JP2012132157A - 先行手摺り - Google Patents
先行手摺り Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012132157A JP2012132157A JP2010282997A JP2010282997A JP2012132157A JP 2012132157 A JP2012132157 A JP 2012132157A JP 2010282997 A JP2010282997 A JP 2010282997A JP 2010282997 A JP2010282997 A JP 2010282997A JP 2012132157 A JP2012132157 A JP 2012132157A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- plate
- pockets
- scaffold
- scaffolding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
Abstract
【課題】支柱のフランジ孔又はポケットのうち足場板から遠い外側のフランジ孔又はポケットを利用して、足場の対向する支柱間に取り付ける先行手摺りを提供する。
【解決手段】足場又は支保工の仮設にあたり、対向する支柱1,1間に取り付ける先行手摺りであって、水平材8と、互いに交差する一対の斜材9,9とからなり、水平材8と斜材9との各枢着端部には支柱1のフランジ3の孔2a〜2dに係止可能な係止部材10を設け、各斜材9の他端部には支柱1又はそのフランジ3に固定可能な固定金具11を設け、係止部材10は、仮設される足場板6のレベルより上方にあるフランジ3に形成された複数の孔2a〜2dのうち足場板6から遠い外側の孔2c又は2dに係止され、固定金具11は、仮設される足場板6と同レベルにあるフランジ3の外側孔2c又は2dに挿通固定され又は足場板6と同レベルのフランジ3より下方又は上方で支柱1に固定される。
【選択図】図2
【解決手段】足場又は支保工の仮設にあたり、対向する支柱1,1間に取り付ける先行手摺りであって、水平材8と、互いに交差する一対の斜材9,9とからなり、水平材8と斜材9との各枢着端部には支柱1のフランジ3の孔2a〜2dに係止可能な係止部材10を設け、各斜材9の他端部には支柱1又はそのフランジ3に固定可能な固定金具11を設け、係止部材10は、仮設される足場板6のレベルより上方にあるフランジ3に形成された複数の孔2a〜2dのうち足場板6から遠い外側の孔2c又は2dに係止され、固定金具11は、仮設される足場板6と同レベルにあるフランジ3の外側孔2c又は2dに挿通固定され又は足場板6と同レベルのフランジ3より下方又は上方で支柱1に固定される。
【選択図】図2
Description
本発明は、足場又は支保工の先行手摺りに関するもので、既設の下段側足場板から、新設される上段側足場板の安全手摺りとして先行して取り付ける先行手摺りに関する。
楔緊結式足場は、フランジ(又はポケット)付き支柱、楔緊結部付き布材、足場板、手摺りなどから構成されるもので、支柱のフランジには複数の孔が設けられ、またポケット付き支柱では支柱に一定間隔ごとに複数個ずつポケットが設けられ、そして布材を支柱に連結する時は、布材の各端部の緊結部を支柱のフランジの孔又はポケットに嵌め込んで、楔を、フランジ孔と緊結部の楔孔とに挿通させ、又はポケットと緊結部の楔孔とに挿通させて緊締するようにしている。フランジの孔又はポケットは、足場板に近い内側の孔又はポケットと、足場板から遠い外側の孔又はポケットとからなる複数のもので、内側の孔又はポケットには布材の端部の緊結部が楔緊結される。
このような楔緊結式足場において、既に仮設した下段側足場板(既設の足場板)を利用して、これから仮設しようとする上段側足場板(新設の足場板)の妻側端部に、水平材とこの水平材の両端部に夫々一端部が枢着されて、互いに交差する一対の斜材とからなる先行手摺りを取り付ける場合に、水平材の両端側に設けてある係止部材は、前記足場板より上方に位置する支柱のフランジの前記内側の孔(又は内側のポケット)に係止すればよいが、各斜材の下端部に設けてある取付金具を新設する足場板と同レベルにある支柱のフランジの内側の孔(又は内側のポケット)に取り付けようとする時に、そのフランジの内側の孔(又は内側のポケット)には布材の端部が楔緊結されておれば、斜材の下端部の取付金具を取り付けることができず、これを同フランジの外側の孔(又は外側のポケット)に取り付けようとしても、その取付金具が外側の孔(又は外側のポケット)に取り付けられる構造になっていないため、取り付けることができない。
上記のように、従来の楔緊結式足場にあっては、足場板の妻面側又は桁面側に近いフランジの内側の孔又は内側のポケットに布材の端部が楔緊結されているような時には先行手摺りの取付けができなかった。
本発明は、楔緊結式足場の仮設にあたり、支柱のフランジ孔又はポケットのうち足場板から遠い外側のフランジ孔又はポケットを利用して、足場の対向する支柱間に取り付ける先行手摺りを提供し、もって上記従来の課題を解決するようにしたことを目的としている。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、足場又は支保工の仮設にあたって、対向する支柱1,1間に取り付ける先行手摺りであって、水平材8と、水平材8の両端部に夫々一端部が枢着され、互いに交差する一対の斜材9,9とからなり、水平材8と斜材9との各枢着端部には支柱1のフランジ3の孔2a〜2dに係止可能な係止部材10を設け、各斜材9の他端部には支柱1又はそのフランジ3に固定可能な固定金具11を設け、係止部材10は、仮設される足場板6のレベルより上方にあるフランジ3に形成された複数の孔2a〜2dのうち足場板6から遠い外側の孔2c又は2dに係止され、固定金具11は、仮設される足場板6と同レベルにあるフランジ3の前記外側の孔2c又は2dに挿通固定されるか、又は前記足場板6と同レベルのフランジ3より下方又は上方で支柱1に固定されるようになっていることを特徴とする。尚、固定金具11は、楔をフランジの孔に対し挿通して楔緊結固定する場合に限らず、ピン部材をフランジの孔に単に挿通して固定する場合も含む。
請求項2は、請求項1に記載の先行手摺りにおいて、前記足場板6と同レベルにあるフランジ3を利用して朝顔装置41などの取付金具部材が取り付けられる場合、各斜材9の他端部の固定金具11を、前記足場板6と同レベルのフランジ3より下方のフランジ3の前記外側孔2c又は2dに挿通固定するようにしたことを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の先行手摺りにおいて、支柱1のフランジ3には4つの孔2a〜2dが形成され、そのうちの2つが足場板6に近い内側の孔2a,2bとされ、他の2つが足場板6から遠い外側の孔2c,2dとされるか、又は4つの孔2a〜2dのうちの3つが足場板に近い内側の孔2a,2b,2cとされ、他の1つが足場板6から遠い外側の孔2dとされることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、楔緊結式足場の仮設にあたり、足場又は支保工の仮設にあたって、対向する支柱1,1間に取り付ける先行手摺りであって、水平材8と、水平材8の両端部に夫々一端部が枢着され、互いに交差する一対の斜材9,9とからなり、水平材8と斜材9との各枢着端部には支柱1に一定間隔おきに複数ずつ設けられたポケット4a〜4dに係止可能な係止部材10を設け、各斜材9の他端部には支柱1又はそのポケット4a〜4dに固定可能な固定金具11を設け、係止部材10は、仮設される足場板6のレベルより上方にある複数のポケット4a〜4dのうち足場板6から遠い外側のポケット4c又は4dに係止され、固定金具11は、仮設される足場板6と同レベルにある複数のポケット4a〜4dの前記外側のポケット4c又は4dに挿通固定されるか、又は前記足場板6と同レベルの複数のポケットより下方又は上方で支柱1に固定されるようになっていることを特徴とする。尚、固定金具11は、楔をポケットに対し挿通して楔緊結固定する場合に限らず、ピン部材をポケットに単に挿通して固定する場合も含む。
