JP3773955B2 - ガス安全管理システム - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、都市ガスやガスタンクなどのガス供給源に接続された検針メータと、この検針メータを介してガスの供給を受ける一以上のガス機器とを有するガス安全管理システム、特に、ガス漏れなどの異常状態を検出するとガスの供給やガス機器を自動的に停止させて、ガス爆発やガス中毒などの事故を未然に防止するガス安全管理システムに関する。
発明の背景
従来のガス管理システムを図36に示す。このガス管理システムにおいて、マイクロコンピュータを内蔵した検針メータ50は弁52を備えている。この弁52は、インレット部54がガス供給管56を介して都市ガス供給源又はガスタンクに接続され、アウトレット部58がガス分配管60を介して給湯装置などのガス機器62に接続されており、ガス供給源から送り出されたガスが弁52を介してガス機器62に供給されるようになっている。また、検針メータ50は、ガス漏れなどの異常やガス圧やガス流量の異常を検出すると弁52を閉鎖してガスの供給を遮断する制御装置(図示せず)と、遮断状態にある弁を開放状態に復帰させる復帰ボタン(図示せず)を備えている。一方、ガス機器62はリモートコントローラ64に接続されており、このリモートコントローラ64からの指令によりガス機器62が制御可能としてある。
他の従来のガス管理システムを図37に示す。このガス管理システムは、電話回線などの通信媒体66を通じて遠隔管理センタ68と通信可能な端末網制御装置70を備え、この端末網制御装置70に検針メータ50とガス機器62がそれぞれ通信媒体72、74を介して接続されており、検針メータ50の検針情報すなわちガス消費量の情報やガス機器の異常情報が遠隔管理センタ68に通報できるようになっている。
しかしながら、これらのガス管理システムは、検針メータとガス機器との間では、一方の情報に基づいて他方を制御するように構成されておらず、ガス流量異常等の異常状態に起因して弁を遮断しても、ガス機器は依然として燃焼可能な状態を維持するようになっている。そのため、ガス安全管理システムの安全性が満足できる程度に確保されているとは言い難かった。また、弁が遮断されると、ガス機器はガスが供給されないため、異常状態(エラー)となりガス機器の異常でなくてもガス機器が異常になり、再度動作させるためには、電源を再投入しなければならなかった。更に、検針メータだけでなく、各ガス機器の状態が把握しにくいという欠点があった。
発明の目的
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、ガスシステムにおいて通常消費されると考えられる量以上の流量が消費されていること(すなわち流量異常やガス漏れ)などの異常状態が検出されると、その情報に基づいて検針メータに接続されたガス機器を停止するようにした、安全性、操作性に優れたガス安全管理システムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、ガス供給源から送り出されたガスを検針メータを介して一以上のガス機器に供給するガス安全管理システムにおいて、
(a)検針メータは、
ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
異常を検出する検出手段と、
検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、
メータ通信手段とを有し、
(b)ガス機器は、
機器通信手段を有し、
機器通信手段を介して直接又は間接的に遮断情報を受けたとき、該ガス機器がガス燃焼状態にあればこれを非燃焼状態に切り替える動作停止手段とを有する。
このガス安全管理システムによれば、検針メータ等に所定量以上のガスが流れたり、ガス漏れ等の異常が検知されたときは、検針メータの弁手段によりガスの供給を遮断したり、ガス機器へのガスの供給を遮断してこれを非燃焼状態に切り替えることができるので、異常時の安全性が増す。また、事故処理後にガスの供給を復旧してもガス機器からガスが漏れることがない。
第2の形態のガス安全管理システムでは、
(a)検針メータは、
ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
異常を検出する検出手段と、
検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、
メータ通信手段とを有し、
(b)ガス機器はメータ通信手段と直接又は間接的に通信可能な機器通信手段を有し、
(c)ガス安全管理システムはさらにコントローラを備え、該コントローラは、メータ通信手段又は機器通信手段と通信可能なコントローラ通信手段と、コントローラ通信手段に入力された情報を表示する表示手段とを有する。
このガス安全管理システムによれば、ガス漏れ等の異常事態に対する安全性が増すと共に、コントローラの表示手段により検針メータやガス機器の動作状態を確認できるのでシステムの使用勝手を向上させることができる。
第3の形態のガス安全管理システムでは、
(a)検針メータは、
ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
異常を検出する検出手段と、
検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、
メータ通信手段とを有し、
(b)ガス機器は、
他の装置との間で通信を行う機器通信手段を有し、
機器通信手段を介して遮断情報を受けたとき、該ガス機器がガス燃焼状態にあればこれを非燃焼状態に切り替える動作停止手段とを有し、
(c)安全管理システムはまた中継装置を備え、該中継装置はメータ通信手段と機器通信手段とを通信可能に接続している。
このガス安全管理システムによれば、ガス漏れ等の異常事態に対する安全性が増すと共に、異なる通信方式を有する検針メータとガス機器とでも通信が可能となるのでシステムに拡張性を付与することができる。
第4の形態のガス安全管理システムでは、
(a)検針メータは、
ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
弁手段を通過するガスの流量を検針する検針手段と、
異常を検出する検出手段と、
検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、
メータ通信手段とを有し、
(b)ガス機器は、
他の装置との間で通信を行う機器通信手段と、
機器通信手段を介して遮断信号を受けたとき、該ガス機器がガス燃焼状態にあればこれを非燃焼状態に切り替える動作停止手段とを有し、
(c)ガス安全管理システムはまた通信媒体を介して接続される通信設備を備えた、いわゆる遠隔管理センタと通信可能な端末網制御装置を備え、該端末網制御装置は、メータ通信手段と機器通信手段とを通信可能に接続している。
このガス安全管理システムでは、ガス漏れ等の異常事態に対する安全性が増すと共に、異なる通信方式を採用した検針メータとガス機器とが端末網制御装置を介して接続された場合にも通信可能になるのでシステムに拡張性を与えることができる。また、遠隔管理センタからの指令に基づいて検針メータの弁手段やガス機器の燃焼停止手段を動作させる構成が可能となる。さらに、遠隔管理センタからの検針指令に基づいて、検針手段の検針値を遠隔管理センタに通報する構成も可能である。
第5の形態のガス安全管理システムでは、
(a)検針メータは、
ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
弁手段を通過するガスの流量を検針する検針手段と、
異常を検出する検出手段と、
検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、
他の装置との間で通信を行うメータ通信手段とを有し、
(b)ガス機器は、
他の装置との間で通信を行う機器通信手段と、
機器通信手段を介して遮断信号を受けたとき、該ガス機器がガス燃焼状態にあればこれを非燃焼状態に切り替える燃焼停止手段とを有し、
(c)安全管理システムはまた中継装置を備え、該中継装置は、メータ通信手段と機器通信手段とを通信可能に接続し、
(d)安全管理システムはさらに遠隔管理センタとの間で通信可能な端末網制御装置を備え、該端末網制御装置は、遠隔管理センタと中継装置とを通信可能に接続している。
