JP4061121B2 - ワードライン放電方法及び半導体メモリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はワードライン放電方法及び半導体メモリ装置に係り、特に、半導体メモリ装置のためのワードラインドライバ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、典型的なDRAMメモリ装置のメモリセルを示す。前記メモリセルのリフレッシュ時間に関する特性は2つの主要な漏れ電流、すなわち接合漏れ電流I1とサブスレショルド電流I2とにより悪化する。接合漏れ電流I1はトランジスタM1の接合境界の欠陥により生じる。サブスレショルド電流I2はトランジスタM1を介して流れるサブスレショルド電流により生じるチャネル漏れ電流である。
【0003】
接合漏れ電流I1はチャネルのイオン注入量を減少させることで弱められるが、それはサブスレショルド電流I2を強める原因になる。同様に、サブスレショルド電流I2はトランジスタM1の閾値電圧を高めることにより弱められるが、それは接合漏れ電流I1を強める原因になる。
【0004】
ワードラインのネガティブバイアス方式は、接合漏れ電流I1とサブスレショルド電流I2とを同時に弱めるために考え出された。ネガティブワードライン構造を適用するメモリ装置は、選択されていないメモリセルのワードラインにネガティブ電圧(VBB、典型的には−0.4〜−0.5ボルト)を供給する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ネガティブにバイアスされたワードライン構造はさまざまな問題点を生じる。第一に、プリチャージ動作中にワードラインが昇圧電圧VPPまたは電源電圧Vddからネガティブ電圧VBBに放電される時に生じる強い放電電流を処理するために大容量のネガティブ電圧源を必要とする。このような放電電流はVBBの電圧変動を起こしやすい。
【0006】
ワードライン制御回路を動作させるために必要な電流は、ネガティブ電圧源に対する追加の要求をする。すなわち、ネガティブ電圧源はメモリ装置内で広い面積を占めやすい。
【0007】
第二に、従来のネガティブにバイアスされたワードライン構造は、ワードラインごとに一つのネガティブワードラインドライバが必要なので、典型的にはチップ面積に不利な複雑な構造が要求される。さらに、ワードラインドライバピッチにネガティブ電圧変換器を構成するのは困難である。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、例えば、プリチャージ動作中にワードライン放電電流をネガティブ電圧に流すネガティブワードラインドライバの構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記技術的な課題を達成するための本発明に係るワードライン放電方法は、ローアドレスまたは前記ワードラインの電圧に応答し、前記ワードラインを第1電源に接続する段階と、前記ワードラインの電流を第2電源に放電する段階とを備える。
【0010】
また、前記技術的課題を達成するための本発明に係る半導体メモリ装置は、ワードライン及び前記ワードラインに接続されてプリチャージ動作中に前記ワードラインを第1電源に接続させるワードラインドライバ回路を備え、前記ワードラインドライバ回路は前記プリチャージ動作中に前記ワードラインの電流を第2電源に放電する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明することにより、本発明を詳細に説明する。各図面に提示された同一の参照符号は同じ要素を示す。
【0012】
図2は、従来の主ワードラインドライバ構造を利用したDRAM装置のコア構造を示す。図2に示されたコア構造は、メモリセルアレイ12、感知増幅器ブロック(SAs;14)と主ローデコーダ16とを備える。それぞれのメモリセルアレイ12内には個別のメモリセルMCがある。それぞれのメモリセルMCは、主ワードラインWLとビットラインBL/BLBとの交点に位置するセルトランジスタとセルキャパシタとを有する。
【0013】
選択されていないメモリセルのワードラインWLは、接地電源VSSの電圧レベルに保たれる。メモリセルMCがアクセス(例えば、読み出し動作中に)される時は、対応するワードラインWLは典型的にはセルアクセストランジスタをターンオンできる昇圧電圧VPPに駆動され、これによって感知増幅器ブロック14内の感知増幅器は、ビットラインBL/BLBを介してセルキャパシタの状態を感知することができる。