請求項5は、請求項4に記載の先行手摺りにおいて、前記足場板6と同レベルにあるポケット4a〜4dを利用して朝顔装置41などの取付金具部材が取り付けられる場合、各斜材9の他端部の固定金具11を、前記足場板6と同レベルのポケット4a〜4dより下方にあるポケット4a〜4dの前記外側のポケット4c又は4dに挿通固定するようにしたことを特徴とする。
請求項6は、請求項4又は5に記載の先行手摺りにおいて、ポケット4a〜4dは支柱1に一定間隔おきに4つずつ設けられ、この4つのポケット4a〜4dのうちの2つが足場板に近い内側のポケット4a,4bとされ、他の2つが足場板から遠い外側のポケット4c,4dとされるか、又は4つのポケット4a〜4dのうちの3つが足場板6に近い内側のポケット4a,4b,4cとされ、他の1つが足場板6から遠い外側のポケット4dとされることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、対向する支柱1,1間に取り付ける先行手摺りであって、水平材8と、これの両端部に夫々一端部が枢着され、互いに交差する一対の斜材9,9とからなり、水平材8と斜材9との各枢着端部に係止部材10を設け、各斜材9の他端部に固定金具11を設け、固定金具11は、係止部材10は、仮設される足場板6のレベルより上方にあるフランジ3に形成された複数の孔2a〜2dのうち足場板6から遠い外側の孔2c又は2dに係止され、固定金具11は、仮設される足場板6と同レベルにあるフランジ3の前記外側の孔2c又は2dに挿通固定されるか、又は前記足場板6と同レベルのフランジ3より下方又は上方で支柱1に固定されるようになっているから、先行手摺りを取り付ける時に、係止部材10を係止させるフランジ3の例えば足場板6に近い内側の孔2aが既に使用されていたり、また固定金具11を緊結するフランジ3の例えば足場板6に近い内側の孔2aが、例えば布材5の緊結端部によって既に使用されていても、各係止部材10を所要のフランジ3の前記外側の孔2cに係止し、また各固定金具11を、所要のフランジ3の例えば外側孔2cに挿通固定することによって、あるいは所要のフランジ3より下方又は上方で支柱1に固定することによって、夫々先に使用されているものに邪魔されることなく、またこれから使用されるものの障害にならず、先行手摺りを簡単容易に取り付けることができる。
請求項2に係る発明の先行手摺りによれば、仮設しようとする足場板6と同レベルにあるフランジ3を利用して朝顔装置41などの取付金具部材が取り付けられる場合、各斜材9の他端部の固定金具11を、前記足場板6と同レベルのフランジ3より下方のフランジ3の前記外側孔2c又は2dに挿通固定するようになっているから、前記足場板6と同レベルにあるフランジ3に取り付けられる朝顔装置41などの取付金具部材が邪魔になるようなことがなく、また朝顔装置41などの設置の際に障害となるようなことがない。
請求項3に係る発明の先行手摺りによれば、実施形態の図面の例えば図2及び図3に示すように、支柱1のフランジ3には4つの孔が形成されており、そして図2の(b) に示すように足場板6の妻面側両端部近傍にある支柱1のフランジ3では、そのフランジ3の4つの孔2a〜2dのうちの2つの孔2a,2bが足場板6に近い内側の孔とされ、他の2つの孔2c,ddが足場板6から遠い外側の孔とされる。また、図示はしないが、例えば平面視矩形状の建物躯体を取り囲むように仮設される足場のコーナー部では、そのコーナー部の角に位置する支柱のフランジも、その4つの孔のうちの2つが足場板に近い内側の孔とされ、他の2つの孔が足場板から遠い外側の孔とされる。一方、上記建物躯体を取り囲む足場においてコーナー部の角以外の箇所に位置する支柱、つまり上記建物躯体の外周に沿って直線状に延びる複数の足場板の妻面側どうしが隣接する箇所にある中間スパンの支柱のフランジの場合には、4つの孔のうちの3つが足場板に近い内側の孔とされ、他の1つが足場板から遠い外側の孔とされる。また、例えば図12の(a) ,(b) に示すような支保工の場合は、同図(b) の平面図で示す支保工の外周に沿って位置する支柱1・・・のうち、コーナー部の角にある支柱1のフランジでは、4つの孔のうちの2つが足場板に近い内側の孔とされ、他の2つが足場板から遠い外側の孔とされ、また外周沿いにある支柱1・・・のうち、コーナー部の角以外の箇所にある支柱1では、4つの孔のうちの3つが足場板に近い内側の孔とされ、他の1つが足場板から遠い外側の孔とされる。
請求項4に係る発明は、支柱1に一定間隔おきに複数ずつ設けられたポケット4a〜4dを利用して、足場の対向する支柱1,1間に取り付ける先行手摺り40であり、水平材8と、これの両端部に夫々一端部が枢着された一対の斜材9,9とからなり、水平材8と斜材9との各枢着端部に係止部材10を設け、各斜材9の他端部に固定金具11を設け、係止部材10は、仮設される足場板6のレベルより上方にある複数のポケット4a〜4dのうち足場板6から遠い外側のポケット4c又は4dに係止され、固定金具11は、仮設される足場板6と同レベルにある複数のポケット4a〜4dの前記外側のポケット4c又は4dに挿通固定されるか、又は前記足場板6と同レベルの複数のポケットより下方又は上方で支柱1に固定されるようになっているから、先行手摺りを取り付ける時に、係止部材10を係止させるフランジ3の例えば足場板6に近い内側のポケット4aが他の手摺りの取付けに既に使用されていたり、固定金具11を固定するポケット4a〜4dの例えば足場板6に近い内側のポケット4aが例えば布材5の緊結端部によって既に使用されていたりしても、それぞれ先に使用されているものに邪魔されることなく、先行手摺りを簡単容易に取り付けることができる。
請求項5に係る発明によれば、前記足場板6と同レベルにあるポケットを利用して朝顔装置などの取付金具部材が取り付けられる場合、各斜材9の他端部の固定金具11を、前記足場板6と同レベルのポケットより下方にあるポケットの前記外側のポケット4c又は4dに挿通固定するようになっているから、前記足場板6と同レベルにあるポケットに取り付けられる朝顔装置41などの取付金具部材が邪魔になるようなことがなく、あるいは朝顔装置41などの設置の際に障害となるようなことがない。
