JP3127555U - 高所作業用足場装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】柱に取付けることで高い位置に作業足場を確保することができ、構造が簡単で取付け取り外しに手間がかからず、高所での作業が安全に能率よく行うことができる高所作業用足場装置を提供する。
【解決手段】角形鋼管を用いた構造物の柱に対して一面側から外接する断面コ字状で上下に長い取付け杆2の上端部に、この取付け杆2の柱に対する嵌合方向に沿って、構造物の柱と反対方向に突出する水平の足場台3と、この足場台3を形成するアングル材6、6を延長させることによって前記柱の両側から柱の他面側に突出する一対の突出部4、4を設け、両側突出部4、4の先端間に、構造物の柱の他面側に対して当接する係止軸5が抜き差し可能に架設してある。
【選択図】図1

Description

この考案は、構造物の骨組みとなる鉄骨構造の組み立て作業等に用いる高所作業用足場装置に関する。
構造物の骨組みとなる鉄骨構造の組み立て作業は、柱の立設と柱間への梁材の架設を上階に向けて繰り返し行うものであり、柱間への梁材の架設は高所作業となる。
従来、柱間への梁材の架設作業は、柱に設けた梁接続材の上に作業者が載り、吊り上げた梁材と柱に設けた梁接続材をボルト締結や溶接によって接続するようにしている。
また、柱間への梁材の架設作業用として、柱の周囲を囲むように、足場枠を四方に配置し、これを下階の床上に支える簡易ステージが提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−321456号公報
しかし、柱に設けた梁接続材上は、スペース的に極めて狭く、このような上で上記のような接続作業を行うのは、作業性が悪いだけでなく極めて危険な作業となり、このため、作業条件の改善が望まれているのが現状である。
また、上記従来の簡易ステージは、構成部材の数が多く組み立てと解体に手間と経費がかかり、作業能率が悪いという問題がある。
そこで、この考案の課題は、柱に対して簡単に取付けることで高い位置に作業足場を確保することができ、構造が簡単で取付け取り外しに手間がかからず、高所での作業が安全に能率よく行うことができる高所作業用足場装置を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この考案は、構造物の柱に対して一面側から外接する断面コ字状で上下に長い取付け杆の上端部に、この取付け杆の柱に対する嵌合方向に沿って、構造物の柱と反対方向に突出する足場台と、前記柱の両側から柱の他面側に突出する一対の突出部を設け、両側突出部の先端間に、構造物の柱の他面側に対して当接する係止軸を抜き差し可能に架設した構成を採用したものである。
上記足場台が、取付け杆の幅方向の両側に平行状態で水平に固定したアングル材と、この両側アングル材の上面に張設した床材で形成され、上記構造物の柱の他面側に突出する一対の突出部が、前記足場台の形成に用いたアングル材を柱の他面側に突出するよう延長させることによって形成され、一方突出部の先端に係止軸の挿通孔と、他方突出部の先端に係止軸の先端雄ねじをねじ込むためのねじ孔が設けられ、前記係止軸は基端側に回動操作用のハンドルが設けられている構造とすることができる。
また、上記取付け杆の前面に、上下の中間部に位置する足掛け桟と、下端部の位置に掛け吊り具を設けることができる。
ここで、上記取付け杆は、例えば、角形鋼管を用いた柱に外接する内幅を有し、1m程度の上下長さを有するチャンネル材を用い、その上端部に足場台を溶接によって固定し、この足場台の先端は取付け杆の前面との間に設けたチャンネル材の補強材で支持されている。
また、係止軸は、基端側に嵌めたリングにチエンを連結し、このチエンの端部をアングル材に固定することにより、引き抜いたときの不注意による落下発生を防いでいる。
この考案によると、柱に外接する取付け杆の上端部に足場台と、前記柱の両側から柱の他面側に突出する一対の突出部を設け、両側突出部の先端間に、構造物の柱の他面側に対して当接する係止軸を抜き差し可能に架設したので、柱に取付け杆を重ねて両側突出部の先端間に係止軸を架設すれば、取付け杆の上部で柱を抱持することで柱に対して固定でき、この取付け杆の上部にある足場台で作業足場を確保でき、この足場台に上って作業すれば、作業条件の改善により、高所作業が安全に能率よく行うことができる。
また、構造が簡単でコスト的に安価であり、柱に対する取付けも簡単で、作業の終了時は、係止軸を引き抜くだけで手間がかからず柱から撤去でき、他の位置での使用に速やかに対応することができて便利である。
以下、この考案の実施の形態を図示例と共に説明する。
図示のように、高所作業用足場装置1は、構造物Aの角形鋼管を用いた柱Bに一面側から外接する取付け杆2の上端部に、この取付け杆2の柱Bに対する嵌合方向に沿って、構造物Aの柱Bと反対方向に突出する足場台3と、前記柱Bの両側から柱Bの他面側に突出する一対の突出部4、4を設け、両側突出部4、4の先端間に、構造物Aの柱Bの他面側に対して当接する係止軸5を架設した構造になっている。
