JP2001220846A - パネル用継手 - Google Patents

パネル用継手

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JP2001220846A
JP2001220846A JP2000255561A JP2000255561A JP2001220846A JP 2001220846 A JP2001220846 A JP 2001220846A JP 2000255561 A JP2000255561 A JP 2000255561A JP 2000255561 A JP2000255561 A JP 2000255561A JP 2001220846 A JP2001220846 A JP 2001220846A
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Masao Nagaoka
正夫 長岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル(又はフェンス)を使った構造物にお
いて簡単に組立、分解でき、しかも多様なパターンの組
立て方が可能な継手の開発。 【構成】 ちょうつがいのピンを抜き2枚に分離、その
片方の軸受を切り離し他方の取付板の軸受のない側に平
行移動させて取り付けたようなもの。2列の軸受の列
(枢支部)を単独の相手と2列とも、又は2つの相手と
片方づつ軸受の列を齟齬し、止め具を作用させ連結又は
切り離しを行なう。共に連結、左右片方のみ連結、両方
とも切り離す4通りの状態をつくり出せる。この2列の
軸受の列(枢支部)を有効に使って直列連結、タテヨコ
2次元的連結、立体連結も可能であり、並べたフェンス
の直線維持、たたんだフェンスの拘束などもできる。止
め具としてはピンの抜き差し、磁石はスライドコマを組
み込んだもの、球の捕捉で行なうものがある。用途に応
じて選択使用すれば効果的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はおもにパネルを連結
する際に用いる継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パネルを使った構造物の組立ては
一般に直接材料どおしをネジ、クギ、 接着剤等で行な
う方法と接続用の継手を使う方法がある。最も単純な平
板継手は取付孔をあけた金属の一枚板をパネルの片面も
しくは両面からはさみ付けるようにしてネジ等で固定す
る。直線的に延ばすには平らな板を用い、直角に連結す
るときはアングル状に直角に曲げた継手を用いる。
【0003】一方、ちょうつがいは平板継手とよく似て
いるが連結したパネルが互いに折れ曲がるため、角度を
出す部分では自在に設定できる利点がある。又、おりた
たむには都合がよくドアには欠かせない継手である。し
かし、直線的に連結するときは逆にぐらついて不安定に
なる。したがって平板継手とちょうつがいをうまく使い
分けることによりパネルを使った構造物の組立が成り立
っているといえる。例えば、多数の人が利用するトイレ
の仕切壁とドアなどはその典型である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式は組
立、解体の繰り返えしには適していないので短期開催の
イベントの会場区分とか展示パネルなどの設営には不向
きである。また、新しい方式もいろいろあるがワンタッ
チ式のものでも出来上がりがあらかじめ設定してあり、
応用的に変化を加えるためには別の継手と交換したり、
あらたに加えたりと複雑でめんどうなシステムのものが
多い。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明では左右一対のパネル若しくはパネル取り
付け部材を折り畳み回動自在に枢支連結して継手を構成
したものにおいて、 該継手の枢支連結部を互いに平行
な2列の回動支点を有する第一枢支部と第二 枢支部と
に構成し、該第一、第二枢支部のそれぞれの連結状態を
