JP3079307B2 - 防音壁の外装板落下防止装置 - Google Patents

防音壁の外装板落下防止装置

Info

Publication number
JP3079307B2
JP3079307B2 JP19849796A JP19849796A JP3079307B2 JP 3079307 B2 JP3079307 B2 JP 3079307B2 JP 19849796 A JP19849796 A JP 19849796A JP 19849796 A JP19849796 A JP 19849796A JP 3079307 B2 JP3079307 B2 JP 3079307B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
exterior
bolt
soundproof wall
outside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19849796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1025715A (ja
Inventor
和義 細川
元司 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKO TECHONO CO.,LTD.
Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
SANKO TECHONO CO.,LTD.
Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANKO TECHONO CO.,LTD., Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd filed Critical SANKO TECHONO CO.,LTD.
Priority to JP19849796A priority Critical patent/JP3079307B2/ja
Publication of JPH1025715A publication Critical patent/JPH1025715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3079307B2 publication Critical patent/JP3079307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路等に沿設した
防音壁において、外側に張り詰めて固着した多数の外装
板の落下を防止する防音壁の外装板落下防止装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路等に構築した防音壁は、道路
等の側部に適宜の間隔をおき多数の支柱を建て込み、各
支柱の間に多数の防音パネルを張り詰めるとともに、各
支柱の外側に多数の外装板を横方向に指向させてボルト
・ナツト等で固着して張り詰めた構造になつている。
【0003】また、前記の防音壁において、予め多数の
防音パネルにワイヤの挿通孔を設けて、各支柱の外側に
横方向に指向させて固着して張り詰めた各防音パネルの
ワイヤ挿通孔にワイヤを挿通して縦に張設し、このワイ
ヤによつて振動等でボルト・ナツト等が緩み防音パネル
が落下するのを防止した防音壁の外装板落下防止装置を
開発した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先に開発した防音壁の
外装板落下防止装置は、前記のように防音壁を構築した
後に、多数の防音パネルに設けた挿通孔にワイヤを挿通
して張設するため、ワイヤの挿通、張設が難しく多くの
手数、手間を要し、ワイヤの張設精度にバラツキが生じ
易く、ワイヤ張力の調整が困難であるなどの課題があ
る。
【0005】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに開発されたものであって、その目的とする処は、
湾曲状の各外装板の外側に先端リング付き立上金具とし
て突設し、先端リングにワイヤ等を挿通して各外装板の
外側に凸湾曲状に張設し、張り詰めた各外装板の外側か
ら立上金具の係止爪及び拡開用スリーブ付きボルトを挟
着し先端リングを取り付け、また、先端リングにワイヤ
等を挿入する交差部を設け、ワイヤ等に張線器を付設
るなど、施工性とともに外装板の落下防止性能、信頼性
を向上した防音壁の外装板落下防止装置を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、道路等の側部
に間隔を置き建て込み上部を湾曲した各支柱の内側間に
多数の防音パネルを凹湾曲状に張り詰め、各支柱の外側
に多数の外装板を横方向に指向させて凸湾曲状に張り