このガス安全管理システムでは、ガス漏れ等の異常事態に対する安全性が増すと共に、異なる通信方式を採用した検針メータとガス機器とが中継装置を介して接続された場合にも通信可能に接続されているのでシステムに拡張性を与えることができる。また、遠隔管理センタからの指令に基づいて検針メータの弁手段やガス機器の燃焼停止手段を動作させる構成が可能となる。さらに、遠隔管理センタからの検針指令に基づいて、検針手段の検針値を遠隔管理センタに通報する構成も可能である。
第6の形態のガス安全管理システムでは、
(a)検針メータは、
ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
弁手段を通過するガスの流量を検針する検針手段と、
異常を検出する検出手段と、
検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、
他の装置との間で通信を行うメータ通信手段とを有し、
(b)ガス機器は、
メータ通信手段と通信可能な機器通信手段と、
機器通信手段を介して遮断情報を受けたとき、該ガス機器がガス燃焼状態にあればこれを非燃焼状態に切り替える燃焼停止手段とを有し、
(c)安全管理システムはまた遠隔管理センタとの間で通信可能な端末網制御装置を備え、該端末網制御装置は、遠隔管理センタと検針メータとを通信可能に接続している。
このガス安全管理システムでは、ガス漏れ等の異常事態に対する安全性が増すと共に、遠隔管理センタからの指令に基づいて検針メータの弁手段やガス機器の燃焼停止手段を動作させる構成が可能となる。また、遠隔管理センタからの検針指令に基づいて、検針手段の検針値を遠隔管理センタに通報する構成も可能である。
第7の形態のガス安全管理システムでは、
(a)検針メータは、
ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
異常を検出する検出手段と、
検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、
メータ通信手段とを有し、
(b)ガス機器は他の装置との間で通信を行う機器通信手段を有し、
(c)ガス安全管理システムはまた中継装置を備え、該中継装置はメータ通信手段と機器通信手段とを通信可能に接続し、
(d)ガス安全管理システムはさらにコントローラを備え、該コントローラは、検針メータ、ガス機器、又は中継装置と通信可能なコントローラ通信手段と、コントローラ通信手段に入力された情報を表示する表示手段とを有する。
このガス安全管理システムでは、ガス漏れ等の異常事態に対する安全性が増すと共に、異なる通信方式を採用した検針メータとガス機器を使用した場合にも、中継装置で通信可能としているのでシステムに拡張性を与えることができる。また、コントローラで各装置の動作状態を確認できるので、システムの使用勝手が良くなる。
第8の形態のガス安全管理システムでは、
(a)検針メータは、
ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
弁手段を通過するガスの流量を検針する検針手段と、
異常を検出する検出手段と、
検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、
他の装置との間で通信を行うメータ通信手段とを有し、
(b)ガス機器は他の装置との間で通信を行う機器通信手段を有し、
(c)安全管理システムはまた遠隔管理センタとの間で通信可能な端末網制御装置を備え、該端末網制御装置は、メータ通信手段と機器通信手段とを通信可能に接続しており、
(d)安全管理システムはさらにコントローラを備え、該コントローラは、検針メータ、ガス機器、又は端末網制御装置と通信可能なコントローラ通信手段と、コントローラ通信手段に入力された情報を表示する表示手段とを有する。
このガス安全管理システムでは、ガス漏れ等の異常事態に対する安全性が増すと共に、異なる通信方式を採用した検針メータとガス機器とが端末網制御装置を介して接続された場合にも通信可能になるのでシステムに拡張性を与えることができる。また、遠隔管理センタからの指令に基づいて検針メータの弁手段やガス機器の燃焼停止手段を動作させる構成が可能となる。さらに、遠隔管理センタからの検針指令に基づいて、検針手段の検針値を遠隔管理センタに通報する構成も可能である。さらにまた、コントローラに検針メータやガス機器の動作状態や遠隔管理センタからの指令もコントローラで表示可能であるから、システムの使用勝手が非常に良くなる。
第9の形態のガス安全管理システムでは、
(a)検針メータは、
ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
弁手段を通過するガスの流量を検針する検針手段と、
異常を検出する検出手段と、
検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、
他の装置との間で通信を行うメータ通信手段とを有し、
(b)ガス機器は他の装置との間で通信を行う機器通信手段を有し、
(c)安全管理システムはまた中継装置を備え、該中継装置は上記メータ通信手段と機器通信手段とを通信可能に接続し、
(d)安全管理システムはさらに遠隔管理センタとの間で通信可能な端末網制御装置を備え、該端末網制御装置は、遠隔管理センタと中継装置とを通信可能に接続している。
(e)安全管理システムはさらにまたコントローラを備え、該コントローラは、検針メータ、ガス機器、中継装置、端末網制御装置と通信可能なコントローラ通信手段と、コントローラ通信手段に入力された情報を表示する表示手段とを有する。
このガス安全管理システムでは、ガス漏れ等の異常事態に対する安全性が増すと共に、異なる通信方式を採用した検針メータとガス機器とが中継装置を介して接続された場合にも通信可能になるのでシステム拡張性を与えることができる。また、遠隔管理センタからの指令に基づいて検針メータの弁手段やガス機器の燃焼停止手段を動作させる構成が可能となる。さらに、遠隔管理センタからの検針指令に基づいて、検針手段の検針値を遠隔管理センタに通報する構成も可能である。さらにまた、コントローラに検針メータやガス機器の動作状態や遠隔管理センタからの指令もコントローラで表示可能であるから、システムの使用勝手が非常に良くなる。
第10の形態のガス安全管理システムでは、
(a)検針メータは、
ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
弁手段を通過するガスの流量を検針する検針手段と、
異常を検出する検出手段と、
検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、
他の装置との間で通信を行うメータ通信手段とを有し、
(b)ガス機器はメータ通信手段と通信可能な機器通信手段を有し、
(c)安全管理システムはまた遠隔管理センタとの間で通信可能な端末網制御装置を備え、該端末網制御装置は、遠隔管理センタと検針メータとを通信可能に接続し、
(d)安全管理システムはさらにまたコントローラを備え、該コントローラは、上記検針メータ、ガス機器、又は端末網制御装置と通信可能なコントローラ通信手段と、上記コントローラ通信手段に入力された情報を表示する表示手段とを有する。
このガス安全管理システムでは、ガス漏れ等の異常事態に対する安全性が増すと共に、遠隔管理センタからの指令に基づいて検針メータの弁手段やガス機器の燃焼停止手段を動作させる構成が可能となる。また、遠隔管理センタからの検針指令に基づいて、検針手段の検針値を遠隔管理センタに通報する構成も可能である。さらに、コントローラに検針メータやガス機器の動作状態や遠隔管理センタからの指令もコントローラで表示可能であるから、システムの使用勝手が非常に良くなる。
第11の形態のガス安全管理システムは、動作停止手段はガス機器が動作状態であればこれを非動作状態とする燃焼停止手段としてあり、異常信号に基づいて検針メータやガス機器の弁を遮断する。
第12の形態のガス安全管理システムでは、端末網制御装置は、検針メータで弁手段が遮断されたことを示す情報を遠隔管理センタに通報する手段を備えている。したがって、このガス安全管理システムによれば、ガス漏れ等の発生及びそれにより検針メータの弁手段を遮断したことを遠隔管理センタで認識することができる。
