JP4615750B2 - コイルの製造装置および製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばチップ型コア等に巻線する小型のコイルの製造装置および製造方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、コイル巻線機は、ワークの一方をチャックで保持し、フライヤにより線材をワークの周囲に巻き付けていた。そのため、ワークが小さくなると、チャックが不安定になり、チャック力が弱いと、巻線中にワークが傾いたり、落下することがあった。
【0003】
また、ワークをパーツフィーダからチャックに移載するのに、受け渡し装置が必要になるが、ワークを挟持してチャックに受け渡す方式であるので、ワークが小さいとチャックミスし易く、作業性が悪いという問題があった。
【0004】
このチャック式の巻線機として、インデックスタイプ(例えば特許第2957947号参照)では、巻線後、別のインデックス位置に配置されたヒュージングユニットにより、電極に線材をヒュージングするため、その間、電極上に線材を這わしたまま、インデックスさせる必要があり、したがってインデックス中、線材の電極上での位置が変わらないようにするための線材のガイドが必要となっていた。
【0005】
一方、ワークの両側を保持し、ワークの回転により線材をワークの周囲に巻き付けるもの(例えば特許第2957947号参照)があるが、この場合ワークの両側に回転駆動力を伝達する駆動力伝達機構が配設されるため、ノズル部、クランパ、ヒータチップ、これらの移動機構等を配置した場合、装置が大型化してしまい、これらの配置が難しいという問題があった。
【0006】
また、線材の電極への溶着位置、方向を変えられず、汎用性に欠ける。また、複数の線材を並列に巻き付けるバイファイラ巻に適用できないという問題があった。
【0007】
本発明はこのような問題点を解決したコイルの製造装置および製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、少なくとも一方のスピンドル軸が軸方向に移動可能な対向する一対のスピンドル軸と、これらのスピンドル軸の端部に装着されたワークを保持する巻治具と、これらのスピンドル軸の回転機構と、一方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な線材供給部と、他方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な、線押さえならびに溶着ヘッドと、を具備しており、
線材供給部より繰り出された線材を線押さえにより巻治具に押さえ、線材供給部の移動によりワークの電極の所定の位置に線材を案内して溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定し、この溶着固定後、ワークの巻胴部に巻線し、この巻線後、線材を線押さえによりワークに押さえ、線材供給部の移動によりワークの別の電極の所定の位置に線材を案内して溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定して、コイルを製作する構成とする
【0009】
第2の発明は、少なくとも一方のスピンドル軸が軸方向に移動可能な対向する一対のスピンドル軸と、これらのスピンドル軸の端部に装着されたワークを保持する巻治具と、
これらのスピンドル軸の回転機構と、一方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な線材供給部と、他方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な、線押さえならびに溶着ヘッドと、線材を保持する移動可能な線材クランプと、を具備しており、線材クランプに線材の始端側を保持して、線材供給部の移動により線材をワークの電極の所定の位置に案内して溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定し、この溶着固定後、ワークの巻胴部に巻線し、この巻線後、線材を線押さえによりワークに押さえて、線材供給部の移動により線材をワークの別の電極の所定の位置に這わせて線材クランプに保持し、溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定して、コイルを製作すると共に、前記巻治具に側方部位から中央部位にかけて線材クランプを案内可能な切り欠き部を設ける