詰めた防音壁において、各外装板の外側に多数の立上金
具のボルトを挟着して突設し、各ボルトの端部に先端リ
ングを取り付け立上金具として縦に配列し、各先端リン
グに撚り合わせ線あるいはワイヤを縦に挿通して張設
し、外装板群の外側に張設した凸湾曲状の撚り合わせ線
あるいはワイヤ及び各立上金具で各外装板を支柱側へ押
圧して連結した防音壁の外装板落下防止装置に特徴を有
し、張設した外装板群の凸湾曲状の外側から少なくとも
各立上金具の各先端リングの付設及び撚り合わせ線ある
いはワイヤの張設を容易に精度良く行なうことができ、
凸湾曲状に張設した撚り合わせ線あるいはワイヤの張力
及び各立上金具によつて各外装板を支柱側へ均等に押圧
して支保し、各ボルトを外装板に挟着して取付性能を高
め、撚り合わせ線あるいはワイヤを先端リングに挿通し
て損傷を防止するなど、優れた施工性とともに落下防止
性能、信頼性が得られる。
【0007】道路等の側部に間隔を置き建て込んだ各支
柱の内側間に多数の防音パネルを張り詰め、各支柱の外
側間に多数の外装板を横方向に指向させて張り詰めた防
音壁において、張り詰めた各外装板のボルト孔に立上金
具の係止爪及び拡開用スリーブ付きボルトを外側から嵌
挿してナツトで締め込み、各外装板に各ボルトを係止爪
及びナツトで挟着し各ボルトの端部に先端リングを取り
付けて、各外装板の外側に先端リング付き立上金具とし
て縦に配列し、各先端リングに撚り合わせ線あるいはワ
イヤを挿通して張設した防音壁の外装板落下防止装置に
特徴を有し、張り詰めた凸湾曲状の各外装板の外側から
立上金具の係止爪及び拡開用スリーブ付きボルトを嵌挿
して挟着し、先端リングを付設、さらに撚り合わせ線あ
るいはワイヤを張設等により容易に精度良く施工され
る。各立上金具のボルトは係止爪、拡開用スリーブ及び
ナツトで各外装板に挟着されて取付性能がさらに効果的
に高められ、撚り合わせ線あるいはワイヤを先端リング
に挿通して損傷を防止するなど、施工性とともに落下防
止性能、信頼性を効果的に高めている
【0008】さらに、前記の防音壁の外装板落下防止装
置において、先端リングの1部に撚り合わせ線あるいは
ワイヤを挿入する交差部を設けて、交差部に隙間を形成
して撚り合わせ線あるいはワイヤを各先端リング内に挿
入して張設したことに特徴を有し、張設した各外装板の
外側において、撚り合わせ線あるいはワイヤを交差部に
隙間を形成して各立上金具の先端リング内に容易に挿入
して張設できるなど施工性をさらに高めている。また、
撚り合わせ線あるいはワイヤに張力負荷用の張線器を付
設したことに特徴を有し、張線器によつて撚り合わせ線
あるいはワイヤに張力を容易に負荷でき随時に調整でき
るなど、総合的に施工性とともに落下防止性能、信頼性
を著しく高めている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図3に本発明の第1実施
例、図1B,C,Dに本発明の立上金具の第1実施例、
図2は立上金具の第2実施例を示している。図中1は道
路等、1aは道路等の側部のコンクリート基礎、3はコ
ンクリート基礎の外面部にボルト・ナツトの固着手段4
等で建て込んだ支柱、5は支柱間に適宜の手段で張り詰
め固着した防音パネル、5aは防音パネルの固定部材、
6a,6b,6cは各支柱の外側と上部及び下部に横方
向に指向させボルト・ナツト等の固着手段7等で固着し
て張り詰めた外装板、10は防音壁、11,21は各外
装板の外面部に嵌着した第1実施例と第2実施例の立上
金具、12は各外装板の落下を防止する撚り合わせ線あ
るいはワイヤ、15は張線器である。
【0010】図示の実施例は、道路1等の側部に間隔を
置き建て込みかつ上部を湾曲した各支柱3の内側X間に
多数の防音パネル5を凹湾曲状に張り詰め、各支柱3の
外側Yに多数の外装板6a〜6cを横方向に指向させ
凸湾曲状に張り詰めた防音壁において、各外装板6a
〜6cの外側Yに多数の立上金具11,21のボルト1
1a、21aを突設して挟着し、各ボルトの端部に先端
リング11i,21iを取り付け立上金具11,21と
して縦に配列し、各先端リング11i,21iに撚り合
わせ線あるいはワイヤ12を縦に挿通して張設し、外装
板6a〜6c群の外側Yに張設した凸湾曲状の撚り合わ
せ線あるいはワイヤ12及び各立上金具11,21で各
外装板6a〜6cを支柱3側へ押圧して連結したことを
特徴とする防音壁の外装板落下防止装置になつている。
【0011】また、道路1等の側部に間隔を置き建て込
んだ各支柱3の内側X間に多数の防音パネル5を張り詰
め、各支柱3の外側Y間に多数の外装板6a〜6cを横
方向に指向させて張り詰めた防音壁において、張り詰め
た各外装板6a〜6cのボルト孔に立上金具11の係止
爪11c及び拡開用スリーブ11d付きボルト11aを
外側Yから嵌挿してナツト11fで締め込み、各外装板
6a〜6cに各ボルト11aを係止爪11c及びナツト