第13の形態のガス安全管理システムでは、ガス機器は該ガス機器に異常が発生したことを検出する手段を有し、この異常検出に基づいて検針メータの弁制御手段が動作するようにしてある。したがって、このガス安全管理システムでは、検針メータだけでなく、これに接続されているガス機器でガス漏れ等の異常が発生した場合には検針メータの弁手段が遮断されるので、システムの安全性がさらに増大する。
第14の形態のガス安全管理システムでは、ガス機器は該ガス機器に異常が発生したことを検出する手段を有し、この異常検出に基づいて検針メータの弁制御手段が動作すると共に、異常検出の情報が端末網制御装置から通信媒体を介して通報するようにしてある。したがって、このガス安全管理システムでは、ガス機器にガス漏れ等の異常が発生したとき、検針メータの弁手段が遮断されるだけでなく、その異常情報が遠隔管理センタに通報されるので、遠隔管理センタではガス機器における異常の発生と、検針メータにおける弁手段の遮断を認識することができる。
第15の形態のガス安全管理システムでは、検針メータを流れるガスの流量を検出する流量検出手段と、ガス機器でガスを消費中か否か検出する動作検出手段と、流量検出手段の流量情報と動作検出手段の検出情報とを比較する比較手段と、比較手段によりすべてのガス機器でガスが消費されていないのにガスが流れていると判定されると、弁手段を動作させる情報と作成し送出する遮断情報送出手段とを備えている。したがって、このガス安全管理システムによれば、ガス漏れを容易に検知できると共に、ガス漏れが発生した場合に即座に検針メータの弁手段を遮断してガス漏れの拡大を防止することができる。
第16の形態のガス安全管理システムでは、遠隔管理センタから出力された弁遮断信号に基づいてガス機器を非燃焼状態に切り替えるようにしてある。したがって、このガス安全管理システムによれば、例えば検針メータから遠隔管理センタにガス漏れ等の異常が通報された場合や遮断指示要求が発生した場合、この遠隔管理センタから指令に基づいて検針メータの遮断弁を遮断することによりガス機器を非燃焼状態に切り替えることができるので、ガス漏れ等に対する安全性や、ガス機器の異常停止の回避がさらに増大する。
第17の形態のガス安全管理システムでは、第16の形態のガス安全管理システムに、ガス機器を非燃焼状態にしてから所定時間後に検針メータの弁手段を遮断する遅延手段を設けている。したがって、このガス安全管理システムによれば、ガス漏れ等の異常が検出されると、まずガス機器を停止し、次に検針メータの弁手段が遮断されるので、ガス機器がガス供給停止などの異常状態になることを確実に防止でき、システムの安全性がさらに向上する。
第18の形態のガス安全管理システムでは、ガス機器の弁が開放されているか否か判断する機器弁状態検出手段と、閉鎖されている検針メータの弁手段を開放させる開放指令を出力する指令手段とを有し、この指令手段から開放指令が出力されると、機器状態検出手段の出力に基づいてガス機器の弁が閉鎖されていると判断されると弁制御手段により弁手段を開放させるようにしている。
したがって、弁を復旧する際のガス機器からのガス漏れ等を防止することができ、システムの安全性がさらに向上する。
第19の形態のガス安全管理システムでは、弁手段が遮断されたことを表示する手段を備えている。このガス安全管理システムによれば、検針メータにおける弁手段が遮断されているか否かをコントローラ等で確認することができるので、使用者はなぜガス機器が使用できないのかを迅速に把握することができる。
第20の形態のガス安全管理システムでは、検針手段の検針値を表示する手段を備えている。したがって、遠隔管理センタや屋内のコントローラ等で検針値を確認することができるので、システムの使用勝手がよくなる。
第21の形態のガス安全管理システムでは、検針手段の検針値を表示する検針値表示手段と、検針値表示手段に検針値を表示させることを指示する検針値表示指示手段とを有し、検針値表示指示手段からの指示に基づいて検針値表示手段に検針値を表示させるようにしている。したがって、検針値表示手段をコントローラ等に設ければ、このコントローラで検針値を確認できるので、システムの使用勝手がよくなる。
第22の形態のガス安全管理システムでは、特定の時点からシステムで消費されたガスの量を算出する算出手段と、この算出量を表示する表示手段と、算出量を表示手段に表示させることを指示する指示手段とを備えている。したがって、この表示手段をコントローラ等に設ければ、予め設定された期間の検針量すなわちガス消費量をコントローラ等で確認できるので、例えば月々のガス消費量や料金を迅速に把握できる。
第23の形態のガス安全管理システムでは、検針メータの弁手段を遮断することを予告する予告手段と、この予告手段からの予告に基づいて遮断予告を警報する警報手段とを備えている。したがって、検針メータの弁手段が遮断される前にコントーラ等で報知できるので、この警報を聞いた使用者は遮断前に異常の有無を確認でき、システムの使用勝手がよくなる。
第24の形態のガス安全管理システムでは、通信媒体から受信したメッセージを表示する表示手段を備えている。したがって、遠隔管理センタから、ガス消費者に対してガス料金や工事予告などの情報を郵便等の手段よりも確実かつ迅速に消費者に通知することができる。
第25の形態のガス安全管理システムでは、遮断状態にある弁手段を復帰させる弁復帰手段と、弁手段の復帰を指示する弁復帰指示手段とを備えている。したがって、この復帰手段をコントローラ等に設けると、屋内で復帰操作を簡単に行うことができる。
第26の形態のガス安全管理システムでは、遮断状態にある弁手段を復帰させる弁復帰手段と、ガス機器を動作させることにより弁手段の復帰を指示する指示手段とを備えている。したがってガス機器使用時に検針メータの弁が閉じていてもすぐに使用でき使用勝手がよくなる。
【図面の簡単な説明】
図1は第1実施例に係るガス安全管理システムの斜視図である。
図2は図1に示すガス安全管理システムのブロック図である。
図3は第2実施例に係るガス安全管理システムの斜視図である。
図4は図3に示すガス安全管理システムのブロック図である。
図5は第3実施例に係るガス安全管理システムの斜視図である。
図6は図5に示すガス安全管理システムのブロック図である。
図7は第4実施例に係るガス安全管理システムの斜視図である。
図8は図7に示すガス安全管理システムのブロック図である。
図9は第5実施例に係るガス安全管理システムの斜視図である。
図10は図9に示すガス安全管理システムのブロック図である。
図11は第6実施例に係るガス安全管理システムの斜視図である。
図12は図11に示すガス安全管理システムのブロック図である。
図13は第7実施例に係るガス安全管理システムの斜視図である。
図14は図13に示すガス安全管理システムのブロック図である。
図15は第8実施例に係るガス安全管理システムの斜視図である。
図16は図15に示すガス安全管理システムのブロック図である。
図17は第9実施例に係るガス安全管理システムの斜視図である。
図18は図17に示すガス安全管理システムのブロック図である。
図19は第10実施例に係るガス安全管理システムの斜視図である。
図20は図19に示すガス安全管理システムのブロック図である。
図21は第11実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図22は第12実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図23は第13実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図24は第14実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図25は第15実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図26は第16実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図27は第17実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図28は第18実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図29は第19実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図30は第20実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図31は第21実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図32は第22実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図33は第23実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図34は第24実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図35は第25実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図36は第26実施例に係るガス安全管理システムのブロック図である。