【0010】
第3の発明は、第1、第2の発明において、前記線押さえならびに溶着ヘッドは、同一の移動機構に搭載されている。
【0011】
第4の発明は、第1、第2の発明において、前記線材供給部は、線材を繰り出すノズル部を自転方向に回動可能である。
【0012】
第5の発明は、第1の発明において、前記巻治具は、線押さえにより線材を固定する平坦部を有する。
【0013】
第6の発明は、第2の発明において、前記ワークの電極と線材クランプ間の線材のカットにおいては、ワークを回転することにより、電極部より線材をカットする
【0014】
第7の発明は、少なくとも一方のスピンドル軸が軸方向に移動可能な対向する一対のスピンドル軸と、これらのスピンドル軸の端部に装着されたワークを保持する巻治具と、
これらのスピンドル軸の回転機構と、一方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な線材供給部と、他方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な、線押さえならびに溶着ヘッドと、を具備し、線材供給部より繰り出された線材を線押さえにより巻治具に押さえる工程と、この状態で線材供給部の移動によりワークの電極の所定の位置に線材を案内して溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定する工程と、この溶着固定後、ワークの巻胴部に巻線する工程と、この巻線後、線材を線押さえによりワークに押さえる工程と、この状態で線材供給部の移動によりワークの別の電極の所定の位置に線材を案内して溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定する工程とを備える
【0015】
第8の発明は、 少なくとも一方のスピンドル軸が軸方向に移動可能な対向する一対のスピンドル軸と、これらのスピンドル軸の端部に装着されたワークを保持する巻治具と、これらのスピンドル軸の回転機構と、一方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な線材供給部と、他方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な、線押さえならびに溶着ヘッドと、線材を保持する移動可能な線材クランプと、を具備し、
線材クランプに線材の始端側を保持して、線材供給部の移動により線材をワークの電極の所定の位置に案内する工程と、この後、溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定する工程と、この溶着固定後、ワークの巻胴部に巻線する工程と、この巻線後、線材を線押さえによりワークに押さえる工程と、この状態で線材供給部の移動により線材をワークの別の電極の所定の位置に這わせて線材クランプに保持する工程と、この後、溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定する工程と、を備え、
前記巻治具に側方部位から中央部位にかけて切り欠き部を設け、線材クランプをこの切り欠き部に案内する
【0018】
【発明の効果】
第1、第7の発明では、線材供給部および移動可能な線押さえ、溶着ヘッドとにより、線材をワークの任意の位置の電極に的確に溶着でき、的確に巻線できる。また、第1の発明では、線材供給部、線押さえ、溶着ヘッドの配置を容易に行え、装置を小型化できる。
【0019】
第2、第8の発明では、線材供給部および移動可能な線押さえ、溶着ヘッド、線材クランプとにより、線材をワークの任意の位置の電極に的確に溶着でき、的確に巻線できる。また、第2の発明では、線材供給部、線押さえ、溶着ヘッド、線材クランプの配置を容易に行え、装置を小型化できる。
【0020】
第3の発明では、構造を簡素化できる。
【0021】
第4の発明では、複数の線材を並列に巻き付けるバイファイラ巻に対応できる。
【0022】
第5の発明では、線押さえを確実に行える。
【0023】
第2、第8の発明では、巻治具に側方部位から中央部位にかけて設けた切り欠き部に線材クランプを案内することにより、線材のワークの電極への溶着位置、方向を容易に、任意に設定でき、かつ線材をワークの電極に接して這わせることができ、線材のワークの電極への溶着を一層的確に行える。
【0024】
第6の発明では、ワークの電極と線材クランプ間の線材のカットを簡単に行える。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0026】
