JP2002260071A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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Abstract
れてしまった場合でも、他人に現金を持ち去られるとい
う危険を回避する。 【解決手段】 出金取引時に上位装置と交信することに
より、上位装置から取引を行っている顧客のアイリスデ
ータを受信してアイリス認識部9の記憶手段に記憶し、
取引中に前記顧客が装置から離れた後、装置に人が接近
したことを近接センサ7の信号により検知したとき、こ
の接近した人のアイリスデータをアイリス認識部9のア
イリス取得手段で取得して、この取得したアイリスデー
タと前記記憶手段に記憶したアイリスデータとをアイリ
ス認識部9の比較判定手段で比較して前記装置に接近し
た人が前記装置から離れた顧客本人か否かを判定し、顧
客本人の場合に支払い希望金額を出金する。
Description
各種の金融取引を行う自動取引装置に関するもので、特
に出金取引におけるセキュリティーの向上を図るための
技術に関するものである。
ブロック図である。図において1は自動取引装置で、こ
の自動取引装置1は、顧客操作表示部2、カード読取印
字部3、通帳記帳機4、紙幣入出金機5、硬貨入出金機
6、近接センサ7、及び制御部8を備えている。
CD等の表示部上に情報入力用のキーとして機能するタ
ッチパネルを配置したもので、表示部により顧客の操作
を誘導する文言やイラストを表示すると共に、タッチパ
ネルによるキーの内容を定義する表示を行うものとなっ
ており、これにより顧客は希望する取引の選択、暗証番
号や取引金額の入力等を行うことができ、更に表示部は
入力された情報やその情報に基づく残高、取引履歴等の
情報の表示も行うものとなっている。
気カードや振込カードを取込んで、これらのカードの磁
気ストライプに記録されている顧客の氏名や口座番号等
の情報を読取り、また磁気カードに対しては残高更新の
ための書込みを行うカードリーダライタと、取引内容を
レシートに印字して放出するレシート印字部を有してい
る。
いは記帳取引の際、顧客が挿入した通帳を取込んで、こ
の通帳の磁気ストライプに記録されている顧客の氏名や
口座番号等の情報を読取ると共に、今回の取引内容や過
去の取引における未記帳の取引情報を通帳に印字するも
のである。紙幣入出金機5は取引に伴う紙幣の入出金処
理を行うもので、同様に硬貨入出金機6は取引に伴う硬
貨の入出金処理を行うものである。
顧客の検出を行うもので、1台の自動取引装置1に対し
て複数種のセンサが設けられている。制御部8はこれら
各構成要素2〜7の動作を制御すると共に、ホストコン
ピュータとの通信に従って取引を実行させる機能を備え
ている。図7は上述した自動取引装置の動作を示すフロ
ーチャートで、出金取引の場合を示している。
には制御部8により取引を選択する画面が表示されてい
る。顧客がこの画面の出金キーを押下することで出金取
引を選択すると(S1)、続いて制御部8は操作表示部
にカードの挿入を促す画面を表示させ、これを見て顧客
がカード読取印字部3にカードを挿入排出口から挿入す
ると(S2)、そのカードを取り込んで磁気ストライプ
に記録されている口座番号等の顧客情報を読み取り、読
み取った情報を制御部8が図示しないメモリに記憶させ
る。
番号の入力を促す画面を表示させ、これを見て顧客が暗
証番号を入力すると(S3)、更に制御部8は顧客操作
表示部2に支払い希望金額の入力を促す画面を表示させ
る。これにより顧客が希望金額を入力すると(S4)、
制御部8は入力された支払い希望金額を前記メモリに記
憶させ、そしてこの支払い希望金額と共に前記メモリに
記憶させた顧客情報及び暗証番号を電文としてセンタの
ホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータから
の通知を待つ(S5)。
知を受けると、制御部8はメモリに記憶されている支払
い希望金額を読み出し、紙幣入出金機5に対して支払い
希望金額分の紙幣の出金を指示する(S6)。尚、硬貨
の支払いがある場合は、硬貨入出金機6に対しても出金
の指示が送られる。
り、紙幣の収納庫から該当紙幣を繰出し、計数を行って
入出金口に集積する(S7)。このとき、入出金口に設
けられているシャッタはと閉じられた状態にある。尚、
硬貨の支払いがある場合は、硬貨入出金機6も収納庫か
ら該当硬貨を繰出し、計数を行って入出金口に集積す
る。
積が終了すると、その通知が紙幣入出金機5(及び硬貨
入出金機6)から制御部8に送られ、これにより制御部
