JP4996916B2 - 金網パネルおよび手摺の取付け方法 - Google Patents

金網パネルおよび手摺の取付け方法 Download PDF

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Description

この発明は、枠組足場やその他の足場の建材に着脱自在に取付けられる金網パネルおよびこれを利用した手摺の取付け方法に関し、特に、手摺とブレスと養生網とを兼ねた金網パネルに関する。
一般に、建築工事や土木工事の作業現場では、いわゆる足場が設けられて作業者がこの足場上を歩行し、また、足場上で諸作業を行うとしているが、この足場を形成する、たとえば、枠組足場は、横方に列設した建枠と、建枠間に架設した足場板と、足場板の片側又は両側に起立される手摺と、建枠間に架設した補強用のブレスとからなるとしている。
そして、上記の枠組足場を縦横に組付ける、すなわち、連続させる場合には、たとえば、特許文献1に開示されているように、あらかじめ下段の足場上で手摺を先行して設置し、この先行されて設置された手摺、すなわち、先行手摺を利用して安全を図りながら枠組足場を連続させるとしている。
すなわち、枠組足場を縦横に組付ける、特に、上方に連続させる場合には、常に先行して手摺を設置し、また、必要となれば、いわゆる盛替えてでも手摺を先行させるとしている。
特開2005‐207225号公報(図面、要約参照)
上記従来の手摺や、特許文献1に開示されている手摺は、左右一対の縦支柱と各縦支柱間に架設した一つ又は複数の横支柱からなるものであるから、全体的に看るといわゆる線材で形成されていることになり、どうしても足場板の上面と横支柱との間、上下の横支柱間に隙間が発生し、この隙間から建築資材や工具のみならず作業者が滑って下方に墜落することになる不具合がある。
そこで、横支柱にX字状のブレスを架設し、また、手摺と組み合わせる場合もあるが、X字状のブレスには下方に大きな隙間があり、やはりこの隙間から部材や作業者が抜け出てしまう恐れがあり、しかもこの場合は、手摺とブレスとの二つの部材を別々に成形し、別々に組付けるのでコスト的に不利であり、組み付けと撤去の作業性に劣ることになる。
さらに、工具類の落下を防いだり作業者の安全を図ったりするために別に養生網を設置しても良いが、この場合にはさらに部品点数が多くなり、経済性、加工性、組付性で不利となる。
そこで、この発明の目的は、手摺とブレスと養生網とを兼ねさせて隙間を発生させず、特に、枠組足場を縦横に連続させる際の先行手摺としての利用に最適となる金網パネルを提供することであり、また、この金網パネルを利用した手摺の取付け方法を提供することである。
上記した目的を達成するため、この発明による金網パネルの構成を、第一には、上パネル1および下パネル2と、上パネル1と下パネル2とを折り畳み自在に結合する中間のヒンジ3とを有し、上パネル1および下パネル2が横枠8,10と縦枠9とからなる矩形の枠体と、この枠体内に展設した金網4と、同じくこの枠体内に架設したブレス5とを有し、上パネル1または下パネル2のどちらか一方の左右両側に引掛け部材6を設けると共に、ヒンジ3を介して上パネル1を回転しながら起立して下パネル2と同一平面上に展開したときに上パネル1と下パネル2の枠体同士を結合する保持部材7をそれぞれ上パネル1の縦枠9と下パネル2の縦枠9との間に設けてなる金網パネルにおいて、上記保持部材7を下パネル2の上部に連設した断面U字状の抱持筒12Aと、この抱持筒12Aの上部前側に張出すブラケット13、このブラケット13に回転自在に軸支したストップ片14と、上パネル1の縦枠9の上側側部に前側に向けて取付けた受板15Aと、この受板15Aの上部に上方に向けて形成した係止溝16Aとで構成し、上パネル1を上方に起立させて抱持筒12Aに上パネル1の縦枠9の外周を嵌合させた状態でストップ片14を係止溝16Aに嵌め込むことを特徴とする。