図1において、巻線装置1の本体の左右のスピンドル軸台(スピンドルヘッド)2,3には、対向する一対のスピンドル軸4,5が配設される。スピンドル軸4,5は、それぞれプーリー6,7、ベルト8,9、プーリー10,11を介して、スピンドルモータ12の軸に連結された駆動シャフト13に連結され、スピンドルモータ12の駆動により同期して回転される。一方のスピンドル軸5は、プーリー7とスプライン嵌合され、後端部に送り機構として移動シリンダ14に取り付けられたスライド板15がベアリング45を介在させてスピンドル軸5の回転を自由に連結される。移動シリンダ14によりスライド板15を介してスピンドル軸5は前後方向(軸方向)に移動され、位置がセットされる。
【0027】
なお、図1において、スピンドル軸4,5は部分的に、駆動シャフト13は大部分が、プーリー7、ベルト9、プーリー11、移動シリンダ14、スライド板15は全体がスピンドル軸台2,3、巻線装置1の本体内に配置され、隠れるが、分かりやすくするため、実線で表してある。
【0028】
両スピンドル軸4,5の前端側には、ワークAを両側から保持する一対の巻治具16a,16bが取り付けられる。巻治具16a,16bは、先端側が板状に形成され、図5のように先端部にワークAの端部を受け入れる凹部17a,17bが設けられる。巻治具16a,16bの先端側の表面(ワークAを受け入れる側の面)18は、ほぼワークAの端部と面一な平坦面に形成される、また、巻治具16a,16bには、図5のように巻治具16a,16bの側方部位から凹部17a,17bの後方部位にかけて、切り欠き部19が設けられる。
【0029】
ワークAに巻線する線材を繰り出すための線材供給機構20は、一方のスピンドルヘッド3上部にモータ、ボールネジ等から構成される送り機構21が搭載され、送り機構21によりX、Y、Zの3軸方向に移動可能な移動台22からスピンドル軸側にアーム23が延設され、アーム23の先端側に線材を繰り出すノズル部24(1本のノズルを備える)およびモータによりノズル部24を自転方向に回動可能な回動機構25が取り付けられる。
【0030】
ワークAの電極に線材を溶着する溶着電極(溶着ヘッド)26および線材を押さえる線押さえ27は、他方のスピンドルヘッド2上部にモータ、ボールネジ等から構成される送り機構28が搭載され、送り機構28によりX、Yの2軸方向に移動可能な移動台29にそれぞれ独立に駆動可能な上下シリンダ30,31を介して取り付けられて、スピンドル軸側に延設される。
【0031】
線材を保持する線材クランプ32は、巻治具16a,16bの奥下方にモータ、ボールネジ等から構成される送り機構33が配設され、送り機構33によりX、Yの2軸方向に移動可能な移動台34に取り付けられる。線材クランプ32のクランプ部には、図6のように上向きに2本のピン35a,35bが並行に立設され、図示しない駆動シリンダを駆動すると、ピン35a,35bが平行移動して当接し、駆動シリンダを停止すると、ピン35a,35bが平行移動して元の開位置に戻るようになっている。
【0032】
一方、巻線装置1の本体の前方部には、ワークAを供給するパーツフィーダ等の部品供給機構が配置される。部品供給機構は、ワークAを案内する案内路36と、案内路36の先端側にてワークAを分離すると共に巻治具16a,16bに供給する分離昇降ユニット37部から構成される。図2のように、分離昇降ユニット37部にシリンダ38により昇降される仕切板39ならびにワークAをエアにより吸引固定してシリンダ40により昇降されるワーク搭載台41が備えられる。分離昇降ユニット37部のワーク搭載台41が巻治具16a,16bのワークAの保持位置の真下に位置するように部品供給機構が配置される。
【0033】
巻線装置1は以上のように構成されて、次にその動作について説明する。
【0034】
部品供給機構に投入されたワークAは、案内路36に沿って移動し、分離昇降ユニット部37の仕切板39の下降、上昇により後続のワークAと分離されて、ワーク搭載台41に送られる。
【0035】
ワーク搭載台41に送られたワークAは、エアにより吸引固定されて、図2、図3のように、ワーク搭載台41により巻治具16a,16bのワークAの保持位置に上昇され、停止される。
【0036】
この状態で、スピンドル軸5と共に巻治具16bが前進され、これにより図4のように、巻治具16a,16bの先端の凹部17a,17bにワークAが挟持される。
【0037】
