JP4741851B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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本発明は、自動類自動取引装置に関する。
近年、金融機関等で使用される自動取引装置において、投資信託や外貨預金を扱うようになってきており、利用形態が多様化している。その反面、自動取引装置の個人認証部には、従来どおりIDカードと暗証番号を利用していることが多い。IDカード、暗証番号による個人認証では、IDカードの盗難や偽造、暗証番号の漏洩などによって、他人が本来の利用者になりすますという問題が既に発生している。通常の預金だけではなく、投資信託や外貨預金などを扱う口座も含めて、安全性を確保するための技術が求められている。
特定の口座に対する取引の安全性を向上させるための技術としては、特開2002−207883号公報(特許文献1)に開示された方法がある。上記方法では、特定の口座における出金取引実行時に、暗証番号と、暗証番号とは別個の個人認証を1つ実施することで、他人が不正に出金取引を実行できないようにしていた。しかし、安全性向上の対象は出金取引に限定されていた。
一般的な技術である生体認証手段を利用することで、安全性を向上させることも可能である。生体認証手段は個人毎に異なる身体的特徴を利用した個人認証手段であり、顔認証、声紋認証、指紋認証、掌紋認証、指静脈認証、掌静脈認証、虹彩認証、網膜認証などが存在する。IDカードと暗証番号による認証と、生体認証とを組み合わせることで個人認証の安全性が向上する。
特開2001−331801号公報(特許文献2)による方法は、複数の生体個人認証を組み合わせて使用することによって、さらに安全性を向上させるものである。しかし、複数の個人認証の実施に時間を要し、利便性が低下するという問題があった。
特開2002−207883号公報
特開2001−331801号公報
利便性を維持したまま、安全性を向上する自動取引装置を提供する。
本発明は上記の課題を解決するため、個人認証情報を取得する複数の入力手段と、前記複数の入力手段から入力された情報から認証に用いる特徴情報を抽出する特徴抽出手段と、事前に利用者の複数の特徴情報を記憶しておく第一の記憶手段と、前記特徴抽出部から出力される情報と前記第一の記憶手段に記憶された情報を比較して個人認証を行う認証手段と、前記複数の個人認証情報のどれを用いて認証を実行するかを口座ごとに記憶する第二の記憶手段を備える。
上記の手段によって、利用者は安全性の異なる複数の口座を持つことができる。例えば、頻繁に使う生活費の預金口座、大きな財産が入っている口座(投資信託の口座や大口の定期預金など)は通常別の口座になっている。前者を用いた取引を行うときには従来どおりのパスワードとIDカードを用いた認証を行うように設定する。後者を用いた取引を行うときには、パスワードと虹彩認証、網膜認証、指紋認証、指静脈認証、掌静脈認証、顔認証など複数の個人認証を実施するように設定し、当人以外が口座で取引を行うのを防ぐ。
以上のように、本発明によれば、口座の利用形態に応じて個人認証の数と種類を設定でき、利便性を維持したまま安全性を向上することができる。
以下、本発明の実施例1を、図面を用いて説明する。図1は本発明における自動取引装置の外観を示したもので、100は自動取引装置の筐体、101は通帳入出口、102はIDカード入出口、103は入出金口、104はタッチパネル式液晶ディスプレイなどの表示入力装置、110はカメラ、111は虹彩センサ、112はマイク、113は網膜センサ、114は指紋センサ、115は掌紋センサ、116は指静脈センサ、117は掌静脈センサである。
図2は本発明における自動取引装置のブロック図を示したもので、200は紙幣を搬送したり格納したりする紙幣取扱部、201は個人認証部、202は鑑別部、203は外部との通信部、104はタッチパネル式液晶ディスプレイなどの表示入力部、204はI/Oインタフェース、205はHDDなどの補助記憶部、206は制御用のCPU(中央演算部)、207は主記憶部であり、これらは図に示すように互いに接続している。CPU206では、主記憶部207に格納される制御プログラムを実行することにより、図2に示される各部の制御を行う。
