JP3996102B2 - 安全手摺 - Google Patents

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  • Structural Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設作業現場において、上下方向に継ぎ足してなる支柱を複数並立させると共に、足場板長手方向に隣り合う支柱間に足場板を上下複数段に架け渡して組み立てられる単管足場の組立にあたり、支柱に設けられた孔付きフランジ等の差込部を利用して、既設の下段側足場板から、新設する上段側足場板の先行仮設手摺りとして取り付ける安全手摺に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の安全手摺は、公知文献を具体的に上げることは出来ないが、両側一対の竪杆と上下の横杆とで形成される周枠に複数の中桟を配設して矩形枠体状に構成したもので、この矩形枠体状手摺を、既設の下段側足場板から、新設する上段側足場板に持ち上げることによって、隣り合う両支柱に取り付けるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような安全手摺では、矩形枠体状であるため重量が重くなると共に作業員が持ち難く、既設の下段足場板上での搬送が面倒であり、また矩形枠体状であるため既設の下段足場板上で作業員が万歳をするような恰好で安全手摺を持ち上げて、新設する上段側足場板での取付作業を行わねばならず、従って安全手摺の取付作業が非常に面倒で、非常な時間と手間がかかっていた。
【0004】
本発明は、軽量化を図ることができ、既設の下段足場板上での搬送が容易で作業がし易く、取付作業が短時間で簡単に行える安全手摺を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の安全手摺1は、上下方向に継ぎ足してなる支柱2を複数並立させると共に、隣り合う支柱2,2間に足場板3を上下複数段に架け渡して組み立てられる足場4の組立にあたり、支柱2に設けられた差込部5を利用して、既設の下段側足場板3から、新設する上段側足場板3の先行仮設手摺として取り付ける安全手摺であって、水平材6と、水平材6の一端部から垂直下方に延びる竪材7と、水平材6の他端部と竪材7の下端部とに亘って延びる斜材8とにより直角三角形状に枠組形成された手摺本体9からなり、竪材7の上部側には支柱2の差込部5に掛止可能なフック11を設け、竪材7の下端部には差込部5に固定可能な固定金具10を備え、斜材8の上流端部には差込部5に掛止可能なフック12を設け、固定金具10は、差込部5に掛止可能なコ字状枠片13と、差込部5に掛止させたコ字状枠片13の上方からこれらコ字状枠片13及び差込部5を貫通して打ち込まれる楔14と、からなることを特徴とする。
【0006】
請求項2は、請求項1に記載の安全手摺において、斜材8の上流端部に設けられるフック12は、楔状に形成されると共に、その斜辺部12oの中間部に掛止段部22が形成され、この掛止段部22が支柱2の差込部5に掛止した時はフック12が回転可能状態となり、掛止段部22を超えて差込部5に差し込まれることによってフックが固定状態となることを特徴とする。
【0007】
請求項3は、請求項1又は2に記載の安全手摺において、手摺本体9には、水平材6と竪材7との接合部24と、斜材8の中間部とをつなぐ補強材15を設けてなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明すると、図1の(a)は本発明に係る安全手摺1を示す正面図であり、(b) は(a) の矢印イで示す部分の拡大正面図、(c) は同部分の平面図である。図2の(a) は図1の(a) の矢印ロで示す部分の拡大正面図、図2の(b) は図2の(a) のホ−ホ線断面図である。また図2の(c) は図1の矢印ハで示す部分の拡大正面図、図2の(d) は図2の(c)のヘ−ヘ線断面図である。図3及び図4は安全手摺1の取付方法を説明する説明図面である。図5の(a) は図4の(a) の矢印トで示す部分の拡大正面図、(b) は図4の(a) の矢印チで示す部分の拡大正面図であり、図6の(a) は図5の(a) のリ−リ線断面図、(b) は図5の(a) のヌ−ヌ線断面図である。