8はカード読取印字部3に対して、カードの排出及びレ
シートの印字を指示する(S8)。この指示によりカー
ド読取印字部3はカードを挿入排出口に排出して顧客に
返却し(S9)、そしてレシートに取引明細を印字して
紙幣入出金機5の入出金口に集積されている紙幣上に放
出する。
ると、その旨の通知がカード読取印字部3から制御部8
へ送られ、ここで制御部8は紙幣入出金機5(及び硬貨
入出金機6)に対してシャッタを開くように指示する
(S10)。この指示により紙幣入出金機5は(及び硬
貨入出金機6)は入出金口のシャッタを開いて顧客に紙
幣(及び硬貨)を受け取らせ(S11、S12)、入出
金口に設けられているセンサからの信号により受け取り
を確認するとシャッタを閉じる(S13)。
は近接センサからの信号により自動取引装置1の近傍に
人がいるかいないかをたえず監視している。
従来の技術では、顧客が支払い希望金額を入力した後に
自動取引装置の前から離れてしまった場合、その支払い
希望金額分の現金が入出金口に集積されるとシャッタが
開いて支払いが行われてしまうため、他人に現金が抜き
取られる危険があるという問題を有している。
ストア等に設置されている自動取引装置では、上記のよ
うなケースで他人に現金を持ち去られる危険性が高いの
で、セキュリティー性の向上が望まれている。本発明
は、このような問題を解決できる自動取引装置を実現す
ることを課題とするものである。
客の操作により取引を行う自動取引装置において、上位
装置からの認証データを記憶する記憶手段と、装置に接
近した人の認証データを取得する認証データ取得手段
と、認証データを比較して判定を行う比較判定手段から
なる個人認証部を備え、出金取引時に上位装置と交信す
ることにより、上位装置から取引を行っている顧客の認
証データを受信して前記記憶手段に記憶し、取引中に前
記顧客が装置から離れた後、当該装置に人が接近したこ
とを検知したとき、この接近した人の認証データを前記
認証データ取得手段で取得して、この取得した認証デー
タと前記記憶手段に記憶した認証データとを前記比較判
定手段で比較して前記装置に接近した人が前記装置から
離れた顧客本人か否かを判定し、顧客本人の場合に支払
い希望金額を出金することを特徴とする。
る自動取引装置の実施の形態について説明する。図1は
第1の実施の形態の構成を示すブロック図で、この第1
の実施の形態は従来の構成にアイリス(虹彩)認識部9
を付加したものである。
あるアイリスを利用して個人認証を行う個人認証部で、
センタ等に設けられた上位装置から送られてくる顧客の
アイリスデータを一時記憶する記憶手段と、ビデオカメ
ラカメラ等により自動取引装置1の前にいる人のアイリ
スデータを取得するアイリス取得手段と、このアイリス
取得手段により取得されたアイリスデータと前記記憶手
段に記憶された上位装置からのアイリスデータを比較判
定する比較判定手段により構成され、制御部8により制
御されるものとなっている。
ーチャートで、この図2を参照して作用について説明す
る。まず、出金キーの押下(S1)による出金取引の選
択から支払い希望金額の入力(S4)までは従来と同様
に行われるが、次のセンタとの交信(S5)において、
センタのホストコンピュータにより取引可能と認識され
ると、予め顧客データベース等に登録されている該当顧
客のアイリスデータがホストコンピュータにより読み出
され、取引許可電文と共に自動取引装置1に送信され
る。
りアイリス認識部9に送られ、記憶手段に一時的に記憶
される。また、制御部8はメモリに記憶されている支払
い希望金額を読み出し、紙幣入出金機5に対して支払い
希望金額分の紙幣の出金を指示する(S6)。尚、硬貨
の支払いがある場合は、硬貨入出金機6に対しても出金
の指示が送られる。
り、紙幣の収納庫から該当紙幣を繰出し、計数を行って
入出金口に集積する(S7)。このとき、入出金口に設
けられているシャッタはと閉じられた状態にある。尚、
硬貨の支払いがある場合は、硬貨入出金機6も収納庫か
ら該当硬貨を繰出し、計数を行って入出金口に集積す
る。
積が終了すると、その通知が紙幣入出金機5(及び硬貨
入出金機6)から制御部8に送られ、制御部8は前記の
支払い希望金額の入力後、近接センサ7の信号から顧客
が自動取引装置1から離れたかどうかを監視を続け、顧
客が自動取引装置1から離れたことを検知すると、その
時点で装置の設定モードを通常の出金モードから無人出
金モードに切り替える。
硬貨)の集積が終了しても、入出金口のシャッタは閉じ
た状態に保持され、紙幣や硬貨が抜き取られないように
保護される。その後、制御部8は近接センサ7の信号か
ら自動取引装置1に人が近づいたかどうかを監視する
(S8)。