連結作用状態 と非連結作用状態とに任意に選択切り替
え可能に構成し、第一、第二枢支部を 共に連結作用状
態にする第1連結姿勢状態と、第一枢支部を連結作用状
態にし、 第二枢支部を非連結作用状態にする第2連結
姿勢状態と、第一枢支部を非連結 作用状態にし、第二
枢支部を連結作用状態にする第3連結姿勢状態とに択一
的 に選択切り替え自在に構成した事を特徴とするパネ
ル用継手の基本構造を開発 した。
【0006】その第一、第二枢支部を構成するのに、左
右方向より齟齬し上下方向に固定される複数の軸受部材
を配置し、該軸受け部材に挿通される止め具を上下方向
に移動可能に構成し、齟齬状態で相対する軸受部材を止
め具を移動させることで随時に連結、切り離し自在に構
成した事を特徴とするパネル用継手である。
【0007】第一、第二枢支部の軸受け部材に挿通され
る止め具を、枢支部全長に亘る相当長さのピンで構成
し、該ピンを抜き差し可能に構成した事を特徴とするピ
ン抜き差し方式。
【0008】第一、第二枢支部の軸受け部材を非磁性体
で構成し、該軸受け部材に挿通される止め具を、全長が
それぞれ単独の軸受け部材に収まる長さで、軸受け部材
内径に相当する直径の頭部に磁石を組み込み下部に該頭
部より小径のスライド軸部をとりつけた非磁性体のスラ
イドコマに形成し、該スライドコマを、そのスライド軸
部を軸受け部材の上下方向中間部に内装した非磁性体の
ガイド部材を介して軸受け部材に軸回りに回転自在且つ
上下方向に摺動可能に収納し、前記軸受け部材にはその
下端面より内側のスライドコマ頭部の一部が収まる深さ
相当位置に前記頭部の磁石を磁着する吸引部材を配置
し、該スライドコマの頭部を軸受け部材に没入する位置
と突出する位置とに移動可能に構成した事を特徴とする
磁石入スライドコマ方式。
【0009】更に第一、第二枢支部の軸受け部材に挿通
される止め具を、軸受け部材に出没自在となす球に構成
するのに、互いに対となる一方の球押し出し側の軸受け
部材内に球を入れ、バネ圧で球の先端部分が軸受け部材
連結面より突出するように絞り枠で調節し、他方の球捕
捉側の軸受け部材の連結面には突出した球を捕捉する捕
捉穴を設けることを特徴とする球捕捉方式を提案するも
のである。
【作用】その継手の基本的な構造はちょうつがいの変
型、もしくは発展型ともいえるものであるから図1
(1)に示すようにごく一般的なちょうつがいを例にと
って説明する。
【0010】まず、左右の取付板1,2 を齟齬している
ピン3を差し込んである軸受4,5,5' の列から抜き
2枚に分離する。・・・図1(2) その片方の軸受4を左取付板1から切り離し、もう一方
の右取付板2の軸受の無い側に平行移動させて取り付け
たものである。・・・図1(3) 又、パネルへの取り付けは図1(3)のようにパネル側
面へ直接ネジ等で固定することも可能であるが、強度を
高めるためには図1(4)のようにパネルをはさみ付け
るような方法がよい。本発明の継手はパネル用として開
発したが、この方法を採用するとパイプフレームなどに
も使用可能である。
【0011】ピン(止め具)を差し込む軸受の列(枢支
部)はちょうつがいの場合、既にピンで連結し他との結
合する機会がないのに対して、本発明の継手は左右一列
づつ他との結合のチャンスあるいわば“活性化した手”
が合計2列も備っているというのが最大の特長である。
図2で示すとおり軸受の数、位置が異なる左側と相対す
る継手の右側の軸受が齟齬しピンで連結するしくみであ
る。
【0012】本発明は止め具としてピンを抜き差しする
方法、磁石付きスライドコマを使う方法、球を捕捉する
方法がある。しかし、連結するという基本動作は共通で
あるので以下の説明ではピンを抜き差しする方法で進
め、相違点や追加説明の必要な部分についてのみ個々に
記述する。
【0013】まず、磁石付きスライドコマ方式は枢支連
結部内で連動するごく短かいピンを各軸受毎に組み込ん
だようなものである。図6に示すように連結する場合は
手動で齟齬状態にすると、各軸受4,5,5’内のスライ
