JP4453209B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客の操作により各種の金融取引を行う自動取引装置に関するもので、特に出金取引におけるセキュリティーの向上を図るための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の自動取引装置の構成を示すブロック図である。
図において1は自動取引装置で、この自動取引装置1は、顧客操作表示部2、カード読取印字部3、通帳記帳機4、紙幣入出金機5、硬貨入出金機6、近接センサ7、及び制御部8を備えている。
【0003】
ここで、顧客操作表示部2は、CRTやLCD等の表示部上に情報入力用のキーとして機能するタッチパネルを配置したもので、表示部により顧客の操作を誘導する文言やイラストを表示すると共に、タッチパネルによるキーの内容を定義する表示を行うものとなっており、これにより顧客は希望する取引の選択、暗証番号や取引金額の入力等を行うことができ、更に表示部は入力された情報やその情報に基づく残高、取引履歴等の情報の表示も行うものとなっている。
【0004】
カード読取印字部3は、顧客が挿入した磁気カードや振込カードを取込んで、これらのカードの磁気ストライプに記録されている顧客の氏名や口座番号等の情報を読取り、また磁気カードに対しては残高更新のための書込みを行うカードリーダライタと、取引内容をレシートに印字して放出するレシート印字部を有している。
【0005】
通帳記帳機4は現金の入金や支払い、あるいは記帳取引の際、顧客が挿入した通帳を取込んで、この通帳の磁気ストライプに記録されている顧客の氏名や口座番号等の情報を読取ると共に、今回の取引内容や過去の取引における未記帳の取引情報を通帳に印字するものである。
紙幣入出金機5は取引に伴う紙幣の入出金処理を行うもので、同様に硬貨入出金機6は取引に伴う硬貨の入出金処理を行うものである。
【0006】
近接センサ7は自動取引装置1に接近した顧客の検出を行うもので、1台の自動取引装置1に対して複数種のセンサが設けられている。
制御部8はこれら各構成要素2〜7の動作を制御すると共に、ホストコンピュータとの通信に従って取引を実行させる機能を備えている。
図7は上述した自動取引装置の動作を示すフローチャートで、出金取引の場合を示している。
【0007】
まず、自動取引装置1の顧客操作表示部2には制御部8により取引を選択する画面が表示されている。
顧客がこの画面の出金キーを押下することで出金取引を選択すると(S1)、続いて制御部8は操作表示部にカードの挿入を促す画面を表示させ、これを見て顧客がカード読取印字部3にカードを挿入排出口から挿入すると(S2)、そのカードを取り込んで磁気ストライプに記録されている口座番号等の顧客情報を読み取り、読み取った情報を制御部8が図示しないメモリに記憶させる。
【0008】
次に、制御部8は顧客操作表示部2に暗証番号の入力を促す画面を表示させ、これを見て顧客が暗証番号を入力すると(S3)、更に制御部8は顧客操作表示部2に支払い希望金額の入力を促す画面を表示させる。
これにより顧客が希望金額を入力すると(S4)、制御部8は入力された支払い希望金額を前記メモリに記憶させ、そしてこの支払い希望金額と共に前記メモリに記憶させた顧客情報及び暗証番号を電文としてセンタのホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータからの通知を待つ(S5)。
【0009】
ホストコンピュータから取引可能の旨の通知を受けると、制御部8はメモリに記憶されている支払い希望金額を読み出し、紙幣入出金機5に対して支払い希望金額分の紙幣の出金を指示する(S6)。
尚、硬貨の支払いがある場合は、硬貨入出金機6に対しても出金の指示が送られる。
【0010】
紙幣入出金機5は制御部8からの指示により、紙幣の収納庫から該当紙幣を繰出し、計数を行って入出金口に集積する(S7)。
このとき、入出金口に設けられているシャッタはと閉じられた状態にある。
尚、硬貨の支払いがある場合は、硬貨入出金機6も収納庫から該当硬貨を繰出し、計数を行って入出金口に集積する。
【0011】
支払い希望金額分の紙幣(及び硬貨)の集積が終了すると、その通知が紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)から制御部8に送られ、これにより制御部8はカード読取印字部3に対して、カードの排出及びレシートの印字を指示する(S8)。
この指示によりカード読取印字部3はカードを挿入排出口に排出して顧客に返却し(S9)、そしてレシートに取引明細を印字して紙幣入出金機5の入出金口に集積されている紙幣上に放出する。
