JP4159093B2 - 吊り足場用朝顔とその組立て施工法 - Google Patents

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Description

本発明は、吊り足場用の朝顔とこれを組立て施工する方法に関するものである。
高速道路や橋梁などの施工、補修あるいは塗装工事現場では、桁材などの下方に吊り足場が仮設される。吊り足場の側面には、作業員の安全を確保するとともに工具や工事部品などが落下しないように、養生ネットなどで覆われた防護柵(朝顔)が取付けられている。
朝顔は、一般に、単管パイプをクランプやジョイントなどによって縦横に組み、その表面にネットやシートを張り、下部を足場の先端桁材にクランプを介して固定してある。しかし、こうした一般的な朝顔は、組立てに時間がかかるばかりでなく組立て作業員の安全性も十分に確保されているとはいい難い。このため、パネル式の朝顔が提案されている(特許文献1参照)。
パネル式の朝顔は、図30に概略的に示すように、所要の大きさ(例えば縦約900mm、横約1,800mm)の枠体内に壁材を納めたパネルPを、上下方向及び左右方向に連結して吊り足場の側面に防護壁を形成する。
上下方向の連結は、枠体一側の縦柱Aの上端に突出させた縦連結具Bを上段のパネルの縦柱下端部に挿入し、ロックピンを打つなどして行なわれる。左右方向の連結は、パネルの上枠Cの他側端に水平に張出した横連結具Dに形成した孔(図示せず)に、隣りのパネルP'の縦柱A'の縦連結具B'を挿通して行われる。
吊り足場との連結は、最下段のパネルの水平に延びる下部連結材Eと吊り足場の縁の丸パイプFとを自在クランプGを介して連結することにより行われる。
特開平8-184179号公報(図1、[0019]、[0020]、[0027])
上記したパネル式朝顔は、パネル下端の下部連結部材を吊り足場縁部の丸パイプに連結する際、クランプを用いる。上記した一般的な朝顔のように単純に1本の単管パイプを吊り足場縁部の丸パイプにクランプによって連結する場合とは異なり、パネル全体を支えながらクランプでの連結を行わなければならないために、やっかいな作業となる。
このパネル式朝顔は、上記連結構造を採用する結果、上段パネルの縦柱下端が隣りの下段パネルの横連結具を押さえ込むことになり、上下にパネルを連結した後では下段のパネルの横に他のパネルを追加連結することができない。このため、予め地上でパネルを例えば上下左右に連結し、これを吊り足場に吊り上げて順次横方向に連結してゆくという作業手順を採用することができず、パネルを1枚ごとに吊り足場上に運び上げて吊り足場上で順次組立て施工を行わざるを得ない。
また、横方向の連結は、横連結具を有する方向からしか行うことができず、他方向からの連結が不可能で、施工に制約を伴う。
本発明の目的は、短時間のうちに安全かつ容易に組立て可能な吊り足場用朝顔とその組立て施工法を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、予め地上である程度の面積に組立て、これを吊り上げて足場上で順次左右両横方向に連結することの可能な吊り足場用朝顔を提供することにある。
本発明は、上記した目的を達成するために次の構成を備える点に特徴ある。
すなわち、先ず、本発明に係る朝顔は、複数本の支柱材と、隣合う支柱材間に着脱自在に取付けられる複数枚の防護パネルとを備える。防護パネルの両側部には、支柱材への取付け部材が設けられている。支柱材には、長さ方向に間隔をおいて、防護パネルの取付け部材を受ける複数の受け部材と、控え材の先端を固定するための固定部材がそれぞれ設けられている。また、支柱材の下端部には、吊り足場の床骨組み材への連結手段が設けられている。そして、支柱材の各受け部材に防護パネルの取付け部材を受け入れさせて、支柱材間に複数枚の防護パネルを面方向にほぼ隙間なく固定してある。
防護パネルは、支柱材間に着脱自在に固定されるものであれば、1枚のボードでも、枠状フレームとこのフレームに収められた壁体でも構わない。また、縦横のサイズも任意であるが、吊り足場の構成部材のスパンに対応させるのが望ましい。また、防護パネルは、反復使用を考慮して、破損しにくい金属製にすると良い。
防護パネルの下端面に嵌合突起を、また上端面に上記嵌合突起の嵌合される孔部を形成することにより、上段の防護パネルの嵌合突起を下段の防護パネルの孔部に嵌合して上下段の防護パネル同士を連結させることができる。
