JP5787661B2 - 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
する諸収差を良好に補正し、高い光学性能を有し、複数の光束で複数の被走査面を走査す
ることができる走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記走査光学装置を備えることを特徴とする。
図1は本発明の実施例1のタンデム型の走査光学装置の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。図2は本発明の実施例1のタンデム型の走査光学装置の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。図3は本発明の実施例1の複数の光源手段の配置の説明図である。
本実施例の走査光学装置は4つの光源手段1y〜1kの発光部から出射した光束を異なる4つの被走査面8y〜8kに導光し、光走査するものである。以下、走査光学装置の機能説明においては簡単のため1つの光源手段1kから発せられた光束の光路について説明する。
本実施例における走査光学装置はこれらの走査機能を4つ有することで、異なる色相に対応する画像情報を同時に異なる被走査面上に記録するタンデム型の走査光学装置であり、以下、それについて、詳細に説明する。
また光源1k、1c(1m、1y)からの光束を副走査断面内で異なる入射角をもち偏向素子5の偏向面51(52)に斜入射させている。これにより、第2のトーリックレンズ62ck(62ym)後に配置したミラー71c(71m)により空間分離している。
図10は本発明の比較例におけるタンデム型の走査光学装置の複数の光源配置を示す説明図である。この比較例は一般的に用いられる副走査方向の入射角の違いや同一偏向素子の異なる偏向面を用いた光束分離を行っており、4つの光源1a〜1dを略正方形の頂点の位置に配置した構成となっている。
本実施例においては、複数の光源1k,1c間の間隔を確保するため、複数の光源からの光束の偏向素子5への主走査方向の入射角を異ならせている。このとき入射角が異なる光束に対し、同一形状の走査光学素子(トーリックレンズ)(結像光学素子)を用いると被走査面8k,8cにおける副走査像面(最良結像位置)がピント方向に傾く。
φA副<φB副
としている。
表1、表2は本実施例における設計パラメータを示す表であり、表1は偏向面51に対する主走査断面内の入射角が大きい光路(k光路、m光路)の光学部Aの設計例である。表2は偏向面5aに対する主走査断面内の入射角が小さい光路(y光路、c光路)の光学部Bの設計例を示している。
いる。走査光学素子6と光軸(x軸)との交点を原点とし、光軸方向をX軸、主走査断面
内において光軸と直交する軸をY軸としたとき、主走査方向と対応する母線方向が、
なる式で表されるものである。
なる式で表されるものである。
本実施例において光学部62cと光学部62kは副走査断面内に一体的に形成された複合光学素子よりなり、一つのトーリックレンズ62ckを構成している。光学素子の複合化は製造が容易となることの他、一体化によるレンズの薄型化や、形状が類似した2つのレンズが存在することにより発生する誤組立てを回避することができる。
複合光学素子62ckは偏向素子5への入射光束が主走査断面内に角度を有して入射していることから、その副走査断面内の形状が主走査方向に沿って非対称に変化する形状を有している。したがって図6に示すとおり、複合光学素子62ckを第1の方向に対して偏向素子5を挟んで対向する第2の方向の走査光学素子62ymとして用いる場合は次のようにする。偏向素子5の回転軸並びに走査光学素子6の光軸にともに垂直な軸を中心として回転させ配置する必要がある。
からの光束)は、偏向素子5への副走査断面内の入射角を異ならせる必要があり、本実施例では光源1cを上方に、光源1yを下方に配置している。主走査断面内の入射角が大きい光束1m、1k同士もこれと同様(光源1mを上方に、光源1kを下方に配置)であり、隣接した光源からの光束の偏向面5aに対する副走査断面内の入射角が異なる千鳥配置となる。
本実施例において複数の光源1k,1c,1m,1yは図3に示すように同一平面上に配置されており、光源の光軸方向並びに光軸に直交する方向に調整しやすいよう適度な間隔を保ち保持されている。
本発明の画像形成装置は、走査光学装置と、被走査面に配置された感光体と、走査光学装置で走査された光束によって感光体に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器とを有する。さらに現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを備えている。
図7は本発明の実施例2の走査光学装置の主走査方向の断面図である。図8は副走査方向の断面図であり、図8(a)は偏向素子から被走査面の断面図、図8(b)は光源から偏向素子の断面図である。
5.偏向素子(ポリゴンミラー) 51.52.偏向面
6.走査光学素(fθレンズ) 61.第1トーリックレンズ
