JP3217620U - 仮設足場における布材用補剛材 - Google Patents

仮設足場における布材用補剛材 Download PDF

Info

Publication number
JP3217620U
JP3217620U JP2018001108U JP2018001108U JP3217620U JP 3217620 U JP3217620 U JP 3217620U JP 2018001108 U JP2018001108 U JP 2018001108U JP 2018001108 U JP2018001108 U JP 2018001108U JP 3217620 U JP3217620 U JP 3217620U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth material
stiffener
scaffold
columns
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018001108U
Other languages
English (en)
Inventor
正治郎 松浦
正治郎 松浦
光大 河合
光大 河合
Original Assignee
アサヒ産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アサヒ産業株式会社 filed Critical アサヒ産業株式会社
Priority to JP2018001108U priority Critical patent/JP3217620U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3217620U publication Critical patent/JP3217620U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Movable Scaffolding (AREA)

Abstract

【課題】両支柱によって支持され、取り付け作業性が良く、部材点数も減少し、コスト的にも有利な仮設足場の布材用補剛材を提供する。
【解決手段】仮設足場の、布材用補剛材40であって、建地材となる縦柱等の前後一対の支柱1の複数が建物Hに沿って所要間隔で立設され、各支柱に長さ方向(高さ方向)所要間隔にそれぞれ緊結用フランジ11が設けられ、支柱間の高さ方向の適宜位置に足場板2を設け、足場板は、前後一対の支柱の間に布材5を介して設けられている。補剛材は、台形状パイプからなり、台形状パイプの頂辺部が布材の長さ方向に沿い、両側脚部の下端が布材を取り付けたフランジの下方のフランジ11に係止され、頂辺部に布材5を下方から支える受座を有する。受座は、断面U字状、フック状、横向き断面コ字状等に形成されている。
【選択図】図1

