JP2017043938A - パネルとパネルを取付けた作業足場 - Google Patents
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Abstract
Description
その為、養生クランプの着脱操作の手間がかかるばかりでなく、各養生クランプにパネルを着脱させるため、その操作も面倒であり、手間がかかるから加工性、作業性、経済性に不利であった。
併せて、このパネルを取付けた作業足場の構造の簡素化とパネルの取付け、取外し作業を容易にし、そのスピードアップ化を図れる作業足場を提供することである。
板状のパネル本体と、
上記パネル本体の周縁に突設した上下、左右の周縁枠と、
上下の周縁枠の左右にそれぞれ形成した上下一対の貫通孔と、
パネル本体の背面側に設けた取付け部材とからなり、
上記取付け部材は、上記パネル本体の背面側に固定したブラケットと、上記ブラケットに固定されて上記上側周縁枠の貫通孔を上方に向けて貫通するガイドロッドと、上記ガイドロッドの外周に上下方向及び回転方向に移動自在に挿入された引っ掛け部材と、を備えていることを特徴とするものである。
枠組み足場と、
上記枠組み足場の妻面側に着脱自在に取り付けた防音、防塵、防風、防雨用パネルとからなり、
上記枠組み足場は前後一対の脚柱と上記脚柱間に架設した横架材とを備えて横方向に連続する複数の建枠と、上記横架材間に架設した足場板とで構成され、上記パネルは、板状のパネル本体と、上記パネル本体の周縁に突設した上下、左右の周縁枠と、上下の周縁枠の左右にそれぞれ形成した上下一対の貫通孔と、パネル本体の背面側に設けた左右一対の取付け部材とからなり、
上記取付け部材は、上記パネル本体の背面側に固定したブラケットと、上記ブラケットに固定されて上記上側周縁枠の貫通孔を上方に向けて貫通するガイドロッドと、上記ガイドロッドの外周に上下方向及び回転方向に移動自在に挿入された引っ掛け部材とを備え、上記引っ掛け部材を上記横架材に着脱自在に引っ掛けて上記枠組み足場の妻面側に配置することを特徴とする。
単管足場と、上記単管足場の正面側に着脱自在に取り付けた防音、防塵、防風、防雨用パネルとからなり、上記単管足場は前後一対の脚柱と上記脚柱間に架設した水平材とを備えて横方向に連続する複数の枠体と、上記枠体同志を横方向に連結する横パイプと、上記水平材間に架設した足場板とで構成され、
上記パネルは、板状のパネル本体と、上記パネル本体の周縁に突設した上下、左右の周縁枠と、上下の周縁枠の左右にそれぞれ形成した上下一対の貫通孔と、パネル本体の背面側に設けた左右一対の取付け部材とからなり、
上記取付け部材は、上記パネル本体の背面側に固定したブラケットと、上記ブラケットに固定されて上記上側周縁枠の貫通孔を上方に向けて貫通するガイドロッドと、上記ガイドロッドの外周に上下方向及び回転方向に移動自在に挿入された引っ掛け部材とを備え、上記引っ掛け部材を上記横パイプに着脱自在に引っ掛けて上記パネルを上記単管足場の正面側に配置することを特徴とする。
図1は本発明の一実施の形態に係る防音、防塵、防風、防雨用のパネルBを左右の側部側建枠15に対向する側面たる妻面に取付け、さらに、他の実施の形態に係る防音等のパネルPを正面側に取付けた枠組み足場Aからなる作業足場を示している。
二つのパネルB、Pは構造が異なり、後述するように、本発明に係るパネルBは取付け部材5を介して左右の側部建枠15に着脱自在に取付けられ、他のパネルPは図5に示すように構造の異なる他の取付け部材50を介して側部及び中間の建枠15に取付けられる。
枠組み足場Aは公知のように、建築中、構築中、又は解体、リフォーム中のビルディング等の構造物の周囲に対向して配置し、足場板14上で作業者が建築、解体等の所作業を行うものであり、上記パネルB、Pを足場板14の側面側、正面側に配置することで構造物側から工事中に発生する騒音が外部に漏れるのを遮断し、あるいは減少させるようにしている。
