JP2000314234A - 単管足場用荷受ステージの取付装置 - Google Patents

単管足場用荷受ステージの取付装置

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JP2000314234A
JP2000314234A JP11125100A JP12510099A JP2000314234A JP 2000314234 A JP2000314234 A JP 2000314234A JP 11125100 A JP11125100 A JP 11125100A JP 12510099 A JP12510099 A JP 12510099A JP 2000314234 A JP2000314234 A JP 2000314234A
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Akio Mamiya
彰夫 真宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足場Wへの荷受けステージSの取付けを簡
単に行える取付装置を提供する。 【解決手段】 足場Wから水平に張り出される梁枠1
と、梁枠1の先端部に枢着される斜材7と、斜材7の遊
端部と梁枠1の基端部とを連結する吊り材8とからなる
トラス構造の荷受けステージSを単管足場Wに取り付け
る取付装置であって、単管aのポケットpに係止可能な
係止部と、荷受けステージSの梁枠1基端部に設けた掛
止溝を掛止させる支持ピンとを有する上下方向位置決め
金具10を設け、この金具10の係止部を単管aの所要
のポケットpに係止し、この金具10の上端部を単管a
に固定して、この金具10を単管足場Wの所要高さ位置
に固定した状態で、前記支持ピンに梁枠1の掛止溝を掛
止し、斜材7の遊端部を単管aに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足場を組んでビル
やマンション等の建物を築造するときにクレーンで吊り
上げた建築資材等の荷物を受け取るための荷受ステージ
を足場の外側部所要高さ位置に取り付ける荷受ステージ
の取付装置に関し、特に各単管に横材つなぎ用のポケッ
トが単管長さ方向所定ピッチで配設された単管足場用荷
受けステージの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、足場に荷受ステージを仮設する場
合、足場外側部の所要高さ位置において、多数本の単管
を縦横及び斜めにそれぞれ所要間隔に配し、これら単管
の枠組足場側連結部及び単管相互の交差部を1つずつパ
イプクランプにより固定して、梁部と斜材とからなる側
面視略倒三角形のステージ本体を形成し、このステージ
本体の梁部上に合板を敷設して針金等で固定し、更に梁
部の周縁に上記同様に単管とパイプクランプで手摺りを
組んで、荷受ステージを枠組み形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような方法で
は、枠組足場外側部の地上から所要高さのところで、多
数の単管とパイプクランプとによって、枠組足場との連
結作業、及び荷受ステージの枠組み作業を行うことか
ら、パイプクランプの個数が数十個にもなって、作業に
非常な手間と時間を要し、また枠組足場外側部の高所位
置で上記合板の敷設作業や手摺りの取付作業を行うた
め、その作業中に作業者が落下する危険性があった。更
に荷受ステージは、建築の進行に伴い枠組足場の高さが
高くなると、枠組足場の高所側に付け替える必要がある
が、従来の方法では、荷受ステージの付け替えを行うた
びに、荷受ステージの分解作業と組付け作業行う必要が
あって、作業能率が非常に悪かった。
【0004】本発明は、上記のような課題に鑑み、足場
への荷受けステージの取付けを簡単容易に行える取付装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
足場Wから水平に張り出される梁枠1と、梁枠1の先端
部に枢着される斜材7と、斜材7の遊端部と梁枠1の基
端部とを連結する吊り材8とからなるトラス構造の荷受
けステージSを、各単管aに横材つなぎ用ポケットpが
単管長さ方向所定ピッチで配設された単管足場Wに取り
付ける取付装置であって、単管足場Wのポケットpに係
止可能な係止部11を下端部に有し且つ荷受けステージ
Sの梁枠1基端部に設けた掛止部12を掛止させる支持
