JP2950723B2 - コイル巻線機 - Google Patents

コイル巻線機

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JP2950723B2 JP6067440A JP6744094A JP2950723B2 JP 2950723 B2 JP2950723 B2 JP 2950723B2 JP 6067440 A JP6067440 A JP 6067440A JP 6744094 A JP6744094 A JP 6744094A JP 2950723 B2 JP2950723 B2 JP 2950723B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/06Coil winding

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルボビンに線材を
巻き付けてコイルを製作する巻線機に関し、さらに詳し
くは線材の切断時やボビンに設けた端子に線材を絡げる
際に必要な線材の捨て絡げ作業と、巻線の開始時と終了
時にボビン胴部において形成される線材屈折部の処理と
を行うための巻線機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ノズルから所定の張力のもとで線材を供
給しながら回転するボビンに線材を巻き付けるコイル巻
線機においては、巻線の前後にボビンに設けた端子に線
材を絡げている。端子に絡げた線材はカッタなどで切断
するが、線材には常時張力が作用しているため、切断に
よりノズルから線材が抜けないように、切断に際しては
ノズルと切断部との間で線材を保持する必要がある。
【0003】そのため、これらの巻線機においては例え
ば線材を一時的に絡げる捨て絡げピンを設けている。こ
れにより、例えば巻線の開始前には線材をまず捨て絡げ
ピンに絡げておき、この状態でノズルが端子の周囲を移
動することで、線材を端子に絡げ、捨て絡げピンから端
子に至る線材を端子の近くで切断する。
【0004】巻線終了時はボビンの巻線部から端子へと
導いた線材をノズルの移動により端子に絡げ、さらに捨
て絡げピンに絡げた後、端子から捨て絡げピンに至る線
材を端子の近くで切断する。
【0005】捨て絡げピンは先端に線材を絡げるための
切欠を形成したピンであり、捨て絡げピンの外周には線
材切断後に捨て絡げピンに絡げ残った線材の切れ端を除
去するためのスリーブが装着されている。このスリーブ
は駆動手段により捨て絡げピンに沿って移動し、先端に
絡げ残った線材を取り除く。また、線材の無駄を少なく
するために捨て絡げピンはボビンの近くに位置すること
が望ましいが、近すぎると他の作業の邪魔になる恐れが
ある。このため、例えば捨て絡げピンに移動手段を備え
て使用しない時は離れた位置に退避させるようにしてい
る。
【0006】ところで、巻線の開始前に端子に絡げた線
材はボビンの中央に向けて導かれ、直角に屈折した後ボ
ビンの胴部に巻き付けられる。また、巻線を終えた線材
は再び直角に屈折した後、端子へと導かれる。このた
め、ボビンの胴部には巻線の始めと終わりに線材の屈折
部が形成されるが、この屈折部はノズルの移動のみでは
形成されず、胴部に線材を押さえ付けながらノズルを移
動することで形成される。このために線押さえ具が使用
され、形成された屈折部は例えば粘着テープでボビンの
胴部に固定される。線押さえ具は駆動手段により、線材
屈折部を粘着テープをボビン胴部に押し付ける位置と、
後退位置との間で変位する。さらに、巻線作業の邪魔に
ならないように駆動手段ともどもボビンから離れた位置
に退避するための移動手段を備える。
【0007】
【発明の課題】この巻線機は各種の駆動手段や移動手段
として、数多くのアクチュエータを使用しているため
に、構造が複雑で製造コストが高いという問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たもので、同時に動作する必要のない作業部材の移動手
段や駆動手段を共用することで、コイル巻線機の構造を
合理化することを目的とする。
【0009】
【課題を達成するための手段】請求項1に記載の発明
は、線材を巻き付ける胴部と線材を絡げる端子とを備え
たボビンを装着して回転スピンドルと、ボビンに線材を
供給するノズルと、ノズルを移動する手段と、前記端子
へ絡げた線材を切断するために一時的に線材を係止する
捨て絡げピンと、捨て絡げピンから線材を除去すべく捨
て絡げピンに沿って変位する排線部材と、線材を前記胴
部へ一時的に押し付けるために前進位置と後退位置との
間で変位する線押さえ具とを備えたコイル巻線機におい
て、排線部材と線押さえ具とを一体に駆動する手段を備
えている。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明においてスピンドルに対して三軸方向に各々移動