請求項6に係る発明によれば、図10及び図11によって後述する実施形態の説明のように、支柱1にはポケットが4つずつ設けられており、そして図10の(b) 及び図11の(b) に示すように、足場板6の妻面側両端部近傍にある支柱1のポケット4a〜4dは、4つのポケット4a〜4dのうちの2つのポケット4a,4bが足場板6に近い内側のポケットとされ、他の2つのポケット4c,4dが足場板6から遠い外側のポケットとされる。また、図示はしないが、例えば平面視矩形状の建物躯体を取り囲むように仮設される足場のコーナー部では、そのコーナー部の角に位置する支柱のポケットも、その4つのポケットのうちの2つが足場板に近い内側のポケットとされ、他の2つのポケットが足場板から遠い外側のポケットとされる。一方、上記建物躯体を取り囲む足場においてコーナー部の角以外の箇所に位置する支柱、つまり上記建物躯体の外周に沿って直線状に延びる複数の足場板の妻面側どうしが隣接する箇所にある中間スパンの支柱のポケットの場合は、4つのポケットのうちの3つが足場板に近い内側のポケットとされ、他の1つが足場板から遠い外側のポケットとされる。また、例えば図12の(a) ,(b) に示すような支保工の場合は、同図(b) の平面図で示す支保工の外周沿いに位置する支柱1・・・のうち、コーナー部の角にある支柱1のポケットでは、4つのポケットのうちの2つが足場板に近い内側のポケットとされ、他の2つが足場板から遠い外側のポケットとされ、また外周沿いにある支柱1・・・のうち、コーナー部の角以外の箇所にある支柱1では、4つのポケットのうちの3つが足場板に近い内側のポケットとされ、他の1つが足場板から遠い外側のポケットとされる。
以下に本発明の好適な実施形態を図面にもとづいて説明すると、図1は、各支柱1にその長さ方向に所定の間隔で孔付きフランジ3が設けられたタイプの楔緊結式足場を示す。この楔緊結式足場の仮設にあたって、建物躯体側(図1の左奥側)に内側の支柱1を所定間隔おきに複数配置して、各内側支柱1を壁つなぎ材(図示せず)により建物躯体の外壁に固定し、この内側支柱1に対向して外側(図1の右手前側)に支柱1を配置し、これら内外の支柱1,1間において所定位置で対向するフランジ3,3どうしを布材5で連結した後、足場板長手方向に対向する布材5,5間に1段目の足場板6を架け渡す。またこの1段目(下段側)足場板6の建物躯体に面する桁面側で足場板長さ方向に対向する支柱1,1間には手摺り杆31を上下2段に架け渡し、その反対側の桁面側で足場板長さ方向に対向する支柱1,1間には筋違いタイプの手摺り32を架け渡す。この1段目(下段側)足場の手摺り杆31及び手摺り32の取付作業は地上(地面上)で行える。
こうして1段目足場の足場板6を仮設した後、この1段目足場板6を利用して、作業者は、足場板幅方向に対向する内外支柱1,1間においてこれから仮設しようとする2段目足場板6のレベルで対向するフランジ3,3どうしを布材5で連結し、そして内外支柱1,1間には2段目足場板6レベルとそれより上方の所定高さ位置とにわたって、本発明に係る妻側先行手摺り7を取り付ける。また、1段目足場と同様に、桁面側で足場板長手方向に対向する支柱1,1間に手摺り杆31を取り付け、それと反対側には手摺り32を取り付ける。こうして先行手摺り7、手摺り杆31及び手摺り32を取り付けた後、足場板長手方向に対向する前記布材5,5間に2段目足場板6を架け渡す。以降は上記の操作を繰り返し行って、多段状の足場を仮設するようになっている。
各支柱1のフランジ3には、図2の(b) 及び図3の(b) に示すように、4つの孔2a〜2dが設けられており、そして4つの孔2a〜2dのうちの2つが足場板6に近い内側の孔2a,2bとされ、他の2つが足場板6から遠い外側の孔2c,2dとされる。また、図示はしないが、例えば平面視矩形状の建物躯体を取り囲むように仮設される足場のコーナー部では、そのコーナー部の角に位置する支柱のフランジも、4つの孔のうちの2つが足場板に近い内側の孔とされ、他の2つの孔が足場板から遠い外側の孔とされる。一方、上記建物躯体を取り囲む足場においてコーナー部の角以外の箇所に位置する支柱、つまり上記建物躯体の外周に沿って直線状に延びる複数の足場板の妻面側どうしが隣接する箇所にある中間スパンの支柱のフランジの場合は、4つの孔のうちの3つが足場板に近い内側の孔とされ、他の1つが足場板から遠い外側の孔とされる。尚、支柱1のフランジ3には8つの孔が設けられる場合もあるが、その場合、通常では、8つの孔のうちの足場板に近い4つの孔が内側の孔とされ、足場板から遠い他の4つの孔が外側の孔とされる。また、上記建物躯体を取り囲む足場のコーナー部では、そのコーナー部の角にある支柱のフランジも、8つの孔のうちの4つが足場板に近い内側の孔とされ、他の4つの孔が足場板から遠い外側の孔とされる。そして、上記建物躯体を取り囲む足場においてコーナー部の角以外の箇所に位置する支柱、つまり上記建物躯体の外周に沿って直線状に延びる複数の足場板の妻面側どうしが隣接する箇所にある中間スパンの支柱のフランジの場合には、8つの孔のうちの5つが足場板に近い内側の孔とされ、他の3つが足場板から遠い外側の孔とされる。
また、足場板幅方向に対向する内外支柱1,1間において足場板6のレベルで対向するフランジ3,3どうしを連結する布材5の連結構造は、周知の構造であるため、詳しい図示は省略するが、図2の(b) 、図3の(b) 及び図4に概略示すように、布材5の端部に、支柱1の軸芯に向かう方向にフランジ3を銜え込む固定シュー33が設けられ、この固定シュー33には上部と下部とに楔孔(図示せず)が形成してあって、フランジ3への連結にあたっては、図2の(b) ,図3の(b) から分かるように、フランジ孔2a〜2dのうち足場板6の妻面側に近い内側の孔2aのあるフランジ3部分に固定シュー33を銜え込ませた状態で、楔34を固定シュー33の上部及び下部の楔孔とフランジ孔2aとに挿通させ、ハンマ−で叩き込むことによって、布材5の楔緊結端部をフランジ3に固定することができる。
また、手摺り杆31及び手摺り32の取付構造も周知の構造であり、図1、図2の(b) 、図3の(b) に概略示すように、手摺り杆31については、前記布材5と同様に、端部の固定シュー35を足場板6の桁面側に近い内側の孔2bのあるフランジ3部分に銜え込ませた状態で、楔36を固定シュー35の上下の楔孔とフランジ孔2bとに挿通させて、ハンマ−で叩き込むことにより、フランジ3に取り付ける。また、手摺り32は、図1及び図3の(b) に概略示すように、水平材37と、これに両端部に夫々一端部が枢着された一対の斜材38,38とからなるもので、水平材37の各端部側に設けた係止部材39を所要のフランジ3の足場板桁面側に近い内側の孔2bに係止させ、各斜材38の他端部のに設けた図示しない固定シューを、図1に示すように足場板6の同レベルのフランジ3の足場板桁面側に近い内側の孔2bのあるフランジ部分に銜え込ませた状態で、図示しない楔を固定シュー側の楔孔とフランジ孔2bに挿通させ、ハンマ−で叩き込むことにより、各斜材39の他端部をフランジ3に固定している。
次に、本発明に係る先行手摺り7について説明すると、この先行手摺り7は、水平材8と、この水平材8の両端部に夫々一端部がボルト・ナット14(枢軸部)によって枢着され、互いに交差する一対の斜材9,9とからなるもので、水平材8と斜材9との各枢着端部には支柱1のフランジ孔2a〜2dに係止可能な係止部材10が設けられ、各斜材9の他端部には支柱1のフランジ3に固定可能な固定金具11が設けられている。
各係止部材10は、図3の(a) ,(b) 及び図5の(a) に示すように、斜材9の一端部に取り付けられた板状本体12と、これの先端部に下向きに突設された挿入片13とからなるもので、この挿入片13を、足場板6から遠い外側のフランジ孔2c(図2の(b) 及び図3の(b) 参照)に挿入係止させるようになっている。
各固定金具11は、図2の(b) 、図4の(a) ,(b) 及び図5の(b) に示すように、足場板6から遠い外側のフランジ孔2cのあるフランジ部分をそのフランジ孔2cを横切る方向に銜え込み可能にコ字状に形成されていて、上片部15a及び下片部15bのそれぞれ先端部に楔孔17,18(図5の(b) 参照)を有するコ字枠15と、このコ字枠15が前記フランジ部分を銜え込んだ位置で上下片部15a,15bの楔孔17,18とフランジ孔2cとに挿通されて、コ字枠15をフランジ3に楔緊結固定する楔16とからなるもので、コ字枠15の上片部15a下面からは支持突片19が下向きに突設されている。
