JP3222737U - 仮設足場における棒材の支柱への固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】布材等の棒材を支柱に作業性良く固定する固定構造を提供する。【解決手段】支柱の外周面に固定の係止孔4aを有するフランジ4と、上下方向に長い背板11の上下縁から突出した上片及び下片からなるコ字状ホルダ14と、上片の下面に突出して係止孔4aに嵌め込まれた係止杆15と、背板11の内面に軸16を介して揺動可能の上下方向に長いロック片17とから成り、ホルダ背板に棒材5の端部が固定される。ホルダ14の係止杆15を支柱1のフランジ4の係止孔4aに嵌め込み、ロック片17を回動し、その先端をフランジ下側に入れ当接して上方への移動を阻止する。このとき、上下片先端縁の円弧凹状切欠き18aが支柱外面に嵌って棒材5の回転を防止し、ロック片の先端がフランジ下側に入り当接して上方への移動を阻止する。ロック片先端の止片18はその切欠き18aが係止杆15に嵌る。棒材には各種のブラケット、水平材、手摺り、布材、腕木等が考えられる。【選択図】図2

Description

この考案は、仮設足場の支柱に設けられる水平材等の棒材を前記支柱に固定する固定構造に関するものである。
例えば、仮設足場には、図8に示すように、建地材となる縦柱等の前後一対の支柱1、1の複数を建物Hに沿って所要間隔で立設し、その建物Hに沿った支柱1、1間の高さ方向の適宜位置に足場板2を設けるとともに、その足場板2の前面に(又は後面にも)手摺り(手摺り付筋交い)3を設けた構造のものがある(特許文献1、2参照)。手摺り付筋交い3は、水平材3aと筋交いをなす斜材3bとからなる。
この仮設足場において、各支柱1にその長さ方向所要間隔にそれぞれ前後左右に計4個の係止孔4aを有するフランジ(緊結部)4が設けられ、そのフランジ4でもって、上記足場板2及び手摺り3を設けたものがある(特許文献2図1参照)。足場板2は、前後対の支柱1、1間に掛け渡された布材5にフック6を介して取り付けられ、その布材5は、例えば図9に示すように、その端部をフランジ4に嵌め、その嵌合部の係止孔4aに結合部材(プレート)7を挿入して抜け止めしている(図9の水平材3aの端の係止構造、特許文献2図1等参照)。
手摺り3は、例えば、その端のフックをフランジの係止孔4aに嵌め込み、同様に、係止孔4aに結合部材7を挿入して抜け止めしている(特許文献1、図6、図9等参照)。
特開2002−317552号公報 特開2011−231533号公報
上記手摺り3や布材5の支柱1への固定構造は、結合部材7等によってその固定強度が担保されるため、足場板2や手摺り3の安定性は高いが、結合部材7を係止孔4aに挿入しなければならず、その作業が繁雑となっている。
また、その結合部材7の挿入が十分でないと、その固定強度が十分でなく、安全性に問題が生じる。
この考案は、以上の実状の下、布材等の棒材を支柱に作業性良く固定できるとともに、その固定強度も安定して十分に得られるようにすることを課題とする。
上記課題を達成するため、この考案は、棒材の端部に固定金具を固定し、その固定金具を上記フランジに係止孔を介して固定して棒材を支柱に取り付けるようにしたのである。
具体的には、立設した支柱の外周面にその横方向に突出して固定された係止孔を有するフランジと、棒材に固定された固定金具とを備え、固定金具は、上下方向に長い背板の上下縁からそれぞれ横方向に突出した上片及び下片からなる正面視コ字状ホルダと、前記上片の下面に突出した係止杆と、前記背板の内面に軸を介して揺動可能に設けられた上下方向に長いロック片と、を有し、ホルダの上片及び下片の先端縁は支柱の外面に嵌る円弧凹状とし、固定金具の係止杆がフランジの係止孔に上方から嵌め込まれているとともに、上片及び下片の円弧凹状先端縁が支柱の外面に嵌り、ロック片の先端がフランジの下側に入って上方への移動を阻止している構成を採用したのである。
この構成の仮設足場における棒材の支柱への固定構造は、固定金具の係止杆がフランジの係止孔に上方から嵌め込まれて、固定金具のフランジからの水平方向の離脱が防止され、上片及び下片の円弧凹状先端縁が支柱の外面に嵌ることにより、固定金具の支柱周りの妾動が防止され、ロック片の先端がフランジ下側に入ってその先端と上片でフランジを挟んでいることによって上方への移動を防止している。このため、固定金具が支柱にしっかり固定されているため(固定強度も安定して十分のため)、棒材も支柱にしっかり固定されている。また、係止杆をフランジの係止孔に差し込み、ロック片を揺動(回動)する簡単な作業のため、作業性が良い。
