JP2003165123A - 短円柱状樹脂材のバリ除去装置及びバリ除去方法 - Google Patents

短円柱状樹脂材のバリ除去装置及びバリ除去方法

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JP2003165123A
JP2003165123A JP2001365156A JP2001365156A JP2003165123A JP 2003165123 A JP2003165123 A JP 2003165123A JP 2001365156 A JP2001365156 A JP 2001365156A JP 2001365156 A JP2001365156 A JP 2001365156A JP 2003165123 A JP2003165123 A JP 2003165123A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加工材として用いる小幅に鋸切断された短円柱
状樹脂材に残存するバリを人手に替えて機械で早くバラ
ツキ無く除去する技術を提供することにある。 【解決手段】短円柱状樹脂材Zを芯出し手段12で位置
出して、その両円形端面をその同軸上に配した上下分離
軸で挟持し一体回転出来る回転支持手段13により回転
振れを最小にして、端面から定めた高さ位置に置いた両
切削刃を外径基準で突き当てて当接させる切除手段14
でバリを切除出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は短円柱状樹脂材の
端部に残存するバリの除去装置及びバリの除去方法に係
わり、詳しくは該樹脂材の周縁部に残存する髭状のバリ
を人手を介さずに自動除去する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】短円柱状樹脂材は、成形された棒材で外
形が30〜100φで長さは最大3mを使途に応じて小
幅に切断した加工素材つまり加工ブランク材として用い
られている。通常、鋸歯で切断して用いられる。
【0003】例えばこの鋸歯による切断の際には、図6
に示す様に切断端面の周縁部に切断残りである髭状のバ
リが発生する。従来、このバリは後加工の機械加工で外
形をチャックする際に芯出しや巻き付き等の障害になる
から、機械に投入する前に一個ずつ人手で除去されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な人手
に頼る工程では除去処理に時間を要す事、加えて作業バ
ラツキが避けられず後加工での機械把持時に芯ぶれ不良
を発生させて自動加工の妨げになっていた。
【0005】つまり折角高額投資して合理化された後加
工機でブランク材の供給に能力不足をきたして、稼働率
が悪く加工コストが割高となる問題があった。こんな事
から人手に代えて、いつでも無人作動出来て、バリ取り
の信頼性が確保できる機械化が求められるところであっ
た。
【0006】本発明は、このような人手による作業工程
の作業バラツキと処理速度や稼働時間に限りがある問題
点を改善するものであり、人手に代えて機械的に処理で
きる樹脂棒材のバリ除去技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決する請求
項1記載の短円柱状樹脂材のバリ除去装置の発明では、
短円柱状樹脂材の少なくとも端部に残存するバリの除去
装置において、前記樹脂材の外周を少なくとも片側がV
字形のフォークでセンタリングしながら挟み付けて位置
決めする芯出し手段と、円形の両端面をその同軸上の突
き合せ軸で挟持し回転させる回転支持手段と、切削刃を
押し当ててバリを切除する切除手段とを少なくとも備え
ていることを特徴とする。
【0008】これによれば、樹脂棒材の搬入に当たっ
て、バリがあって芯掴み出来ない棒材でも外周部の円断
面を基準にしてV字形のフォークでセンタリング出来る
から外部からの任意な投入で対応できる。また軸穴加工
前で掴み箇所もない短円柱状の棒材を、ボスやフランジ
