JP3030818B1 - 足場囲い用のシート及びシートの足場への架設係止用ハンガークランプ - Google Patents

足場囲い用のシート及びシートの足場への架設係止用ハンガークランプ

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Abstract

【要約】 【課題】 本発明は、建築建設現場における様々な塵や
例えば釘、鉄筋片、木屑等の飛散を防止し又防炎、防
音、塗料飛散防止のため足場の外側を覆う足場囲い用シ
ートに関し、架設時に隙間の生じない該シートの提供を
課題とする。 【解決手段】 かかる課題を達成するため建築建設現場
の足場の外周に用いる足場囲い用のシートであって、該
シートの外周縁に一定間隔毎に一つの孔順次を配設して
いるシートの外周縁の前記各孔の近傍に各々一の孔を設
けた足場囲い用のシートにより解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築建設現場におけ
る足場の外側に架設し、工事現場における様々な塵や例
えば釘、鉄筋片、木屑等の飛散を防止するため及び防
炎、防音、塗料飛散防止のための足場の外側を覆う足場
囲い用シート及び該シートの足場への架設係止用ハンガ
ークランプに関する。
【0002】
【従来技術】従来、建築建設現場における落下物防止用
の足場の外側を覆うシートは、多数枚のシート例えばメ
ッシュシート、白シート、ターボスクリーン等のシート
を結束紐等の連結部材で繋いで足場の外周面に覆いをす
るものである。この場合多数枚のシートの外周部分には
一定間隔おきに一個ずつの孔例えばハトメ等が設けられ
ており、この孔に結束紐を通して足場を構成する単管、
建枠等に結び付けることによりシートの配設を行う事が
従来行なわれてきた。或いは現在多用されているものと
して多数枚のシートを順次繋ぎ止めるに際して該シート
の外周部分の孔と、相隣り合うシートの一の孔とを結束
紐で繋ぎ止めているものがある。
【0003】この場合、このシートを足場に取り付ける
場合には、まずシートを取り付けるための二脚の突起部
を有するハンガークランプを足場を構成する建枠等の垂
直方向の単管に固定してこの脚をシートの孔に挿入して
固定した上で隣り合うシートの孔と結束紐等で結んで隙
間をなくすものである。即ちまずハンガークランプを足
場を構成する建枠等の垂直方向の単管に仮止めし、シー
トの上部角部の一の孔と隣り合うシートの上部角部の一
の孔とにそれぞれハンガークランプの脚部を挿入した
上、シートの下部の角部の孔に固定したハンガークラン
プの脚を挿入し、シートを仮固定する。
【0004】その後シート上部の仮固定しているハンガ
ークランプを引き上げてシートを緊張状態とした上で本
締めする。そして、相隣り合ったシート同士の側辺に設
けられている孔同志を結束紐等の連結部材で結び止める
ものである。
【0005】この様に連結した後このシートの上部方向
においても同様にハンガークランプによりシートを固
定、下部のシートの上辺部の孔と上部シートの下辺部の
孔とを結束紐等で結び止めるものである。従って、シー
トとシートは各々の端の部分は各シートがその周辺部を
近接させた状態で結束紐でつなぎ止められているもので
ある。又、上方向にシートを配設していく上でシート押
え用のハンガークランプはシート毎に上下の押え用のハ
ンガークランプが必要となるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この場合、先ず従来の
シート配設用又はシート同志を連設するための孔は、前
述の様にシートの周辺端部に一定の間隔をおいて一の孔
が設けられているものである。従って、足場を構成する
単管、建枠等とこの孔を通して結束紐で緊締すると隙間
がどうしても生じてしまう。或いはシート同士を緊締す
る場合即ち、各々のシートを連設する際にその一のシー
トの一の孔とこれに隣り合うシートの対応する孔とを結
束紐で緊締し、シート同志を繋ぐ場合には、その緊締部
分は結束紐等により近接状態で繋がっているものであ
る。従って、通常このシート同士の間にも若干の隙間が
生じてしまう可能性を有する。
【0007】仮にシート同士が接した状態でつなぎ止め
た場合であってもシート自体が新品の状態であれば、シ
ートの腰によりシート同志の間にはそれ程隙間はでき
ず、ある程度有効に塵や例えば釘、鉄筋片、木屑等の飛