支柱材と防護パネルの結合手段である取付け部材と受け部材は、防護パネルが隣合う支柱材間の空間を所要の高さ分だけ隙間なく埋める着脱自在な構造であれば、固定ピンとこれを受けるホルダ、フックとこれを受ける軸部材など、種々の手段を採用できる。配置位置に関しても別段制限されるものではない。例えば、防護パネルの両側縁部背面に固定ピンを取付ける一方、支柱材の両側面(隣り合う支柱材の対向面)にホルダを設け、あるいは防護パネルの側面に固定ピンを取付ける一方、支柱材の前面に左右両方の防護パネルの固定ピンを受けるホルダを設けることで、防護パネルは支柱材対向面との間に隙間を生じさせることなく収められる。
本明細書でいう隙間とは、吊り足場上での作業に用いられる工具や、ネジ類、その他の各種部材などが通過可能な隙間を意味し、これら通過させない程度の僅かな間隙は許容される。
支柱材は、角パイプなどのパイプ材その他の杆材によって構成される。径と長さは任意に設定できるが、従来の朝顔及び仮設工業会の強度基準に即して形成される。支柱材は、長さ方向に接続可能な構造にすることもできる。
支柱材は、一面に開口溝を有する断面略コ字状の柱材によって構成することもできる。この場合、支柱材の両側片を貫通するリベットを長さ方向に間隔をおいて複数取付けることにより、開口溝内のリベットの軸部が上記受け部材となり、防護パネル両側部に固着した下向きのフックが防護パネルの上記取付け部材となる。開口溝から侵入されたフックは、リベットの軸部に掛止されて、防護パネルを支柱に着脱自在に取付けることになる。
上記リベット軸部とフックによる取付け構造において、パネル押え金具を更に設けるようにしても良い。パネル押え金具は、一端に、前記フックの掛止されたリベットの軸部に前方から係止される凹部を有する係止片を有し、他端に、ネジによって進退動するとともに支柱の開口溝縁部に係止されて係止片の凹部をリベットの軸部に係脱させる押え片を有する。
支柱材下端部の連結手段は、例えば、吊り足場の床骨組み材の先端部を上方から抱持する抱持部材と床骨組み材から抱持部材の脱落を防止するロック部材とから成る。
ロック部材には、例えば、平行して延びる基端部及びロック部とこれらを繋ぐ中間部とを有する略コ字状のロックピンを採用できる。ロックピンは、基端部がスプリングとともに筒状ケーシング内に収納されている。筒状ケーシングは、支柱の下端部に固定される。そして、ロックピンは、基端部がスプリングによって筒状ケーシング内に退避して収納される位置に常時付勢される。また、ロックピンのロック部は、基端部がスプリングによって付勢されているときに支柱に形成された上通孔あるいは前記抱持部材の左右両抱持片に形成された下通孔のいずれかに挿通されて固定され、基端部がスプリングの付勢力に抗して引出されたときに、上記上通孔あるいは下通孔のいずれかの通孔への固定状態から離脱する。
また、ロック部材には、抱持部材に形成した孔部もしくは溝部に打ち込まれる楔材を用いても良い。
支柱材の起立状態を保持する控え材を固定するための固定部材は、支柱材表面に取付けられたブラケットによって構成することができる。
控え材固定用のブラケットは、本固定用の控え材の一端を取付ける第1のブラケットと、仮り固定用の控え材の一端を取付ける第2のブラケットとから構成すると良い。
本発明方法は、次のステップを備える。
支柱材と防護パネルを吊り足場上に運び上げる第1のステップ、支柱材を、所定間隔をおいて吊り足場側面に起立させる第2のステップ、支柱材のブラケットに構築物構成材もしくは吊り足場構成材から延びる控え材の端部を固定して支柱材を固定する第3のステップ、支柱材間に防護パネルを取付ける第4のステップ。
そして、第2のステップは、支柱材下端の抱持部材の抱持片を吊り足場の床骨組み材に係合させ、ロック部材によってロックすることにより床骨組み材を抱持部材に抱持させるステップを含む。また、第4のステップは、支柱材の受け部材に防護パネルの取付け部材を受け入れさせて防護パネルを支柱材間の面方向にほとんど隙間を生じさせることなく取付けるステップを含む。
本発明方法は、次のステップから成るようにすることもできる。
支柱材を所定間隔に配置し、支柱材の下端から上部にかけて支柱材間の面方向にほとんど隙間を生じさせることなく支柱材間に防護パネルを取付けて、朝顔本体を地上で組み立てる第1のステップ、朝顔本体を吊り足場の所定位置まで吊り上げる第2のステップ、支柱材を吊り足場側面に起立させる第3のステップ、支柱材のブラケットに構築物構成材もしくは吊り足場構成材から延びる控え材の端部を固定して支柱材を固定する第4のステップ。