上記ロック片の先端に横方向の止片を設け、この止片は上記係止杆の側面に嵌る切欠きを有し、その切欠きでもって止片が係止杆に当接しているとともに、その止片上面がフランジの下側に入って上方への移動を阻止している構成とすることができる。このとき、ロック片は、その長さ方向の中央より上部で上記軸を介して揺動可能に設けられている構成とすれば、自重で上下方向になるため、自然に、ロック片の先端がフランジ下側に入って上方への移動を阻止するとともに、前記止片の切欠きを介した係止杆への当接も安定し、ロック片の妾動がなくなる。
上記棒材には、上記布材、手摺り以外に、ブラケット(図7(a)〜同(c)参照)やジャッキホルダ(同図(d)参照)等を挙げることができる。
この考案は、以上のように構成したので、布材等の棒材を支柱に作業性良く固定できるとともに、その固定強度も安定して十分に得られる。
この考案に係る仮設足場の一実施形態の要部斜視図 図1の要部拡大図 同実施形態の固定金具を示し、(a)は斜視図、(b)は分解斜視図 同固定金具の支柱への取付作用図 同取付作用における部分平面図 他の固定金具の部分斜視図 他の各実施形態の斜視図 仮設足場の各例の概略斜視図 従来における棒材の支柱への固定構造の斜視図
この考案の一実施形態を図1〜図5に示し、この実施形態に係る棒材の支柱への固定構造は、図8に示した仮設足場と同様に、建物Hに沿って支柱1を所要間隔で立設し、その各支柱1、1間の高さ方向の適宜位置に足場板2を設け、その足場板2の前面に(又は後面にも)手摺り3となる水平材3aや斜材3bを設けている。その水平材3a、斜材3bはその端のフックをフランジ4の係止孔4aに差し込んで支柱1に取り付ける。この水平材3a及び斜材3bは各足場板2に対応して、支柱1の高さ方向の適宜位置に設ける。支柱1、水平材3a、斜材3bは円筒形鋼パイプからなる。
この実施形態は、水平部材である布材5を前後対の支柱1、1間に掛け渡してその端を図3に示す固定金具10によって支柱1に固定している。
その固定金具10は、図3に示すように、上下方向に長い背板11の上下縁からそれぞれ横方向に突出した上片12及び下片13からなるコ字状ホルダ14と、前記上片12の下面に突出する円柱ピン状の係止杆15と、背板11の内面に円柱ピンからなる軸16を介して取り付けた上下方向に長いロック片17とを有する。ロック片17は、軸16に嵌め、その軸16にピン16aを差し込み固定することによって背板11(ホルダ14)に揺動可能に取り付けられる。
また、ロック片17は、その長さ方向の中央より上部で上記軸16を介して揺動可能に設けられている。このため、外力が加わらなければ、自重によって鉛直上下方向となる(図3(a)、図4(c)参照)。その軸16の位置は、ロック片17が自重で鉛直上下方向になる限りにおいて任意である。
上記ロック片17の先端には横方向の止片18を有し、この止片18は係止杆15の側面(円弧面)に嵌る円弧状の切欠き18aを有する。また、ロック片17の下部側縁には摘み片17aが設けられ、この摘み片17aでもってロック片17を揺動させる。
上片12及び下片13の先端縁は支柱1の円弧状外面に沿う円弧凹状切欠き19となっている。
この固定金具10はその背板11を布材5の両端部に溶接することによって固定される。溶接以外に、嵌め込みやビス止め等が考えられる。
この固定金具10付きの布材5は、図4(a)から同(b)に示すように、固定金具10の係止杆15を支柱1のフランジ4の係止孔4aに嵌め込み、同図(b)から同(c)に示すように、ロック片17を回動し、そのロック片17の先端をフランジ4の下側に入れて上方への移動を阻止する。このとき、ロック片17の先端はフランジ4下面に当接する場合があり、ロック片17の回動は自重で行われるが、手により摘み片17aでもって回動を行うことが好ましい。
この固定金具10による布材5の支柱1への固定構造は、固定金具10の係止杆15がフランジ4の係止孔4aに上方から嵌め込まれて、固定金具10のフランジ4からの水平方向の離脱が防止され、上片12及び下片13の円弧凹状切欠き19が支柱1の外面に嵌ることにより、固定金具10の支柱1周りの妾動が防止され、ロック片17の先端がフランジ4下側に入って当接する(当接しない場合もある)ことによって上方への移動を防止している。このため、固定金具10が支柱1にしっかり固定されているため(固定強度も安定して十分のため)、布材5も支柱1にしっかり固定される。また、係止杆15をフランジ4の係止孔4aに差し込み、ロック片17を揺動(回動)する簡単な作業のため、作業性が良い。
