JP3151872U - 仮設足場の幅木クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を減らして作業性の向上を図るとともに、着脱作業の最中に部品が落下するおそれがない仮設足場の幅木クリップを提供する。【解決手段】仮設足場の足場板の側部に配置される幅木Bを足場支柱Pに固定するための幅木クリップ10であって、前記足場支柱Pへの差込み開口部25を有する環状本体20と、前記差込み開口部25の反対側の環状本体20に下方へ延設して形成された支柱係止部と、前記差込み開口部25の両側にアーム部45を介して下方にL字状に形成され支柱Pとの間で幅木Bを挟着保持する幅木保持部40とを配して構成する。【選択図】図2

Description

本考案は、仮設足場の幅木クリップに関する。
建設現場において、建設作業者は金属製の仮設足場を構築し、その足場の上で作業することが多い。この足場は、金属製のパイプと足場板によって構成され、その足場板の道路等に面する外側の端に幅木を配置している。
幅木は建設作業者が足場板から足を踏み外したり、工具等の道具が落下するのを防ぐために取り付けられる。幅木の取付には、従来針金等が利用され固定されていたが、取付に手間がかかり、さらには足場を解体する際にも取り外しに時間がかかるという嫌いがあった。
これに対して、足場の支柱に掛止杆を備える着脱可能なクランプをボルトで固定する幅木固定用金具が知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、この幅木固定用金具では、針金等による固定に比して足場の取付けや解体作業の手間は解消されているものの、ボルトでクランプを固定する作業を必要とし、また細かな部品を有するとともに部品点数が多いことから、作業中の部品の落下等も懸念される。
実開平5−42504号公報
本考案は前記の点に鑑みなされたものであり、部品点数を減らして作業性の向上を図るとともに、着脱作業の最中に部品が落下するおそれがない仮設足場の幅木クリップを提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、仮設足場の足場板の側部に配置される幅木を足場支柱に固定するための幅木クリップであって、前記足場支柱への差込み開口部を有する環状本体と、前記差込み開口部の反対側の環状本体に下方へ延設して形成された支柱係止部と、前記差込み開口部の両側にアーム部を介して下方にL字状に形成され支柱との間で幅木を挟着保持する幅木保持部とを有することを特徴とする仮設足場の幅木クリップに係る。
請求項2の考案は、前記支柱係止部が倒コ字状に形成された請求項1に記載の仮設足場の幅木クリップに係る。
請求項3の考案は、前記環状本体、支柱係止部及び幅木保持部が単一の丸棒部材によって一体に形成された請求項1又は2に記載の仮設足場の幅木クリップに係る。
請求項1の考案に係る仮設足場の幅木クリップは、仮設足場の足場板の側部に配置される幅木を足場支柱に固定するための幅木クリップであって、前記足場支柱への差込み開口部を有する環状本体と、前記差込み開口部の反対側の環状本体に下方へ延設して形成された支柱係止部と、前記差込み開口部の両側にアーム部を介して下方にL字状に形成され支柱との間で幅木を挟着保持する幅木保持部とを有するため、従来に比して部品点数を大幅に減らすことができ、従来に比して作業性が格段に向上するとともに、着脱作業の最中に部品が落下するおそれがない。
請求項2の考案は、請求項1において、前記支柱係止部が倒コ字状に形成されたものであるため、支柱係止部を容易に形成することができるとともに、環状本体の安定性をより向上させることができる。
請求項3の考案は、請求項1又は2において、前記環状本体、支柱係止部及び幅木保持部が単一の丸棒部材によって一体に形成されたものであるため、最少の部品で幅木クリップを構成することができ、作業中でも部品等の落下するおそれがない。
本考案の一実施例に係る仮設足場の幅木クリップの斜視図である。 図1の幅木クリップを用いて支柱に幅木を固定した状態を表す斜視図である。 図1の幅木クリップを用いて支柱に幅木を固定した状態を表す上面図である。 図1の幅木クリップを用いて支柱に幅木を固定した状態を表す側面図である。
図1〜4に示す本考案の一実施例に係る仮設足場の幅木クリップ10は、仮設足場の足場板(図示せず)の側部に配置される幅木Bを足場支柱Pに固定するためのものであって、環状本体20と、支柱係止部30と、幅木保持部40とを有する。図2〜4において、符号B1は幅木Bの上面、B2は幅木Bの前面である。
環状本体20は、足場支柱Pへの差込み開口部25を有する。差込み開口部25は、支柱Pの直径よりもわずかに狭い間隔に設定され、支柱Pを差込む際に弾性的に拡開されて環状本体20内に支柱Pが嵌着可能に構成される。このように構成することにより、支柱Pの差込みに際しては、当該幅木クリップ10を支柱Pに対して押し込む等のワンタッチで取り付けが可能となる。
また、差込み開口部25の間隔としては、支柱Pの直径に応じて適宜設定されるものであるが、例えば、支柱Pの直径より5〜10mm狭くすることが好ましい。支柱Pの直径より狭くする距離が5mmより小さいの場合、差込み開口部25の間隔が広すぎて環状本体20が支柱Pから脱落しやすくなるおそれがあり、10mmより大きいの場合、差込み開口部25の間隔が狭すぎて支柱Pが差込みにくくなる問題がある。実施例の差込み開口部25は、支柱Pの直径より約9mm狭い間隔で形成されている。
