JPH09190484A - 現金処理機と自動取引システム - Google Patents

現金処理機と自動取引システム

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JPH09190484A
JPH09190484A JP376396A JP376396A JPH09190484A JP H09190484 A JPH09190484 A JP H09190484A JP 376396 A JP376396 A JP 376396A JP 376396 A JP376396 A JP 376396A JP H09190484 A JPH09190484 A JP H09190484A
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JP
Japan
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transaction
input
personal identification
withdrawal
balance
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JP376396A
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English (en)
Inventor
Masami Uematsu
正実 植松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、実際に出金可能な金額よりも低
い金額を出金可能な金額として提示することができ、全
額の出金を要求され、過大なる損害を被ってしまうとい
う欠点を回避することができる。 【解決手段】 この発明は、係員ごとに対応する係員番
号として第1、第2の係員番号を用意しておき、第1の
係員番号により出金取引が指示された際は、第1の出金
できる上限金額に応じた処理を行い、第2の係員番号に
より出金取引が指示された際は、第2の出金できる上限
金額(第1の出金できる上限金額よりも少ない)に応じ
た処理を行うようにしたセキュリティ機能付きの装置で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入出金機能を有
する現金処理機と自動取引装置とこの自動取引装置と通
信回線を介して接続されている外部機器とからなる自動
取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関の窓口内で係員により用いられ
る出納業務の省力化の目的で入出金機能を有する現金処
理機が実用化されている。しかし、このような現金処理
機では、係員ごとに取り扱える現金金額があらかじめ決
定されていたが、係員の意に反して現金処理機から出金
が強要された場合、取り扱える全現金金額が表示されて
しまうと全額の出金を要求され、過大なる損害を被って
しまうという欠点がある。
【0003】また、顧客により入出金が行える自動取引
装置において、顧客の意に反して出金が強要された場
合、実残高が表示されると全額の出金を要求され、過大
なる損害を被ってしまうという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような問題点
を解決するもので、係員あるいは顧客の意に反して出金
が強要された場合に、実際に出金可能な金額よりも低い
金額を出金可能な金額として提示することができ、全額
の出金を要求され、過大なる損害を被ってしまうという
欠点を回避することができる現金処理機と自動取引シス
テムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の現金処理機
は、出金機能を有するものにおいて、2種類の第1、第
2の認証番号に対してそれぞれ実際の取引情報と偽の取
引情報とを対応して記憶する記憶手段、および上記第1
の認証番号の入力に対して実際の取引情報での取引を実
行し、上記第2の認証番号の入力に対して偽の取引情報
での取引を実行する実行手段から構成されている。
【0006】この発明の現金処理機は、出金機能を有す
るものにおいて、2種類の第1、第2の認証番号に対し
てそれぞれ実際の取引情報と偽の取引情報とを対応して
記憶する記憶手段、暗証を入力する入力手段、この入力
手段により入力された暗証と上記記憶手段に記憶されて
いる第1、第2の認証番号とを比較する比較手段、およ
びこの比較手段による比較の結果、上記入力手段により
入力された暗証と第1の認証番号とが一致した際、上記
記憶手段に記憶されている実際の取引情報での取引を実
行し、上記入力手段により入力された暗証と第2の認証