【0014】
主ワードラインWLのそれぞれは、多数のメモリセルと接続されているので、主ワードラインWLは大容量の負荷を有する。従って、主ローデコーダ16は図3に示されたようなワードラインドライバを有する。図3のワードラインドライバは、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2とを積み上げた構造の単純なプッシュプル段である。
【0015】
従来のメモリ装置では、NMOSトランジスタM2のソースは接地電源VSSに接続される。プリチャージ動作中(メモリセルのアクセスが終了した後)は、ワードラインWLが放電される時に、大量の電流がNMOSトランジスタM2を介して接地電源VSSに流れる。
【0016】
ネガティブワードライン構造を有するメモリ装置において、トランジスタM2のソースがネガティブ電源VBBに接続され、ワードラインWLはネガティブ電圧VBBに保持され、セルアクセストランジスタにおける漏れ電流を弱める。
【0017】
しかし、これによってプリチャージ動作中に大きな放電電流がネガティブ電源VBBに流れるので、ネガティブ電源VBBの電圧変動及び他の問題が引き起こされる。
【0018】
図4は、本発明に係るメモリ装置の第1実施形態を示す図である。図4に示されたドライバ回路は、プリチャージ動作後にワードラインWLをネガティブ電圧VBBに保持するよう構成されている。しかし、ワードライン放電電流のほとんどは接地電源VSSに流れるために、ネガティブ電源VBBの負担が軽減される。
【0019】
図4の駆動回路は、電源維持回路(あるいは、維持回路)20と改良型駆動部22を有する駆動段とを備える。維持回路20は、ワードラインWLとネガティブ電圧VBBとの間に接続されるチャンネルを有するNMOSトランジスタM4を備え、NMOSトランジスタM4はインバータINV1の出力端に接続されるゲートとネガティブ電圧VBBに接続される基板とを有する。インバータINV1はネガティブ電圧VBBを基準電圧として使用し、入力端はワードラインWLに接続される。改良型駆動部22では、ダイオード接続されたNMOSトランジスタM3はNMOSトランジスタM2と直列に接続される。
【0020】
トランジスタM2及びトランジスタM3の基板は共にネガティブ電圧VBBに接続される。維持回路20はデコーダ領域が占めるスペースを減らすために、セルアレイをはさんで、主ローデコーダが位置する場所の反対側に位置することが望ましい。
【0021】
図4を参照して本発明に係るプリチャージ動作を説明する。アクセス動作が終了すると、トランジスタM1がオン(on)になるので、ワードラインWLはVPPとなる。インバータINV1の出力はロー(low)、トランジスタM2,M4はオフ(off)となり、ダイオード接続されたトランジスタM3は電流を通さない。
【0022】
ローアドレス(ROW ADDRESSES)の変化に応答してワードラインWLが非活性化されると、トランジスタM1はターンオフ、M2はターンオンされ、M2とM3とを介して放電電流がワードラインWLからVSSに流れる。
【0023】
すなわち、アドレスの変化に応答してワードラインWLがM2とM3とを介してVSSに接続されるので、ワードライン放電電流はVSSに流れる。ワードラインWLの電圧がINV1のスイッチングポイントより低くなる時、ワードラインWLはワードラインWLの電圧降下に応答してM4を介してVBBと接続されるので、INV1の出力はハイ(high)になり、M4はターンオンされてワードラインWLはVBBにプルダウンされる。
【0024】
ワードラインWLの電圧がインバータINV1をスイッチングするために十分に降下するまでに、ワードラインWLからのほとんどの放電電流はすでにVSSに流れてしまう。従って、ワードラインWLをVBBに保持するために要求される電流は非常に弱い。維持回路20がイネーブルされる時、ダイオード接続されたトランジスタM3はM2を介してVSSから流れ出る電流を防止する。すなわち、トランジスタM3は、実質的にワードライン放電電流がVSSに流れた後、ワードライン電圧に応答してワードラインWLをVSSから分離する。
【0025】