図37は従来のガス安全管理システムのブロック図である。
図38はその他の従来のガス安全管理システムのブロック図である。
発明の好適な実施の形態
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。
(1)実施例1
図1は実施例1に係るガス安全管理システムの斜視図、図2は該システムのブロック図で、全体を符号1で示す本実施例のシステムは、マイクロコンピュータ(図示せず)により全体が制御されている流量検針メータ100を備えている。この検針メータ100はガスの遮断弁102を備えており、そのインレット部104はガス供給配管106を介してガス供給源108に接続され、アウトレット部110は一以上ガス機器(例えば、ガス給湯器、ガスレンジ、ガス暖房器)にガスを分配するためのガス分配配管112が接続されている。なお、ガス供給源108としては、都市ガスの配管や、ガスタンクなどが考えられる。遮断弁102、供給配管106、又は分配配管112を通じて本システムに流れるガスの現時点の流量値及び現時点までの累計流量値(すなわち消費量)が検針部114で計測されるようになっており、現時点の流量値が弁制御部116に出力され、他方の累計流量値が表示部118に出力されて表示されるようになっている。弁制御部116は、検針部114から入力された流量値と予め決められた限界流量値とを比較し、前者が後者よりも大きい場合には遮断弁102を遮断するようにしてある。上記限界流量値は、例えば検針メータ100を介してガスが分配されるガス機器の最大消費量の累計値、又はこの値に所定の安全係数を掛けた値とするのが好ましい。また、弁制御部116は異常なガスの微少流量を検出し、遮断弁102を遮断する検針メータ100はまたメータ通信部120を備えており、弁制御部116が遮断弁102を遮断した情報は、通信媒体122を介して検針メータ100に接続されている各種のガス機器に出力されるようにしてある。通信媒体122は、検針メータ100の情報をガス機器に伝送し得る手段であれば公知のあらゆる手段が利用可能で、例えば電線、光ファイバケーブル、無線通信器のいずれでもよい。なお、以下の他の実施例においても、通信媒体には上述の各種の手段が含まれるものと解釈すべきである。
ガス機器200はガス燃焼部202を備えており、そこにはガス分配配管112を通じてガスが供給されるようになっている。ガス機器200はまた機器通信部204を備えており、この機器通信部204が通信媒体122を介して検針メータ100の通信部120に通信可能に接続され、遮断弁102の遮断情報が機器通信部204に入力されるようになっている。機器通信部204には燃焼停止部206が維持されており、燃焼部202でガス燃焼中に遮断弁102が遮断されると、燃焼停止部206が燃焼部202に内蔵されている弁(図示せず)を動作して該燃焼部202へのガスの供給を強制的に遮断するようにしてある。
上記構成のガス安全管理システム1では、ガス供給源108からガス供給配管106を通じて供給されたガスは、遮断弁102、ガス分配配管112を介してガス機器200の燃焼部202に供給され、ここで燃焼される。遮断弁102を通過するガスの流量値及びガス消費量は検針部114で検針され、消費量が表示部118に表示される。また、弁制御部116は検針部114から出力された流量値を常時監視しており、ガス漏れ等の原因により遮断弁102を流れるガスの量が限界流量値を越えると、遮断弁102を遮断してガス機器200へのガスの供給を遮断する。一方、弁制御部116は、メータ通信部120、通信媒体122、及び機器通信部204を介して燃焼停止部206に燃焼停止信号を出力する。この燃焼停止信号を受信すると、燃焼停止部206は燃焼部202が燃焼中か否か判定し、燃焼中ならば燃焼部202の弁を遮断して燃焼を停止する。
以上の説明では、検針メータ100を流れるガスの流量が所定量以上になると遮断弁102を遮断するものとしたが、検針メータやガス機器にガス漏れ検知器を設け、このガス漏れ検知器がガス漏れを検知したときに弁制御部により遮断弁を遮断するようにしてもよい。
このように、実施例1のガス安全管理システム1によれば、該システム1に所定量以上のガスが流れたりガス漏れが検知されたときに、検針メータの遮断弁とガス機器燃焼部の弁を遮断するので、システムの安全性が確保できる。
また、従来のガス安全管理システムでは、ガス機器が強制的に非燃焼状態に設定されたときはガス機器が異常状態で停止するためリセットスイッチを押さなければ使用可能な状態に復帰しないようにしてあるが、本システムでは、検針メータで異常状態が検出されると燃焼停止信号が出力されて燃焼状態にあるガス機器が非燃焼状態に切り替えられるので、むやみにガス機器を異常状態にせず事故処理後にガス機器を使用する場合でもこれをリセットする必要なく、使用勝手が良くなるという別の利点がある。
また、本実施例では、検針メータからガス機器へ遮断情報を通信したがこの情報は遮断情報だけに限らず、また、情報によってガス機器から検針メータへ通信することも可能である。
(2)実施例2
図3は実施例2に係るガス安全管理システムの斜視図、図4は該システムのブロック図で、全体を符号2で示すガス安全管理システムは、各ガス機器200に遠隔操作装置すなわちコントローラ300が付設されている。コントローラ300はコントローラ通信部302を備えており、これがガス機器200の機器通信部202と適当な通信媒体304を介して通信可能としてある。また、コントローラ300は、入力部306、表示部308、及び警報部310を備えている。例えばガス機器が給湯器の場合、図3に具体的に示すように、入力部306には供給する湯の温度を上げる昇温スイッチ312や湯の温度を下げる降温スイッチ314、自動的に風呂の湯はりを行なう自動湯はり機能をオン/オフするスイッチ316、ガス機器200の運転をオン/オフさせるスイッチ318などが含まれ、表示部308には例えば液晶ディスプレイ320が含まれ、警報部310には音声警報器すなわちブザー322が含まれる。また、液晶ディスプレイ320には、検針部114で検針されたガス消費量(検針値)情報324、給湯温度情報326、検針メータ100の遮断弁102が開放されているか閉鎖されているかを示す情報328などを表示されるようになっている。なお、警報部322には点滅ランプを設けてもよいし、ブザー322と共に又はこれに代えて液晶ディスプレイの表示を所定の短時間ごとにブリンクさせてもよい。
上記実施例2のガス安全管理システム2では、ガスの流量異常やガス漏れなどが検出されると共にそれにより遮断弁102が遮断されると、その遮断情報がメータ通信部120から機器通信部204を介してコントローラ通信部302に入力され、液晶ディスプレイ320において遮断弁遮断情報328が表示される。なお、検針メータ100の遮断弁102が遮断されると、システム2に含まれるガス機器200へのガス供給が遮断されるので、これらのガス機器200を通じてガスが漏れることはない。
なお、上記コントローラ300には弁復帰スイッチ330を設け、これを操作すると検針メータ100の遮断弁102が開放状態に復帰するようにしてもよい。また、弁復帰スイッチ330はガス機器200のリセットスイッチを兼用してもよく、弁復帰スイッチ330を操作するとガス機器200の燃焼部が動作可能状態に復帰するようにしてもよい。
また、本実施例のガス機器200にも実施例1の燃焼停止部を設け、検針メータ100から出力される燃焼停止信号に基づいてガス機器200を自動的にオフ状態に設定するようにしてもよい。