する2基のアームAとBとを設け、一方のアームAにノ
ズルを支持し、このアームAにより前記ノズルの移動手
段を構成するとともに、もう一方のアームBに前記捨て
絡げピンと線押さえ具とを支持している。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において捨て絡げピンを先端に切欠を形成した筒
部材と、筒部材の内側に回転変位自由に収装された回転
部材とで構成し、回転部材と切欠とで線材を挟持すべく
回転部材を回転変位させる手段を備えている。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明においては、捨て絡げピ
ンの排線部材と線押さえ具の駆動手段が共通となり、巻
線機の構成が単純化される。排線動作と線押さえ動作は
同時に行う必要がないので、駆動手段を共通化しても作
業効率は損なわれない。
【0013】請求項2に記載の発明においては、三軸方
向に移動するアームBに捨て絡げピンと線押さえ具とを
支持したので、捨て絡げピンと線押さえ具とをボビン及
びノズルに対して任意に移動することが可能となる。し
たがって、捨て絡げピンと線押さえ具が他の動作の邪魔
にならず、また捨て絡げ動作と線押さえ動作は同時に行
わないので、効率の良い作業が可能となる。
【0014】請求項3に記載の発明においては、回転部
材と切欠とで線材を挟持するようにしたので、ノズルを
移動して捨て絡げピンに線材を絡げる必要がなく、捨て
絡げに要する時間が短縮される。
【0015】
【実施例】図1と図2に本発明の第1の実施例を示す。
【0016】図1に示す巻線機は線材を巻き付ける胴部
3Aと線材を絡げる2本の端子3Bとを備えたボビン3
を装着して回転するスピンドル4と、巻線用の線材を一
定の張力のもとで供給するノズル13を備える。ノズル
13は図示されない移動機構に支持され、必要に応じて
3軸方向に移動する。また、スピンドル4の軸と平行な
鉛直面上で垂直位置と水平位置との間で任意に回動す
る。
【0017】線材のボビン3への巻始めや巻終わりの処
理のために捨て絡げピン19と線押さえ具18が設けら
れる。これらは固定位置に設けたスタンド30にガイド
31を介して支持されたスライダ32に取り付けられ
る。スライダ32はシリンダ33の伸縮に応じてガイド
31の案内でスピンドル4の軸と平行に変位する。
【0018】捨て絡げピン19はこのスライダ32の先
端に上向きに立設される。捨て絡げピン19の先端には
ノズル13の移動により線材を絡げるための切欠34が
形成される。捨て絡げピン19の外周には排線部材とし
ての排線スリーブ35が軸方向に摺動自由に嵌合する。
この排線スリーブ35は上昇により捨て絡げピン19の
先端に絡げた線材を除去する。排線スリーブ35の外周
には溝36が形成され、この溝36に先端を二股に分岐
したプレート状のホルダ37Aが嵌合する。
【0019】ホルダ37Aはスライダ32を貫通する2
本のロッド37Bを介してスライダ32の下側に配置さ
れた同じくプレート状のホルダ37Cと結合する。この
ホルダ37Cの先端にクランク状に屈折した線押さえ具
18が固定される。これらのホルダ37Aと37C及び
ロッド37Bが結合部材37を構成するロッド37Bと
スライダ32との間にはそれぞれスプリング38が介装
され、これにより結合部材37は下向きに付勢される。
また、スライダ32に取り付けた駆動手段としてのエア
シリンダ39から伸びるロッド40がホルダ37Cに結
合する。
【0020】次に作用を説明する。
【0021】ボビン3への巻線開始時には、ノズル13
から送り出された線材の端部は捨て絡げピン19に絡げ
られている。この状態でノズル13が一方の端子3Bの
周囲を周回することで線材を端子3Bに絡げる。絡げた
後図示されないカッタにより捨て絡げピン19から端子
3Bに至る線材を端子3Bの近くで切断する。
【0022】捨て絡げピン19に絡げ残った線材は排線
スリーブ35により除去する。すなわち、エアシリンダ
39の駆動によりロッド40を収縮させることで、図2
に示すように結合部材37がスプリング38を押し縮め
ながら上方へ変位し、溝36に嵌合するプレート37A
を介して排線スリーブ35を押し上げる。これにより排
線スリーブ35が捨て絡げピン19の先端方向に摺動
し、ピン先端に絡げ残った線材を上方へと押し出して除
去する。
【0023】ノズル13は線材を端子3Bに絡げた後、
ボビン3の胴部3A方向に移動する。これにより端子3
Bから線材が軸方向に導かれる。次にシリンダ33の駆
動によりスライダ32を動かし、線押さえ具18を胴部
3Aの上方へと移動する。そしてエアシリンダ39を解
放し、スプリング38の付勢により結合部材37を押し
下げる。これにより線押さえ具18が降下して胴部3A
に線材を押し付ける。
【0024】この状態でノズル13を水平方向に倒して
胴部3Aの回りを一周させることで線材は線押さえ具1
8の位置で約90度に屈折し、さらに胴部3Aに巻き付