ドコマ14に組み込んだ磁石12が上部隣接する軸受内
の吸引部材16の鉄片に飛びつくように吸引捕捉するた
め各軸受間にスライドコマ14のストローク分だけの連
結関係が生じる。切り離し解放するときはスライドコマ
14のストローク分だけ最上部の軸受より頭部が突出し
ているので、それを下方に押し込むとそれと連動して各
軸受内のスライドコマ14の頭部を上位置にあるスライ
ド軸13が下に突くように押し込むので吸引部材の鉄片
との吸引状態が外れストローク分だけ下方に落ちる。こ
の動きは最下部の軸受まで同時に伝わるので各軸受間の
連結状態が一斉に解除され手動で簡単に齟齬状態を解消
し、該枢支部の切り離し解放ができる。 ただし、磁石
が上方に位置するようにしないと自然落下による解放が
できない ことがあるので注意を要する。
【0014】この方式は、操作する力も小さく紛失しや
すい部材もなくワンタッチで素早く着脱できるという特
徴をもつので、屋内で使用する比較的小形軽量の子供や
女性にも扱いやすいフェンス等に応用すると好結果が期
待できる。
【0015】球を使った捕捉方式は図7に示すように球
17と捕捉穴20が対となってバネ18圧に見合った強
さの連結状態をつくるものである。解放状態にある軸受
4を齟齬状態にするため回動して各軸受4,5,5’が接
近して球17が軸受上面に接触すると、それ以上はバネ
18圧により抵抗を受けて動きが抑制される。更に力を
加えて押し込むようにすると球17は軸受5, 5’内
に押し下げられるが完全な齟齬状態になると捕捉穴20
にバネ圧で押し 付けられ、相対する軸受間4,5,5’
の連結が成立する。この際バネ圧により 相手側の軸受
を押し離そうとする力が加わるので、部材の強度が不足
すると一 対だけでは作動が不安定になりやすい。そこ
で図7のように背中合せの補足穴 20を両側よりバネ
18圧で球17を押し付ける方法や逆に背中合わせの2
つ の球17を捕捉穴20で両側よりはさみ付ける方法
で解決できる。
【0016】この方法は継手部分の回転軸と交差する方
向からの力に対しては、それがパネル及び継手部分など
に損傷をおよぼすような過大なものであれば、球17を
押えるバネ18圧をそれ相当に調整することで連結を解
放して破損から守る安全装置的な効果を発揮する。
【0017】以上説明した止め具の3つの方式は、それ
ぞれ単独で用いてもあるいは用途に応じて組み合せて使
うことも可能である。一部例示すると、単純に連結する
だけならピン方式、パネル群を無作意に連結、分解を手
早くしたいなら磁石付きスライドコマ方式、使い方が荒
く継ぎ目に負担がかかりそうな場合は球捕捉方式、びょ
うぶ折りのパネルの基軸側はピン方式で着脱側は磁石付
きスライドコマ方式か球捕捉方式を採用するとよい。後
述の卓球用おりたたみフェンスの場合ピン方式と球捕捉
方式を組み合わせたものである。
【0018】その列に並ぶ軸受の数は左右1個づつ合計
2個でも可能であるが、普通のちょうつがいが軸受に常
時ピンを差し込んで抜けないように固定してあるのに対
して本発明の場合、着脱可能でありどちらかの一方向に
は抜け落ちるため継手としての信頼性、確実性に欠け
る。したがって、少なくとも一方の軸受を他方の2個以
上の軸受ではさみ込むような左右合計で3個以上の奇数
が好ましい。
【0019】
【実施例】この継手をあらかじめパネル両サイドの側面
に同一方向で位置、間隔をそろえて取り付ける。(例え
ば、軸受の数が偶数の列を左、奇数の列を右にするとか
である)。これは不特定多数の同様なパネルを自由に組
合せて連絡するためには欠かせない条件である。図2で
もわかるように右側の軸受(第一枢支部)の列と齟齬す
るのは相手の左側の軸受の列(第二枢支部)だけであり
継手どおしが向かい合って連結する場合は、すぐ前の軸
受の列(枢支部)である。並列に連結する場合はすぐ隣
の軸受の列(枢支部)どおしが齟齬する。継手の向きが
バラバラであると乾電池ボックスにプラス、マイナスを
デタラメに乾電池を入れるようなもので、連結しようと
しても軸受どおし突きあたってかみ合わせることができ