さらに、コントローラ300は、ガス機器200と別の場所に設けてもよいし、ガス機器200に一体的に設けてもよい。
さらにまた、上記実施例2では、コントローラ300は機器通信部204を介してメータ通信部120に通信可能としたが、コントローラ通信部302をメータ通信部120と直接通信可能としてもよい。
また、コントローラ通信部302をメータ通信部120と通信させると共にコントローラ通信部302と機器通信部204を通信させ、メータ通信部120と機器通信部204との通信をコントローラ通信部302を介して行なうことも可能である。
このように、上記ガス安全管理システム2によれば、コントローラにはメータの動作状態が表示されるので、これを見たユーザがシステムの異常を認識することができると共に、異常状態が解消された後にガス機器をリセットすることもできる。
(3)実施例3
図5は実施例3に係るガス安全管理システムの斜視図、図6は該システムのブロック図で、全体を符号3で示すガス安全管理システムでは、メータ100とガス機器200がそれぞれ適当な通信媒体402、404を介して中継装置400に接続されている。中継装置400は、メータ100の通信方式とガス機器200の通信方式が異なる場合にそれらの整合を図り、両者間の情報のやり取りを可能にする端末通信部406を備えている。
このガス安全管理システム3では、メータ通信部120から出力された燃焼停止信号は通信媒体402を介して端末通信部406に入力され、ここでガス機器200に適した通信方式に変換される。変換された燃焼停止信号は機器通信部206に出力され、ガス機器200では、燃焼部202が燃焼状態にあれば燃焼停止部206が動作して該燃焼部202を非燃焼状態に切り替える。また、ガス安全管理システム3によれば、異なる通信方式を有する装置間の通信が可能となり、システムに拡張性を付与することができる。尚、通信方式の変換は、物理的な内容だけでなく、論理的な内容も含んでいる。また、通信方式の同一な部分は検針メータとガス機器が直接通信することも可能である。
(4)実施例4
図7は実施例4に係るガス安全管理システムの斜視図、図8は該システムのブロック図で、全体を符号4で示すガス安全管理システムは、中継装置400を含む実施例3のガス安全管理システム3にコントローラ300を付設したもので、各装置の通信部はそれぞれ適当な通信媒体によって接続されている。このように、ガス安全管理システム4は、実質的に実施例2と実施例3のガス安全管理システム2、3を組み合わせた構成としてあるので、具体的な動作の説明は省略する。このガス安全管理システム4では、コントローラにはメータの動作状態が表示されるので、これを見たユーザがシステムの異常を認識することができると共に、異常状態が解消された後にガス機器をリセットすることもできる。なお、本実施例において、コントローラ300はガス機器200と通信可能に接続してあるが、検針メータ100、中継装置400と直接通信可能に接続してもよい。
また、コントローラ通信部302を端末通信部406と通信させると共にコントローラ通信部302と機器通信部204を通信させ、メータ通信部120と機器通信部204との通信をコントローラ通信部302を介して行なうことも可能である。
(5)実施例5
図9は実施例5に係るガス安全管理システムの斜視図、図10は該システムのブロック図で、全体を符号5で示すガス安全管理システムは、端末網制御装置500を備えている。この端末網制御装置500は回線通信部502を含み、この回線通信部502が電話回線等の通信媒体504を介して、遠隔管理センタ600と通信のやり取りが可能としてある。端末網制御装置500はまた端末通信部506を備えている。この端末通信部506は適当な通信媒体508、510を介してそれぞれメータ通信部120と機器通信部204に接続されており、これにより検針メータ100とガス機器200の通信方式が異なる場合でも両者の間で通信が可能となっている。
回線通信部502と端末通信部506は検針通報部512を介して接続されており、検針メータ100の検針部114で検針されたガス消費量の情報が検針通報部512を介して端末通信部506から回線通信部502に送られるように、また遠隔管理センタ600から出力された検針指令が回線通信部502から検針通報部512を介して端末通信部506に送られるようになっている。また、端末通信部506には遮断電文処理部514が接続されており、メータ100からガス漏れ等の異常状態を示す信号が端末通信部506に入力されると、この信号から遮断電文すなわち燃焼停止信号を作成し、この遮断電文を端末通信部506に出力するようにしてある。
以上の構成を有するガス安全管理システム5では、遠隔管理センタ600から出力された検針指令は通信媒体504を介して端末網制御装置500の回線通信部502に入力される。回線通信部502で受信した検針指令は検針通報部512を介して端末通信部506に送られる。端末通信部506は、上記検針指令を検針メータ100で読み取り可能な検針信号に変換する。変換された信号はメータ通信部120を介して検針部114に入力され、これに応じて検針部114は検針値情報すなわちシステム5のガス消費量に関する情報をメータ通信部120を介して端末通信部506に送る。この検針値情報はさらに検針通報部512、回線通信部502、通信媒体504を介して遠隔管理センタ600に送信される。
ガス漏れやガスの流量異常などが検針メータ100で検出され、弁制御部116により遮断弁102が遮断されると、その遮断情報はメータ通信部120、端末通信部506を介して遮断電文処理部514に送られる。遮断電文処理部514では、その情報をもとにガス機器遮断電文を作成する。このガス機器遮断電文は端末通信部506を介してガス機器200の機器通信部204に入力され、燃焼停止部206を動作して、燃焼部202をこれが燃焼状態にあれば非燃焼状態に切り替える。
また、メータ通信部120からの電文は、遮断電文処理部514を介さず直接機器通信部204に送って(スルー通信)実現することも可能である。更にまた、検針メータとガス機器において通信方式が同一な部分は、端末網制御装置を介さず直接通信することも可能である。
このように、ガス安全管理システム5によれば、ガス漏れ等の異常状態が発生したときにシステムに含まれるガス機器が自動的に非燃焼状態に切り替えられるだけでなく、遠隔管理センタではそこから検針指令を出力することにより、これに応答して自動的に各システムのガス消費量を知ることができる。
(6)実施例6
図11は実施例6に係るガス安全管理システムの斜視図、図12は該システムのブロック図で、全体を符号6で示すガス安全管理システムは、実質的に端末網制御装置500を含む実施例ガス安全管理システム5に実施例2のコントローラ300を付設したもので、各装置の通信部はそれぞれ適当な通信媒体によって接続されている。なお、本実施例において、コントローラ300はガス機器200と通信可能に接続してあるが、メータ100、中継装置400、端末網制御装置500と通信可能に接続してもよい。
したがって、ガス安全管理システム6では、コントローラにはメータの動作状態が表示されるので、これを見たユーザがシステムの異常を認識することができると共に、異常状態が解消された後にガス機器をリセットすることもできる。
また、コントローラ通信部302を端末通信部506と通信させると共にコントローラ通信部302と機器通信部204を通信させ、メータ通信部120と機器通信部204との通信をコントローラ通信部302を介して行なうことも可能である。
(7)実施例7
図13は実施例7に係るガス安全管理システムの斜視図、図14は該システムのブロック図で、全体を符号7で示すガス安全管理システムは、中継装置480と端末網制御装置580を備えている。中継装置480は異なる通信方式を有するメータ100とガス機器200との通信可能とする端末通信部482を備えており、この端末通信部482は適当な通信媒体484、486を介してメータ通信部120と機器通信部204に接続されている。また、中継装置480は中継装置通信部488を備えており、この中継装置通信部488と端末通信部482との間で通信可能としてある。他方、端末網制御装置580は端末網制御装置通信部582を備えており、適当な通信媒体584を通じて中継装置通信部488と通信可能としてある。端末網制御装置580はまた回線通信部586を備えており、この回線通信部586は端末網制御装置通信部582と通信可能としてあると共に、電話回線等の通信媒体588を介して遠隔管理センタ600と通信可能としてある。