そして、この発明による金網パネルの構成を、第二には、上パネルおよび下パネルと、上パネルと下パネルとを折り畳み自在に結合する中間のヒンジとを有し、上パネルおよび下パネルが横枠と縦枠とからなる矩形の枠体と、この枠体内に展設した金網と、同じこの枠体内に架設したブレスとを有し、上パネルまたは下パネルのどちらか一方の左右両側に引掛け部材を設ける一方で、ヒンジを介して上パネルを回転しながら起立させて下パネルと同一平面上に展開したときに上パネルと下パネルの枠体同士を結合する保持部材をそれぞれ上パネルの縦枠と下パネルの縦枠との間に設けると共に、引掛け部材における枠組足場の横材に対する引掛け位置がずれることを阻止する位置ずれ阻止部材を下パネルの縦枠あるいは上パネルの縦枠に設けてなるとする。
この場合、保持部材が下パネルの縦枠の上部前側に張出すブラケットと、このブラケットに回転自在に軸支したストップ片と、上パネルの縦枠の下部に連設した断面U字状の抱持筒と、この抱持筒の側部に前側に向けて取付けた受板と、この受板の上部に下方に向けて形成した係止溝とからなり、上パネルを上方に起立させて抱持筒を下パネルの縦枠の外周に嵌合した状態でストップ片を係止溝に嵌め込むのが好ましい。
同じく、保持部材が下パネルの上部に連設した断面U字状の抱持筒と、この抱持筒の上部前側に張出すブラケット、このブラケットに回転自在に軸支したストップ片と、上パネルの縦枠の上側側部に前側に向けて取付けた受板と、この受板の上部に上方に向けて形成した係止溝とからなり、上パネルを上方に起立させて抱持筒に上パネルの縦枠の外周を嵌合させた状態でストップ片を係止溝に嵌め込むようにしても良い。
同じく、位置ずれ阻止部材が下パネルの縦枠あるいは上パネルの縦枠に連結される基部と、この基部に保持されて平面形状をU字状あるいは環状にする連結部とを有してなるとするのが良い。
同じく、ヒンジを前側に設け、このヒンジを介して上パネルを下パネルの前側に回転して折り畳むようにしても良く、又はヒンジを背後に設け、このヒンジを介して上パネルを下パネルの背後側に折り畳むようにしても良い。
枠組足場に使用に際し、枠組足場の建材に左右一対のグラビテッィロックピンを設けた抱持ブラケットを取付け、下パネルの縦枠の下端を上記グラビティロックピンに係合させ、引掛け部材を上記枠組足場の横材に係合させて枠組足場の足場板の前側に取付けるのが好ましい。
さらに、金網パネルを手摺として利用する場合、その取付け方法の手段は、上パネルと、下パネルと、両者を折り畳み自在に結合する中間のヒンジとからなる金網パネルを折り畳んだ状態で地上又は下段側の足場板上で上段側の足場板の片側に移送する行程と、上記下パネルを上記上側足場板の片側に固定する行程と、上記上パネルを上記ヒンジを介して回転させながら起立させて下パネルと同一平面状に設定する行程と、上記上パネルを起立させた状態で当該上パネルを固定する行程とからなるものである。
それゆえ、この発明の金網パネルによれば、まず、枠体内に金網を展設させているからこの金網パネルには隙間が無く、これを足場板の片側又は両側に手摺として設置したとき、少なくとも足場板の片側には隙間が発生せず、足場板側から建築資材、工具が落下するのを防止し、作業者が滑って地上に墜落するのを防止でき、作業の安全を図れ、人身事故の発生を防止できる。
つぎに、この発明の金網パネルによれば、手摺と、ブレスと、養生網とを兼ねているから、これらを別々に製作したり、別々に組付けたりまたは撤去したりする必要がないから、部品点数が少なく、加工性、組付性、経済性の向上が図れる。
そして、金網パネルは、枠組足場における据置手摺または先行手摺として使用でき、据置手摺として使用する場合には、この金網パネル自体が枠組足場の補強部材としても使用できる。
また、金網パネルは、下パネルあるいは上パネルの縦枠に連結されて引掛け部材の枠組足場における横材への引掛け位置がずれることを阻止する位置ずれ阻止部材を有することで、先行手摺が僅かではあるが位置ずれすることによる作業者の不安感を排除できることになる。
さらに、この発明の手摺の取付け方法によれば、金網パネルを折り畳んで言わば小型化した状態で移送できるので作業性が向上する。
以下、図示したところに基づいてこの発明の実施形態について説明するが、この発明の金網パネルPは、図1および図2に示すように、枠組足場Tの足場板の片側または両側に配置される手摺としての利用に適する。