(及び硬貨)の集積が終了してから予め定めた一定の時
間を経過しても、自動取引装置1に人が近づかない場合
はタイムアウトとし、制御部8はカード読取印字部3及
び紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)に対してカー
ドや紙幣(及び硬貨)の取り込みを指示する(S9)。
この取り込みについては、シャッタの閉動作を省く他は
従来における顧客の紙幣(及び硬貨)取り忘れ時と同様
に行われるので、その説明は省略する。
に自動取引装置1に人が近づいたことを検知すると、顧
客操作表示部2に受取キーとキャンセルキーのいずれか
の入力を促す画面を表示させる。キャンセルキーは直前
までの出金取引を中止するためのキーで、自動取引装置
1にの前にきた人がキャンセルキーを押下した場合(S
10a)、制御部8はカード読取印字部3及び紙幣入出
金機5(及び硬貨入出金機6)に対してカードや紙幣
(及び硬貨)の取り込みを指示し(S9)、それに基づ
いて前記タイムアウトの場合と同様に取り込みが行われ
る。
は、アイリス認識部9は個人認証を実行する(S1
1)。すなわち、アイリス認識部9はアイリス取得手段
によって自動取引装置1の前にいる人間のアイリスデー
タを取得し、取得したアイリスデータと記憶手段に記憶
してあるアイリスデータつまり上位装置からのアイリス
データを比較判定手段により比較して、現在装置の前に
いる人が前記装置から離れた顧客本人か否かを判定し、
その判定結果を制御部8に通知する。
果が顧客本人ではないという情報の場合、カード読取印
字部3及び紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)に対
してカードや紙幣(及び硬貨)の取り込みを指示し(S
9)、それに基づいて前記タイムアウトの場合と同様に
取り込みが行われる。アイリス認識部9からの判定結果
が顧客本人であるという情報であれば、制御部8はカー
ド読取印字部3に対して、カードの排出及びレシートの
印字を指示する(S12)。
ドを挿入排出口に排出して顧客に返却し(S13)、そ
してレシートに取引明細を印字して紙幣入出金機5の入
出金口に集積されている紙幣上に放出する。カードの排
出及びレシートの放出が終了すると、その旨の通知がカ
ード読取印字部3から制御部8へ送られ、ここで制御部
8は紙幣入出金機5(及び硬貨入出金機6)に対してシ
ャッタを開くように指示する(S14)。
貨入出金機6)は入出金口のシャッタを開いて顧客に紙
幣(及び硬貨)を受け取らせ(S15、S16)、入出
金口に設けられているセンサからの信号により受け取り
を確認するとシャッタを閉じる(S17)。以上説明し
た第1の実施の形態によれば、顧客が支払い希望金額を
入力した後に自動取引装置の前から離れてしまった場合
でも、他人に現金を持ち去られるという危険を回避する
ことができ、セキュリティー性を高めることができるの
で、特に人の出入りが頻繁なコンビニエンスストア等に
設置される自動取引装置において有効なものとなる。
ック図である。この第2の実施の形態は、第1の実施の
形態におけるアイリス認識部9に変えて指紋認識部10
を備えたもので、他の構成は第1の実施の形態と同様で
ある。この第2の実施の形態における指紋認識部10
は、人間の指紋を利用して個人認証を行う個人認証装置
で、センタ等に設けられた上位装置から送られてくる顧
客の指紋データを一時記憶する記憶手段と、ビデオカメ
ラカメラ等により自動取引装置1の前にいる人の指紋デ
ータを取得する指紋取得手段と、この指紋取得手段によ
り取得された指紋データと上位装置からの指紋データを
比較判定する比較判定手段により構成され、制御部8に
より制御されるものとなっている。
も、第1の実施の形態と同様の作用を実行することが可
能である。すなわち、図2におけるセンタとの交信(S
5)の際、センタのホストコンピュータにより取引可能
と認識されると、予め顧客データベース等に登録されて
いる該当顧客の指紋データがホストコンピュータから自
動取引装置1に送信されるものとし、この送信された指
紋データを指紋認識部10の記憶手段に一時的に記憶す
る。
自動取引装置1から離れ、更に支払い希望金額分の紙幣
(及び硬貨)の集積が終了してから予め定めた一定の時
間内に自動取引装置1に人が近づいたことを検知して、
顧客操作表示部2に表示した受取キーを顧客が受取キー
を押下すると(S10b)、指紋認識部10は顧客操作
表示部2のガイダンスにより自動取引装置1の前にいる
人の指を所定の位置に置くように誘導して指紋データを
取得し、取得した指紋データと記憶手段に記憶してある