散を防止できる。反面、通常このシートは一回限りの使
用に供されるものではなく、何回も使用されるものであ
ることから2回3回と使っていくうちにシートの腰が弱
くなりシート同志を繋ぎ止めていてもシート間に隙間が
出てしまうものである。特に温度差等により変形や縮み
が生じてしまうことはさけられない。この隙間は現場作
業中の塵や例えば釘、鉄筋片、木屑等の飛散を有効に防
止できない恐れがあり、安全を最も重要視する作業現場
においては何らかの解決策が望まれる。
【0008】特にゴンドラ等の補修工事現場において屋
上よりワイヤーロープを垂らし、一の孔とこれに隣り合
うシートの対応する孔とを結束紐で緊締する場合ににあ
っては隙間のない覆いはできないものでものであり、例
えば金具等を用いて隙間をなくす努力はなされている
が、簡単な取り付け等ができないと共に費用加算等もあ
り何らかの解決が求められている。従って、隙間をなく
すことが最も重要である事から隙間をなくすことが望ま
れる。
【0009】特に、仮にシートを接する状態を常時維持
するにはその配設に手間がかかるばかりでなく、長期間
の使用を考慮してシートの腰を十二分に強くするとシー
ト自体の単価が上がり、建築建設現場において極めて多
数のシートを必要とする関係上、工費の高騰に繋がる恐
れもあり、安価にできる他の方法が望まれていた。併せ
て、ハンガークランプは二脚の脚部を有してシート毎に
上下の固定用に必要となり、その費用のみならず作業工
程も多くなってしまうものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点を解消
し、従来のシートの腰であっても枚数を増やすことなく
建築建設現場における足場の覆いができると共にシート
同志の結束紐等での緊締時においての隙間をなくすこと
のできるシートを提供するものである。かかるため、請
求項1の発明である建築建設現場の足場の外周に用いる
足場囲い用のシートであって、一定間隔毎に近接する二
つの孔を順次連設しているシートの前記二つの孔が該シ
ートの外周縁の全周に亘って平行に設けられた足場囲い
用のシートを用いることにより達成できる。
【0011】
【0012】本発明にかかるこの様な連設したシートを
足場に架設係止する場合におけるハンガークランプとし
ては請求項2にかかる発明である建築建設現場の足場の
外周に用いる足場囲い用のシート1の外周縁に沿って平
行に一定間隔毎に連設する二つの孔を設けた該シートを
前記足場を構成する単管、建枠等に架設する架設係止用
ハンガークランプであって、クランプ部がボルト及びナ
ットで単管又は建枠を挟み込むと共にシート1の孔に挿
入する脚部を有し、該脚部は一のシートを他のシートと
外周縁端部を重ねあって架設すると共に重なり合う一の
シートの孔と他のシートの孔とを通し縫いして相隣り合
う二つの孔に亘って緊締した際に、シートの角部分の緊
締されない孔に挿入するものであり、シートの孔に挿入
して係止する略L字状の一の脚部のみを有する架設係止
用ハンガークランプによって本発明にかかるシートの足
場への架設が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する
に、図1は本シートの一実施の状態を示す図である。こ
の図に基づいて先ず本シートの基本構成を説明すると、
本シート1の周縁部には他のシートとの連設のための孔
が設けられているが、この孔は本シート1の周縁外周に
沿って連設した二つの孔2,2´よりなり、この二つの
連設された孔2,2´が周縁に沿って平行に適宜設けら
れているものである。この二つの孔2,2´の距離は任
意に定め得る距離であればよい。また特に力のかかる部
分でありハトメ等の処理がなされていることが望ましい
ものである。
【0014】また、図1においてはシート1の長手方向
には一定間隔をあけて一辺に数か所の二つの孔2,2´
のセットが明示され、短手方向には一辺に数か所の二つ
の孔2,2´のセットが明示されているものである。こ
の配置例は一例であり、シート1の長さや幅等により適
宜そのセットの数を変更してもよく、また二つの孔2,
2´を有する一セットと他のセットとの間の間隔も適宜
変更してもよいものである。このシートは、建設建築現
場において用いられる足場の囲いを行うためのシートで
例えばメッシュシート、白シート、ターボスクリーン等
のシートが該当すると共に例えばゴンドラ等による補修
工事シート、長尺スクリーンや長尺ターボスクリーンも
当然に含まれるものである。
【0015】次にこのシート1を上下左右に連設して緊
締した状態を図2に示す。この図2は、計四枚のシート
1の重なり合う一角部を明示したものであり、この四枚
のシート1には各々その周辺に連設された二つの孔2,
2´を有している。この二つの孔2,2´をシート1同
志を重ね合わせて連結部材である結束紐3で通して縛っ
てある。特に角部にあってはこの重ね合わせ部分の孔
2,2´は外観上縦方向に三つできるが、その中央部分
の孔と上下のいずれか一の孔とを結束紐3で通して縛る
ことによって十分にシートの繋ぎを行う事ができる。こ
れにより、シート1をしっかりと固定できるものであ
る。尚、外観上縦方向の三つの孔に関し、結束紐3を通
してない孔は足場の単管、建枠等である例えばパイプに
本シート1を緊締状態で係止するための本請求項5にか
かる発明であるハンガークランプの脚を差し込むための
孔7である。尚、本図にはシート1同士の連設に際して
は結束紐3を用いているが、この他孔2、2´に通して
シート1同士を密着しておさえられる合成樹脂製の連結
部材を用いたものであってもよい。
【0016】次に図3に従来のシート4の緊締状態を示
す図である。従来のシート4にはそのシート4の外周周
縁に各々一の孔5が順次一定の間隔を開けて設けられて
いるものである。従ってシート4の連設に際しては相隣
り合うシート4の孔5同志を結束紐3で通して縛ること
により連設するものである。この様に連設するとシート
4同志はその結束紐3により連設されるが、一のシート
4と他のシート4との繋がりは結束紐3の太さのみによ
り繋がるものであり、その連設部分の連設強度はそれ程
高いものではない。従って、結束紐3の太さの部分のみ
によってシート4同志が連設されているもので、シート
4の腰が弱くなった場合等に限らずシート4を張った状
態で連設する場合にもこの連設部分すなわち結束紐3と
結束紐3との間において隙間が生じてしまうものであ
る。
【0017】また、ゴンドラ等を用いて行なう補修工事
においても同様に、屋上よりワイヤーロープを垂らして
相隣り合うシート4の孔5同志を結束紐3で通して縛る
ことにより結束を行なうが、これだけではどうしても隙
間がでてしまう。このような隙間に関しては、作業時の
落下物を防止するためのシートには本来あってはならな
いものであるが、些少の隙間であれば大きな落下物に関
しては防げる事から従来そのままにされてきたものであ
る。しかし、作業時の安全面を考えるとこの隙間を全て
無くす事が最善であり、そのためには例えば本発明にか
かる図2に示す孔2,2´を有する本シートを用いるこ
とにより、その目的が達せられる。
【0018】即ち、本発明にかかるシート1においては
従来一の孔であったものを一の孔2の近傍にもう一つ孔
2´を設け、二つの孔2,2´によりシート1同志を連
設するものである。この場合二つの孔2,2´はシート
1の外周面に沿って設けられていることから一の孔2と
他の孔2´とに結束紐3を通して結び付けることがで
き、これにより孔2と孔2´との間は結束紐3によって
密着状態となって二つのシート1を連設できるものであ
る。この密着した部分に関してもシート1の外周上に沿
って設けられていることから、いわゆる結束紐3の太さ
の点の部分の密着ではなく、一定の長さ即ち孔2と孔2
´との間をもって密着し、隙間の生じる可能性を極力排
除できる。特に、単管、建枠を用いた場合に限らず単
管、建枠を使用しないワイヤーロープ等による架設にも
最適である。
【0019】次に図4は本発明にかかるシート1の他の
実施の状態を示す図である。これはシート1の外周周縁
に有する一定間隔をおいて設けられた孔2に対して周縁
と垂直方向であってシート1内側にもう一つ孔2´を設
けて、この二つの孔2,2´によりシート1を緊締する
ものである。これによっても、シート1の内側方向では
あるが一定の幅を持ってシート1同志が密着し、その重
ね合わせの部分も大きくシート1の緊締が行なえるもの
である。従って、一定の広い範囲でシート1が重なり合
って緊締できる共に強固に連設できシートの隙間を極力
排除できるものである。
【0020】尚、図4において孔7を明示するが、これ
はハンガークランプ用の孔である。この様にシート1の