また、このパネルB、Pは工事中に発生するゴミが外部に飛散するのを防止し、また、風や雨が外部から足場板14側に侵入するのを防止し、併せて作業者や工事器具が足場板から外部に落下するのを防止する役目も果たしている。
枠組み足場Aは図1、図2に示すように、前後一対の脚柱12a、12bと脚柱12a、12b間に架設した横架材13とを備えて横方向に連続する複数の建枠15と、上記横架材13間に架設した足場板14とで構成されている。
例えば、枠組み足場Aの妻面たる側面においては、図1、図4の実施の形態に示すように側部建枠15に対向して長さ寸法の異なる上下二枚のパネルB1、B2を上下方向に組み付けてもよく、あるいは、図2の実施の形態に示すように、建枠15に対して上側のパネルB1を横方向に例えば2枚配設し、この上側のパネルB1の下側に上側のパネルB1より上下方向の長さが短い下側のパネルB2を横方向に並べて配置してもよい。
この場合、パネル本体1の背面と上下、左右の周縁枠1a、1b、2a、2bの背面との間のコーナーに縦方向の補強フレーム11aと、水平方向の補強フレーム11bとを設け、縦方向の補強フレーム11aにブラケット6とストッパ10とを結合している。ただし、ストッパ10は無くても使用可能である。
さらに、図3に示すように、パネル本体1の背面側において、左右の周縁枠2a、2bには一つ又は複数の把手23が水平に取り付けられており、この把手23を掴んでパネルBを作業者が持ち運び、建枠15に対するパネルBの着脱操作を行う。
ブラケット6は図6〜図9、図11に示すように、補強フレーム11aの外面にピン、ボルト、溶接、接着で固定したL字状の支持板6aと、支持板6aの外面に固定した筒部6bと、支持板6aに縦方向に沿って形成したピン、ボルト挿入用の孔6dと、筒部6bに形成したロッド挿入用の孔6cを備えている。
ブラケット6の支持板6aは補強フレーム11aの外面に固定され、孔6cに上記のガイドロッド7の基端部を上下移動自在に挿入している。
ガイドロッド7の基端部は孔6cに挿入後固定しておいても良い。
そして、このガイドロッド7は図6に示すように、筒部6bの上下に配置したナット21、22を介してブラケット6の筒部6bに締結され、また、このガイドロッド7の上端は使用時にパネルBの上側貫通孔3を貫通して上方に突出させている。
固定板10bにはピン、ボルト挿入用の孔10cを上下に沿って一つ又は複数穿設されており、例えば、この孔10cに挿入したピン又はボルトを介して固定板10aを補強フレーム11aに固定すると共にストップ片10bの端部を引っ掛け部材8における本体8aに対向させている。
これにより、引っ掛け部材8が図7の位置から図6に示す位置まで回転した時この引っ掛け部材8の本体8aをストップ片10bの端部に当接させて引っ掛け部材8が回転し過ぎないように規制している。
次に、枠組み足場Aの建枠15にパネルBを取付ける工程を説明する。
他方、図2に示すパネルBの取付け状態は、すでに述べたように、図1のパネルBに比べて横幅の狭い二つの下部パネルB2を並列に取付け、他の二つの上部パネルB1をそれぞれの下部パネルB2上に重ねながら上部パネルB1を並列に配置した他の実施の形態を示している。
上記のように、パネルBを縦方向に一列に組み付けるか、二列に組み付けるかの違いはあるが、パネルBの基本構造は同じであり、取付け構造の基本は同じである。
図1、図2、図4、図5に示すそれぞれの実施の形態においては、いずれの場合であっても、図2に示すように、先ずパネルB、パネルPを取付ける前に、一方の脚柱12aの下部の左右にそれぞれ一対の受け金具24、25をクランプ51等の締結具を介して固定しておく。
同じく、他方の脚柱12bの下部にも上記の受け金具24に対向して同じ構造の受け金具24をクランプ51で固定しておく。