番号とが一致した際、上記記憶手段に記憶されている偽
の取引情報での取引を実行する実行手段から構成されて
いる。
【0007】この発明の現金処理機は、出金機能を有す
るものにおいて、2種類の第1、第2の認証番号に対し
て出金可能な上限金額としてそれぞれ第1の上限金額情
報と第2の上限金額情報とを対応して記憶する記憶手
段、暗証を入力する入力手段、この入力手段により入力
された暗証と上記記憶手段に記憶されている第1、第2
の認証番号とを比較する比較手段、およびこの比較手段
による比較の結果、上記入力手段により入力された暗証
と第1の認証番号とが一致した際、上記記憶手段に記憶
されている第1の上限金額情報での出金取引を実行し、
上記入力手段により入力された暗証と第2の認証番号と
が一致した際、上記記憶手段に記憶されている第2の上
限金額情報での出金取引を実行する実行手段から構成さ
れている。
【0008】この発明の現金処理機は、出金機能を有す
るものにおいて、第1の認証番号に対して出金可能な実
際の上限金額を対応して記憶し、第2の認証番号に対し
て出金可能な上記実際の上限金額情報より小さい金額を
示す偽の上限金額情報を対応して記憶する記憶手段、暗
証を入力する入力手段、この入力手段により入力された
暗証と上記記憶手段に記憶されている第1、第2の認証
番号とを比較する比較手段、およびこの比較手段による
比較の結果、上記入力手段により入力された暗証と第1
の認証番号とが一致した際、上記記憶手段に記憶されて
いる実際の上限金額情報で出金取引を実行し、上記入力
手段により入力された暗証と第2の認証番号とが一致し
た際、上記記憶手段に記憶されている偽の上限金額情報
で出金取引を実行する実行手段から構成されている。
【0009】この発明の自動取引システムは、自動取引
装置とこの自動取引装置と通信回線を介して接続されて
いる外部機器とからなるものにおいて、口座情報が付与
されている取引媒体から口座情報を読取る読取手段、暗
証を入力する入力手段、上記取引媒体に付与されている
口座情報に対応する第1の暗証での実際の残高と第2の
暗証での偽の残高とを記憶している記憶手段、上記読取
手段により読取られる口座情報に対応して記憶手段に記
憶されている第1、第2の暗証と上記入力手段により入
力された暗証とを比較する比較手段、およびこの比較の
結果、上記入力手段により入力された暗証が第1の暗証
と一致した際、実際の残高に応じた処理を上記自動取引
装置にて実行し、上記入力手段により入力された暗証が
第2の暗証と一致した際、偽の残高に応じた処理を上記
自動取引装置にて実行する処理手段から構成されてい
る。
【0010】この発明の自動取引システムは、出金機能
を有する自動取引装置とこの自動取引装置と通信回線を
介して接続されている外部機器とからなるものにおい
て、口座情報が付与されている取引媒体から口座情報を
読取る読取手段、出金取引あるいは残高照会を指示する
指示手段、暗証を入力する入力手段、上記取引媒体に付
与されている口座情報に対応する第1の暗証での実際の
残高と第2の暗証での偽の残高とを記憶している記憶手
段、上記読取手段により読取られる口座情報に対応して
記憶手段に記憶されている第1、第2の暗証と上記入力
手段により入力された暗証とを比較する比較手段、およ
びこの比較の結果、上記入力手段により入力された暗証
が第1の暗証と一致した際、上記指示手段による指示内
容が残高照会の場合、実際の残高を上記自動取引装置に
て出力し、上記指示手段による指示内容が出金取引の場
合、実際の残高内での出金取引を上記自動取引装置にて
実行し、上記読取手段により読取られた暗証が第2の暗
証と一致した際、上記指示手段による指示内容が残高照
会の場合、偽の残高を上記自動取引装置にて出力し、上
記指示手段による指示内容が出金取引の場合、偽の残高
内での出金処理を上記自動取引装置にて実行する処理手
段から構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施例1)以下、この発明の一実施例について図面を
参照して説明する。図1は、この発明の現金処理機を示
すものである。すなわち、棒金支払部1、施封・小束支
払部2、紙幣入出金機3、硬貨入金機4が併設され、施
封・小束支払部2の上部に硬貨支払部5が設置され、硬
貨入金機4の上部のテラー置台6の上にテラーズマシン
7が設置されている。
【0012】棒金支払部1は、棒金の出金を行うもので
ある。施封・小束支払部2は、紙幣入出金機3から施封
すべき紙幣を受取り小束を作成し金種別に収納庫へ収納
するものであり、また、小束での出金指示があれば収納
庫から小束を払い出すものである。
【0013】紙幣入出金機3は、ばら紙幣の入金計数・