この場合、金網パネルPは、据置式の手摺としても使用でき、あるいは、枠組足場Tを縦横に組付ける場合に利用する先行手摺としても使用できる。
図1乃至図7は、この発明の金網パネルPを枠組足場Tの足場板Cの片側に取付けた場合の実施の形態を示すが、この金網パネルPは、上パネル1と、下パネル2と、上パネル1および下パネル2を折り畳み自在に結合する中間のヒンジ3とを有してなる。
上パネル1および下パネル2は、横枠8,10と縦枠9とからなる矩形の枠体と、枠体内に展設した金網4と、同じく枠体内に架設したブレス5とを有してなり、さらに、下パネル2の左右両側に引掛け部材6を設け、また、上パネル1をヒンジ3を介して回転しながら起立して下パネル2と同一平面上に展開したときに、上パネル1と下パネル2の枠体同士を結合する保持部材7をそれぞれ上パネル1の縦枠9と下パネル2の縦枠9との間に設けている。
ちなみに、上パネル1および下パネル2のそれぞれの中央部には補強枠11が立設されていて、この補強枠11と上記の横枠8,10および縦枠9で区画されるエリアに上記のブレス5が配設されるとしている。
なお、上記の引掛け部材6は、上パネル1の左右両側に、すなわち、上パネル1に設けられる後述する抱持筒12に設けるとしても良い。
保持部材7は、図4に示すように、下パネル2の縦枠9の上部前側に張出すブラケット13と、このブラケット13に回転自在に軸支したストップ片14と、上パネル1の縦枠9の下部に連設した断面U字状の抱持筒12と、この抱持筒12の側部に前側に向けて取付けた受板15と、この受板15の上部に下方に向けて形成した係止溝16とからなり、上パネル1を上方に起立させて抱持筒12を下パネル2の縦枠9の外周に嵌合した状態でストップ片14を係止溝16に嵌め込むようにしている。
この保持部材7は、上記の場合と逆に、すなわち、図1の場合は、保持部材7を構成する抱持筒12を上パネル1の縦枠9の下部に設けているが、図10の他の実施形態に示すように、下パネル2の上部に保持部材7を構成する抱持筒12Aを設けても良い。
すなわち、この図10に示す保持部材7は、下パネル2の上部に連設した断面U字状の抱持筒12Aと、この抱持筒12Aの上部前側に張出すブラケット13、このブラケット13に回転自在に軸支したストップ片14と、上パネル1の縦枠9の上側側部に前側に向けて取付けた受板15Aと、この受板15Aの上部に上方に向けて形成した係止溝16Aとからなり、上パネル1を上方に起立させて抱持筒12Aに上パネル1の縦枠9の外周を嵌合させた状態でストップ片14を係止溝16Aに嵌め込むものである。
ヒンジ3は、図1および図10の各実施形態では縦枠9の前側に設け、このヒンジ3を介して上パネル1を下パネル2の前側に回転して折り畳むようにしている。
ただし、ヒンジ3の位置は、図1および図10のものに限らず、たとえば、図11の他の実施形態に示すように縦枠9の背部に設けるとしても良く、この場合には、ヒンジ3Aを縦枠9,9の背後に設け、このヒンジ3Aを介して上パネル1を下パネル2の背後側に折り畳むようにすることになる。
つぎに、上記の金網パネルPを枠組足場Tに取付ける場合について説明するが、枠組足場Tにおける建材Aに左右一対のグラビテッィロックピン17,18(図6参照)を設けた抱持ブラケット19を取付け、下パネル2の縦枠9の下端を上記グラビティロックピン17,18に係合させ、引掛け部材6たるフックを上記枠組足場Tにおける横材Bに係合させ、これにより、枠組足場Tにおける横材Bに架設した足場板Cの前側に金網パネルPを取付けるものである。
引掛け部材6は、図5に示すように、縦枠9に基端を結合して張出した平面L字状のフックからなるとしているが、所定の引掛け機能を発揮し得る限りには、図示しないが、任意の構成のものが選択されて良いことはもちろんである。
上記抱持ブラケット19は、図6に示すように、半円状の抱持片23と、この抱持片23の両側に取付けたややL字状の取付片21,22と、各取付片21,22の前側に突出させたグラビティロックロックピン17,18と、一方の取付片22に挿入して上記抱持片23に対向する楔20とで構成されている。