受け金具24、25には上向きのピン26等の差し込み部材が起立して設けられており、この受け金具24、25のピン26に下部パネルB2、P2を差し込んで取付ける。
この場合、下部パネルB2では下側貫通孔4にピン26を挿入させる。
そして、図1の枠組み足場の右側面におけるパネルBにおいては、図4に示すように、下部パネルB2の右側下部貫通孔4を脚柱12b側の受け金具24のピン26に差し込み、同じく左側の下部貫通孔4を脚柱12a側の受け金具24のピン26に差し込む。
他方、図1、図5に示すように、枠組み足場Aのコーナーにおいては、正面側の下部パネルP2の貫通孔(図示せず)に他の受け金具25のピン26を差し込む。
上記の状態で側面側の下部パネルB2の上部は取付け部材5を介して建枠15の横架材13に引っ掛けられ、正面側の下部パネルP2の上部は他の取付け部材50を介して脚柱12aに保持される。
さらに、側面側の下部パネルB2と正面側の下部パネルP2にはそれぞれ上部パネルB1、P1が上方に向けて重ね合わされ、それぞれの上部パネルB1、P1も取付け部材5、50を介し横架材13や脚柱12aに引っ掛けられて固定される。
上記のように、正面側のパネルPも取付け部材50を介して建枠15に固定されることで従来のように複数の養生クランプを使用することなく枠組み足場Aに取付けることができる。
図2に示す実施の形態に示すパネルBの取付け構造では最下部に受梁27を設け、この受梁27に左右一対の下部パネルB2、B2を取付けている。
すなわち、受梁27は上部中央に上方に起立する左右二本のピン28からなる差し込み部材を有し、各脚柱12a、12bにそれぞれ取付けた左右の中空な受け金具24、24に両端を着脱自在に挿入している。
受梁27は長さが固定されていても良いが、両側の受け金具24、24に挿入し易いように伸縮自在な柱材で成形しても良い。
そして、二つの下部パネルB2、B2に形成している左右二つの下側貫通孔4のうち、一方の貫通孔4は受け金具24側のピン26に差し込み、他方の貫通孔4を受梁28のピン28に差し込み、併せて各下部パネルB2、B2は引っ掛け部材8を介して横架材13に引っ掛けて固定する。
次に、取付け部材8の作動を図3、図6、図7に基づいて説明する。
パネルBを単に格納、搬送する場合は、図7に示すように、引っ掛け部材8のフック8bを上側周縁枠1aの下方に格納しておく。
この場合、図6の位置から図7の位置に引っ掛け部材8を移行させるのであるが、先ず、位置決めナット12を回転して下降させ、これに伴って引っ掛け部材8全体をガイドロッド7に沿って下降させる。
次いで、附勢部材9のバネ力に抗してフック8bを図7においてガイドロッド7を中心にして手動で反時計方向に回転し、このフック8bを上側周縁枠1aの下方に移動させる。
本実施の形態の各周縁枠1a、1b、2a、2bでは補強フレーム11a、11bに対向して補強を兼ねた枠片11cを設けている。
これにより、図7に示すように、フック8bを上側周縁枠1aの下方に移動した時このフック8bの上部が補強フレーム11bと枠片11cの間に収容される。
さらに、上記の位置にフック8bを保持させながら位置決めナット12を再度上昇させて引っ掛け部材8の下側筒部8cの下面に当接し、この位置決めナット12の上面と上側周縁枠1aの下面とで引っ掛け部材8全体を挟持し、フック8bが飛び出さないように上側周縁枠1aの下部に保持させる。
次に、例えば、図4に示すように上下2枚のパネルB1、B2を建枠15に対して取付ける場合は、先ず図7の状態に保持されている位置決めナット12を若干弛めて下降させ、これにより引っ掛け部材8を手動又は自重で下降させてフック8bの上側周縁枠1aに対する係合状態を解除する。
この時、引っ掛け部材8は附勢部材9のバネ力で附勢され、本体8aがストッパ10のストップ片10bに当たるまで図7において時計方向に自動的に回転し、図6に示すようにパネル本体1に対して直角方向に起立する。
