JP4105289B2 - 組み立て式家具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、家庭用又は業務用の組み立て式家具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、棚板や筐体等の収容部材に複数本の支柱を嵌挿・連結することにより組み立てられる組み立て式家具が公知であった。
そして、この種の組み立て式家具は、収容部材の四隅に支柱を配した計4本の支柱を連結した構成からなった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の組み立て式家具は次の問題点を有した。
▲1▼この種の組み立て式家具においては、支柱を棚板や筐体等の収容部材に連結することにより組み立て式棚が初めて自立するが、1個の収容部材の四隅に4本の支柱を同時に連結して、更に自立させる作業は、特に収容部材が長尺の場合には重量面及び部屋のスペースの点から非常に難しく、一人では作業が事実上不可能であった。
▲2▼収容部材自体に組み立て式家具全体の剛性を保たせる機能を負わせているので、収容部材の厚みや寸法及び素材に制限が生じ、構成の自由度が少なかった。
▲3▼複数個の家具同士を並べる場合には、例えば2個の家具を並べるのに、8本の支柱を要し、無駄が多かった。
▲4▼コーナー部分に複数の家具を配する場合には、一方の家具の端部で他方の家具の正面が塞がれてしまい、デッドスペースが生じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は以上の従来技術の問題点に鑑み、全く新たな発想による組み立て式家具を提供することを目的として創作されたものであり、収容部材とは別に、これを受け止めるための支柱ジョイントを用意し、この支柱ジョイントにより複数本の支柱を間隔を置いて連結することによって、連結された支柱及び支柱ジョイントを自立可能とすると共に、連結された支柱及び支柱ジョイントを複数組自立させ、これらの間に収容部材を掛け渡すことを特徴とする。
【0005】
よって、この発明の組み立て式家具によれば、必要とする収納部材の長さに関わりなく、連結させる支柱は決められた寸法の支柱ジョイントの範囲内で済むので、連結作業が極めて容易で、又、自立も容易であり、どんなに長く又重い収容部材を有する組み立て式家具であっても一人で組み立て可能な作用を生じる。
【0006】
又、自立した複数組の支柱及び支柱ジョイントの間に収容部材を掛け渡すので、各支柱ジョイントに連結される支柱は自立可能な最低限の本数である3本であっても何等支障は無く、この場合支柱ジョイントの3方向における支柱の連結位置同士を結ぶ辺により構成される三角形を正三角形以外の三角形に設定することにより、それぞれの辺に合致した奥行きの棚が構成可能となるので、一つの基本セットで複数種の奥行きの収容部材を使用可能となり、製造上、流通上、使用上における部材の合理化作用を生じる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の組み立て式家具の実施例を添付図面に基づいて説明する。
この実施例では家具として棚を想定している。
図1はこの実施例における家具の要部を示す図であり、図中符号20は支柱ジョイント、1はこの支柱ジョイントに連結される支柱、Sはこの支柱ジョイントにより受け止められる収容部材(棚板)を指す。
この実施例では、支柱ジョイント20の3方向20A、20B、20Cに3本の支柱1、1、1を連結すると共に、3方向における各支柱の連結位置同士を結ぶ辺により構成される三角形を不等辺の直角三角形にしているが、後記するように支柱の本数及び各辺の関係はこれに限られない。
又、支柱ジョイント20はこの実施例においては材料取り及び重量の問題からプラスチックにより3方向に腕が伸びたスケルトン状のものを例示しているが、材質及び形状はこれに限られるものでなく、例えば平板状のものであってもよいことは勿論である。
【0008】
図7乃至図11はこの発明における支柱ジョイント20と支柱1との連結手段の一例を示す図であり、この実施例においては支柱は支柱ジョイントに嵌着されるエンド部材を介して支柱ジョイントに連結される構成としている。
図中符号30は支柱1と支柱ジョイント20を連結するためのエンド部材であり、支柱ジョイント20と別体に構成される。
このエンド部材30は開放状態において支柱1が貫挿可能で、閉止状態において支柱1を挟持する一部開放の環状とすると共に、この開放両端のそれぞれに上方に向かったテーパ片TA、TBを有する張り出し部31A、31Bが一対設けられる。
このエンド部材30はここではある程度の弾性を有するプラスチック製により一体に構成することにより開閉自在としているが、一対の分割片の一端をヒンジ部により連結することにより開閉自在としてもよいことも勿論である。