このガス安全管理システム7では、遠隔管理センタ600から出力された検針指令は通信媒体588、回線通信部586、端末網制御装置通信部582、中継装置通信部488、端末通信部482、メータ通信部120を介して検針部114に送られる。検針部114は上記検針指令に応答して検針情報を作成し、これをメータ通信部120、端末通信部482、中継装置通信部488、端末網制御装置通信部582、回線通信部586、通信回線588を介して遠隔管理センタ600に送る。ガス漏れやガスの流量異常などがメータ100で検出され、弁制御部116により遮断弁102が遮断されると、その遮断情報はメータ通信部120、端末通信部452、機器通信部204を介して燃焼停止部206に送られ、この燃焼停止部206が燃焼部202をこれが燃焼状態にあれば非燃焼状態に切り替える。
このように、ガス安全管理システム7によれば、ガス漏れ等の異常状態が発生したときにガス機器が自動的に非燃焼状態に切り替えられるだけでなく、遠隔管理センタではそこから検針指令を出力することにより、これに応答して自動的にガス消費量を知ることができる。
(8)実施例8
図15は実施例8に係るガス安全管理システムの斜視図、図16は該システムのブロック図で、全体を符号8で示すガス安全管理システムは、第7実施例のガス安全管理システム7にコントローラ300を付設したもので、各装置の通信部はそれぞれ適当な通信媒体によって接続されている。なお、本実施例において、コントローラ300はガス機器200と通信可能に接続してあるが、メータ100、中継装置480、端末網制御装置580と通信可能に接続してもよい。
したがって、ガス安全管理システム8では、コントローラにはメータの動作状態が表示されるので、これを見たユーザがシステムの異常を認識することができると共に、異常状態が解消された後にガス機器をリセットすることもできる。
また、コントローラ通信部302を端末通信部482と通信させると共に、機器通信部204をコントローラ通信部302と通信させ、メータ通信部120と機器通信部204との通信をコントローラ通信部302を介して行なうことも可能である。
(9)実施例9
図17は実施例9に係るガス安全管理システムの斜視図、図18は該システムのブロック図で、全体を符号9で示すガス安全管理システムにおいて、端末網制御装置590は回線通信部592とこれに接続された検針値通報部594とを備えており、回線通信部592は電話回線等の通信媒体596を介して遠隔管理センタ600に通信可能としてあり、他方の検針値通報部594は適当な通信媒体598を介してメータ通信部120と通信可能としてある。また、メータ100とガス機器200は、同一の通信方式を有するメータ通信部120と機器通信部204を介して通信可能としてある。
このガス安全管理システム9では、遠隔管理センタ600から出力された検針指令は通信媒体596、回線通信部592、メータ通信部120を介して検針部114に送られる。検針部114は上記検針指令に応答して検針情報を作成し、これをメータ通信部120、検針値通報部594、回線通信部592、通信回線596を介して遠隔管理センタ600に送る。
ガス漏れやガスの流量異常などがメータ100で検出され、弁制御部116により遮断弁102が遮断されると、その遮断情報はメータ通信部120、機器通信部204を介して燃焼停止部206に送られ、この燃焼停止部206が燃焼部202をこれが燃焼状態にあれば非燃焼状態に切り替える。
このように、ガス安全管理システム9でも、ガス漏れ等の異常状態が発生したときにシステムに含まれるガス機器が自動的に非燃焼状態に切り替えられるだけでなく、遠隔管理センタではそこから検針指令を出力することにより、これに応答して自動的に各システムのガス消費量を知ることができる。
(10)実施例10
図19は実施例10に係るガス安全管理システムの斜視図、図20は該システムのブロック図で、全体を符号10で示すガス安全管理システムは、第9実施例のガス安全管理システム9にコントローラ300を付設したもので、各装置の通信部はそれぞれ適当な通信媒体によって接続されている。ただし、ガス機器200には燃焼停止部がなく、実施例3で説明したように、メータ100でガス漏れ等の異常状態が検出されると、コントローラ300からの操作により燃焼部202が非燃焼状態に切り替えられる。また、本実施例において、コントローラ300はガス機器200と通信可能に接続してあるが、検針メータ100、端末網制御装置590と通信可能に接続してもよい。したがって、ガス安全管理システム10では、コントローラにはメータの動作状態が表示されるので、これを見たユーザがシステムの異常を認識することができると共に、異常状態が解消された後にガス機器をリセットすることもできる。
また、コントローラ通信部を302をメータ通信部120と通信させると共にコントローラ通信部302を機器通信部204と通信させ、メータ通信部120と機器通信部204との通信をコントローラ通信部302を介して行なうことも可能である。
(11)実施例11
図21は実施例11に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号11で示すガス安全管理システムは第5実施例のシステムを変形したもので、検針メータ100には地震などの振動を感知する感震器130が付設されている。このガス安全管理システム11では、感震器130で振動が感知されると、その感震情報が弁制御部116に送られる。弁制御部116では、上記感震情報により震度を求め、その値が所定値以上ならば遮断弁102を遮断すると共に、メータ100に接続されているガス機器200の遮断情報を作成し、これをメータ通信部120を介して端末網制御装置500に出力する。端末網制御装置500は上記遮断情報をもとにガス機器200の通信方式に適合した遮断電文を作成し、これをガス機器200に出力する。ガス機器200は上記遮断電文に基づいて燃焼停止部206を動作し、燃焼部202が燃焼中であればこれを非燃焼状態に切り替える。なお、遠隔管理センタ600とメータ100との検針情報のやり取りは第5実施例と同一であるから説明を省略する。
また、メータ通信部120からの電文は、遮断電文処理部514を介さず機器通信部204へ通信するスルー通信に対応してもよい。
このガス安全管理システム11によれば、地震が発生したときに自動的に燃焼中のガス機器を非燃焼状態に切り替えることができるので、地震に伴う火災の発生を未然に防止できる。
なお、上述したその他の実施例や以下に説明するその他の実施例にも、異常を検出する手段として感震器を設置してもよい。また、感震器は各ガス機器、中継装置、端末網制御装置のいずれに設けてもよい。
(12)実施例12
図22は実施例12に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号12で示すガス安全管理システムにおいて、端末網制御装置500は、端末通信部506から回線通信部502までの間には遮断電文処理部522、遮断電文通報部524が設けてある。
このガス安全管理システム12では、検針メータ100でガス漏れ異常や燃焼異常などが検出されると、弁制御部116で遮断弁102が作動してガス機器200へのガスの供給が遮断される。遮断弁102を遮断した信号はは端末通信部506を介してガス機器200に送られ、燃焼部202が燃焼中ならばこれを非燃焼状態に切り替える。また、遮断弁102が遮断された情報はさらに遮断電文処理部522で通信媒体504に適合した形に変換された後、遮断情報通報部524、回線通信部502、通信媒体504を介して遠隔管理センタ600に通報される。したがって、遠隔管理センタ600ではシステム12からの通報を受けて素早く対応することができるので、事故の拡大を防止することができる。
また、ガス機器200の状態も同様にして遠隔管理センタ600に通報するようにしてもよいし、他の実施例で示したコントローラ300に通報許可スイッチを設け、このスイッチを押すことにより遠隔管理センタ600に通報が可能となるようにしてもよい。
(13)実施例13