【0009】
この安全手摺1は、図3及び図4に示すように、上下方向に継ぎ足してなる支柱2を複数並立させると共に、足場板長手方向に隣り合う支柱2,2間に足場板3を上下複数段に架け渡して組み立てられる単管足場4の組立にあたり、支柱2に設けられた差込部5を利用して、実線で示す既設の下段側足場板3から、仮想線図示の新設する上段側足場板3の先行仮設手摺として取り付けるようにしたもので、水平材6と、この水平材6の一端部から垂直下方に延びる竪材7と、水平材6の他端部と竪材7の下端部とに亘って延びる斜材8とにより直角三角形状に枠組形成されたラーメン構造の手摺本体9を有する。
【0010】
図1の(a) に示すように、手摺本体9における竪材7の上部側には支柱2の差込部5に掛止可能なフック11が設けられ、竪材7の下端部には差込部5に固定可能な固定金具10が備えられ、そして斜材8の上流端部には支柱2の差込部5に掛止可能なフック12が設けられている。固定金具10は、支柱2の差込部5に掛止可能なコ字状枠片13と、差込部5に掛止させたコ字枠状片13の上方からこれらコ字状枠片13及び差込部5を貫通して打ち込まれる楔14と、からなる。また手摺本体9には、水平材6と竪材7との接合部と、斜材8の長手方向中間部とをつなぐ補強材15が設けられている。尚、図3及び図4において、20及び21は下段側足場板3用の本設の手摺材である中桟及び上桟を示す。
【0011】
差込部5は、各支柱2に長手方向所要間隔おきに固着されたフランジ部材からなるもので、各フランジ部材5には、図6に示すように、差込孔5aが支柱2の周りに90度の間隔で4つ開口形成されている。また、足場板3の両端部は、図4の(b) に示すように、単管足場4の横方向(足場板3の幅方向)に隣り合う支柱2,2のフランジ部材5,5に連結された横ステー18,18に掛止用フック19によって掛止される。
【0012】
上記安全手摺1の構造について更に詳しく説明すると、竪材7の上部側にあるフック11は、図2の(a) に示すように楔状のフック本体11aが下向きに突出するような横向きL字状に形成されていると共に、図2の(b) に示すようにフック11全体が水平材6と平行ではなく、水平材6に対し一定角度傾斜した状態で竪材7に突設されている。これは、後述するが、この安全手摺1を取り付けた状態で、本設の手摺材である上桟20を安全手摺1の水平材6と同じ高さ位置に取り付ける時に、水平材6が上桟20と干渉しないよう安全手摺1全体を上桟20の外側に位置させるようにすためである(図4の(b) 参照)。図5の(a) 及び図6の(a) は、フック11の楔状フック本体11aを支柱2の差込部5であるフランジ部材5の差込孔5aに差し込んで掛止した状態を示す。
【0013】
固定金具10のコ字状枠片13は、図2の(c) 及び(d) から分かるように、上部片13aと下部片13bと上部両部片13a,13bをつなぐつなぎ片13cとによってコ字状に形成されたものであり、つなぎ片13cは例えば円弧状の取付部片16を介して竪材7に取り付け固定され、そして上部片13aには上孔17aが形成され、下部片13bには下孔17bが形成されている。
【0014】
しかして、支柱2の差込部であるフランジ部材5への取り付けにあたっては、図5の(b) 及び図6の(b) に示すように、コ字状枠片13の上部片13aを支柱2のフランジ部材5上に掛止させた状態で、楔14を上部片13aの上孔17aからフランジ部材5の差込孔5aに差し込み更に下部片13bの下孔17bに差し込むことにより、楔14の楔効果によってコ字状枠片13がフランジ部材5に固定され、それにより各竪材7が支柱2に固定されるようになっている。
