JP4351583B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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    • F16K31/535Mechanical actuating means with toothed gearing for rotating valves

Description

本発明は、運転者の操舵力を油圧によりアシストするパワーステアリング装置に関する。
従来、パワーステアリング装置においては、路面からのキックバックを受けた場合、キックバックによる外力がセクタギヤ、ピストンを介して右室、左室内の作動油に伝達される(例えば、特許文献1参照。)。しかし、この作動油が逆流してコントロールバルブに作用することにより、キックバックによる外力が運転者まで伝達されることにより、操舵フィーリングが悪化するという問題があった。
このような問題を解決するために、シリンダ内にステアリングダンパバルブを設けることが考えられる(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−55153号公報 特開2001−219858号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、特許文献1に開示されるように、パワーシリンダがハウジング内に一体形成されたものではハウジングとパワーシリンダとを接続する接続部をハウジング外面に有しないため、容易にダンパバルブを設けることができなかった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、パワーシリンダをハウジング内に一体形成したものであっても容易にダンパバルブを設けることができ、装置の小型化を達成できるパワーステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、第1の発明では、ハウジングと、前記ハウジングの軸方向一方側に形成された油圧室と、前記ハウジングの軸方向他方側に形成され、前記油圧室に開口する開口部を有するコントロールバルブ収容部と、ステアリングホイールに接続され、一部が前記コントロールバルブ収容部内に回転自在に設けられた入力軸と、前記ハウジングに収容され、前記入力軸にトーションバーを介して接続されるウォームシャフトと、前記ウォームシャフトの外周側に摺動自在に設けられるとともに、前記油圧室を前記ハウジングの他方側に配置された第1油圧室と一方側に配置された第2油圧室とに隔成するピストンと、前記ウォームシャフトと前記ピストンとの間に設けられ、前記ウォームシャフトの回転運動を前記ピストンの軸方向運動に変換するボールねじ機構と、前記コントロールバルブ収容部内に設けられ、前記入力軸と前記ウォームシャフトとの相対回転による前記トーションバーの捩れ量に応じて、外部の油圧源から供給される作動油を選択的に前記第1油圧室と前記第2油圧室とに供給するコントロールバルブと、前記開口部を閉塞し前記コントロールバルブと前記第1油圧室との連通を遮断するシール部材と、前記ハウジングに設けられ、前記開口部を迂回すると共に前記第1油圧室と前記コントロールバルブとを連通するように形成された第1連通路と、前記ハウジングに設けられ、前記第2油圧室と前記コントロールバルブとを連通するように形成された第2連通路と、前記ピストンの軸方向運動を操舵輪に伝達する伝達機構とを有するパワーステアリング装置において、前記第1連通路及び前記第2連通路の途中にダンパバルブを設け、前記ダンパバルブは、前記コントロールバルブから供給される油圧によって前記第1、第2連通路を連通する第1開弁圧よりも、前記第1、第2油圧室から供給される油圧によって前記第1、第2連通路を連通する第2開弁圧が大きく設定されるとともに、前記ダンパバルブを収容するバルブ収容孔は前記ハウジングに形成されることとした。
