JP4366074B2 - 走査光学系 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は走査光学系及びそれを用いた画像形成装置に関し、特に複数の光源手段から放射した複数の光束を光偏向器としてのポリゴンミラーにより偏向させた後、fθ特性を有する結像光学系を介して被走査面上を光走査して画像情報を記録するようにした、例えば電子写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の画像形成装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の走査光学系の構成及び光学的作用について図12〜図14を用いて説明する。
【0003】
図12はカラー画像をプリントする画像形成装置であり、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応した4つの独立した像担持体(以下、「感光ドラム」と表記)を有する。
【0004】
同図において20は感光ドラムであり、導電体に感光層が塗布されており、光学箱21に収納された走査光学部から射出された光束により静電潜像を形成している。走査光学部は画像読取装置(不図示)もしくはパーソナルコンピュータ(不図示)等から送られてきた画像情報に基づいて複数の光束を射出している。22は現像器であり、感光ドラム20上に摩擦帯電されたトナーで該感光ドラム20上にトナー像を形成している。23は中間転写ベルトであり、感光ドラム20上のトナー像を転写用紙に搬送している。24は給紙カセットであり、トナー像を形成する用紙を格納している。25は定着器であり、用紙上に転写されたトナー像を熱により用紙に吸着させている。26は排紙トレイであり、定着された転写用紙を積載している。27はクリーナーであり、感光ドラム20上に残ったトナーを清掃している。
【0005】
画像形成は走査光学部から画像情報に基づいて射出した4つの光束を各々対応する感光ドラム上を照射することにより、帯電器により帯電された感光ドラム上に静電潜像を各々形成する。その後、現像器22内で摩擦帯電されたトナーを静電潜像に付着させることで感光ドラム20上にトナー像を形成する。トナー像は感光ドラム上から中間転写ベルト23上に転写され、本体下部に設けられた給紙カセット24から搬送された用紙にトナー像を再度転写することで画像が用紙上に形成される。用紙上に転写された画像は定着器25によりトナーを定着され排紙トレイ上に積載される。
【0006】
図13は図12に示した走査光学系の副走査断面図である。同図においては偏向手段としてのポリゴンミラー28に対して2つの走査グループS1,S2が左右対称で構成されており、その2つの走査グループS1,S2の光学的作用は同一の為、以下図面上、右半分の走査グループS1に対して説明する。
【0007】
同図における走査光学系は画像情報に基づいて射出した複数の光束を偏向走査するポリゴンミラー28、光束を等速走査および感光ドラム上でスポット結像させる第1、第2の2枚のfθレンズ29、30、光束を所定の方向へ反射する複数の反射ミラー31a〜31d、走査光学部を埃から保護するための防塵ガラス32を経て感光ドラム20a,20b面へ各々導光し、該感光ドラム20a,20b面上で静電潜像を形成する。
【0008】
近年、走査光学系は、画像形成装置のコンパクト化に伴い、図13に示すように1台のポリゴンミラー(ポリゴンモータユニット)で4つの感光ドラムを走査露光する方式が使用されるように成ってきた。この方式はポリゴンミラーのそれぞれ対向面に複数の光束を照射する2つの走査グループS1,S2を有している。
【0009】
2つの走査グループS1,S2はポリゴンミラー28の偏向面(反射面)に上下に所定距離平行シフトさせた2つの光束を入射させ偏向走査している。またこの上下2光路の2つの光束E1,E2をそれぞれ感光ドラム20a,20b上に結像させるため第1、第2の2枚のfθレンズ29、30を設けている。第1、第2のfθレンズ29、30はそれぞれ同一レンズ面を上下2段に有する。その製造は2枚のレンズを張り合わせる、もしくはモールドレンズとして一体成型で製造される。
【0010】
しかしながら上記のような従来例において以下のような課題を有する。
【0011】
第1の課題は、従来は複数の光源から光偏向器に至る光路上に、それぞれの光束に対して独立に光学部品を有するために部品点数が多く、更なるコストダウンを図る上で部品点数を削減する事が課題となっていた。
【0012】
前記図13では走査光学系を2段に重ねた事例が示されているが、該上下2段の走査光学系は各々の光路に対してレーザ光を偏向走査する偏向面が必要で分厚いポリゴンミラー、もしくは2段構成のポリゴンミラーが使用されている。この方式では大型のポリゴンミラーを駆動するモータの負荷が大きくなる傾向がある。
【0013】
これに対しポリゴンミラーを薄型化した使用する斜入射走査光学系を提案されている。この方式は図14に示すように副走査断面内でポリゴンミラーに対して各レーザ光をそれぞれ異なる角度で入射させることでポリゴンミラーを薄型化させている。このように副走査断面内でポリゴンミラーに対して各レーザ光をそれぞれ異なる角度で入射させる走査光学系を一般に斜入射系と呼ばれる。図14においては各レーザ光がポリゴンミラーで偏向走査された後に共通のfθレンズ35、36を透過し、それぞれ2枚の折り返しミラーと1枚の凹面ミラー34b、34eを経由して感光ドラムに照射される。
【0014】
この斜入射系を用いた走査光学系は種々と提案されている(例えば特許文献1,2,3参照)。
【0015】
特許文献1では光偏向器より前側のシリンドリカルレンズが別々に設けられ、光学素子の更なる部品点数の削減、コストダウンについての議論は不十分である。一方、特許文献2ではシリンダーレンズを共通に用いる事例が示されているが、シリンダーレンズの光軸に対して偏心した部分に光線を通すため、シリンダーレンズの球面収差の影響が心配される。
【0016】
第2の課題として、斜入射系では光偏向器で偏向された光束を光偏向器から被走査面の間で分離する方法が問題となる。特許文献3ではその方策として偏向面に上側から入射した光束と、下側から入射した光束が偏向面上で離隔するように構成し、光偏向器以後の光路分離を容易させた方法が示されている。しかしながら特許文献3では光偏向器より光源手段側の光学系が窮屈な配置となってしまう。このため光偏向器から光源手段を遠ざけ十分な空間を確保しなければならず、小型化の障害となっていた。
【特許文献1】
特開平2−58014号公報
【特許文献2】
特開平9−258126号公報
【特許文献3】