Description

この考案は、仮設足場における足場板等を取付けるための支柱間に設けられる布材の補剛材に関するものである。
例えば、仮設足場には、この考案の一実施形態を示す図1を参照して説明すると、建地材となる縦柱等の前後一対の支柱1、1の複数を建物Hに沿って所要間隔で立設し、その建物Hに沿った支柱1、1間の高さ方向の適宜位置に足場板2を設けるとともに、その足場板2の前面に(又は後面にも)手摺り付筋交い3を設けた構造のものがある(特許文献1)。
この仮設足場においては、各支柱1にその長さ方向(高さ方向)所要間隔にそれぞれ緊結部4が設けられており、その緊結部4は、前後左右に計4個の係止孔を有するフランジ形式のもの(特許文献1図6〜図9参照)と、同前後左右それぞれ高さを異ならせた計4個の断面コ字状ホルダー形式のもの(同文献1図15〜図18参照)等がある。
足場板2は、前後の対の支柱1、1間に布材5と呼ばれる横桟(横ステー)を設け、その布材5にフック6でもって掛け渡して設置される。このとき、布材5はその端を緊結部4の前後の係止孔又はホルダーに嵌め込んで取付けられる(特許文献2使用状態を示す参考図1参照)。
このような仮設足場において、布材5には足場板2に載った人等の荷重が加わるため、その布材5の補剛材が設けられる場合が多い。その補剛材として、図9に示すように、両支柱1、1と布材5の間に一本の支持部材7、7をそれぞれ設けたものがある(特許文献3、図1、特許文献4図1等参照)。
特許第3851105号公報 意匠登録第1351942号公報 特開2013−194461号公報 特開2016−148182号公報
特許文献3、4記載の支持部材7、7は、対向する支柱1にそれぞれ取り付けており、その取り付けが煩雑である。その上、特許文献3の支持部材は、布材5にその支持部材7のフック7aを嵌める係止孔8を形成しており、布材5の強度低下を招いている。また、特許文献4の支持部材7は、緊結部4以外に途中で支柱1に係止する縦方向取付部(同文献4符号:52)を有しており、その分、コストアップとなっている。
この考案は、以上の実状の下、新規な布材の補剛材を提供することを課題とする。
上記課題を達成するため、この考案は、通常、布材の長さは一定であり、その布材を架設する支柱間も一定であることから、前後に対向する両支柱からそれぞれ支持部材を布材に向かって斜めに延ばし、その支持部材の頂点を布材に沿う水平材で連結し、その水平材に布材を下方から受ける受座を設けることとしたのである。
この構成とすれば、両支柱によって補剛材は支持されるため、上記縦方向取付部を別途に設ける必要もなく、部材点数も減少するため、コスト的にも有利なものとなる。
具体的には、建地材となる縦柱等の前後一対の支柱の複数を建物に沿って所要間隔で立設し、その各支柱にその長さ方向所要間隔にそれぞれ緊結部が設けられ、その建物に沿った支柱間の高さ方向の適宜位置に足場板を設け、その足場板は、前記前後一対の支柱の間に布材を介して設けられ、その布材は前記緊結部を介して支柱間に取り付けられた仮設足場の、前記布材の補剛材であって、棒材からなり、前後に対向する両支柱からそれぞれ支持部材が布材に向かって斜めに延び、その支持部材の頂点を布材に沿う水平材で連結し、その水平材に布材を下方から受ける受座を設けた構成としたのである。
上記受け座は、布材の下方に宛がわれて布材を支持し得る態様であれば、いずれの態様でも良いが、例えば、断面U字状、左右逆抜きのフック状、断面コ字状等が考えられる。
この考案は、以上のように構成したので、作業性も良く、コスト的に有利な補剛材とすることができる。
この考案に係る仮設足場の一実施形態の概略斜視図 同実施形態の補剛材の一例の斜視図 図1の要部を示し、(a)は斜視図、(b)は断面図 補剛材の他例の正面図 補剛材の他例の正面図 補剛材の他例の正面図 補剛材の他例の斜視図 補剛材のさらに他例の斜視図 従来例の概略斜視図
この考案の一実施形態を図1〜図3に示し、この実施形態に係る仮設足場は、図1に示すように、建地材となる縦柱等の前後一対の支柱1、1の複数を建物Hに沿って所要間隔で立設し、その建物に沿った支柱1、1間の高さ方向の適宜位置に足場板2を設けるとともに、その足場板2の前面に手摺り付筋交い3を設けた構造である。
支柱1は、図1、図3に示すように、その長さ方向所要間隔でフランジ11からなる緊結部4が設けられており、そのフランジ11には周囲4等分位(前後左右)に係止孔12が形成されている。緊結部4の上下高さ方向(前記長さ方向)の間隔は安全技術基準に基づき足場板2の設置高さ等を考慮して適宜に設定される。この実施形態では、緊結部4は、手摺り付筋交い3の取付ピッチ(間隔)の半分のピッチで設けられている。
足場板2は、四角枠内に網板やパンチング板等らを設けた長方形の床板2aと、その床板2aの前後縁の両端に設けたフック6とからなり、従来と同様、そのフック6をパイプ状布材5に引っかけて左右の支柱1、1間に掛け渡される(設けられる)。布材5は、左右の支柱1、1間に亘る横ステーの端を係止金具でもってフランジ11の係止孔12に係止することによって前後の支柱1、1間に掛け渡される(特許文献2使用状態を示す参考図1参照)。