また、第2の発明では、ハウジングと、前記ハウジングの軸方向一方側に形成された油圧室と、前記ハウジングの軸方向他方側に形成され、前記油圧室に開口する開口部を有するコントロールバルブ収容部と、ステアリングホイールに接続され、一部が前記コントロールバルブ収容部内に回転自在に設けられた入力軸と、一部が前記コントロールバルブ収容部に収容されるように前記ハウジングに設けられ、前記入力軸にトーションバーを介して接続される出力軸と、前記出力軸の外周側に摺動自在に設けられるとともに、前記油圧室を前記ハウジングの他方側に配置された第1油圧室と一方側に配置された第2油圧室とに隔成するピストンと、前記出力軸と前記ピストンとの間に設けられ、前記出力軸の回転運動を前記ピストンの軸方向運動に変換するボールねじ機構と、前記コントロールバルブ収容部内に設けられ、前記入力軸と前記出力軸との相対回転による前記トーションバーの捩れ量に応じて、外部の油圧源から供給される作動油を選択的に前記第1油圧室と前記第2油圧室とに供給するコントロールバルブと、前記コントロールバルブ収容部内に設けられ、前記出力軸と一体に形成されたインナレース部と、前記コントロールバルブ収容部内に設けられ、前記インナレース部の外周側に設けられたアウタレースと、前記インナレース部と前記アウタレースとの間に設けられ、前記アウタレースに対して前記インナレース部を相対回転可能に軸支する複数のボールと、前記ハウジングに設けられ、前記開口部を迂回すると共に前記第1油圧室と前記コントロールバルブとを連通するように形成された第1連通路と、前記ハウジングに設けられ、前記第2油圧室と前記コントロールバルブとを連通するように形成された第2連通路と、前記ピストンの軸方向運動を操舵輪に伝達する伝達機構とを有するパワーステアリング装置において、前記第1連通路及び前記第2連通路の途中にダンパバルブを設け、前記ダンパバルブは、前記コントロールバルブから供給される油圧によって前記第1、第2連通路を連通する第1開弁圧よりも、前記第1、第2油圧室から供給される油圧によって前記第1、第2連通路を連通する第2開弁圧が大きく設定されるとともに、前記ダンパバルブを収容するバルブ収容孔は前記ハウジングに形成され、前記アウタレースと前記インナレース部との間に形成され前記コントロールバルブと連通する隙間通路と前記第1油圧室との連通を遮断した。
よって、パワーシリンダをハウジング内に一体形成したものであっても容易にダンパバルブを設けることができ、装置の小型化を達成できるパワーステアリング装置を提供できる。
以下、本発明のパワーステアリング装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
[パワーステアリング装置の全体構成]
実施例1につき図1ないし図8に基づき説明する。図1は、パワーステアリング装置1の側面図である。パワーステアリング装置1は、アシスト方向を切り替えるコントロールバルブを収装するバルブハウジング10と、油圧によりアシスト力を発生するピストンを収装するピストンハウジング20と、ピストンの摺動により回転して操舵輪の操舵を行うセクターシャフト30とを有する。
バルブハウジング10及びピストンハウジング20はともに略カップ状部材であり、互いの軸方向開口部において接続される。バルブハウジング10の軸方向底部にはステアリングホイールと接続された入力軸40が挿入され、この入力軸40の回転に応じてピストンハウジング20内のピストンを油圧により軸方向に摺動させる。また、ピストンハウジング20とセクターシャフト30は互いに軸方向直角に設けられ、ピストンハウジング20内のピストンに設けられた歯とセクターシャフト30に設けられた歯が噛合い、ピストンの摺動によりセクターシャフト30を回転させて操舵アシストを行う。
[ダンパバルブハウジングの詳細]
図2は、パワーステアリング装置1におけるバルブハウジング10の平面図である。バルブハウジング10は、第1ダンパバルブ100、第2ダンパバルブ200、INポート300、OUTポート400を有する。INポート300及びOUTポート400はそれぞれバルブハウジング10内に設けられ、コントロールバルブを介してピストンハウジング20内の油室と連通する2つの油路に接続しており、この油路上に第1、第2ダンパバルブ100,200を収容する第1、第2ダンパバルブ収容孔11,12が設けられている。第1、第2ダンパバルブ100,200を収容した際、第1、第2ダンパバルブ収容孔11,12は第1、第2栓部材101,201により閉塞される。
INポート300とOUTポート400は、バルブハウジング10の軸に対し所定角度ずらして設けられ、バルブハウジング10の軸方向に対しても所定距離ずらして設けられている。また、第1、第2ダンパバルブ収容孔11,12もバルブハウジング10の軸に対し所定角度ずらして設けられている。