特開平11−119131号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は部品点数の削減を図り、かつ簡易な構成で装置全体の小型化を図ることができる走査光学系及びそれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の走査光学系は、複数の光源手段と、前記複数の光源手段から放射された複数の光束を異なる偏向面で偏向走査するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーの異なる偏向面にて偏向走査された複数の光束の各々を異なる複数の被走査面に結像させる走査光学系において、
前記複数の光源手段の個数は4n個、前記複数の光束は4n・m本(但し、nとmは正の整数)であり、
前記複数の光束が前記ポリゴンミラーに入射する各光束の入射光路は、副走査断面及び主走査断面に対して対称に配置され、
前記副走査断面及び前記主走査断面は互いに直交し、前記副走査断面は前記ポリゴンミラーの回転軸に対して平行であり、前記主走査断面は前記ポリゴンミラーの回転軸に対して垂直であり、
前記複数の光源手段毎に光学素子が設けられており、前記複数の光学素子の全てが一体的に構成されて複合結像素子を構成しており、前記複合結像素子は前記光源手段と前記ポリゴンミラーの間に設けられており、
前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記複数の光束を各々前記偏向面に主走査方向に長手の線像を形成しており、
前記複合結像素子は、前記ポリゴンミラーの第1の偏向面に前記複数の光束のうち2n・m本を入射させる複数の光学素子を複合した第1の複合光学素子と前記ポリゴンミラーの第2の偏向面に前記複数の光束のうち2n・m本を入射させる複数の光学素子を複合した第2の複合光学素子から構成されていることを特徴としている。
請求項2の発明は請求項1の発明において、前記複数の光束が前記ポリゴンミラーの異なる偏向面に入射するときの各光束間の相対角度は、前記副走査断面に投影した場合と前記主走査断面に投影した場合で異なることを特徴としている。
請求項3の発明は請求項1又は2の発明において、前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記副走査断面のパワーと前記主走査断面のパワーが異なることを特徴としている。
請求項4の発明は請求項1乃至3の何れか一項の発明において、前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記副走査断面内にパワーを有するシリンダーレンズであることを特徴としている。
請求項5の発明は請求項1乃至4の何れか一項の発明において、前記複合結像素子を構成する光学素子の前記副走査断面における焦点距離をFs、前記副走査断面における前記複合結像素子を構成する光学素子の光軸間の相対角度を2θ、前記複合結像素子上での副走査断面における光学素子の光軸間の距離を2Lとするとき、
0.7<(L/sinθ)/Fs<1.3
となる条件を満足することを特徴としている。
請求項6の発明は請求項1乃至5の何れか一項の発明において、前記複数の光学素子は、各々の光学素子の入射面と出射面のいづれか一方の面がアナモフィックな面、他方の面が回転対称面もしくは平面であることを特徴としている。
請求項7の発明の走査光学系は、複数の光源手段と、前記複数の光源手段から放射された複数の光束を副走査断面内で異なる角度でポリゴンミラーの偏向面に入射させ、前記ポリゴンミラーの偏向面にて偏向走査された複数の光束の各々を異なる複数の被走査面に結像させる走査光学系において、
前記複数の光源手段毎に光学素子が設けられており、前記複数の光学素子の全てが一体的に構成されて複合結像素子を構成しており、前記複合結像素子は前記光源手段と前記ポリゴンミラーの間に設けられており、前記複合結像素子を構成する複数の光学素子は、前記複数の光源手段から放射された複数の光束の各々を前記ポリゴンミラーの偏向面に導光しており、
前記複数の光学素子のうち2つの光学素子の光軸の各々と前記ポリゴンミラーの偏向面の法線との成す副走査断面内における角度α1、α2は、前記2つの光学素子間で互いに異なっていることを特徴としている。
請求項8の発明は請求項7の発明において、前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記複数の光束を各々前記偏向面に主走査方向に長手の線像を形成しており、
前記複合結像素子は、前記ポリゴンミラーの第1の偏向面に前記複数の光束を入射させる前記複数の光学素子を複合した第1の複合光学素子と前記ポリゴンミラーの第2の偏向面に前記複数の光束を入射させる前記複数の光学素子を複合した第2の複合光学素子から構成されていることを特徴としている。
請求項9の発明は請求項7又は8の発明において、前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記副走査断面のパワーと前記主走査断面のパワーが異なることを特徴としている。
請求項10の発明は請求項7乃至9の何れか一項の発明において、前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記副走査断面内にパワーを有するシリンダーレンズであることを特徴としている。
請求項11の発明は請求項7乃至10の何れか一項の発明において、前記複合結像素子を構成する光学素子の前記副走査断面における焦点距離をFs、前記副走査断面における前記複合結像素子を構成する光学素子の光軸間の相対角度を2θ、前記複合結像素子上での副走査断面における光学素子の光軸間の距離を2Lとするとき、
0.7<(L/sinθ)/Fs<1.3
となる条件を満足することを特徴としている。
請求項12の発明は請求項7乃至11の何れか一項の発明において、前記複数の光学素子は、各々の光学素子の入射面と出射面のいづれか一方の面がアナモフィックな面、他方の面が回転対称面もしくは平面であることを特徴としている。
請求項13の発明の画像形成装置は請求項1乃至12の何れか一項に記載の走査光学系と、前記被走査面に配置された感光体と、前記走査光学系で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴としている。
請求項14の発明の画像形成装置は請求項1乃至12の何れか一項に記載の走査光学系と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記走査光学系に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