そして、第1のステップは、支柱材の受け部材に防護パネルの取付け部材を受け入れさせて防護パネルを支柱材間の面方向にほとんど隙間を生じさせることなく取付けるステップを含み、第3のステップは、支柱材下端の抱持部材の抱持片を吊り足場の床骨組み材に係合させ、ロック部材によってロックすることにより床骨組み材を抱持部材に抱持させるステップを含む。
本発明は、次の効果を奏する。
本発明に係る朝顔は、支柱材の所定位置に設けた受け部材に防護パネルの取付け部材を受け入れさせて防護パネルを支柱材間に着脱自在に取付けるようにしてあり、また支柱材の下端部を抱持部材とロック部材とから成る連結手段によって吊り足場の床骨組み材に固定する一方、支柱材に設けた固定部材に控え部材を固定するようにしてあるので、支柱材の起立固定と防護パネルの取付け並びに控え材の固定を行うだけで、短時間のうちに簡単に吊り足場側面に朝顔を構築できる。
また、その分解作業も同様に容易かつ速やかに行うことができる。
しかも、構成部材が、支柱材と防護パネルに分離され、重量が分散されるので、連結や取付及び固定作業並びに分解作業を安全に行うことができる。
また、横方向の連結を、次の支柱材の足場構成材への連結と防護パネルの取付けによって左右いずれの方向へも順次行うことができ、吊り足場上への初期組み付け位置を拘束されることがなくなり、組立てに自由度を生じさせることができる。
更に、本発明に係る朝顔によれば、予め地上である程度の面積に組立て、これを吊り上げて足場上で順次左右両横方向に連結することができ、組立て施工時間を短縮化できる吊り足場用朝顔を提供できる。
請求項12に係る方法発明によれば、吊り足場上で隙間のない防護面を安全かつ短時間で組立て施工できる。
請求項13に係る方法発明によれば、吊り足場上での朝顔の組立てを更に簡略化でき、より短時間での作用によってより安全に朝顔の組立てが可能となる。
以下、本発明を図示した実施例に基づいて詳説する。
図1は、本発明の一実施例に係る朝顔の外観斜視図、図2は支柱材の斜視図、図3は防護パネルを背面から見た斜視図、図4から図6は支柱材下端部の固定手段を示す説明図、図7と図8はロック部材の断面図、図9は支柱材への防護パネルの取付けを示す説明図、図10と図11は控え取付け用ブラケットの拡大図、図12は控え材の取付け例を示す説明図、図13は第2のブラケットを用いて支柱材を仮り固定した例を示す斜視図である。
図中符合1は、所定の間隔をおいて配置された支柱材で、角パイプから成り、後述する防護パネル6枚分を上下に連結した長さを有する。
支柱材1は、下端部に吊り足場10の床骨組み材(本実施例では先端桁材11)への連結手段2を有する。連結手段2は、図4から図6に示すように抱持部材3とロック部材4とから成る。抱持部材3は、金属板を断面コ字状に折曲し、開口を下にした状態で支柱材1の下端に固着されている。抱持部材3の左右両抱持片は、内面間が丸パイプから成る先端桁材11の外径とほぼ等しい幅に形成されている。また両抱持片の下部にはロック部材4のロックピン41のロック部41bを挿通する下通孔31が穿設されている。
ロックピン41は、ピン部材を略コ字状に屈曲して成る。平行して延びる一方の部分は基端部41aを成し、スプリング43とともに筒状ケーシング42の内部に収納されている。基端部41aは、軸周にスプリング43が巻装され、先端にスプリング43の抜止めを図る大径のヘッド44が取付けられている。基端部41aは、上記スプリング43の付勢力を受けて常時筒状ケーシング内に退避収納されている(図4、図6、図7参照)。筒状ケーシング42は、支柱1の下端部を貫通して固定されている。
基端部41aから中間部41cを経て延びるロックピン41の他方の平行部分は、ロック部41bを成す。ロック部41bは、基端部41aが付勢されて筒状ケーシング42内に収納されているときは、支柱1に形成された上通孔1aあるいは前記両抱持片に形成された下通孔31のいずれかに挿通されて固定され(図4及び図6参照)、基端部41aがスプリング43の付勢力に抗して引出されたときには、上記いずれかの通孔1a,31への固定状態から離脱する(図5、図8参照)。
5は、支柱材1の両側面に所定の間隔をおいて固定された受け部材としてのホルダで、筒状に形成され、後述する防護パネル8の取付け部材である固定ピン9が挿し込まれる。
ホルダ5は、支柱材1の長さ方向所定位置に複数個(本実施例では6個)設けられている。ホルダ5は、支柱材間に防護パネル8を面方向にほぼ隙間なく固定する位置に設けられている。特に最下段の防護パネル8に対しては、当該防護パネル下縁と支柱材下端を通る平面との間に隙間をほとんど生じさせることのない位置に配設されている。