指紋データを比較判定手段により比較して現在装置の前
にいる人が前記装置から離れた顧客本人か否かを判定す
る(S11)。
て、以後第1の実施の形態と同様の処理を行う。以上説
明した第2の実施の形態においても第1の実施の形態と
同様の効果を得ることができる。図4は第3の実施の形
態の構成を示すブロック図である。
におけるアイリス認識部9に変えて容貌認識部11を備
えたもので、他の構成は第1の実施の形態と同様であ
る。この第3の実施の形態における容貌認識部11は、
人間の容貌(顔)の特徴を利用して個人認証を行う個人
認証装置で、センタ等に設けられた上位装置から送られ
てくる顧客の容貌データを一時記憶する記憶手段と、ビ
デオカメラ等により自動取引装置1の前にいる人の容貌
データを取得する容貌取得手段と、この容貌取得手段に
より取得された容貌データと上位装置からの容貌データ
を比較判定する比較判定手段により構成され、制御部8
により制御されるものとなっている。
も、第1の実施の形態と同様の作用を実行することがが
可能である。すなわち、図2におけるセンタとの交信
(S5)の際、センタのホストコンピュータにより取引
可能と認識されると、予め顧客データベース等に登録さ
れている該当顧客の容貌データがホストコンピュータか
ら自動取引装置1に送信されるものとし、この送信され
た容貌データを容貌認識部11の記憶手段に一時的に記
憶する。
自動取引装置1から離れ、更に支払い希望金額分の紙幣
(及び硬貨)の集積が終了してから予め定めた一定の時
間内に自動取引装置1に人が近づいたことを検知して、
顧客操作表示部2に表示した受取キーを顧客が受取キー
を押下すると(S10b)、容貌認識部11は顧客操作
表示部2のガイダンスにより容貌取得手段で自動取引装
置1の前にいる人の容貌データを取得し、取得した容貌
データと記憶手段に記憶されている容貌データを比較判
定手段により比較して一致しているか否かを判定する
(S11)。
て、以後第1の実施の形態と同様の処理を行う。以上説
明した第3実施の形態においても、第1の実施の形態と
同様の効果を得ることができる。次に、第4の実施の形
態について説明する。
と同様であるが、制御部8により以下の処理を行うよう
にプログラムされている。図5は第4の実施の形態の作
用を示すフローチャートである。まず、出金キーの押下
(S1)による出金取引の選択から支払い希望金額の入
力(S4)経てセンタとの交信(S5)まで従来と同様
に行われる。
ピュータで取引可能と認識され、ホストコンピュータか
ら自動取引装置1に取引許可の電文が送信されると、制
御部8による出金を指示(S6)、この指示に基づく紙
幣入出金機5や硬貨入出金機6での紙幣や硬貨の繰り出
し、入出金口への集積(S7)が同様にが行われるが、
支払い希望金額の入力後に顧客が自動取引装置1から離
れると、第1の実施の形態と同様に通常の出金モードか
ら無人出金モードへの切り替えによりシャッタを閉じた
状態に保持して、紙幣や硬貨が抜き取られないように保
護し、制御部8が近接センサ7の信号から自動取引装置
1に人が近づいたかどうかを監視する(S8)。
貨)の集積が終了してから予め定めた一定の時間内に自
動取引装置1に人が近づいたことを検知して、顧客操作
表示部2に表示した受取キーを顧客が受取キーを押下す
ると(S10b)、制御部8は顧客操作表示部2に暗証
番号の再入力を促す画面を表示する(S11)。これに
より暗証番号が入力されると、制御部8はこの入力され
た暗証番号と図示しないメモリに記憶されている暗証番
号を比較して一致しているか否かにより本人か否かを判
定し、本人の場合は、第1の実施の形態と同様にカード
読取印字部3に対するカードの排出及びレシートの印字
の指示(S12)、この指示に基づくカードの返却(S
13)、レシートの印字と集積積紙幣上への放出、シャ
ッタ開の指示する(S14)、この指示に基づいてシャ
ッタを開くことによる顧客の紙幣(及び硬貨)の受け取
り(S15、S16)、シャッタ閉(S17)の動作を
順次行って取引を終了する。
第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
作により取引を行う自動取引装置において、上位装置か
らの認証データを記憶する記憶手段と、装置に接近した
人の認証データを取得する認証データ取得手段と、認証
データを比較して一致するか否かの判定を行う比較判定
手段からなる個人認証部を備え、出金取引時に顧客が支
払い希望金額を入力した後上位装置と交信することによ
り、上位装置からの取引許可の電文と共に受信した前記
顧客の認証データを前記記憶手段に記憶し、前記支払い
希望金額を入力してから前記顧客が離れた後、装置に人
