JP3051703B2 - 足場用手すり器 - Google Patents

足場用手すり器

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JP3051703B2 JP9231829A JP23182997A JP3051703B2 JP 3051703 B2 JP3051703 B2 JP 3051703B2 JP 9231829 A JP9231829 A JP 9231829A JP 23182997 A JP23182997 A JP 23182997A JP 3051703 B2 JP3051703 B2 JP 3051703B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は,建築現場等の足
場において作業員が使用する足場用手すり器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 建築現場等ではパイプ材等を枠状に組
み上げて作業用足場を構築し、これに足場板を装着して
足場における作業用の通路としている。例えば、図9及
び図10に示すように、従来よりこのような足場25で
は、足場24上で作業する際の作業用の手すりとして、
縦枠パイプ21間に足場板24と平行に所定の高さ(例
えば90cm)で棒状の連結パイプ26を配置するよう
にしている。図9に示すように、連結パイプ26の両端
に一組のクランプ27を装着したものがある。また、図
10に示すように、連結パイプ26の両端に挿入片28
を装着し縦枠パイプ21側の連結枠20に挿入するよう
にした連結パイプ26がある。
【発明が解決しようとする課題】 この場合クランプ式
の連結パイプ26はクランプ27によって縦枠パイプ2
1に確実に固定されるものの、クランプ27の装着の作
業が面倒であった。一方、挿入式の連結パイプ26は縦
枠パイプ21側の連結枠20に挿入するだであってクラ
ンプ27とは異なり、装着作業が簡単である。しかし、
単に挿入片28が連結枠20に挿入されているだけであ
るためクランプ27で固定するほどはしっかりと固定さ
れない。また、この種の作業用足場25では足場板24
の配置の高さおよび足場板から約90cmの高さに連結
枠20が形成されており、挿入式の連結パイプ26では
挿入片28をこの連結枠20に挿入するようにしてい
る。上下の足場板24間は約180cmであるため、一
般的な連結パイプ26では下方足場板24位置から約9
0cm上方付近に配置されることとなる。これを例え
ば、もう少し低い位置に手すりがほしいと思えば連結枠
20の位置を変更する必要がある。ところが、これら足
場用部材について規格化している現状では連結枠20の
位置を変更するのは実質上困難であった。本発明は、こ
のような従来の技術が含有する問題点を解決するために
なされたものである。その目的は、取り付け作業を簡略
化し、手すりの配置パターンに裕度を与えるとともに、
しっかりと足場に固定することのできる足場用手すり器
を提供するものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明では、枠片と、同横枠
片の両端に固着された一対の連結具と、同横枠片又は両
連結具のいずれかを基端として延出された一対の縦枠片
と、同両縦枠片間に懸架された連結枠片とを有し、足場
側の連結枠に同連結具にて係合することで足場に対して
連結され、くさび部材を打ち込んでこの連結具を連結枠
に固定するようにした足場用手すり器において、同連結
具は、少なくとも連結具本体と、同本体に固着されて前
記足場側パイプに形成された連結枠に挿入される挿入片
と、同挿入片を連結枠に挿入した後、同連結枠に対して
同挿入片を固定するくさび部材とを備え、同連結具が前
記足場側に固定された状態で前記当接部と同くさび部材
と同連結枠とが重複状態に配置されるようにする一方、
同当接部には前記くさび部材が保持される保持手段を形
成したことことを要旨とする。このような構成では、横
枠片と、一対の連結具と、一対の縦枠片と、連結枠片に
よって構成された足場用手すり器の連結具の構成部材で
ある挿入片を連結枠に挿入し、同挿入片をハンマー等で