また、INポート300とOUTポート400はバルブハウジング10の径方向外側に開口するよう設けられ、第2ダンパバルブ収容孔12及びIN、OUTポート300,400は、バルブハウジング10において図2に示すI-I断面のx軸正方向の領域に設けられている。また、第1ダンパバルブ収容孔11も第2ダンパバルブ収容孔12のx軸負方向に隣接して設けられている。
[パワーステアリング装置の詳細]
図3は、パワーステアリング装置1の断面図である。図3においては、バルブハウジング10の第2ダンパバルブ200及びOUTポート400における断面図、すなわち図2に示すA-B断面を示す。バルブハウジング10は、INポート300、OUTポート400、コントロールバルブ600を有し、ピストンハウジング20は第1、第2油室21,22、セクターシャフト格納部23、ピストン70を有する。
バルブハウジング10はピストンハウジング20と互いに軸方向開口部において接続し、バルブハウジング10の軸中心には入力軸40が挿入されている。この入力軸40はトーションバー50によって出力軸60と接続し、出力軸60はピストンハウジング20内のピストン70へ軸方向に挿入され、ボールねじ機構61によりピストン70と嵌合する。また、ピストン70の外周には周方向に刻まれたピストン歯部71が設けられ、このピストン歯部71においてピストン70はセクターシャフト30と噛合う。
ピストンハウジング20内のピストン70は軸方向摺動可能に設けられ、このピストン70によってピストンハウジング20は入力軸側の第1油室21とピストンハウジング20底部側の第2油室22に隔成される。また、ピストンハウジング20はセクターシャフト30と互いに軸方向に直交し、ピストンハウジング20の径方向一部にはセクターシャフト30の一部を格納するセクターシャフト格納部23が設けられている。このセクターシャフト格納部23は、第1油室21と連通してセクターシャフト30とピストン歯部71の噛合いにおける潤滑を行う。
INポート300及びOUTポート400はコントロールバルブ600を介してピストンハウジング20内の第1、第2油室21、22へオイルを導入または排出するバルブであり、INポート300は図外のオイルポンプと、OUTポート400は図外のリザーバタンクと連通する。ピストンハウジング20内の第1油室21はバルブハウジング10に設けられた第1連通路15(図5参照)によりコントロールバルブ600と連通し、第2油室22はピストンハウジング20及びバルブハウジング10にまたがって設けられた第2連通路16によりコントロールバルブ600と連通する。
コントロールバルブ600はINポート300及びOUTポート400と連通し、INポート300及びOUTポート400と第1連通路15または第2連通路16の開放・閉塞を行うことで第1、第2油室21,22へのオイルの導入または排出を行うロータリーバルブ機構である。コントロールバルブ600は入力軸40の外周に設けられた入力軸切欠部41、バルブハウジング10の内周に設けられたバルブ溝13、及びスリーブ601からなり、入力軸40の回転に応じてINポート300及びOUTポート400と第1連通路15または第2連通路16の開放・閉塞を行う。
バルブハウジング10における第1、第2連通路15,16には第1、第2ダンパバルブ100、200(第1ダンパバルブ100については図5参照)が設けられている。また、第1、第2連通路15,16は第1、第2ダンパバルブ100、200とコントロールバルブ600を連通する第1、第2コントロールバルブ側連通路15a,16aと、第1、第2ダンパバルブ100、200と第1、第2油室21,22とを連通する第1、第2油圧室側油路15b,16bからなる(第1コントロールバルブ側連通路15a及び第1油圧室側油路15bについては図5参照)。
この第1、第2ダンパバルブ100,200は、コントロールバルブ600から供給されるオイルの通過を許可する開弁圧よりも、第1、第2油室21,22から流出しようとするオイルの通過を許可する開弁圧が大きくなるよう設けられており、路面からのキックバックを受けてピストン70が移動し、油圧が変化して第1油室21または第2油室22に滞留するオイルがコントロールバルブ600に逆流することを抑制する。