ない。
【0020】そのパネルを使用目的に応じて配置したの
が図3であり、黒丸印はピンを差し込んだ軸受の列(枢
支部)でxで表わし、白丸印は遊んでいる軸受の列(枢
支部)でyで表わす。4つの黒丸印をたすきがけしたも
のは分岐した連結箇所を固定するための軸受の列(枢支
部)でzで表わす。継手どおしを突き合わせると図3
(1)左側のようにピッタリかみ合う。かみ合った左右
の軸受の列(第一、第二枢支部)に2本のピンを差し込
むと直線的に固定することができる。その一方のピンを
抜けば他方のピンを回転軸としてパネルを180゜まで
旋回させることができる。パネルを多数直列に並べ交互
にピンを軸受の列(枢支部)に差し込めばびょうぶのよ
うにおりたたむことができる。・・・図3(1)右側参
照。 おりたたんだ状態ではとなり合ったパネルの継手の遊ん
でいる軸受の列(枢支部)どおしを齟齬することができ
るので、そこにピンを差し込めば全体をひとつのブロッ
クとして固定できる。・・・図3(2)参照。 また、図3(3)に示すとおり2つの軸受の列(第一、
第二枢支部)を別々の継手のそれと連結すると2次元の
タテヨコ方向にパネルを展開することができる。
【0021】以上、両サイドに本発明の継手をとりつけ
たパネルの連結例の一部について説明したが、更にパネ
ルの上下の両辺にも取り付けると、それまでのタテ、ヨ
コ2次元のひろがりに高さが加わり3次元の立体的なひ
ろがりをもつ構造物がピンの抜き差しにより可能であ
る。又、パネル上下両辺の継手の配置を必要に応じて左
右逆向きに変更すると構造物の上下にパネルを水平に4
方とも固定できる。わかりやすくいえば、天井と床が取
付可能ということである。
【0022】本発明の継手はさまざまな機能をもつほ
か、ワンタッチ着脱式であることが重要なポイントであ
る。止め具は扱かいやすいようにある程度大きくした
い。また、確実な継手どうしのかみ合わせを実現するた
めにも強い力がかかっても変形しないように軸受の外径
も大きくするのがよい。そうすることにより強度、 操
作性も向上する。この事は普通のちょうつがいとは異な
る点である。
【0023】本発明はパネルと別の取付板付の継手とし
て説明を進めているが、パネルそのものが小さく継手を
とりつけるより最初から一体のものとして製作する方が
構造的にもコスト的にも有利な場合がある。この場合も
パネル全体が軸受の取付板という解釈が成り立つので説
明上は継手をとりつけたパネルという表現で統一した。
【0024】この継手は主にパネル用として効果を発揮
するが、そのためには各部分の位置関係等に必要な条件
がある。図4で説明すると、まず、左右の軸受の列(第
一、第二枢支部)の中心線は必ずパネルの両面より外へ
出ること。そうすることにより、おりたんだ時にパネル
間にすき間ができ、完全にたたむことができるが、この
中心線がパネル面より内側にあると継手つけ根付近がぶ
つかるため、 おりたたむことができない。つぎに、左
右の軸受の列(第一、第二枢支部)の中心線は取付板前
面より更に前方に出ていること。そうすることにより直
列に連結することができるが、取付板前面より後方にあ
ると双方の取付板どおしがぶつかって左右の軸受の列
(第一、第二枢支部)が齟齬できずピンを2本とも差し
込むことができない。
【0025】
【実施例2】1,卓球用フェンスのおりたたみ化 従来の卓球フェンスは長方形のパイプフレームに袋状カ
バーをかぶせたつい立て型であるが、構造上、脚部に無
理な力がかかりすぐにガタついて使いものにならなくな
った。これを本発明の継手を使ったおりたたみ式に改良
し、キャスターをとりつけ転倒防止アームをとりつけ通
行用のドアを設けることにより全く新しい高性能の卓球
フェンスができた。・・・図5
【0026】まず、出し入れが簡単である。設置すると
一直線に整然とした感じで会場がスッキリする。設置場
所等の変更や微調整も比較出来ないぐらい楽になった。
・・・等々。これらは別に本発明の継手でなくとも普通
のちょうつがいで十分足りると思われるが、その違いは