本実施例では、床骨組み材のうちの先端桁材上面よりも吊り足場梁材12の上面が上位に位置する関係上、最下段の防護パネル8はその下縁が吊り足場梁材12の上面とほぼ接する位置に固定される。したがって、吊り足場10の先端桁材11との間には、図14に示すようにほんの僅かの間隙d(数mm程度)を生じるが、この間隙dは、作業工具などが通過するには不十分な大きさである。この点、前記した従来のパネル式朝顔は、吊り足場との連結を自在クランプによって行うために、最下段パネルの下部連結材周辺にクランプの締付け等の操作を行う空間(手首までの部分が無理なく出し入れできる空間)が必要になり、最下段パネルの下部連結材とパネルの壁材下縁との間には、パネルの幅方向に連続する大きな隙間を生じる。こうした隙間は、作業工具が落下する要因となる。
6は、支柱材1の前面に突設された平板状の第1のブラケットで、本固定用の控え材の端部を固定するためのものである。
第1のブラケット6は、支柱材1の長さ方向に所要の間隔をおいて設けられている。このブラケットには、図10に見られるように単クランプ61を介して控え材62の先端が固定される。図10と図11の例では単クランプ61がネジ止め固定され、この単クランプ61に控え材としての単管パイプ62を把持させてある。吊り足場内方に延びた単管パイプ62は、基端を構築物の形鋼材Kのフランジ部にクランプを介して固定され、支柱材1あるいは支柱材1及び防護パネル8を所定の角度で支持する。
支柱材1の前面には、杆材をコ字状に屈曲させた第2のブラケット7が、両端を支柱材1の表面に固着させて取付けられている。第2のブラケット7は、支柱材1の前面に長さ方向に所要の間隔をおいて複数設けられている。第2のブラケット7には、図13に見られるようにチェーンなどの索状体71の先端が繋着される。索状体71は、後端を構築物の形鋼材Kに繋着され、支柱材下端部の抱持部材3を吊り足場10の先端桁材11に係合させて起立させたときに、支柱材1を吊り足場内方に牽引して所定の角度位置に仮り固定させる。
8は、防護パネルで、上下左右のフレーム81〜84によって囲まれた内部に金属製の平板86を納めて成る。符合85は中間補強フレームである。
防護パネル8の左右両側フレーム83,84の背面には、固定ピン9が取付けられている。固定ピン9は、図9に見られるようにU字片91とこのU字片内面に上端を固着されたピン本体92とから成る。U字片91は、両端を側フレーム背面に固着してあり、ピン本体92を、側フレーム84,83の背面から浮いた状態に維持し、前記したホルダ5に挿し込み可能にしている。
防護パネル8の下フレーム82の下面には、左右一対の嵌合突起87が突設され、一方、上フレーム81の上面には、嵌合突起87と対応する位置に嵌合穴88が形成されている。これら嵌合突起87と嵌合穴88は、上下段の防護パネル8が接合面でずれるのを防止するためのものである。
上記朝顔の組立て施工法を説明する。
一つの施工法は、吊り足場10上で支柱材1に防護パネル8を組み付けて施工する手法である(図15と図16参照)。
先ず、支柱材1と防護パネル8など必要資材を吊り足場上に運び上げる(第1ステップ)。
次いで、支柱材1を吊り足場側面に起立させる(第2ステップ、図15参照)。具体的には、支柱材下端の抱持部材3の抱持片を吊り足場10の床骨組み材、図の場合、先端桁材11に上方から係合させる。そして、ロックピン41の中間部41cを手で把持して引っ張り、ロック部41bを上通孔1aから離脱させる。ロックピン41をそのまま下方に回転させてロック部41bを下通孔31に位置させ、引張力を解いてスプリング43の付勢力によって基端部41aを復帰させると、ロック部41bは下通孔31に挿し込まれ、抱持部材3を先端桁材11を抱いた状態にロックする(図4から図7参照)。
支柱材1の第2のブラケット7にチェーン71の一端を繋着し、所定の角度になるように支柱材1を牽引してチェーン71の他端を形鋼材Kの任意箇所に繋着する。これにより、支柱材1は仮り固定される(第3ステップ)。
隣接する支柱材1を所定の距離をおいて同様の手順で順次起立させ、それぞれ第2のブラケット7とチェーンを利用して仮り固定する(図13参照)。隣接する支柱間の間隔は、防護パネル8を基準体として利用することにより適正間隔が保持される。
