JP4567432B2 - 法面の作業床構築システムと作業床構築装置及び作業床パネル - Google Patents

法面の作業床構築システムと作業床構築装置及び作業床パネル Download PDF

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Description

この発明は、法面の工事において、各種作業を行うための足場を構築する法面の作業床構築システムと作業床構築装置及び作業床パネルに関する。
地盤の不安定な傾斜面や切土には、法枠や吹付けコンクリート等による補強を施して崩落の防止が図られているが、地震や台風による自然災害により、地すべり、岩盤崩落、老朽化した前記補強の剥落といった斜面災害が多く発生し、これらの復旧工事には、法面に足場を組み、上面に作業床を有する足場を構築し、作業床に載置した作業機械で工事を行う必要がある。
従来、上記のような作業に用いる足場は、法面の部分に順次上方に継足して起立配置した単管パイプをクランプを用いて布材で結合することでパイプ構造物の足場を構築し、この足場の上に足場板を敷設することによって作業床を形成するようにしていた。
しかし、クランプを用いて単管パイプと布材を結合して組み立てる足場は、組み立てや解体が煩雑となり、軟弱な地盤、傾斜地における足場の組み立て、盛り替え、解体作業は危険性を伴い、大変な時間と費用を必要とするという問題がある。
具体的には、膨大な数量の単管パイプとクランプの締結に時間を要し、クランプ緊結部の緩み、外れ、緊結忘れが発生する危険がある。
単管パイプと布材の間隔及び通りを測りながらの作業、各層の布材の水平レベル調整、作業床の水平レベル調整等に手間がかかり、単管パイプの最上部にクランプで堅結した布材を大引とするため、強度上に問題があり、強度計算上、建地パイプと布材の感覚が狭くなるため、施工上、作業員の移動や材料搬入が困難となり、杉板による作業床の番線による堅結は緩みが生じやすく、足場解体時に発生する番線屑の放置、収集、処分が発生するという問題がある。
そこで、この発明の課題は、ユニット化と共に合理的に強化設計された部材構成により、単管足場に比べて大幅な資材重量の削減が可能になり、作業性と安全性、工期と経済性の向上だけでなく、盛り替えと転用が容易に行える法面の作業床構築システムと作業床構築装置及び作業床パネルを提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、法面の部分に起立配置したパイプ構造物の足場を構築し、この足場において法面の面方向に沿って位置する両側縦柱の上端間にトラス大引をピン結合によって架設し、下面にトラスが一体化された作業床パネルを平行する前記トラス大引間の上にピン結合によって架設し、この作業床パネルの法面と反対側の上部に手摺りと幅木を配置し、このようにして法面の面方向に沿って作業床パネルを敷設することによって足場の上に連続した作業路を形成する構成を採用したものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記足場において、法面の面方向に沿って位置する両側縦柱の上端間に、足場の所要スパンにおいて桟橋用のトラス大引と作業床パネルを傾斜状に架設することにより、作業路の段差部分を連続させるようにする構成を採用したものである。
請求項3の発明は、法面の部分に順次上方に継足して起立配置する足場構成部材と、隣接する足場構成部材を連結する布材と、前記足場構成部材の上端に取付ける大引受け金具と、端部をこの大引受け金具の上に載せてピン結合し、法面の面方向に沿って位置する両側足場構成部材の上端間に架設するトラス大引と、下面にトラスが一体化され、平行する前記トラス大引間の上にピン結合によって架設する作業床パネルと、架設したこの作業床パネルの法面と反対側の上部に配置する手摺りと幅木からなり、前記トラス大引間に作業床パネルを連続するよう敷設することにより、法面の面方向に沿って連続した作業路を形成することができる構成を採用したものである。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、隣接する足場構成部材を連結する布材の両端部に貫通孔を設け、上下布材の対角位置間に斜めの状態で配置する筋交いの両端に、布材に対して弾力的に外嵌する二片の連結板を突設し、この連結板の布材に対して外嵌する先端側の対向面に前記貫通孔への係合ピンを設け、前記連結板の筋交いに対する取付け側に、押し込みによって先端側を拡開させて係合ピンを貫通孔から抜き取る押し込みピンを設けた構成を採用したものである。