外周周縁に設けられた連設用の孔2,2´に関し、従来
一の孔を一定間隔を持って設けたのに対し、一の孔2の
近傍にもう一つ孔2´を設け、この二つの孔により他の
シート1との連設を図ることによって隙間のない足場覆
いのシートの提供が行えるものである。
【0021】次に図5は本発明にかかるシート1用のハ
ンガークランプ8である。従来のハンガークランプは、
図3に示すように一のシート4に一つの孔5を有し、こ
れを左右上下に結束紐3で結び重ねて足場の外周面を覆
うものであり、この足場を構成する単管、建枠等にシー
トを架設する場合には,4枚のシート4の角が接する部
分にはシート4間にわたって孔9、9が横方向に二つ設
けられていることから二脚の脚部10,10´を有する
ハンガークランプが用いられていた。また、この従来形
式のシート4を足場に架設する場合にはシート4の上下
にハンガークランプで仮止めした後、結束紐3にてシー
ト4間を結び、それから上部ハンガークランプをシート
を張った状態まで押し上げてシートの緊張状態で架設を
行なうものである。
【0022】従ってシート4下部の孔9、9に嵌入して
いる二脚の脚部10,10´の先端部分は下部方向に向
いており、シート上部の孔9、9に嵌入している二脚の
脚部10,10´の先端部分は上部方向に向いているも
のである。しかし本発明のシート1においては、4枚の
シート1の角が接する部分である角部分には縦方向に複
数の孔2、2´、7ができるものであり、横方向には二
つの孔はできないものである。従って本発明にかかるシ
ート1を用いる場合には従来の二脚の脚部を平行に有す
るハンガークランプは用いることができない。そこで本
発明にかかるシート1用のハンガークランプ8を提供す
るものである。
【0023】又、図5に示すようにこのハンガークラン
プ8には一つの突出部を有する一の脚83を有している
ものであり、本体80から突出して設けられている。こ
の本体80には足場を構成する単管、建枠の建地に挟み
込むクランプ部81,82を有する兼用クランプであ
る。このクランプ部81,82により単管、建枠の建地
を挟んでボルト84をナット85で締め、クランプ部8
1,82より突出している脚83をシート1の孔7に差
し込みこれを支えるものである。
【0024】このハンガークランプ8は、まずクランプ
部81,82により足場の単管、建枠の建地に仮止め
し、その後この脚83をシート1の一の孔7に挿入しこ
の孔7に引っ掛けた上で、単管、建枠等の上部方向に引
っ張りあげ、その後クランプ部81,82をナット85
を締める事により固着し、シート1を張った状態で足場
の外周に張り回す事ができるものである。なお、この脚
83は本体80に溶接されるものであっても一体成型の
ものであってもよい。また、この脚83の形状は突出形
状を基調とし孔7にしっかり引っ掛ける事ができるよう
構成されておればよく、例えば図5に示すようにL字状
に形成されているものに限らず孔7を係止するための突
起があるものや孔7の内周部に嵌合する凹み部を有する
ものであってもよい。
【0025】次に、本発明にかかるハンガークランプを
用いて本発明にかかるシートを配設した状態を図6に示
す。足場を構成する単管、建枠等6にハンガークランプ
8がナット止めされており、このハンガークランプ8の
脚83がシート1のハトメされている孔7に挿入されて
いる。シート1の上下左右には連設されているシート1
が明示されている。シート1同士は締結紐3で二つの孔
2、2´を通し縫いし緊締しており、この上下左右方向
の各シート1は下部のハンガークランプ8と上部のハン
ガークランプ8により足場に架設されているものであ
る。従ってシート1同士は連設された孔2、2´により
一部を重ね合わされて密着した状態で繋がっており、隙
間が生じない。
【0026】次に、本発明にかかるシートの架設方法
は、まず単管、建枠等6の適宜位置にハンガークランプ
8を取付ける。そして最下部のシート1とその左右方向
のシート1とを、その端縁部を重ねた状態にてシート上
部の孔7にハンガークランプ8の脚部83を挿入して吊
す。その後、左右方向のシート1の重なり合った孔2,
2´を結束紐3で通し縫いして縛る。
【0027】次に単管、建枠等6の上部方向の適宜位置
に次のハンガークランプ8を仮止めし、上部シートと左
右方向のシートとをその端縁部を重ねた状態で孔7に該
ハンガークランプ8の脚部83を挿入する。その後左右