そして、隣り合う支柱間に防護パネル8を取付ける(第4ステップ、図16参照)。具体的には、支柱材1の最下段のホルダ5に防護パネル両側の固定ピン9を挿し込んで、最下段の防護パネル8を支柱材間に取付ける。固定ピン9は、防護パネル8の側フレーム背面に取付けられているので、ホルダ5に挿し込まれると、防護パネルの側フレームの一部が支柱材前面の一部を覆うことになる。したがって、防護パネル8を上下に連続するように取付けることにより、支柱材間の空間前面が防護パネル8によって全体的にくまなく覆われる。
最下段の防護パネル8の下端面と支柱材下端面を通る水平面との間には、許容される間隙dしか生じないので、工具などがこの間隙dから落下することはない。
最下段の防護パネル8に続いて2段目の防護パネル8を同様にしてホルダ5と固定ピン9とを使用して取付ける。このとき、最下段の防護パネル8の上フレーム上面に形成された嵌合穴88に2段目の防護パネル8の下フレーム下面に突出した嵌合突起87が嵌まり込むので、両防護パネル8の接合面のずれが防止される。
順次、上段の防護パネル8を同様にして取付けることにより、一列の防護面が完成する。後は、他列の防護パネル8を同様の手順で取付けて行けば、朝顔全体の防護面が完成する。場合によっては、複数列の最下段の防護パネルを取付け、その後で各列の上段の防護パネルを取付けるようにしても良い。
防護パネル8の取付けが完了した一列ごとに、第1のブラケット6に固定したクランプ61に管材62の端部を締着し、管材62の他端部を形鋼材Kの所定位置に取付けたクランプに同様に固定することにより、一列の防護面は吊り足場側面にしっかりと固定される。こうした本固定は、朝顔全体の防護面が完成する中途に適宜行うようにしても良い。
なお、図11に示すように第1のブラケット6にバイスクランプ63を取付けることにより、図12に見られるように防護面に沿った水平材64を架設することができ、この水平材64を利用して棚足場65の構築も可能となる。
上記朝顔は、地組みを利用して組立て施工することもできる(第二の施工法)。
この施工法では、先ず、支柱材1を所定間隔に配置し、隣り合う支柱材間に上記施工法と同様にホルダ5に固定ピン9を挿し込んで防護パネル8を取付ける。所定の大きさに地組みされた朝顔構成体100は、第2のブラケット7にワイヤ101を掛け(図17参照)、そのまま吊り上げて吊り足場10の朝顔組み付け位置に運ばれる。面積が図17に示すものよりも大きくなる場合など、第1のブラケット6にバイスクランプを取付け、これに単管パイプを固定させ、朝顔構成体100の幅方向全体に単管パイプを通すことによって、補強を行うようにしても良い。
吊り足場10上では、ワイヤで牽引した状態のまま支柱材1の下端部に設けた固定手段2を利用して足場の床骨組み材に連結固定する。床骨組み材への連結は、抱持部材3とロック部材4とによって行われる。
また、第1のブラケット6には地組みの段階で予めクランプを取り付けておく。このクランプに控え材の端部を取付けて直接本固定を行っても良いが、適宜の支柱材1の第2のブラケット7を用いて仮り固定を行うようにしても良い。
こうした地組みを基にする施工法では、吊り足場上で組立て施工をより短時間で行うことができる。
図18は、支柱材1への防護パネル8の取付け構造の別の実施例を示す。
本実施例では、防護パネル8の側面に固定ピン9が取付けられ、支柱材1の前面にホルダ15が取付けられている。ホルダ15は、左右の防護パネル8の固定ピン9を挿入できるように幅広になっている。このため、ホルダ15からの固定ピン9の離脱を防止するため、ストッパ体20が用いられる。
ストッパ体20は上下にホルダ部20a,20bを有し、下ホルダ部20bはボルト20cに挿通され、下からナット20dで締めつけることにより上方に移動可能になっている。したがって、図19に示すように、上のホルダ部20aをU字片から突出する固定ピン9のピン本体頭部に被せ、U字片の上端で上ホルダ部20aの下端を支持させ、ナット20dを回動して下ホルダ部20bを移動させると、下ホルダ部20bは支柱材1のホルダ9から下方に飛び出したピン本体の下部を覆い、上端が同ホルダ9の下端に支持されて固定される。
こうした構造を採用することにより、ストッパ体20が固定ピン9のホルダ15からの上方への抜けを確実に防止する。
図22は本発明の別の実施例に係る吊り足場用朝顔の外観斜視図、図23(a)、(b)は下部柱材の側面図と正面図、図24は上部柱材の側面図、図25は接続部の概略斜視図、図26から図28は支柱材への防護パネルの取付け状態を示す概略斜視図と要部断面図、図29は控え材の固定状態を示す説明図である。
本実施例に係る朝顔は、支柱材への防護パネルの取付け構造と支柱材の接続構造に特徴がある。
支柱材210は、図23(b)及び図27に示すように一面に開口溝211を有する断面略コ字状の柱材によって形成されている。支柱材210には、長さ方向に間隔をおくとともに両側片を貫通するようにしてリベット212が打ち込まれている。開口溝211からは、リベットの軸部が視認できる。
支柱材210の下端部には、吊り足場10の先端桁材11を抱持する抱持部材230が固着されている。抱持部材230は、抱持片に図示しない孔部もしくは溝部が形成され、この孔部もしくは溝部に楔片231(図23(a)、(b)参照)が打ち込まれることによって桁材11から脱落するのが防止される。必要に応じて最下段防護パネル下方の間隙には、カバーを取付けるようにしても良い。
一方、防護パネル280には、両側端部に背面方向に向けて下向きのフック290が突設されている(図26(a)参照)。フック290は、開口溝内に侵入してリベット212の軸部に掛止されることで、防護パネル280を支柱材210に着脱自在に支持させる。
図中符合281は、防護パネル280を押さえ付けるための押え金具である。図26(b)に、パネル押え金具281を拡大して示してある。
このパネル押え金具281は、支柱材210の上記開口溝内に侵入可能な径の棒材282の一端に係止片283が垂設され、ネジの切られた他端に押え片285が進退動可能に取付けられている。係止片283は、板面の内側端に、リベット212の軸部に前方から後方に向けて係止される凹部284が切欠き形成されている。押え片285は、板材を略コ字状に折曲して成る。押え片285の両側片286の先端部は凸状に打ち抜き形成されている。この先端部の凸状は、突出した部分(頭部)286aが開口溝211に侵入し、肩部286bが開口溝211の縁部に係止されるようになっている。押え片285の中間に位置する連結片287には、挿通孔287aが形成され、この挿通孔287aに上記ネジ付きの棒材282の他端が挿通されている。棒材のネジ部には、ナット288が螺入されている。
したがって、上記取付け構造にあっては、図27と図28に示すように、防護パネル280は、フック290を支柱材210の開口溝211から侵入させ、リベット212の軸部にフック290を掛止させることで支柱材210に取付けられる。
そして、パネル押え金具281の係止片内端の凹部284をリベット212の軸部に内側から外方に向けて係止させ、押え片285の頭部286aを開口溝内に侵入させるとともに肩部286bを開口縁部に係止させた後、ナット288を締め付けることにより、フック290とリベット軸部との掛止状態がパネル押え金具281によってしっかりと固定される。この実施例によれば、強い吹き上げ風によっても防護パネル280が支柱材から脱落することはない。
吊り足場10の一側から起立した本朝顔には、ワイヤや管材から成る控え材によってその起立状態が保持される(図29参照)。
前記した実施例(図1,2)では、支柱材は1本の柱材によって形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、適宜の接続手段を用いて複数本の柱材を接続したものとすることもできる。
図22の実施例に係る支柱材210は、接続可能な2段の柱材210a,210bから成る。下段の柱材210aは、下端部に上記した足場構成材への連結手段220を有し、上端部に対向して突出する一対の接続片221,221を有する。接続片221には所定位置に通孔222が形成されている。
上段の柱材210bは下端部にこの接続片間に挿入される一対の挿込片223を有する。挿込片223は、先端に凹溝224が形成されている。凹溝224は、下段柱材210aの接続片221に近接したリベット212の軸部に係止される。また、上段柱材21bの挿込片223に近接した本体部には、下段柱材210aの上記通孔222と対応する通孔224が形成されている。
図中符合225は連結片で、下段柱材210aの接続片間に上段柱材210bの挿込片223を挿し込んで上下段の柱材210a,210bを接続したときに、その接続状態を保持して抜止めを図るためのものである。連結片225bは、一端に上下段の柱材210a,210bの両通孔222,224に挿入される連結ピン226を有し、他端に上記接続状態における上下段の柱材210a,210bの一側面から開口溝側正面を跨って他側面側に掛止される保持片227を有する。
上下段の柱材210a,210bは、挿込片223を接続片間に挿し込み、連結片225の連結ピン226を両通孔222,224に貫通するように挿入した後、保持片227を開口側正面に掛止めすることにより、側面方向並びに正面
及び背面方向に折曲することなく、接続される。
なお、本発明では、隣り合う一対の支柱材間の最上位において、両支柱材を連結するともに最上段の防護パネルの上方への飛び出しを押さえる、例えば押さえ連結杆を取付けるようにしても良い。
本発明の一実施例に係る朝顔の外観斜視図 支柱材の斜視図 防護パネルを背面から見た斜視図 支柱材下端部の固定手段を示す説明図 固定手段の使用状態を示す説明図 固定手段の使用状態を示す説明図 ロックピンの基端部が収納された状態におけるロック部材の断面図 ロックピンの基端部が引き出された状態におけるロック部材の断面図 支柱材への防護パネルの取付け状態を示す説明図 控え取付け用ブラケットの拡大図 控え取付け用ブラケットの拡大図 控え材の取付け例を示す説明図 第2のブラケットを用いて支柱材を仮り固定した例を示す斜視図 最下段の防護パネル下端と支柱材下端面を通る水平面との関係を示す説明図 本発明に係る朝顔の組立て施工法の一例(足場上での組立て)工程の一部を示す外観斜視図 図15の組立て施工法の工程の一部を示す外観斜視図 本発明に係る朝顔の組立て施工法の一例(地組み)を示す朝顔構成体の正面図 支柱材への防護パネルの取付け構造の他例を示す要部の斜視図 図16の取付け構造に用いられるストッパ体の使用状態を示す斜視図 同ストッパ体の使用状態を示す斜視図 同ストッパ体の使用状態を示す斜視図 本発明の別の実施例に係る朝顔の外観斜視図 (a)図2の朝顔に用いられる下段柱材の側面図、(b)図2の朝顔に用いられる下段柱材の正面図 図2の朝顔に用いられる上段柱材の側面図 下段柱材と上段柱材の接続部を示す斜視図 (a)本発明の別の実施例に係る朝顔の防護パネルと支柱材の取付け構造を示す外観、(b)パネル押え金具の拡大図 図26のパネル押え金具の使用状態であって、ナット締めする前の状態を示す要部断面図 図26のパネル押え金具の使用状態であって、ナット締めした後の状態を示す要部断面図 図22の朝顔への控え材の固定状態を示す説明図 従来例を示す説明図
符号の説明
1,210 支柱材
1a 上通孔
2,220 連結手段
3,230 抱持部材
31 下通孔
4 ロック部材
41 ロックピン
41a 基端部
41b ロック部
42 筒状ケーシング
43 スプリング
5,15 ホルダ
6 第1のブラケット
7 第2のブラケット
8,280 防護パネル
87 嵌合突起
88 嵌合穴
9 固定ピン
10 吊り足場
11 先端桁材
210a 下段柱材
210b 上段柱材
211 開口溝
212 リベット
214 固定部材
215 控え材
221 接続片
222,224 通孔
223 挿込片
224 凹溝
225 連結片
226 連結ピン
227 保持片
231 楔片
281 パネル押え金具
282 ネジ付き棒材
283 係止片
284 押え片
288 ナット
290 フック

Claims (13)

  1. 複数本の支柱材と、隣合う支柱材間に着脱自在に取付けられる複数枚の防護パネルとを備え、
    防護パネルの両側部には、支柱材への取付け部材が設けられ、
    支柱材には、長さ方向に間隔をおいて、防護パネルの取付け部材を受ける複数の受け部材と、控え材の先端を固定するための固定部材がそれぞれ設けられ、
    また、支柱材の下端部には、吊り足場の床骨組み材への連結手段が設けられ、
    支柱材の各受け部材に防護パネルの取付け部材を受け入れさせて、支柱材間に複数枚の防護パネルを面方向にほぼ隙間なく固定した、
    ことを特徴とする吊り足場用朝顔。
  2. 防護パネルは、下端面に嵌合突起が、また上端面に上記嵌合突起を嵌合する孔部が形成されており、上段の防護パネルの嵌合突起を下段の防護パネルの孔部に嵌合して上下段の防護パネルが連結される、
    請求項1記載の吊り足場用朝顔。
  3. 防護パネルの取付け部材が両側縁部背面に固着された固定ピンであり、支柱材の受け部材が固定ピンを受け入れるホルダである、
    請求項1記載の吊り足場用朝顔。
  4. 前記支柱材は、一面に開口溝を有する断面略コ字状の柱材から成り、支柱両側片を貫通するリベットが長さ方向に間隔をおいて複数取付けられ、
    一方、防護パネルは、両側部に下向きのフックが背面方向に向けて突設されており、
    開口溝内に位置するリベットの軸部が支柱材の前記受け部材であり、防護パネルのフックが防護パネルの前記取付け部材であり、