この固定金具11の取付けにあたっては、図4の(b) 及び図5の(b) に示すように、コ字枠15を、前記外側のフランジ孔2cのあるフランジ部分にその孔2cを横切る方向に銜え込ませて、上片部15aの下面から突出する支持突片19をフランジ3の上面に支持させた状態で、楔16を、コ字枠15の上片部15a側の楔孔17から前記フランジ3の孔2cを介してコ字枠15の下片部15b側の楔孔18に挿通し、ハンマーなどで叩き込めばよく、これによってコ字枠15をフランジ3に楔緊結固定することができる。
上記のように構成される先行手摺り7の使用について説明すれば、この先行手摺り7は、図1に示すように、既設の下段側足場板6を使用して上段側足場を仮設するにあたり、上段側足場の妻側端部に足場板幅方向に対向する内外支柱1,1間に取り付けるものである。この時、足場板幅方向に対向する内外支柱1,1間には、これから仮設しようとする2段目足場板6のレベルで対向するフランジ3,3どうしが布材5で連結されている。そして、作業者は、水平材8の両端部にある係止部材10,10を、2段目足場板6のレベルより所要高さ上方位置で対向する支柱1,1のフランジ3,3に係止し、両斜材9,9を交差させた状態で、両斜材9,9の下端部の固定金具11,11を、2段目足場板6のレベルで布材5の連結されているフランジ3,3に固定する。
上記係止部材10の取付けにあたっては、作業者が一方の斜材9を垂直に立ち上げて、この斜材9の上端部にある係止部材10の挿入片13を、一方の支柱1の所定のフランジ3の、足場板6から遠い外側の孔2cに挿入した後、他方の斜材9を同様に立ち上げて、水平材8を水平に保った状態で、この斜材9の上端部にある係止部材10の挿入片13を、反対側の支柱1の対応するフランジ孔2cに挿入すればよい。この係止部材10の取付状態を図3の(a) ,(b) 及び図5の(a) に示す。
また上記各固定金具11の取付けにおいては、図4の(a) ,(b) 及び図5の(b) に示すように、各斜材9の下端部にあるコ字枠15を、2段目足場板6のレベルに位置する支柱1のフランジ3のそれぞれ足場板6から遠い外側の孔2cのあるフランジ3部分に対し、その孔2cを横切る方向に銜え込ませて、コ字枠15の上片部15a下面から突出する支持突片19をフランジ3の上面に支持させた状態で、楔16を、コ字枠上片部15a側の楔孔17からフランジ3の孔2cを介してコ字枠15の下片部15b側の楔孔18に挿通し、ハンマーで叩き込むことによって、コ字枠15をフランジ3に楔緊結固定することができる。
以上、図1〜図5によって説明した先行手摺り7は、支柱1のフランジ孔2a〜2dのうち足場板6から遠い外側の孔2cを利用して、足場の対向する内外支柱1,1間に取り付ける妻側先行手摺りであって、固定金具11は、前記外側の孔2cのあるフランジ部分をその孔2cを横切る方向に銜え込み可能にコ字状に形成され、その先端側上下部に楔孔17,18を有するコ字枠15と、コ字枠15が前記フランジ部分を銜え込んだ位置でその楔孔17,18とフランジ孔2cとに挿通されて、コ字枠15をフランジ3に固定する楔16とからなるもので、各係止部材10を、仮設しようとする足場板6のレベルより上方の所要のフランジ3の前記外側の孔2cに係止し、各固定金具11を、前記足場板6と同レベルにあるフランジ3の前記外側孔2c部分に固定するようになっているから、この手摺り7を取り付ける時に、係止部材10を係止させるフランジ3の足場板妻面側に近い内側の孔2aが既に使用されていたり、また固定金具11を楔緊締するフランジ3の足場板妻面側に近い内側の孔2aが、図1〜図5に示す実施形態のように布材5の楔緊結端部によって既に使用されていても、各係止部材10を所要のフランジ3の前記外側の孔2cに係止し、また各固定金具11のコ字枠15を所要のフランジ3の前記外側孔2c部分に緊結固定することによって、それぞれ先に使用されているものに邪魔されることなく、またこれから使用されるものの障害にならず、先行手摺り7を簡単容易にして且つ的確に取り付けることができる。
図6は、図1と同じく各支柱1にその長さ方向に所定の間隔で孔付きフランジ3が設けられたタイプの楔緊結式足場を示しているが、この足場は、仮設しようとする足場板6と同レベルにあるフランジ3を利用して朝顔装置41の取付金具部材が取り付けられる場合の実施形態を示している。図7の(a) は図6に示す先行手摺りを足場板の妻面側から見た正面図、(b) はその平面図であり、図8の(a) は図7の(a) の矢印E及び矢印Fで示す部分の拡大正面図、(b) は(a) の平面図であり、また図9の(a) は図7の(a) の矢印G及び矢印Hで示す部分の拡大正面図、(b) は(a) の平面図である。これらの図において、朝顔装置41以外の足場及び手摺り構成部材は図1〜図5で説明したものと同一であるため、それらの説明を省略し、同一構成部材については同一符号を付している。
上記朝顔装置41は、矩形状本体枠42を形成する縦枠42aの基端部を上部取付ブラケット43を介して支柱1の所要箇所に固定すると共に、各縦枠42aの先端部に支持枠44の上端部を枢着し、各縦枠42aをその先端側が基端側よりも上位となる傾斜姿勢で各支持枠44の下端部に枢着した下部取付ブラケット45を支柱1の所要箇所に固定し、矩形状本体枠42内に複数枚の足場板46を配設する(又は防護ネットを張架する)ようにしたものである。上下各ブラケット43,45は、図7の(a) に示すように、上端部にパイプクランプ68を装備し、その下端部には、支柱1に係合支持される平面視円弧状の支持金具69を装備すると共に、フランジ3の孔2a〜2dに係止可能な係止ピン70を装備している。
この朝顔装置41の場合、本体枠42の基端側にある上部取付ブラケット43の係止ピン70は、図6、図7の(a) 及び図9の(b) で示されるように、仮設しようとする足場板6(2段目足場板6)と同レベルに位置するフランジ3の外側の孔2d(足場板6の桁面側から遠い外側の孔2d)に係止され、そして平面視円弧状の支持金具69は、そのフランジ3の上側で支柱1の側面部に係合支持されている。また、支持枠44の下端部に枢着した下部取付ブラケット45は、図6に概略示すように、1段目足場板6と同レベルに位置するフランジ3側で上部取付ブラケット43と同様にして取り付けられている。
上記のように仮設しようとする足場板6と同レベルにあるフランジ3を利用して朝顔装置41の取付金具部材が取り付けられる場合に、前述した図1に示すような妻側先行手摺り7を設置しようとすると、前記フランジ3の外側の孔2dには朝顔装置41の上部取付ブラケット43の係止ピン70が係止され、そして平面視円弧状の支持金具69が支柱1に係合支持されているため、図7の(a) から分かるように特にこの円弧状の支持金具69が邪魔になって、斜材9の下端部にある固定金具11を前記フランジ3の外側の孔2cに取り付けることが困難又は不能になる。そこで、仮設しようとする足場板6と同レベルにあるフランジ3に朝顔装置41の取付金具部材が取り付けられる場合でも、設置ができるようにしたのが図7に示すような先行手摺り40である。
この先行手摺り40は、斜材9の長さを前記先行手摺り7の斜材9より長く形成して、斜材9の下端部(他端部)に設けた固定金具11を、前記足場板6と同レベルのフランジ3よりも一段下方のフランジ3の前記外側孔2c(足場板妻面側から遠い外側のフランジ孔2c)固定するようにしたものである。この先行手摺り40は、各斜材9の長さを前記先行手摺り7の斜材9よりも所要長さ長く形成した以外は、先行手摺り7と全く同じ構成であって、支柱1のフランジ3に対する係止部材10及び固定金具11の係止及び固定方法も、先行手摺り7と同じあるため、その説明を省略する。