打ち込む。打ち込まれたくさび部材は挿入片と協働して
連結枠を挟み込む。その際くさび部材を保持手段にて保
持させて、その保持状態で挿入片を連結枠に挿入して連
結具を仮止めする。上記課題を解決するために請求項2
の発明では、対の縦枠片と、同縦枠片の先端に固着さ
れた一対の連結具と、同横枠片間又は両連結具間のいず
れかに懸架された横枠片と、同両縦枠片間に懸架された
連結枠片とを有し、足場側の連結枠に同連結具にて係合
することで足場に対して連結され、くさび部材を打ち込
んでこの連結具を連結枠に固定するようにした足場用手
すり器において、同連結具は、少なくとも連結具本体
と、同本体に固着されて前記足場側パイプに形成された
連結枠に挿入される挿入片と、同挿入片を連結枠に挿入
した後、同連結枠に対して同挿入片を固定するくさび部
材とを備え、同連結具が前記足場側に固定された状態で
前記当接部と同くさび部材と同連結枠とが重複状態に配
置されるようにする一方、同当接部には前記くさび部材
が保持される保持手段を形成したことを要旨とする。こ
のような構成では、横枠片と、一対の連結具と、一対の
縦枠片と、連結枠片によって構成された足場用手すり器
の連結具の構成部材である挿入片を連結枠に挿入し、同
挿入片をハンマー等で打ち込む。打ち込まれたくさび部
材は挿入片と協働して連結枠を挟み込む。その際くさび
部材を保持手段にて保持させて、その保持状態で挿入片
を連結枠に挿入して連結具を仮止めする。また、請求項
3の発明では請求項1又は2の発明の構成に加え、前記
縦枠の少なくとも一方には前記連結具の挿入片が挿入
される連結枠以外の連結枠に係止される係止部材を設け
たことを要旨とする。このような構成では請求項1又は
2の発明の作用に加え、足場用手すり器は連結枠に対し
て挿入片と係止部材によって係止される。
【0004】
【発明の効果】 請求項1又は2の発明では取り付け作
業が簡略化され、手すりの配置パターンに裕度ができる
とともに、足場側にしっかりと取り付けることが可能と
なる。更に、当接部、くさび部材、連結枠とは重複して
配置されるため、当接部の反力はくさび部材から均等に
連結枠に押圧力として伝達され、したがって、連結具は
連結枠にしっかりと固定される。更に、くさび部材を保
持手段上に載置できるため、くさび部材が邪魔にならな
い。請求項3の発明では請求項1又は2の発明の効果に
加え、手すりが左右の連結具以外の位置で係止されるた
め、手すりの重量が各支持部において分散されることに
加え、3箇所以上の位置で支持されるため、よりしっか
りと固定される。
【0005】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の足場用手すり1
の具体的実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
尚、以下の説明において上下という場合は図1における
上下方向を、左右という場合は図1における左右方向を
言う。
【0006】図1に示すように、足場用手すり1は長方
形枠2、連結具3および鉤形鉄筋4から構成されてい
る。長方形枠2は上下横枠片5、6と左右縦枠片7、8
とにより概略長方形形状に構成されている。両縦枠片
7、8の基端は上横枠片5の両端寄り下側縁に当接さ
れ、同上横枠片5と直交するように下方に延出されてい
る。両縦枠片7、8の両端寄り内側縁間には下横枠片6
が横架されている。左右縦枠片7、8間であってそれら
縦枠片7、8のほぼ中央には補助枠片9が配設されてい
る。本実施の形態では上横枠片5及び補助枠片9が手す
りとなる。左右縦枠片7、8の下端寄り側方には鉤形鉄
筋4が形成されている。鉤形鉄筋4は先端が下方に向か
って鉤状に屈曲されている。各枠片5、9、6は両端
が、また縦枠片7、8は上横枠片5との当接部が圧接さ
れており、縦枠片7、8の下端部10には圧接処置が施
されていないパイプ材で構成されている。各片5、6、
7、8、9の当接部はガス溶接にて接合されているが、
図上の溶接ビ−ドは省略されている。
【0007】前記上横枠片5の両端であって左右縦枠片
7、8の上端には一対の連結具3が固着されている。図
2に示すように、連結具3の一部である連結具本体11