【0012】
カードの排出及びレシートの放出が終了すると、その旨の通知がカード読取印字部3から制御部8へ送られ、ここで制御部8は紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)に対してシャッタを開くように指示する(S10)。
この指示により紙幣入出金機5は(及び硬貨入出金機6)は入出金口のシャッタを開いて顧客に紙幣(及び硬貨)を受け取らせ(S11、S12)、入出金口に設けられているセンサからの信号により受け取りを確認するとシャッタを閉じる(S13)。
【0013】
以上で支払取引を終了する。
尚、制御部8は近接センサからの信号により自動取引装置1の近傍に人がいるかいないかをたえず監視している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来の技術では、顧客が支払い希望金額を入力した後に自動取引装置の前から離れてしまった場合、その支払い希望金額分の現金が入出金口に集積されるとシャッタが開いて支払いが行われてしまうため、他人に現金が抜き取られる危険があるという問題を有している。
【0015】
特に、人の出入りが頻繁なコンビニエンスストア等に設置されている自動取引装置では、上記のようなケースで他人に現金を持ち去られる危険性が高いので、セキュリティー性の向上が望まれている。
本発明は、このような問題を解決できる自動取引装置を実現することを課題とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明は、装置に接近した人の検知を行う検知手段と、入出金口に設けられたシャッタと、上位装置からの認証データを記憶する記憶手段と、装置に接近した人の認証データを取得する認証データ取得手段と、認証データを比較して判定を行う比較判定手段からなる個人認証部を備え、出金取引時に上位装置と交信することにより、上位装置から取引を行っている顧客の認証データを受信して前記記憶手段に記憶し、前記シャッタを閉じた状態での取引中に前記顧客が装置から離れたことを前記検知手段が検知すると、前記シャッタを閉じたままの状態に保持し、その後、前記検知手段によって当該装置に人が接近したことを検知したとき、この接近した人の認証データを前記認証データ取得手段で取得して、この取得した認証データと前記記憶手段に記憶した認証データとを前記比較判定手段で比較して前記装置に接近した人が前記装置から離れた顧客本人か否かを判定し、顧客本人の場合に前記シャッタを開いて支払い希望金額を出金することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明による自動取引装置の実施の形態について説明する。
図1は第1の実施の形態の構成を示すブロック図で、この第1の実施の形態は従来の構成にアイリス(虹彩)認識部9を付加したものである。
【0018】
このアイリス認識部9は、人間の目の中にあるアイリスを利用して個人認証を行う個人認証部で、センタ等に設けられた上位装置から送られてくる顧客のアイリスデータを一時記憶する記憶手段と、ビデオカメラカメラ等により自動取引装置1の前にいる人のアイリスデータを取得するアイリス取得手段と、このアイリス取得手段により取得されたアイリスデータと前記記憶手段に記憶された上位装置からのアイリスデータを比較判定する比較判定手段により構成され、制御部8により制御されるものとなっている。
【0019】
図2は第1の実施の形態の作用を示すフローチャートで、この図2を参照して作用について説明する。
まず、出金キーの押下(S1)による出金取引の選択から支払い希望金額の入力(S4)までは従来と同様に行われるが、次のセンタとの交信(S5)において、センタのホストコンピュータにより取引可能と認識されると、予め顧客データベース等に登録されている該当顧客のアイリスデータがホストコンピュータにより読み出され、取引許可電文と共に自動取引装置1に送信される。
【0020】
送信されたアイリスデータは制御部8によりアイリス認識部9に送られ、記憶手段に一時的に記憶される。
また、制御部8はメモリに記憶されている支払い希望金額を読み出し、紙幣入出金機5に対して支払い希望金額分の紙幣の出金を指示する(S6)。
尚、硬貨の支払いがある場合は、硬貨入出金機6に対しても出金の指示が送られる。
【0021】
紙幣入出金機5は制御部8からの指示により、紙幣の収納庫から該当紙幣を繰出し、計数を行って入出金口に集積する(S7)。
このとき、入出金口に設けられているシャッタは閉じられた状態にある。
尚、硬貨の支払いがある場合は、硬貨入出金機6も収納庫から該当硬貨を繰出し、計数を行って入出金口に集積する。
【0022】