出力軸60はベアリング17によりバルブハウジング10に回転可能に支持される。出力軸60をバルブハウジング10に組み付ける際は、ベアリング17及び出力軸60をバルブハウジング10に嵌め込んだ後、アジャスティングプラグ18を嵌め込んで軸方向移動を規制する。
このアジャスティングプラグ18の内周にはOリング18aとともにシールリング18bが設けられている。ベアリング17には、潤滑のためコントロールバルブ600と連通するベアリング油路17aを介してオイルが供給されており、Oリング18aの弾性力によってシールリング18bを出力軸60に面接触させてオイルシールを行い、ベアリング油17aと第1油室21との間のシール性を確保する。
[第2連通路付近の詳細]
図4は、バルブハウジング10における第2連通路16すなわち第2コントロールバルブ側油路16a及び第2油圧室側油路16b付近の詳細な断面図であり、図2に示すO-B断面における断面図である。
上述のように、バルブハウジング10における第2連通路16には第2ダンパバルブ200が設けられ、この第2ダンパバルブ200はコントロールバルブ600から供給されるオイルの通過を許可する開弁圧よりも、第2油室22から流出しようとするオイルの通過を許可する開弁圧が大きくなるよう設けられており、路面からのキックバックを受けてピストン70が移動し、第2油室22に滞留するオイルがコントロールバルブ600に逆流して外力が入力軸40に伝達され、路面外力がステアリングホイールに伝達されることを抑制する。
また、上述のように第2連通路16は第2ダンパバルブ200とコントロールバルブ600を連通する第2コントロールバルブ側油路16aと、第2ダンパバルブ200と第2油室22とを連通する第2油圧室側油路16bからなる。この第2油圧室側油路16bは、第2ダンパバルブ収容孔12からバルブハウジング10及びピストンハウジング20をドリル開けすることにより形成される。
第2ダンパバルブ収容孔12は、バルブハウジング10においてコントロールバルブ600よりも外周側に設けられている。また、第2ダンパバルブ収容孔12からドリル開けにより第2油圧室側油路16bを形成できるよう、第2ダンパバルブ収容孔12と第2油圧室側油路16bとは同一直線上に設けられている。さらに、第2コントロールバルブ側油路16aはバルブハウジング10内において径方向に設けられている。これにより、第2ダンパバルブ収容孔12及びバルブハウジング10の軸方向長さの短縮を図っている。
[第1連通路付近の詳細]
図5は、バルブハウジング10における第1連通路15すなわち第1コントロールバルブ側連通路15a及び第1油圧室側油路15b付近の詳細な断面図であり、図2に示すO-C断面における断面図である。
バルブハウジング10における第1連通路15には第1ダンパバルブ100が設けられ、第2連通路16と同様、コントロールバルブ600から供給されるオイルの通過を許可する開弁圧よりも、第2油室22から流出しようとするオイルの通過を許可する開弁圧が大きくなるよう設けられており、路面からのキックバックにより第1油室21のオイルが逆流して外力が入力軸40に伝達され、路面外力がステアリングホイールに伝達されることを抑制する。
ここで第1油室21とベアリング油17aはOリング18a及びシールリング18bによりシールされているため、コントロールバルブ600と連通するベアリング油17aと第1油室21に差圧が生じた場合には、ベアリング油17aと第1油室21間のオイル移動は第1ダンパバルブ100を介して行われる。これにより、路面からのキックバックによりベアリング油17aと第1油室21間に差圧が生じた場合であっても、オイルの流れを第1ダンパバルブ100に受け持たせることで、キックバックによるコントロールバルブ600への外力伝達が抑制されるよう設けられている。
第2連通路16付近の詳細と同様、第1ダンパバルブ収容孔11は、バルブハウジング10においてコントロールバルブ600よりも外周側であって軸方向に設けられている。第1ダンパバルブ収容孔11とベアリング油17aとを連通する第1コントロールバルブ側連通路15a、及び第1ダンパバルブ収容孔11と第1油室21とを連通する第1油圧室側油路15bは第1ダンパバルブ収容孔11において開口している。また、第1コントロールバルブ側連通路15a及び第1油圧室側油路15bは直線状に設けられ、第1ダンパバルブ収容孔11からドリル開けにより形成される。また、第1コントロールバルブ側連通路15aはバルブハウジング10内において径方向に設けられている。これにより、第2連通路16と同様、第1ダンパバルブ収容孔11及びバルブハウジング10の軸方向長さの短縮を図っている。
[ダンパバルブの構成及びキックバック緩衝作用]
(1.逆流れ時)
図6は、第1ダンパバルブ100に逆方向の流れ、すなわち実施例1において第1、第2油室21,22からオイルを排出する際の流れが作用したときのダンパバルブのキックバック緩衝作用を示す図である。第2ダンパバルブ200についても構成は同様であり第1ダンパバルブ100についてのみ図示する。図6(a)に逆流れ時におけるバルブハウジング10の第1または第2ダンパバルブ100、200付近の部分断面図を示し、図6(b)に回路図を示す。作用は第1、第2ダンパバルブ100,200ともに同一であるため、以下では第1ダンパバルブ100についてのみ説明する。
第1ダンパバルブ100はポペットバルブ102(図6(b)のAに相当)、シートバルブ103(Bに相当)、ポペットバルブスプリング104(Cに相当)、シートバルブスプリング105(Dに相当)を有する。逆流れ時においては、路面のキックバックを受けピストン70が第1油室21を縮小させる方向へ移動し、第1油室21の容積減少に伴ってダンパバルブ100に第1油室21からの正圧が作用し、第1油室21に存在していたオイルが第1ダンパバルブ100を通過してコントロールバルブ600へ流出しようとする。
その際、ポペットバルブ102に第1油室21からの正の油圧が作用し、ポペットバルブ102は図中x軸正方向へ付勢されてシートバルブ103と当接する。このときシートバルブ103はシートバルブスプリング105によりx軸負方向へ付勢されているため、ポペットバルブ102の先端部によりシートバルブ103の開口部が閉塞され、第1油圧室側油路15bと第1コントロールバルブ側連通路15aとのオイル移動が抑制される。
これにより、路面からのキックバックによりピストン70が移動して第1油室21から正圧が作用した場合であっても、第1油室21からコントロールバルブ600へ急激にオイルが移動することを抑制し、キックバックによる外力が入力軸40に伝達して運転者に違和感を与えることを回避する。
(2.正流れ時)
図7は、第1ダンパバルブ100に正方向の流れ、すなわち実施例1において第1油室21へオイルを導入する際の流れが作用したときのダンパバルブのキックバック緩衝作用を示す図である。図7(a)に正流れ時におけるバルブハウジング10の第1ダンパバルブ100付近の部分断面図を示し、図7(b)に回路図を示す。逆流れと同様、第1ダンパバルブ100についてのみ説明する。
正流れ時においては、路面のキックバックを受けピストン70が第1油室21を拡大させる方向へ移動し、第1油室21の容積増大に伴ってダンパバルブ100に第1油室21からの負圧が作用し、コントロールバルブ600内のオイルが第1ダンパバルブ100を通過して第1油室21へ流入しようとする。
その際、ポペットバルブ102(図7(b)のAに相当)に第1油室21からの負の油圧が作用し、ポペットバルブ102はポペットバルブスプリング104(Cに相当)によるx軸正方向への付勢力に抗して図中x軸負方向へ付勢されるが、シートバルブ103はシートバルブスプリング105(Dに相当)によりx軸負方向へ付勢されている。
そのため、この付勢力によってシートバルブ103がx軸負方向へ移動してポペットバルブ102と当接し、ポペットバルブ102の先端部によりシートバルブ103の開口部が閉塞されて第1油圧室側油路15bと第1コントロールバルブ側連通路15aとのオイル移動が抑制される。これにより、路面からのキックバックによりピストン70が移動して第1油室21から負圧が作用した場合であっても、コントロールバルブ600から第1油室21へ急激にオイルが移動することを抑制する。
(3.中立時)
図8は、第1ダンパバルブ100いずれの方向の流れも作用していない状態、すなわち実施例1において操舵を行っていない中立時のダンパバルブ100の状態を示す図である。図8(a)に中立状態におけるバルブハウジング10の第1ダンパバルブ100付近の部分断面図を示し、図8(b)に回路図を示す。逆流れ、流れ時と同様、第1ダンパバルブ100についてのみ説明する。