11fで挟着し各ボルトの端部に先端リング11iを取
り付けて、各外装板6a〜6cの外側Yに先端リング1
1i付き立上金具11として縦に配列し、各先端リング
に撚り合わせ線あるいはワイヤ12を挿通して張設した
ことを特徴とする防音壁の外装板落下防止装置になつて
いる。
【0012】また、前記の防音壁の外装板落下防止装置
において、先端リング11i,21iの1部に撚り合わ
せ線あるいはワイヤ12を挿入する交差部を設けて、交
差部に隙間αを形成して撚り合わせ線あるいはワイヤ1
2を先端リング11i,21i内に挿入して張設したこ
とを特徴とする防音壁の外装板落下防止装置になつてい
る。
【0013】また、前記の防音壁の外装板落下防止装置
において、撚り合わせ線あるいはワイヤ12に張力負荷
用の張線器15を付設したことを特徴とする防音壁の外
装板落下防止装置になつている
【0014】さらに詳述すると、防音壁は、図1及び図
3に示すように道路1等の側部に間隔を置き建て込んだ
複数本の支柱3と、各支柱の内側X(道路1等の側)に
張り詰めた多数の防音パネル5及び各支柱の外側Yに張
り詰めた多数の外装板6a,6b,6c等からなり
ましくは図示のように上部を内側Xへ湾曲した支柱3を
適用して、各支柱の内側に複数の防音パネル5を凹湾曲
状に張り詰め、外側Yに複数の外装板6a,6b,6c
を凸湾曲状に張り詰めた防音壁になっている。また、支
柱3は、H形鋼等の各種の形鋼材を適用し、好ましくは
図示のように上部を内側Xに適度に湾曲して、例えば道
路1等の基礎1等の外側に適宜の間隔を置きボルト
ツト等の固着手段4で建て込まれている。防音パネル5
は、例えば道路1等の側をアルミ薄板などで形成しグラ
スウール等の防音材を充填した構造になっており、各支
柱3の内側間に適宜の手段で固着し、必要に応じ外側
に固着部材5を配置するなどして張り詰め、この張り詰
めた防音パネル5群は、好ましくは図示のように凹湾曲
状に形成して、道路等で発生する騒音の防音機能を発揮
する。
【0015】外装板6a,6b,6cは、各支柱3の外
全域にわたつて張り詰めた外装板6aと、各支柱3
の上部間に装着した外装板6b及び各支柱の下部間に装
着した外装板6cからなり、それぞれ金属板で図示のよ
うな断面形状に形成して、この外装板を各支柱3の外側
全域、上部間及び部間において横方向に指向せしめボ
ルト・ナツトの固着手段7等で固着して張り詰め、張り
詰めた外装板6a,6b,6c群は、好ましくは図示の
ように凸湾曲状に形成した構造になっている。
【0016】第1実施例の立上金具11は(図1B,
C,D参照)は、ボルト11aと、ボルト先端部に嵌装
し頭部11bで抜け止められて外装板6a,6b,6c
のボルト孔に挿通し拡開されて外装板6a,6b,6c
の内側に係止する係止爪11cと、ボルト中間部に嵌装
した係止爪11cの拡開用スリーブ11dと、ボルト基
部に嵌装した座金11e及び螺合したナツト11fから
なる取付部と(図1B参照)、取付部のボルト基部に螺
合する先端リング11i付き立上部11g(11hはね
じ孔,図1C参照)とを具備した構造になつており、図
1Bのように外装板の外側からこのボルト孔にボルト1
1aとともに係止爪11c及び拡開用スリーブ11dを
挿通して、適宜の器具でボルト11aの回転を止めてナ
ツト11fをねじ込むと、ボルト11aとともに係止爪
11cが外装板の内面に向かつて引き込まれ、係止爪1
1cが拡開用スリーブ11dで拡開されて先端部が外装
板の内面に係止し座金11eとの間に外装板を挟着す
る。即ち、外装板にボルト11aが固着されて、ボルト
11aの基部に先端リング11i付き立上部11gをね
じ込み連結すると、先端リング11iが外装板の外面に
適度の高さに立設される(図1D参照)。先端リング1
1iは、交差部に適度の隙間αを形成してこの隙間から
撚り合わせ線あるいはワイヤ12を挿入しこのリング部
に容易に挿通することができる。この立上金具11は外
装板ごとに突設される。
【0017】第1実施例の防音壁の外装板落下防止装置
は(立上金具11を使用)、図1及び図3に示すように
道路1等のコンクリート基礎1aの側部に多数の支柱3
を適宜の間隔を置きボルト・ナツトの固着手段4等で建
て込み、各支柱3の間に多数の防音パネル5を適宜の手
段及び必要に応じ外側に固着部材5aを配置するなどし
て張り詰めて固定し、各支柱3の外側と上側及び下側に
外装板6a,6b,6cを横方向に指向させてボルト・
ナツトの固着手段7等で固着し張り詰めて防音壁10に
構築される。
【0018】さらに、前記の防音壁10において、各外
装板の外面にそれぞれ立上金具11を突設する。即ち、
図1Bのように外装板6a,6b,6cの外側からこの
ボルト孔に、立上金具11のボルト11aとともに係止
爪11c及び拡開用スリーブ11dを挿通し、適宜の器
具でボルト11aの回転を止めてナツト11fをねじ込
むと、ボルト11aとともに係止爪11cが外装板に向