は鉤上に屈曲した2枚の同形状の板体12より構成され
ている。この一対の板体12は所定の間隔を有して配置
されている。両板体12の基部には連結ピン13が固着
されている。連結ピン13は両板体12で挟持されてい
る。すなわち、連結ピン13の肉厚がちょうど両板体1
2の間隔に相当する。両板体12は連結ピン13とほぼ
直交する直線部12a、直線部12aから連結ピン13
の延出方向とほぼ並行となるように屈曲して形成された
第1の屈曲部12b、同第2の屈曲部12bから連結ピ
ン13方向にむかって更に屈曲して形成された第2の屈
曲部12cとから構成されている。第2の屈曲部12c
の先端には当接板14が固着されている。また、第2の
屈曲部12cの上部および当接板14の上部はテ−ブル
15とされている。
【0008】前記両板体12の直線部12a間に形成さ
れる挿通孔16にはくさび片17が遊嵌されている。く
さび片17は板状に形成されており、基部側には張り出
し部を有する頭部18が形成されている。頭部18はハ
ンマ−等でくさび片17を打ち込む際の打点となるとと
もに、この頭部18によって連結具本体11からの下方
への脱落が防止されている。くさび片17の先端寄りに
は突起19が突設されている。そのために、くさび片1
7はこの突起19によって連結具本体11の挿通孔16
から抜取り不能になっている。なお、両板体12と連結
ピン13、及び両板体12と当接板14とはガス溶接に
て接合されているが、図上の溶接ビ−ドは省略されてい
る。
【0009】図3に示すように、当接板14に面したく
さび片17の側面には同くさび片17が先細りとなるよ
うに傾斜面17aが形成されている。その結果、くさび
片17が手で押し込まれたり、ハンマ−等で打ち込まれ
ると傾斜面17aが当接板14に当接し、当接板14の
反力によってくさび片17は連結ピン13方向に移動さ
せられる。このようなくさび片17は頭部18寄りほど
(つまり上方にいくほど)重量は重い。
【0010】このように構成された足場用手すり器1は
図4に示すように、パイプ材等を枠状に組み上げた作業
用足場25に装着される。作業用足場25は横材パイプ
23と縦材パイプ21を縦横に交差させて組み立てられ
ている。足場板24は横材パイプ23に架け渡されてい
る。図4乃至図6に示すように、連結枠20は縦材パイ
プ21に突設された一対の側板20bと両側板20b間
に懸架された前板20aとより構成されている。一対の
連結枠20は180度対向する位置に配置されており、
この一対の連結枠20に対して上下方向にずれ、かつ9
0度変位した位置に他の一対の連結枠20が配置されて
いる。すなわち四方に向いた連結枠20が形成された連
結ポイント22が構成されている。足場24の近傍に連
結ポイント22が配設されており、さらに上下の足場2
4のほぼ中間位置にも連結ポイント22が配設されてい
る。
【0011】つぎに、このような連結具3を備えた足場
用手すり器1を縦材パイプに取りつける際の作用につい
て説明する。図7に示すように、まずくさび片17をテ
−ブル15の上に載置する。そして、図8のように、手
すり器1の上横枠片5の両端の連結具3の連結ピン13
を足場板24から約90cmの高さの位置にある連結ポ
イント22の連結枠20に挿入する。同時に、鉤形鉄筋
4を足場板24寄りの連結ポイント22の連結枠20に
挿入する。この状態では連結具3は連結枠20に固定さ
れておらず、仮止めの状態である。次いで、くさび片1
7をテ−ブル15の上から降ろすと、同くさび片17は
自重で落下するとともに当接板14との当接によって連
結枠20の方向に移動していく。そして、くさび片17
は図8の位置に配置される。
【0012】ついで、くさび片17をハンマ−等で打ち
込む。すると、当接板14からの反力がくさび片17に
加わり、更にくさび片17と連結枠20の側板20bと
の接触面Sに均等に反力に基づく押圧力が加わる。この
場合に、当接板14のくさび片17との当接位置と接触
面Sとは重複した位置となっている。そのため、くさび
片17を打ち込んでも当接板14からの反力によってく
さび片17にモ−メントが生じることはない。したがっ