次のように明白である。普通のちょうつがいを使ってび
ょうぶ式のおりたたみ方をした場合、拡げた時まっすぐ
に固定する方策が必要である。又、おりたたんだ時は全
体がぐらぐらして左右に倒れ込むし、だらしなく拡がろ
うとする。そのため不安定でキャスターで移動すること
は非常に難しい。
【0027】ところが本発明の左右2つの軸受の列(枢
支部)をもつ継手を使用するとそれらの諸問題を一挙に
解決することができる。びょうぶのように交互におりた
たむ方式の場合、回転の基軸は連結するフェンスの左右
交互に位置するがその基軸となる側の軸受(枢支部)の
止め具にはピンを用い常時連結状態におく。一方の遊動
側となる軸受(枢支部)の止め具には球捕捉方式を採用
する。直線に拡げ固定する時は相対する軸受(枢支部)
が齟齬し、球捕捉による連結が行なわれバネ圧に相当す
るテンションで直線状態を維持する。フェンスに横方向
(水平方向)から過大な力が加わるとその力を逃がすよ
うに最も近い位置にある解放方向外側の球捕捉連結部が
解放しフェンスの損傷を防ぐ。
【0028】フェンスを折りたたむと対をなしていた球
側と捕捉側の軸受(枢支部)は離れ、連結相手をおりた
たんだ状態の隣に位置する継手の捕捉側と球側の軸受
(枢支部)にとりかえて連結する。この際、隣接の軸受
(枢支部)どおしの齟齬状態がフェンスの左右へのグラ
つきを抑え込むのに効果的である。こうすることでおり
たたんだフェンスがガッチリと拘束されてフェンス全体
がひとつのブロック化するため、キャスターでの運搬、
収納等の作業が大巾に楽になった。
【0029】2,展示用パネルのおりたたみ化 卓球用フェンスと同様であるが、たて長のパネルを使う
ことと、重心が高くなることによる転倒防止枠を強化す
る必要がある。 3,間仕切用パネル タテ1.8〜2.0m ヨコ0.9〜1.0m ぐらいのパネ
ルの両サイドに本発明の継手を上中下段に合計6カ所と
りつけたものを基本パネルとする。これをピンをつかっ
て自由につなぎ合わせれば広いフロアでも思いのまま仕
切ることができる。下部のピンを随所にキャスター付の
ものに取り替えると、かなり大きな仕切パネルの集合体
も移動させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明のパネル用継手を使
うことにより、パネル(場合によってはパイプフレーム
を使ったフェンス)を使った構造物の組立てが大巾に簡
単迅速にできるようになった。また止め具として一般的
なピンを抜き差しする方法の外に図6に示すような磁石
付きスライドコマ方式や図7に示すような球捕捉方式を
使用目的に合わせて組み替えればより高性能で使いやす
くなる。それは単純に連結するだけでなく、ドアのよう
にスイングしたり、おりたたんだり、 固定したりタ
テ、ヨコ、上下に展開したり・・・・等々、さまざまな
機能を備 える多機能型パネル用継手ということができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の継手の構造をわかりやすく説明した斜
視図である(1)はちょうつがいで、(2)はそれを分
解したもの、(3)はそれを合わせて作った基本型、
(4)は改良した実用タイプである。
【図2】本発明の継手どおしをピンで連結する時の位置
関係を示した斜視図である。
【図3】本発明の継手をとりつけたパネルのさまざまな
連結方法を上からみた断面図である。(1)は直列つな
ぎとびょうぶ折りを示す。(2)は横に並べたものをピ
ンでロックしたもの、(3)はフロアを任意の形に仕切
った例である。
【図4】軸受と取付板(パネル)の位置関係を上からみ
た断面図である。
【図5】本発明の継手を使ったおりたたみ卓球フェンス
である。(1)は、拡げた状態の全体を表わす斜視図。
(2)は、直線状に拡げた状態を上からみた断面図。
(3)は、おりたたむ途中を示す。(4)は、おりたた
んで固定した状態を示す。(5)は、おりたたんだ状態
を示す斜視図である。
【図6】止め具として磁石付スライドコマを組み込んだ
軸受(枢支部)の断面図である。