図23は実施例13に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号13で示すガス安全管理システムにおいて、ガス機器200は、ガス漏れなどの異常を検出する異常検出部210を備えている。また、端末網制御装置500は異常電文処理部526を備えており、これが端末通信部506と通信可能としてある。
このガス安全管理システム13によれば、ガス機器200でガス漏れ異常や燃焼異常などが発生すると、その情報は端末網制御装置500に送られる。端末網制御装置500は異常電文処理部526で異常電文を作成し、これを検針メータ100に出力する。検針メータ100では、異常電文に基づいて弁制御部116が作動し、遮断弁104を動作してガス機器200へのガスの供給を停止する。なお、上述したその他の実施例や以下に説明するその他の実施例でも、ガス機器の異常を検出する手段を設け、それにより検針メータの遮断弁を動作するようにしてもよい。
また、機器通信部204からの電文は、異常電文処理部526を介さず端末通信部506を介するスルー通信によりメータ通信部120に通信することも可能である。
(14)実施例14
図24は実施例14に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号14で示すガス安全管理システムにおいて、ガス機器200は、ガス漏れなどの異常を検出する異常検出部210を備えている。また、端末網制御装置500は、端末通信部506から回線通信部502までの間には異常電文処理部528、異常情報通報部530が設けてある。このガス安全管理システム14によれば、ガス機器200でガス漏れ異常や燃焼異常などが発生すると、その情報は端末網制御装置500に送られる。端末網制御装置500は異常電文処理部528で異常電文を作成し、これを検針メータ100に出力する。検針メータ100では、異常電文に基づいて弁制御部116が作動し、遮断弁102を動作して各ガス機器200へのガスの供給を停止する。一方、上記異常電文は異常情報通報部530、回線通信部502、通信媒体504を介して遠隔管理センタ600に通報される。したがって、遠隔管理センタ600ではシステム14からの通報を受けて素早く対応することができるので、事故の拡大を防止することができる。
また、機器通信部204から送出される情報は、異常電文処理部528を介さず、通信媒体504に送出してもよい。
また、他の実施例で示したコントローラ300に通報許可スイッチを設け、このスイッチを押すことにより遠隔管理センタ600に通報が可能となるようにしてもよい。
(15)実施例15
図25は実施例15に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号15で示すガス安全管理システムにおいて、検針メータ100は遮断弁102を通過する現時点のガス流量を計測する流量検出部124を備えている。ガス機器200は、燃焼部202が燃焼中か非燃焼中かを検出する動作状態検出部212を備えている。端末網制御装置500は、流量検出部124からの信号と動作状態検出部212からの信号を比較し、システム15に含まれるすべてのガス機器200が非燃焼状態にあるにも拘わらずガスが流れているか否かを判定する状態比較部532と、この状態比較部532の比較結果に基づいて遮断弁102の遮断動作信号を作成し送出する遮断情報送出部534とを備えている。
このガス安全管理システム15では、流量検出部124が遮断弁102を通じてガスが流れているか否かを判定し、その判定結果は端末網制御装置500に出力される。他方、ガス機器200では、動作状態検出部212が燃焼部202でガスが燃焼中か否か判定し、その判定結果を端末網制御装置500に出力する。これらの出力は状態比較部532で比較され、いずれのガス機器200でもガスが燃焼されていないのに遮断弁102をガスが流れているか否か、つまり、システム15のどこかでガス漏れが発生しているか否か判定する。そして、ガス漏れが発生していると判定された場合、遮断情報送出部534は端末通信部506を介して検針メータ100に弁遮断情報を送る。検針メータ100では、その弁遮断情報に基づいて弁制御部116を作動し、遮断弁102を動作して各ガス機器200へのガスの供給を停止する。
なお、状態比較部と遮断情報送出部は端末網制御装置以外の装置、例えば検針メータ、ガス機器、中継装置のいずれに設けてもよい。
(16)実施例16
図26は実施例16に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号16で示すガス安全管理システムにおいて、端末網制御装置500は、回線通信部502と端末通信部506との間に、遠隔管理センタ600から出力された遮断弁102の遮断指令を処理する遮断停止指示部534を備えている。
この安全管理システム16では、遮断弁102を遮断させる弁遮断指示が遠隔管理センタ600から送り出されると、この信号は通信媒体504を介して端末網制御装置500に入力され、遮断停止指示部534で処理される。処理された信号は検針メータ100とガス機器200に送られる。検針メータ100は上記信号を受信すると弁制御部116を作動し、遮断弁104を遮断させる。また、ガス機器200は上記信号を受信すると、燃焼停止部206を作動し、燃焼部202が燃焼中ならばこれを非燃焼状態に切り替える。
なお、上記説明では、端末網制御装置500から出力された停止信号に基づいて燃焼停止部206で燃焼を停止させるものとしたが、コントローラ300を有するシステムでは、上記停止信号をコントローラ300に入力し、該コントローラ300からの信号によりガス機器200を非燃焼状態に切り替えるようにしてもよい。
また、遠隔管理センタからの弁遮断指示は、遮断停止指示部534を介さず直接、検針メータ、ガス機器に送ることもできる。
(17)実施例17
図27は実施例17に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号17で示すガス安全管理システムにおいて、端末網制御装置500は、回線通信部502から端末通信部506までの間に遮断停止指示部536、送出遅延部538が設けてある。
このガス安全管理システム17では、遮断弁102を遮断すると共にガス機器200を非燃焼状態に設定するための指令信号が遠隔管理センタ600から送り出されると、この指令信号は遮断停止指示部536で処理された後、送出遅延部538からまずガス機器200を非燃焼状態に切り替えるガス機器停止信号が出力され、これによりガス機器200の燃焼停止部206を動作して燃焼部202を非燃焼状態に切り替える。次に、所定時間後、送出遅延部538は遮断弁102を遮断する遮断信号を出力し、これにより検針メータ100の遮断弁102が遮断状態に切り替えられる。したがって、このシステム17によれば、ガス機器200がガス供給停止などの異常状態になることを防止できる。
なお、上記説明では、端末網制御装置500から出力されたガス機器停止信号に基づいて燃焼停止部206で燃焼を停止させるものとしたが、コントローラ300を有するシステムでは、上記停止信号をコントローラ300に入力し、該コントローラ300からの信号によりガス機器200を非燃焼状態に切り替えるようにしてもよい。
(18)実施例18
図28は実施例18に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号18で示すガス安全管理システムにおいて、端末網制御装置500には、回線通信部502から端末通信部506までの間に、検針メータ100の弁制御部116を動作して遮断弁102を開放状態に復帰させる指示を処理する弁復帰指示部540と、その弁復帰指示の電文を作成する復帰電文処理部542とを備えている。一方、ガス機器200は、燃焼部202の弁が開放状態にあるか閉鎖状態にあるかを検出する機器弁状態検出部212を備えている。
このガス安全管理システム18では、例えば遠隔管理センタ600から端末網制御装置500に検針メータ100の遮断弁102を開放(復帰)する指令が送信されると、端末網制御装置500では弁復帰指示部540がその復帰指令を処理する。次に、復帰電文処理部542は、機器弁状態検出部212からの出力された情報すなわち燃焼部202の弁が開放されているか閉鎖されているかを示す情報に基づき、燃焼部202の弁が開放されていれば上記復帰指令を無視し、燃焼部202の弁が閉鎖されていれば検針メータ100に復帰電文を出力する。そして、検針メータ100は復帰電文を受信すると、弁制御部116が遮断弁102を開放する。