て、くさび片17がしっかりと側板20b〔連結枠2
0〕に密着して緩むことがない。そして、このように連
結具3が連結枠20にしっかりと固定される結果、足場
用手すり器1自身もしっかりと固定される。次に今とは
逆に、縦材パイプ21から足場用手すり器1を取り外す
場合には、まずハンマ−等でくさび片17の下端部を叩
き、これを緩めくさび片17を一旦テ−ブル15の上に
載置する。そして、足場用手すり器1を持って連結ピン
13を連結枠20から抜くようにする。これにともない
鉤型鉄筋4も抜ける。
【0013】このように構成することにより本実施の形
態は次のような効果を奏する。 ・従来の棒状の連結パイプだけの手すりに比べて、足場
板24と上横枠片5との間の補助枠片9が新たな手すり
部分となり、尚且つ下方の足場板24と上横枠片5との
間の隙間が補助枠9によって分割されるため手すりとし
てより使い易くなっている。 ・補助枠9は左右縦枠片7、8間の所望の位置に配置で
きるため、足場の大きさに併せた手すり位置とすること
が可能である。 ・鉤状鉄筋4を足場板24の近傍の位置の連結ポイント
22の連結枠20に係止させることによって足場用手す
り器1の重量が分散されて保持されるとともに、足場用
手すり器1が上下4箇所で係止されるため、よりしっか
りと足場25に対して保持される。 ・上下横枠片5、6と左右縦枠片7、8によって構成さ
れる長方形枠2に加え、補助枠9が介在されているため
強度が向上している。
【0014】・くさび片17を打ち込んだ状態で、当接
板14はくさび片17下端寄り(全長の下から1/3ほ
ど)に当接し、その位置にて当接板14、くさび片1
7、連結枠20の側板20bとは重複して配置される。
よって、当接板14の反力はくさび片17から均等に側
板20bに押圧力として伝達され、したがって、連結具
3は連結枠20にしっかりと固定される。
【0015】・当接板14、くさび片17、連結枠20
の側板とは重複して配置される。そのため、当接板14
との当接位置を中心としてくさび片17が回動するよう
なことはない。
【0016】・連結ピン13の挿入時にくさび片17を
テ−ブル15上に載置できるため、くさび片17が邪魔
にならない。また、テ−ブル15は当接部たる第2の屈
曲部12cおよび当接板14を利用しているため、別途
部材を形成する必要はない。
【0017】・連結具本体11は一対の板体12を連結
ピン13を間に介在させることでくさび片17を挿入さ
せるための挿通孔16を容易に形成している。また、連
結具本体11を一対の板体12で構成したため極めて軽
量化が図られている。
【0018】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・補助枠片9の数、位置は適宜変更可能である。 ・補助枠片9があるため下横枠片6は必ずしも必要では
ない。 ・鉤状鉄筋4は必ずしも必要ではない。また、鉤状鉄筋
4を形成する場合でも上記実施の形態には限定されな
い。例えば、左右縦枠片7、8のいずれかのみに形成し
てもよいし、足場24の大きさに応じてその数や位置を
変更することも自由である。 ・連結具3は上記に限定されない。くさび部材を有して
しっかり連結枠に固定されるものであれば種類は問わな
い。
【0019】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・連結具3本体11は一対の板体12でなくてもよい。
例えば、1枚の板体であっても打ち込んだくさび部材が
脱落せず、連結具を固定させるための当接部がれば足り
る。もちろん、形態として板体である必要はない。 ・くさび部材を保持する保持手段としては上記のような
テ−ブル15である必要はない。その手段も載置以外の
保持手段、例えばフック等によって掛止するようにして
もよい。 ・当接板14はなくてもよい。あったとしても、板状で
ある必要はない。 ・くさび部材としては上記実施の形態のくさび片17に
こだわる必要はない。また、突起19の形状も自由であ
る。また、頭部18や突起19がなくてもよい。 ・上記実施の形態では、くさび片17に当接する当接板
14は1つであった。しかし、本発明は本質的には当接
部と同くさび部材と前記連結枠が重複すればよいため、