中立時においては、ポペットバルブ102(図8(b)のAに相当)はポペットバルブスプリング104によりx軸正方向へ付勢され、シートバルブ103はシートバルブスプリング105によりx軸負方向へ付勢されている。このため、ポペットバルブ102とシートバルブ103は当接してポペットバルブ102の先端部によりシートバルブ103の開口部が閉塞されて第1油圧室側油路15bと第1コントロールバルブ側連通路15aとのオイル移動が抑制される。
これにより、中立時に路面からのキックバックによりピストン70が移動した場合であっても、コントロールバルブ600と第1油室21との間の急激なオイル移動が抑制される。
[従来技術と本願実施例における作用効果の対比]
図9は、従来例におけるパワーステアリング装置を示す図である。従来のパワーステアリング装置においては、路面からのキックバックを受けた場合、キックバックによる外力がセクタギヤ30、ピストン70を介して第1、第2油室21,22内の作動油に伝達される。しかし、この作動油が逆流してコントロールバルブ600に作用することによってキックバックによる外力が運転者まで伝達されて操舵フィーリングが悪化することを回避するため、シリンダ内にステアリングダンパバルブを設けることが考えられる。しかしながら従来技術にあるように、パワーシリンダがハウジング内に一体形成されたものではバルブハウジング10とパワーシリンダとを接続する接続部をバルブハウジング10の外面に有しないため、容易にダンパバルブを設けることができなかった。また、従来技術においてピストンにより隔成された第1油室21へのオイル供給は入力軸40とバルブハウジング10の間に設けられたベアリング17を介して行われるが、この構成にあっては第1油室21へのオイル供給路はベアリング17を介することが前提であり、バルブハウジング10内に適宜油路を設けてダンパバルブを設けることは困難である(図9参照)。
これに対し本願実施例では、バルブハウジング10における第1、第2連通路15,16に第1、第2ダンパバルブ100、200を収容する第1、第2ダンパバルブ収容孔11,12を設け、第1、第2連通路15,16は第1、第2ダンパバルブ100、200とコントロールバルブ600を連通する第1、第2コントロールバルブ側連通路15a,16aと、第1、第2ダンパバルブ100、200と第1、第2油室21,22とを連通する第1、第2油圧室側油路15b,16bからなることとした。
さらに、第1、第2ダンパバルブ100,200は、コントロールバルブ600から供給されるオイルの通過を許可する開弁圧よりも、第1、第2油室21,22から流出しようとするオイルの通過を許可する開弁圧が大きくなるよう設けた。
これにより、コントロールバルブ600、第1、第2連通路15,16が形成されるバルブハウジング10にダンパバルブ収容孔を設けることが可能となり、油路の取り回しを容易とすることで装置全体の小型化を図ることができる(請求項1に対応。)。
[他の実施例]
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1及び実施例2に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
更に、上記各実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ) 請求項1に記載のパワーステアリング装置において、
前記両バルブ収容孔は、前記ハウジングの入力軸側端面に開口するように設けられ、該バルブ収容孔は、栓部材で閉塞される。
ダンパバルブはバルブ収容孔の開口部から挿入・組立されるが、バルブ収容孔が同一面に開口しているため、組立作業性がよい。
(ロ) 請求項1または前記(イ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記バルブ収容孔は、前記ハウジングの径方向外側に開口する前記油圧源(オイルポンプ)との接続部と該接続部の径方向反対側側面との間であって、バルブ収容孔同士が隣接して設けられる。
ダンパバルブ組付けの際は、オイルポンプとの接続部が鉛直方向上向きとなるようにハウジングをジグに固定する。このジグは、ハウジングを強固に固定するため、床面と1つの壁を有しているが、2つのバルブ収容孔は、ジグの壁とは反対側に集約して形成されているため、壁及び床面によって遮られることがなく、作業性がよい。