上記のように、仮設しようとする足場板6と同レベルにあるフランジ3を利用して朝顔装置41などの取付金具部材が取り付けられる場合には、斜材9の長さを前記先行手摺り7の斜材9より長く形成して、その下端部の固定金具11を、前記足場板6と同レベルのフランジ3よりも一段下方のフランジ3の外側孔2c部分に固定するようにすることで、朝顔装置41などの取付金具部材が邪魔になるようなことがなく、あるいは朝顔装置41などの設置の際に障害となるようなことがない。
以上図1〜図9によって説明した楔緊結式足場と、各支柱1にその長さ方向に所定の間隔で孔2a〜2d付きフランジ3が設けられたフランジタイプの楔緊結式足場であるが、本発明に係る先行手摺り7,40は、支柱1に一定間隔おきに複数個ずつポケット4a〜4dが設けられたポケットタイプの楔緊結式足場にも適用される。図10の(a) は、ポケットタイプの楔緊結式足場を仮設するにあたって、足場の桁面側に取り付けた先行手摺り7又は40の係止部材10側を示す、図3の(a) 、図8の(a) と同様な拡大正面図であり、(b) は(a) の平面図であり、図11の(a) は同先行手摺り7又は40の固定金具11側を示す、図4の(a) 、図9の(a) と同様な拡大正面図、(b) は(a) の平面図である。
図10及び図11に示す楔緊結式足場の支柱1に一定間隔おきに複数個ずつ設けられたポケット4a〜4dは、足場板6の妻面側に近い内側のポケット4aと妻面側から遠い外側のポケット4cと足場板6の桁面側に近い内側のポケット4bと桁面側から遠い外側のポケット4dの4つのポケットからなるもので、本発明に係る先行手摺り7又は40は、ポケット4a〜4dのうち足場板6の妻面側から遠い外側のポケット4cを利用して、足場板6の長手方向に対向する支柱1,1間に取り付けられている。先行手摺り7は、図1に示すように取り付けられる妻側先行手摺りであり、先行手摺り40は、図6に示すように朝顔装置41などが取り付けられる場合に使用する妻側先行手摺りである。
即ち、図10及び図11に示される先行手摺り7は、図1〜図9に示す先行手摺り7の構造とほとんど同じで、水平材8と、水平材8の両端部に夫々一端部が枢着された一対の斜材9,9とからなるもので、水平材8と斜材9との各枢着端部に支柱1のポケット4a〜4dに係止可能な係止部材10を設け、各斜材9の他端部に支柱1のポケット4a〜4dに固定可能な固定金具11を設けてなり、各係止部材10は、板状本体12とこれの先端部に下向きに突設された挿入片13とからなるもので、挿入片13を前記外側のポケット4cに挿入係止させるようになっており、また固定金具11は、前記外側のポケット4cを横切る方向に銜え込み可能にコ字状に形成され、その先端側上下部に楔孔17,18を有するコ字枠15と、コ字枠15が前記外側のポケット4cを銜え込んだ位置でそのポケット4cとコ字枠15の楔孔17,18とに挿通されて、コ字枠15をポケット4cに固定する楔16とからなる。従って、この先行手摺り7を取り付けるには、各係止部材10を、仮設される足場板6のレベルより上方にあるポケット4a〜4dの前記外側のポケット4cに係止し、各固定金具11を、前記足場板6と同レベルにあるポケット4a〜4dの前記外側のポケット4cに固定すればよい。
また、先行手摺り40は、図6〜図9によって説明したように、各斜材9の長さを前記先行手摺り7の斜材9より所要長さ長く形成した点以外は、先行手摺り7と同じ構成であり、また支柱1のフランジ3に対する係止部材10及び固定金具11の係止及び固定方法についても、先行手摺り7と同じあるから、それらの説明を省略する。
また図10及び図11により説明したように、支柱1にはポケットが4つずつ設けられており、そして足場板6の妻面側両端部近傍にある支柱1のポケット4a〜4dでは、図10に示すように、4つのポケット4a〜4dのうちの2つのポケット4a,4bが足場板6に近い内側のポケットとされ、他の2つのポケット4c,4dが足場板6から遠い外側のポケットとされる。また、図示は省略するが、例えば平面視矩形状の建物躯体を取り囲むように仮設される足場のコーナー部では、そのコーナー部の角に位置する支柱のポケットも、その4つのポケットのうちの2つが足場板に近い内側のポケットとされ、他の2つのポケットが足場板から遠い外側のポケットとされる。一方、上記建物躯体を取り囲む足場においてコーナー部の角以外の箇所に位置する支柱、つまり上記建物躯体の外周に沿って直線状に延びる複数の足場板の妻面側どうしが隣接する箇所にある中間スパンの支柱のポケットの場合は、4つのポケットのうちの3つが足場板に近い内側のポケットとされ、他の1つが足場板から遠い外側のポケットとされる。
以上の実施形態は、支柱1のフランジ3に形成された4つの孔2a〜2dのうち足場板6の妻面側から遠い外側の孔2cを利用して、あるいは支柱1のポケット4a〜4dのうち足場板6の妻面側から遠い外側のポケット4cを利用して、足場の対向する支柱1,1間に取り付ける図1及び図6に示すような妻側先行手摺り7,40について説明したが、本発明に係る先行手摺りは、このような妻側先行手摺り7,40に限るものではなく、桁側先行手摺りに適用することができる。即ち、図1及び図6には、足場板桁面側に従来タイプの手摺り32を設置しており、この手摺り32は、図2及び図7更には図10から分かるように、フランジ孔2a〜2dのうち足場板桁面側に近い内側の孔2b、あるいはポケット4a〜4dのうち足場板桁面に近い内側のポケット4bを利用したものであるが、足場板桁面側から遠い外側のフランジ孔2d、あるいは足場板桁面側から遠い外側のポケット4dを利用して、足場板長手方向に対向する支柱1,1間に取り付けられる桁側先行手摺りとしてもよい。
図12は例えばトンネル工事用支保工を示すもので、(a) はその縦断面図、(b) は(a) のJ−J線断面図である。この支保工は、トンネル48の築造工事において上壁部49を形成する型枠をコンクリート打設から硬化まで支持する構造物で、図1及び図6に示す足場の支柱1と同様にその長さ方向に所定の間隔で孔付きフランジ3を設けた支柱1を前後左右方向に夫々一定間隔で立設し、前後左右に対向する支柱1,1どうしを足場板幅方向の布材5aと足場板長手方向の布材5bとによって連結すると共に、支柱1,1間には筋交い(図示省略)を取り付け、そして足場板幅方向布材5a,5a間に足場板6を架け渡し、下段側の作業床を形成する。尚、図12の(a) には足場板6の図示を省略し、(b) では足場板6を簡略図示しているが、この足場板6は、(a) に示す作業床レベルに全面的に敷き詰められている。各布材5a,5bの両端部は、夫々周知構造の楔緊結部を形成し、この楔緊結端部を支柱1のフランジ3に楔緊結式に固定する。
下段側作業床の形成後、各支柱1に支柱1を継ぎ足し、上記同様に支柱1,1どうしを布材5a,5bによって連結すると共に、支柱1,1間に筋交い(図示せず)を介装し、足場板幅方向布材5a,5a間に足場板6を架け渡して上段側作業床を形成する。この場合、作業床は、図12の(b) から分かるように足場板6が全面的に敷き詰められて形成されるから、作業床の外周以外は、墜落するおそれはないが、その作業床外周には手摺りを取り付ける必要がある。尚、図12の(a) ,(b) に示すような支保工の場合は、同図(b) の平面図で示す支保工の外周沿いに位置する支柱1・・・のうち、コーナー部の角にある支柱1のポケットでは、4つのポケットのうちの2つが足場板に近い内側のポケットとされ、他の2つが足場板から遠い外側のポケットとされ、また外周沿いにある支柱1・・・のうち、コーナー部の角以外の箇所にある支柱1では、4つのポケットのうちの3つが足場板に近い内側のポケットとされ、他の1つのポケットが足場板から遠い外側のポケットとされる。