維持回路20がイネーブルされた時、M2とM3とを介して電流が流れることを防止するために、M2及びM3の基板もVBBに接続されている。図4に示された配置は、ほとんどのワードライン放電電流がVSSに流れるために、ネガティブ電源からの電流消費を減らすという長所がある。また、ワードライン制御回路を駆動するために必要なVBB電流を弱めるという長所もある。さらに、ワードライン駆動回路をワードラインピッチ内に収めることができるという長所もある。
【0026】
図5は、本発明に係るメモリ装置の第2実施形態を示す図である。図5の駆動回路は、図4の維持回路20が取り除かれるとともに、大きなNMOSプルダウントランジスタM4を有する改良型駆動部24を備えるという点において図4の駆動回路と異なる。M2のソースはVBBに接続され、M2とM3とのゲートはローデコーダの出力端に接続される。M4のチャネルはM2のドレーンとVSSとの間に接続され、M4のゲートはワードラインWLに接続される。M2,M3及びM4の基板は全てVBBに接続される。従って、M3がターンオンされれば、トランジスタM4はワードライン電圧に応答してワードラインWLがVSSに接続されるので、ワードライン放電電流はVSSに流れる。トランジスタM2はローアドレス情報に応答してワードラインWLをVBBに接続する。
【0027】
アクセス動作が終わる時、ワードラインWLはVPPとなり、トランジスタM4はオンされるが、ローデコーダによりトランジスタM2とトランジスタM3とがターンオフされるので、トランジスタM4を介して電流は流れない。プリチャージ動作が始まる時に、トランジスタM2とトランジスタM3とはターンオンされるが、トランジスタM4はトランジスタM2よりもはるかに大きいので、ほとんどのワードライン放電電流はトランジスタM4を介してVSSに流れる。ワードラインWLの電圧がトランジスタM3の閾値電圧に達する時、ワードラインWLはVBBにプルダウンされるので、ワードライン放電電流の残りはトランジスタM1とトランジスタM2とを介して流れる。
【0028】
図5の配置は、デコーダ領域にM4がより大きな面積が必要であるが、図4の維持回路20を取り除くことによる長所を有し、これ以外の点では図4の構成と同様の長所を有する。
【0029】
図6は、本発明に係るメモリ装置の第3実施形態を示す。図6に示された駆動回路の構造及び動作は、図5に示された駆動回路の構造及び動作似ているが、トランジスタM3がM2と直列に接続される代わりにトランジスタM4と直列に接続される。
【0030】
主ワードライン構造を有するメモリ装置に関して前述した本発明の原理は、例えばサブワードラインドライバ構造を利用するメモリ装置を含む他のタイプのメモリ装置に拡張されうる。図7は、典型的な従来のサブワードラインドライバ構造を利用したDRAM装置のコア構造を示す。このようなタイプのメモリ装置は、米国特許第5416748号、5596542号、5764585号、5781498号、及び5986966号に開示されている。これらを要約すれば次の通りである。
【0031】
図7に示されたコア構造は、感知増幅器ブロックSAs、セルアレイARRAY、サブワードラインドライバブロック32とコンジャンクション回路CONJUNCTIONとを含む。それぞれのメモリセルアレイ30は個別のメモリセルMCを備え、サブワードラインWLとビットラインBL/BLBとの交点に位置するそれぞれのメモリセルMCは一つのセルアクセストランジスタとセルキャパシタとを有する。
【0032】
サブワードラインWLはサブワードラインドライバブロック32内に位置するサブワードラインドライバ36により駆動される。サブワードラインドライバ36のそれぞれは主ローデコーダ38から出力されるそれぞれのワードラインイネーブル信号と後述される半導体装置全般に分布されたワードラインの一種であるPXラインにより制御される。
【0033】
主ローデコーダ38は上位7つのアドレスビットADDRESS(2−8)に応答してワードラインイネーブル信号WEI<0:63>を発生させる。これらの信号は、デコーダ38の外部にあるドライバ39によりバッファリングされる。しかし、ドライバ39は主ローデコーダ38の内部にあってもよい。
【0034】
図7のワードラインイネーブル信号がメモリセル内のセルアクセストランジスタに直接供給されるのではなく、サブワードラインドライバ36に供給されるということを除き、図7のワードラインイネーブル信号は図2の主ワードラインWLと同様に動作する。
【0035】