(ハ) 請求項1または前記(イ)または前記(ロ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記バルブ収容孔は、前記コントロールバルブの径方向外側に設けられ、
前記第1油路及び第2油路は、バルブ孔の側面に設けられた開口部とコントロールバルブとを連通するコントロールバルブ側連通路と、バルブ孔の底面に設けられた開口部と前記第1油圧室または第2油圧室とを連通する油路とから構成される。
コントロールバルブ側連通路をバルブ収容孔の側面に開口したことで、バルブ孔の軸方向長さを小さく抑えることができ、またバルブ収容孔自体もコントロールバルブの外周側に配置されることで、ハウジングの軸方向長さを抑えることができる。
(ニ) 請求項1または前記(イ)ないし(ハ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記バルブ収容孔と、前記油路とが同一直線上に形成される。
油路が屈曲することがないため、作動油の流通がスムーズになる。
(ホ) 請求項1または前記(イ)ないし(ニ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記コントロールバルブ側連通路は、前記バルブ収容孔の開口部からドリル開けされる。
別途封止栓を設ける必要がない。
(ヘ)請求項1または前記(イ)ないし(ホ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記入力軸を前記ハウジングに軸支させるベアリングをアジャスティングプラグによって保持し、
前記アジャスティングプラグと出力軸との摺動面に、Oリング及びシールリングを設ける。
前記第1油室と前記コントロールバルブとのシールを確実に行うことにより、路面からのキックバックにより第1油室とコントロールバルブの間に差圧が生じた場合、差圧によるオイルの流れをダンパバルブに受け持たせることでキックバックの抑制を確実に行うことができる。
実施例1におけるパワーステアリング装置の側面図である。 実施例1のパワーステアリング装置におけるバルブハウジングの平面図である。 実施例1のパワーステアリング装置のバルブハウジングにおけるA-B断面図である。 実施例1における第2連通路付近の詳細な断面図である。 実施例1における第1連通路付近の詳細な断面図である。 実施例1における第1油室からオイルを排出する流れが作用したときのダンパバルブのキックバック緩衝作用を示す図である。 実施例1における第1油室へオイルが流入する流れが作用したときのダンパバルブのキックバック緩衝作用を示す図である。 実施例1において操舵を行っていない際のダンパバルブの状態を示す図である。 従来例におけるパワーステアリング装置を示す図である。
符号の説明
1 パワーステアリング装置
10 バルブハウジング
11 第1ダンパバルブ収容孔
12 第1ダンパバルブ収容孔
13 バルブ溝
15 第1連通路
15a 第1コントロールバルブ側連通路
15b 第1油圧室側油路
16 第2連通路
16a 第2コントロールバルブ側油路
16b 第2油圧室側油路
17 ベアリング
17a ベアリング油路
18 アジャスティングプラグ
18a Oリング
18b シールリング
20 ピストンハウジング
21 第1油室
22 第2油室
23 セクターシャフト格納部
30 セクターシャフト
40 入力軸
41 入力軸切欠部
50 トーションバー
60 出力軸
61 ボールねじ機構
70 ピストン
71 ピストン歯部
100 第1ダンパバルブ
101 第1栓部材
102 ポペットバルブ
103 シートバルブ
104 ポペットバルブスプリング
105 シートバルブスプリング
200 第2ダンパバルブ
201 第2栓部材
300 INポート
400 OUTポート
600 コントロールバルブ
601 スリーブ

Claims (2)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングの軸方向一方側に形成された油圧室と、
    前記ハウジングの軸方向他方側に形成され、前記油圧室に開口する開口部を有するコントロールバルブ収容部と、
    ステアリングホイールに接続され、一部が前記コントロールバルブ収容部内に回転自在に設けられた入力軸と、
    前記ハウジングに収容され、前記入力軸にトーションバーを介して接続されるウォームシャフトと、