図13の(a) は、上段側作業床を形成するにあたってその外周に先行手摺り50を取り付けた状態を足場板長手方向布材5b側から見た一部拡大正面図、(b) は(a) の矢印Kで示す部分の拡大斜視図、(c) は(a) の矢印Lで示す部分の拡大斜視図である。この先行手摺り50は、水平材8と、この水平材8の両端部に夫々一端部がボルト・ナット14(枢軸部)によって枢着され、互いに交差する一対の斜材9,9とからなるもので、水平材8と斜材9との各枢着端部には支柱1のフランジ孔2a〜2dに係止可能な係止部材10が設けられ、各斜材9の他端部には支柱1に固定可能な固定金具11が設けられている。
各係止部材10は、図13の(b) に示すように、斜材9の一端部に取り付けられた板状本体12と、これの先端部に下向きに突設された挿入片13とからなるもので、この挿入片13を、足場板6から遠い外側のフランジ孔2dに挿入係止させるようになっている。各固定金具11は、図13の(c) に示すように、斜材9の他端部に取付部材51を介して取り付けられ、仮設される足場板6と同レベルにあるフランジ3より下方で支柱1に足場板6側から嵌合するようにコ字状に形成されたコ字枠片52と、コ字枠片52の開口側一端部に螺装された固定用の蝶ボルトからなる固定ネジ53とによって構成される。
この先行手摺り50は、図示は省略するが、既設の下段側作業床(足場板6)を使用して上段側作業床を仮設するにあたり、上段側作業床の外周に取り付けるものである。この時、仮設しようとする上段側作業床レベルにある支柱1のフランジ3には、図13の(c) に示すように足場板に近い内側の孔2a,2bに布材5a,5bの緊結端部が夫々楔緊結されている。しかして、作業者は、水平材8の各端部にある係止部材10を、仮設される上段側作業床レベルより所要高さ上方位置で支柱1のフランジ3の、足場板6から遠い外側の孔2dに係止し、各斜材9の下端部の固定金具11を、図13の(c) に示すように上段側作業床レベルにあるフランジ3よりも下方で支柱1に固定すればよい。この固定金具11の取付けにあたっては、コ字枠片52を支柱1に嵌合させて、固定ネジ53を締め付けて、ネジ先端部を支柱断面の概ね接線方向沿いに圧着することにより、コ字枠片52を支柱1に固定することができる。
この先行手摺り50によれば、係止部材10及び固定金具11を取り付けるフランジ3の内側の孔2a,2bが既に使用されていても、その使用されているものに邪魔されることなく、またこれから使用されるものの障害となるようなことがなく、先行手摺り50を簡単容易にして且つ的確に取り付けることができる。
尚、図13に示す先行手摺り50の実施形態では、斜材9下端部の固定金具11が、仮設される作業床と同レベルにあるフランジ3より下方で支柱1に固定されるようになっているが、固定金具11は、仮設される作業床レベルにあるフランジ3より上方で支柱1に固定してもよい。但し、この実施形態のように、当該フランジ3より下方で支柱1に固定されるようにすれば、より低い位置で固定金具11の取付作業が行えるから、作業がし易くなる。
図14は前述のように支柱1に固定される固定金具11の他の実施形態を示すもので、(a) は固定金具11を支柱1に固定する前の状態を示し、(b) は支柱1に固定した後の状態を示す。即ち、ここに示す固定金具11は、コ字状に形成した基端部54aを斜材9の下端部に外嵌させて溶接又はリベット止めで固着される金具本体54と、この金具本体54に保持されたロックピン55とからなる。金具本体54は、先端側が支柱1を抱持する平面視略C字状の抱持枠56を形成し、この抱持枠56の先端部56aに上下方向に貫通する掛止穴57を有し、また抱持枠56の基端部56b側には上下方向に貫通するピン枢支用孔58を有する。
一方、ロックピン55は、下向きの鉤形先端部55a、平面視略C字形に湾曲した腕部55b、この腕部55bから下向きL字状に延びる基端側枢軸部55cからなるもので、枢軸部55cを金具本体54のピン枢支用孔58に挿通させることにより、水平旋回及び上下変位可能に枢支される。そして、この枢軸部55cには圧縮コイルスプリング59が下端に螺着した袋ナット60と金具本体54下面との間に介装される形で装着され、それによりロックピン55はコイルスプリング59のばね力で鉤形先端部55aが掛止穴57に対して挿嵌する方向、つまりロック方向に常時付勢される。しかして、ロックピン55は、図14の(a) に矢印で示すように、コイルスプリング59の付勢力に抗して持ち上げた状態で枢軸部55cを中心に腕部55bを回転させ、図14の(b) に示すように鉤形先端部55aを掛止穴57に挿嵌することによってロック姿勢となり、従ってこの姿勢で腕55bがC字状抱持枠56と共に支柱1を抱持して、金具本体54を支柱1に固定するようになっている。
図15は支柱1に固定される固定金具11の更に他の実施形態を示すもので、(a) は固定金具11が支柱1に固定された状態の平面図、(b) はその正面図である。この固定金具11は、凹溝状の基端部61aを斜材9の下端部に外嵌させて溶接又はリベット止めで固着される金具本体61を有し、この金具本体61は、支柱1を抱持する平面視略C字状の抱持枠62を形成している。この抱持枠62の開口部62oの対向端部にはその一端部に挿入側孔63と出口側孔64とを設けて、係止板状体65を挿入側孔63から出口側孔64へと挿入する。挿入側孔63の厚さ及び幅は、出口側孔64の厚さ及び幅より小さい。従って、図示のように、支柱1に抱持枠62を外嵌させた状態で、係止板状体65を挿入することによって、固定金具11を支柱1に固定することができる。係止板状体65は、平面視細長方形状で、先端部65aを少し湾曲又は折曲させ、後端部65bを先端部65aと逆側にほぼ直角に折曲させ、その後端部65bの折曲部を打着部としている。
また、この固定金具11では、金具本体61の基端部61aの内側面側に上下方向の楔溝66を設けて、これに楔体67を着脱自在に取り付けることにより、係止板状体65の抜け止め部としている。楔体67は、係止板状体65を孔63,64に挿通させた後は係止板状体65を交換する場合以外は通常は固定したままである。係止板状体65は、一面が楔体67に載ることによって、先端部65aの折曲部分が挿入側孔63のみからは脱出できなくなり、従って係止板状体65は金具本体61から抜け落ちることがない。
図12〜図15で説明した支保工の仮設時に使用される先行手摺り50の実施形態は、支柱1に一定間隔おきに設けたフランジ3及び支柱1を利用して取り付ける場合について説明したが、この先行手摺り50は、一定間隔おきに複数個ずつポケット4a〜4dが設けられた支柱1の場合にもそのポケット4a〜4d及び支柱1を利用して取り付けることができるものである。
また、図12〜図15で説明した支保工の仮設時に使用される先行手摺り50の実施形態では、各斜材9の下端部の固定金具11が、図13の(c) に示すように上段側作業床レベルにあるフランジ3より下方で支柱1に固定されるようになっているが、この固定金具11は、図1〜図10によって説明した実施形態と同様に、仮設される足場板6と同レベルのフランジ3の外側孔2c又は2d、あるいは仮設される仮設される足場板6と同レベルにある複数のポケット4a〜4dの外側ポケット4c又は4dに緊結固定されるような構成としてもよい。