これにより、楔20を締付けてこの楔20と抱持片23とで建枠Aを挟持してこの建枠Aに抱持ブラケット19を固定し、この状態で、グラビティロックピン17,18に隣同志の金網パネルPの縦枠9,9をそれぞれ係止させるものである。
ちなみに、上記したところから明らかなように、この抱持ブラケット19は、縦枠9,9に相当する部材を有する限りには、金網パネルPに代えて、図示しないが、他のパネルにおける隣同志の連結に利用されるとしても良いことはもちろんである。
つぎに、この発明の金網パネルPを手摺として使用する場合の取付け方法について説明すると、この手摺の取付け方法は、上パネル1と、下パネル2と、両者を折り畳み自在に結合する中間のヒンジ3とを有してなる金網パネルPを折り畳んだ状態で地上又は下段側の足場板上で上段側の足場板の片側に移送する行程と、上記下パネル2を上記上側足場板の片側に固定する行程と、上記上パネル1を上記ヒンジ3を介して回転させながら起立させて下パネル2と同一平面状に設定する行程と、上記上パネル1を起立させた状態で当該上パネル1を固定する行程とからなるものである。
図7は、枠組足場Tに手摺として金網パネルPを取付ける行程が示されており、 まず、図7(A)および図7(B)に示すように、地上で建枠A,Aに金網パネルPを折り畳んだ状態で結合する。
つぎに、図7(C)に示すように、上パネル2を起立させて下パネル1と同一平面上に設定し、保持部材7でこの状態を保持する。
つぎに、この金網パネルPを据置手摺として残しておき、この据置手摺を利用しながら図7(D)および図7(E)に示すように、足場板C上で上段の建枠Aや足場板Cを組付ける作業を行う。
さらに、上記と同じ手順で図7(F)および図7(G)に示すように、金網パネルPを据置手摺として残しながらさらに上方に建枠Aと足場板Cを組付けるようにしている。
図8は、この発明の他の使用例を示し、これはシステム足場の縦支柱A1,A1上に設置したものであり、足場、単管足場を利用したものでも良く、これらの足場に金網パネルPを手摺として取付ける場合の取付け方法は、図7の実施の形態と同じである。
図12乃至図18は、この発明の他の実施形態を示すもので、特徴としては、前記した基本的な構成に加えて、引掛け部材6の枠組足場Tにおける横材Bへの引掛け位置がずれることを阻止する位置ずれ阻止部材24を有してなることである。
そして、図示するところにあっては、保持部材7、すなわち、上パネル1と下パネル2の枠体同士を結合する保持部材7の新たな構成を併せて提案するものである。
そこで、以下に説明するが、その構成が前記したところと同一となるところについては、要する場合を除いて、図中に同一の符号を付するのみとしてその説明を省略する。
まず、図示す実施形態にあって、保持部材7は、図13に示すように、抱持筒12(図2参照)に連結された平面形状をほぼU字状にして内側に枠組足場Tにおける建材Aを臨在させる保持ブラケット15Bと、この保持ブラケット15Bに抜き挿し可能に連結するピン14Aとを有してなり、このピン14Aが縦枠9に連設された支持片9Aに保持されてなるとしている。
それゆえ、この保持部材7にあっては、同図(A)中の仮装線図で示すいわゆる抜き出されているピン14Aを支持片9Aと共に保持ブラケット15Bに挿し込むようにするとき、縦枠9を建材Aに連結することが可能になる。
つぎに、図12に示す実施形態にあって、金網パネルPを形成する横枠8、特に、図12中で上方側に位置決められる横枠8は、左右の縦枠9,9の上端を連結する頭繋ぎとして機能するが、このとき、この横枠8は、図14に示すように、内側に図示しない安全ベルトの連結を許容する金具のこの横枠8に沿ってのスライド移動を許容するように形成されてなるとしている。
ところで、図15には、下パネル2の縦枠9に連結されて横材Bに引掛けられる引掛け部材6と、上パネル1に保持されている抱持筒12を下パネル2の縦枠9に連結させる保持部材7と、下パネル2の縦枠9に連結されながら枠組足場Tの建材Aに連結される位置ずれ阻止部材24とが開示されている。