図1、図2は各々本発明の走査光学系の実施形態1の要部断面図である。図1は光偏向器から感光ドラム面までの走査光学系の副走査方向の要部断面図(副走査断面図,第一の断面)、図2は光源手段から光偏向器までの走査光学系の副走査断面図である。
【0020】
ここで、主走査方向とは光偏向器の回転軸及び結像光学系の光軸に垂直な方向(光偏向器で光束が反射偏向(偏向走査)される方向)を示し、副走査方向とは光偏向器の回転軸と平行な方向を示す。また主走査断面(第二の断面)とは主走査方向に平行で結像光学系の光軸を含む平面を示す。また副走査断面とは主走査断面と垂直な断面を示す。
【0021】
本実施形態において複数の光源手段から射出された複数の光束は2つの走査グループS1,S2に分割されている。この2つの走査グループS1,S2は光偏向器としてのポリゴンミラー5に対して左右対称で構成されており、該2つの走査グループS1,S2の光学的作用は同一の為、以下図面上、右半分の走査グループS1に対して説明する。
【0022】
図1において、5は光偏向器であり、例えばポリゴンミラー(回転多面鏡)より成っており、モータ等の駆動手段(不図示)により一定速度で回転している。8a,8bは各々感光ドラムであり、導電体に感光層が塗布されており、光学箱9に収納された走査光学部から射出された光束により静電潜像を形成している。
【0023】
本実施形態では副走査断面内に各要素と各光束を投影したとき、2つの光束は、ポリゴンミラー5の偏向面に対して所定の角度で斜入射している(斜入射走査光学系)。
【0024】
6aは第1の結像レンズであり、主に主走査方向に屈折力(パワー)を有するアナモフィック非球面レンズより成り、2以上の光束が入射する。この第1の結像レンズ6aのレンズ面形状は既知の関数表現で示すことができる非球面形状である。副走査方向に対してはノンパワーもしくは略ノンパワーであり、例えば両面が副走査方向にフラットなシリンダー形状より成っている。第1の結像レンズ6aは入射した光束に対し主に主走査方向の結像及び等速走査を担当することになる。
【0025】
6b1,6b2は各々第2の結像レンズであり、主に副走査方向にパワーを持つアナモフィック非球面レンズより成り、主走査方向のレンズ面形状は既知の関数表現で示すことができる非球面形状である。主走査方向に対しては略ノンパワーである。第2の結像レンズ6b1,6b2は各々入射した光束に対し主に副走査方向の結像及び主走査方向の若干の歪曲収差の補正を担当することになる。
【0026】
本実施形態では第1の結像レンズ6aと第2の結像レンズ6b1で第1の結像光学系を構成しており、また第1の結像レンズ6aと第2の結像レンズ6b2で第2の結像光学系を構成している。第1、第2の結像光学系は各々ポリゴンミラー5によって反射偏向された画像情報に基づく光束E1,E2を被走査面としての感光ドラム8a,8b面上に結像させ、かつ副走査断面内においてポリゴンミラー5の偏向面と感光ドラム8a,8b面上との間を共役関係にすることにより、倒れ補正機能を有している。
【0027】
7a,7bは各々順に第1、第2の反射ミラーであり、光束E2の光路中に設けられており、光束を所定の方向へ反射させている。7cは第3の反射ミラーであり、光束E1の光路中に設けられており、光束を所定の方向へ反射させている。
【0028】
図2において、1a,1bは各々光源手段であり、例えば半導体レーザより成っている。3a,3bは各々開口絞りであり、光源手段1a,1bより放射された2つの光束(光量)を制限している。2a,2bは各々集光レンズ(コリメーターレンズ)であり、開口絞り3a,3bで制限された2つの光束を略平行光束(もしくは発散光束もしくは収束光束)に変換している。光源手段1a,1b、開口絞り3a,3b、コリメーターレンズ2a,2b等の各要素は副走査断面内で上下に並べられ、偏向面上に主走査断面に対して所望の角度±θとなる光路上に配置されている。
【0029】
4は複合結像素子であり、光学素子としてのシリンダーレンズ(シリンドリカルレンズ)4a、4bが一体的に構成されており、光源手段1a,1bとポリゴンミラー5との間に設けられている。本実施形態におけるシリンダーレンズ4a,4bは副走査断面内のみにパワー(焦点距離Fs)を有するアナモフィックなレンズより成り、アナモフィックレンズ4a、4bは光源手段1a、1bから出射する光束毎に設けられている。ここで光源手段1a、1bからは各々1本の光束が出射するので光学素子4a、4bは光源手段1a、1b毎に設けられていることになる。コリメーターレンズ2a,2bを通過した光束を各々副走査断面内でポリゴンミラー5の偏向面(ポリゴンミラー面)5a又はその近傍にほぼ線像として結像させている。またシリンダーレンズ4a,4bは各々入射面がシリンダー形状(アナモフィックな面)、出射面が平面形状で形成されている。本実施形態では複合結像素子4上で副走査断面内における各シリンダーレンズ4a、4bの光軸間の間隔を距離2Lだけ離して構成している。
【0030】
尚、開口絞り3a,3b、コリメーターレンズ2a,2b、シリンダーレンズ4a、4b等の各要素は入射光学系の一要素を構成している。
【0031】
本実施形態における走査光学系は上記の如く斜入射走査光学系である。斜入射走査光学系とは図2に示すよう副走査断面(紙面に対して平行な面)内で、ポリゴンミラー4の回転軸に垂直な面(主走査断面)に対し斜め方向から光束を入射させる光学系である。このように斜め入射させることで、複数の光束はポリゴンミラー5を射出した後方で上下の各光路を分離しやすくすることができる。
【0032】
本実施形態の走査光学系の作用は以下のようになる。
【0033】
本実施形態において画像情報に応じて半導体レーザ1a,1bから光変調され放射した光束は開口絞り3a,3bによって該光束を制限して(光束の光量を制限して)、コリメーターレンズ2a,2bによって略平行光束に変換され、シリンダーレンズ4a,4bに入射する。シリンダーレンズ4a,4bに入射した略平行光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては収束して光偏向器(ポリゴンミラー)5の偏向面5a又はその近傍にほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像している。
【0034】
そしてポリゴンミラー5の偏向面5aに入射した2つの光束E1,E2は主走査断面内に対して角度±θをもって反射され、偏向走査される。その後、2つの光束E1,E2は共通の第1の結像レンズ6aに入射する。第1の結像レンズ6aを通過した2つの光束E1,E2は第1の反射ミラー7aにより各光路に分離される。第1の反射ミラー7aによって反射された光束E2は第2の結像レンズ6b2を通過後、第2の反射ミラー7bによって図面上、上方に反射し、空間内で自身の光路と交差する。第1、第2の反射ミラー7a,7bで折り返されることで別の光束E1の光路と2回交差して感光ドラム8bに達する。