図3は補助記憶に記憶された情報を示しており、300に示すようにたとえば利用者ごと、口座ごと、取引の種類ごとに実行すべき個人認証が記憶されている。設定が細分化すると利用者の負担になるため、実行すべき個人認証を利用者ごと、および口座ごとに設定する、または取引の種類ごとの設定はせずに利用者ごとに設定する方法、口座ごとの設定はせずに取引の種類ごとに設定する方法もある。また、一般に入金よりも出金、振込み、金融商品売買のほうが安全性を高くする必要があることから、生体認証を取り入れて個人認証をより厳重にする設定が好ましい。例えば出金や金融商品購入・売却のときには網膜認証などの安全性のきわめて高い個人認証を用いるなどである。反対に、利便性が重視される口座・取引では生体認証なしの設定とすれば、取引に要する時間を短縮する、また、生体認証機能のない自動取引装置でも取引を可能にするなどの利点がある。なお、図3に示す情報は、自動取引装置の補助記憶ではなく、IDカードに登録されてもよい。または、自動取引装置の通信部からネットワークを介して接続可能なセンタサーバに記録し、取引の際にセンタサーバにアクセスして確認するようにしてもよい。
図4は個人認証部の内部を示したブロック図であり、401は虹彩センサ、402は網膜センサ、403は指静脈センサ、404は掌静脈センサ、405は顔認証用のカメラ、406は声紋認証用のマイク、407は指紋センサ、408は掌紋センサ、409はI/O、410はHDDなどの補助記憶部、411はCPU、412は主記憶部である。補助記憶部410にはあらかじめ利用者の生体情報から抽出した特徴量(生体情報特徴量)が記憶されている。なお、上記のセンサは生体認証センサの例として挙げたものであり、これらに限らず、生体認証に用いることのできるセンサを追加搭載しても構わない。また、これらのセンサ総てを備える必要はなく、少なくともいずれかの生体認証センサを必要に応じて利用できるようにした自動取引装置は本実施例の範疇である。また、これらの生体情報特徴量についてのデータは、自動取引装置の補助記憶部ではなく、IDカードに登録されてもよい。または、自動取引装置の通信部からネットワークを介して接続可能なセンタサーバに記録し、取引の際にセンタサーバにアクセスして確認するようにしてもよい。個人認証部のCPU411では、主記憶部412に格納される個人認証プログラムを実行することにより、各センサや利用者のID情報、生体情報特徴量を参照して個人認証を行い、個人認証の合否結果を図2のCPU206に通知したり、表示入力部への表示を制御したりする。
個人認証時には、IDカードから読み出した、または利用者が入力した利用者のIDと、各センサから利用者の生体情報が入力される。CPU411は、利用者のIDをもとに補助記憶部410内に記録された生体情報特徴量から利用者に該当する特徴量を取り出す。CPU411は、前記各センサから入力された生体情報から特徴量を抽出し、前記補助記憶部410内から取り出した生体情報特徴量と比較を行い、利用者が本人かどうかを判定する。
図5は取引時における個人認証の手順を示したフローチャートである。図6〜図10は表示装置104の画面の例をしめす。
実施の形態1における個人認証の実行手順について、図5に基づいて説明する。まず、利用者はIDカードをIDカード入出口102に挿入する。このとき、必要があれば通帳入出口101に通帳も挿入する。挿入されたIDカードが前記装置で利用可能なカードか否かを認証する(500)。IDカード利用可能か否かを判定し(501)、利用可能でなかった場合は挿入されたIDカードや通帳をそれぞれIDカード入出口102、通常入出口101に返却して取引を終了する。
IDカードが利用可能であった場合、利用者に取引する口座、取引の種類、取引金額について入力を受け付ける(502)。なお、取引の種類とは、たとえば預け入れ、引き出し、振り込み、通帳記入、残高確認、金融商品購入、金融商品売却などである。このとき、利用者に口座を選択してもらうため、自動取引装置は表示入力装置104に図6に示すような画面を表示する。補助記憶205の情報300から、利用者IDおよび利用者が選択した口座、取引の種類に該当する部分を探し、実行する個人認証を決定する(503)。このとき、利用者には図7に示すように実行する個人認証の内容を伝える。なお、取引金額によって実行する個人認証を変更するような設定でもかまわない。
複数の個人認証から、実行されていない個人認証を実行する(504)。このとき、ユーザにはたとえば図8のような内容の画面が表示されている。図8は、取引を実行するのに必要な個人認証がパスワード、顔認証、指紋認証、指静脈認証であり、すでにパスワードの認証は終了し、顔認証を実行している最中の様子を示している。次に、認証を通過したか否かの判定を行う(505)。