しかし、PXI発生器/デコーダ42は下位2つのアドレスビットADDRESS(0−1)に応答して残りのワードラインPXI<0:3>を駆動する。このようなPX信号は半導体装置全体に分布されたワードラインドライバ回路によりメモリ装置全体に分配される。PXIラインは、典型的にはコンジャンクション回路34内に配置されるPXID発生回路40を駆動する。PXID発生回路40はサブワードラインドライバ36を駆動する相補的な信号線であるPXID/PXIB線を駆動する。
【0036】
全てのサブワードラインWLは、通常は、VSSにプリチャージされる。メモリセルがアクセスされた時に、対応するワードラインWEIとPXID/B信号とが活性化される。これによって、対応するサブワードラインドライバSWDは対応するサブワードラインWLをVPPに駆動する。アクセス動作が完全に終わった後
【0037】
PX線とワードラインドライバ回路とを半導体装置に分布させることによりメモリ装置はより高速に動作できる。
【0038】
図8は、従来の典型的なNMOSサブワードラインドライバ回路を示す図である。NMOSサブワードラインドライバ回路の構造と動作とは図8及び図9を参照して説明する。アクティブACTIVE動作前は、図9に示されたあらゆる信号線はアクティブロー信号のPXIBを除いてVSSである。アクティブACTIVE動作が始まると、まずワードラインWEIはVPPに駆動される。これによって、ノードN1はVPP−Vth(ポンピング効率が100%と仮定した時)にスイッチされる。ここで、VthはM4の閾値電圧である。M4のゲート・ソース間の電圧がVthであり、ノードN1はフローティング状態のままである。しばらくしてPXIDがVPPに駆動されると、M1のドレーン・ゲート間の結合容量のために、ノードN1は2VPP−Vth(また、ポンピング効率100%と仮定した時)に昇圧される。その後、PXIDはM1を介して十分な電流をワードラインWLに供給するのでワードラインWLはVPPに達する。
【0039】
プリチャージ動作中にタイミングシーケンスは逆転されてワードラインWLは放電される。M1のチャネルの幅/長さの比がM2であるチャネルの幅/長さの比よりかなり大きいためにほとんどのワードライン電流はM1を介して流れる。
【0040】
図10は、従来のCMOSサブワードラインドライバの典型的な回路図である。サブワードラインドライバの構造と動作とは図10と図11とを参照して説明する。CMOS構造においてWEIBはワードラインWEIの相補信号に使われる。アクティブ動作前に、図11のあらゆる信号線は非活性状態にある。アクティブ動作が始まると、WEIBはVPPからVSSに遷移すると共にPXIDはVSSからVPPに遷移する。M5を介してPXIDがサブワードラインWLをVPPに充電するためにPXIDはVSSからVPPに遷移する。
【0041】
プリチャージ動作中にタイミングシーケンスは逆転され、ワードラインWLはVSSに放電される。プリチャージ動作の初期間にM5のチャネルの幅/長さの比がM7のチャネルの幅/長さの比に比べてかなり大きいので、ほとんどのワードラインWLはM5を介して放電電流を流す。
【0042】
サブワードライン電圧がM5の閾値電圧に到達すれば、トランジスタM5はターンオフされ、残りの放電電流はM6とM7とを介して流れる。図10に示されたCMOSで構成されたサブワードラインドライバ回路は、図8に示された回路よりさらに簡単である。しかし、PMOSトランジスタM5は半導体チップ上に分離されたウェルを必要とするので余分な面積を占める。
【0043】
図12は、従来のPXID発生器の概略的な回路図である。図12のPXID発生器は、図7、図8及び図10のサブワードラインドライブ回路を駆動するための典型的な相補的な信号PXID,PXIBを発生させる。PXIDの電圧スイングは典型的にはVSSからVPPまでであり、PXIBの電圧スイングは典型的にはVSSからVddまでである。インバータINV3はサブワードラインWLのためのほとんどの充電電流と放電電流とを供給するので、一般的に大きなトランジスタで作られる。
【0044】
図13は、図7に示されたワードラインWEIを駆動するために用いられる従来のドライバ回路39の概略的な回路図である。このワードラインWEIは、次に、図8及び図10に示されたサブワードラインドライバ回路を駆動する。
【0045】
図14は、従来のNMOSサブワードラインドライバ回路、PXID発生器及びWEIドライバとの配置図である。図9に示されたタイミングシーケンスはサブワードラインWLをイネーブル/ディセーブルさせるために図14の配置に適用される。図14に示された回路がネガティブにバイアスされたワードライン構造を適用するためにVBBを基準とするならば、ネガティブ電圧発生器から過度な電流が消費される。
【0046】
これらの過度な電流は、(i)プリチャージ動作中のワードライン放電電流、(ii)PXI発生器42とPXID発生器40とのための駆動電流、(iii)WEIドライバ39のための駆動電流である。このような強電流要素はVBB供給電圧、ワードライン「ロー」レベルの変動を生じさせてセルリフレッシュ特性を減殺する。
【0047】
図15は、従来のCMOSサブワードラインドライバ回路、PXID発生器及びWEIドライバとの配置図である。図11に示されたタイミングシーケンスはサブワードラインWLをイネーブル/ディセーブルさせるために図15の配置に適用される。図15に示された配置図にネガティブにバイアスされたワードライン構造を適用することは図14について記述したのと同じ問題を引き起こす。
【0048】
図16は、本発明に係るメモリ装置の第4実施形態を示す。図16に示された配置図は図14に示されたNMOSサブワードラインドライバ構造と多くの共通点があるが、次のような改良点がある。
【0049】
PXID発生器のインバータINV3の共通電源端子はNMOSトランジスタM5を介してVSSと接続される。M5のゲートはPXID線に接続される。ドレーンがPXIDに接続されてゲートがPXIBに接続されたM6のソースがVBBに接続されるのと同様に、M7のソースはVBBに接続される。
【0050】
WEIドライバ39の駆動段の改良型駆動部46は図4に示された改良型駆動部22と同じ構造を有する。図4に示された維持回路20と同じ構造を有する維持回路44はワードラインWEIに接続される。図16を参照して本発明に係るプリチャージ動作を説明する。図9に示されたタイミングシーケンスは図16の回路に適用される。プリチャージ動作が始まると、PXIが「ロー」(すなわちVSS)となり、ノードN2とPXIBとは「ハイ」となる。
【0051】
プリチャージ動作の初期にPXIDはサブワードラインWLの大容量負荷によってVPPを保持する。PXIDが徐々に放電されるので、M5はターンオンされてワードライン放電電流のほとんどはPXIDの電圧レベルがM5の閾値電圧に達するまでM5及びM8を介してVSSに流れる。従って、サブワードラインWLはVSSと接続された後でワードラインの電圧に応答してVSSから分離される。
【0052】
PXIDがM5の閾値電圧以下に減れば、トランジスタM5はターンオフされてサブワードラインWLはトランジスタM6,M7を介してVBBにさらに放電される。WLの電圧がVBBに到達すれば、M6とM7とはワードラインWLとPXID線とをVBBに保持する。すなわち、ワードライン放電電流のほとんどはVBBからVSSに流れる。
【0053】
PXIDが「ロー」になった直後、WEIがM3の閾値電圧に至るまで、ローアドレスデコーダはM2とM3とを介してWEIを放電する。WEIの電圧がインバータINV1の出力をハイに遷移させるために十分に減少すれば、トランジスタM4はターンオンされて、WLをVBBにさらに放電する。それにより、維持回路44はPXIDを介して望まない電流が流れ出ることを防止するためにWLをVBBに保持する。すなわち、ワードラインWEIから放電電流はやはりVSSに流れる。
【0054】
好適な実施形態によれば、維持回路44はWEIドライバが位置するアレイ30の反対側に配置される。この配置方法は構成がさらに容易である。この配置方法を使用しなければ、WEIラインピッチが小さいためにローデコーダ領域に維持回路を収めることは困難である。図16に示されたように、PXIBがVBBに下げられた場合場合、生じうるVBB電流消費をなくすために、インバータINV2の信号スイングはVSSからVddまでに設定されることが望ましい。
【0055】
好適な実施形態によれば、M6とM7とを介して流れるサブスレショルド電流を弱めるために、トランジスタM6,M7の閾値電圧は高められる。これは、セルアクセストランジスタを製造するのに使われるのと同様のセル閾値電圧を調節するためのイオン注入工程を用いてM6とM7とを製造することによって実現されうる。すなわち、本発明は、別の方法を追加する必要もなく、最小限のチップ面積を用いて、ネガティブ電源から生じる電流消耗をさらに減少することができる。
【0056】
トランジスタM6はインバータINV2,INV3,INV4が位置するコンジャンクション領域の面積を減らすために、図16の右側のコンジャンクション領域に位置する。図16に示されたデュアルPXID線が図14に示された配列通りにすでに配線されているので、このような配置は便利である。すなわち、本発明の利点は、本発明により既存のメモリ装置のデザインを容易に変形できるということである。