【0035】
一方、光束E1の光路では第1の結像レンズ6aを通過した光束E1は第1の反射ミラー7aの脇を通過し、光束E2と光路が分離される。そして光束E1は第2の結像レンズ6b1を通過後、第3の反射ミラー7cによって図面上、上方に反射し、感光ドラム7aに達する。
【0036】
本実施形態における第1の結像レンズ6aは2つの光束E1,E2で共用され、第2の結像レンズ6b1,6b2は光束E1,E2にそれぞれ用いられる。光束E2の光路では、第1の反射ミラー7aは、図1で感光ドラム8bに向かう光路より右、即ちポリゴンミラー5とは反対の方向に設けられている。また第1の反射ミラー7aは図1の上下方向において、ポリゴンミラー5よりも感光ドラム8a,8b側に設けられている。即ち、第2の反射ミラー7bと感光ドラム8a,8bとの間の空間内に設けられている。また第1の反射ミラー7aに入射した光束E2は感光ドラム8a,8bから離れる方向(感光ドラム8a,8bと反対方向)、かつポリゴンミラー5に近付く方向に反射される。
【0037】
第2の反射ミラー7bは図1に示すようにポリゴンミラー5と第1の反射ミラー7aとの間の空間内に設けられており、入射した光束E2を感光ドラム8bに向けて反射する構成より成っている。この構成により、光路を空間的にオーバーラップして利用することができ、またミラーの使用枚数を従来の装置より減少させて装置全体をコンパクトに構成している。
【0038】
また本実施形態では第1の反射ミラー7aと第2の反射ミラー7bとの間に第2の結像レンズ6b2を設けたことにより、第1の反射ミラー7aと第2の反射ミラー7bとの間に生じた空間を有効に使うことができ、これにより装置全体をコンパクトに構成している。
【0039】
[入射光学系の光学配置]
次に図2に示した光源手段からポリゴンミラーまでの入射光学系の光学配置について、図3、図4を用いて説明する。図3は図2の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図4は複合結像素子の正面図である。尚、図3の光源手段1c、開口絞り3c、コリメーターレンズ2c、シリンダーレンズ4cは図2では光源手段1a、開口絞り3a、コリメーターレンズ2a、シリンダーレンズ4aの向こう側に配置されていたため、図2では表記されていない。逆に図2の光源手段1b、開口絞り3b、コリメーターレンズ2b、シリンダーレンズ4bは図3では光源手段1a、開口絞り3a、コリメーターレンズ2a、シリンダーレンズ4aの向こう側に配置されていたため、図3では表記されていない。
【0040】
本実施形態では図2に示すようにシリンダーレンズ4a,4bから距離X離れた位置Soで光源手段1a,1bから放射した2本の光束E1,E2の光路をクロスさせ、ポリゴンミラー5の偏向面5a近傍の位置(結像位置)Sa,Sbに線像を形成している。
【0041】
図2から明らかなようにシリンダーレンズ4a,4bの副走査断面内における光軸間の距離2Lはコリメーターレンズ2a,2bの副走査断面内における光軸間の距離よりも狭く、シリンダーレンズ4a,4bを各々独立して配置することが困難である。
【0042】
そこで本実施形態では上記の如く副走査断面内でシリンダーレンズ4a,4bを一体的に構成し、複合結像素子4として構成することによって上記の問題点を解決している。この複合結像素子4の製造方法は成形型を用いて射出成形等の成形手法で同時に製造される。これにより狭い空間に複数の光学機能部品を高精度に配置することができる。さらには同時成形によりコストダウンも期待できる。
【0043】
図3では光源手段1aより放射した光束が矢印A方向に回転するポリゴンミラー5によって偏向走査される。走査上流にあたる一部の光束(BD光束)BDを同期検知光学素子としての結像レンズ(BDレンズ)10を通じて同期検知用のスリット(BDスリット)11近傍に集光し、同期検知用の受光素子(BDセンサー)12に導いている。これは所謂同期検知光学系(BD光学系)である。BDセンサー12は感光ドラム面上において主走査方向の走査光束の書き出しタイミングを決めるために既知の機能を有している。
【0044】
図3では光源手段1aに対してのみBD光学系が設けられた構成である。各光源手段に対してBD光学系をもつ構成に対して、本実施形態では1つの光源手段1aにのみについてBD光学系を持ち、他の光源手段は光源手段1aとの相対的な時間差分を遅延させて駆動する方法が取られている。このようにBD光学系を省略することで装置全体を簡易に構成することができる。
【0045】
さらに図3では主走査断面内で上下に並んだシリンダーレンズ4a,4cを一体的に構成している。前述したようにシリンダーレンズ4a,4bは副走査断面内においても一体的に構成されているので、シリンダーレンズ4a〜4dは図4に示すような構成の複合結像素子4となる。この複合結像素子4の製造方法は前述の如く成形型を用いて射出成形等の成形手法で同時に製造される。
【0046】
本実施形態では4本の光束がポリゴンミラー5の偏向面に入射する各光束の入射光路が、該ポリゴンミラー5の回転軸を含む面の副走査断面及び該ポリゴンミラー5の回転軸に垂直な面の主走査断面のそれぞれに対して、対称と成るように構成している。また本実施形態では複数の光束がポリゴンミラー5の偏向面に入射するときの各光束間の相対角度を主走査断面と副走査断面で異なるように構成している。
【0047】
また本実施形態におけるシリンダーレンズ4a〜4dはそれぞれの光軸が、直交する2つの平面(主走査、副走査断面)のそれぞれに対し対称となるように配置されている。
【0048】
即ち、図2〜図4から分かるように4つの光源手段1a〜1dから放射された4つの光束のうち光源手段1a、1bからの光束は偏向面5aで偏向される。又光源手段1c、1dからの光束は偏向面5cで偏向走査される。即ち同一のポリゴンミラー5の異なる複数の偏向面で同時に偏向走査され、異なる複数の被走査面としての感光ドラム面上を走査している。そして光源手段1a〜1dから放射された4つの光束がポリゴンミラー5に入射するときの各光束の入射光路がポリゴンミラーの回転軸を含む面の副走査断面およびポリゴンミラーの回転軸に垂直な面の主走査断面内のそれぞれに対して対称となっている。さらに本実施形態では光源手段1a〜1dから放射された4つの光束がポリゴンミラー5の偏向面に入射するとき、図3に示す主走査断面内では各光束間が相対的に平行であり、図2に示す副走査断面内では各光束間の相対角度が2θであり、非平行となっている。