金庫への収納を行い、出金時には金庫からばら紙幣を取
り出すものである。また、金庫内に所定枚数以上貯った
時は、自動的に施封すべき紙幣を施封・小束支払部2へ
資金移動を行うものである。
【0014】硬貨入金機4は、ばら硬貨を計数し、金庫
へ収納するものである。硬貨支払部5は、ばら硬貨の出
金を行うものである。テラーズマシン7は、入出金操作
を受け付けるとともに各種業務データを管理するもので
ある。
【0015】テラーズマシン7は、図2に示すように、
MPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)10、PR
OM(プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)1
1、プログラムメモリ12、集計データメモリ13、キ
ーボード14、CRTディスプレイ装置15、係員カー
ド挿入部7aに挿入される係員カードKの磁気ストライ
プの磁気データ(係員カード番号)を読取るカードリー
ダ16、ユニットインターフェース17、およびハード
ディスク装置(HD)18によって構成されている。
【0016】プログラムメモリ12には、各種制御プロ
グラムが格納されるものである。MPU10は、プログ
ラムメモリ12内のプログラムを解読して処理を実行す
るものである。集計データメモリ13には、集計された
データが格納されるものである。集計データメモリ13
には、入金取引と出金取引と回金取引に対するそれぞれ
の取扱件数、金種別枚数、現金外(小切手)金額が記憶
されるようになっている。キーボード14は各種操作の
指示を行うものである。CRTディスプレイ装置15は
表示を行うものである。ユニットインターフェース17
は、MPU10と上記棒金支払部1、施封・小束支払部
2、紙幣入出金機3、硬貨入金機4、硬貨支払部5、テ
ラーズマシン7を接続するものである。
【0017】プログラムはPROM11の内容に従っ
て、MPU10の制御のもと、HD18から読込み、プ
ログラムメモリ12に格納され、実行されるものであ
る。また、PROM11あるいはHD18には、係員カ
ード番号に対応して、各係員に付与されている第1の係
員番号ごとに第1の出金できる上限金額があらかじめ登
録されているとともに、各係員ごとの別の(偽の)第2
の係員番号ごとに第2の出金できる上限金額(第1の出
金できる上限金額よりも少ない)があらかじめ登録され
ている。
【0018】このような構成において、図3に示すフロ
ーチャートを参照しつつ、動作を説明する。すなわち、
係員カード挿入部7aに係員カードKが挿入されること
により(S1)、係員カードKの磁気ストライプの磁気
データ(係員カード番号)がカードリーダ16により読
取られ、MPU10に供給される(S2)。
【0019】また、MPU10は、CRT表示部15を
用いて係員番号の入力と取引の内容の設定を案内する
(S3)。この案内に応じて、キーボード14を用いて
係員番号を入力するとともに、取引内容の設定を行う
(S4)。
【0020】これにより、MPU10は、キーボード1
4により入力された係員番号と係員カード番号に対応し
てPROM11(あるいはHD18)に記憶されている
第1、第2の係員番号とを比較し(S5)、第1の係員
番号と一致する場合、第1の出金できる上限金額で出金
取引等が行え、第2の係員番号と一致する場合、第1の
出金できる上限金額よりも低い金額の第2の出金できる
上限金額で出金取引等が行える(S6〜S8)。
【0021】上記例では、係員カード番号に対して係員
番号が対応していたが、係員カード番号に対応する暗証
の確認により出金できるようにしても良い。この場合、
第1の暗証の照合により第1の出金できる上限金額と第
2の暗証の照合により第2の出金できる上限金額(第1
の出金できる上限金額よりも少ない)とをあらかじめ登
録しておくようにしても良い。
【0022】上記したように、係員ごとに対応する係員
番号として第1、第2の係員番号を用意しておき、第1
の係員番号により出金取引が指示された際は、第1の出
金できる上限金額に応じた処理を行い、第2の係員番号
により出金取引が指示された際は、第2の出金できる上
限金額(第1の出金できる上限金額よりも少ない)に応
じた処理を行うようにしたものである。
【0023】これにより、係員により実際に出金可能な
金額よりも低い金額を出金可能な金額として提示するこ
とができ、全額の出金を要求され、過大なる損害を被っ
てしまうという欠点を回避することができる。
【0024】すなわち、外敵に操作を強要されても、あ
らかじめ登録されている金額の範囲内でしか出金が出来
ないため、現金損害をあらかじめ登録してある許容範囲
内でくい止める効果がある。
【0025】(実施例2)また、係員用の現金処理機の
