    ド挿入口にキャッシュカードが挿入される状態を表す画
    像を表示し、 一方、前記表示部に表示される操作案内画面に従い、振
    込券を使用して振込取引を行うことが選択された場合に
    は、前記表示部に当該自動取引装置を表す画像を表示す
    るとともに、当該自動取引装置を表す画像中のカード挿
    入口に振込券が挿入される状態を表す画像を表示し、更
    に、振込券の挿入が行われた後は、前記表示部に表示さ
    れた当該自動取引装置を表す画像中の入金口に現金が挿
    入される状態を表す画像を表示することを特徴とする自
    動取引装置における操作画面表示方法。
  14. 【請求項14】 通帳を挿入する通帳挿入口と、この通
    帳挿入口に挿入された通帳に対して取引の内容を印字す
    る印字部と、利用者に対して操作案内画面を表示する表
    示部とを有する自動取引装置における操作画面表示方法
    において、 この表示部に表示される操作案内画面に従い、通帳記入
    取引が選択された場合には、前記表示部に当該自動取引
    装置を表す画像を表示するとともに、当該自動取引装置
    を表す画像中の通帳挿入口に通帳が挿入される状態を表
    す画像を表示し、前記印字部による通帳記入処理終了後
    は、前記表示部に表示された当該自動取引装置の画像中
    の通帳挿入口から通帳が放出される状態を表す画像を表
    示することを特徴とする自動取引装置における操作画面
    表示方法。
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