重複する当接部の他に重複しない当接部を形成したもの
も技術的範囲に含む。もちろん、重複する当接部は単数
である必要はない。 ・連結枠20の形状も上記実施の形態に限られない。そ
の他、材質は不問であ。部材の接合は溶接以外の手段で
もよい等本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施すること
は自由である。 ・長方形枠2である必要はない。使用目的および使用場
所により枠の形を自由変更してもよい。 ・筋交は枠の大きさ、形態は使用目的、使用場所によっ
て態様を変えるとが出る。 ・筋交は必ずしもパイプである必要はなく、その材料、
材質は不問である。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の足場用手すり器の正面図。
【図2】同じく実施形態の連結具の斜視図 。
【図3】同じく実施形態の連結具の正面図 。
【図4】同じく足場用手すり器を作業用足場に取りつけ
た正面図 。
【図5】同じく実施形態の連結具を縦材パイプに装着し
て仮止めとした状態を示す正面図。
【図6】同じく実施形態の連結具を縦材パイプに装着し
て固定した状態を示す平断面図 。
【図7】同じく実施形態の連結具の正面図。
【図8】同じく正面図 。
【図9】従来の手すりを縦材パイプにクランプ装着した
状態を示す正面図。
【図10】従来の手すりの挿入片を縦材パイプ上の連結
具に挿入した状態を示す正面図。
【符号の説明】
3…連結具、4…係止部材たる鉤形鉄筋、5…横枠片た
る上横枠片、7…縦枠片たる左縦枠片、8…縦枠片たる
右縦枠片、9…連結枠たる補助枠片、11…連結具本
体、13…連結ピンたる挿入片、17…くさび部材たる
くさび片。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠片と、 同横枠片の両端に固着された一対の連結具と、 同横枠片又は両連結具のいずれかを基端として延出され
    た一対の縦枠片と、 同両縦枠片間に懸架された連結枠片とを有し、足場側の
    連結枠に同連結具にて係合することで足場に対して連結
    され、くさび部材を打ち込んでこの連結具を連結枠に固
    定するようにした足場用手すり器において、 同連結具は、少なくとも連結具本体と、同本体に固着さ
    れて前記足場側パイプに形成された連結枠に挿入される
    挿入片と、同挿入片を連結枠に挿入した後、同連結枠に
    対して同挿入片を固定するくさび部材とを備え、 同連結具が前記足場側に固定された状態で前記当接部と
    同くさび部材と同連結枠とが重複状態に配置されるよう
    にする一方、同当接部には前記くさび部材が保持される
    保持手段を形成した ことを特徴とする足場用手すり器。
  2. 【請求項2】 対の縦枠片と、 同縦枠片の先端に固着された一対の連結具と、 同横枠片間又は両連結具間のいずれかに懸架された横枠
    片と、 同両縦枠片間に懸架された連結枠片とを有し、足場側の
    連結枠に同連結具にて係合することで足場に対して連結
    され、くさび部材を打ち込んでこの連結具を連結枠に固
    定するようにした足場用手すり器において、 同連結具は、少なくとも連結具本体と、同本体に固着さ
    れて前記足場側パイプに形成された連結枠に挿入される
    挿入片と、同挿入片を連結枠に挿入した後、同連結枠に
    対して同挿入片を固定するくさび部材とを備え、 同連結具が前記足場側に固定された状態で前記当接部と
    同くさび部材と同連結枠とが重複状態に配置されるよう
    にする一方、同当接部には前記くさび部材が保持される
    保持手段を形成した ことを特徴とする足場用手すり器。
  3. 【請求項3】 前記縦枠の少なくとも一方には前記連
    結具の挿入片が挿入される連結枠以外の連結枠に係止さ
    れる係止部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の足場用手すり器。
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