代わりに、顧客用の入出金機としての自動取引装置の場
合も同様に実施できる。
【0026】図4はこの発明の自動取引装置を示すもの
である。すなわち、筐体21の前面には、略L字形状の
操作部22が形成されている。この操作部22の水平面
には、入金すべき紙幣を多数枚一括して投入し得るとと
もに、利用者に対し支払う紙幣や釣札を放出する紙幣挿
入口23が設けられていて、この紙幣挿入口23には開
閉自在な扉24が設けられている。
【0027】また、操作部22の水平面には、タッチセ
ンサ内蔵のカラーCRT表示部25が設けられている。
このCRT表示部25は、操作手順、その他の情報をイ
ラスト、文字あるいは文言によってCRT画面に表示
し、利用者の操作を誘導するとともに、その表示によっ
て暗証暗号、金額、取引の承認、確認あるいは取消など
に応じた表示部分を押圧することにより、タッチセンサ
(図示しない)がそれを検知し、後述する主制御部31
への対応する信号を出力する、いわゆるキー操作が行わ
れるものである。そして、機械の操作やステップの状態
が変化する毎に内容と表示を変化させていくようになっ
ている。
【0028】一方、操作部22の垂直面には、口座情報
等が記憶されている取引媒体としての磁気カードCを挿
入するカード挿入口26、同じく取引媒体としての磁気
通帳Tを挿入する通帳挿入口27、硬貨を挿入したり受
け取ったりする硬貨出入口28が設けられている。
【0029】ところで、筐体21内には、図5に示すよ
うに、この自動取引装置全体の制御を司る主制御部3
1、上記カード挿入口26から挿入された磁気カードC
を受入れ、その磁気カードC上の磁気ストライプから口
座番号などの口座情報を読取るとともに、レシート発行
機構を内蔵した磁気カードリーダ32、取引履歴等を記
録するジャーナルプリンタ33、上記通帳挿入口27か
ら挿入された通帳Tの磁気ストライプから各種口座情報
などを読取るとともに、通帳Tに取引内容を記憶する通
帳プリンタ34、上記紙幣挿入口23に挿入された紙幣
を受入れたり、指定された金額の紙幣を上記紙幣挿入口
23に払出す紙幣入出金ユニット15、上記硬貨出入口
28に投入された硬貨を受入れたり、指定された金額の
硬貨を上記硬貨出入口28に払出す硬貨入出金ユニット
36、上記CRT表示部25などによって構成される接
客ユニット38、係員用の内部モニタ39、プログラム
の保存、取引履歴の記録等を行うハードディスク装置4
1、主制御部21とホストコンピュータ(センタ)51
との間のデータ伝送を制御する伝送制御部43、及び電
源部44が設けられている。
【0030】ホストコンピュータ(センタ)51には、
各個人の口座情報に対応した暗証番号と残額とが記憶さ
れているメモリ51aを有している。このメモリ51a
では、口座情報に対応して、正規の暗証に対応する実際
の残額と、偽の暗証に対応する実際の残額よりも低い残
額(あらかじめ設定されている金額でも良いし、実際の
残額を所定の係数で除算した金額でも良い)とがあらか
じめ登録されている。
【0031】このような構成において、図6に示すフロ
ーチャートを参照しつつ、動作を説明する。すなわち、
カード挿入口26に磁気カードCが挿入されることによ
り(S11)、磁気カードCの磁気ストライプの磁気デ
ータ(口座情報)が磁気カードリーダ32により読取ら
れ、主制御部21に供給される(S12)。
【0032】また、主制御部21は、CRT表示部25
を用いて取引内容の設定と暗証番号の入力を案内する
(S13)。この案内に応じて、CRT表示部25を用
いて取引内容の設定と暗証番号の入力を行う(S1
4)。
【0033】これにより、主制御部21は、伝送制御部
23によりホストコンピュータ(センタ)51へ口座情
報と暗証を送信する(S15)。この送信によりホスト
コンピュータ(センタ)51は、供給された口座情報に
対応してメモリ51aに記憶されている正規の暗証と偽
の暗証と供給された暗証との比較を行い、供給された暗
証が正規の暗証と一致する場合、実際の残額を自動取引
装置の主制御部31へ返送し、供給された暗証が偽の暗
証と一致する場合、実際の残額よりも低い残額を自動取
引装置の主制御部31へ返送し、暗証が一致しない場合
取引不能を返送する(S16)。
【0034】これにより、主制御部21は、実際の残額
が返送されてきた場合、その実際の残額に対する残高照
会やその実際の残額内での出金取引を許可し、偽の残額
が返送されてきた場合、その偽の残額に対する残高照会
やその偽の残額内での出金取引を許可し、取引不能が返
送されてきた場合、その旨を表示し、磁気カードCを返
却する(S17〜20)。
【0035】上記したように、顧客ごとの口座に対応す
る暗証として第1、第2の暗証を用意しておき、第1の