けて引き込まれ、係止爪11cの各爪先端が拡開用スリ
ーブ11dで拡開されて外装板の内側に係止し座金11
eとの間に外装板を挟着する(図1D参照)。即ちボル
ト11aが固着されて、ボルト11aの基部側に先端リ
ング11i付き立上部11gをねじ込み連結すると、各
先端リング11iが外装板の外面に適度の高さで縦に配
列され、外装板6bの立上金具11の先端リング11i
に撚り合わせ線あるいはワイヤ12上端のリング部を隙
間αから嵌着し、各外装板6aの立上金具11の先端リ
ング11iに撚り合わせ線あるいはワイヤ12の中間部
を隙間αから挿通し、外装板6cの立上金具11の先端
リング11iに撚り合わせ線あるいはワイヤ12の下端
部を同様に嵌装し、撚り合わせ線あるいはワイヤ12に
適度の張力を負荷して適宜の手段で固着することによ
り、防音壁10の構築後に、各外装板の外側に外装板落
下防止装置を容易に付設することができる。この外装板
落下防止装置は図3に示すように各外装板の外側に適宜
の間隔を置き複数付設される。また、撚り合わせ線ある
いはワイヤ12には、この下部に張線器(ターンバツク
ル)15を設けて、この張線器で張設時及び随時に適度
の張力を負荷して調節する。
【0019】第1実施例の防音壁10の外装板落下防止
装置は、前記のように防音壁10を構築した後に、この
外装板6a,6b,6cの外側からそれぞれ立上金具
11を前記のように突設して縦に配列し、この立上金具
11群の各先端リング11iに撚り合わせ線あるいはワ
イヤ12を挿通して容易に付設される撚り合わせ線あ
るいはワイヤ12に各先端リング11iが嵌装されて各
外装板の落下が効果的に防止される。第1実施例の立上
金具11は、ボルト11aに係止爪11c及び拡開用ス
リーブ11dを嵌装し少なくとも係止爪11cとナツト
11fで挟着するため、優れた取付性能(例えば図示か
ら明らかなようにボルトの補強、脱落防止など)を発揮
する。特に、各支柱3の上部を図示のように湾曲させて
張り詰めた外装板6a,6b,6c群を凸湾曲状に形成
した防音壁10においては、撚り合わせ線あるいはワイ
ヤ12が外装板6a,6b,6c群の外側Yに沿い凸湾
曲状に形成されるため、張設された撚り合わせ線あるい
はワイヤ12の張力が各立上金具11を介し各外装板6
a,6b,6cに負荷されて、各外装板を均等に支柱3
へ押圧し各外装板の落下が効果的に防止される。また、
各先端リング11iの1部に設けた交差部に隙間αを形
成して撚り合わせ線あるいはワイヤ12を先端リング部
内に容易に挿入でき、撚り合わせ線あるいはワイヤ12
の損傷が効果的に防止される。撚り合わせ線あるいはワ
イヤ12に介装して付設した張線器15によつて張設時
あるいはまた随時に撚り合わせ線あるいはワイヤ12の
張力が適度に調整されるなど、優れた施工性とともに外
装板の落下防止性能、信頼性が得られる。
【0020】図2に示す第2実施例の立上金具21は、
ボルト21aと、ボルト先端部に嵌装した座金21b及
びねじ込んだナツト21cと、ボルト基部側に嵌装した
座金21d及びねじ込んだナツト21eからなる取付
部、及び取付部のボルト基部側に螺合して連結する先端
リング21i付き立上部21g(21hはねじ穴)を具
備した構造になつており、例えば支柱3に張り詰める前
に各外装板6a,6b,6cのボルト孔に予めボルト2
1aを挿入し、ナツト21c,21d等でボルト21
を外装板に挟着して、各外装板を支柱3群の外側に同
様に張り詰め固着した後に、各外装板に固着した各ボル
ト21aに先端リング21i付き立上部21gをねじ込
み連結して取り付け、縦に配列された各先端リング21
iに撚り合わせ線あるいはワイヤ12を同様に挿入して
張設することにより、防音壁10の外側に同様な外装板
落下防止装置を容易に付設でき、基本的には第1実施例
と同様な作用、効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、前述のように構成からなり道
路等の側部に間隔を置き建て込み上部を湾曲した各支柱
の内側間に多数の防音パネルを凹湾曲状に張り詰め、各
支柱の外側に多数の外装板を横方向に指向させて凸湾
曲状に張り詰めた防音壁において、各外装板の外側に
数の立上金具のボルトを挟着して突設し、各ボルトの端
部に先端リングを取り付け立上金具として縦に配列し、
各先端リングに撚り合わせ線あるいはワイヤを縦に挿通
して張設し、外装板群の外側に張設した凸湾曲状の撚り
合わせ線あるいはワイヤ及び各立上金具で各外装板を支
柱側へ押圧して連結しているため、張設した外装板群の
凸湾曲状の外側から少なくとも各立上金具の各先端リン
グの付設及び撚り合わせ線あるいはワイヤの張設を容易
に精度良く行なうことができ、凸湾曲状に張設した撚り
合わせ線あるいはワイヤの張力及び各立上金具により各
外装板を支柱側へ均等に押圧して支保し、各ボルトを外