方向のシート1の重なり合った孔2,2´を結束紐3で
通し縫いして縛る。そして上部シート1と下部シート1
との重なり合った孔2,2´を結束紐3で通し縫いして
連設する。この様に上下左右方向のシートを結束紐3に
て結んだ後に上部ハンガークランプ8を単管、建枠等6
の上部方向に例えば金槌等でずらしてシートを張った状
態にして本締する。
【0028】以上のように、この上下左右に繋がるシー
ト1同士は重なりあった上、二つの孔2、2´を通し縫
いして縛ってあり密着して強固に繋がっていることから
隙間が生ぜず、また上下左右に連設されているシート1
の各角部分のハンガークランプ8は一個でよく、従来の
一定の間隔に一の孔が設けられているシート及び二脚の
突出部を有するハンガークランプよりなるシートの架設
に際しての各シートの上下左右に各々必要となるハンガ
ークランプとはその使用個数においても極めて少なくて
済む。従って、ハンガークランプの使用個数も少なく極
めて簡単に配設できると共に隙間のないシートの配設を
可能とするものである。
【0029】
【発明の効果】1.本発明にかかるシートを用いること
により、シートとシートとの連設に際しては二つのシー
トに重ね合わされた二つの孔に紐等を通して緊締すれば
簡単に連設できるばかりではなく孔と孔との間を密着状
態として重ね合せる事ができ、シート同志の連設を密に
かつ強固にできる事から隙間等が生じないものである。 2.単管、建枠を使用しないワイヤーロープ等による架
設にも最適である。 3.シートの孔を各々一つ増やすだけで極めて有用なシ
ートが提供できる。 4.本発明にかかるシートを足場に架設係止するための
ハンガークランプにおいても一の脚を有する本発明にか
かるハンガークランプを用いることによって隙間のない
シートの配設を可能とすると共にハンガークランプの使
用個数を少くでき、配設の手間等を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるシートの一実施の状態を示す図
【図2】本発明にかかる計四枚のシートの重なり合う一
角部の図
【図3】従来のシートの緊締状態を示す図
【図4】本発明にかかるシートの他の実施の状態を示す
【図5】本発明にかかるシート用のハンガークランプの
一実施の状態を示す図
【図6】本発明にかかるシートとハンガークランプを用
いた状態を示す図
【符号の説明】
1 シート 2 孔 3 結束紐 4 シート 5 孔 6 単管、建枠等 7 ハンガークランプ用の孔 8 ハンガークランプ 80 本体 81 クランプ部 82 クランプ部 83 脚 84 ボルト 85 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 1/26 E04G 21/24 E04G 21/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築建設現場の足場の外周に用いる足場
    囲い用のシートであって、一定間隔毎に近接する二つの
    孔を順次連設しているシート1において、前記シート1
    に一定間隔毎に連設する二つの孔2,2´が該シート1
    の外周縁の全周に亘って平行に設けられたことを特徴と
    する足場囲い用のシート。
  2. 【請求項2】 建築建設現場の足場の外周に用いる足場
    囲い用のシート1の外周縁に沿って平行に一定間隔毎に
    連設する二つの孔2,2´を設けた該シート1を前記足
    場を構成する単管又は建枠に架設する架設係止用ハンガ
    ークランプであって、 クランプ部81、82がボルト84及びナット85で単
    管、建枠等を挟み込むと共にシート1の孔に挿入する脚
    部83を有し、 該脚部83は、一のシート1を他のシート1と外周縁端
    部を重ねあって架設すると共に重なり合う一のシート1
    の孔2,2´と他のシート1の孔2,2´とを通し縫い
    して相隣り合う二つの孔2,2´に亘って緊締した際
    に、シート1の角部分の緊締されない孔7に挿入するも
    のであり、 シート1の孔7に挿入して係止する略L字状の一の脚部
    83のみを有することを特徴とするシート1の足場への
    架設係止用ハンガークランプ。
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