部に代えて両端面で挟みバリを外側に露出させて把持出
来るから、バリ除去の機構が容易に出来る。
【0009】請求項2記載の短円柱状樹脂材のバリ除去
装置の発明では請求項1の構成において、前記回転支持
手段が、互いの軸端面を対面させて同軸線上に配設され
て、その一方は固定支持された回転駆動軸で、他方は同
軸線上を接離自在で回転自由に支持された回転押付け軸
とから成りこの両軸端面が軸線に直角面でこの対面した
突合せ面間に樹脂棒材の両端面を圧接挟持して回転出来
る。これによれば、回転駆動軸の上面と回転押付け軸の
下面との間に、樹脂棒材の厚みと径に関係なく樹脂棒材
の両端面を狭圧して保持できる。
【0010】請求項3記載の短円柱状樹脂材のバリ除去
装置の発明では請求項1又は2の構成において、前記切
徐手段が、回転する樹脂棒材の少なくとも外周両縁部に
それぞれ当接させたカッタと、カッタの当接量を設定す
る突き当て体を備えたカッタホルダーと、カッタとカッ
タホルダーと一体で接離自在にさせる摺動駆動部とから
なる。これによれば、樹脂棒材の外径を基準にしてカッ
タを当接出来る。同時に切込み量は、カッタホルダーに
備えた突き当て体で設定出来て、且つカッタとカッタホ
ルダーと一体で接離自在に摺動駆動出来るから、全ての
径に同一の当接状態でバラツキ無く対応できる。
【0011】請求項4記載の短円柱状樹脂材のバリ除去
装置の発明では請求項3の構成において、前記カッタ
が、バリを刃先に導入する部位と、バリと伴に周縁部の
コーナーを面取り可能な傾斜刃部を備えて構成してあ
る。これによれば、両端面の周縁部に拡がるバリを刃部
に集めて根元から面取り出来るから、切り残し無く切除
出来る。
【0012】請求項5記載の短円柱状樹脂材のバリ除去
装置の発明では請求項3又は4の構成において、前記カ
ッタが、回転軸線に直交する面上に回転中心を通過する
直径線上に回転中心を挟んで対面させて配設してあり、
中心に向かって進退自在である。これによれば、進退自
在な機能であらゆる外径に対応出来て、突き当て体を回
転中心に向けて対抗方向から突き当てられるから、その
押し力が相殺され挟持した樹脂棒材の把持位置ズレを最
小に出来る。
【0013】請求項6記載の短円柱状樹脂材のバリ除去
装置の発明では請求項3〜5の構成において、前記カッ
タとカッタホルダーと摺動部と押引き駆動部とが、それ
ぞれ回転駆動軸側と回転押付け軸側との突合わせ面を基
準にして個々に別体で止着されている。これによれば、
各軸端面から一定の高さ位置にカッタが装着してあるか
ら、例え樹脂棒材の厚みが変わっても、刃の当接位置に
影響を受けず、同一状態で切除出来る。
【0014】請求項7記載の短円柱状樹脂材のバリ除去
方法では、短円柱状樹脂材の少なくとも端部に残存する
バリの除去方法において、少なくとも前記樹脂材の外周
をV字形のフォークで両側から挟み付けて位置決めし芯
出しした後、円形の両端面をその同軸線上で圧接挟持し
て回転させ、そして切削刃を押し当てて外周バリを切除
することを特徴とするものである。
【0015】この方法によれば、周縁部のバリが邪魔し
て旋盤のチャックで芯掴みが出来ない樹脂棒材でも、そ
のバリに邪魔されずV字形フォークで外径基準で位置出
しして把持出来て、突き合わせ上下軸間に圧接挟持でき
る。この様に両端面の中心で挟持したことで、樹脂棒材
を回転した際の周縁部の回転振れが少なく、刃に複雑な
運動も要せず、この回転する樹脂棒材の外面に当接させ
て突き当てることで対応できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の短円柱状樹脂材のバリ除
去装置及びバリ除去方法の一実施形態について、添付図
1〜7を用いて説明する。先ず、本発明に係わる短円柱
状樹脂材Z(以下、切断材Zという)について、図6を
用いて説明する。樹脂材L、Sはポリアミド樹脂を重合
成形した丸棒材である。良く用いられているサイズは外
径30〜150φ、長さ600〜1500ミリの成形さ
れた素材である。また図6(a)では無垢の丸棒Lを示