が接近したことを検知したとき、この接近した人の認証
データを前記認証データ取得手段で取得して、この取得
した認証データと前記記憶手段に記憶した認証データと
を前記比較判定手段で比較して一致しているか否かを判
定し、一致している場合に前記支払い希望金額を出金す
るようにしている。
置から離れてしまった場合でも、他人に現金を持ち去ら
れるという危険を回避できるという効果が得られ、セキ
ュリティー性を高めることができるので、特に人の出入
りが頻繁なコンビニエンスストア等に設置される自動取
引装置において有効なものとなる。
ト。
ト。
Claims (5)
- 【請求項1】 顧客の操作により取引を行う自動取引装
置において、 上位装置からの認証データを記憶する記憶手段と、装置
に接近した人の認証データを取得する認証データ取得手
段と、認証データを比較して判定を行う比較判定手段か
らなる個人認証部を備え、 出金取引時に上位装置と交信することにより、上位装置
から取引を行っている顧客の認証データを受信して前記
記憶手段に記憶し、 取引中に前記顧客が装置から離れた後、当該装置に人が
接近したことを検知したとき、この接近した人の認証デ
ータを前記認証データ取得手段で取得して、この取得し
た認証データと前記記憶手段に記憶した認証データとを
前記比較判定手段で比較して前記装置に接近した人が前
記装置から離れた顧客本人か否かを判定し、 顧客本人の場合に支払い希望金額を出金することを特徴
とする自動取引装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 認証データをアイリスデータとし、 上位装置から受信したアイリスデータを記憶する記憶手
段と、装置に接近した人のアイリスデータを取得するア
イリスデータ取得手段と、アイリスデータを比較して判
定を行う比較判定手段からなるアイリス認識部を個人認
証部としてを備えたことを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項3】 請求項1において、 認証データを指紋データとし、 上位装置から受信した指紋データを記憶する記憶手段
と、装置に接近した人の指紋データを取得する指紋デー
タ取得手段と、指紋データを比較して判定を行う比較判
定手段からなる指紋認識部を個人認証部としてを備えた
ことを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項4】 請求項1において、 認証データを容貌データとし、 上位装置から受信した容貌データを記憶する記憶手段
と、装置に接近した人の容貌データを取得する容貌デー
タ取得手段と、容貌データを比較して判定を行う比較判
定手段からなる容貌認識部を個人認証部としてを備えた
ことを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項5】 顧客の操作により取引を行う自動取引装
置において、 出金取引時に顧客が入力した暗証番号を記憶しておき、 前記顧客が装置から離れた後、装置に人が接近したこと
を検知したとき、この接近した人に暗証番号を入力さ
せ、 その入力した暗証番号と前記の記憶した暗証番号とを比
較して一致しているか否かを判定して、一致している場
合に支払い希望金額を出金することを特徴とする自動取
引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001051749A JP4453209B2 (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 自動取引装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001051749A JP4453209B2 (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002260071A true JP2002260071A (ja) | 2002-09-13 |
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ID=18912482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001051749A Expired - Fee Related JP4453209B2 (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 自動取引装置 |
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