【0015】
斜材8の上流端部に設けられるフック12は、図1の(b) 及び(c) に示すように、楔状のフック本体12aと、この楔状フック本体12aを斜材8の先端部に挿着して取り付ける取付部12bとからなるもので、楔状フック本体12aは、図1の(b) に示すように、その斜辺部12oの中間部に掛止段部22が形成されている。しかして、フック12を支柱2のフランジ部材5の差込孔5aに差し込む際に、楔状フック本体12aの上記掛止段部22が図7の(a) に示すように差込孔5aに掛止された時は、フック12の回転が可能な状態となり、また図7の(b) に示すように、掛止段部22が掛止段部22を超えて楔状フック本体12aの基端部側が差込孔5aに挿入されることによって、楔状フック本体12aは差込孔5aに固定される固定されるようになっている。
【0016】
次に、上記のような構成よりなる安全手摺1の使用方法について、図3〜図5によって説明すると、これらの図において、実線で示される足場板3は単管足場4における既設の下段側足場板であり、仮想線で示される足場板3は新設の上段足場板であって、安全手摺1は、既設の下段側足場板3から、新設する上段足場板3の先行仮設手摺として支柱2,2に取り付けるものである。
【0017】
この安全手摺1の取付けにあたっては、図3に示すように、既設の下段側足場板3上において作業員Mが両手で手摺本体9の竪材7と斜材8の下端部側を持って、斜材8の上流端部(先端部)にあるフック12を、隣り合う両支柱2,2の一方の支柱2のフランジ部材5の差込孔5aに掛止させ、この状態で手摺本体9を持ち上げて、竪材7を他方の支柱2に近づけながら、この竪材7の上部側にあるフック11を支柱2のフランジ部材5の差込孔5aに挿入掛止させると共に、その下方にある固定金具10によって竪材7の下端部を支柱2に固定させ、図4に示す状態とする。
【0018】
上記安全手摺1の取付け作業において、斜材8の上流端部(先端部)にあるフック12を一方の支柱2のフランジ部材5の差込孔5aに掛止させる際には、図7の(a) に示すように楔状フック本体12aの掛止段部22を差込孔5aの縁部に掛止させることにより、フック12の回転が可能となるから、手摺本体9の竪材7側を他方の支柱2に近づけ際の竪材7の持ち上げ作業をスムーズに行うことができる。また、楔状フック本体12aの掛止段部22を差込孔5aの縁部に掛止させた状態で、手摺本体9の竪材7側を持ち上げれば、図7の(b) に示すように掛止段部22が差込孔5a内に落とし込まれて、フック12が固定状態となるから、竪材7の上部側のフック11を他方の支柱2のフランジ部材5の差込孔5aに挿入掛止させ、その下方の固定金具10によって竪材7の下端部を支柱2に固定させることによって、手摺本体9を両支柱2,2に対し安定状態に取付け固定させることができる。
【0019】
固定金具10によって竪杆6,7を支柱2に固定させるには、コ字状枠片12の上部片12aを支柱2のフランジ部材5上に掛止させた状態で、楔13を上部片12aの上孔15からフランジ部材5の差込孔5aに差し込み、更に下部片12bの下孔16に挿入すればよい。
【0020】
上記のようにして安全手摺1を足場板3の長手方向に隣り合う支柱2,2に仮設した後、図3及び図4に仮想線で示すように上段側足場板3を架け渡す。この足場板3は、図4の(b) に示すように、足場板3の幅方向に隣り合う支柱2,2のフランジ部材5,5に連結された横ステー18,18に掛止用フック19で掛止させることにより架け渡される。
【0021】
上段側足場板3の架け渡し後、この上段側足場板3の上方において、足場板3の長手方向に隣り合う支柱2,2間には、安全手摺1の水平材6と略々同じ高さ位置に本設の手摺材20(上桟)を架け渡す。この場合、図4の(b) に示すように、安全手摺1は両支柱2,2よりも外側へ若干隔たった位置に取り付けられているから、本設の手摺材20(上桟)は、安全手摺1の水平材6と干渉することなく、両支柱2,2の軸芯を通る位置に沿って取り付けることができる。