支柱係止部30は、図1,4に示すように、差込み開口部25の反対側の環状本体20に下方へ延設して形成される。この支柱係止部30は、支柱Pに対して取り付けた際の環状本体20の安定性を確保するためのものであって、正面視U字状あるいはV字状等、開口部分33を介して並設された支持棒部31,32を有する形状とされ、倒コの字状に形成することが製造効率上好ましい。この支柱係止部30によれば、支柱Pの外周部分に開口部分33を介して支持棒部31,32が当接するため、環状本体20の傾きを防止し、さらに、支柱P表面との摩擦が大きくなることにより、回転も抑制することができる。
また、支柱係止部30の下方への延設長さや開口部分33の間隔は支柱Pの大きさに応じて適宜設定されるが、例えば、延設長としては20〜30mm、開口部分33の間隔としては10〜20mmが好ましい。延設長が20mmより短い場合、支柱Pに取り付けた際の環状本体20の安定性を十分に得ることが困難となり、30mmより長い場合、支柱係止部30が必要以上に大きくなって経済的に不利となる。開口部分の間隔が10mmより狭い場合、支持棒部31,32の間隔が狭くなって環状本体20の安定性を十分に得ることが困難となり、20mmより広い場合、支持棒部31,32の間隔が広すぎて環状本体20が傾きやすくなる問題がある。実施例の支柱係止部30では、延設長が約23mm、開口部分33の間隔が約15mmである。
幅木保持部40は、差込み開口部25の両側にアーム部45,45を介して下方にL字状に形成され支柱Pとの間で幅木Bを挟着保持するように構成される。アーム部45は、支柱Pの直径や幅木Bの厚みに応じて、幅木保持部40が支柱Pとの間で幅木Bを挟着保持可能となる適宜の長さで差込み開口部25から延設される。また、幅木保持部40の下方への延設長としては、幅木Bの高さに応じて適宜設定されるが、例えば、50〜90mmとすることが好ましい。幅木保持部40の延設長が50mmより短い場合、幅木Bを安定して保持することが困難であり、90mmより長い場合、幅木保持部40が必要以上に大きくなって経済的に不利となる。これにより、極めて簡易な構成で容易かつ確実に幅木Bの倒壊を防ぐことができる。
また、本考案の幅木クリップ10では、環状本体20、支柱係止部30及び幅木保持部40が単一の丸棒部材によって一体に形成されていることが好ましい。この幅木クリップ10は、従来公知の丸棒部材の曲げ加工によって形成される。このように、単一の丸棒部材によって形成すれば、最少の部品で幅木クリップ10を構成することができ、細かな部品等が存在しないため作業中でも部品等の落下するおそれがない。
次に、本考案の幅木クリップ10の使用例について説明する。図2〜4に示すように、足場板(図示せず)の外側に位置する足場支柱Pの内側に幅木Bが配置され、幅木Bより上方の支柱Pの外側方向から差込み開口部25を介して幅木クリップ10を押し込んで、環状本体20内に支柱Pが差込まれる。
次いで、幅木クリップ10を支柱Pに沿って下方に移動させ、幅木Bの上面B1にアーム部45,45を当接させるとともに、アーム部45,45を介して下方にL字状に形成された幅木保持部40を幅木Bの前面B2側に配置させて、幅木保持部40と支柱Pとの間で幅木Bが挟着保持される。
また、幅木クリップ10の取り外しに際しては、幅木Bを保持した状態から支柱Pに沿って幅木Bより上方に移動させ、適宜の工具または素手等によってアーム部45,45を介して差込み開口部25を拡開させて、支柱Pの外側方向に押し出すことにより、差込み開口部25を介して環状本体20内から支柱Pが抜き取られる。
以上図示し説明したように、本考案の幅木クリップ10にあっては、最少の部品で構成することが可能であるため、従来に比して部品点数を大幅に減らすことができ、ワンタッチで着脱作業を行うことができるため、繁雑な着脱作業が不要となって従来に比して作業性が格段に向上する。しかも、細かな部品が存在しないから、着脱作業中の部品落下の心配がなく、安全性も向上する。
なお、本考案の仮設足場の幅木クリップは、前述の実施例のみに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。
10 仮設足場の幅木クリップ
20 環状本体
25 差込み開口部
30 支柱係止部
40 幅木保持部
45 アーム部
B 幅木
P 足場支柱

Claims (3)

  1. 仮設足場の足場板の側部に配置される幅木を足場支柱に固定するための幅木クリップであって、
    前記足場支柱への差込み開口部を有する環状本体と、
    前記差込み開口部の反対側の環状本体に下方へ延設して形成された支柱係止部と、
    前記差込み開口部の両側にアーム部を介して下方にL字状に形成され支柱との間で幅木を挟着保持する幅木保持部とを有することを特徴とする仮設足場の幅木クリップ。
  2. 前記支柱係止部が倒コ字状に形成された請求項1に記載の仮設足場の幅木クリップ。
  3. 前記環状本体、支柱係止部及び幅木保持部が単一の丸棒部材によって一体に形成された請求項1又は2に記載の仮設足場の幅木クリップ。
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