請求項5の発明は、パネルの下面に複数のトラスを所定の間隔で平行状に取付け、このトラスがパネルの下面に重なる折畳み状態から下方に垂下する回動自在になり、各トラスの両端に大引への載置金物が設けられている構成を採用したものである。
この発明によると、足場構成部材やトラス大引と作業床パネルをユニット化し、合理的に強化設計された部材構成により、単管足場に比べて大幅な資材重量の削減が可能になり、機材の軽量化が可能になり、しかも、機能的にデザイン化された各部材は取り回しが容易で結合部が自動的にロックされ、組み立てに特別な工具を必要としないので、作業性の向上が図れる。
また、傾斜地であっても、軽量化された部材の組み立てにより、安全に作業を進めることができ、3次元的方向に対して任意の位置で分解又は接続が可能となり、盛り替えと転用が簡単に行え、足場の安全性向上と工期短縮及び経費の削減が可能になる。
更に、作業床パネルの敷設により、法面の面方向に沿って作業床を連続して形成することができ、しかも、桟橋用のトラス大引と作業床パネルの採用により、作業員だけでなく作業機材の法面の面方向に沿う移動が自由となり、盛り替えによって法面に対する工事が能率よく行えるようになる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1乃至図3に示のように、法面の作業床構築システムは、足場構成部材として支柱1を採用し、法面の部分にこの支柱1を用いて構築するパイプ構造物の足場Aと、この足場Aにおける支柱の上端部に取付ける大引受け金物2と、両端部を大引受け金物2で支持することによって、法面の面方向に沿って位置する両側支柱1の上端間に架設するトラス大引3と、平行する前記トラス大引3間の上に架設され、連続した作業路Bを形成する作業床パネル4と、足場Aの上部において、この作業床パネル4の法面と反対側の上部に配置する手摺り柱5と幅木6によって組み立てられ、盛り替えによって生じる前記作業路Bの段差に対して、傾斜状につなぐ桟橋部分を形成するために、別に桟橋用のトラス大引3aと作業床パネル4a等が用意されている。
前記足場Aは、順次上方に継足すようにした支柱1と、最下部支柱の下端を支持するジャッキベース7と、隣接する支柱1を結合する布材8と、上下に位置する布材8の対角位置を結合する筋交い9と、支柱1の下部を法面に施工した法枠Cに固定する法枠クランプ10を用いて組み立てるようになっている。
上記支柱1は、図4(a)のように、鋼管の外部に水平のフランジ11を一定間隔の配置で固定し、上端に上位支柱の下端を差し込むことによって自動的にロックすることのできる接続ジョイント12を突設して形成され、上記フランジ11には、四方の位置に布材8の結合孔13が設けられている。ちなみに、フランジ11の配置は上下の間隔hが450mmに設定されている。
上記布材8は、図4(b)と図6のように、支柱1のフランジ11に差し込むことにより、結合孔13を利用して自動的に固定するロック金具14を鋼管の両端に設けて形成され、前記ロック金具14は、フランジ11への差し込みスリット15を先端で開口するよう水平に設けた二又金物16に、スリット15をフランジ11に差し込むことによって結合孔13へ落ち込み、フランジ11に布材8の端部を固定するロック部材17を取付けた構造になっている。
上記支柱1と布材8は、それぞれ長さの異なるものが用意され、図4(a)のように、支柱1は、長さLが3,600mm、2,700mm、1,800mm、900mm、450mm、225mmの6種類が用意され、法面の条件に応じて選択使用するようになっている。
また、図4(b)のように、布材8は、長さLが1,800mm、900mm、600mmの3種類が用意され、支柱1をそれぞれの長さ配置で結合するようになっている。
上記大引受け金物2は、最上部支柱1の上端に取り付けるものであり、図3(a)と図6のように、接続ジョイント12に外嵌する短尺パイプ24の上端に上向きコ字状の受け金具25を固定し、受け金具25の上面で両端部寄りの位置にピン26突設した構造になっている。
上記トラス大引3は、角パイプ27の下部に補強トラス28を溶接して形成され、大引受け金物2の受け金具25に嵌め込む両端部の下面にはピン26への結合孔29が設けられ、このトラス大引3は、長さLが1,800mmと900mmの2種類が用意されている。