し、(b)では断面が二層状に成った芯金入り丸棒S
で、正に断面中心部に鉄芯Tを埋め込んだ丸棒である。
【0017】本発明に係わる切断材Zは、上記の樹脂材
L、Sを小幅に切断加工して準備された加工部材であ
る。図6に示す様に、(a)図中では丸棒材Lを所用の
幅に鋸歯5で切断している状態を表している。切断して
分離した端材が此処で言う切断材Zである。同様に芯金
入り丸棒Sから得られる切断材Zを(b)図中に表して
いる。
【0018】次に、本発明に係わる切断材ZのバリBに
ついて説明する。図6に示す様に鋸歯5でカット切断し
た端面で鋸刃5が切り抜ける方向の周縁部に髭状でほぼ
接線方向に発生して、髭の量は切断鋸歯5の劣化状態に
左右され、劣化が進むと切れ味が悪化して髭が増量す
る。しかし切断に鋸歯5を用いる以上、バリは皆無には
ならず本発明の課題がある。
【0019】この切断材Zは、次工程の旋盤加工等に搬
送されて外周面の端で把持され残った外周面と端面を旋
盤加工した上で、次に加工済み面に持ち替えて残りの未
加工部分を旋盤加工し全体を加工してその外周面を歯切
りや溝加工したり、中心に軸穴加工したり、両側面を相
手部品との嵌合や締結形状等の加工を施して機械部品と
して用いられる。
【0020】この様に、本発明に係わる切断材Zは、中
間部材であって機械加工を行う上で外周を基準にチャッ
クし芯掴みすることから、前述の様に周縁部に髭状に発
生した残バリBは、旋盤チャック時に把持部に介在して
芯出しの邪魔に又軸芯が倒れたり、或いはチャックに巻
き付いたり、チャック爪に絡んだり等して機械掴みの障
害になっていた。
【0021】以下、本発明に係わるバリ除去装置につい
て、図1〜4を用いて説明する。先ずバリ除去装置10
は、装置外から投入された切断材Zをセンタリングして
次の搬送手段15が把持できるように位置決めする芯出
し手段12と、位置決めされた切断材Zをフィンガ61
で把持して回転支持手段13まで移送渡しする。切除加
工が終わった切断材Zを再びフィンガ61で把持して搬
出位置P4へ排出する搬送手段15と、切断材Zの軸芯
を上下分割軸で挟持し回転駆動させる回転支持手段13
と、回転中の切断材Zの上下両面にカッタ27を当接し
てバリBをカットする切除手段14とから構成されてい
る。
【0022】上述のように、当装置内を切断材Zが場所
を変え移動するから、先ず切断材Zの搬送流れを、個別
手段の説明に先立って、図2の上面図を用いて明らかに
する。切断材Zは円端面を上下方向にしてP1位置に投
入される(図3参照)、2)P1位置からV形フォーク
付スライド板21aでセンタリングしながらY方向に突
当板23に当たるまでP2近傍に送り込む、 3)P2近傍からV形フォークを左右に付けたスライド
板21bでX方向に2枚のV形フォークで挟み付けて、
その中心に当たるP2位置に位置出しする。
【0023】4)続いてP2位置で下方から押し上げて
P2上位置に押し上げ保持する(図3参照)、5)P2
上位置からP3位置にフィンガ61でチャックし搬送す
る、 6)P3位置では回転支持手段13に持ち替えさせて後
述するバリ除去を行う。
【0024】7)P3位置からP4位置へ再度フィンガ
61に持ち替えて戻りながらフィンガ61を旋回させて
搬出する。8)P4位置では受けトレイ71上に降ろし
あずける。
【0025】次に上述の各構成手段について、上記の切
断材Zの流れを補足しながら、個別に図2の上面、図3
の側面を用いて説明する。先ず芯出し手段12は、上述
の1)2)3)の作動領域を受持って、投入位置P1か
らP2位置出し迄の機能を構成している。切断材Zは、
Y方向とX方向の各スライドベース22a、22b上
を、Y方向とX方向の各V形フォーク付スライド板21
a、21bで押されたり挟まれたりしV形フォークでセ
ンタリング作用を受けながらP2位置に押し込まれ位置
決め出来る。尚投入位置P1へは、図3中の切断材Zが
ミニコンベヤ73で搬送されてシュータ24から滑り込
んでY方向スライドベース22上に投入されるものであ
る。
【0026】Y方向のV形フォーク付スライド板21a
は、図2,3に示す様にY方向に走行するリニアユニッ
ト57上のリニアヘッド56に止着されてリニアユニッ
ト57により駆動走行してある。続いてX方向のV形フ
ォーク付スライド板21bは、中央の切断材Zを左右か
ら挟むように対照配置したV形フォーク付スライド板2
1bで挟み付ける機構でセンタリングして位置決めす
る。
【0027】次に本搬送手段は、本発明のバリ除去装置
の中にあって、上述の4)P2からP2上位置に押し上
げ、5)P2上からP3位置へ移送、7)P3位置から
P4位置へ排出、8)P4の排出トレイ71上に移載す
る機能を持たせてある。
【0028】次いで搬送手段15については、図1の正
面図、図2の上面図、図3の側面図に示している様に、
先ず4)の押し上げについては、図3に示す様に下方か
ら押し上げるシリンダ26のロッドにリフト円板25が
備えてあり、スライドベース22のスライド面に合わせ
て有り、シリンダの伸張で真上に押し上げられて位置決
めされて口を開けたフィンガ61の中に挿入する。
【0029】続いて図1に戻り、このフィンガ61は以
下の把持、旋回、走行の機能を備えている。架構17で
架空に支持されたX方向のリニアユニット68と、この
走行ヘッド67下面に装着した旋回ブラケット65と、
フィンガ用の把持シリンダ63と、この旋回アーム62
の先端部に上記のフィンガ61が装着して構成してあ
る。
【0030】次に回転支持手段13は、前述の6)P3
位置に配してあり、切断片Zを軸芯で回転させ刃物を当
接させてバリ取りを行うに当たり回転までを行う手段で
あり、図1に正面図、図4に詳細図を示している。
【0031】先ず垂直で同軸線上に、分離されて上下に
突合せた2軸機構にしてあり下部軸は回転駆動軸31で
上部軸は押付回転軸34として要部を構成している。こ
の上下軸31,34の突合せ箇所に切断材Zの両端面を
芯出しして同軸で挟み込んで把持し回転可能に各軸3
1,34を構成してある。図4に示す様に、下軸は断付
き軸部と軸受44で軸方向に固定されて回転駆動可能
で、上軸は連れ周り可能に回転支持し且つ上下動可能で
挟持力を備えて支持してあり、これによって切断材Zを
圧接挟持して回転出来る。
【0032】先ず回転駆動軸31は、支柱16に止着し
た軸支持フレーム46に軸受44等を介して回転支持さ
れている。この回転駆動はこの軸下端に装着している回
転プーリ74を支柱16の反対側に配設したモータ49
で回転伝達駆動する。軸上端部には当て座32がはめて
あり突き合わせズレを微調整して切断材Zを好適に挟圧
支持出来る。
【0033】次いで回転押付け軸は、下方への押し付け
と、連れ廻り回転と、後述の切除手段の装着基板とを兼
ね備えて構成してある。下方への押し付けは、支柱16
に止着した押し付けシリンダ37の伸縮作動により行
い、鉛直に伸縮出来る様にシリンダヘッドに固定したガ
イドブラケット39にガイドブッシュ42を止着して、
シリンダロッド先端に締結した支持筒35とこれに組付
けた押付け板36に垂直なガイドロッド41を設けて前
記のガイドブッシュ42と摺動可能に構成して鉛直の直
進作動を確保してある。
【0034】続いて連れ廻り回転は、前記のシリンダロ
ッド先端に締結した支持筒35に回転押付け軸34をス
ラスト荷重に耐えるラジアル軸受と一体で構成して連れ
廻り可能にしてある。また装着基板としては、前記の押
付け板36の下面が用いられる用に構成してある。
【0035】次に切除手段14は、図4に示している様
に、切断材Zの上下にそれぞれ設けてあり、一つは切断
材Zの上周縁部切除用として押付板36に装着してあ
り、もう一つは下周縁部切除用として支持ブラケット5
2の取付基体を軸支持フレーム46に装着し、刃の当た
り方向を反転させて構成してあるが他は上部と同様であ
る。
【0036】上部の切除手段14は、カッタ27と突当
て回転体28とカッタピン30とからなる刃部18と、
リニアヘッド51に装着したカッタホルダー29と、押
し付け板36に止着した支持ブラケット52を基体にし
てリニアレールを締結しシリンダ53で接離させるカッ
タ移動部50とで構成してある。
【0037】先ずカッタ27は、図4にその断面形状を
示しており、切断材Zの上周縁部、下周縁部のそれぞれ
バリを、傾斜刃で45度の面取り角度でコーナー部を一
緒に除去できる構成にしてある。45度の傾斜刃の傾斜
作用によって、それぞれ上方下方へはみだし逃げ出そう
とする髭状のバリを傾斜した刃の向きで逃がさず集めて
切り残しなく切除できる。
【0038】またこの様な刃の平面図を図7に示してい
る。図中、回転中の切断材Zを中央にしてその左右にそ
れぞれカッタ27を配して、左方は下面バリに、右方は
上面バリにそれぞれ当接した状態て同時に上下バリを除
去できる構成にしてある。
【0039】図7に示すように、刃の平面形状は円形状
の其体の一部を切欠いて、バリを刃先に導入しやすくし
た嘴状の切欠部が、対照に2箇所設けてある。これによ
りバリの巻き付きを防ぎ、併せて刃先が磨耗した際には
180度位置を変えて更新出来て交換周期の確保ができ
る。
【0040】この様に、カッタ27はバリの根元を確実
に捉えて巻き付かないように、刃先を傾斜させて且つ切
り欠きを備えた導入部を設けてある。
【0041】次に、カッタホルダー29は、図4に示す
様に、リニアヘッド51に締結されて摺動可能にしてあ
り、押付けシリンダ53で当接作動進行し、このホルダ
ー29に組み付けたカッタ27と同軸上の突当て回転体
28が切断材Zに外接して行き止まる構成にしてあり、
バラツキのない面取り切除が出来る。
【0042】図7に示している様に、2枚の刃は回転軸
に直交する面上の回転中心を通過する直径線上に回転中
心を挟んで対面させて配設してある。図4で刃先がバリ
に当接して更に押し付けられてバリの根元を切除しなが
ら回転体28が切断材Zの外周に外接して突当たり行き
止まる。左右の刃が中心に向かってこの様に当接して切
断材Zの外周に外接して、突当たり行き止まり、左右の
刃が行き止り互いに切断材Zを押す力を相殺できる様に
対抗配置としてある。
【0043】次にカッタ移動部50は、支持ブラケット
52と、リニア軸受からなるリニアヘッド51と、カッ
タホルダー29と、押し引きするシリンダ53とからな
り、リニアヘッド51に締結したカッタホルダー29に
垂直な同軸上に備えてカッタ27と突当て回転体28を
組み込んで一体で切除手段を押し引きするシリンダを用
いて接離可能にしてある。
【0044】続いて、切断材Zはその厚みが変化するか
ら、このバリ除去がこれらの厚み変化に対応できるよう
に上下に配設した前述のカッタ27とカッタホルダー2
9とカッタ移動部50とが、それぞれ下方は回転駆動軸
側に上方は回転押付け軸側にと配設してあり当接する傾
斜した刃先がそれぞれの軸端面からの高さを固定して止
着してある。これにより、切断材Zの厚みが変わっても
コーナー部への刃の当接位置関係は不変にして対応でき
る。
【0045】次にバリ除去方法については、切断後の切
断材Zに残留するバリを人手を介さずに自動で除去する
もので、本発明の方法では搬出位置P4上のバリ取り済
みの切断材Zが、後工程に取り出されると切断工程から
搬送コンベヤを経て本工程に自動投入され、搬送フィン
ガ61で把持して回転支持手段13に運び込み中心軸で
狭持回転し、外周縁部においた刃物前をバリを通過さ
せ、嘴状の切欠きを設けた傾斜刃を備えた切除手段14
を上下同時に当接させて確実に高速で切除し、再度搬送
フィンガ61で把持して搬出位置P4上に運び出す自動
処理方法である。
【0046】続いて図5を用いて、上述の装置の動作に
ついて説明する。先ず、切断材の投入81は、投入位置
P1部に切断片Zが残って無いことをセンサが検知し投
入コンベヤ73を起動させてシュート24上に投入す
る。滑り落ちて切断材Zは円端面を上下としてP1位置
に投入される。
【0047】次いで切断材Zの位置決め82は、バリ取
りの回転支持手段に自動セッチングする為に任意に投入
した切断材Zが機械で自動把持出来る様に位置決めする
もので、P1位置からV形フォーク付スライド板21a
でスライドベース22上を突き当て板23まで押し込み
ながらY方向のセンタリングをしてP2近似位置とし、
ついでX方向からV形フォーク付スライド板21bで両
側から挟み込んで、XY方向の位置出しをしてP2位置
を確定する。
【0048】続いて搬送83は、P2位置の下方からシ
リンダで押し上げてP2上位置のフィンガ61位置にリ
フトしチャックさせて、X方向でP3位置の回転支持手
段13の上下軸間に搬入する(図2のP3周り点線を参
照)。
【0049】次いでバリ取り機にセット84は、上下軸
間に搬入された切断片Zを下方にある回転駆動軸31上
に近接待機させ、上方から回転押付け軸34を下降させ
同軸上に狭圧する。フィンガ61は後退し、これで切断
材Zは回転支持手段13に持ち替えさせてバリ除去に移
る。
【0050】続いて回転と刃当接85は、上述の回転支
持手段13に持ち替えられると、切断材Zは同軸上に回
転駆動が出来る様になり、前述の切除手段14で刃部1
8を切断材Zの上下周縁部に当接してバリを除去する
【0051】あらためて搬出86は、バリを除去し終え
た切断材Zを再度フィンガ61で把持し回転支持手段1
3から持ち替えてX方向に戻りながらフィンガ61を旋
回させてP4位置に移動し受けトレイ71上にあずけ
る。
【0052】尚、本発明の短円柱状樹脂材のバリ除去装
置及びバリ除去方法では、図1〜7に示すものに限定さ
れず、例えば次の様な形態をとることが出来る。1)本
実施例に例示するポリアミド樹脂に限定されものでな
く、ポリオレフィン樹脂・ポリアセタール樹脂等の切断
材にもに適用できるし、また切断バリに限らず型成形等
による成形バリにも実施できる。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の樹脂棒材のバリ除去装
置では、投入された樹脂棒材を確実に把持出来て、発生
しているバリの切除に当たって刃部18を当接出来る空
間があって、回転も出来るからバリの多少に係わらず高
速でバラツキも少なく確実に処理して所定の位置に搬出
出来る。とりわけ人手を廃して処理能力の高い自動バリ
取りが出来、後工程の自動加工機の稼働率の向上への対
応が出来た。
【0054】請求項2に記載の樹脂棒材のバリ除去装置
では、内径に軸穴やフランジボスを持たない樹脂棒材で
も、厚みや径が変わっても自動で行える機構づくりが出
来た。棒材の丸端面の周縁部に残存するバリを回転移動
できるから、刃物を回転さすこと無く確実に切除が出来
る。
【0055】請求項3に記載の樹脂棒材のバリ除去装置
では、両周縁部のバリを一度に、またバリの大小や多少
に拘わらずカッタの当接限度が突き当てで設定出来るか
ら、一気に切り込みが出来て、種々の外形サイズを高速
で対応できる。
【0056】請求項4に記載の樹脂棒材のバリ除去装置
では、バリを刃先に導入する部位とバリと伴に周縁部の
コーナーを面取り可能な傾斜刃部を備えているから、髭
状のバリを刃の外に逃がすこと無く、巻き込みも無いか
ら、切り残しが無く完全に確実に切除出来る。
【0057】請求項5に記載の樹脂棒材のバリ除去装置
では、樹脂棒材の外周面に突き当てて切り込み量を設定
する押し力が相殺されるから、上下に設けたカッタの押
し付け力を高く設定できるから切り口のバラツキが少な
い。
【0058】請求項6に記載の樹脂棒材のバリ除去装置
では、刃が当接する高さは樹脂棒材の厚みに関係がなく
同一条件で当接出来るから、厚みに影響されず従って面
取り寸法のバラツキが少なくできた。
【0059】請求項7に記載の樹脂棒材のバリ除去方法
では、人手によらず、樹脂棒材を機械チャックで把持で
きて移送自在に出来る。両端面が平滑な被加工材を突き
合わせ軸間で押圧して挟持し人手によらず容易に軸芯で
回転できる。これによりバリを除去する切削刃を複雑に
動作させることを要しない。次に切削刃の押し当てによ
り切削負荷が少なく効果的に切除できる。これらから人
手から機械に替えることが出来て、作業速度が飛躍的に
向上でき、確実にバリがバラツキ無く除去出来た。以上
の様に、本願の請求項1〜7記載の短円柱状樹脂材のバ
リ除去装置及びバリ除去方法に係わる発明では課題機能
を発揮する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の短円柱状樹脂材のバリ除去装置の正面
図である。
【図2】本発明の短円柱状樹脂材のバリ除去装置の上面
図である。
【図3】短円柱状樹脂材のバリ除去装置の側面図で、図
2のA−A矢視断面であり、切断材の投入芯出しと搬送
チャックの側面を表す。
【図4】回転支持手段と切除手段を示す詳細図である。
【図5】短円柱状樹脂材のバリ除去装置の作動を示すブ
ロック図である。
【図6】短円柱状樹脂材の切り出し形成と発生バリの説
明図で、(a)は丸棒から、(b)は芯金入丸棒からの
形成を示す。
【図7】短円柱状樹脂材のバリ除去の状態図である。
【符号の説明】
Z 短円柱状樹脂体 B バリ L 丸棒 S 芯金入り丸棒 10 バリ除去装置 12 芯出し手段 13 回転支持手段 14 切除手段 15 搬送手段 17 架構 18 刃部 21 V形フォーク付スライド板 22 スライドベース 23 突当て板 27 カッタ 28 突当て回転体 29 カッタホルダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短円柱状樹脂材の少なくとも端部に残存
    するバリの除去装置において、前記樹脂材の外周を少な
    くとも片側がV字形のフォークでセンタリングしながら
    挟み付けて位置決めする芯出し手段と、円形の両端面を
    その同軸上の突合せ軸で挟持し回転させる回転支持手段
    と、切削刃を押し当ててバリを切除する切除手段とを少
    なくとも備えていることを特徴とする短円柱状樹脂材の
    バリ除去装置。
  2. 【請求項2】 前記回転支持手段が、互いの軸端面を対
    面させて同軸線上に配設されて、その一方は固定支持さ
    れた回転駆動軸で、他方は同軸線上を接離自在で回転自
    由に支持された回転押付け軸とから成りこの両軸端面が
    軸線に直角面でこの対面した突合せ面間に樹脂棒材の両
    端面を圧接挟持して回転出来る請求項1に記載の短円柱
    状樹脂材のバリ除去装置。
  3. 【請求項3】 前記切徐手段が、回転する樹脂棒材の少
    なくとも外周両縁部にそれぞれ当接させたカッタと、カ
    ッタの当接量を設定する突き当て体を備えたカッタホル
    ダーと、カッタとカッタホルダーと一体で接離自在にさ
    せる摺動駆動部とからなる請求項1または2に記載の短
    円柱状樹脂材のバリ除去装置。
  4. 【請求項4】 前記カッタが、バリを刃先に導入する部
    位と、バリと伴に周縁部のコーナーを面取り可能な傾斜
    刃部を備えて構成してある請求項3に記載の短円柱状樹
    脂材のバリ除去装置。
  5. 【請求項5】 前記カッタが、回転軸線に直交する面上
    に回転中心を通過する直径線上に回転中心を挟んで対面
    させて配設してあり、中心に向かって進退自在である請
    求項3または4に記載の短円柱状樹脂材のバリ除去装
    置。
  6. 【請求項6】 前記カッタとカッタホルダーと摺動部と
    押引き駆動部とが、それぞれ回転駆動軸側と回転押付け
    軸側との突合わせ面を基準にして個々に別体で止着され
    ている請求項3〜5の何れかに記載の短円柱状樹脂材の
    バリ除去装置。
  7. 【請求項7】 短円柱状樹脂材の少なくとも端部に残存
    するバリの除去方法において、前記樹脂材の外周をV字
    形のフォークで両側から挟み付けて位置決めし芯出しし
    た後、円形の両端面をその同軸線上で圧接挟持して回転
    させ、そして切削刃を押し当てて外周バリを切除するこ
    とを特徴とする短円柱状樹脂材のバリ除去方法。
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