【0057】
前述のように、図16に示された実施形態は、ワードライン放電電流のほとんどがVSSに流れるために、ネガティブ電源からの消費電流を抑えるというメリットがある。さらに、図16に示された実施形態は、サブワードライン制御回路に要求されるVBB電流を抑えられるというメリットがあり、またプリチャージ動作のためのタイミングシーケンスを変更する必要がないというメリットがある。
【0058】
図17は、本発明に係るメモリ装置の第5実施形態を示す図である。図17に示された配置図は、ダイオード接続されたトランジスタM3が駆動段から除去されているということを除き、図16に示されたNMOSサブワードラインドライバ構造と同様である。トランジスタM2はセル閾値電圧を調節するためのイオン注入工程を用いて作られており、M2のソースは直接VBBに接続される。維持回路は除去されている。
【0059】
プリチャージ動作中に、WEIがローロジックレベルに遷移すれば、WEIはM2を介してVBBに直接放電される。トランジスタM2がセル閾値電圧を調節するためのイオン注入工程を用いて作られているために、ローアドレスデコーダはM2を介してサブスレショルド電流を流さずに依然としてVSSを基準とすることができる。
【0060】
図17に示された配置図がノーマルワードライン放電電流をVBBに流すにしても、WEIの容量負荷は相対的に低い。そして、図17の実施形態は維持回路を必要としないというメリットがある。
【0061】
図18は、本発明に係るメモリ装置の第6実施形態を示す。図18に示された配置図は図15に示されたようなCMOSサブワードラインドライバを備える。しかし、PXID発生器40はワードライン放電電流のほとんどがVSSに流れた後で本発明に係るVSSからインバータINV3を分離するためのトランジスタM5を備える。
【0062】
トランジスタM6はPXIBに応答してPXID線をVBBに接続させるために付加された。また、トランジスタM6,M7,M9はセル閾値電圧を調節するためのイオン注入工程を用いて実現される。図11に示されたタイミングシーケンスは図18の実施形態にも適用される。
【0063】
PXID発生器は図16の回路と同じ方法でサブワードライン放電電流をVSSに流す。しかし、図18の実施形態のさらに大きいメリットは、WEIBがM2を介してVSSに放電されるということであり、それによってVBBの電流消費が減少する。トランジスタM6,M7,M9がセル閾値電圧を調節するためのイオン注入工程を用いて作られているために、WEIBはVSSを基準とできる。すなわち、維持回路を除去できる。
【0064】
図18の実施形態によって、小さいVBB電流と最小のチップ面積とでネガティブにバイアスされたサブワードライン構造をコンパクトかつ容易に提供することができる。
【0065】
図19は、本発明に係るメモリ装置の第7実施形態を示す。図19に示された配置図は図18の実施形態とほとんど同様である。しかし、トランジスタM6はアレイの左側に位置するPXID発生器を備えるコンジャンクション領域に移動されている。これはサブワードラインドライバ(SWD)32の至る所に配線されたデュアルPXID線を除去する。
【0066】
さらに他の変形として、図16の維持回路と変形WEIドライバとが図18と図19との実施形態のいずれか一方に用いられる場合は、トランジスタM6,M7,M9はセル閾値電圧を調節するためのイオン注入工程を用いることなく構成されうる。
【0067】
好適な実施形態における本発明の原理が説明され、図示されたので、これらの原理を逸脱しない範囲において本発明の構成や細部の変形が可能であることは明白である。例えば、本発明の実施形態はDRAMメモリ装置に関して記述したが、本発明はDRAMワードラインドライバに限定されない。本発明の実施形態はネガティブにバイアスされたワードライン構造を記述しているが、ネガティブバイアスはアクティブモード中に、ワードラインに供給される電位の極性と反対の極性を有する電位を意味すると理解できるであろう。
【0068】
本発明に係るプリチャージ動作中にワードラインはアドレスの変化またはワードラインの特定電圧に応答して多様な電源装置に接続される。しかし、このような接続動作は他の刺激に応答して行われうる。さらに、ワードライン放電電流はVBB以外の電源装置に流れると記述された。しかし、電源装置はVSSのような電圧源だけではなく、ワードラインからの放電電流を他所に分散して流すあらゆる適当な電流シンクをも含む。