    開口溝から侵入させたフックをリベットの軸部に掛止させて防護パネルが支柱に着脱自在に取付けられる、
    請求項1記載の吊り足場用朝顔。
  5. 請求項4記載の吊り足場用朝顔において、
    更に、パネル押え金具を備え、
    パネル押え金具は、一端に、前記フックの掛止されたリベットの軸部に前方から係止される凹部を有する係止片を有し、他端に、ネジによって進退動するとともに支柱の開口溝縁部に係止されて係止片の凹部をリベットの軸部に係脱させる押え片を有する、
    ことを特徴とする吊り足場用朝顔。
  6. 前記固定部材は、支柱材表面に取付けられたブラケットで、
    前記連結手段は、吊り足場の床骨組み材を上方から抱持する抱持部材と床骨組み材から抱持部材の脱落を防止するロック部材とから成る、
    請求項1記載の吊り足場用朝顔。
  7. 前記控え材固定用のブラケットは、本固定用の控え材の一端を取付ける第1のブラケットと、仮り固定用の控え材の一端を取付ける第2のブラケットとを備える、
    請求項1記載の吊り足場用朝顔。
  8. 前記連結手段は、吊り足場の床骨組み材の先端部を上方から抱持する抱持部材と床骨組み材から抱持部材の脱落を防止するロック部材とから成る、
    請求項1記載の吊り足場用朝顔。
  9. 連結手段の前記ロック部材は、平行して延びる基端部及びロック部とこれらを繋ぐ中間部とを有する略コ字状のロックピンで、
    ロックピンは、基端部がスプリングとともに筒状ケーシング内に収納され、
    筒状ケーシングは、支柱の下端部に固定され、
    ロックピンは、基端部がスプリングによって筒状ケーシング内に退避して収納される位置に常時付勢され、
    ロックピンのロック部は、基端部がスプリングによって付勢されているときに支柱に形成された上通孔あるいは前記抱持部材の左右両抱持片に形成された下通孔のいずれかに挿通されて固定され、基端部がスプリングの付勢力に抗して引出されたときに、上通孔あるいは下通孔のいずれかの通孔への固定状態から離脱する、
    請求項8記載の吊り足場用朝顔。
  10. 前記ロック部材は、抱持部材に形成した孔部に打ち込まれる楔材である、
    請求項8記載の吊り足場用朝顔。
  11. 前記支柱材が長さ方向に接続可能である、
    請求項1記載の吊り足場用朝顔。
  12. 請求項1記載の吊り足場用朝顔の組立て施工法であって、
    複数の支柱材と防護パネルを吊り足場上に運び上げる第1のステップと、
    支柱材を、所定間隔をおいて吊り足場側面に起立させる第2のステップと、
    支柱材のブラケットに構築物構成材もしくは吊り足場構成材から延びる控え材の端部を固定して支柱材を固定する第3のステップと、
    支柱材間に防護パネルを取付ける第4のステップとを備え、
    上記第2のステップは、支柱材下端の抱持部材の抱持片を吊り足場の床骨組み材に係合させ、ロック部材によってロックすることにより床骨組み材を抱持部材に抱持させるステップを含み、
    上記第4のステップは、支柱材の受け部材に防護パネルの取付け部材を受け入れさせて防護パネルを支柱材間の面方向にほとんど隙間を生じさせることなく取付けるステップを含む、
    ことを特徴とする吊り足場用朝顔の組立て施工法。
  13. 請求項1記載の吊り足場用朝顔の組立て施工法であって、
    支柱材を所定間隔に配置し、支柱材の下端から上部にかけて支柱材間の面方向にほとんど隙間を生じさせることなく支柱材間に防護パネルを取付けて、朝顔本体を地上で組み立てる第1のステップと、朝顔本体を吊り足場の所定位置まで吊り上げる第2のステップと、支柱材を吊り足場側面に起立させる第3のステップと、支柱材のブラケットに構築物構成材もしくは吊り足場構成材から延びる控え材の端部を固定して支柱材を固定する第4のステップを備え、
    上記第1のステップは、支柱材の受け部材に防護パネルの取付け部材を受け入れさせて防護パネルを支柱材間の面方向にほとんど隙間を生じさせることなく取付けるステップを含み、
    第3のステップは、支柱材下端の抱持部材の抱持片を吊り足場の床骨組み材に係合させ、ロック部材によってロックすることにより床骨組み材を抱持部材に抱持させるステップを含む、
    ことを特徴とする吊り足場用朝顔の組立て施工法。
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