ピン13を上端部に有する上下方向位置決め金具10を
設け、この金具10の係止部11を単管足場Wの所要の
ポケットpに係止し、この金具10の上端部を固定具に
より単管足場Wに固定して、この金具10を単管足場W
の所要高さ位置に固定した状態で、この金具10の支持
ピン13に前記梁枠1の掛止部12を掛止し、前記斜材
7の遊端部を固定具によって単管足場Wに固定するよう
にしたことを特徴とする。
【0006】請求項2は、請求項1に記載の単管足場用
荷受ステージの取付装置において、上下方向位置決め金
具10の上端部を単管足場Wに固定する固定具は、この
金具10の上端部に取り付けられたパイプクランプ14
からなることを特徴としている。
【0007】請求項3は、請求項1又は2に記載の単管
足場用荷受ステージの取付装置において、荷受けステー
ジSの斜材7遊端部を単管足場Wに固定する固定具は、
この斜材7の遊端部に取り付けられたパイプクランプ1
5からなることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、単管足場Wの外側部所要
高さ位置に取り付けられた荷受けステージSの側面図、
図2は同荷受けステージSの平面図、図3は同荷受けス
テージSの正面図である。図1及び図2には単管足場W
の一部を示している。単管足場Wは、一定長さ(通常1
800mm)の鋼管からなる単管a,b,cを縦横に接
続して組み立てられる。縦材用の単管aには、図1に示
すように、横材つなぎ用ポケットpが単管長さ方向所定
ピッチ(例えば450mm)で配設されており、各ポケ
ットpは、図7に示すように、1箇所に左右前後の4個
取り付けてある。単管bは左右の横材として使用される
もので、縦材用単管aと同じ長さを有し、単管cは前後
の横材として使用され、単管a,bの長さの半分程度で
ある。そして、横材用単管b,cには夫々の両端部に掛
止片k(図4参照)が設けてあって、縦材用単管aとの
接続にあたり、掛止片kがポケットpに掛止される。ま
た図2に示すように、左右に隣合う横材用単管c,c間
に亘って足場板Mが載設される。
【0009】荷受けステージSは、単管足場Wに対し外
側へ水平に張り出すように延びて、単管足場Wの左右長
手方向に所定間隔に配置される例えば3つの梁枠1と、
これら3つの梁枠1相互間に載設される複数枚(図示例
では6枚)の足場板2と、3つの梁枠1のうち両端2つ
の梁枠1、1に取り付けられる側部手摺り3,3と、中
央の梁枠1の先端部に取り付けられる手摺り支柱4及び
これと各側部手摺り3との間に横架される複数本の手摺
り枠5からなる前部手摺り6と、各梁枠1の先端下部に
枢着される斜材7と、各斜材7の遊端部と各梁枠1の基
端部とをつなぐ吊り材8とから構成され、この荷受けス
テージSの各梁枠1と各斜材7と各吊り材8とによって
トラス構造が形成される。また、各手摺り3,6の下部
には幅木9が取り付けられる。
【0010】図1、図4及び図5において10は、荷受
けステージSを単管足場Wに取り付けるのに必要な上下
方向位置決め金具で、単管足場Wを形成する単管aのポ
ケットpに係止可能な係止部11を下端部に有すると共
に、荷受けステージSにおける梁枠1の基端部に設けた
掛止溝12(掛止部)を掛止させる支持ピン13を上端
部に有している。荷受けステージSを単管足場Wに取り
付けるにあたって、上下方向位置決め金具10の係止部
11を単管aの所要のポケットpに係止し、この金具1
0の上端部をパイプクランプ14(固定具)により単管
aに固定して、この金具10を単管aの所要高さ位置に
固定した状態で、この金具10の支持ピン13に梁枠1
の掛止溝12を掛止し、斜材7の遊端部をパイプクラン
プ15(固定具)によって単管aに固定するようになっ
ている。
【0011】図5の(A)は、上下方向位置決め金具1
0を示す拡大側面図、同図の(B)は背面図、図6の
(A)は平面図、同図の(B)は図5(A)のX−X線
横断面図である。これらの図から分かるように、金具1
0は、鋼管によって形成された金具本体16を有し、こ
の金具本体16の一側面には下端部と上下方向中間部と
に支持片17,18が突設されていて、これらの支持片
17,18には単管足場Wの単管aに係合可能な係合部
片17a,18aが固着してあり、そして下部側支持片
17の下端部に前記係止部11が設けられている。
【0012】図5の(A)及び図6の(A)から分かる
ように、金具本体16の上端部には、支持ピン13が当
該金具本体16を直径方向に貫通して両端部が所要長さ
ずつ突出した状態に固着されていると共に、両側板19
a,19aとこれらをつなぐ連結板19bとからなるコ
字形ブラケット19の両側板19a,19aが金具本体
16の上端部に横向きに嵌合されて、両側板19a,1
9aに夫々設けてある横長穴20,20に支持ピン13
の両端部が挿通され、そしてコ字形ブラケット19の連
結板19bにパイプクランプ14が取り付けられてい
る。
【0013】上記パイプクランプ14は、図5及び図6
に示すように、クランプ本体14aと、これに枢着され
た抱着体14bと、クランプ本体14aと抱着体14b
との間で単管aを抱持してクランプするクランプボルト
14cとからなる周知構造のもので、クランプ本体14
aがコ字形ブラケット19の連結板19bに取り付けら
れている。
【0014】上記のような構成よりなる上下方向位置決
め金具10を単管足場Wの単管aに取り付けるときは、
図5の(A)から分かるように、先ず、金具10下端部
の係止部11を単管aの所要のポケットpに係止させ、
この状態で係合部片17a,18aを単管aの側面に係
合させた後、パイプクランプ14によりコ字形ブラケッ
ト19を介して金具10の上端部を固定する。こうし
て、係止部11を単管aのポケットpに係止させた状態
で金具10の上端部をパイプクランプ14で単管aに固
定することによって、単管足場Wに対する荷受けステー
ジSの上下方向の取付位置が決まることになる。この
際、金具10の下端部は、係止部11が単管aのポケッ
トpに係止されているだけであるから、単管aに対し水
平方向には或る程度変移可能である。
【0015】次に、荷受けステージSの構造につき図8
〜図10により詳しく説明すると、各梁枠1は、図8の
(A)、(B)及び図9の(A)〜(E)に示すよう
に、基端側縦枠材23と、先端側縦枠材24と、上下横
枠材25a,25bと、両横枠材25a,25b間に取
り付けられた補強枠材26とにより枠組みされている。
基端側縦枠材23は溝形材よりなるもので、その上端部
には、上下方向位置決め金具10の上端部に設けてある
支持ピン13に掛止される掛止溝12が、溝形材の両側
板部23a,23aに夫々形成されている。各掛止溝1
2は、側板部23aの長手方向に対し斜交する方向に切
欠形成されている。また、この溝形材よりなる基端側縦
枠材23は、図4の(A)に示すように、上下方向位置
決め金具10への取付時にその金具本体16に外嵌合さ
れるようになっている。
【0016】また、下横枠材25bの基端側下部には、
図9の(A)に示すように、平板状のブラケット27が
突設されていて、このブラケット27には、梁枠1長手
方向と直交する方向に長い長孔27aが形成されてい
る。また、先端側縦枠材24の下端には、図9の(D)
及び(E)に示すようにコ字形ブラケット28が固着さ
れ、このブラケット28に斜材7の一端部がピン29に
より枢着されている。
【0017】この斜材7は、梁枠1の使用に際して前記
吊り材8を取り付けるまでは、図8の(B)及び図9の
(A)〜(C)に示すように梁枠1と平行姿勢に折り畳
んで、当該斜材7の所要部をコ字形材よりなる基端側縦
枠材23の下端部に嵌合して蝶ねじ30により仮止めし
ている。また、この斜材7の遊端部には、図4の(B)
及び図8の(A)、(B)に示すように、上下方向位置
決め金具10の上端部に設けてあるパイプクランプ14
と同じ構造のパイプクランプ15がコ字形ブラケット3
2を介して取り付けられている。このブラケット32は
斜材7の遊端部に枢着される。また、斜材7の遊端部に
はパイプクランプ15の手前側に平板状のブラケット3
3が突設され、このブラケット33には、斜材7の長手
方向と直交する方向に長いピン挿入用長孔33aが形成
されている。
【0018】吊り材8の上下両端部には、図示は省略す
るが、それぞればね付勢式ロック爪を有するピン34,
35が突設されていて、この吊り材8の両端部を梁枠1
の基端部と斜材9の遊端部とにそれぞれ枢着するにあた
り、図4の(A)及び(B)に示すように、吊り材8の
上端部側ピン34が、梁枠1の基端部側に突設されたブ
ラケット27の長孔27aに挿入されてロック爪により
ロックされると共に、吊り材8の下端部側のピン35
が、斜材7の遊端部側に突設されたブラケット33の長
孔33aに挿入されてロック爪によりロックされ、これ
により吊り材8の上端部が梁枠1の基端部に対し梁枠長
手方向と直交する方向に変移可能に枢着されると共に、
吊り材8の下端部が斜材7の遊端部に対し斜材長手方向
と直交する方向に変移可能に枢着される。
【0019】各側部手摺り3は、図10の(A)に示す
ように、基端側手摺り支柱38と先端側手摺り支柱39
と上部手摺り枠40と下部手摺り枠41とによって枠組
み形成され、上部手摺り枠40の基端側は、基端側手摺
り支柱38を越えて突出し、その突出端部に前記パイプ
クランプ14,15と同じ構造のパイプクランプ42が
取り付けられ、基端側手摺り支柱38の下端には、梁枠
1の上横枠材25aに嵌合可能なコ字形ブラケット43
が固着されている。また、先端側手摺り支柱39の上端
及びその中間部位には、それぞれ屈曲自在なロック爪4
5a付きのピン45が取り付けられている。
【0020】前部手摺り6については、図3に概略示し
ているだけで、詳細な図示は省略しているが、この前部
手摺り6の手摺り支柱4は、前記側部手摺り3の先端側
手摺り支柱39と殆ど同じ構造(図10参照)で、支柱
4の上端及びその中間部位にそれぞれ屈曲自在なロック
爪付きのピンが取り付けられている。また、前部手摺り
6の各手摺り枠5は両端部にピン孔(図示省略)を有
し、従って各手摺り枠5の取り付けにあたっては、手摺
り枠5の一端部のピン孔を側部手摺り3の先端側手摺り
支柱39のピン45に挿通させてロック爪45aでロッ
クさせ、また他端部のピン孔を前部手摺り6の手摺り支
柱4のピンに挿通させてロック爪でロックさせればよ
い。
【0021】次に、上記のように構成される取付装置の
使用による荷受けステージSの取付方法について図11
及び図12を中心に説明する。この実施形態では、荷受
けステージSは、図2及び図3に示すように3個の梁枠
1を使用して形成される。
【0022】先ず、図11のに示すような単管足場W
のステージ取付位置に3つの上下方向位置決め金具10
を左右方向所定間隔おきに取り付け、同図ののような
状態とする。各金具10の取付けにあたっては、既に説
明したように、金具10下端の係止部11を単管aの所
要のポケットpに係止させ、この状態でパイプクランプ
14によって金具10の上端部を単管aに固定する。こ
れによって、単管足場Wに対する荷受けステージSの上
下方向の取付位置が決まる。
【0023】そして、荷受けステージSにおける梁枠1
とこれの先端部に枢着されて折り畳まれた斜材7とから
なるステージ本体部Soを、図11のに示すように、
梁枠1の基端部側を下向きにした状態でクレーンにより
吊り上げ、梁枠1の基端側縦枠材23に設けてある掛止
溝12を上下方向位置決め金具10の支持ピン13に掛
止させる。
【0024】こうして梁枠1側の掛止溝12を金具10
側の支持ピン13に掛止させた状態から、同図のに示
すようにステージ本体部Soを前方へ回転させ、梁枠1
に折り畳まれて保持されている斜材7を解放して引き下
げ、この斜材7の遊端部をパイプクランプ15で単管a
に固定し、そのあと斜材7の遊端部と梁枠1の基端部と
を吊り材8によって連結する。以上の作業を3つの上下
方向位置決め金具10について行う。尚、斜材7の遊端
部を単管aに固定することにより、梁枠1は単管足場W
に対して前後の動きを規制されることになり、また梁枠
1の上下の動きは上下方向位置決め金具10によって既
に規制されているから、この時点で梁枠1は単管足場W
の所定位置に確実に固定される。これはまた、荷受けス
テージSが単管足場Wの所定位置に確実に固定されるこ
とでもある。
【0025】上記のようにしてステージ本体部Soを単
管足場Wに取り付けた後、図12のに示すように上記
3つの梁枠1上に6枚の足場板2を載設し、そして同図
のようにして梁枠1に側部手摺り3を取り付け、更に
前部手摺り6を取り付けて、最終的に同図に示すよう
な荷受けステージS(図1〜図3参照)を形成する。手
摺り3,6の取付けにおいては、3つの梁枠1のうち両
側2つの梁枠1,1に側部手摺り3,3を取り付け、中
央梁枠1の先端部に手摺り支柱4を取り付け、この手摺
り支柱4と両側部手摺り3,3の先端側手摺り支柱3
9,39とに亘り上下の手摺り枠5を横架して前部手摺
り6を形成する(図4参照)。
【0026】また梁枠1に側部手摺り3を取り付けるに
は、梁枠1の先端側縦枠材24の上端径小部24a(図
8参照)に、図10に示す側部手摺り3の先端側手摺り
支柱39の下端部を外嵌してピン(図示せず)止めする
と共に、基端側手摺り支柱38の下端に取り付けてある
コ字形ブラケット43を梁枠1の上横枠材25aの基端
部に嵌合させてピン止めし、上部手摺り枠40の基端部
をパイプクランプ42で単管aに固定すればよい。
【0027】また、前部手摺り6の手摺り支柱4は、そ
の下端部を中央の梁枠1の先端側縦枠材24の上端径小
部24aに外嵌してピン止めした後、各手摺り枠5の各
端部のピン孔を側部手摺り3の先端側手摺り支柱39の
ピン45に挿通させてロック爪45aでロックさせ、ま
た他端部のピン孔を前部手摺り6の手摺り支柱4のピン
に挿通させてロック爪でロックさせるようにすることに
より、簡単に取り付けることができる。足場板2を各梁
枠1上に載設するには、各足場板2の両端部に2個ずつ
設けられたフック(図示せず)を梁枠1の上横枠材25
aに掛止させればよい。
【0028】尚、荷受けステージSの側部手摺り3及び
前部手摺り6のそれぞれ下部に取り付けられる各幅木1
1は、地上に荷受けステージSを枠組みする時に取り付
けてもよいし、各梁枠3を各取付金具2に取り付け固定
した後、このステージSの足場板4の上で取り付けるよ
うにしてもよい。
【0029】以上、図11及び図12によっで説明した
取付方法は、荷受けステージSにおける梁枠1とこれの
先端部に枢着されて折り畳まれた斜材7とからなるステ
ージ本体部Soをクレーンにより吊り上げて、梁枠1の
基端側にある掛止溝12を上下方向位置決め金具10の
支持ピン13に掛止させるようにする方法であるが、他
の取付方法として、例えば3つの梁枠1で形成される荷
受けステージS全体を地上で枠組み形成しておいて、こ
の荷受けステージSをクレーンにより吊り上げて、前記
同様に梁枠1の基端側にある掛止溝12を上下方向位置
決め金具10の支持ピン13に掛止させるようにしても
よい。
【0030】また、荷受けステージSを枠組足場Wの外
側部所要高さ位置に取り付けた後、建築作業の進行によ
り枠組足場が高くなって、この荷受けステージSを一段
高所側に付け替えるとき、即ち盛り替えを行うときに
は、各側部手摺り3の上部手摺り枠40にあるパイプク
ランプ4、及び各斜材7の遊端部にあるパイプクランプ
14を夫々単管aから取外して、この荷受けステージS
をクレーンで吊り上げる一方、各上下方向位置決め金具
10のパイプクランプ14を単管aから取り外して、こ
れを単管足場Wの所定の盛り替え位置に前記同様にして
取り付け、そしてクレーンで吊っている荷受けステージ
Sの各梁枠1にある掛止溝12を各上下方向位置決め金
具10の支持ピン13に掛止し、各斜材7の遊端部をパ
イプクランプ15で単管aの固定すればよい。
【0031】以上説明した取付装置によれば、荷受けス
テージSを単管足場Wの所定位置に取り付けるにあたっ
て、先ず、上下方向位置決め金具10の下端側係止部1
1を単管足場Wの所要のポケットpに係止し、この金具
10の上端部をパイプクランプ14により単管足場Wに
固定して、この金具10を単管足場Wの所要高さ位置に
位置決め固定しておき、しかして荷受けステージSにお
ける梁枠1とこれの先端部に枢着されて折り畳まれた斜
材7とからなるステージ本体部So、あるいは地上で予
め枠組み形成した荷受けステージSをクレーンで吊り上
げて、梁枠1側の掛止溝12を前記金具10の支持ピン
13に掛止し、斜材7の遊端部をパイプクランプ15で
単管足場Wに固定するようにしているから、荷受けステ
ージSの取付作業が簡単容易に行えると共に、ステージ
Sの構成部材、更には作業員が落下する危険性が少な
く、作業上の安全性を確保できる。特に、上下方向位置
決め金具10を単管足場Wに取り付けることによって、
単管足場Wの所定取付位置に対する荷受けステージSの
上下方向の位置決めを行えるから、荷受けステージSの
取付作業を容易迅速に行うことができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1に係る発明の荷受けステージ取
付装置によれば、荷受けステージの取付けにあたって、
上下方向位置決め金具の下端側係止部を単管足場の所要
のポケットに係止し、金具の上端部を固定具で単管足場
に固定して、この金具を単管足場の所要高さ位置に固定
しておき、しかして荷受けステージにおける梁枠とこれ
の先端部に枢着された斜材とからなるステージ本体部、
あるいは地上で予め枠組み形成した荷受けステージをク
レーンで吊り上げて、梁枠側の掛止部を金具側の支持ピ
ンに掛止し、斜材の遊端部を固定具で単管足場に固定す
ることによって、荷受けステージの取付作業が簡単且つ