支払い希望金額分の紙幣(及び硬貨)の集積が終了すると、その通知が紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)から制御部8に送られ、
制御部8は前記の支払い希望金額の入力後、近接センサ7の信号から顧客が自動取引装置1から離れたかどうかを監視を続け、顧客が自動取引装置1から離れたことを検知すると、その時点で装置の設定モードを通常の出金モードから無人出金モードに切り替える。
【0023】
これにより支払い希望金額分の紙幣(及び硬貨)の集積が終了しても、入出金口のシャッタは閉じた状態に保持され、紙幣や硬貨が抜き取られないように保護される。
その後、制御部8は近接センサ7の信号から自動取引装置1に人が近づいたかどうかを監視する(S8)。
【0024】
ここで、前記の支払い希望金額分の紙幣(及び硬貨)の集積が終了してから予め定めた一定の時間を経過しても、自動取引装置1に人が近づかない場合はタイムアウトとし、制御部8はカード読取印字部3及び紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)に対してカードや紙幣(及び硬貨)の取り込みを指示する(S9)。この取り込みについては、シャッタの閉動作を省く他は従来における顧客の紙幣(及び硬貨)取り忘れ時と同様に行われるので、その説明は省略する。
【0025】
一方、制御部8は予め定めた一定の時間内に自動取引装置1に人が近づいたことを検知すると、顧客操作表示部2に受取キーとキャンセルキーのいずれかの入力を促す画面を表示させる。
キャンセルキーは直前までの出金取引を中止するためのキーで、自動取引装置1の前にきた人がキャンセルキーを押下した場合(S10a)、制御部8はカード読取印字部3及び紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)に対してカードや紙幣(及び硬貨)の取り込みを指示し(S9)、それに基づいて前記タイムアウトの場合と同様に取り込みが行われる。
【0026】
受取キーが押下された場合(S10b)は、アイリス認識部9は個人認証を実行する(S11)。
すなわち、アイリス認識部9はアイリス取得手段によって自動取引装置1の前にいる人間のアイリスデータを取得し、取得したアイリスデータと記憶手段に記憶してあるアイリスデータつまり上位装置からのアイリスデータを比較判定手段により比較して、現在装置の前にいる人が前記装置から離れた顧客本人か否かを判定し、その判定結果を制御部8に通知する。
【0027】
制御部8はアイリス認識部9からの判定結果が顧客本人ではないという情報の場合、カード読取印字部3及び紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)に対してカードや紙幣(及び硬貨)の取り込みを指示し(S9)、それに基づいて前記タイムアウトの場合と同様に取り込みが行われる。
アイリス認識部9からの判定結果が顧客本人であるという情報であれば、制御部8はカード読取印字部3に対して、カードの排出及びレシートの印字を指示する(S12)。
【0028】
この指示によりカード読取印字部3はカードを挿入排出口に排出して顧客に返却し(S13)、そしてレシートに取引明細を印字して紙幣入出金機5の入出金口に集積されている紙幣上に放出する。
カードの排出及びレシートの放出が終了すると、その旨の通知がカード読取印字部3から制御部8へ送られ、ここで制御部8は紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)に対してシャッタを開くように指示する(S14)。
【0029】
この指示により紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)は入出金口のシャッタを開いて顧客に紙幣(及び硬貨)を受け取らせ(S15、S16)、入出金口に設けられているセンサからの信号により受け取りを確認するとシャッタを閉じる(S17)。
以上説明した第1の実施の形態によれば、顧客が支払い希望金額を入力した後に自動取引装置の前から離れてしまった場合でも、他人に現金を持ち去られるという危険を回避することができ、セキュリティー性を高めることができるので、特に人の出入りが頻繁なコンビニエンスストア等に設置される自動取引装置において有効なものとなる。
【0030】
図3は第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
この第2の実施の形態は、第1の実施の形態におけるアイリス認識部9に変えて指紋認識部10を備えたもので、他の構成は第1の実施の形態と同様である。