なお、常時、図4(c)に示す状態になるように、ばね等の付勢力でロック片17を維持し、同図(a)から同(b)の係止杆15を係止孔4aに嵌め込むとき、ばね等に抗してロック片17を持ちあげる(回動する)ようにすることができる。
上記係止杆15は円柱状ピンに限らず、係止孔4aに嵌る形状であれば任意であり、例えば、図6に示す長方形板片の係止杆15’等とし得る。
固定金具10による棒材の支柱1への取付は、布材5に限らず、支柱1に取り付け得る棒材であれば、何れでも良い。例えば、図7(a)に示す、ネットブラケット20、同(b)に示す、足場用ブラケット30、同(c)に示す、進入防止ブラケット40、同(d)に示す、ジャッキホルダ50、手摺り3等の端(側面)に固定金具10を溶接などによって固定して、それらの部材を支柱1に固定金具10を介して取り付ける。ネットブラケット20は、仮設足場と建物Hとの間から作業者や物が落ちないようにネットを張るための部材、足場用ブラケット30は足場板2を載せて足場を構築する部材、進入防止ブラケット40は、仮設足場に関係者以外が入らないように足場の開口部に設ける部材,ジャッキホルダ50は仮設足場が建物H側に倒れないように突っ張るためのジャッキを支える部材である。
この固定金具10による支柱1への棒材の固定構造は、布材5、手摺り3の水平材3a、図7に示すブラケット等のような水平部材が好ましいが、手摺り3の斜材3b等の傾斜する部材であっても、その端部の支柱1への固定にこの固定金具10は採用し得ることは勿論である。このとき、固定金具10はその斜材の端部に軸線に対して斜めに固定することとなる。
因みに、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 支柱
2 足場板
3 手摺り
3a 手摺りの水平材
3b 同斜材
4 フランジ(緊結部)
4a フランジの係止孔
5 布材
10 固定金具
11 固定金具の背板
12 同上片
13 同下片
14 同ホルダ
15、15’ 係止杆
16 揺動軸(ピン)
17 ロック片
18 ロック片の止片
19 上下片の円弧凹状切欠き
20 ネットブラケット
30 足場用ブラケット
40 進入防止ブラケット
50 ジャッキホルダ

Claims (3)

  1. 立設した支柱(1)の外周面にその横方向に突出して固定された係止孔(4a)を有するフランジ(4)と、棒材(5)に固定された固定金具(10)とを備え、
    上記固定金具(10)は、上下方向に長い背板(11)の上下縁からそれぞれ横方向に突出した上片(12)及び下片(13)からなる正面視コ字状ホルダ(14)と、前記上片(12)の下面に突出した係止杆(15)と、前記背板(11)の内面に軸(16)を介して揺動可能に設けられた上下方向に長いロック片(17)と、を有し、
    上記ホルダ(14)の上片(12)及び下片(13)の先端縁は上記支柱(1)の外面に嵌る円弧凹状切欠き(19)になっており、
    上記固定金具(10)の係止杆(15)が上記フランジ(4)の係止孔(4a)に上方から嵌め込まれているとともに、上記上片(12)及び下片(13)の円弧凹状切欠き(19)が支柱(1)の外面に嵌り、上記ロック片(17)の先端がフランジ(4)下側に入って上方への移動を阻止している仮設足場における棒材の支柱への固定構造。
  2. 上記ロック片(17)の先端は横方向の止片(18)を有し、この止片(18)は上記係止杆(15)の側面に嵌る切欠き(18a)を有し、その切欠き(18a)でもって止片(18)が係止杆(15)に当接しているとともに、その止片(18)上面がフランジ(4)の下側に入って上方への移動を阻止している請求項1に記載の仮設足場における棒材の支柱への固定構造。
  3. 上記ロック片(17)は、その長さ方向の中央より上部で上記軸(16)を介して揺動可能に設けられている請求項1又は2に記載の仮設足場における棒材の支柱への固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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