又、開放の度合いは少なくとも支柱1を貫挿できることが必須であるが、更に進んで支柱1が開放部から横方向に環内に進入できる程度に開放できるように構成することが望ましく、こうすることによりエンド部材を支柱の上端から外挿する必要がなくなるので、棚の組み立て状態において上方に支柱ジョイントが存在する場合でも、エンド部材を支柱の中途から外挿することが可能となる。
尚、エンド部材30は通常の状態において支柱1を軽く挟持する程度に閉止しているように構成しておくと、後記する支柱への仮止め時に便利である。
【0009】
図中符号21は、支柱1に外挿したエンド部材30の張り出し部31A、31Bが嵌挿されるよう支柱ジョイント20に設けられる挿入穴である(図10は支柱ジョイント20を下方から観察して挿入穴21の開口を示した図である。)。この挿入穴21は支柱ジョイント20の底面側を開口とすると共にエンド部材30の閉止状態における張り出し部31A、31Bの形状に対応させることにより、エンド部材の張り出し部へ挿入穴が外挿されるよう支柱ジョイントを上方から落とし込んだ際に、その挿入穴内壁と張り出し部のテーパ片TA、TBとの楔作用によりエンド部材を閉止する作用を生じる。
以上のように、張り出し部31A、31Bに支柱ジョイント20の挿入穴21を外挿することによりエンド部材30は支柱ジョイントに嵌着されるが、この実施例においては、エンド部材の張り出し部側の外壁面32が嵌着時に当接すべき内壁面22を支柱ジョイントの端部に設けると共に、この内壁の上部に外壁面32の上端が当接すべき鍔23を設けることによりエンド部材と支柱ジョイント間にがたつきが生じないようにしている(図10参照)。
尚、前記の楔作用を生じるためには、エンド部材30の閉止状態において一対の張り出し部31A、31Bのテーパ片TA、TBが楔を構成することが必要であるが、単なる楔でなく錐体を構成することがより望ましい。
この場合には、楔作用は全周方向に作用するので外挿時にエンド部材30が単に閉止されるだけでなく、エンド部材の張り出し部31A、31B側が支柱ジョイント20の端部に引き寄せられる作用も生じ、前記のエンド部材の外壁面32は強圧力をもって支柱ジョイントの端部の内壁面22に当接するので嵌着はより強固なものとなる。
尚、この実施例においては上記の錐体を採用しており、その一例として円錐を図示しているが、これに限らず例えば楕円錐や角錐でもよいことは勿論である。
【0010】
この実施例においては、支柱1は支柱ジョイント20に嵌着されるエンド部材30により挟持・保持される。
この支柱は従来技術のように金属製のものであってもよいが、この実施例では全長方向に渡る複数本のリブ4を設けた弾性を有するプラスチック製の筒状の外皮3により、金属パイプの芯2の周囲を被覆したものを採用している。
よって、この支柱1の場合は、支柱の表面は弾性を有するプラスチック製の外皮3により被覆され、更にリブ4が施されているので、エンド部材30の挟持により外皮部分が変形し、摩擦効果も相まって高い保持効果が生じる。
尚、この実施例においては、支柱1の外皮3の一部のリブ4に所要間隔をもって突起5(図11参照)を施すと共に、エンド部材30の内壁にこの突起5が係合する溝34(図8参照)を施すことにより、支柱ジョイント20の連結高さを一定させるためにエンド部材を支柱の所定箇所に位置させる位置決め作用を実現している。
【0011】
以上の実施例の家具は次のように組み立てられる。
▲1▼先ず、支柱1にエンド部材30を外挿し、所要位置で仮止めする(図8参照)。
▲2▼次いで、支柱ジョイント20をその挿入穴21がエンド部材30の張り出し部31A、31Bに外挿されるよう上方に位置させる(図9参照)。
▲3▼そして、支柱ジョイント20をそのまま落とし込むことによりエンド部材30に嵌着し、エンド部材30により支柱1を挟持・保持する(図7参照)。
▲4▼以上の作業を支柱ジョイント20の支柱1の各連結位置(この実施例においては3方向20A、20B、20C)に行うことにより、支柱ジョイントに複数本の支柱を連結させる。
▲5▼支柱ジョイント20に連結させたことにより自立した複数本の支柱1に、上記の作業を繰り返すことにより所要段数の支柱ジョイントを設けていく。
▲6▼以上の連結された支柱及び支柱ジョイントを複数組自立させ、その間に収容部材Sを掛け渡して所望の家具を完成させる(図1参照)。
【0012】
尚、この発明において支柱ジョイントと支柱との連結手段は以上のものに限定されるものではない。
図13は支柱ジョイントと支柱との連結手段の異なる実施例を示す図であり、この実施例においては支柱は支柱ジョイントに挿入されるスリーブを介して支柱ジョイントに連結される構成としている。