また、図12〜図15で説明した実施形態のように先行手摺り50の固定金具11が、仮設される足場板6と同レベルにあるフランジ3又はポケット4a〜4dよりも下方又は上方で支柱1に固定されるとする構成は、図1〜図10によって説明した足場仮設時に使用される先行手摺り7,40の場合にも適用できるものである。
1 支柱
2a〜2d フランジ孔
3 フランジ
4a〜4d ポケット
5 布材
6 足場板
7 先行手摺り
8 水平材
9 斜材
10 係止部材
11 固定金具
15 コ字枠
16 楔
17,18 楔孔
40 先行手摺り
41 朝顔装置
2a〜2d フランジ孔
3 フランジ
4a〜4d ポケット
5 布材
6 足場板
7 先行手摺り
8 水平材
9 斜材
10 係止部材
11 固定金具
15 コ字枠
16 楔
17,18 楔孔
40 先行手摺り
41 朝顔装置
Claims (6)
- 足場又は支保工の仮設にあたって、対向する支柱間に取り付ける先行手摺りであって、水平材と、水平材の両端部に夫々一端部が枢着され、互いに交差する一対の斜材とからなり、水平材と斜材との各枢着端部には支柱のフランジの孔に係止可能な係止部材を設け、各斜材の他端部には支柱又はそのフランジに固定可能な固定金具を設け、係止部材は、仮設される足場板のレベルより上方にあるフランジに形成された複数の孔のうち足場板から遠い外側の孔に係止され、固定金具は、仮設される足場板と同レベルにあるフランジの前記外側の孔に挿通固定されるか、又は前記足場板と同レベルのフランジより下方又は上方で支柱に固定されるようになっている先行手摺り。
- 前記足場板と同レベルにあるフランジを利用して朝顔装置などの取付金具部材が取り付けられる場合、各斜材の他端部の固定金具は、前記足場板と同レベルのフランジより下方のフランジの前記外側の孔に挿通固定されるようになっている請求項1に記載の先行手摺り。
- 支柱のフランジには4つの孔が形成され、そのうちの2つが足場板に近い内側の孔とされ、他の2つが足場板から遠い外側の孔とされるか、又は4つの孔のうちの3つが足場板に近い内側の孔とされ、他の1つが足場板から遠い外側の孔とされる請求項1又は2に記載の先行手摺り。
- 足場又は支保工の仮設にあたって、対向する支柱間に取り付ける先行手摺りであって、水平材と、水平材の両端部に夫々一端部が枢着され、互いに交差する一対の斜材とからなり、水平材と斜材との各枢着端部には支柱に一定間隔おきに複数ずつ設けられたポケットに係止可能な係止部材を設け、各斜材の他端部には支柱又はそのポケットに固定可能な固定金具を設け、係止部材は、仮設される足場板のレベルより上方にある複数のポケットのうち足場板から遠い外側のポケットに係止され、固定金具は、仮設される足場板と同レベルにある複数のポケットの前記外側のポケットに挿通固定されるか、又は前記足場板と同レベルの複数のポケットより下方又は上方で支柱に固定されるようになっている先行手摺り。
- 前記足場板と同レベルにあるポケットを利用して朝顔装置などの取付金具部材が取り付けられる場合、各斜材の他端部の固定金具を、前記足場板と同レベルのポケットより下方にあるポケットの前記外側のポケットに挿通固定するようにした請求項4に記載の先行手摺り。
- ポケットは支柱に一定間隔おきに4つずつ設けられ、この4つのポケットのうちの2つが足場板に近い内側のポケットとされ、他の2つが足場板から遠い外側のポケットとされるか、又は4つのポケットのうちの3つが足場板に近い内側のポケットとされ、他の1つが足場板から遠い外側のポケットとされる請求項4又は5に記載の先行手摺り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010282997A JP2012132157A (ja) | 2010-12-20 | 2010-12-20 | 先行手摺り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010282997A JP2012132157A (ja) | 2010-12-20 | 2010-12-20 | 先行手摺り |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012132157A true JP2012132157A (ja) | 2012-07-12 |
Family
ID=46648055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010282997A Pending JP2012132157A (ja) | 2010-12-20 | 2010-12-20 | 先行手摺り |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012132157A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014080799A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Alinco Inc | 足場用手摺 |
JP2014234685A (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-15 | アサヒ産業株式会社 | 仮設建物における布材 |
JP2015523483A (ja) * | 2012-08-02 | 2015-08-13 | フォーム 700 ピーティーワイ リミテッドForm 700 Pty Ltd | 型枠支持要素 |
RU178929U1 (ru) * | 2017-08-21 | 2018-04-23 | Дмитрий Андреевич Мельников | Каркас подиума |
CN108590144A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-09-28 | 黄灵 | 一种房建用简易脚手架 |
JP2019031837A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | 株式会社三共 | 仮設足場用階段手摺 |
JP2021004463A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | 株式会社杉孝グループホールディングス | 仮設足場における妻側先行手摺 |
JP2021032043A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 株式会社西宮産業 | プレハブ式階段 |
WO2024041915A1 (de) * | 2022-08-24 | 2024-02-29 | Peri Se | Gerüstriegel und gerüstabschnitt |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001081972A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-27 | Shinwa Kk | 落下防止プレート用支持具、同支持具の支持構造及び同支持構造の補強構造 |
JP2002070316A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-08 | Ito Seisakusho:Kk | 仮設足場用係止具 |
JP2008057253A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Hoshin:Kk | 足場・支保工兼用機材 |
JP2009191517A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Alinco Inc | 安全手摺り |