上記作業床パネル4は、複数枚の杉板を密に並べて下面を横棧で結合したパネル30の下面に、補強用となる複数のトラス31(図4dでは4本)を長さ方向に所定の間隔で平行状に枢止金具で取り付け、パネル30の下面に重なる折畳み状態から下方に垂下する回動自在にすると共に、各トラス31の両端に、下向きL字形に形成され、トラス大引3の角パイプ27に対して外接する載置金物32が設けられている。
上記作業床パネル4の両端に位置するトラス31において、載置金物32にはトラス大引3の角パイプ27上に重なる面に下向きのピン33が突設され、トラス大引3の角パイプ27には、両端の上面位置にピン33の結合孔34が設けられている。
この作業床パネル4は、図4(d)において、長さLと幅Wの関係が、長さLが1,800mmに対して幅Wが900mm、600mm、400mmの三種類と、長さLが900mmに対して幅Wが900mm、600mm、400mmの三種類の計六種類が用意されている。
上記手摺り柱5は、図9のように、支柱1の外側に配置する取付けパイプ35の下端部に、支柱1に対して外接するホルダー36と、上部寄りの途中に、布材8と同様、支柱1のフランジ11に差し込むことによって自動的に固定するロック金具14を設け、前記取付けパイプ35の上端部に垂直となる柱パイプ37を支柱1と同軸心の配置になるよう固定し、この柱パイプ37の下端部と中間部及び上端部に支柱1と同じフランジ11が固定され、フランジ11よりも下部の両側面にそれぞれ複数のピン孔38が設けられている。
この手摺り柱5を支柱1に取付けた状態で、隣接する柱パイプ37の上端と中間のフランジ11間には、布材8と同様両端にロック金具14を設けた手摺りパイプ39を、フランジ11への結合によって架設するようになっている。
幅木6は、柱パイプ37の下端フランジ11と作業床パネル4におけるパネル30の上面間に収まる高さと、隣接する柱パイプ37間に収まる長さを有し、その両端に柱パイプ37のピン孔38に結合するピン40が突設され、長さLが1,800mmと900mmの二種類が用意されている。
また、足場Aの所要スパンにおいて、作業路Bの段差部分を連続させる傾斜状の桟橋部分を形成するため、傾斜状に架設する桟橋用のトラス大引3aと作業床パネル4a、幅木、手摺りパイプ等は、図示省略したが、上述した水平に架設するものと同様の構造において、両端部が傾斜状態で相手に結合できるようになっており、この桟橋部分に使用する大引受け金物は、図5(b)のように、受け金具25が中間部を境に一端側が水平で他端側が上又は下向きの傾斜状に屈曲した構造になっている。
この傾斜状の桟橋部分は、足場Aのスパンが1,800mmと900mmの何れにおいても、両端の上下差が450mmになるような傾斜角度に設定されている。
上記足場Aにおける支柱1の下部を法枠Cに固定する法枠クランプ10は、図10のように、法枠Cの枠縁部分を、主杆41に設けた一対の掴み片42で挟み込んでボルトの締付けにより固定するような構造になっており、法枠Cの枠縁部分と足場Aの支柱1における下部を鋼管クランプ43と短管44を用いて結合することで、構築した足場Aの強度向上を図っている。
なお、詳細を略したが、組み立てた足場Aには、昇降用の階段やその手摺り、作業床を形成するための床付き布枠を取付けるほか、単管とクランプを用いた根がらみ45や大筋交い46等によって適宜補強するようになっている。
図11乃至図13は、作業足場の構築に用いる支柱1とロック金具及び、法面に対する作業足場の設置構造の他の例を示し、法面に対して固定するための斜面ブラケット48を用いている。
上記支柱1には、外周面の四箇所の位置にホルダー49を溶接によって固定し、このホルダー49群を上下に所定間隔の配置で設けた構造になっている。
図13のように、布材8の端部に設けたロック金具14aは、ホルダー49内に挿入する差込み片50を有し、この差込み片50の下端部で、この差込み片50をホルダー49内に挿入した状態でホルダー49の下端に臨む部位に、ホルダー49に対する抜け止め用の係止金具51をピン52で枢止し、この係止金具51に枢止点を中心として偏心する係止縁53を設け、この係止縁53が、係止金具51をホルダー49からの差込み片51の抜き取りを可能とした位置でホルダー49の下縁から離反し、ホルダー49に対する係止金具51の係止位置でホルダー49の下縁に作用するように形成されている。
上記差込み片50は、ホルダー49内に挿入した状態でホルダー49の上縁に対する当接部54を有し、上記係止金具51がばねによって、ホルダー49からの差込み片50の抜き取りを可能とした位置と、ホルダー49に対する係止金具51の係止位置の何れかを弾力的に保持するようになっている。
ここで、上記した差込み片50は、ホルダー49内に挿入したとき、内側縁の上部に設けた当接部54がホルダー49の上縁に対して当接すると同時に、垂直となる外端面が支柱1の外面に当接することにより、支柱1と布材8は直角の結合状態となる。
上記差込み片50は、内側面で開放する断面コ字状となり、この差込み片50の下端部で両側の対向する側壁間に係止金具51が納まり、係止金具51はピン52側壁に回転可能に取付けられ、ピン52は軸心がホルダー49の下縁よりも下方の位置になるように設定されている。
このようなロック金具14aによると、差込み片50の下端部で、この差込み片50をホルダー49内に挿入した状態でホルダー49の下端に臨む部位に、ホルダー49に対する抜け止め用の係止金具51を枢止したので、差込み片50をホルダー49内に挿入して係止金具51を係止位置にすることにより、ホルダー49に対して差込み片51は抜け止め状態となり、二つの部材を確実に結合することができ、係止位置にある係止金具51は、枢止点に対して偏心する係止縁53がホルダー49の下縁に当接するので、係止縁53は引き抜き力に対してホルダー49に対して食い込むように作用し、これによって耐引き抜き強度の優れた結合が得られることになる。
更に、差込み片50に取付けた係止金具51は外部から見えるので、二つの部材の結合した抜け止め状態を目視確認することができ、これにより、二つの部材の結合によって組み立てる構造物の安全に対する信頼性が向上するという利点がある。
図11のように、法面に対する作業足場Aの固定には、法面の傾斜角度の急な部分に用いる斜面ブラケット48aと、同じく法面の傾斜角度の緩い部分に用いる斜面ブラケット48bが用意されている。
この斜面ブラケット48は、図12に示すように、水平材55の一端側に垂直材56を直角に固定し、水平材55の他端側の上面に支柱1の接続ジョイント12と、下面に垂直の短尺パイプ57を設け、前記水平材55の他端側と垂直材56の下端部を斜材58で結合し、前記水平材55の一端側と垂直材56の下端部に上述したロック金具14aを固定した構造を有し、法面の傾斜角度の急な部分に用いる斜面ブラケット48aは図12(a)のように上下に長く、法面の傾斜角度の緩い部分に用いる斜面ブラケット48bは図12(b)のように上下に短い三角形になっている。
作業足場の構築において、法面の傾斜角度が緩い下部の位置においては、斜面ブラケット48bを隣接する支柱1と法面の間に設置し、この斜面ブラケット48bは支柱1に対してロック金具14aで取付け、水平材55の端部と短尺パイプ57の下端に取付けたジャッキベース7を法面に当接させ、ジョイント12に支柱1を接続することで足場Aを組み立てるものである。
また、法面の傾斜角度がきつい上部の位置においては、斜面ブラケット48aを隣接する支柱1と法面の間に設置し、この斜面ブラケット48aは支柱1に対してロック金具14aで取付け、水平材55の端部に取付けたジャッキベース7を法面に当接させ、ジョイント12に支柱1を接続することで足場Aを組み立てるものである。
なお、短尺パイプ57の下端に取付けたジャッキベース7を法面で支持するため、法面に水平部を切削加工すると共に、水平材55の端部に取付けたジャッキベース7は、ベース板が上下に角度可変となり、法面の傾斜角度の変化に対応することができる構造になっている。
このような斜面ブラケット48の採用により、傾斜する法面に対して足場Aを強度的に安定よく構築することができ、このため、根がらみ45や大筋交い46が不要になるという利点がある。
上記の足場Aにおいて、支柱1を連結する上下の布材8は、必要な箇所を筋交い9で結合し、足場Aの強度を向上させるようにする。
図6と図14のように、支柱1を連結する布材8の両端部に水平方向の貫通孔18を設け、上下布材8の対角位置間に斜めの状態で配置する筋交い9は、その両端に、途中の結合ピン19を支点に開閉自在となり、布材8の幅に対して板バネ20の作用で先端側が弾力的に外嵌する一対の連結板21を突設し、この連結板21の先端側の対向面に前記貫通孔18への係合ピン22を設け、前記連結板21の筋交い9に対する取付け側に、押し込みによって先端側を拡開させて係合ピン22を貫通孔18から抜き取るための押し込みピン23を設けて形成されている。
このような構造の筋交い9は、上下布材8を対角位置間で結合した状態で、その軸線が平面的に布材8の軸線と平行して重なる配置となり、布材8からの負荷が筋交いに直線的にかかり、筋交い9の耐座屈性能が改善されるという利点がある。
なお、図示例では、足場構成部材に支柱1を用い、この支柱1が足場の縦柱となるようにしたが、足場構成部材として図示省略したが既存の足場用建枠を採用することができる。
次に、法面に作業床を構築する方法を説明する。
例えば、法枠Cを施工した法面にジャッキベース7を所定間隔の配置で設置してその上に支柱1を立設し、隣接する支柱1を布材8で結合すると共に上下布材8を筋交い9で結合し、架設した床付き布枠を足場にして各支柱1を上方に継足しながらこれを繰り返すことにより、法面の面方向に沿うスパンが1,800mm又は900mmで幅が900mm又は600mmとなる、法面の高さと長さに対応した足場Aを構築する。
組み立てた足場Aの支柱1における下部は法枠Cに法枠クランプ10を用いて固定化し、この足場Aには、昇降用の階段やその手摺り、作業床を形成するための床付き布枠を取付けるほか、単管とクランプを用いた根がらみ45や大筋交い46によって適宜補強するようにする。
この足場Aの最上部において、各支柱1の上端に大引受け金物2を取付け、法面の面方向に沿って位置する両側支柱1の上端間に、両端を大引受け金物2に嵌め込んでピン結合することによってトラス大引3を架設し、このトラス大引3で前記両側支柱1の上端を結合する。
次に、平行するトラス大引3間の上部に作業床パネル4を水平状態で位置させると、下面の各トラス31は垂下し、両端に位置するトラス31の載置金物32に設けたピン33を角パイプ27結合孔34に係合するようにトラス大引3間に嵌め込むと、各トラス31の端部に設けた載置金物32が角パイプ27の上面と側面に外接することで、幅方向に位置して隣接する支柱1の上端が作業床パネル4によって結合される。
上記作業床パネル4は、トラス大引3間に取付けることで、トラス大引3間の上面にパネル30を張設した状態になり、このようにして、支柱1の上端部に作業床パネル4を、法面の面方向及び足場Aの幅方向に順次敷設することにより、法面の面方向に沿って連続し、幅方向に必要な幅を有する作業床Bが形成されることになる。
また、足場Aの最上部において、作業床Bの法面と反対側で支柱1の上端部及び、作業床パネル4を張設しない支柱1の上端部には、支柱1の外側に手摺り柱5を取付け、隣接する手摺り柱5の柱パイプ37間の上部に手摺りパイプ39を架設すると共に、下部に幅木6を取付け、作業者の安全を確保する。
このようにして組み立てられた足場Aの作業床C上に作業機械Dを設置し、図2(a)のように、法面に対する補強や補修等の工事を行うものであり、作業床Cが法面の面方向に連続しているので、作業機械Dを法面の面方向に移動させながら工事を進行させることができる。
次に、作業の進行に伴う盛り替えは、図2(b)のように、手摺り柱5と幅木6及び作業床パネル4、トラス大引3を順に取外して上部の支柱1を抜き取り、この後、残した支柱1の上端に上述したと同様の手順で作業床Bを形成すればよく、作業の進行と共にこのような盛り替えを繰り返して行うことにより、法面に対する作業場所の移動が可能になる。
このような盛り替えによって、作業床Bに段差が生じた場合は、段差部分の数スパンにおいて、桟橋用のトラス大引3aと作業床パネル4a、大引受け金物、幅木、手摺りパイプ等を用い、図1のように、これを傾斜状に架設することによりの桟橋部分を形成すれば、作業床の全長における作業機械Dの移動が行えることになる。
上記のように、この発明の足場Aは、法面のような傾斜地であっても、ユニット化と軽量化された部材の組み立てにより、安全に作業を進めることができ、3次元的方向に対して任意の位置で分解又は接続が可能となり、盛り替えと転用が簡単に行え、足場Aの安全性向上と工期短縮及び経費の削減が可能になると共に、作業床パネル4のピン結合による敷設により、法面の面方向に沿って作業床Bを連続して形成することができ、しかも、桟橋用のトラス大引と作業床パネルの採用により、作業員だけでなく作業機材の法面の面方向に沿う移動が自由となり、盛り替えによって法面に対する工事が能率よく行えるようになる。