即ち、ここでは金属製の支柱50に複数の分割片51A、51Bから構成されプラスチック製のスリーブ51を装着した後、貫通穴53を有する支柱ジョイント52を支柱に外挿して、更にスリーブに外挿することにより、貫通穴によりスリーブを支柱の挟持方向に締め付けて、もって支柱ジョイントに支柱を連結している。
【0013】
次に、組み立てられた家具の一例を図2及び図3に示す。
この発明においては、複数組自立させた支柱及び支柱ジョイント間に収容部材を掛け渡すだけで家具は充分な強度を保つが、この実施例においては耐震性を考慮して、次の2つの耐震手段を講じている。
その一は、両端にフック42を有する連結杆40により各組の支柱1同士を連結する手段であり、両端のフックを一対の支柱1、1に嵌着することにより連結杆は支柱1に連結される(図1及び図12参照)。
尚、支柱1の所定箇所に連結杆40を位置させる位置決め作用を実現するために、連結杆のフック42の内壁には、前記した支柱1の外皮3のリブ4の突起5が係合すべき溝43が施される。
その二は、公知の突っ張り棒作用を利用して一部の支柱1を天井面と床面間に突っ張り固定させる手段であり、ここでは各支柱1・・・1の下端に回転により上下動可能な床面への当接体6・・・6を設けると共に、家具の後方の両端の支柱1、1にはばねにより上方に附勢される突っ張り棒7、7を介して天井面への当接体8、8を設けている。
【0014】
以上の実施例における組み立て式家具においては、支柱ジョイント20の3方向20A、20B、20Cに3本の支柱1、1、1を連結すると共に、3方向における各支柱の連結位置同士を結ぶ辺により構成される三角形を不等辺の直角三角形にしているが、これにより支柱ジョイント20の向きを変えることにより複数種の奥行きの収容部材Sに対応した組み立て式家具とすることが可能となる。図4乃至図6はそれを図解したものであり、図4においては支柱ジョイント20の20B方向の支柱1と20A方向の支柱1を結ぶ距離の奥行きを、図5においては同じく20B方向の支柱1と20C方向の支柱1を結ぶ距離の奥行きを、図6においては同じく20A方向の支柱1と20C方向の支柱1を結ぶ線から20B方向の支柱1に至る垂線の距離の奥行きをそれぞれ得ている。
【0015】
又、以上の実施例における組み立て式家具においては、コーナーに沿って家具を配する場合に、最低限の本数の支柱で実現できると共に、デッドスペースが生じることがない。
図15はそれを入隅のコーナーの場合を例にとって図解したものであり、ここでは紙面上方の収容部材S1は端部及びコーナー部共支柱ジョイント20の20B方向の支柱1と20C方向の支柱1間の距離の奥行きを利用して掛け渡され、紙面下方の収容部材S2は端部においては支柱ジョイント20の20B方向の支柱1と20C方向の支柱1間の距離の奥行きを、コーナー部においては同じく20A方向の支柱1と20C方向の支柱1間の距離の奥行きを利用して掛け渡されている。
そして、両収容部材S1、S2はコーナー部において一枚の支柱ジョイント20を共用して掛け渡され、収容部材S1の端部は収容部材S2の側面に突き合わされ、同一平面を保っている。
【0016】
図16はそれを出隅のコーナーの場合を例にとって図解したものであり、ここでは紙面上方の収容部材S2は端部及びコーナー部共支柱ジョイント20の20B方向の支柱1と20C方向の支柱1間の距離の奥行きを利用して掛け渡され、紙面下方の収容部材S1は端部においては支柱ジョイント20の20B方向の支柱1と20C方向の支柱1間の距離の奥行きを、コーナー部においては同じく20A方向の支柱1と20B方向の支柱1間の距離の奥行きを利用して掛け渡されている。
そして、両収容部材S1、S2はコーナー部において一枚の支柱ジョイント20を共用して掛け渡され、収容部材S1の端部は収容部材S2の側面に突き合わされ、同一平面を保っている。
【0017】
尚、コーナーに沿って家具を配する場合に、寸法の異なる支柱ジョイントを混在させて、奥行きの異なる収容部材を使用することも可能である。
図17はそれを入隅のコーナーの場合を例にとって図解したものであり、ここでは紙面上方の奥行きの深い収容部材S1は端部及びコーナー部共寸法が大きい支柱ジョイント20の20B方向の支柱1と20C方向の支柱1間の距離の奥行きを利用して掛け渡され、紙面下方の奥行きの狭い収容部材S2は端部においては寸法が小さい支柱ジョイント20の20B方向の支柱1と20C方向の支柱1間の距離の奥行きを、コーナー部においては寸法が大きい支柱ジョイント20の20A方向の支柱1と20B方向の支柱1間の距離の奥行きを利用して掛け渡されている。
そして、両収容部材S1、S2はコーナー部において寸法が大きい支柱ジョイント20を共用して掛け渡され、収容部材S1の端部は収容部材S2の側面に突き合わされ、同一平面を保っている。