この挟持後、ワーク搭載台41が下降され、仕切板39の下降、上昇により、次のワークAがワーク搭載台41に送られる。
【0038】
この後、図5のように、ワークAの電極面が上面を向くように、スピンドル軸4,5、巻治具16a,16bが180度反転される。
【0039】
次に、巻線作業を図6〜図15を基に説明する。
【0040】
図6のように、ノズル部24から繰り出された線材Kの始端側を線材クランプ32より保持した状態で、図7のように、ノズル部24をワークAに向け移動するとともに、線材クランプ32を巻治具16aの切り欠き部19に移動し、ノズル部24から線材Kをさらに引き出して、線材KをワークAの電極B上に案内する。
【0041】
次に、線材Kを電極B上に這わせた状態で、溶着ヘッド26をワークAに向け移動させ、電極B上で停止させ、さらに下降させて、図8のように、線材Kを電極Bに溶着する。この際、ワークAは一対の巻治具16a,16bにより両側から支持されているので片持ちの場合とは異なり溶着ヘッド26により押圧されても、ワークAが傾くことはない。
【0042】
この溶着後、溶着ヘッド26を上昇させ、元の位置に戻す。なお、溶着ヘッド26の先端は絶縁被膜の炭化物が付着するため、先端部を磨くヤスリを、溶着ヘッド26の移動路の途中に配置しておき、適宜磨くようにしておく。
【0043】
この溶着後の電極部と線材クランプ32間の線材は、線材クランプ32を移動させるか、図示しないカッター装置によるか、あるいは図9のように、ワークAを回転させることにより溶着部の根本からカットされる。
【0044】
そして、このカット後、ノズル部24をワークAの巻胴部の側方に移動させ、位置決めして、スピンドル軸4,5を回転させ、ワークAの巻胴部に線材Kを巻き付ける。この際、ノズル部24をスピンドル軸4,5の軸線方向に1回転毎に線径分移動させて、図10のように、ワークAの巻胴部に線材Kが整列巻線されるように巻線する。
【0045】
所定幅巻線したら、スピンドル軸4,5の回転を停止し、図11のように、線押さえ27を下降させて、ノズル部24から繰り出された線材KをワークAの巻胴部上で固定する。この際、ワークAは一対の巻治具16a,16bにより両側から支持されているので片持ちの場合どは異なり線押さえ27により押さえても、ワークAが傾くことはない。
【0046】
次に、ノズル部24をワークAの電極Cに向け移動させ、また予め線材クランプ32を巻治具16bの切り欠き部19に案内しておき、図12、図13のように、線材Kを電極C上に這わせ、さらに線材クランプ32のピン35a,35b間に通して、線材Kを線材クランプ32により保持する。
【0047】
その後、再び溶着ヘッド26を下降させて、電極C上に線材Kを溶着する。
【0048】
この溶着後、図14のように、線押さえ27および溶着ヘッド26を元の位置に戻し、ノズル部24から繰り出された線材Kを電極部の根本から前述と同様に、ワークAを回転させる等してカットされる。
【0049】
そして、この後図15のようにスピンドル軸5を後退させ、巻治具16a,16bからワークAを落下させて、巻治具16a,16b下方の排出箱(図示しない)に排出する。
【0050】
以後、同様の操作を繰り返す。
【0051】
このように、一対の巻治具16a,16bによってワークの両端部を保持すると共に、それぞれ別々に移動可能なノズル部24、線押さえ27、溶着ヘッド26、線材クランプ32を備えるので、線材をワークの電極に的確に溶着でき、的確に巻線できる。
【0052】
この場合、巻治具16a,16bの側方部位から凹部17a,17bの後方部位にかけて切り欠き部19を設け、この切り欠き部19に線材を保持する線材クランプ32を案内するため、線材のワークの電極への溶着位置、方向を容易に、任意に設定することができ、かつ線材をワークの電極に接して這わせることができる。また、線押さえ27、溶着ヘッド26を3軸方向に移動できるので、線押さえ、線材の溶着を任意の位置で行える。
【0053】
そのため、ワークの形状等が異なっても対応でき、高い汎用性を確保できる。
【0054】
また、線材供給機構20の送り機構21を一方のスピンドルヘッド3上部に、溶着ヘッド26および線押さえ27の送り機構28を他方のスピンドルヘッド2上部に設け、線材供給機構20のノズル部24を一方のスピンドルヘッド3上部から、溶着ヘッド26および線押さえ27を他方のスピンドルヘッド2上部から、延設するので、これらの配置を容易に行え、装置を小型化できる。
【0055】
また、溶着ヘッド26および線押さえ27の送り機構28を共通にしたため、構造が簡素化する。
【0056】
次に、前記線材クランプ32を用いないときの巻線作業について説明する。
【0057】
これは、線材の始端を線材供給機構20等が備える絡げピン等に絡げた状態で、ノズル部24を巻治具16aの先端側に移動し、線材をその先端側の平坦面(ワークAの後方部位)に這わせる。次に、線押さえ27をその先端側の平坦面に向け移動し、下降させて、線材をその先端側の平坦面に押さえる。次に、ノズル部24をワークAの電極Bに向け移動し、線材を電極B上に案内する。このようにして、線材を電極B上に這わせ、溶着ヘッド26を下降させて、線材を電極Bに溶着する。
【0058】
一方、ワークAの巻胴部への線材の所定幅の巻線を終えたら、スピンドル軸4,5の回転を停止し、再び線押さえ27を下降させて、ノズル部24から繰り出された線材をワークAの巻胴部上で固定する。次に、ノズル部24をワークAの電極Cに向け移動し、線材を電極C上に這わせる。その後、再び溶着ヘッド26を下降させて、電極C上に線材を溶着する。このようにして、溶着すると、ノズル部24を前述の絡げピン等に移動して、線材を絡げる。
【0059】
なお、溶着後の電極部と絡げピン等の間の線材は、カッター装置によるか、あるいはワークAを回転させることにより溶着部の根本からカットされる。
【0060】
このようにすれば、線材をワークの電極に的確に溶着できる。また、線材のワークの電極への溶着位置、方向を容易に、任意に設定することができると共に、構造を一層簡素化できる。
【0061】
図16〜図23は本発明の第2の実施の形態を示す。
【0062】
これは、複数の線材を並列に巻き付けるバイファイラ巻を行えるようにしたものである。この場合、前記実施の形態のノズル部24が1本のノズルを備えるのに対し、図16のようにノズル部50に複数のノズル51a、51bを備えたものを用い、ノズル部50の複数のノズル51a、51bからそれぞれ線材を繰り出すようにしている。また、線材クランプ52は、クランプ部に1本の固定ピン53とその両側に2本のピン54a,54bとを上向きに並行に立設し、図示しない駆動シリンダを駆動すると、ピン54a,54bが平行移動して固定ピン53に当接し、駆動シリンダを停止すると、ピン54a,54bが平行移動して元の開位置に戻るようにしている。
【0063】
次に、この巻線作業を説明する。
【0064】
ノズル部50のノズル51a、51bから繰り出された線材K1、K2の始端側をそれぞれ線材クランプ52のピン54a,53,54b間に保持した状態で、ノズル部50をワークEに向け移動するとともに、線材クランプ52を巻治具16aの切り欠き部19に移動し、ノズル51a、51bから線材K1、K2をさらに引き出して、線材K1、K2をワークEのそれぞれの電極B1、B2上に案内する。あるいは、図16のように、線材クランプ52を巻治具16aの切り欠き部19に移動してから、ノズル部50を移動して、線材K1、K2をそれぞれ線材クランプ52のピン54a,53,54b間に通して保持するとともに、線材K1、K2をワークEのそれぞれの電極B1、B2上に案内する。
【0065】
次に、線材K1、K2を電極B1、B2上に這わせた状態で、溶着ヘッド26をワークEに向け移動させ、電極B1、B2上で停止させ、さらに下降させて、図17のように、線材K1、K2をそれぞれ電極B1、B2に同時に溶着する。
【0066】
この溶着後、溶着ヘッド26を上昇させ、元の位置に戻す。
【0067】
この溶着後の各電極部と線材クランプ52間の線材は、線材クランプ52を移動させるか、図示しないカッター装置によるか、あるいはワークEを回転させることにより溶着部の根本からカットされる。
【0068】
そして、このカット後、図18のようにノズル部50を所定角度自転させてワークEの巻胴部の側方に移動させ、ノズル51a、51bからの線材K1、K2がワークEの巻胴部に隣接して巻き付けられるように位置決めして、スピンドル軸4,5を回転させ、ワークEの巻胴部に線材K1、K2を巻き付ける。この際、ノズル部50をスピンドル軸4,5の軸線方向に1回転毎に両線径分移動させて、図19、図20のように、ワークEの巻胴部に線材K1、K2が整列巻線されるように巻線する。
【0069】
所定幅巻線したら、スピンドル軸4,5の回転を停止し、図20のように、線押さえ27を下降させて、ノズル51a、51bから繰り出された線材K1、K2をワークEの巻胴部上で固定する。
【0070】