【図7】止め具として球と捕捉穴の組み合せを使った軸
受(枢支部)の断面図である。
【図8】対をなした継手の一方の軸受(枢支部)を連結
した状態をあらわした斜視図である。
【符号の説明】
1 左とりつけ板 2 右とりつけ板 3,3' ピン(止め具) 4 右軸受(枢支部) 5,5' 左軸受(枢支部) 6 はさみ付け型とりつけ板 7 主パネル 8 ドア用パネル 9 継手 10 支えアーム 11 キャスター 12 磁石 13 スライド軸 14 スライドコマ 15 ガイド部材 16 吸引部材 17 球 18 バネ 19 絞り枠 20 捕捉穴 21 ふた
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 12/12 E04B 1/60 504A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対のパネル若しくはパネル取り付け
    部材を折り畳み回動自在に枢支連結して継手を構成した
    ものにおいて、該継手の枢支連結部を互いに平行な2列
    の回動支点を有する第一枢支部と第二枢支部とに構成
    し、該第一、 第二枢支部のそれぞれの連結状態を連結作用状態と非連
    結作用状態とに任意に選択切り替え可能に構成し、第
    一、第二枢支部を共に連結作用状態にする第1連結姿勢
    状態と、第一枢支部を連結作用状態にし、第二枢支部を
    非連結作用状態にする第2連結姿勢状態と、第一枢支部
    を非連結作用状態にし、第二枢支部を連結作用状態にす
    る第3連結姿勢状態とに択一的に選択切り替え自在に構
    成した事を特徴とするパネル用継手。
  2. 【請求項2】第一、第二枢支部を構成するのに、左右方
    向より齟齬し上下方向に固定される複数の軸受部材を配
    置し、該軸受け部材に挿通される止め具を上下方向に移
    動可能に構成し、齟齬状態で相対する軸受部材を止め具
    を移動させることで随時に連結、切り離し自在に構成し
    た事を特徴とする請求項1記載のパネル用継手。
  3. 【請求項3】第一、第二枢支部の軸受け部材に挿通され
    る止め具を、枢支部全長に、亘る相当長さのピンで構成
    し、該ピンを抜き差し可能に構成した事を特徴とする請
    求項2記載のパネル用継手。
  4. 【請求項4】第一、第二枢支部の軸受け部材を非磁性体
    で構成し、該軸受け部材に挿通される止め具を、全長が
    それぞれ単独の軸受け部材に収まる長さで、軸受け部材
    内径に相当する直径の頭部に磁石を組み込み下部に該頭
    部より小径のスライド軸部をとりつけた非磁性体のスラ
    イドコマに形成し、該スライドコマを、そのスライド軸
    部を軸受け部材の上下方向中間部に内装した非磁性体の
    ガイド部材を介して軸受け部材に軸回りに回転自在且つ
    上下方向に摺動可能に収納し、前記軸受け部材にはその
    下端面より内側のスライドコマ頭部の一部が収まる深さ
    相当位置に前記頭部の磁石を磁着する吸引部材を配置
    し、該スライドコマの頭部を軸受け部材に没入する位置
    と突出する位置とに移動可能に構成した事を特徴とする
    請求項2記載のパネル用継手。
  5. 【請求項5】第一、第二枢支部の軸受け部材に挿通され
    る止め具を、軸受け部材に出没自在となす球に構成する
    のに、互いに対となる一方の球押し出し側の軸受け部材
    内に球を入れ、バネ圧で球の先端部分が軸受け部材連結
    面より突出するように絞り枠で調節し、他方の球捕捉側
    の軸受け部材の連結面には突出した球を捕捉する捕捉穴
    を設けることを特徴とする請求項2記載のパネル用継
    手。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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