法面に構築した作業足場の正面図 (a)は法面に構築した作業足場の側面図、(b)は盛り替え後の作業足場の側面図 (a)は法面に構築した作業足場の上部構造を示す正面図、(b)は同側面図 (a)乃至(f)は作業足場の構成部材を示し、(a)は支柱の正面図、(b)は布材の正面図、(c)はトラス大引の正面図、(d)は作業床パネルの平面図と正面図、(e)は手摺り柱の正面図、(f)は幅木の正面図 (a)は大引受け金物の一部切り欠き正面図、(b)は桟橋用の大引受け金物を示す正面図 作業足場の上部構造を構築するための部材を示す分解斜視図 作業床パネルの裏面構造を示す斜視図 作業足場の上部構造を示す要部の拡大した正面図 手摺り柱と幅木及び手摺りパイプの分解斜視図 法枠クランプの使用状態を示す正面図 法面に構築した作業足場の他の例を示す側面図 (a)は同上の作業足場において、法面の傾斜角度の急な部分に用いる斜面ブラケットの正面図、(b)は同じく法面の傾斜角度の緩い部分に用いる斜面ブラケットの正面図 (a)は同上の作業足場において、支柱に対する布材や斜面ブラケットの結合に用いるロック金具の正面図、(b)は同上の結合状態を示す正面図 (a)は作業足場の筋交いを示す使用状態の正面図、(b)は筋交いの端部構造を示す拡大した正面図、(c)は同横断平面図
符号の説明
A 足場
1 支柱
2 大引受け金物
3 トラス大引
4 作業床パネル
5 手摺り柱
6 幅木
7 ジャッキベース
8 布材
9 筋交い
10 法枠クランプ
11 フランジ
12 接続ジョイント
13 結合孔
14 ロック金具
15 差し込みスリット
16 二又金物
17 ロック部材
18 貫通孔
19 結合ピン
20 板バネ
21 連結板
22 係合ピン
23 押し込みピン
24 短尺パイプ
25 受け金具
26 ピン
27 角パイプ
28 補強トラス
29 結合孔
30 パネル
31 トラス
32 載置金物
33 ピン
34 結合孔
35 取付けパイプ
36 ホルダー
37 柱パイプ
38 ピン孔
39 手摺りパイプ
40 ピン
41 主杆
42 掴み片
43 鋼管クランプ
44 短管
45 根がらみ
46 大筋交い
48 斜面ブラケット
49 ホルダー
50 差込み片
51 係止金具
52 ピン
53 係止縁
55 水平材
56 垂直材
57 短尺パイプ

Claims (5)

  1. 法面の部分に起立配置したパイプ構造物の足場を構築し、この足場において法面の面方向に沿って位置する両側縦柱の上端間にトラス大引をピン結合によって架設し、下面にトラスが一体化された作業床パネルを平行する前記トラス大引間の上にピン結合によって架設し、この作業床パネルの法面と反対側の上部に手摺りと幅木を配置し、このようにして法面の面方向に沿って作業床パネルを敷設することによって足場の上に連続した作業路を形成する法面の作業床構築システム。
  2. 上記足場において、法面の面方向に沿って位置する両側縦柱の上端間に、足場の所要スパンにおいて桟橋用のトラス大引と作業床パネルを傾斜状に架設することにより、作業路の段差部分を連続させるようにする請求項1に記載の法面の作業床構築システム。
  3. 法面の部分に順次上方に継足して起立配置する足場構成部材と、隣接する足場構成部材を連結する布材と、前記足場構成部材の上端に取付ける大引受け金具と、端部をこの大引受け金具の上に載せてピン結合し、法面の面方向に沿って位置する両側足場構成部材の上端間に架設するトラス大引と、下面にトラスが一体化され、平行する前記トラス大引間の上にピン結合によって架設する作業床パネルと、架設したこの作業床パネルの法面と反対側の上部に配置する手摺りと幅木からなり、前記トラス大引間に作業床パネルを連続するよう敷設することにより、法面の面方向に沿って連続した作業路を形成することができる法面の作業床構築装置。
  4. 隣接する足場構成部材を連結する布材の両端部に貫通孔を設け、上下布材の対角位置間に斜めの状態で配置する筋交いの両端に、布材に対して弾力的に外嵌する二片の連結板を突設し、この連結板の布材に対して外嵌する先端側の対向面に前記貫通孔への係合ピンを設け、前記連結板の筋交いに対する取付け側に、押し込みによって先端側を拡開させて係合ピンを貫通孔から抜き取る押し込みピンを設けた請求項3に記載の法面の作業床構築装置。
  5. パネルの下面に複数のトラスを所定の間隔で平行状に取付け、このトラスがパネルの下面に重なる折畳み状態から下方に垂下する回動自在になり、各トラスの両端に大引への載置金物が設けられている法面の作業床構築に用いる作業床パネル。
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