上記取付け杆2は、例えば、角形鋼管を用いた柱Bに外接する内幅を有し、1m程度の上下長さを有する、1.6mm厚、103×40×40mmのチャンネル材を用い、その上端部に足場台3が溶接によって固定されている。
上記足場台3は、取付け杆2の幅方向の両側に平行状態で取付け杆2と直角となる水平に固定したアングル材6、6と、この両側アングル材6、6の先端を結合するフラットバー7と、両側アングル材6、6間の上面に張設したエキスパンドメタル等の床材8で形成され、その上面に載ることにより作業者が安定して作業が行える広さの作業床を確保している。
図3のように、上記構造物Aの柱Bの他面側に突出する一対の突出部4、4は、前記足場台3の形成に用いたアングル材6、6を柱Bの他面側に突出するよう延長させることによって形成され、一方突出部4の垂直片の先端に係止軸5の挿通孔9と、他方突出部4の垂直片の先端に係止軸5の先端雄ねじ10をねじ込むためのねじ孔を有するナット11が設けられている。
上記係止軸5は基端側に、先端雄ねじ10をナット11に対してねじ込んだり離脱させるための回動操作用のハンドル12が設けられ、この基端側に抜け止め状に嵌めたリング13に適宜長さのチエン14を連結し、このチエン14の端部をアングル材6に固定することにより、係止軸5を引き抜いたときの不注意による落下の発生を防いでいる。
図示の場合、足場台3の先端は取付け杆2の前面との間に傾斜して設けたチャンネル補強材15で支持されていると共に、取付け杆2の前面に、上下の中間部の位置に鉄筋を折り曲げて形成した足掛け桟16と、下端部の位置に同じく鉄筋をコ字状に折り曲げた掛け吊り具17が設けられ、足場台3に対する昇降に足掛け桟16を利用すると共に、掛け吊り具17は、高所作業用足場装置1を使用しないときに、上下を反転して上部の梁等に掛け吊るためのものである。
なお、図1に一点鎖線で示すように、取付け杆2の下端外面に補強板18を貼り付け、取付け杆2の下端に損傷が発生するのを防止するようにしてもよい。
この考案の高所作業用足場装置は、上記のような構成であり、図5のように、構造物Aの骨組みとなる鉄骨構造の組み立て作業において、立設した柱Bに対して、両側突出部4、4を柱Bに嵌めながら、柱Bの一面側に取付け杆2を重ねて外接させ、その下端を下部の梁C上に載せた状態で、柱Bの他面側に対して突出する両側突出部4、4の先端間に係止軸5を架設すれば、取付け杆2の上部と係止軸5及び両側突出部4、4により柱Bを抱持することで柱Bに対して垂直に固定でき、取付け杆2の上部にある足場台3が水平に配置される。
この状態で、作業者は足掛け桟16を利用して足場台3に上り、柱Bと上部梁Dとの結合作業を行えばよく、取付け杆2の上部にある足場台3で作業の行い易い位置に足場を確保でき、十分な平面の確保により、高所作業が安全に能率よく行うことができる。
上記足場台3は、取付け杆2の上端部で取付け杆2の柱Bに対する嵌合方向に沿って、柱Bと反対方向に前面側へ水平状態で突出しているので、足場台3上に載る作業者の体重による荷重は、取付け杆2を柱Bに圧接する方向に作用し、上記のように、取付け杆2の上部で柱Bを抱持するだけで、十分な取付け強度を確保できる。
また、作業の終了時は、係止軸5を回転させ、ナット11との螺合を解いて引き抜くだけで、高所作業用足場装置1の全体を簡単に柱Bから撤去でき、取外した高所作業用足場装置1は、上下を反転して掛け吊り具17で上部の梁Dに掛け吊るようにすれば、他の位置での使用に速やかに対応することができて便利である。
この考案に係る高所作業用足場装置の斜視図 高所作業用足場装置の正面図 図2の矢印III−IIIの拡大した横断平面図 高所作業用足場装置の拡大した縦断正面図 高所作業用足場装置の使用状態を示す斜視図
符号の説明
1 高所作業用足場装置
2 取付け杆
3 足場台
4 突出部
5 係止軸
6 アングル材
7 フラットバー
8 床材
9 挿通孔
10 先端雄ねじ
11 ナット
12 ハンドル
13 リング
14 チエン
15 チャンネル補強材
16 足掛け桟
17 掛け吊り具
18 補強板
A 構造物
B 柱
C、D 梁

Claims (3)

  1. 構造物の柱に対して一面側から外接する断面コ字状で上下に長い取付け杆の上端部に、この取付け杆の柱に対する嵌合方向に沿って、構造物の柱と反対方向に突出する足場台と、前記柱の両側から柱の他面側に突出する一対の突出部を設け、両側突出部の先端間に、構造物の柱の他面側に対して当接する係止軸を抜き差し可能に架設した高所作業用足場装置。
  2. 上記足場台が、取付け杆の幅方向の両側に平行状態で水平に固定したアングル材と、この両側アングル材の上面に張設した床材で形成され、上記構造物の柱の他面側に突出する一対の突出部が、前記足場台の形成に用いたアングル材を柱の他面側に突出するよう延長させることによって形成され、一方突出部の先端に係止軸の挿通孔と、他方突出部の先端に係止軸の先端雄ねじをねじ込むためのねじ孔が設けられ、前記係止軸は基端側に回動操作用のハンドルが設けられている請求項1に記載の高所作業用足場装置。
  3. 上記取付け杆の前面に、上下の中間部に位置する足掛け桟と、下端部の位置に掛け吊り具を設けた請求項1又は2に記載の高所作業用足場装置。
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