このとき、引掛け部材6については、前記した図5に示すように形成されてなるが、保持部材7は、図16に示すように、抱持筒12に連結される受板15と、抱持筒12の上部前側に張出すブラケット13と、このブラケット13に抜き挿し自在に挿し込まれるストップ片14と、このストップ片14の挿し込みを許容する受板15に開穿された係止穴16Aと、からなり、上パネル1を上方に起立させて抱持筒12に下パネル2の縦枠9の外周を嵌合させた状態でストップ片14を係止穴16Aに挿し込むとするものである。
そして、位置ずれ阻止部材24は、引掛け部材6における枠組足場Tの横材Bに対する引掛け位置がずれることを阻止するもので、図17に示すように、下パネル2の縦枠9に連結される基部25と、この基部25に保持されて平面形状をU字状にする連結部26とを有してなるとしている。
そして、図示する実施形態では、ほぼL字状に形成された連結部26がこれに対峙する対峙部26Aを有して、この連結部26の平面形状をU字状にするとしており、内側に枠組足場Tにおける建材Aを臨在させるとしている。
したがって、この状態から基部25に形成の係止溝25Aに連結部26が嵌め込まれることで、この建材Aに対して縦枠9が言わば一体的に連結されることになり、この縦枠9に連結されて枠組足場Tの横材Bに引掛けられている引掛け部材6の横材Bに対する引掛け位置のずれが阻止されることになる。
図18は、位置ずれ阻止部材24の他の実施形態を示し、この実施形態にあって、連結部26は、平面形状を環状にして、内側に枠組足場Tの建材Aを挿通させるとするものである。
ちなみに、図示するところでは、連結部26には建材Aを上方に連続させるときのジョイントA1を挿通させるとしているが、これに代えて、建材Aを挿通させるとしても良いことはもちろんである。
この発明の一実施形態である組立足場に取り付けた金網パネルの正面図である。 図1の側面図である。 図1の平面図である。 保持部材を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 引掛け部材を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 抱持ブラケットを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 枠組足場と金網パネルの組立行程を示し、(A)乃至(D)は正面図、(E)乃至(G)は側面図である。 システム足場に取付けた金網パネルの正面図である。 図1の金網パネルを折り畳んだ状態の側面図である。 他の実施形態における金網パネルを折り畳んだ状態の側面図である。 さらに他の実施形態における金網パネルを折り畳んだ状態の側面図である。 この発明の他の実施形態による金網パネルを図1と同様に示す図である。 保持部材を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 縦枠に連結された横枠を示す部分図である。 金網パネルの縦枠が建材に連結された状態を示す部分正面図である。 他の実施形態の保持部材を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 位置ずれ阻止部材を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 他の実施形態の位置ずれ阻止部材を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。
符号の説明
1 上パネル
2 下パネル
3 ヒンジ
4 金網
5 ブレス
6 引掛け部材
7 保持部材
8,10 横枠
9 縦枠
11 補強枠
12 抱持筒
13 抱持ブラケット
14 ストップ片
15 受板
16 係止溝
24 位置ずれ阻止部材
25 基部
26 連結部
A 建材
B 横材
T 枠組足場

Claims (9)