【0022】
こうして本設の手摺材20(上桟)を架け渡した後、安全手摺1を支柱2,2から取外し、同じく本設の手摺材21(下桟)を同じ支柱2,2間に架け渡す。本設の手摺材20,21の架け渡しは、各手摺材20,21の両端部に設けられた取付金具23,23によって行う。この取付金具23は、前記固定金具10と同様なものである。尚、図3及び図4には下段側足場板3用の本設の手摺材20,21を実線で示す。
【0023】
以上説明した本発明に係る安全手摺1は、既設の下段側足場板3上にて作業員Mが両手で手摺本体9の竪材7と斜材8の下端部側を持って、斜材8の上流端部にあるフック12を、一方の支柱2のフランジ部材5の差込孔5aに掛止させ、この状態で手摺本体9を持ち上げて、竪材7をの上部側にあるフック11を他方の支柱2のフランジ部材5の差込孔5aに挿入掛止させると共に、その下方にある固定金具10によって竪材7の下端部を支柱2に固定させるだけでよいから、安全手摺1の取付作業を迅速容易に行うことができる。
【0024】
そして、この安全手摺1は、手摺本体9が、水平材6と、水平材6の一端部から垂直下方に延びる竪材7と、水平材6の他端部と竪材7の下端部とに亘って延びる斜材8とにより直角三角形状に枠組形成されたものからなるため、矩形枠状に形成される手摺本体に比べて、部材点数が少なく、重量を大幅に軽減できると共に、製作が簡単でコストの低廉化を図ることができる。
【0025】
また、固定金具10は、支柱2のフランジ部材5に掛止可能なコ字状枠片12と、フランジ部材5に掛止させたコ字状枠片12の上方からコ字状枠片12及びフランジ部材5を貫通して打ち込まれる楔13とからなるもので、コ字状枠片12をフランジ部材5に掛止させて、このコ字状枠片12の上方から楔13をコ字状枠片12の上下孔12a,12b及びフランジ部材5の差込孔5aに貫通するように打ち込むことによって、各竪材7を支柱2に簡単に固定できる。
【0026】
また、斜材8の上流端部にあるフック12は、楔状に形成されると共に、その斜辺部12oの中間部に掛止段部22が形成されていて、掛止段部22が支柱2の差込部5に掛止した時はフック12の回転が可能であり、掛止段部22を超えて差込部5に差し込まれることによって固定されるようになっているから、フック12を一方の支柱2のフランジ部材5の差込孔5aに掛止させる際には、楔状フック本体12aの掛止段部22を差込孔5aの縁部に掛止させることにより、フック12の回転が可能となって、手摺本体9の竪材7側を他方の支柱2に近づけ際の竪材7の持ち上げ作業をスムーズに行うことができる。
【0027】
以上説明した実施形態では、支柱2の差込部5を差込孔5a付きフランジ部材5からなるものとしているが、この差込部5はフランジ部材5に限るものではなく、例えば平面視コ字形の枠片を支柱2の外周面に周方向所要間隔おきに複数個固着してなるポケット型の差込部でもよい。このポケット型差込部の場合、固定金具10のコ字状枠片12は、その上部片12aと下部片12bとがポケットの上下両端面に当接するように掛止されることになる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1に係る発明の安全手摺は、既設の下段側足場板上にて作業員が手摺本体の竪材と斜材の下端部側とを持って、斜材の上流端部にあるフックを、一方の支柱の差込部に掛止させ、この状態で手摺本体を持ち上げて、竪材の上部側にあるフックを他方の支柱のフランジ部材の差込部に挿入掛止させると共に、その下方にある固定金具で竪材の下端部を支柱に固定させるだけでよいから、安全手摺の取付作業を迅速容易に行うことができる。
【0029】
また、この安全手摺は、手摺本体が、水平材と、これの一端部から垂直下方に延びる竪材と、水平材の他端部と竪材の下端部とに亘って延びる斜材とにより、直角三角形状に枠組形成されたものからなるため、矩形枠状に形成された手摺本体に比べると、部材点数が少なく、重量を大幅に軽減できると共に、製作が簡単でコストの低廉化を図ることができる。