次に、引っ掛け部材8を上記の状態に設定しておいた下側のパネルB2を例えば枠組み足場Aの足場板14上から把手23を持って持ち上げて建枠15の外側の取付け位置に移動させる。
そして、図2、図4に示すように、先ず左右のフック8b、8bを下側の建枠15の横架材13に引っ掛けると共に下部を左右の受け金具24、24で支える。
この場合、すでに述べたように、下側パネルB2を左右の受け金具24、24に対向させながら各受け金具24のピン26を下側パネルB2の両側の下側貫通孔4に挿入し、さらに下側パネルB2の下面を受け金具24の上面に当接する。 この状態では、下側のパネルB2が図4に示すように、下側の建枠15に対向して保持され、垂直に配置される。
次に、上側パネルB1も把手23を介して足場板14側で持ち上げながら下側パネルB2の上方に配置し、さらに、フック8bを上側建枠15の横架材13に引っ掛け、同時に左右の下側貫通孔4、4に下側パネルB2の左右のガイドロッド7の先端を差し込む。
これにより、上側パネルB1は横架材13に引っ掛けられながら下側パネルB2のガイドロッド7で保持され、且つ下側パネルB2の上側周縁枠2aの上面に上側パネルB1の下側周縁枠2bの下面が当接し、これにより上下のパネルB1、B2の外面を面一にしながら上下に重ねて配置される。
さらに、より安全性を考慮して、図4に示すように、上側パネルB1の上端に連結金具30を介してクランプ31を設け、このクランプ31を介して上側建枠15の横架材13に締結しても良い。
なお、上記枠組み足場Aの正面側パネルPは他の取付け部材50を介して結合されているが、例えば、各建枠15間に取付けた横方向に連続する手摺枠を利用し、この手摺枠の横枠に引っ掛け部材5を引っ掛けることにより、上記側面側のパネルBと同じように正面側に配置することも可能である。
図8、図9は本発明の他の実施の形態に係るパネルを示し、これは上記した図6等の実施の形態におけるナット12に代えてスプリングSP等の弾性部材を使用したものである。
スプリングSPはガイドロッド7に挿入されながら下端がナット21に支持され、上端は引っ掛け部材8の下側筒部8cに当接するコイルスプリングで構成されている。
これにより、図9に示すように、引っ掛け部材8を上側周縁枠1aの下側に格納している時はスプリングSPが圧縮している。
この状態から引っ掛け部材8を引き上げる時はスプリングSPをさらに圧縮しながらフック8bを図9において時計方向に回転して上側周縁枠1aの下面との係合を解除する。
この時、スプリングSPは自己復元力で引っ掛け部材8の本体8cを上方に押し上げ、次いで手動で引き上げて図8に示すようにフック8bを上側周縁枠1bの上方に突出させる。
その他のパネルBの構造、作用、効果は図6、図7の実施の形態と同じである。
次に、図14は本発明のパネルBを単管足場Cからなる作業足場の正面側に取付けた実施の形態を示す。
単管足場Cは前後一対の脚柱16a、16bと上記脚柱16a、16b間に架設した水平材17とを備えて横方向に連続する複数の枠体18と、枠体18同志を横方向に連結する横パイプ20と、水平材17間に架設した足場板19とで構成されている。
さらに、前側の各脚柱16aの下部には、図1、図2、図4に示すものと同じ受け金具24、25がクランプ51を介して固定されている。
パネルBの基本構造及び取付け部材5等の基本構造は上記の実施の形態で述べたものと同じである。
上記の実施の形態では、パネルBを作業足場に取付けた場合について説明しているが、このパネルBはその他の防音、防塵用等の構造物にも適用できる。
例えば、工事現場の外周に起立する囲いパネルでは防音、防塵等を図り、併せて部外者が工事現場に出入りするのを防止しているが、この囲いパネルは地上に多数起立した単管と、これらの単管を結合する横方向の単管とを備えているので、この横方向の単管に取付け部材5を介して本発明のパネルBを引っ掛けて起立して囲いパネルとして利用できる。
1a、1b、2a、2b 周縁枠
3、4貫通孔
5 取付け部材
6 ブラケット
7 ガイドロッド7
8 引っ掛け部
8a 本体
8b フック
8c 筒部
9 附勢部材
9a コイル部
9b 押圧部片
9c アーム部
10 ストッパ
10a 固定板
10b ストップ片
11a、11b 補強フレーム
12 ナット
12a、12b脚柱
13 横架材
14 足場板
15 建枠
16a、16b 脚柱
17 水平材
18 枠体
20 横パイプ
A 枠組み足場
C 単管足場
SP スプリング
Claims (11)
- 板状のパネル本体(1)と、
上記パネル本体(1)の周縁に突設した上下、左右の周縁枠(1a)、(1b)、(2a)、(2b)と、
上下の周縁枠(1a)、(1b)に形成した左右一対の貫通孔(3)、(3)、(4)(4)と、
上記パネル本体(1)の背面側に設けた左右一対の取付け部材(5)とからなり、
上記取付け部材(5)は、上記パネル本体(1)の背面側に固定したブラケット(6)と、上記ブラケット(6)に固定されて上記上側周縁枠(1a)の貫通孔(3)を上方に向けて貫通するガイドロッド(7)と、上記ガイドロッド(7)の外周に上下方向及び回転方向に移動自在に挿入された引っ掛け部材(8)と、を備えていることを特徴とする防音、防塵、防風、防雨用パネル。 - 上記取付け部材(5)は上記引っ掛け部材(8)と上記パネル本体(1)の背面との間に介装して上記引っ掛け部材(8)を回転方向に附勢する附勢部材(9)と、上記パネル本体(1)の背面側に上記引っ掛け部材(8)と対向して固定されて上記附勢部材(9)の附勢による上記引っ掛け部材(8)の回転を規制するストッパ(10)と、を備えている請求項1に記載の防音、防塵、防風、防雨用パネル。
- 上記パネル本体(1)の背面と上記上下、左右の周縁枠(1a)、(1b)、(2a)、(2b)の背面との間のコーナーに縦方向の補強フレーム(11a)と、水平方向の補強フレーム(11b)とを設け、上記縦方向の補強フレーム(11a)に上記ブラケット(6)と上記ストッパ(10)とを結合している請求項2に記載の防音、防塵、防風、防雨用パネル。
- 上記引っ掛け部材(8)が本体(8a)と、本体(8a)の上部に設けたフック(8b)と、本体(8a)の側部に設けた上下一対のガイドロッド挿入用筒部(8c)、(8c)とからなり、
上記附勢部材(9)が上記ガイドロッド(7)の外周に挿入されて上記筒部(8c)、(8c)間に配置されたコイル部(9c)と、上記コイル部(9a)から一方に延びて上記本体(8a)の背面に当接する押圧部片(9b)と、上記コイル部(9a)から上記押圧部片(9b)と反対方向に延びるアーム部(9c)と、上記アーム部(9c)の端部に連設されて上記パネル本体(1)の背面に当接する突っ張り片(9d)とで構成され、
上記ストッパ(10)が上記縦方向の補強フレーム(11a)の外面に固定した固定板(10a)と、上記固定板(10a)から上記引っ掛け部材(8)に向けて折り曲げたストップ片(10b)とで構成されている請求項2又は3に記載の防音、防塵、防風、防雨用パネル。 - 上記ガイドロッド(7)に上記引っ掛け部材(8)の下側筒部(8c)に対向してナット(12)を螺合し、上記ナット(12)の位置に応じて上記引っ掛け部材(8)の上下位置を規制している請求項1、2、3又は4に記載の防音、防塵、防風、防雨用パネル。
- 枠組み足場(A)と、
上記枠組み足場(A)の妻面側に着脱自在に取り付けた防音、防塵、防風、防雨用パネル(B)とからなり、
上記枠組み足場(A)は前後一対の脚柱(12a)、(12b)と上記脚柱(12a)、(12b)間に架設した横架材(13)とを備えて横方向に連続する複数の建枠(15)と、上記横架材(13)間に架設した足場板(14)とで構成され、
上記パネル(B)は、板状のパネル本体(1)と、上記パネル本体(1)の周縁に突設した上下、左右の周縁枠(1a)、(1b)、(2a)、(2b)と、上下の周縁枠(1a)、(1b)に形成した左右一対の貫通孔(3)、(3)、(4)、(4)と、パネル本体(1)の背面側に設けた左右一対の取付け部材5とからなり、
上記取付け部材(5)は、上記パネル本体(1)の背面側に固定したブラケット(6)と、上記ブラケット(6)に固定されて上記上側周縁枠(1a)の貫通孔(3)を上方に向けて貫通するガイドロッドと、上記ガイドロッド(7)の外周に上下方向及び回転方向に移動自在に挿入された引っ掛け部材(8)と、を備え 上記引っ掛け部材(8)を上記横架材(13)に着脱自在に引っ掛けて上記枠組み足場の妻面に配置することを特徴とする作業足場。 - 上記取付部材(5)は上記引っ掛け部材(8)と上記パネル本体(1)の背面との間に介装して上記引っ掛け部材(8)を回転方向に附勢する附勢部材(9)と、上記パネル本体(1)の背面側に上記引っ掛け部材(8)と対向して固定されて上記引っ掛け部材(8)の上記附勢部材(9)の附勢による回転を規制するストッパ(10)と、を備えていることを特徴とする請求項6に記載の作業足場。
- 単管足場(C)と、
上記単管足場(C)の正面側に着脱自在に取り付けた防音、防塵、防風、防雨用パネル(B)からなり、
上記単管足場(C)は前後一対の脚柱(16a)、(16b)と上記脚柱(16a)、(16b)間に架設した水平材(17)とを備えて横方向に連続する複数の枠体(18)と、上記枠体(18)同志を横方向に連結する横パイプ(20)と、上記水平材(17)間に架設した足場板(19)とで構成され、
上記パネル(B)は、板状のパネル本体(1)と、上記パネル本体(1)の周縁に突設した上下、左右の周縁枠(1a)、(1b)、(2a)、(2b)と、上下の周縁枠(1a)、(1b)に形成した左右一対の貫通孔(3)、(4)と、上記パネル本体(1)の背面側に設けた左右一対の取付け部材(5)とからなり、
上記取付け部材(5)は、上記パネル本体(1)の背面側に固定したブラケット(6)と、上記ブラケット(6)に固定されて上記上側周縁枠(1a)の貫通孔(3)を上方に向けて貫通するガイドロッ(7)と、上記ガイドロッド(7)の外周に上下方向及び回転方向に移動自在に挿入された引っ掛け部材(8)と、を備え上記引っ掛け部材(8)を上記横パイプ(20)に着脱自在に引っ掛けて上記パネル(B)を上記単管足場(C)の正面に配置することを特徴とする作業足場。 - 上記取付部材(5)は上記引っ掛け部材(8)と上記パネル本体(1)の背面との間に介装して上記引っ掛け部材(8)を回転方向に附勢する附勢部材(9)と、上記パネル本体(1)の背面側に上記引っ掛け部材(8)と対向して固定されて上記附勢部材(9)の附勢による上記引っ掛け部材(8)の回転を規制するストッパ(10)と、を備えている請求項8に記載の作業足場。
- 上記パネル(B)が上下方向又は上下方向と左右方向に沿って複数配置され、下側パネル(B)の上記ガイドロッド7を上側パネル(B)の下側周縁枠(1b)に形成した上記貫通孔(4)に差し込み、併せて上記下側パネル(B)の上側周縁枠(1a)の上面に上記上側パネル(B)の下側周縁枠(1b)の下面を重ねて上下のパネル(B)、(B)を積層させることを特徴とする請求項6又は8に記載の作業足場。
- 脚柱(12a)、(12b)の下部に上向きのピン(26)を設けた受け金具(24)、(25)を取付け、上記受け金具(24)、(25)上に下側パネル(B)の下面を当接すると共に上記ピン(26)を上記下側パネル(B)の下側貫通孔(4)に挿入している請求項10に記載の作業足場。
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