この第2の実施の形態における指紋認識部10は、人間の指紋を利用して個人認証を行う個人認証装置で、センタ等に設けられた上位装置から送られてくる顧客の指紋データを一時記憶する記憶手段と、ビデオカメラカメラ等により自動取引装置1の前にいる人の指紋データを取得する指紋取得手段と、この指紋取得手段により取得された指紋データと上位装置からの指紋データを比較判定する比較判定手段により構成され、制御部8により制御されるものとなっている。
【0031】
このような構成による第2の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様の作用を実行することが可能である。
すなわち、図2におけるセンタとの交信(S5)の際、センタのホストコンピュータにより取引可能と認識されると、予め顧客データベース等に登録されている該当顧客の指紋データがホストコンピュータから自動取引装置1に送信されるものとし、この送信された指紋データを指紋認識部10の記憶手段に一時的に記憶する。
【0032】
そして、支払い希望金額の入力後に顧客が自動取引装置1から離れ、更に支払い希望金額分の紙幣(及び硬貨)の集積が終了してから予め定めた一定の時間内に自動取引装置1に人が近づいたことを検知して、顧客操作表示部2に表示した受取キーを顧客が受取キーを押下すると(S10b)、指紋認識部10は顧客操作表示部2のガイダンスにより自動取引装置1の前にいる人の指を所定の位置に置くように誘導して指紋データを取得し、取得した指紋データと記憶手段に記憶してある指紋データを比較判定手段により比較して現在装置の前にいる人が前記装置から離れた顧客本人か否かを判定する(S11)。
【0033】
そして、その判定結果を制御部8に通知して、以後第1の実施の形態と同様の処理を行う。
以上説明した第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
図4は第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0034】
この第3実施の形態は、第1の実施の形態におけるアイリス認識部9に変えて容貌認識部11を備えたもので、他の構成は第1の実施の形態と同様である。
この第3の実施の形態における容貌認識部11は、人間の容貌(顔)の特徴を利用して個人認証を行う個人認証装置で、センタ等に設けられた上位装置から送られてくる顧客の容貌データを一時記憶する記憶手段と、ビデオカメラ等により自動取引装置1の前にいる人の容貌データを取得する容貌取得手段と、この容貌取得手段により取得された容貌データと上位装置からの容貌データを比較判定する比較判定手段により構成され、制御部8により制御されるものとなっている。
【0035】
このような構成による第3の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様の作用を実行することが可能である。
すなわち、図2におけるセンタとの交信(S5)の際、センタのホストコンピュータにより取引可能と認識されると、予め顧客データベース等に登録されている該当顧客の容貌データがホストコンピュータから自動取引装置1に送信されるものとし、この送信された容貌データを容貌認識部11の記憶手段に一時的に記憶する。
【0036】
そして、支払い希望金額の入力後に顧客が自動取引装置1から離れ、更に支払い希望金額分の紙幣(及び硬貨)の集積が終了してから予め定めた一定の時間内に自動取引装置1に人が近づいたことを検知して、顧客操作表示部2に表示した受取キーを顧客が受取キーを押下すると(S10b)、容貌認識部11は顧客操作表示部2のガイダンスにより容貌取得手段で自動取引装置1の前にいる人の容貌データを取得し、取得した容貌データと記憶手段に記憶されている容貌データを比較判定手段により比較して一致しているか否かを判定する(S11)。
【0037】
そして、その判定結果を制御部8に通知して、以後第1の実施の形態と同様の処理を行う。
以上説明した第3実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
次に、第4の実施の形態について説明する。
【0038】
この第4の実施の形態の構成は従来のものと同様であるが、制御部8により以下の処理を行うようにプログラムされている。
図5は第4の実施の形態の作用を示すフローチャートである。
まず、出金キーの押下(S1)による出金取引の選択から支払い希望金額の入力(S4)経てセンタとの交信(S5)まで従来と同様に行われる。
【0039】