【0069】
【発明の効果】
前述のように、本発明によるワードライン放電方法と半導体メモリ装置とはプリチャージ動作中にワードライン放電電流をネガティブ電源に流すので、電圧の変動を減らしてネガティブ電源の消費電流を抑える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のDRAMメモリ装置のメモリセルを示す。
【図2】従来の主ワードラインドライバ構造を利用したDRAM装置のコア構造を示す。
【図3】従来のワードラインドライバの概略的な回路図である。
【図4】本発明によるメモリ装置の第1実施形態を示す。
【図5】本発明によるメモリ装置の第2実施形態を示す。
【図6】本発明によるメモリ装置の第3実施形態を示す。
【図7】従来のサブワードラインドライバ構造を利用したDRAM装置のコア構造を示す。
【図8】従来のNMOSサブワードラインドライバの概略的な回路図である。
【図9】図8のNMOS型サブワードラインドライバの1周期の動作を示すタイミング図である。
【図10】従来のCMOSサブワードラインドライバの概略的な回路図である。
【図11】図10のCMOS型サブワードラインドライバの1周期の動作を示すタイミング図である。
【図12】従来のPXID発生器の概略的な回路図である。
【図13】従来のWEI発生器の概略的な回路図である。
【図14】従来のNMOSサブワードラインドライバ回路、PXID発生器とWEIドライバとの配置図である。
【図15】従来のCMOSサブワードラインドライバ回路、PXID発生器とWEIドライバとの配置図である。
【図16】本発明によるメモリ装置の第4実施形態を示す。
【図17】本発明によるメモリ装置の第5実施形態を示す。
【図18】本発明によるメモリ装置の第6実施形態を示す。
【図19】本発明によるメモリ装置の第7実施形態を示す。
【符号の説明】
20 維持回路
22 改良型駆動部
Claims (18)
- ワードラインを放電する方法において、
前記ワードラインの電圧またはローアドレスに応答し、前記ワードラインを第1電源に接続する段階と、
前記ワードラインの電圧及び前記ローアドレスに応答し、ダイオード接続されたNMOSトランジスタを介して前記ワードラインを第2電源に接続する段階と、
前記ワードラインの電流が前記第2電源に放電された後、前記ワードラインの電圧が前記NMOSトランジスタの閾値電圧に達するときに、前記NMOSトランジスタをターンオフして、前記ワードラインを前記第2電源から分離する段階と、
を含み、
前記NMOSトランジスタは、前記ワードラインと前記第2電源との間に接続され、そのゲートが前記ワードラインに接続され、その基板がネガティブ電圧に接続されていることを特徴とするワードライン放電方法。 - 前記ワードラインの電圧とPX信号とに応答してサブワードラインドライバに接続されたサブワードラインを放電する方法において、
前記サブワードラインを第1電源に接続する段階と、
前記サブワードラインの電流を第2電源に放電する段階と、
前記ワードラインを前記第1電源に接続する段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載のワードライン放電方法。 - 前記サブワードラインの電流を前記第2電源に放電する段階は、
下部ローアドレスに応答し、PXID線を前記第2電源に接続する段階と、
前記サブワードラインの電流を前記第2電源に放電した後で前記PXID線を前記第2電源から分離する段階とを含むことを特徴とする請求項2に記載のワードライン放電方法。 - 前記ワードラインの電圧に応答し、前記ワードラインを前記第2電源に放電する段階をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のワードライン放電方法。
- 前記ワードラインは、セルアクセストランジスタを製造するために使われたセル閾値電圧を調節するためのイオン注入工程と同じ工程で製造されたトランジスタを介して前記第1電源に接続されることを特徴とする請求項2に記載のワードライン放電方法。
- 前記サブワードラインの電流を前記第2電源に放電する段階は、
前記第2電源を基準電圧とするインバータを駆動して前記サブワードラインの電流を前記第2電源に放電する段階と、