JP2010126962A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Alinco Inc | 朝顔装置 |
JP2010242424A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Hory Corp | 出隅用仮設足場及びその構築方法 |
-
2010
- 2010-12-20 JP JP2010282997A patent/JP2012132157A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001081972A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-27 | Shinwa Kk | 落下防止プレート用支持具、同支持具の支持構造及び同支持構造の補強構造 |
JP2002070316A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-08 | Ito Seisakusho:Kk | 仮設足場用係止具 |
JP2008057253A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Hoshin:Kk | 足場・支保工兼用機材 |
JP2009191517A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Alinco Inc | 安全手摺り |
JP2010126962A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Alinco Inc | 朝顔装置 |
JP2010242424A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Hory Corp | 出隅用仮設足場及びその構築方法 |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2880228B1 (en) * | 2012-08-02 | 2020-07-08 | Form 700 Pty Ltd | Scaffold structure |
JP2015523483A (ja) * | 2012-08-02 | 2015-08-13 | フォーム 700 ピーティーワイ リミテッドForm 700 Pty Ltd | 型枠支持要素 |
US9546489B2 (en) | 2012-08-02 | 2017-01-17 | Form 700 Pty Ltd | Formwork support scaffold structure |
AU2013299336B2 (en) * | 2012-08-02 | 2017-11-23 | Form 700 Pty Ltd | Formwork support element |
JP2014080799A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Alinco Inc | 足場用手摺 |
JP2014234685A (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-15 | アサヒ産業株式会社 | 仮設建物における布材 |
JP2019031837A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | 株式会社三共 | 仮設足場用階段手摺 |
RU178929U1 (ru) * | 2017-08-21 | 2018-04-23 | Дмитрий Андреевич Мельников | Каркас подиума |
CN108590144A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-09-28 | 黄灵 | 一种房建用简易脚手架 |
JP2021004463A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | 株式会社杉孝グループホールディングス | 仮設足場における妻側先行手摺 |
JP7329213B2 (ja) | 2019-06-25 | 2023-08-18 | 株式会社杉孝グループホールディングス | 仮設足場における妻側先行手摺の設置構造 |
JP2021032043A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 株式会社西宮産業 | プレハブ式階段 |
JP7092726B2 (ja) | 2019-08-29 | 2022-06-28 | 株式会社西宮産業 | プレハブ式階段 |
WO2024041915A1 (de) * | 2022-08-24 | 2024-02-29 | Peri Se | Gerüstriegel und gerüstabschnitt |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012132157A (ja) | 先行手摺り | |
JPH10280669A (ja) | 足場ユニット | |
JP4108092B2 (ja) | 作業足場支持装置および作業足場設置方法 | |
JP4942074B2 (ja) | 手摺の取付装置 | |
JP3907367B2 (ja) | 仮設構造物の構築方法 | |
JP5561687B2 (ja) | 幅木取付け用金具 | |
JP3996102B2 (ja) | 安全手摺 | |
JP3839921B2 (ja) | 足場板支持フレーム及びその取付・撤去方法、並びにそれを用いた鉄筋コンクリート壁体の構築方法 | |
JP2019031837A (ja) | 仮設足場用階段手摺 | |
KR101596939B1 (ko) | 낙하방지망 설치 브래킷 제조 방법 | |
JP2017043938A (ja) | パネルとパネルを取付けた作業足場 | |
KR20190041976A (ko) | 비계용 지주의 우선난간 | |
JP2006152705A (ja) | ベランダ手摺 | |
JP2013129961A (ja) | 鉄骨階段の仮止め固定方法と、鉄骨階段支持用のパイプサポート | |
JP3111854B2 (ja) | 建築物構築用ジャンピング足場の昇降ガイド機構 | |
JP2010285823A (ja) | 墜落防止装置 | |
KR102433546B1 (ko) | 슬라브 판넬 지지장치 | |
JP3638761B2 (ja) | H形枠組み足場 | |
JP4038086B2 (ja) | ブレースユニットの取付け構造 | |
JP4282330B2 (ja) | 親綱用支柱 | |
JP2010248881A (ja) | 仮設足場と仮設足場用部材取付け金具 | |
JP2014009460A (ja) | 足場用手摺の連結具 | |
JP4554832B2 (ja) | ブレス装置 | |
JP4950238B2 (ja) | 妻側安全手摺り | |
JP2024037287A (ja) | 荷受けステージ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140625 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141017 |