【0018】
ところで、支柱ジョイント20に連結されるべき支柱1の本数及び各支柱の連結位置同士を結ぶ辺の関係は以上の実施例のものに限られないことを前記した。図14はその一例を示すものであり、ここでは支柱ジョイント20の3方向20D、20E、20Fに3本の支柱1、1、1を連結すると共に、3方向における各支柱の連結位置同士を結ぶ辺により構成される三角形を2等辺三角形にしている。
又、図18もその一例を示すものであり、ここでは支柱ジョイント20の4方向20A、20B、20C、20Dに4本の支柱1、1、1、1を連結すると共に、4方向における各支柱の連結位置同士を結ぶ辺により構成される四角形を長方形にしている。
【0019】
尚、以上の実施例において支柱ジョイント20に掛け渡される収容部材Sとして棚板を例示したが、収容部材はこれに限られず例えば筐体や天板或いは他の部材であってもよいことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】
以上の構成よりなるこの発明は次の特有の効果を奏する。
▲1▼棚板や筐体等の収容部材の四隅に4本の支柱を同時に連結して、更に自立させる構成ではなく、連結された支柱及び支柱ジョイントを複数組自立させ、これらの間に収容部材を掛け渡す構成なので、必要とする収納部材の長さに関わりなく、連結させる支柱は決められた寸法の支柱ジョイントの範囲内で済むので、連結作業が極めて容易で、又、自立も容易であり、どんなに長く又重い収容部材を有する組み立て式家具であっても一人で組み立て可能となる。
【0021】
▲2▼自立した複数組の支柱及び支柱ジョイントの間に収容部材を掛け渡すので、各支柱ジョイントに連結される支柱は自立可能な最低限の本数である3本であっても何等支障は無く、この場合支柱ジョイントの3方向における支柱の連結位置同士を結ぶ辺により構成される三角形を正三角形以外の三角形に設定することにより、それぞれの辺に合致した奥行きの棚が構成可能となるので、一つの基本セットで複数種の奥行きの収容部材を使用可能となり、製造上、流通上、使用上における部材の合理化が図られる。
【0022】
▲3▼実施例で詳説したようにコーナーに沿って家具を配する場合でも、最低限の本数の支柱及び支柱ジョイントで実現できると共に、デッドスペースが生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の組み立て式家具の実施例の要部の斜視図。
【図2】この発明の組み立て式家具の実施例の正面図。
【図3】同上、側面図。
【図4】この発明の組み立て式家具の支柱ジョイントの配置例を示す要部の平面図。
【図5】この発明の組み立て式家具の支柱ジョイントの配置例を示す要部の平面図。
【図6】この発明の組み立て式家具の支柱ジョイントの配置例を示す要部の平面図。
【図7】この発明の組み立て式家具の実施例の連結機構の斜視図。
【図8】同上、分解斜視図。
【図9】同上、組み立て途中の斜視図。
【図10】同上、支柱ジョイントを底面方向から観察した斜視図。
【図11】同上、支柱の一部切り欠き斜視図。
【図12】この発明の組み立て式家具の実施例の連結杆の斜視図。
【図13】この発明の組み立て式家具の異なる実施例の連結機構の斜視図。
【図14】この発明の組み立て式家具の支柱ジョイントの異なる実施例の平面図。
【図15】この発明の組み立て式家具の支柱ジョイントの配置例を示す要部の平面図。
【図16】この発明の組み立て式家具の支柱ジョイントの配置例を示す要部の平面図。
【図17】この発明の組み立て式家具の支柱ジョイントの配置例を示す要部の平面図。
【図18】この発明の組み立て式家具の支柱ジョイントの異なる実施例の平面図。
【符号の説明】
1 支柱
20 支柱ジョイント
S 収容部材
Claims (1)
- 収容部材とは別に、これを受け止めるための支柱ジョイントを用意し、支柱ジョイント(20)の3方向(20A、20B、20C)において3本の支柱(1、1、1)を連結することにより、連結された支柱(1・・・1)及び支柱ジョイント(20)を自立可能とすると共に、連結された支柱(1・・・1)及び支柱ジョイント(20)を複数組自立させ、これらの間に収容部材(S)を掛け渡す組み立て式家具において、支柱ジョイント(20)の3方向(20A、20B、20C)における支柱(1、1、1)の連結位置同士を結ぶ辺により構成される三角形を正三角形以外の三角形に設定して、支柱ジョイント(20)の向きを変えることにより、それぞれの辺に合致した複数種の奥行きの収容部材(S)を掛け渡すことを可能とした組み立て式家具。
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