けられた線材により屈折部が胴部3Aに係止される。こ
の状態でエアシリンダ39を駆動して線押さえ具18を
引き上げ、シリンダ33の駆動によりスライダ32をボ
ビン3の前方あるいは後方の邪魔にならない位置に退避
させる。
【0025】次にノズル13を再び垂直位置に戻し、ス
ピンドル4を回転させることでノズル13から送り出さ
れる線材の胴部3Aへの巻線が行われる。巻線中はノズ
ル13が軸方向に移動し、線材が胴部3Aへ均等に巻き
付けられるようにする。
【0026】巻線が終了したら、再びスライダ32を動
かして線押さえ具18を巻線終了部の上方へ移動し、エ
アシリンダ39のを解放して線押さえ具18で巻線終了
部を胴部3Aに押さえ付ける。この状態でノズル13を
端子3Bの方向へと動かすことで、線材は線押さえ具1
8の位置で約90度に屈折する。この屈折部には図示さ
れないテーピングユニットにより粘着テープが張り付け
られ、巻線終了時に形成される屈折部はこのテープによ
り胴部3Aに固定される。
【0027】端子3Bの近傍に移動したノズル13は、
巻線前と同様に端子3Bの回りを周回して線材を端子3
Bに絡げる。その後、捨て絡げピン19へと移動して捨
て絡げピン19の先端の切欠34に線材を絡げる。
【0028】この状態で図示されないカッタが端子3B
から捨て絡げピン19に至る線材を端子3Bの近傍で切
断する。
【0029】このようにして、巻線機は線材の巻始めと
巻終わりには、線材屈折部の形成と端子への絡げ作業に
必要な線材端部の保持とを、線押さえ具18と捨て絡げ
ピン19とを利用して行う。線押さえ具18と捨て絡げ
ピンの排線スリーブ35を同一のエアシリンダ39で駆
動するので、個別に駆動手段を備える場合に比べて構成
が単純化され、巻線機の製作コストを低減することがで
きる。なお、作業の性質上、線押さえ具18と排線スリ
ーブ35は同時に使用する必要がないので、このように
同一のエアシリンダ39で一体に駆動しても作業効率が
低下する恐れはない。
【0030】図3及び図4に本発明の第2の実施例を示
す。
【0031】この実施例においては、第1の実施例と同
様に構成された線押さえ具18、捨て絡げピン19、結
合部材37及びエアシリンダ39を、3軸方向に移動す
るアーム6に固着したベース41に支持する。
【0032】アーム6は図4に示すように基台1上に構
成された巻線機の一部をなし、X軸モータ8、Y軸モー
タ9及びZ軸モータ10により3軸方向に移動可能に構
成される。
【0033】ノズル13は別のアーム7に支持される。
このアーム7もX軸モータ11、図には示されないY軸
モータ及びZ軸モータ12により三次元方向に任意に移
動する。
【0034】スピンドル4はスピンドル4はアーム6と
7の間に位置し、支持部5に内蔵した図示されないモー
タの運転により回転する。ボビン3は図4に示す装着治
具3Cを介してスピンドル4に装着される。
【0035】巻線機はアーム6と7の他にボビン3を搬
送するボビン搬送治具2Bを備えたコンベヤ2、ボビン
3の胴部3Aに粘着テープを巻き付けるテーピング2
3、線材の屈折部を粘着テープの断片により固定するテ
ーピングユニット36を備える。
【0036】この巻線機は基台1に設けたコンベヤ2上
のボビン搬送治具2Bによって運ばれて来るコイル用ボ
ビン3を受け取って巻線作業を行い、巻線終了後にボビ
ン3を再びコンベヤ2上のボビン搬送治具2Bに受け渡
すまでの作業を行う。
【0037】このため、アーム6の先端には図3に示す
ボビン受け渡し治具20が治具反転シリンダ21を介し
て支持される。ボビン受け渡し治具20はボビン装着治
具3Cを介してボビン3を把持し、治具反転シリンダ2
1の駆動により垂直位置と水平位置との間で回動する。
【0038】この巻線機においては、線押さえ具18と
捨て絡げピン19とボビン受け渡し治具20の移動はア
ーム6を動かすことで行われる。これらはいずれも同時
に使用しないため一体に移動しても作業に支障はない。
また、線押さえ具18と排線スリーブ35の駆動も前記
第1の実施例と同様に共通のエアシリンダ39により行
われる。このため、駆動手段や移動手段の数が少なく、
効率的なツールの配置が可能になり、コストやスペース
も節約できる。
【0039】図5は本発明の第3の実施例を示す。ここ
では、ベース41にエアシリンダ39を内蔵し、エアシ
リンダ39の側方においてベース41に形成した凹部4
2に捨て絡げピン19とプレート37Aを配設してい
る。プレート37Aはベース41の内部でロッド37B
に連結される。このような構成により、エアシリンダ3
9や捨て絡げピン19の配置に要するスペースを小さく
抑えることができる。
【0040】図6と図7は本発明の第4の実施例を示
す。ここでは、前記第2の実施例と同様に、線押さえ具
18と捨て絡げピン19とエアシリンダ39とをベース
41に配設し、さらに捨て絡げピン19の先端に図7に
示すような線材の把持機構43を備える。
【0041】線材把持機構43は捨て絡げピン19を構