その足場板2の前後面に手摺り付筋交い3が取付けられる。手摺り付筋交い3は、手摺りとなる水平杆31と、その水平杆31の両端に回転自在に設けた筋交いとなるX字状の斜杆32とからなり、その両斜材32の上端にフックをそれぞれ有し、斜杆32の先端(下端)に二叉状の係止部を有している。このため、両斜材32の上端のフック33を支柱1のフランジ11の左右の係止孔12に嵌め込み、その後、斜杆32の係止部を前記フランジ11より下側のフランジ11に係止して取付ける(特許文献1図6〜図9参照)。
なお、この手摺り付筋交い3は、取付ける支柱1、1間の長さによって上記の水平杆31、斜杆32の長さを異ならせる。
各布材5に補剛材40を設けている。この補剛材40の形態がこの発明の特徴であり、図2に示すように、底辺を有しない台形を呈するパイプ状棒材41からなり、その台形頂辺部41aが布材5の長さ方向に沿い、その両側脚部41bが対向する支柱1、1に向かって斜め下方に延びている。この脚部41bが、本願実用新案登録請求の範囲における支持部材となる。
台形頂辺部41aに受座42が溶接等によって設けられている。その受座42は、頂辺部41aに固定された平板片42aと、その平板片42aの両側縁から斜め上方に拡がるように立ち上がった側片42bとからなる。平板片42aの長さ(布材5の長さ方向)及び側片42bの立ち上がり長さは、布材5の下方部を十分な安定度をもって支持できるように実験などによって適宜に設定する。
両脚部41b下端の間隔Lは、支柱1、1間に対応させるが、通常、一の仮設足場においては一定のため、その仮設足場に対応した長さ(間隔)Lとする。脚部41bの垂直部に支柱1のフランジ11への締結部50が設けられている。
この締結部50は、図3に示すように、脚部41bに溶接等によって固定されたコ字状取付板51と、その取り付け板51に溶接等で固定の円柱状ホルダー52と、そのホルダー52に上下方向移動可能に支持されたフック状結合部材53とから成る。
ホルダー52は、先端下面に突部52aを有し(図2参照)、中程に軸方向(図左右方向)の切欠き52bが形成されるとともに、上面から下方に貫通する孔52cが形成されている。その貫通孔52cに上記結合部材53が挿入されている。結合部材53はピン53cによって貫通孔52cから上下方向離脱不能となっている。
この補剛材40は、例えば、受座42を布材5の中央下面に宛がった後、結合部材53を持ち上げた状態で、ホルダー52の切欠き52bに横から支柱1のフランジ11を差し込み、その後、結合部材53を下降させる。このとき、結合部材53の前片53aを係止孔12に嵌ると共に、同後片53bがフランジ11の外周縁に係止し、補剛材40の両脚部41bの下端がフランジ11を介して支柱1に強固に固定される(緊結される)。
補剛材40の脚部41bの間隔Lは、採用する仮設足場の支柱1、1の間隔に応じて適宜に決定するが、上記実施形態の補剛材40に対して狭い場合は、図4の態様、広い場合は図5の態様を採用することができる。
また、脚部41bの形状は、図6の態様等を採用できる。
さらに、受座42としては、図7に示す、横向きコ字状、図8に示すフック等を採用することができる。何れにしても、布材5をその下方から支持し得る態様であれば何れでも良い。
なお、緊結部4はフランジ11に代えて上記ホルダー等の他の手段を採用することもできる。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 支柱
2 足場板
2a 足場板の床板
3 手摺り付筋交い
4 緊結部
5 足場板取付用布材
11 フランジ(緊結部)
12 係止孔
31 手摺り付筋交いの水平杆
32 同斜杆
33 同フック
40 補剛材
41 台形状パイプ材
41a パイプ材の頂辺部(水平部)
41b 同脚部(支持部材)
42 受座
42a 受座の平板片
42b 同側片
50 締結部
51 締結部の取付板
52 同ホルダー
52a ホルダーの突部
52b ホルダーの切欠き
53 フック状結合部材
各布材5に補剛材40を設けている。この補剛材40の形態がこの発明の特徴であり、図2に示すように、底辺を有しない台形を呈するパイプ状棒材41からなり、その台形頂辺部(水平部)41aが布材5の長さ方向に沿い、その両側脚部41bが対向する支柱1、1に向かって斜め下方に延びている。この脚部41bが、本願実用新案登録請求の範囲における支持部材となる。
台形頂辺部41aに受座42が溶接等によって設けられている。その受座42は、頂辺部41aに固定された平板片42aと、その平板片42aの両側縁から斜め上方に拡がるように立ち上がった側片42bとからなる。平板片42aの長さ(布材5の長さ方向)及び側片42bの立ち上がり長さは、布材5の下方部を十分な安定度をもって支持できるように実験などによって適宜に設定する。