次に、ノズル部50を所定角度戻すように自転させて、ワークEの電極C1、C2に向け移動させ、また予め線材クランプ52を巻治具16bの切り欠き部19に案内しておき、図21のように、線材K1、K2をそれぞれ電極C1、C2上に這わせ、さらに線材クランプ52のピン54a,53,54b間に通して、線材K1、K2を線材クランプ52により保持する。
【0071】
その後、図22のように、再び溶着ヘッド26を下降させて、電極C1、C2上に線材K1、K2を同時に溶着する。
【0072】
この溶着後、図23のように、線押さえ27および溶着ヘッド26を元の位置に戻し、ノズル部24から繰り出された線材Kを電極部の根本から前述と同様に、ワークAを回転させる等してカットされる。
【0073】
そして、この後スピンドル軸5を後退させ、巻治具16a,16bからワークEを落下させて、巻治具16a,16b下方の排出箱(図示しない)に排出する。
【0074】
このようにすれば、複数の線材をワークに並列に的確に巻線できると共に、複数の線材をワークのそれぞれの電極に的確に溶着することができる。
【0075】
なお、ノズル部50を前記実施の形態のノズル部24と交換可能に形成して、その複数のノズル51a、51bからそれぞれ線材を繰り出せるように、予め線材供給機構20を構成すると共に、本実施の形態のような線材クランプ52を設けておけば、一層高い汎用性を確保できる。
【0076】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す巻線装置の斜視図。
【図2】ワークのセット動作を説明する斜視図。
【図3】ワークのセット動作を説明する斜視図。
【図4】ワークのセット動作を説明する斜視図。
【図5】ワークのセット動作を説明する斜視図。
【図6】巻線作業を説明する斜視図。
【図7】巻線作業を説明する斜視図。
【図8】巻線作業を説明する斜視図。
【図9】巻線作業を説明する斜視図
【図10】巻線作業を説明する斜視図。
【図11】巻線作業を説明する斜視図。
【図12】巻線作業を説明する斜視図。
【図13】巻線作業を説明する斜視図
【図14】巻線作業を説明する斜視図。
【図15】巻線作業を説明する斜視図。
【図16】本発明の第2の実施の形態の巻線作業を説明する斜視図。
【図17】巻線作業を説明する斜視図。
【図18】巻線作業を説明する斜視図。
【図19】巻線作業を説明する斜視図。
【図20】巻線作業を説明する斜視図。
【図21】巻線作業を説明する斜視図
【図22】巻線作業を説明する斜視図。
【図23】巻線作業を説明する斜視図。
【符号の説明】
1 巻線装置
2,3 スピンドル軸台(スピンドルヘッド)
4,5 スピンドル軸
12 スピンドルモータ
14 移動シリンダ
16a,16b 巻治具
17a,17b 凹部
19 切り欠き部
20 線材供給機構
21 送り機構
24 ノズル部
25 回動機構
26 溶着電極(溶着ヘッド)
27 線押さえ
28 送り機構
30,31 上下シリンダ
32 線材クランプ
33 送り機構
50 ノズル部
52 線材クランプ

Claims (8)

  1. 少なくとも一方のスピンドル軸が軸方向に移動可能な対向する一対のスピンドル軸と、
    これらのスピンドル軸の端部に装着されたワークを保持する巻治具と、
    これらのスピンドル軸の回転機構と、
    一方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な線材供給部と、
    他方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な、線押さえならびに溶着ヘッドと、を具備しており、
    線材供給部より繰り出された線材を線押さえにより巻治具に押さえ、線材供給部の移動によりワークの電極の所定の位置に線材を案内して溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定し、この溶着固定後、ワークの巻胴部に巻線し、この巻線後、線材を線押さえによりワークに押さえ、線材供給部の移動によりワークの別の電極の所定の位置に線材を案内して溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定して、コイルを製作する構成としたことを特徴とするコイルの製造装置。
  2. 少なくとも一方のスピンドル軸が軸方向に移動可能な対向する一対のスピンドル軸と、
    これらのスピンドル軸の端部に装着されたワークを保持する巻治具と、
    これらのスピンドル軸の回転機構と、
    一方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な線材供給部と、