  1. 上パネル1および下パネル2と、上パネル1と下パネル2とを折り畳み自在に結合する中間のヒンジ3とを有し、上パネル1および下パネル2が横枠8,10と縦枠9とからなる矩形の枠体と、この枠体内に展設した金網4と、同じくこの枠体内に架設したブレス5とを有し、上パネル1または下パネル2のどちらか一方の左右両側に引掛け部材6を設けると共に、ヒンジ3を介して上パネル1を回転しながら起立して下パネル2と同一平面上に展開したときに上パネル1と下パネル2の枠体同士を結合する保持部材7をそれぞれ上パネル1の縦枠9と下パネル2の縦枠9との間に設けてなる金網パネルにおいて、上記保持部材7を下パネル2の上部に連設した断面U字状の抱持筒12Aと、この抱持筒12Aの上部前側に張出すブラケット13、このブラケット13に回転自在に軸支したストップ片14と、上パネル1の縦枠9の上側側部に前側に向けて取付けた受板15Aと、この受板15Aの上部に上方に向けて形成した係止溝16Aとで構成し、上パネル1を上方に起立させて抱持筒12Aに上パネル1の縦枠9の外周を嵌合させた状態でストップ片14を係止溝16Aに嵌め込むことを特徴とする金網パネル。
  2. 上パネル1および下パネル2と、上パネル1と下パネル2とを折り畳み自在に結合する中間のヒンジ3とを有し、上パネル1および下パネル2が横枠8,10と縦枠9とからなる矩形の枠体と、この枠体内に展設した金網4と、同じくこの枠体内に架設したブレス5とを有し、上パネル1または下パネル2のどちらか一方の左右両側に引掛け部材6を設ける一方で、ヒンジ3を介して上パネル1を回転しながら起立させて下パネル2と同一平面上に展開したときに上パネル1と下パネル2の枠体同士を結合する保持部材7をそれぞれ上パネル1の縦枠9と下パネル2の縦枠9との間に設けると共に、引掛け部材6における枠組足場Tの横材Bに対する引掛け位置がずれることを阻止する位置ずれ阻止部材24を下パネル2の縦枠9あるいは上パネル1の縦枠9に設けてなることを特徴とする金網パネル。
  3. 保持部材7が下パネル2の縦枠9の上部前側に張出すブラケット13と、このブラケット13に回転自在に軸支したストップ片14と、上パネル1の縦枠9の下部に連設した断面U字状の抱持筒12と、この抱持筒12の側部に前側に向けて取付けた受板15と、この受板15の上部に下方に向けて形成した係止溝16とを有し、上パネル1を上方に起立させて抱持筒12を下パネル2の縦枠9の外周に嵌合した状態でストップ片14を係止溝16に嵌め込んでなる請求項2に記載の金網パネル。
  4. 保持部材7が下パネル2の上部に連設した断面U字状の抱持筒12Aと、この抱持筒12Aの上部前側に張出すブラケット13、このブラケット13に回転自在に軸支したストップ片14と、上パネル1の縦枠9の上側側部に前側に向けて取付けた受板15Aと、この受板15Aの上部に上方に向けて形成した係止溝16Aとを有し、上パネル1を上方に起立させて抱持筒12Aに上パネル1の縦枠9の外周を嵌合させた状態でストップ片14を係止溝16Aに嵌め込んでなる請求項2に記載の金網パネル。
  5. 位置ずれ阻止部材24が下パネル2の縦枠9あるいは上パネル1の縦枠9に連結される基部25と、この基部25に保持されて平面形状をU字状あるいは環状にする連結部26とを有してなる請求項2に記載の金網パネル。
  6. ヒンジ3を前側に設け、このヒンジ3を介して上パネル1を下パネル2の前側に回転して折り畳む請求項1、請求項2または請求項3に記載の金網パネル。
  7. ヒンジ3Aを背後に設け、このヒンジ3Aを介して上パネル1を下パネル2の背後側に折り畳む請求項1、請求項2または請求項3に記載の金網パネル。
  8. 下パネル2が縦枠9に挿し込まれる一対のグラビテッィロックピン17,18を設けた抱持ブラケット19を介して枠組足場Tの建材Aに連結されてなる請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7に記載の金網パネル。
  9. 上パネル1と、下パネル2と、両者を折り畳み自在に結合する中間のヒンジ3とを有してなる金網パネルPを折り畳んだ状態で地上又は下段側の足場板上で上段側の足場板の片側に移送する行程と、上記下パネル2を上記上側足場板の片側に固定する行程と、上記上パネル1を上記ヒンジ3を介して回転させながら起立させて下パネル2と同一平面状に設定する行程と、上記上パネル1を起立させた状態で当該上パネル1を固定する行程とからなる手摺の取付け方法。
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