前記サブワードラインの電流を前記第2電源に放電した後で前記インバータを前記第2電源から分離する段階とを含み、
前記インバータは、前記PX信号の入力端と前記サブワードラインとの間に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のワードライン放電方法。 - 半導体メモリ装置において、
ワードラインと、
前記ワードラインの電圧またはローアドレスに応答し、プリチャージ動作中に前記ワードラインを第1電源に接続し、前記ワードラインに接続されるワードラインドライバ回路とを備え、
前記ワードラインドライバ回路は、
前記プリチャージ動作中に前記ワードラインの電圧及び前記ローアドレスに応答し、前記ワードラインの電流を第2電源に放電する駆動段を備え、
前記駆動段は、
前記第2電源に接続された第1トランジスタと、
前記第1トランジスタと前記ワードラインとの間に接続されたダイオード接続されたNMOSトランジスタと、
を備え、
前記NMOSトランジスタは、そのゲートが前記ワードラインに接続され、その基板がネガティブ電圧に接続されていることを特徴とする半導体メモリ装置。 - 前記ワードラインドライバ回路は、前記ワードラインに接続された電源維持回路をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の半導体メモリ装置。
- 前記電源維持回路はローデコーダの反対側の、メモリアレイの側部に位置することを特徴とする請求項8に記載の半導体メモリ装置。
- 前記電源維持回路は、
前記ワードラインと前記第1電源との間に接続された第2トランジスタと、
前記第2トランジスタと前記ワードラインとの間に接続されたインバータとを備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体メモリ装置。 - 前記ワードラインは、多数のワードラインを含み、
前記ワードラインドライバ回路は、多数のワードラインドライバ回路を含み、
前記多数のワードラインドライバ回路は各ワードラインに対してプリチャージ動作中に対応するワードラインの電圧またはローアドレスに応答し、前記ワードラインの電流を前記第2電源に放電することを特徴とする請求項7に記載の半導体メモリ装置。 - 前記第1電源は基板電源であり、前記第2電源は接地電源であることを特徴とする請求項7に記載の半導体メモリ装置。
- 前記第1電源はネガティブ電源であり、前記第2電源は接地電源であることを特徴とする請求項7に記載の半導体メモリ装置。
- 半導体メモリ装置において、
多数のサブワードラインと、
前記サブワードラインに接続され、プリチャージ動作中に多数のワードラインの電圧と多数のPX信号とに応答し、前記サブワードラインを第1電源に接続する多数のサブワードラインドライバと、
前記多数のサブワードラインドライバと接続されて下部ローアドレスに応答し、前記多数のPX信号を発する多数のPX信号発生器と、
前記多数のサブワードラインドライバと接続されて上部ローアドレスに応答し、前記多数のワードラインに多数のワードラインイネーブル信号を発するローデコーダとを備え、
前記多数のPX信号発生器は各サブワードラインに対して前記プリチャージ動作中に前記多数のワードラインの電圧及び前記下部ローアドレスに応答し、前記サブワードラインの電流が前記第2電源に放電されることを特徴とする請求項7に記載の半導体メモリ装置。 - 前記ローデコーダは、各サブワードラインに対してプリチャージ動作中に前記上部ローアドレスに応答し、前記ワードラインが前記第2電源に放電されることを特徴とする請求項14に記載の半導体メモリ装置。
- 前記半導体メモリ装置は、前記ワードラインに接続されて各ワードラインの電圧に応答し、前記ワードラインを前記第1電源に接続する多数の電源維持回路をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の半導体メモリ装置。
- 前記ローデコーダは、各サブワードラインに対してプリチャージ動作中に前記上部ローアドレスに応答し、前記ワードラインを前記第1電源に接続することを特徴とする請求項14に記載の半導体メモリ装置。
- 前記ローデコーダは、前記上部ローアドレスに応答して各ワードラインを前記第2電源に接続し、各ワードラインの電圧に応答して各ワードラインを前記第2電源から分離することを特徴とする請求項14に記載の半導体メモリ装置。
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