    他方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な、線押さえならびに溶着ヘッドと、
    線材を保持する移動可能な線材クランプと、を具備しており、
    線材クランプに線材の始端側を保持して、線材供給部の移動により線材をワークの電極の所定の位置に案内して溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定し、この溶着固定後、ワークの巻胴部に巻線し、この巻線後、線材を線押さえによりワークに押さえて、線材供給部の移動により線材をワークの別の電極の所定の位置に這わせて線材クランプに保持し、溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定して、コイルを製作すると共に、
    前記巻治具に側方部位から中央部位にかけて線材クランプを案内可能な切り欠き部を設けたことを特徴とするコイルの製造装置。
  3. 前記線押さえならびに溶着ヘッドは、同一の移動機構に搭載されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコイルの製造装置。
  4. 前記線材供給部は、線材を繰り出すノズル部を自転方向に回動可能なことを特徴とする請求項1または2に記載のコイルの製造装置。
  5. 前記巻治具は、線押さえにより線材を固定する平坦部を有することを特徴とする請求項1に記載のコイルの製造装置。
  6. 前記ワークの電極と線材クランプ間の線材のカットにおいては、ワークを回転することにより、電極部より線材をカットすることを特徴とする請求項2に記載のコイルの製造装置。
  7. 少なくとも一方のスピンドル軸が軸方向に移動可能な対向する一対のスピンドル軸と、
    これらのスピンドル軸の端部に装着されたワークを保持する巻治具と、
    これらのスピンドル軸の回転機構と、
    一方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な線材供給部と、
    他方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な、線押さえならびに溶着ヘッドと、を具備し、
    線材供給部より繰り出された線材を線押さえにより巻治具に押さえる工程と、この状態で線材供給部の移動によりワークの電極の所定の位置に線材を案内して溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定する工程と、この溶着固定後、ワークの巻胴部に巻線する工程と、この巻線後、線材を線押さえによりワークに押さえる工程と、この状態で線材供給部の移動によりワークの別の電極の所定の位置に線材を案内して溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定する工程とを備えることを特徴とするコイルの製造方法
  8. 少なくとも一方のスピンドル軸が軸方向に移動可能な対向する一対のスピンドル軸と、
    これらのスピンドル軸の端部に装着されたワークを保持する巻治具と、
    これらのスピンドル軸の回転機構と、
    一方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な線材供給部と、
    他方のスピンドル軸台の上部から延設された移動可能な、線押さえならびに溶着ヘッドと、
    線材を保持する移動可能な線材クランプと、を具備し、
    線材クランプに線材の始端側を保持して、線材供給部の移動により線材をワークの電極の所定の位置に案内する工程と、この後、溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定する工程と、この溶着固定後、ワークの巻胴部に巻線する工程と、この巻線後、線材を線押さえによりワークに押さえる工程と、この状態で線材供給部の移動により線材をワークの別の電極の所定の位置に這わせて線材クランプに保持する工程と、この後、溶着ヘッドにより線材を電極に溶着固定する工程と、を備え、
    前記巻治具に側方部位から中央部位にかけて切り欠き部を設け、線材クランプをこの切り欠き部に案内することを特徴とすることを特徴とするコイルの製造方法。
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