装板に挟着して取付性能を高め、撚り合わせ線あるいは
ワイヤを先端リングに挿通して損傷を防止するなど、
れた施工性とともに落下防止性能、信頼性が得られる
【0022】道路等の側部に間隔を置き建て込んだ各支
柱の内側間に多数の防音パネルを張り詰め、各支柱の外
側間に多数の外装板を横方向に指向させて張り詰めた防
音壁において、張り詰めた各外装板のボルト孔に立上金
具の係止爪及び拡開用スリーブ付きボルトを外側から嵌
挿してナツトで締め込み、各外装板に各ボルトを係止爪
及びナツトで挟着し各ボルトの端部に先端リングを取り
付けて、各外装板の外側に先端リング付き立上金具とし
て縦に配列し、各先端リングに撚り合わせ線あるいはワ
イヤを挿通して張設したことにより、張り詰めた凸湾曲
状の各外装板の外側から立上金具の係止爪及び拡開用ス
リーブ付きボルトを嵌挿して挟着し、先端リングを付
設、さらに撚り合わせ線あるいはワイヤを張設等により
容易に精度良く施工される。各立上金具のボルトは係止
爪、拡開用スリーブ及びナツトで各外装板に挟着されて
取付性能をさらに効果的に高め、撚り合わせ線あるいは
ワイヤを先端リングに挿通されて損傷を防止するなど、
施工性とともに落下防止性能、信頼性を効果的に高めて
いる
【0023】さらに、前記の防音壁の外装板落下防止装
置において、先端リングの1部に撚り合わせ線あるいは
ワイヤを挿入する交差部を設けて、交差部に隙間を形成
して撚り合わせ線あるいはワイヤを各先端リング内に挿
入して張設したことにより、張設した各外装板の外側か
ら撚り合わせ線あるいはワイヤを交差部に隙間を形成し
て各立上金具の先端リング内に容易に挿入して張設でき
るなど施工性をさらに高めている。また、撚り合わせ線
あるいはワイヤに張力負荷用の張線器を付設したことに
より、張線器により撚り合わせ線あるいはワイヤに張力
を容易に負荷でき随時に調整できるなど、総合的に施工
性とともに落下防止性能、信頼性を著しく高めている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す防音壁の拡大側視図
(A)と立上金具の第1実施例を示す分解側視図(B)
と(C)及びその取付状態を示す側視図(D)
【図2】立上金具の第2実施例を示す側視図
【図3】本発明の防音壁を示す側視図(A)及びその外
面図(B)である。
【符号の説明】
1 道路等 3 支柱 5 防音パネル 6a,6b,6c 外装板 11,21 立上金具 11a ボルト 11c 係止爪 11d 拡開用スリーブ 11f ナツト 12 撚り合わせ線あるいはワイヤX 内側 Y 外側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−310306(JP,A) 実公 平6−21933(JP,Y2) 実公 昭57−38424(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01F 8/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路等の側部に間隔を置き建て込み上部
    を湾曲した各支柱の内側間に多数の防音パネルを凹湾曲
    状に張り詰め、各支柱の外側に多数の外装板を横方向
    に指向させて凸湾曲状に張り詰めた防音壁において、各
    外装板の外側に多数の立上金具のボルトを挟着して突設
    し、各ボルトの端部に先端リングを取り付け立上金具と
    して縦に配列し、各先端リングに撚り合わせ線あるいは
    ワイヤを縦に挿通して張設し、外装板群の外側に張設し
    た凸湾曲状の撚り合わせ線あるいはワイヤ及び各立上金
    具で各外装板を支柱側へ押圧して連結したことを特徴と
    する防音壁の外装板落下防止装置。
  2. 【請求項2】 道路等の側部に間隔を置き建て込んだ各
    支柱の内側間に多数の防音パネルを張り詰、各支柱の
    外側に多数の外装板を横方向に指向させて張り詰
    防音壁において、張り詰めた各外装板のボルト孔に立上
    金具の係止爪及び拡開用スリーブ付きボルトを外側から
    嵌挿してナツトで締め込み、各外装板に各ボルトを係止
    爪及びナツトで挟着し各ボルトの端部に先端リングを取
    り付けて、各外装板の外側に先端リング付き立上金具と
    して縦に配列し、各先端リングに撚り合わせ線あるいは
    ワイヤを挿通して張設したことを特徴とする防音壁の外
    装板落下防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の防音壁の外
    装板落下防止装置において、先端リングの1部に撚り合
    わせ線あるいはワイヤを挿入する交差部を設けて、交差
    部に隙間を形成して撚り合わせ線あるいはワイヤを先端
    リング内に挿入して張設したことを特徴とする防音壁の