暗証により残高照会や出金取引が指示された際は、実残
高に応じた処理を行い、第2の暗証により残高照会や出
金取引が指示された際は、偽残高に応じた処理を行うよ
うにしたものである。
【0036】これにより、顧客により実際に出金可能な
金額よりも低い金額を出金可能な金額として提示するこ
とができ、全額の出金を要求され、過大なる損害を被っ
てしまうという欠点を回避することができる。
【0037】すなわち、外敵に操作を強要されても、あ
らかじめ登録されている金額の範囲内でしか出金が出来
ないため、現金損害をあらかじめ登録してある許容範囲
内でくい止める効果がある。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、係員あるいは顧客の意に反して出金が強要された場
合に、実際に出金可能な金額よりも低い金額を出金可能
な金額として提示することができ、全額の出金を要求さ
れ、過大なる損害を被ってしまうという欠点を回避する
ことができる現金処理機と自動取引システムを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するための現金処理
機の概略構成を示す斜視図。
【図2】現金処理機の概略構成を示すブロック図。
【図3】現金処理動作を説明するためフローチャート。
【図4】自動取引装置の概略構成を示す斜視図。
【図5】自動取引装置の概略構成を示すブロック図。
【図6】動作を説明するためフローチャート。
【符号の説明】
1…棒金支払部 2…施封・小束支払部 3…紙幣入出金機 5…硬貨支払部 7…テラーズマシン 10…MPU 11…PROM 12…プログラムメモリ 13…集計データメモリ 14…キーボード 15…CRTディスプレイ装置 K…係員カード 16…カードリーダ 17…ユニットインターフェース 18…ハードディスク装置(HD)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出金機能を有する現金処理機において、 2種類の第1、第2の認証番号に対してそれぞれ実際の
    取引情報と偽の取引情報とを対応して記憶する記憶手段
    と、 上記第1の認証番号の入力に対して実際の取引情報での
    取引を実行し、上記第2の認証番号の入力に対して偽の
    取引情報での取引を実行する実行手段と、 を具備したことを特徴とする現金処理機。
  2. 【請求項2】 出金機能を有する現金処理機において、 2種類の第1、第2の認証番号に対してそれぞれ実際の
    取引情報と偽の取引情報とを対応して記憶する記憶手段
    と、 暗証を入力する入力手段と、 この入力手段により入力された暗証と上記記憶手段に記
    憶されている第1、第2の認証番号とを比較する比較手
    段と、 この比較手段による比較の結果、上記入力手段により入
    力された暗証と第1の認証番号とが一致した際、上記記
    憶手段に記憶されている実際の取引情報での取引を実行
    し、上記入力手段により入力された暗証と第2の認証番
    号とが一致した際、上記記憶手段に記憶されている偽の
    取引情報での取引を実行する実行手段と、 を具備したことを特徴とする現金処理機。
  3. 【請求項3】 出金機能を有する現金処理機において、 2種類の第1、第2の認証番号に対して出金可能な上限
    金額としてそれぞれ第1の上限金額情報と第2の上限金
    額情報とを対応して記憶する記憶手段と、 暗証を入力する入力手段と、 この入力手段により入力された暗証と上記記憶手段に記
    憶されている第1、第2の認証番号とを比較する比較手
    段と、 この比較手段による比較の結果、上記入力手段により入
    力された暗証と第1の認証番号とが一致した際、上記記
    憶手段に記憶されている第1の上限金額情報での出金取
    引を実行し、上記入力手段により入力された暗証と第2
    の認証番号とが一致した際、上記記憶手段に記憶されて
    いる第2の上限金額情報での出金取引を実行する実行手
    段と、 を具備したことを特徴とする現金処理機。
  4. 【請求項4】 出金機能を有する現金処理機において、 第1の認証番号に対して出金可能な実際の上限金額を対
    応して記憶し、第2の認証番号に対して出金可能な上記
    実際の上限金額情報より小さい金額を示す偽の上限金額
    情報を対応して記憶する記憶手段と、 暗証を入力する入力手段と、 この入力手段により入力された暗証と上記記憶手段に記
    憶されている第1、第2の認証番号とを比較する比較手
    段と、 この比較手段による比較の結果、上記入力手段により入
    力された暗証と第1の認証番号とが一致した際、上記記
    憶手段に記憶されている実際の上限金額情報で出金取引
    を実行し、上記入力手段により入力された暗証と第2の
    認証番号とが一致した際、上記記憶手段に記憶されてい
    る偽の上限金額情報で出金取引を実行する実行手段と、 を具備したことを特徴とする現金処理機。
  5. 【請求項5】 自動取引装置とこの自動取引装置と通信
    回線を介して接続されている外部機器とからなる自動取
    引システムにおいて、 口座情報が付与されている取引媒体から口座情報を読取
    る読取手段と、 暗証を入力する入力手段と、 上記取引媒体に付与されている口座情報に対応する第1
    の暗証での実際の残高と第2の暗証での偽の残高とを記
    憶している記憶手段と、 上記読取手段により読取られる口座情報に対応して記憶
    手段に記憶されている第1、第2の暗証と上記入力手段
    により入力された暗証とを比較する比較手段と、 この比較の結果、上記入力手段により入力された暗証が
    第1の暗証と一致した際、実際の残高に応じた処理を上
    記自動取引装置にて実行し、上記入力手段により入力さ
    れた暗証が第2の暗証と一致した際、偽の残高に応じた
    処理を上記自動取引装置にて実行する処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引システム。
  6. 【請求項6】 出金機能を有する自動取引装置とこの自
    動取引装置と通信回線を介して接続されている外部機器
    とからなる自動取引システムにおいて、 口座情報が付与されている取引媒体から口座情報を読取
    る読取手段と、 出金取引あるいは残高照会を指示する指示手段と、 暗証を入力する入力手段と、 上記取引媒体に付与されている口座情報に対応する第1
    の暗証での実際の残高と第2の暗証での偽の残高とを記
    憶している記憶手段と、 上記読取手段により読取られる口座情報に対応して記憶
    手段に記憶されている第1、第2の暗証と上記入力手段
    により入力された暗証とを比較する比較手段と、 この比較の結果、上記入力手段により入力された暗証が
    第1の暗証と一致した際、上記指示手段による指示内容
    が残高照会の場合、実際の残高を上記自動取引装置にて
    出力し、上記指示手段による指示内容が出金取引の場
    合、実際の残高内での出金取引を上記自動取引装置にて
    実行し、上記読取手段により読取られた暗証が第2の暗
    証と一致した際、上記指示手段による指示内容が残高照
    会の場合、偽の残高を上記自動取引装置にて出力し、上
    記指示手段による指示内容が出金取引の場合、偽の残高
    内での出金処理を上記自動取引装置にて実行する処理手
    段と、 を具備したことを特徴とする自動取引システム。
  7. 【請求項7】 上記記憶手段は、上記取引媒体に付与さ
    れている口座情報に対応して第1の暗証に対して実際の
    残高を記憶する第1の記憶部と、上記口座情報に対応し
    て第2の暗証に対して上記実際の残高より小さい偽の残
    高を記憶する第2の記憶部とを有することを特徴とする
    請求項6に記載の自動取引システム。
JP376396A 1996-01-12 1996-01-12 現金処理機と自動取引システム Pending JPH09190484A (ja)

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JP376396A JPH09190484A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 現金処理機と自動取引システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018056141A1 (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 グローリー株式会社 貨幣処理装置
JP2020004228A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 グローリー株式会社 貨幣処理装置及び貨幣処理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018056141A1 (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 グローリー株式会社 貨幣処理装置
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