Claims (2)

  1. 建地材となる縦柱等の前後一対の支柱(1、1)の複数を建物(H)に沿って所要間隔で立設し、その各支柱(1)にその長さ方向所要間隔にそれぞれ緊結部(4)が設けられ、その建物(H)に沿った支柱(1、1)間の高さ方向の適宜位置に足場板(2)を設け、その足場板(2)は、前記前後一対の支柱(1、1)の間に布材(5)を介して設けられ、その布材(5)は前記緊結部を(4)介して支柱(1、1)間に取り付けられた仮設足場の、前記布材(5)の補剛材(40)であって、
    棒材からなり、前後に対向する両支柱(1、1)からそれぞれ支持部材(41b)が上記布材(5)に向かって斜めに延び、その支持部材(41b)の頂点を布材(5)に沿う水平材(41a)で連結し、その水平材(41a)に布材(5)を下方から受ける受座(42)を設けた仮設足場の布材用補剛材。
  2. 上記受座(42)が、上記頂辺部(41a)に固定された平板片(42a)と、その平板片(42a)の両側縁から斜め上方に拡がるように立ち上がった側片(42b)とからなる請求項1に記載の布材用補剛材。
JP2018001108U 2018-03-27 2018-03-27 仮設足場における布材用補剛材 Active JP3217620U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018001108U JP3217620U (ja) 2018-03-27 2018-03-27 仮設足場における布材用補剛材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018001108U JP3217620U (ja) 2018-03-27 2018-03-27 仮設足場における布材用補剛材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3217620U true JP3217620U (ja) 2018-08-23

Family

ID=63245159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018001108U Active JP3217620U (ja) 2018-03-27 2018-03-27 仮設足場における布材用補剛材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3217620U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114737743A (zh) * 2022-06-14 2022-07-12 天津鼎维固模架工程股份有限公司 一种带有监测系统的盘扣支架无接触式标高快速调整装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114737743A (zh) * 2022-06-14 2022-07-12 天津鼎维固模架工程股份有限公司 一种带有监测系统的盘扣支架无接触式标高快速调整装置
CN114737743B (zh) * 2022-06-14 2022-09-09 天津鼎维固模架工程股份有限公司 一种带有监测系统的盘扣支架无接触式标高快速调整装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101654483B1 (ko) 안전발판을 포함한 건축용 비계장치
US3564802A (en) Scaffolding system
KR101911043B1 (ko) 교량용 점검대
EP1233122A2 (en) Facade scaffolding
CN110318531B (zh) 电梯井内操作平台
JP3217620U (ja) 仮設足場における布材用補剛材
JP2010229700A (ja) 妻側先行手摺り
JP3878277B2 (ja) 足場ユニット
CN109469083B (zh) 基础梁钢筋笼装配系统及其施工方法
JP2014009453A (ja) 仮設足場組み立て冶具及び組み立て方法
JP5172796B2 (ja) 横架材および該横架材を用いた構台
KR200409977Y1 (ko) 걸이식 교량 점검대
JP3996102B2 (ja) 安全手摺
JP6033169B2 (ja) 仮設建物における布材
CN116290701A (zh) 一种免预埋的装配式悬挑脚手架
CN210369849U (zh) 电梯井内操作平台
JP6491895B2 (ja) 仮設構造物の補強フレーム
CN210289183U (zh) 一种梁钢筋安装辅助装置
KR20110131336A (ko) 안전 작업대유닛
KR20100004374U (ko) 트러스형 합벽 지지대
JP6276073B2 (ja) 拡幅・狭幅用足場部材及びこの足場部材を組み込んでなる仮設足場
CN219100689U (zh) 一种适用于超高楼层附着式升降脚手架的附着结构
JP7051084B2 (ja) 仮設足場用長さ調整手摺構造
JP5409955B1 (ja) 鋼橋構造
KR20240042939A (ko) 가설프레임의 작업발판 설치용 지지대

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3217620

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250