認証を通過できなかった場合は、図10のようにその事実を伝え、再度実行するのか取引をやめるのかを入力を受け付ける(509)。なお、図10は顔認証を通過できなかったときの例である。509の結果を判定する(510)。個人認証続行が入力されたならば再度個人認証を実行し(504)、そうでなければ取引を終了する。なお、所定の回数以上続けて認証を通過できなかった場合も取引を終了する。
判定505で認証を通過した場合、図9のように正しく認証したことを伝える。続いて全ての個人認証が通過したか否かの判定を行い(506)、全ての個人認証が終了していなければまだ実行されていない個人認証を続いて実行する(504)。全ての個人認証が終了していれば利用者に必要に応じて取引先を決定してもらい(507)、それに従って取引を実行し(508)、終了する。
補助記憶205に書き込まれた情報300は、個人認証を複数通過した上で利用者が自由に設定するようにすることが可能である。この場合に用いる個人認証は、例えば装置に搭載している全ての個人認証とする。また、例えば自動取引装置の運用者(銀行、郵便局など)で設定したものとする。
補助記憶205に書き込まれた情報300を、利用者が設定するときの画面の一例を図15に示す。利用者が口座、取引の種類を選択すると、個人認証が列挙される。列挙された個人認証のうち、実行するものにチェックを入れていく。
装置の運用者(銀行、郵便局など)があらかじめ設定の自由度に制限を設けて、利用者にはその制限内で設定をさせることも可能である。まず、図17に示すような、個人認証ごとの安全性の目安の情報1700を設定しておく。情報1700における安全性は、C、B、Aの順で安全性が高くなることを示す。ただし、情報1700における各個人認証の安全性のランク付けは一例である。情報1700を利用すると、例えば1000万円以上の大口定期預金口座に関しては安全性Aの個人認証を設定しなければならないという制限が可能である。また、例えば100万円以上の定期預金では安全性B以上のいずれかを設定しなければならないという制限が可能である。
以下、本発明の実施例2を、図面を用いて説明する。図11は、実施例2の構成を示したものである。1100は自動取引装置、1101は個人認証装置である。自動取引装置1100は、図1に示した自動取引装置100における個人認証用のセンサ401〜408のうち、一部または全部を除いた自動取引装置である。そして、個人認証装置1101は、前記除いた個人認証用センサを備えている。
実施例1においては、虹彩認証や網膜認証といった高コストだが安全性の非常に高い個人認証用のセンサを自動取引装置それぞれに搭載していた。しかし、利用者がそれだけ安全性の高い取引を望まない場合もある。そこで、高コストなセンサは自動取引装置1100には搭載せずに、別途設置した個人認証装置1101にだけ搭載する。こうすることで、最小限のコスト上昇で、個人認証の安全性を高めることが可能である。なお、個人認証装置1101は複数設置しても構わない。自動取引装置1100と個人認証装置1101は、同一の施設内(銀行、郵便局など)に設置することが安全上好ましい。
自動取引装置1100に搭載した個人認証のみで実行可能な取引については、実施例1と同様の手順(図5のフローチャート)に基づいて実行する。一方、高い安全性が要求される取引の場合について図12、図13のフローチャートに基づいて説明する。
図12は個人認証装置1101における個人認証の手順を示したフローチャートである。図5のフローチャートとは、507、508の処理だけが異なっている。判定506において全ての個人認証を通過していた場合、個人認証装置に接続された自動取引装置1100それぞれに対して、利用者のID、利用する口座の番号、認証に使用した装置のID、認証を通過した時刻を送信する(1200)。IDカードに、一部の認証を通過済みであることを示すフラグと、認証に使用した装置のIDを記憶し(1201)、処理を終了する。
図13は自動取引装置1100における処理内容を示したフローチャートである。まず、利用者は自動取引装置のIDカード入出口102にIDカードを挿入する。このとき、必要があれば通帳入出口101に通帳も挿入する。その後、自動取引装置は挿入されたIDカードが前記装置で利用可能なIDカードか否かを認証する(500)。IDカードが利用可能か否かをし(501)、利用可能でなかった場合は挿入されたIDカードや通帳を返却して取引を終了する。IDカードが利用可能であった場合、自動取引装置1100は、IDカード内に記憶されたフラグをチェックし、個人認証装置1101で一部の個人認証が通過済みか否かを判定する(1300)。一部の個人認証が通過済みであった場合、IDカードに示された口座および取引の種類に応じて、残りの個人認証を実施する(504)。
判定1300において一部の個人認証が通過済みであった場合は、判定1301を行う。個人認証装置1101から送信された利用者のIDおよび認証に使用した個人認証装置1101のIDと、IDカードに記録された利用者IDおよび認証に使用した個人認証装置1101のIDを比較し、両者が一致しているかを判定する(1301)。つまり、利用者のIDと個人認証装置のIDが適正か否かを判定する。個人認証装置1101からは利用者が認証を通過した時刻が送信されてくるが、その時刻が自動取引装置1100にIDカードが投入された時刻と所定の時間以上離れていないか否かを判定する(1301)。つまり、事前の認証時刻が適正か否かを判定する。所定の時間とは、個人認証装置において認証を行った人物と自動取引装置にIDカードを投入した人物が同じ人物だと推定して問題のない程度の時間であり、例えば30分とすれば実用的である。
判定1301において、利用者ID、個人認証装置ID、事前の認証時刻のうちいずれかひとつでも適正でなかった場合は取引を終了する。
判定1301において、利用者ID、個人認証装置ID、事前の認証時刻の全てが適正と判断された場合、続いて利用者に取引する口座、取引の種類、取引金額について入力を受け付ける(502)。利用者が選択した口座と取引の種類、および補助記憶205に書き込まれた情報300に従って、実行する個人認証を決定する(503)。なお、取引金額によって実行する個人認証を変更しても構わない。
次に,実行することが決定した個人認証が、自動取引装置で実行可能か否かを判定する(1302)。実行可能であれば、個人認証を実行する(504)。実行可能でなければ、利用者にIDカードや通帳を返却して取引を終了する。このとき、利用者には図16で示すような案内を表示する。
続いて認証を通過したか否かで判定処理を行う(505)。認証を通過できなかった場合は、再度個人認証を実行するのか取引をやめるのかの入力を受付け(509)、その結果を判定する(510)。個人認証続行が入力されたならば再度個人認証を実行し(504)、そうでなければIDカードや通帳を返却して取引を終了する。ただし、所定の回数以上続けて認証を通過できなかった場合にも、IDカードや通帳を返却して取引を終了する。
判定505において認証を通過していた場合、全ての個人認証を通過したか否かの判定を行い(506)、全ての個人認証を通過していなければ、まだ実行されていない個人認証を続いて実行する(504)。全ての個人認証が終了していれば必要に応じて利用者が決定した取引先情報を受け付け(507)、それに従って取引を実行し(508)、IDカードや通帳を返却して終了する。
利用者は、利用する口座、取引の種類によって自動取引装置1100に直接むかうか、個人認証装置1101を利用するか判断する。このときの判断は厳密なものでなくとも特に問題は生じない。自動取引装置1100の個人認証で対応できない取引だった場合は、図16のような案内を出して、個人認証装置1101を利用するように案内をだす。個人認証装置1101の個人認証が必要ない取引だった場合は、図12のフローチャートのとおり個人認証せずに終了するので、その後自動取引装置に向えばよい。
実施例1または2において、口座の残高に応じて、個人認証の種類と数を決定するようにすることも可能である。このときの補助記憶205に記憶する情報を図14に示す。図14で、1400は補助記憶205に記憶された情報である。情報1400を、利用者ごと、および残高ごと、および取引の種類ごとに個人認証の種類と数を設定できるようにしておく。設定時の画面としては例えば、図15おいて、口座を選択する部分が、残高を選択するように置き換わったものである。
実施例3の効果があるのは、例えば、最初は小額しか預金されていなかった口座に、利用するにつれて大きな金額が金額となっていた場合である。その口座の残高が、あらかじめ設定しておいた金額を超えた場合、自動的に厳重な個人認証が施されることになる。
実施例2において、個人認証装置1101を携帯端末にすることも可能である。携帯端末とIDカード間で無線通信する場合、または携帯端末自体にIDカードの機能を内蔵する場合が考えられる。いずれの場合においても、図12、図13と同一の手順で個人認証を実施できる。ただし、図12のフローを実行する前に、携帯端末上で操作を行い、自動取引装置利用のための認証を実行するように指示する必要がある。
実施例4は、取引を迅速化する効果がある。例えば指紋認証などをあらかじめ携帯端末で実行しておき、携帯端末をIDカードの代わりに用いれば、迅速な取引が可能である。ただし、携帯端末の個人認証装置の有無は利用者ごとに異なるため、携帯端末に備えた個人認証装置は、自動取引装置1100にも備えていたほうが利便性は高い。
本発明は、銀行、郵便局、コンビニエンスストアなどにおいて用いられる現金自動取引装置(ATM)における利用に適する。
自動取引装置外観図。 自動取引装置ブロック図。 個人認証の設定情報。 個人認証装置のブロック図。 実施例1における個人認証のフローチャート。 口座選択画面。 個人認証案内画面。 認証実施画面。 認証通過通知画面。 認証結果通知画面。 自動取引装置と個人認証装置。 実施例2における個人認証のフローチャート。 実施例2における個人認証のフローチャート。 実施例3における補助記憶205の記憶内容。 個人認証の設定画面。 個人認証実施不可時の案内画面。 個人認証の安全性のランク付け。
符号の説明
100 自動取引装置の外観、101 通帳入出口、102 IDカード入出口、103 入出金口、104 表示入力装置、110 カメラ、111 虹彩センサ、112 マイク、113 網膜センサ、114 指紋センサ、115 掌紋センサ、116 指静脈センサ、117 掌静脈センサ、
200 紙幣搬送装置、201 個人認証装置、202 鑑別装置、203 外部との通信装置、204 I/Oインタフェース、205 補助記憶、206 制御用のCPU、207 主記憶、
300 補助記憶205の記憶内容、
401 虹彩センサ、402 網膜センサ、403 指静脈センサ、404 掌静脈センサ、405 顔認証用のカメラ、406 マイク、407 指紋センサ、408 掌紋センサ、409 I/Oインタフェース、410 補助記憶、411 CPU、412 主記憶、
600 口座選択画面、700 個人認証案内画面、800 認証実施画面、900 認証通過通知画面、1000 認証結果通知画面、
1100 実施例2における自動取引装置、
1101 個人認証装置、
1400 実施例3における補助記憶205の記憶内容、
1500 個人認証選択画面、1600 個人認証実施不可時の案内画面、
1700 個人認証の安全性のランク付け。

Claims (15)

  1. 自動取引装置と、前記自動取引装置と同一施設内に設置された前記自動取引装置とは別の個人認証装置とを有する自動取引システムであって、
    前記個人認証装置は、少なくとも1つの生体認証情報を取得するための、第1の認証情報取得部を有し、
    前記自動取引装置は、
    取引内容についての利用者からの操作を受け付ける操作入力部と
    体認証以外の認証情報を入力するための第2の認証情報取得部と、
    前記第1の認証情報取得部及び前記第2の認証情報取得部から、認証情報を入力する認証情報入力部と、
    前記認証情報入力部から入力された情報から認証に用いる特徴情報を抽出する特徴抽出部と、
    前記特徴抽出部の情報と事前に登録された利用者の複数の特徴情報のうちの少なくともいずれかとを比較して個人認証を行う認証部と、
    前記複数の個人認証情報のどれを用いて認証を実行するかを、予め登録された登録内容情報に基づいて、利用者、口座、または取引内容に応じて決定し、該決定に応じて前記認証情報入力部と、前記特徴抽出部と、前記認証部とを制御する演算部とを有する
    ことを特徴とする自動取引システム
  2. 請求項1記載の自動取引システムであって、前記登録内容情報には前記複数の個人認証情報のどれを用いて認証を実行するかの情報が利用者ごと、および口座の残高ごとに格納され、前記演算部は、前記操作入力部から入力された取引内容のうち口座についての情報に基づいて該口座の残高を照会し、該口座の残高に応じて使用する個人認証情報を決定することを特徴とする自動取引システム
  3. 請求項1または2記載の自動取引システムであって、前記登録内容情報には前記複数の個人認証情報のどれを用いて認証を実行するかの情報が利用者ごと、および口座ごと、および取引の種類ごとに格納され、前記演算部は、前記操作入力部から入力された取引内容のうち口座及び取引の種類についての情報に基づいて使用する個人認証情報を決定することを特徴とする自動取引システム
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の自動取引システムであって、前記登録内容情報には前記複数の個人認証情報のどれを用いて認証を実行するかの情報が利用者ごと、および取引金額ごとに格納され、前記演算部は、前記操作入力部から入力された取引内容のうち取引金額についての情報に基づいて使用する個人認証情報を決定することを特徴とする自動取引システム
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の自動取引システムであって、前記第1の認証情報取得部にて取得する生体認証情報が虹彩認証であることを特徴とする自動取引システム
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の自動取引システムであって、前記第1の認証情報取得部にて取得する生体認証情報が網膜認証であることを特徴とする自動取引システム
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の自動取引システムであって、前記登録内容情報に記憶される情報のうち、複数の個人認証の情報のどれを用いて認証を実行するかを利用者が設定することが可能である自動取引システム
  8. 請求項7記載の自動取引システムは、記憶部が設けられ、前記記憶部に記憶される情報のうち、複数の個人認証の情報のどれを用いて認証を実行するかを利用者に設定させる際、あらかじめ設定可能な個人認証を口座の種類、取引の種類に応じてあらかじめ制限を設けたことを特徴とする自動取引システム
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の自動取引システムであって、入金時の個人認証数よりも出金時の個人認証数が多いことを特徴とする自動取引システム
  10. 少なくとも1つの生体認証情報を取得するための、第1の認証情報取得部を有する、自動取引装置と同一施設内に設置され、前記自動取引装置とは別に設けられた個人認証装置と、
    取引内容についての利用者からの操作を受け付ける操作入力部と、生体認証以外の認証情報を入力するための第2の認証情報取得部と、前記第1の認証情報取得部及び前記第2の認証情報取得部から、認証情報を入力する認証情報入力部と、認証に用いる特徴情報を抽出する特徴抽出部と、前記特徴抽出部の情報と事前に登録された利用者の複数の特徴情報のうちの少なくともいずれかとを比較して個人認証を行う認証部とを有する前記自動取引装置と、
    を有する自動取引システムにおける自動取引方法であって、
    前記入力された取引内容に基づいて、予め登録された登録内容情報を参照して実行する個人認証項目を決定する第1のステップと、
    該決定した個人認証項目に基づいて前記認証情報入力部から認証情報の入力を受け付ける第2のステップと、
    前記特徴抽出部において前記認証情報入力部から入力された情報から特徴情報を抽出する第3のステップと、
    前記事前に登録された利用者の特徴情報のうち前記決定した個人認証項目に相当する特徴情報と前記抽出された特徴情報とを比較して認証を行う第4のステップと、
    該認証に成功した場合に前記入力された取引内容の処理を実行する第5のステップとを有することを特徴とする自動取引方法。
  11. 請求項10記載の自動取引方法であって、前記登録内容情報には前記複数の個人認証情報のどれを用いて認証を実行するかの情報が利用者ごと、および口座の残高ごとに格納され、
    前記第1のステップにおいて、前記操作入力部から入力された取引内容のうち口座についての情報に基づいて該口座の残高を照会し、該口座の残高に応じて使用する個人認証情報を決定することを特徴とする自動取引方法。
  12. 請求項10または11記載の自動取引方法であって、前記登録内容情報には前記複数の個人認証情報のどれを用いて認証を実行するかの情報を利用者ごと、および、口座ごとまたは取引の種類ごとまたは取引金額ごとの少なくともいずれかにより格納され、
    前記第1のステップにおいて、前記操作入力部から入力された取引内容のうち口座、取引の種類または取引金額についての情報に基づいて使用する個人認証情報を決定することを特徴とする自動取引方法。
  13. 請求項10〜12のいずれかに記載の自動取引方法であって、前記第1の認証情報取得部にて取得する生体認証情報が虹彩認証であることを特徴とする自動取引方法。
  14. 請求項10〜12のいずれかに記載の自動取引方法であって、前記第1の認証情報取得部にて取得する生体認証情報が網膜認証であることを特徴とする自動取引方法。
  15. 請求項10〜14のいずれかに記載の自動取引方法であって、前記登録内容情報に記憶される情報のうち、複数の個人認証の情報のどれを用いて認証を実行するかを利用者が設定することが可能である自動取引方法。
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