容易となり、またステージの構成部材、更には作業員が
落下する危険性が少なく、作業の安全性を確保できる。
特に、上下方向位置決め金具を単管足場に取り付けるこ
とによって、単管足場の所定取付位置に対する荷受けス
テージの上下方向の位置決めを行えるから、荷受けステ
ージの取付作業を一層容易に迅速に行うことができる。
【0033】請求項2に記載のように、上下方向位置決
め金具の上端部を単管足場に固定する固定具として、金
具の上端部に取り付けられたパイプクランプを使用すれ
ば、単管足場に対する上下方向位置決め金具の取付作業
が簡単容易となる。また、請求項3に記載のように、荷
受ステージの斜材遊端部を単管足場に固定する固定具と
して、斜材の遊端部に取り付けられたパイプクランプを
使用すれば、単管足場に対する斜材の取付作業が簡単容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の取付装置によって単管足場の外側部
所要高さ位置に取り付けられた荷受けステージの側面図
である。
【図2】 同荷受けステージの平面図である。
【図3】 同荷受けステージの正面図である。
【図4】 (A)は図1の矢印Aで囲まれた部分の拡大
図、(B)は図1の矢印Bで囲まれた部分の拡大図であ
る。
【図5】 (A)は上下方向位置決め金具の拡大詳細側
面図、(B)は同金具の背面図である。
【図6】 (A)は図5に示す上下方向位置決め金具の
平面図、(B)は図5の(A)のX−X線断面図であ
る。
【図7】 (A)は単管に設けてあるポケットを示す斜
視図、(B)はその平面図である。
【図8】 (A)は斜材を枢着した梁枠の拡大側面図、
(B)はその平面図である。
【図9】 (A)は図8の(A)の矢印Aで囲まれた部
分の拡大正面図、(B)は(A)の拡大側面図、(C)
は(A)の底面図、(D)は図8の(A)の矢印Bで囲
まれた部分の拡大正面図、(E)は(D)の右側面図で
ある。
【図10】 (A)は側部手摺りを示す正面図、(B)
は側部手摺りの上部手摺り枠の基端部に取り付けられた
パイプクランプの拡大正面図、(C)は同パイプクラン
プの横断面図である。
【図11】 〜は荷受けステージを単管足場に取り
付ける方法の前段を示す説明図である。
【図12】 〜は荷受けステージを単管足場に取り
付ける方法の後段を示す説明図である。
【図13】 (A)は図11の矢印Aで囲まれた部分の
拡大図、(B)は図11の矢印Bで囲まれた部分の拡大
図である。
【符号の説明】
W 単管足場 a,b,c 単管 p ポケット S 荷受けステージ So ステージ本体部 1 梁枠 7 斜材 8 吊り材 10 上下方向位置決め金具 11 係止部 12 掛止溝(掛止部) 13 支持ピン 14,15 パイプクランプ(固定具)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足場から水平に張り出される梁枠と、梁
    枠の先端部に枢着される斜材と、斜材の遊端部と梁枠の
    基端部とを連結する吊り材とからなるトラス構造の荷受
    ステージを、各単管に横材つなぎ用ポケットが単管長さ
    方向所定ピッチで配設された単管足場に取り付ける取付
    装置であって、単管足場のポケットに係止可能な係止部
    を下端部に有し且つ荷受ステージの梁枠基端部に設けた
    掛止部を掛止させる支持ピンを上端部に有する上下方向
    位置決め金具を設け、この金具の係止部を単管足場の所
    要のポケットに係止し、この金具の上端部を固定具によ
    り単管足場に固定して、この金具を単管足場の所要高さ
    位置に固定した状態で、この金具の支持ピンに前記梁枠
    の掛止部を掛止し、前記斜材の遊端部を固定具によって
    単管足場に固定するようにした単管足場用荷受ステージ
    の取付装置。
  2. 【請求項2】 上下方向位置決め金具の上端部を単管足
    場に固定する固定具は、この金具の上端部に取り付けら
    れたパイプクランプからなる請求項1に記載の単管足場
    用荷受ステージの取付装置。
  3. 【請求項3】 荷受ステージの斜材遊端部を単管足場に
    固定する固定具は、この斜材の遊端部に取り付けられた
    パイプクランプからなる請求項1又は2に記載の単管足
    場用荷受ステージの取付装置。
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