【0049】
尚、本実施形態では4つの光源手段1a〜1dから各々1本ずつ計4本の光束が放射される形態をとっているが、これに限定されるのもではない。例えば4つの光源手段1a〜1dを各々1チップからm本の光束が放射されるモノリシックなマルチレーザ光源に置き換えたり、n個のレーザチップとビーム合成系からなる既知のマルチレーザ光源に置き換えたりしてもよい。このような多光源化を図ることで高速で4色同時に書き込みをする事が可能になる。このとき光束は数はトータルで4n・m本(但し、nとmは正の整数)になる。
【0050】
本実施形態において複合結像素子4を構成する1つのシリンダーレンズの副走査断面における焦点距離をFs、複合結像素子4の副走査断面におけるシリンダーレンズの光軸間の相対角度を2θ、複合結像素子4上での副走査断面におけるシリンダーレンズの光軸間の距離を2L、2本の光束の光路がクロスするポイントSoから複合結像素子4までの距離をXとしたとき、
X=L/sinθ
であり、
0.7<X/Fs=(L/sinθ)/Fs<1.3 ‥‥(1)
なる条件を満足するように各要素を構成している。
【0051】
例えばX/Fs=1のとき、位置Sa、Sbが一致し、ポリゴンミラー5の高さを極小にすることができる。上記条件式(1)の範囲であれば、ポリゴンミラー5の高さは十分使用に耐えうるが、この範囲を越えてしまうとポリゴンミラー5の高さが大きくなり、またコストアップや駆動モータの負荷が増大するなどの問題点が生じてくるので良くない。
【0052】
尚、更に好ましくは上記条件式(1)を
0.85<(L/sinθ)/Fs<1.15 ‥‥(1a)
とするのが良い。
【0053】
本実施形態では図4に示す如くシリンダーレンズ4a,4bが一体となって第1の複合結像素子4abを構成しており、ポリゴンミラー5の一方の偏向面5aに2本の光束を入射させている。またシリンダーレンズ4c,4dが一体となって第2の複合結像素子4cdを構成しており、ポリゴンミラー5の他方の偏向面5cに2本の光束を入射させている。そしてポリゴンミラー5の回転に伴い、4本の光束を同時に偏向走査し異なる複数の被走査面を走査することを可能としている。そして第1、第2の複合結像素子が一体となって複合結像素子4を構成している。尚、前述したように光源手段の個数が4n、1つの光源手段からm個の光束を放射するとき光束の数は4n・m本となる。このとき偏向面(第1の偏向面)5aに2n・m本の光束が入射する。又偏向面(第2の偏向面)5cに2n・m本の光束が入射する。

【0054】
シリンダーレンズ4a,4cは主走査方向に離間して配置された同一形状のシリンダー面を有するので、連続したシリンダー面として構成することが可能である。この場合、同時加工した鏡面ゴマによって一体形成すればよい。もちろん、別々の鏡面ゴマで別々の面として構成するこのも可能である。シリンダーレンズ4b,4dも同様である。
【0055】
尚、シリンダーレンズのシリンダー形状は円弧によるものに限られるものではなく、非球面形状でも良い。また出射面も平面形状に限定されるのもではなく、入射面形状と相互にベンディンクさせた形状とし、結果的に所望の主走査、副走査方向のパワーを有するように構成しても良い。
【0056】
[実施形態2]
図5は本発明の実施形態2の光源手段から光偏向器までの走査光学系の副走査断面図である。図5において図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0057】
本実施形態において前述の実施形態1と異なる点は複数の光束の光路のクロスポイントSoを位置Sa,Sbよりも光学的に後方(反光源手段側)になるように各要素を設定したことである。その他の構成および光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0058】
即ち、本実施形態においてはシリンダーレンズ4a,4bにより入射した略平行光束を副走査断面内において絞って、該シリンダーレンズ4a,4bから距離X離れたクロスポイントSoで2本の光束の光路をクロスさせ、ポリゴンミラー5の偏向面5a近傍の位置Sa、Sbに線像を形成している。
【0059】
尚、本実施形態においては副走査断面内に並べた2本の光束の光路について示したが、もちろん前述の実施形態1の図3に示したように更に主走査断面内に並べて4本の光束の光路を取り得る構成にしても良い。
【0060】
[実施形態3]
図6は本発明の実施形態3の光源手段から光偏向器までの走査光学系の副走査断面図である。図6において図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0061】
本実施形態において前述の実施形態1と異なる点は、コリメーターレンズとシリンダーレンズの機能を複合結像素子14を構成する光学素子としてのアナモフィックレンズ14a,14bに併せ持たせたことと、副走査断面内でアナモフィックレンズ14a,14bの光軸と、偏向面の法線との成す副走査断面内における角度α1、α2を各アナモフィックレンズ14a,14b間で互いに異ならせたことである。その他の構成および光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0062】
即ち、同図において4は光源手段1a,1bとポリゴンミラー5との間に設けた複合結像素子であり、コリメーターレンズとシリンダーレンズの機能を併せ持ったアナモフィックレンズ14a,14bより成り、該アナモフィックレンズ14a,14bは各々光束毎に設けられており、副走査断面内で異なる角度α1、α2の光軸を有しており、ポリゴンミラー5の偏向面5a又はその近傍に線像を形成している。
【0063】
またアナモフィックレンズ14a,14bは各々入射面が回転対称の球面形状、出射面がシリンダー形状を有し、主走査、副走査断面内でのパワーが互いに異なる。光源手段1a,1b、絞り3a,3b、アナモフィックレンズ14a,14bは副走査断面内で上下に並べられている。
【0064】
本実施形態におけるアナモフィックレンズ14a,14bは光源手段1a,1bから放射された光束を入射面側で略平行光束に変換し、出射面側で各々の略平行光束を副走査方向に絞って、途中のクロスポイントで2本の光束の光路をクロスさせ、ポリゴンミラー5の偏向面5a近傍の位置Sa、Sbに線像を形成している。
【0065】
本実施形態では副走査断面内でアナモフィックレンズ14a,14bを一体的に構成し、複合結像素子14を構成している。この複合結像素子14の製造方法は成形型を用いて射出成形等の成形手法で同時に製造される。
【0066】
尚、本実施形態においては副走査断面内に並べた2本の光束の光路について示したが、もちろん前述の実施形態1の図3に示したように更に主走査断面内に並べて4本の光束の光路を取り得る構成にしても良い。
【0067】
またアナモフィックレンズ14a,14bの入射面と出射面は回転対称の球面形状、シリンダー形状に限られるものではなく、非球面形状でもよく、また入射面の形状と出射面の形状を相互にベンディンクさせた形状とし、結果的に所望の主走査、副走査断面内でパワーを有するように構成しても良い。
【0068】
[実施形態4]
図7は本発明の実施形態3の入射光学系の要部概略図である。図7において図2、図4に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0069】
本実施形態において前述の実施形態1と異なる点は、光源手段1a〜1dから放射された4つの光束をポリゴンミラー5の1つの偏向面5aに入射するように構成したことである。その他の構成および光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0070】
即ち、同図において4は複合結像素子であり、光源手段(不図示)とポリゴンミラー5との間に設けられており、それぞれの光束毎に設けられた4つのシリンダーレンズ4a〜4dが一体的に構成されており、コリメーターレンズ2a〜2dを通過した4本の略平行光束を副走査断面内で光偏向器5の同一の偏向面5a又はその近傍にほぼ線像として結像させている。
【0071】
尚、簡潔に記す為、4つの光源手段及び4つの開口絞りは省略しているが、これらの要素は前記図2、図3に示すように設けられている。
【0072】
本実施形態におけるシリンダーレンズ4a,4bとシリンダーレンズ4c、4dの光軸は主走査方向および副走査方向に相対的に角度を持って対称に配置されている。本実施形態では4つのシリンダーレンズ4a〜4dを一体的に構成し、複合結像素子4を構成している。この複合結像素子4の製造方法は成形型を用いて射出成形等の成形手法で同時に製造される。
【0073】
本実施形態では光源手段1a〜1dから放射された4つの光束が複合結像素子4を介して、ポリゴンミラー5の同一の偏向面5aに入射するように構成している。各光束の入射光路はポリゴンミラーの回転軸を含む面の副走査断面およびポリゴンミラー5の回転軸に垂直な面の主走査断面のそれぞれに対して対称となっている。
【0074】
尚、本実施形態では各光束間の相対角度を主走査方向と副走査方向とで異ならせたが、必ずしもこれに限らず、主走査方向と副走査方向の相対角度を同じにしても良い。
【0075】
また本実施形態では4つの光源手段1a〜1dからそれぞれ1本ずつ計4本の光束が放射される形態をとっているが、これに限定されるのもではない。例えば4つの光源手段1a〜1dをそれぞれ1チップからm本のビームが放射されるモノリシックなマルチレーザ光源に置き換えたり、n個のレーザチップとビーム合成系からなる既知のマルチレーザ光源に置き換えたりしてもよい。このような多光源化を図ることで、高速で4色同時に書き込みをすることが可能になる。このとき光束はトータルで4n・m本(但し、nとmは正の整数)になる。
【0076】
また本実施形態では前述の実施形態3と同様にコリメータ機能と線像形成機能を併せ持つアナモフィックレンズを4つ並べて複合結像素子を構成しても良い。
【0077】
[実施形態5]
図8〜図10は各々本発明の走査光学系の実施形態5の要部断面図である。図8は光源手段から光偏向器までの入射光学系の主走査断面図、図9は光源手段から光偏向器までの入射光学系の副走査断面図、図10は複合結像素子の正面図である。図8〜図10において図2〜図4に示した要素と同一要素には同符番を付している。尚、図9では各光源手段を簡単にするため発光点のみ、さらに光路は主光線のみで表示している。
【0078】
本実施形態において前述の実施形態1と異なる点は、BDレンズ4eと4つのシリンダーレンズ4a〜4dとを一体的に構成し、複合結像素子24を構成した点、また主走査断面内において2本の光束の入射光路を非平行としたことである。その他の構成および光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0079】
即ち、同図において24は複合結像素子であり、4つのシリンダーレンズ4a〜4dとBDレンズ4eとが一体的に構成されている。本実施形態における各シリンダーレンズ4a〜4dは各々副走査断面内のみにパワー(焦点距離Fs)を有するアナモフィックなレンズより成り、副走査方向の光軸間の間隔が距離2L離れて構成されている。また各シリンダーレンズ4a〜4dは各々入射面がシリンダー形状、出射面が平面形状で形成されている。
【0080】
BDレンズ4eは図10に示すように副走査断面内において、複合結像素子24を構成するシリンダーレンズ4b,4dと離隔して構成されている。
【0081】
[入射光学系の光学配置]
次に光源手段からポリゴンミラーまでの入射光学系の光学配置について図8、図9を用いて説明する。
【0082】
尚、図8の光源手段1c、開口絞り3c、コリメーターレンズ2c、シリンダーレンズ4cは図9では光源手段1a、開口絞り3a、コリメーターレンズ2a、シリンダーレンズ4aの向こう側に配置されていたため、図9では表記されていない。逆に図9の光源手段1b、開口絞り3b、コリメーターレンズ2b、シリンダーレンズ4bは図8では光源手段1a、開口絞り3a、コリメーターレンズ2a、シリンダーレンズ4aの向こう側に配置されていたため、図8では表記されていない。
【0083】
本実施形態では図8に示すように光源手段1a,1cから放射した2本の光束の光路が互いに非平行と成るように構成している。尚、光源手段1b,1dから放射した2本の光束の光路も同様である。
【0084】
図8に示すシリンダーレンズ4a,4cは主走査断面内においても一体的に構成されているので、シリンダーレンズ4a〜4dは図10に示すような構成の複合結像素子24となる。この複合結像素子24の製造方法は成形型を用いて射出成形等の成形手法で同時に製造される。
【0085】
図8に示すように光源手段1a,1cとBDセンサー12は同一基板13上に設けられている。これにより本実施形態では部品点数の削減とコンパクト化、コストダウンを可能としている。尚、光源手段1a,1cとBDセンサー12を各々別々に構成しても良い。
【0086】
図8から分かるように光源手段1a,1cからポリゴンミラー5までの距離とポリゴンミラー5からBDセンサー12までの距離を比べると後者の方が長い。よって図9に示すように同一平面内に各要素を射影した光路ではBD光路の方が図面上、下方に位置する。そこで本実施形態では図10に示すようにBDレンズ4eをシリンダ−レンズ4b,4dよりΔだけ高さ方向にシフトした位置に配置している。
【0087】
また本実施形態では図9に示すようにポリゴンミラー5に入射する上下2本の光束の光路がポリゴンミラー5上でクロスするように設定している。例えば図2や図5のようにポリゴンミラー5上で上下2本の光束が離間している場合は、この離間量に相当する分だけΔを調節して、BD光束の光路上にBDレンズ4eが配置するようにすれば良い。
【0088】
[画像形成装置]
図11は本発明の前述した実施形態1〜5の走査光学系を用いた画像形成装置(電子写真プリンタ)の実施形態を示す副走査断面図である。
【0089】
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対して独立した像担持体101(以下、感光ドラムと表記)を持つ。
【0090】
図11において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ118によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、前記各実施形態1〜5で示した構成を有する光走査ユニット100に入力される。そして、この光走査ユニット(走査光学系)100からは、画像データDiに応じて、各色ごとに変調された光ビーム(光束)103が射出され、この光ビーム103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
【0091】
静電潜像担持体(感光体)たる感光ドラム101は、不図示モータによって回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の感光面が光ビーム103に対して、主走査方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方には、感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラム101の表面に、前記光走査ユニット100によって走査される光ビーム103が照射されるようになっている。
【0092】
先に説明したように、光ビーム103は、画像データDiに基づいて各色ごとに変調されており、この光ビーム103を照射することによって感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記光ビーム103の照射位置よりもさらに感光ドラム101の回転断面内における下流側で感光ドラム101に当接するように配設された現像器107によってトナー像として現像される。
【0093】
現像器107によって現像されたトナー像は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対向するように配設された第1の転写ローラ(転写器)108aによって中間転写体である転写ベルト109に転写される。同様に他の3色についても転写ベルト109に画像が形成され、4色が合成された画像が転写ベルト109に掲載される。更に第2の転写ローラ(転写器)108bによっての被転写材たる用紙110上に転写される。用紙110は光走査ユニット100の下方の用紙カセット111内に収納されている。用紙カセット111端部には、給紙ローラ112が配設されており、用紙カセット111内の用紙110を搬送路へ送り込む。
【0094】
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙110はさらに定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されており、転写部から撒送されてきた用紙110を定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙110上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着器の後方には排紙ローラ115が配設されており、定着された用紙110を画像形成装置の外の排紙トレー116上に排出せしめる。
【0095】
図11においては図示していないが、プリントコントローラ118は、先に説明したデータの変換だけでなく、画像形成装置内の各部や、光走査ユニット100内のポリゴンモータなどの制御、さらには4色の画像の位置合わせ(レジストレーション)などを行う。
【0096】
[本発明の実施態様]
本発明の様々な例と実施形態が示され説明されたが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるのではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々の修正と変更に及ぶことが理解されるであろう。
【0123】
【発明の効果】
本発明によれば前述の如く光偏向器に入射する複数の光束の入射光路が、該光偏向器の回転軸を含む面の副走査断面及び光偏向器の回転軸に垂直な面の主走査断面のそれぞれに対して対称となるように構成することにより、部品点数を削減し、簡易な構成で装置全体の小型化を図ることができる走査光学系及びそれを用いた画像形成装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の副走査断面図
【図2】 本発明の実施形態1の入射光学系の副走査断面図
【図3】 本発明の実施形態1の入射光学系の主走査断面図
【図4】 本発明の実施形態1の複合結像素子の正面図
【図5】 本発明の実施形態2の入射光学系の副走査断面図
【図6】 本発明の実施形態3の入射光学系の副走査断面図
【図7】 本発明の実施形態4の入射光学系の模式図
【図8】 本発明の実施形態5の入射光学系の主走査断面図
【図9】 本発明の実施形態5の入射光学系の副走査断面図
【図10】 本発明の実施形態5の複合結像素子の正面図
【図11】 本発明の実施形態6の画像形成装置の要部概略図
【図12】 従来の画像形成装置の要部概略図
【図13】 従来の画像形成装置の要部概略図
【図14】 従来の画像形成装置の要部概略図
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d 光源手段
2a,2b,2c,2d 集光レンズ(コリメーターレンズ)
3a,3b,3c,3d 絞り
4,14,24 複合結像素子
4a,4b,4c,4d 光学素子(シリンダーレンズ)
4e BDレンズ
5 光偏向器(ポリゴンミラー)
6a 第1の結像レンズ(fθレンズ)
6b1,6b2 第2の結像レンズ(fθレンズ)
7a,7b,7c,7d 折り返しミラー
8a,8b 感光体
9 光学箱
E1,E2,E3,E4 走査光束
10 BDレンズ
11 BDスリット
12 BDセンサー

Claims (14)

  1. 複数の光源手段と、前記複数の光源手段から放射された複数の光束を異なる偏向面で偏向走査するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーの異なる偏向面にて偏向走査された複数の光束の各々を異なる複数の被走査面に結像させる走査光学系において、
    前記複数の光源手段の個数は4n個、前記複数の光束は4n・m本(但し、nとmは正の整数)であり、
    前記複数の光束が前記ポリゴンミラーに入射する各光束の入射光路は、副走査断面及び主走査断面に対して対称に配置され、
    前記副走査断面及び前記主走査断面は互いに直交し、前記副走査断面は前記ポリゴンミラーの回転軸に対して平行であり、前記主走査断面は前記ポリゴンミラーの回転軸に対して垂直であり、
    前記複数の光源手段毎に光学素子が設けられており、前記複数の光学素子の全てが一体的に構成されて複合結像素子を構成しており、前記複合結像素子は前記光源手段と前記ポリゴンミラーの間に設けられており、
    前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記複数の光束を各々前記偏向面に主走査方向に長手の線像を形成しており、
    前記複合結像素子は、前記ポリゴンミラーの第1の偏向面に前記複数の光束のうち2n・m本を入射させる複数の光学素子を複合した第1の複合光学素子と前記ポリゴンミラーの第2の偏向面に前記複数の光束のうち2n・m本を入射させる複数の光学素子を複合した第2の複合光学素子から構成されていることを特徴とする走査光学系。
  2. 前記複数の光束が前記ポリゴンミラーの異なる偏向面に入射するときの各光束間の相対角度は、前記副走査断面に投影した場合と前記主走査断面に投影した場合で異なることを特徴とする請求項1に記載の走査光学系。
  3. 前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記副走査断面のパワーと前記主走査断面のパワーが異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の走査光学系。
  4. 前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記副走査断面内にパワーを有するシリンダーレンズであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の走査光学系。
  5. 前記複合結像素子を構成する光学素子の前記副走査断面における焦点距離をFs、前記副走査断面における前記複合結像素子を構成する光学素子の光軸間の相対角度を2θ、前記複合結像素子上での副走査断面における光学素子の光軸間の距離を2Lとするとき、
    0.7<(L/sinθ)/Fs<1.3
    となる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の走査光学系。
  6. 前記複数の光学素子は、各々の光学素子の入射面と出射面のいづれか一方の面がアナモフィックな面、他方の面が回転対称面もしくは平面であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の走査光学系。
  7. 複数の光源手段と、前記複数の光源手段から放射された複数の光束を副走査断面内で異なる角度でポリゴンミラーの偏向面に入射させ、前記ポリゴンミラーの偏向面にて偏向走査された複数の光束の各々を異なる複数の被走査面に結像させる走査光学系において、
    前記複数の光源手段毎に光学素子が設けられており、前記複数の光学素子の全てが一体的に構成されて複合結像素子を構成しており、前記複合結像素子は前記光源手段と前記ポリゴンミラーの間に設けられており、前記複合結像素子を構成する複数の光学素子は、前記複数の光源手段から放射された複数の光束の各々を前記ポリゴンミラーの偏向面に導光しており、
    前記複数の光学素子のうち2つの光学素子の光軸の各々と前記ポリゴンミラーの偏向面の法線との成す副走査断面内における角度α1、α2は、前記2つの光学素子間で互いに異なっていることを特徴とする走査光学系。
  8. 前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記複数の光束を各々前記偏向面に主走査方向に長手の線像を形成しており、
    前記複合結像素子は、前記ポリゴンミラーの第1の偏向面に前記複数の光束を入射させる前記複数の光学素子を複合した第1の複合光学素子と前記ポリゴンミラーの第2の偏向面に前記複数の光束を入射させる前記複数の光学素子を複合した第2の複合光学素子から構成されていることを特徴とする請求項7に記載の走査光学系。
  9. 前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記副走査断面のパワーと前記主走査断面のパワーが異なることを特徴とする請求項7又は8に記載の走査光学系。
  10. 前記複合結像素子を構成する複数の光学素子の各々は、前記副走査断面内にパワーを有するシリンダーレンズであることを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載の走査光学系。
  11. 前記複合結像素子を構成する光学素子の前記副走査断面における焦点距離をFs、前記副走査断面における前記複合結像素子を構成する光学素子の光軸間の相対角度を2θ、前記複合結像素子上での副走査断面における光学素子の光軸間の距離を2Lとするとき、
    0.7<(L/sinθ)/Fs<1.3
    となる条件を満足することを特徴とする請求項7乃至10の何れか一項に記載の走査光学系。
  12. 前記複数の光学素子は、各々の光学素子の入射面と出射面のいづれか一方の面がアナモフィックな面、他方の面が回転対称面もしくは平面であることを特徴とする請求項7乃至11の何れか一項に記載の走査光学系。
  13. 請求項1乃至12の何れか一項に記載の走査光学系と、前記被走査面に配置された感光体と、前記走査光学系で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項1乃至12の何れか一項に記載の走査光学系と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記走査光学系に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴とする画像形成装置。
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