    外装板落下防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3記載の
    防音壁の外装板落下防止装置において、撚り合わせ線あ
    るいはワイヤに張力負荷用の張線器を付設したことを特
    徴とする防音壁の外装板落下防止装置。
JP19849796A 1996-07-10 1996-07-10 防音壁の外装板落下防止装置 Expired - Fee Related JP3079307B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19849796A JP3079307B2 (ja) 1996-07-10 1996-07-10 防音壁の外装板落下防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19849796A JP3079307B2 (ja) 1996-07-10 1996-07-10 防音壁の外装板落下防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1025715A JPH1025715A (ja) 1998-01-27
JP3079307B2 true JP3079307B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=16392118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19849796A Expired - Fee Related JP3079307B2 (ja) 1996-07-10 1996-07-10 防音壁の外装板落下防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3079307B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015151302A1 (ja) * 2014-04-04 2015-10-08 友志郎 久保 パネル及びその取付構造
JP6941705B1 (ja) * 2020-03-26 2021-09-29 株式会社ヨコオ 取付部、車載装置、取り付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1025715A (ja) 1998-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5237786A (en) Interior wall system
JP3079307B2 (ja) 防音壁の外装板落下防止装置
KR100761558B1 (ko) 낙하물 방지망 설치용 고정구
KR200249941Y1 (ko) 지하옹벽 구축용 거푸집 고정장치
JP3080575B2 (ja) 吊下体の振れ止め構造
JP6348403B2 (ja) 高架用防音壁の施工方法
JPH09280424A (ja) 配管サポート
KR20050023383A (ko) 건축 조경벽면의 와이어로프 고정장치
JPH0756328Y2 (ja) 落石防止柵のコーナー部構造
JP3108864B2 (ja) 防護壁の外装板落下防止装置
KR200392830Y1 (ko) 건축용 안전망 장치
KR102657703B1 (ko) 가설방음벽의 안전 캐노피 구조
KR200242616Y1 (ko) 와이어 펜스
JP3030818B1 (ja) 足場囲い用のシート及びシートの足場への架設係止用ハンガークランプ
CN215721255U (zh) 一种内卷边带齿c型槽钢直连式u型管夹
KR100434864B1 (ko) 지붕막의 인장 설치구조 및 그 시공방법
JP3112767B2 (ja) 足場架設用吊り具及び足場架設方法
JP2574038Y2 (ja) 張弦梁のケーブルの交差部の構造
JP6720469B2 (ja) 垂設部材用金具及び当該金具を用いた天井落下防止構造
JP4038086B2 (ja) ブレースユニットの取付け構造
KR100397625B1 (ko) 지붕막 인장장치 및 이를 이용한 돔형 지붕막의 설치방법
JPH07331862A (ja) 作業台用手摺
JP3997080B2 (ja) 足場用架台
JP3536732B2 (ja) ケーブルラックの振れ止め金具
JP2001011826A (ja) 土止め用パネルに装着されるフェンス

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080623

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110623

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees