JP5251340B2 - 硬貨入出金機 - Google Patents

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本発明は、現金自動預払機等の自動取引装置に装着され、硬貨の入出金を行う硬貨入出金機に関する。
従来の硬貨入出金機は、投入硬貨および出金硬貨を集積するホッパの入出金口を開閉する入出金口シャッタにスリット状の投入口を設け、顧客に投入口から硬貨を数枚ずつ投入させて、入金取引等を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−208106号公報(段落0013、0015、第4図、第5図)
しかしながら、上述した従来の硬貨入出金機においては、入出金口を開閉する入出金口シャッタにスリット状の投入口を設けて、硬貨を投入させているので、入金取引時等に、顧客が硬貨をスリット状の投入口に投入せずに、誤って入出金口シャッタ上に載置してしまう場合があり、投入口から投入された硬貨以外は投入硬貨として取扱われることがないため、硬貨を投入したつもりでいる顧客との間で、認識の相違によるトラブルが発生する場合があるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、硬貨の投入時に、硬貨を投入したつもりでいる顧客との間での無用のトラブルを防止する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、硬貨を投入する投入口と、前記投入口を開閉する投入口シャッタと、硬貨を出金する出金口と、前記出金口を開閉する出金口シャッタとを備えた硬貨入出金機において、前記投入口シャッタ上および前記出金口シャッタ上を開閉するスライド式の上側シャッタを設けると共に、前記出金口シャッタの、前記上側シャッタの閉作動方向の下流側に硬貨受け皿を設け、前記上側シャッタを閉作動させるときに、前記上側シャッタの閉作動方向の先端で、前記出金口シャッタ上に置かれた硬貨を押して前記硬貨受け皿の内部に落とし込んで集積することを特徴とする。
これにより、本発明は、顧客が、誤って出金口シャッタ上に硬貨を載置してしまったとしても、当該硬貨を上側シャッタの閉動作時にその先端で押して、硬貨受け皿に集積することができ、硬貨を投入したつもりでいる顧客との間での無用のトラブルを防止することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による硬貨入出金機の実施例について説明する。
図1は実施例1の現金自動預払機を示すブロック図、図2は実施例1の現金自動預払機の外観を示す説明図、図3は実施例1の硬貨の入出金操作部の外観を示す説明図、図4は実施例1の硬貨の入出金操作部の断面を示す説明図、図5は実施例1の入金取引における投入硬貨受付処理の動作を示す説明図である。
図1、図2において、1は自動取引装置としての現金自動預払機であり、銀行や日本郵政株式会社等の金融機関の支店や郵便局、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、金融機関のセンタに設置された図示しないホストコンピュータと交信して顧客との間での取引処理を自動で行う。
3は現金自動預払機1の主制御部であり、インタフェース4によって、専用回線や電話回線等の通信回線5を介して図示しないホストコンピュータと接続しており、現金自動預払機1内の各部を制御して取引処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する。
6は記憶部であり、主制御部3が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部3による処理結果等が格納される。
7は操作表示部であり、現金自動預払機1の前面に設けられ、LCD等の表示画面とタッチパネル等の入力手段との組合せで構成されており、表示画面に取引選択画面や各種の入力画面、顧客の処置を促す画面等を表示する他、入力手段により顧客からの入力を受付ける。
8はカード処理部であり、カード挿入口8aから挿入された顧客のキャッシュカードやクレジットカード等の取引カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されている顧客IDや金融機関名、口座番号等の顧客の口座情報等のカード情報を読み書きする機能を有すると共に明細票等に取引内容等を印刷する機能等を有している。
9は通帳処理部であり、通帳挿入口9aから挿入された顧客の通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている通帳情報を読み書きする機能を有すると共に取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能を有している。
10は音声案内部であり、スピーカ10aを備えており、主制御部3が生成した音声データを音声に変換して顧客に伝達する機能を有している。
11は紙幣入出金機であり、入金取引時等に紙幣入出金口11aによって顧客が投入した紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して紙幣収納庫に収納し、出金取引時等に紙幣収納庫から顧客に支払う紙幣を繰出し、これを計数して紙幣入出金口11aから排出して顧客に引渡す機能を有している。
12は硬貨入出金機であり、その入出金操作部13には、図3に示すように、入金取引や振込取引等における硬貨Cの投入時に、スリット状の投入口14によって顧客が数枚ずつに分けて投入した硬貨Cを受入れ、これを鑑別および計数して硬貨収納庫に収納し、出金取引時等における硬貨Cの出金時に、硬貨収納庫から顧客に支払う硬貨Cを繰出し、これを計数して出金口15から排出して顧客に引渡す機能を有している。
また、硬貨入出金機12には、図示は省略するが、入金時に投入口14から投入された投入硬貨、および出金時に出金口15へ搬送する出金硬貨等を受入れ、これを1枚毎に分離して繰出す機能を有する分離部、分離部で1枚毎に分離された硬貨Cの真偽、正損、金種等を鑑別、計数する硬貨鑑別部、硬貨Cを金種毎に収納する硬貨収納庫、投入された硬貨Cを一時保留する硬貨一時保留部、搬送異常等のリジェクト硬貨を回収する硬貨リジェクト庫、これらの間で硬貨Cを搬送する硬貨搬送路およびその切替機構と駆動機構等が設けられている。
本実施例の投入口14には、図3に示すように、投入口14を開閉するスライド式の投入口シャッタ14a、投入口14に投入された投入硬貨を、硬貨入出金機12の内部設けられた図示しない分離部へ導く導入ダクト14bが設けられ、出金口15には、図3、図4に示すように、出金口15を開閉するスライド式の出金口シャッタ15a、出金する出金硬貨を集積する集積皿15bが設けられている。
また、投入口シャッタ14a上および出金口シャッタ15a上には、出金口シャッタ15aとの間のシャッタ間隙間を、取扱う硬貨Cの中で最も薄い硬貨Cの厚さより狭くした状態で、投入口シャッタ14aおよび出金口シャッタ15aを覆ってこれらを出没自在に開閉するスライド式の上側シャッタ16が設けられ、出金口シャッタ15aの、上側シャッタ16の閉作動方向(図4に示す矢印A方向)の下流側には、誤って出金シャッタ15a上に載置された硬貨Cを集積するための硬貨受け皿17が配置されている。
なお、図3は図示の都合上、出金口シャッタ15aは半ば開いた状態で図示しているが、実際には全閉状態または全開状態のいずれか一方の位置に停止している。
上記の現金自動預払機1の記憶部6には、顧客が選択した取引の入力を受付け、これを基に図示しないホストコンピュータと交信して顧客との取引処理を自動で行う機能等を有する通常の取引処理プログラムに、図5を用いて説明する本実施例の投入硬貨受付処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部3が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図5にSで示すステップに従って、本実施例の入金取引における投入硬貨受付処理について説明する。
顧客によって、入金取引が選択されると、主制御部3は、操作表示部7の表示画面に取引カードまたは通帳の挿入を促す旨の文言等を表示して取引カードまたは通帳の挿入を促し、顧客が取引カードまたは通帳をカード処理部8または通帳処理部9のカード挿入口8aまたは通帳挿入口9aに挿入すると、主制御部3はカード処理部8または通帳処理部9によって、取引カードに記録されているカード情報、または通帳に記録されている通帳情報を読取り、操作表示部7の表示画面に紙幣や硬貨Cの投入を促す旨の文言を表示した現金投入画面を表示する。
S1、現金投入画面を表示した主制御部3は、上側シャッタ16を矢印B方向に開作動させると共に、投入口シャッタ14aを開作動させる。
このとき、顧客は、誤って硬貨Cを出金口シャッタ15a上に載置する。
S2、投入口シャッタ14aを開作動後に、主制御部3は、その時計機能により経過時間を計測しながら、硬貨Cが投入口14に投入されるのを待って待機し、所定の時間経過しても硬貨Cが投入されなかったときは、入金取引処理を終了させて、上側シャッタ16を矢印A方向に閉作動させ、上側シャッタ16の閉作動方向の先端で、出金口シャッタ15a上に置かれた硬貨Cを押して硬貨受け皿17の内部に落とし込んで集積し、顧客に返却する。
S3、顧客は、当該硬貨Cが硬貨受け皿17に落下したことにより、投入したつもりの硬貨Cが受付けられていないことに気付き、硬貨受け皿17の内部に集積された硬貨Cを受取る。
このようにして、本実施例の投入硬貨受付処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、硬貨入出金機の入出金操作部に、投入口の投入口シャッタ上と、出金口の出金口シャッタ上とを覆って、これらを開閉するスライド式の上側シャッタを設けると共に、その出金口シャッタの、上側シャッタの閉作動方向の下流側に硬貨受け皿を配置したことによって、顧客が、誤って出金口シャッタ上に硬貨Cを載置してしまったとしても、上側シャッタの閉作動時にその閉作動方向の先端で当該硬貨Cを押して硬貨受け皿の内部に集積することができ、顧客に当該硬貨Cが受付けられていないことに気付かせて、硬貨を投入したつもりでいる顧客との間での無用のトラブルを防止することができる。
図6は実施例2の硬貨の入出金操作部の外観を示す説明図、図7は実施例2の硬貨の入出金操作部の断面を示す説明図、図8は実施例2の入金取引における投入硬貨受付処理の動作を示す説明図である。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図6、図7において、21は残留検知センサであり、発光部21aと受光部21bとを硬貨受け皿17の底部を挟んで対向させた光学式のセンサであって、硬貨受け皿17の底部に集積された硬貨Cが、発光部21aからの光を遮断したことを受光部21bが検出して硬貨Cの残留を検知する。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、図8を用いて説明する本実施例の投入硬貨受付処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部3が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図8にSAで示すステップに従って、本実施例の入金取引における投入硬貨受付処理について説明する。
本実施例のステップSA1までの作動は、上記実施例1のステップS1までの作動と同様であるので、その説明を省略する。
SA2、投入口シャッタ14aを開作動後に、主制御部3は、上記実施例1のステップS2と同様にして、投入口14への硬貨Cの投入を待って待機し、所定の時間経過しても硬貨Cが投入されなかったときは、入金取引処理を終了させて、上側シャッタ16を矢印A方向に閉作動させ、上側シャッタ16の閉作動方向の先端で、出金口シャッタ15a上に置かれた硬貨Cを押して硬貨受け皿17の内部に落とし込んで集積し、顧客に返却する。
このとき、硬貨受け皿17の底部に設置された残留検知センサ21により、硬貨受け皿17に集積された硬貨Cが検知される。
SA3、硬貨受け皿17に集積された硬貨Cを検知した主制御部3は、「投入されていない硬貨があります。お受取ください。」等の硬貨Cの受取を促す案内文言の表示データおよび音声データを生成し、その案内文言を操作表示部7の表示画面に表示すると共に、音声案内部10のスピーカ10aにより音声で報知する。
顧客は、案内文言により、投入したつもりの硬貨Cが受付けられていないことに気付き、硬貨受け皿17の内部に集積された硬貨Cを受取る。
このようにして、本実施例の投入硬貨受付処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、硬貨受け皿の底部に、残留検知センサを設けたことによって、硬貨受け皿に集積された硬貨Cが受付られていないことを案内文言により報知することができ、硬貨を投入したつもりでいる顧客との間での無用のトラブルを更に効果的に防止することができると共に、硬貨受け皿の硬貨の取忘れを防止することができる。
図9は実施例3の硬貨の入出金操作部の外観を示す説明図、図10は図9のD部を示す拡大図、図11は実施例3の入金取引における投入硬貨受付処理の動作を示す説明図である。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
上記実施例1および実施例2においては、上側シャッタ16と出金口シャッタ15aとの間のシャッタ間隙間は、取扱う硬貨Cの中で最も薄い硬貨Cの厚さより狭く設定されているとして説明したが、現金自動預払機1の硬貨の入出金操作部13に上側シャッタ16を取付けた場合には、このようなシャッタ間隙間を精度よく形成することが困難な場合がある。
この場合に、図12(a)に示すように、上側シャッタ16と出金口シャッタ15aとの間のシャッタ間隙間Eが、取扱う硬貨Cの厚さより広く形成されてしまうと、図12(b)に示すように、上側シャッタ16が閉作動したときに、シャッタ間隙間Eに硬貨Cが挟み込まれてしまう場合があり、出金口シャッタ15a上に載置された全ての硬貨Cを顧客に返却できない場合がある。
図9、図10において、25は突条であり、上側シャッタ16の出金口シャッタ15a側の面に形成された、出金口シャッタ15aに向かって突出する波型の山部であって、上側シャッタ16のスライド方向(図4に示す矢印A、Bの方向)に沿って、取扱う硬貨Cの中で最も直径の小さい硬貨より狭いピッチで複数形成されており、出金口シャッタ15aの上側シャッタ16側の面に形成されたガイド溝26に遊嵌している。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、図11を用いて説明する本実施例の投入硬貨受付処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部3が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図11にSBで示すステップに従って、本実施例の入金取引における投入硬貨受付処理について説明する。
本実施例のステップSB1までの作動は、上記実施例1のステップS1までの作動と同様であるので、その説明を省略する。
SB2、投入口シャッタ14aを開作動後に、主制御部3は、上記実施例1のステップS2と同様にして、投入口14への硬貨Cの投入を待って待機し、所定の時間経過しても硬貨Cが投入されなかったときは、入金取引処理を終了させて、上側シャッタ16を矢印A方向に閉作動させ、上側シャッタ16の閉作動方向の先端で、出金口シャッタ15a上に置かれた硬貨Cを押して硬貨受け皿17の内部に落とし込んで集積し、顧客に返却する。
このとき、上側シャッタ16と出金口シャッタ15aとの間のシャッタ間隙間Eが広くなっていたとしても、出金口シャッタ15aのガイド溝26やガイド溝26間の山部に載置された硬貨Cが、ガイド溝26に遊嵌する突条25により確実に押出される。
その後のステップSB3の作動は、上記実施例1のステップS3の作動と同様であるので、その説明を省略する。
このようにして、本実施例の投入硬貨受付処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、上側シャッタの出金口シャッタ側に上側シャッタのスライド方向に沿った複数の突条を設け、出金口シャッタの上側シャッタ側に突条に遊嵌するガイド溝を設けたことによって、上側シャッタと出金口シャッタとの間のシャッタ間隙間Eが広くなっていたとしても、出金口シャッタ上に載置された硬貨Cを、ガイド溝に遊嵌する突条により確実に押出すことができ、出金口シャッタ上に載置された全ての硬貨Cを確実に顧客に返却することができる。
なお、上記実施例1、実施例2および本実施例においては、硬貨が出金口シャッタ上に載置された場合は、所定の時間以内に投入口に硬貨が投入されなかったときに、タイムアウトで上側シャッタを閉動作させるとして説明したが、出金口シャッタに、硬貨が出金口シャッタ上に載置されたことを検知する載置検出センサを設け、載置検出センサが出金口シャッタ上の硬貨Cを検出したときに、入金取引処理を終了させて、上側シャッタを閉作動させるようにしてもよい。
図13は実施例4の硬貨の入出金操作部の外観を示す説明図、図14は実施例4の硬貨の入出金操作部の断面を示す説明図、図15は実施例4の入金取引における投入硬貨受付処理の動作を示す説明図である。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図13、図14において、31は硬貨ダクトであり、出金口シャッタ15aの、上側シャッタ16の閉作動方向の下流側に配置され、上側シャッタ16のスライド方向に直交する方向の長さと同等の長さと、取扱う硬貨Cの中で最も厚い硬貨Cの厚さより広い高さとからなる矩形で形成された、上側シャッタ16の先端に対向する開口部32を有しており、図示しない分離部の上流側で、投入口14の導入ダクト14bと接続している。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、図15を用いて説明する本実施例の投入硬貨受付処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部3が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図15にSCで示すステップに従って、本実施例の入金取引における投入硬貨受付処理について説明する。
本実施例のステップSC1までの作動は、上記実施例1のステップS1までの作動と同様であるので、その説明を省略する。
SC2、投入口シャッタ14aを開作動後に、主制御部3は、上記実施例1のステップS2と同様にして、投入口14への硬貨Cの投入を待って待機し、所定の時間経過しても硬貨Cが投入されなかったときは、上側シャッタ16を矢印A方向に閉作動させ、上側シャッタ16の閉作動方向の先端で、出金口シャッタ15a上に置かれた硬貨Cを押して硬貨ダクト31の開口部32に落とし込み、落とし込まれた硬貨Cは硬貨ダクト31に接続する導入ダクト14bを経由して図示しない分離部に集積される。
このとき、硬貨Cの投入が検知され、開口部32から導入された硬貨Cは、投入口14から投入された硬貨Cと同様の投入硬貨として取扱われ、その後は通常の場合と同様にして、入金取引処理が行われる。
このようにして、本実施例の投入硬貨受付処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、硬貨入出金機の入出金操作部に、投入口の投入口シャッタ上と、出金口の出金口シャッタ上とを覆って、これらを開閉するスライド式の上側シャッタを設けると共に、その出金口シャッタの、上側シャッタの閉作動方向の下流側に開口部を有し、開口部から導入ダクトに接続する硬貨ダクトを設けたことによって、顧客が、誤って出金口シャッタ上に硬貨Cを載置してしまったとしても、当該硬貨Cを上側シャッタの閉作動時にその閉作動方向の先端で押して開口部から硬貨ダクトに落とし込むことができ、硬貨ダクトに落とし込まれた硬貨Cを、投入硬貨として取扱うことを可能にして顧客との間での無用のトラブルを防止することができる。
なお、上記各実施例においては、本発明の硬貨入出金機を装着する自動取引装置は現金自動預払機であるとして説明したが、自動取引装置は前記に限らず、自動販売機や発券機、両替機等であってもよい。要は顧客との間で硬貨を用いた取引を自動で行うものであれば、本発明と同様の効果を得ることができる。
実施例1の現金自動預払機を示すブロック図 実施例1の現金自動預払機の外観を示す説明図 実施例1の硬貨の入出金操作部の外観を示す説明図 実施例1の硬貨の入出金操作部の断面を示す説明図 実施例1の入金取引における投入硬貨受付処理の動作を示す説明図 実施例2の硬貨の入出金操作部の外観を示す説明図 実施例2の硬貨の入出金操作部の断面を示す説明図 実施例2の入金取引における投入硬貨受付処理の動作を示す説明図 実施例3の硬貨の入出金操作部の外観を示す説明図 図9のD部を示す拡大図 実施例3の入金取引における投入硬貨受付処理の動作を示す説明図 シャッタ間隙間が広くなった場合の硬貨の挟み込み状態を示す説明図 実施例4の硬貨の入出金操作部の外観を示す説明図 実施例4の硬貨の入出金操作部の断面を示す説明図 実施例4の入金取引における投入硬貨受付処理の動作を示す説明図
符号の説明
1 現金自動預払機
3 主制御部
4 インタフェース
5 通信回線
6 記憶部
7 操作表示部
8 カード処理部
8a カード挿入口
9 通帳処理部
9a 通帳挿入口
10 音声案内部
11 紙幣入出金機
11a 紙幣入出金口
12 硬貨入出金機
13 入出金操作部
14 投入口
14a 投入口シャッタ
14b 導入ダクト
15 出金口
15a 出金口シャッタ
15b 集積皿
16 上側シャッタ
17 硬貨受け皿
21 残留検知センサ
21a 発光部
21b 受光部
25 突条
26 ガイド溝
31 硬貨ダクト
32 開口部

Claims (4)

  1. 硬貨を投入する投入口と、前記投入口を開閉する投入口シャッタと、硬貨を出金する出金口と、前記出金口を開閉する出金口シャッタとを備えた硬貨入出金機において、
    前記投入口シャッタ上および前記出金口シャッタ上を開閉するスライド式の上側シャッタを設けると共に、前記出金口シャッタの、前記上側シャッタの閉作動方向の下流側に硬貨受け皿を設け
    前記上側シャッタを閉作動させるときに、前記上側シャッタの閉作動方向の先端で、前記出金口シャッタ上に置かれた硬貨を押して前記硬貨受け皿の内部に落とし込んで集積することを特徴とする硬貨入出金機。
  2. 請求項1において、
    前記硬貨受け皿の底部に、残留検知センサを設けたことを特徴とする硬貨入出金機。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記上側シャッタの前記出金口シャッタ側に、前記上側シャッタのスライド方向に沿った複数の突条を設け、前記出金口シャッタの前記上側シャッタ側に、前記突条に遊嵌するガイド溝を設けたことを特徴とする硬貨入出金機。
  4. 硬貨を投入する投入口と、前記投入口を開閉する投入口シャッタと、前記投入口に投入された硬貨を内部に導く導入ダクトと、硬貨を出金する出金口と、前記出金口を開閉する出金口シャッタとを備えた硬貨入出金機において、
    前記投入口シャッタ上および前記出金口シャッタ上を開閉するスライド式の上側シャッタを設けると共に、前記出金口シャッタの、前記上側シャッタの閉作動方向の下流側に開口部を有し、前記開口部から前記導入ダクトに接続する硬貨ダクトを設けたことを特徴とする硬貨入出金機。
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