62.第2トーリックレンズ 7.反射素子 8.被走査面(感光ドラム面)
符号の後のsuffix y,m,c,kは各色に対応する光学素子であることを意味する
Claims (13)
- 第1及び第2の光源手段と、該第1及び第2の光源手段から出射した第1及び第2の光束の夫々を導光する第1及び第2の入射光学系と、前記第1及び第2の光束の夫々を第1の偏向面により偏向して第1及び第2の被走査面を主走査方向に走査する偏向器と、前記第1及び第2の光束の夫々を前記第1及び第2の被走査面に集光する結像光学系と、を備える走査光学装置であって、
前記第1及び第2の入射光学系は、前記第1及び第2の光束の夫々を、主走査断面内及び副走査断面内において互いに異なる方向から前記第1の偏向面に入射させており、
前記結像光学系は、前記第1及び第2の光束の夫々が入射する副走査方向に配列された第1及び第2の光学部を含む結像光学素子を有し、
前記第1及び第2の光学部の副走査断面内における形状は、主走査断面内における前記第1及び第2の光束の前記第1の偏向面に対する入射角に応じて互いに異なることを特徴とする走査光学装置。 - 主走査断面内において、前記第1の光束の前記第1の偏向面への入射角は、前記第2の光束の前記第1の偏向面への入射角よりも大きく、
前記第1及び第2の光束が、前記第1及び第2の光源手段側の最軸外像高に入射するときの、前記第1及び第2の光学部の副走査断面内でのパワーの夫々をφA副及びφB副とするとき、
φA副<φB副
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。 - 前記第1及び第2の光学部の形状は、主走査断面内において互いに同じであることを特徴とする請求項1又は2に記載の走査光学装置。
- 前記第1及び第2の光学部は、一体的に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の走査光学装置。
- 主走査断面内において、前記第1及び第2の光束の前記第1の偏向面への入射角は、2度以上10度以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項の走査光学装置。
- 第3及び第4の光源手段からの第3及び第4の光束の夫々を、主走査断面内及び副走査断面内において互いに異なる方向から、前記第1の偏向面とは異なる第2の偏向面に入射させる第3及び第4の入射光学系を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の走査光学装置。
- 主走査断面内において、前記第1の光束の前記第1の偏向面に対する入射角は、前記第2の光束の前記第1の偏向面に対する入射角よりも大きく、かつ、前記第3の光束の前記第2の偏向面に対する入射角は、前記第4の光束の前記第2の偏向面に対する入射角よりも大きく、
副走査断面内において、前記第2の光束の前記第1の偏向面への入射角の符号と、前記第4の光束の前記第2の偏向面への入射角の符号と、は互いに異なることを特徴とする請求項6に記載の走査光学装置。 - 前記第1および第2の光源手段は、同一平面上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の走査光学装置。
- 前記第1及び第2の入射光学系の夫々の光軸は、主走査断面内において一致していないことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の走査光学装置。
- 副走査断面内において、前記第1及び第2の光束の夫々の前記第1の偏向面に対する入射角の符号は、互いに異なることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の走査光学装置。
- 前記結像光学系は、第1の結像光学素子としての前記結像光学素子と、前記第1の結像光学素子とは異なる第2の結像光学素子と、を有し、前記第1及び第2の光束の夫々は、前記第1及び第2の結像光学素子を通過することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の走査光学装置。
- 前記第1の結像光学素子は、光路中において前記第2の結像光学素子よりも前記第1の偏向面から離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の走査光学装置。
- 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の走査光学装置と、該走査光学装置により前記第1及び第2の被走査面に形成される静電潜像をトナー像として現像する現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、前記転写されたトナー像を前記被転写材に定着させる定着器と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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