成する筒部材19Aの先端に形成した切欠34と、筒部
材19Aの内側に回転自由に嵌合する回転部材44の先
端に形成された円弧状の先端部44Aとで線材を挟持す
る。
【0042】回転部材44の下端には側方へ延びるピン
45が固定され、このピン45に長孔47を介して連結
するロッド46の軸方向変位に応じて回転部材44が筒
部材19Aの内側で回転変位する。
【0043】ロッド46は図6に示す回転手段としての
エアシリンダ48の内側に収装されたピストンに結合す
る。またピストンに結合してエアシリンダ48からロッ
ド46と反対側へ突出する別のロッド49が設けられ、
このロッド49とエアシリンダ48の間に介装されたス
プリング50により、ロッド46は常時一方向へと付勢
され、エアシリンダ48の駆動によりスプリング50に
抗して逆向きに駆動される。
【0044】捨て絡げピン19をこのように構成する
と、エアシリンダ48の駆動により先端部44Aと切欠
34の間に隙間をあけた状態で、ノズル13が線材を切
欠34と先端部44Aとの間に導き、エアシリンダ48
を解放するとスプリング49に付勢されたロッド48と
46がピン45を介して円柱部材44を回動し、先端部
44Aと切欠34の間に線材を挟み込む。これにより線
材は捨て絡げピン19の先端に係止されるので、捨て絡
げのためにノズル13が捨て絡げピン19の周囲を周回
する必要がなく、捨て絡げに要する時間を節約できる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、前記排線部材と線押さえ具とを一体に駆動する
手段を備えたので、これらを個別に駆動する場合に比べ
て巻線機の構成を単純化できる。また、排線動作と線押
さえ動作は同時に行う必要がないので作業効率も損なわ
れない。
【0046】請求項2に記載の発明よれば、アームBに
捨て絡げピンと線押さえ具とを支持したので、捨て絡げ
ピンと線押さえ具とを、ボビン及びノズルに対して任意
に移動しながら、各種の作業を効率良く行える。
【0047】請求項3に記載の発明は、回転部材と切欠
とで線材を挟持するので、ノズルを移動して捨て絡げピ
ンに線材を絡げる必要がなく、捨て絡げに要する時間が
短縮される。
【0048】したがって、本発明はコイル巻線機の製造
コストの低減と部材の配置スペースの有効利用並びに作
業効率の向上に好ましい効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す巻線機の斜視図で
ある。
【図2】作動中の排線スリーブの斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す巻線機要部の斜視
図である。
【図4】同じく巻線機の全体斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示すアームの拡大斜視
図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す巻線機要部の拡大
斜視図である。
【図7】同じく捨て絡げピンの拡大斜視図である。
【符号の説明】
3 ボビン 3A 胴部 3B 端子 4 スピンドル 6,7 アーム 13 ノズル 18 線押さえ具 19 仮絡げピン 19A 筒部材 32 スライダ 34 切欠 35 排線スリーブ 37 結合部材 39,48 エアシリンダ 44 回転部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材を巻き付ける胴部と線材を絡げる端
    子とを備えたボビンを装着して回転スピンドルと、ボビ
    ンに線材を供給するノズルと、ノズルを移動する手段
    と、前記端子へ絡げた線材を切断するために一時的に線
    材を係止する捨て絡げピンと、捨て絡げピンから線材を
    除去すべく捨て絡げピンに沿って変位する排線部材と、
    線材を前記胴部へ一時的に押し付けるために前進位置と
    後退位置との間で変位する線押さえ具とを備えたコイル
    巻線機において、排線部材と線押さえ具とを一体に駆動
    する手段を備えたことを特徴とするコイル巻線機。
  2. 【請求項2】 スピンドルに対して三軸方向に各々移動
    する2基のアームAとBとを設け、一方のアームAにノ
    ズルを支持し、このアームAにより前記ノズルの移動手
    段を構成するとともに、もう一方のアームBに前記捨て
    絡げピンと線押さえ具とを支持した請求項1に記載のコ
    イル巻線機。
  3. 【請求項3】 捨て絡げピンを先端に切欠を形成した筒
    部材と、筒部材の内側に回転変位自由に収装された回転
    部材とで構成し、回転部材と切欠とで線材を挟持すべく
    回転部材を回転変位させる手段を備えた請求項1に記載
    のコイル巻線機。
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