【0030】
また、固定金具は、支柱の差込部に掛止可能なコ字状枠片と、その差込部に掛止させたコ字状枠片の上方からコ字状枠片及び差込部を貫通して打ち込まれる楔とからなるもので、コ字状枠片を差込部に掛止させて、このコ字状枠片の上方からコ字状枠片及び楔を貫通するように打ち込むことによって、各竪杆を支柱に簡単に固定することができる。
【0031】
請求項2に係る発明によれば、フックを一方の支柱の差込部に掛止させる際には、掛止段部を差込部に掛止させることにより、フックの回転が可能となって、手摺本体の竪材側を他方の支柱に近づける際の竪材の持ち上げ作業をスムーズに行うことができる。
【0032】
請求項3に係る発明によれば、手摺本体には、水平材と竪材との接合部と、斜材の中間部とを結ぶ補強材を設けているから、手摺本体の強度の増大を図ることができると共に、この補強材が安全手摺の中桟となって、作業の一層の安全を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る安全手摺を示す正面図で、(b) は(a) の矢印イで示す部分の拡大正面図、(c) は同部分の平面図である。
【図2】 (a) は図1の(a) の矢印ロで示す部分の拡大正面図、(b) は図2の(a) のホ−ホ線断面図、(c) は図1の矢印ハで示す部分の拡大正面図、(d)は図2の(c) のヘ−ヘ線断面図である。
【図3】 安全手摺の取付方法を説明する安全手摺の正面図である。
【図4】 (a) は安全手摺の取付けを終えた状態を示す正面図、(b) はその平面図である。
【図5】 (a) は図4の(a) の矢印トで示す部分の拡大正面図、(b) は図4の(a) の矢印チで示す部分の拡大正面図である。
【図6】 (a) は図5の(a) のリ−リ線断面図、(b) は図5の(a) のヌ−ヌ
【図7】 (a) は斜材の上流端部に設けられるフックが回転可能な状態にあることを示す示す説明図、(b) は同フックが固定状態にあることを示す説明図である。
【符号の説明】
1 安全手摺
2 支柱
3 足場板
4 足場
5 フランジ部材(差込部)
5a フランジ部材の差込孔
6 水平材
7 竪材
8 斜材
9 手摺本体
10 固定金具
11 フック
12 フック
13 コ字状枠片
14 楔
22 掛止段部

Claims (3)

  1. 上下方向に継ぎ足してなる支柱を複数並立させると共に、隣り合う支柱間に足場板を上下複数段に架け渡して組み立てられる足場の組立にあたり、支柱に設けられた差込部を利用して、既設の下段側足場板から、新設する上段側足場板の先行仮設手摺として取り付ける安全手摺であって、
    水平材と、水平材の一端部から垂直下方に延びる竪材と、水平材の他端部と竪材の下端部とに亘って延びる斜材とにより直角三角形状に枠組形成された手摺本体からなり、
    竪材の上部側には支柱の差込部に掛止可能なフックを設け、竪材の下端部には差込部に固定可能な固定金具を備え、斜材の上流端部には差込部に掛止可能なフックを設け、固定金具は、差込部に掛止可能なコ字状枠片と、差込部に掛止させたコ字枠状片の上方からこれらコ字状枠片及び差込部を貫通して打ち込まれる楔片と、からなる安全手摺。
  2. 斜材の上流端部に設けられるフックは、楔状に形成されると共に、その斜辺部の中間部に掛止段部が形成され、この掛止段部が支柱の差込部に掛止した時はフックが回転可能状態となり、掛止段部を超えて差込部に差し込まれることによってフックが固定状態となることを特徴とする請求項1に記載の安全手摺。
  3. 手摺本体には、水平材と竪材との接合部と、斜材の中間部とをつなぐ補強材を設けてなる請求項1又は2に記載の安全手摺。
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