    前記ウォームシャフトの外周側に摺動自在に設けられるとともに、前記油圧室を前記ハウジングの他方側に配置された第1油圧室と一方側に配置された第2油圧室とに隔成するピストンと、
    前記ウォームシャフトと前記ピストンとの間に設けられ、前記ウォームシャフトの回転運動を前記ピストンの軸方向運動に変換するボールねじ機構と、
    前記コントロールバルブ収容部内に設けられ、前記入力軸と前記ウォームシャフトとの相対回転による前記トーションバーの捩れ量に応じて、外部の油圧源から供給される作動油を選択的に前記第1油圧室と前記第2油圧室とに供給するコントロールバルブと、
    前記開口部を閉塞し前記コントロールバルブと前記第1油圧室との連通を遮断するシール部材と、
    前記ハウジングに設けられ、前記開口部を迂回すると共に前記第1油圧室と前記コントロールバルブとを連通するように形成された第1連通路と、
    前記ハウジングに設けられ、前記第2油圧室と前記コントロールバルブとを連通するように形成された第2連通路と、
    前記ピストンの軸方向運動を操舵輪に伝達する伝達機構とを有するパワーステアリング装置において、
    前記第1連通路及び前記第2連通路の途中にダンパバルブを設け、
    前記ダンパバルブは、前記コントロールバルブから供給される油圧によって前記第1、第2連通路を連通する第1開弁圧よりも、前記第1、第2油圧室から供給される油圧によって前記第1、第2連通路を連通する第2開弁圧が大きく設定されるとともに、
    前記ダンパバルブを収容するバルブ収容孔は前記ハウジングに形成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. ハウジングと、
    前記ハウジングの軸方向一方側に形成された油圧室と、
    前記ハウジングの軸方向他方側に形成され、前記油圧室に開口する開口部を有するコントロールバルブ収容部と、
    ステアリングホイールに接続され、一部が前記コントロールバルブ収容部内に回転自在に設けられた入力軸と、
    一部が前記コントロールバルブ収容部に収容されるように前記ハウジングに設けられ、前記入力軸にトーションバーを介して接続される出力軸と、
    前記出力軸の外周側に摺動自在に設けられるとともに、前記油圧室を前記ハウジングの他方側に配置された第1油圧室と一方側に配置された第2油圧室とに隔成するピストンと、
    前記出力軸と前記ピストンとの間に設けられ、前記出力軸の回転運動を前記ピストンの軸方向運動に変換するボールねじ機構と、
    前記コントロールバルブ収容部内に設けられ、前記入力軸と前記出力軸との相対回転による前記トーションバーの捩れ量に応じて、外部の油圧源から供給される作動油を選択的に前記第1油圧室と前記第2油圧室とに供給するコントロールバルブと、
    前記コントロールバルブ収容部内に設けられ、前記出力軸と一体に形成されたインナレース部と、
    前記コントロールバルブ収容部内に設けられ、前記インナレース部の外周側に設けられたアウタレースと、
    前記インナレース部と前記アウタレースとの間に設けられ、前記アウタレースに対して前記インナレース部を相対回転可能に軸支する複数のボールと、
    前記ハウジングに設けられ、前記開口部を迂回すると共に前記第1油圧室と前記コントロールバルブとを連通するように形成された第1連通路と、
    前記ハウジングに設けられ、前記第2油圧室と前記コントロールバルブとを連通するように形成された第2連通路と、
    前記ピストンの軸方向運動を操舵輪に伝達する伝達機構とを有するパワーステアリング装置において、
    前記第1連通路及び前記第2連通路の途中にダンパバルブを設け、
    前記ダンパバルブは、前記コントロールバルブから供給される油圧によって前記第1、第2連通路を連通する第1開弁圧よりも、前記第1、第2油圧室から供給される油圧によって前記第1、第2連通路を連通する第2開弁圧が大きく設定されるとともに、
    前記ダンパバルブを収容するバルブ収容孔は前記ハウジングに形成され、
    前記アウタレースと前記インナレース部との間に形成され前記コントロールバルブと連通する隙間通路と前記第1油圧室との連通を遮断したことを特徴とするパワーステアリング装置。
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