また、この交信によりセンタのホストコンピュータで取引可能と認識され、ホストコンピュータから自動取引装置1に取引許可の電文が送信されると、制御部8による出金指示(S6)、この指示に基づく紙幣入出金機5や硬貨入出金機6での紙幣や硬貨の繰り出し、入出金口への集積(S7)が同様に行われるが、支払い希望金額の入力後に顧客が自動取引装置1から離れると、第1の実施の形態と同様に通常の出金モードから無人出金モードへの切り替えによりシャッタを閉じた状態に保持して、紙幣や硬貨が抜き取られないように保護し、制御部8が近接センサ7の信号から自動取引装置1に人が近づいたかどうかを監視する(S8)。
【0040】
そして、支払い希望金額分の紙幣(及び硬貨)の集積が終了してから予め定めた一定の時間内に自動取引装置1に人が近づいたことを検知して、顧客操作表示部2に表示した受取キーを顧客が受取キーを押下すると(S10b)、制御部8は顧客操作表示部2に暗証番号の再入力を促す画面を表示する(S11)。
これにより暗証番号が入力されると、制御部8はこの入力された暗証番号と図示しないメモリに記憶されている暗証番号を比較して一致しているか否かにより本人か否かを判定し、本人の場合は、第1の実施の形態と同様にカード読取印字部3に対するカードの排出及びレシートの印字の指示(S12)、この指示に基づくカードの返却(S13)、レシートの印字と集積積紙幣上への放出、シャッタ開の指示する(S14)、この指示に基づいてシャッタを開くことによる顧客の紙幣(及び硬貨)の受け取り(S15、S16)、シャッタ閉(S17)の動作を順次行って取引を終了する。
【0041】
以上説明した第4の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、顧客の操作により取引を行う自動取引装置において、上位装置からの認証データを記憶する記憶手段と、装置に接近した人の認証データを取得する認証データ取得手段と、認証データを比較して一致するか否かの判定を行う比較判定手段からなる個人認証部を備え、出金取引時に顧客が支払い希望金額を入力した後上位装置と交信することにより、上位装置からの取引許可の電文と共に受信した前記顧客の認証データを前記記憶手段に記憶し、前記支払い希望金額を入力してから前記顧客が離れた後、装置に人が接近したことを検知したとき、この接近した人の認証データを前記認証データ取得手段で取得して、この取得した認証データと前記記憶手段に記憶した認証データとを前記比較判定手段で比較して一致しているか否かを判定し、一致している場合に前記支払い希望金額を出金するようにしている。
【0043】
そのため、顧客が取引の途中で自動取引装置から離れてしまった場合でも、他人に現金を持ち去られるという危険を回避できるという効果が得られ、セキュリティー性を高めることができるので、特に人の出入りが頻繁なコンビニエンスストア等に設置される自動取引装置において有効なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施の形態の作用を示すフローチャート。
【図3】第2の実施の形態の構成を示すブロック図。
【図4】第3の実施の形態の構成を示すブロック図。
【図5】第4の実施の形態の作用を示すフローチャート。
【図6】従来技術の構成を示すブロック図。
【図7】従来技術の作用を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 自動取引装置
2 顧客操作表示部
3 カード読取印字部
4 通帳記帳機
5 紙幣入出金機
6 硬貨入出金機
7 近接センサ
8 制御部
9 アイリス認識部
10 指紋認識部
11 容貌認識部

Claims (1)

  1. 顧客の操作により取引を行う自動取引装置において、
    装置に接近した人の検知を行う検知手段と、入出金口に設けられたシャッタと、上位装置からの認証データを記憶する記憶手段と、装置に接近した人の認証データを取得する認証データ取得手段と、認証データを比較して判定を行う比較判定手段からなる個人認証部を備え、
    出金取引時に上位装置と交信することにより、上位装置から取引を行っている顧客の認証データを受信して前記記憶手段に記憶し、
    前記シャッタを閉じた状態での取引中に前記顧客が装置から離れたことを前記検知手段が検知すると、前記シャッタを閉じたままの状態に保持し、その後、前記検知手段によって当該装置に人が接近したことを検知したとき、この接近した人の認証データを前記認証データ取得手段で取得して、この取得した認証データと前記記憶手段に記憶した認証データとを前記比較判定手段で比較して前記装置に接近した人が前記装置から離れた顧客本人か否かを判定し、顧客本人の場合に前記シャッタを開いて支払い希望金額を出金することを特徴とする自動取引装置。
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