なお、上記説明では、遠隔管理センタ600からの指令に基づいて検針メータ100の遮断弁102を復帰させる(すなわち開放する)ものとしたが、コントローラ300を有するシステムでは、このコントローラ300から遮断弁を復帰させる指令を出すようにしてもよい。また、遮断弁を復帰させるか否かの判断手段は端末網制御装置に設ける必要はなく、中継装置やコントローラを有するシステムでは、これら中継装置又はコントローラに判断手段を設けてもよい。
このように、本実施例のガス安全管理システムによれば、例えば、システムの点検後やガス機器の修理や点検後に検針メータの遮断弁を開放する指令があれば、まずガス機器のガス弁が遮断されているか否かを判定し、遮断されていると確認された後に検針メータの遮断弁を開放するようにしているので、検針メータのガス遮断弁を不用意に開放することによりガス機器からガス漏れが生じるということがない。
(19)実施例19
図29は実施例19に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号19で示すガス安全管理システムにおいて、ガス機器200には、遮断状態通信部214が設けてある。また、コントローラ300の表示部340には、検針メータ100の遮断弁102が遮断されていることを表示する表示部340が設けてある。このガス安全管理システム19では、検針メータ100でガス漏れや流量異常等の異常が検出されると、その情報は端末網制御装置500に入力され、遮断電文処理部522で遮断信号が作成される。この遮断信号は、端末通信部506からガス機器200の機器通信部204、遮断電文通信部214を介してコントローラ300に送られて遮断弁遮断表示部340に表示され、これにより検針メータ100の遮断弁102が遮断されていることをユーザに報知できる。
なお、上記遮断信号に基づいてガス機器200では燃焼停止部212を作動し、燃焼部202が燃焼中ならばこれを非燃焼状態に切り替えるようにしてもよい。また、上記遮断信号は通信媒体504を介して遠隔管理センタ600に送信するようにしてもよいし、この遠隔管理センタ600からの指示によりコントローラ300で遮断弁102の遮断情報を表示するようにしてもよい。
(20)実施例20
図30は実施例20に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号20で示すガス安全管理システムにおいて、端末網制御装置500には検針電文処理部544、ガス機器200には検針値通信部216、コントローラ300には検針値表示部342が設けてある。このガス安全管理システム20では、検針メータ100の検針部114で求めた検針値は端末網制御装置500を介して遠隔管理センタ600に送信される。また、検針電文処理部544は上記検針値に基づいて検針電文を作成し、これをガス機器200の機器通信部204、検針値通報部216を介してコントローラ300に伝送し、検針値表示部342に検針値を表示する。したがって、ユーザはコントローラ300に表示された検針値からガス消費量を確認することができる。
なお、検針値の表示部は、コントローラ300に限らず、ガス機器200、中継装置400、端末網制御装置500のいずれに設けてもよい。
(21)実施例21
図31は実施例21に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号21で示すガス安全管理システムにおいて、端末網制御装置500には検針電文処理部544、検針値表示指示部546が設けてあり、ガス機器200には検針値通信部216が設けてある。また、コントローラ300には、検針値表示部342と検針値表示指示部344が設けてある。このガス安全管理システム21では、コントローラ300の検針値表示指示部344から検針値を表示する要求があると、その要求はコントローラ通信部302、検針値通信部216、機器通信部204、端末網通信部506を通じて端末網制御装置500に送信される。端末網制御装置500では、検針値表示指示部546からの指示に基づいて、検針電文処理部544において検針部114の検針値を表示する検針電文を作成する。この検針電文は、端末通信部506、機器通信部204、検針値通信部216、コントローラ通信部302を介して検針値表示部342に伝送され、この検針値表示部342に検針値が表示される。なお、検針値表示要求は遠隔管理センタ600から出力し、それに基づいてコントローラ300の検針値表示部342に表示するようにしてもよい。なお、検針値の表示部と表示指示部は、コントローラ300に限らず、ガス機器200、中継装置400、端末網制御装置500のいずれに設けてもよい。
(22)実施例22
図32は実施例22に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号22で示すガス安全管理システムにおいて、端末網制御装置500、ガス機器200、コントローラ300にはそれぞれ検針量算出部548、検針量通信部218、検針量表示部346が設けてある。このガス安全管理システム22では、検針部114からの出力に基づいて、予め決められた時点から現在までの検針量すなわちガス消費量を検針量算出部548が算出する。次に、検針電文処理部544は算出された検針量に対応した検針電文を作成し、端末通信部506、機器通信部204、検針量通信部218、コントローラ通信部302を介して検針量表示部346に送信し、この検針量表示部346に検針量を表示する。なお、検針量の算出及び表示指令は、検針量算出部548に設けた例えば一カ月タイマの終了により出力するようにしてもよいし、コントローラ300又は遠隔管理センタ600からの指令により所定期間ごとに出力するようにしてもよい。
(23)実施例23
図33は実施例23に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号23で示すガス管理システムにおいて、検針メータ100、ガス機器200、コントローラ300、端末網制御装置500にはそれぞれ遮断予告部132、遮断予告通信部220、遮断予告警告部348、予告電文処理部550が設けてある。このガス安全管理システム23では、例えば検針部114が流量異常を検出すると、弁制御装置116は遮断予告部132に信号を送出する。遮断予告部132は弁制御装置116から上記信号を受信すると遮断予告情報を作成し、これをメータ通信部120を介して端末網制御装置500に出力する。次に、端末網制御装置500は予告電文処理部550で遮断予告電文を作成し、これを端末通信部506、機器通信部204、遮断予告通信部220、コントローラ通信部302を介して遮断予告警告部348に伝送する。そして、遮断予告警告部348は所定時間後に検針メータ100の遮断弁102が遮断されることを警告する。したがって、ユーザは遮断弁102が所定時間後に遮断されることを知ることができると共に、遮断されるまでの時間に検針メータ100やガス機器200に異常があるか否かを確認することができる。
また、メータ通信部120からの遮断予告情報は、予告電文処理部550を介さずスルー通信により機器通信部204に送信することもできる。
(24)実施例24
図34は実施例24に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号24で示すガス管理システムにおいて、ガス機器200、コントローラ300、端末網制御装置500にはそれぞれメッセージ通信部222、メッセージ表示部350、メッセージ処理部552が設けてある。このガス安全管理システム24では、遠隔管理センタ600から、ガス使用量の課金情報やガス工事の予告情報などのメッセージが出力されると、このメッセージ情報は端末網制御装置500のメッセージ処理部552で処理される。次に、メッセージ情報は端末通信部506、機器通信部204、メッセージ通信部222、コントローラ通信部302を介してメッセージ表示部350に伝送され、このメッセージ表示部350でメッセージ内容が表示される。したがって、遠隔管理センタ600は郵便などの情報伝達手段を使わなくても迅速かつ確実にガス使用量の課金内容や工事予告などをユーザに直接伝えることができる。また、ユーザはメッセージ表示部350のメッセージから課金内容や工事予告などの情報を得ることができる。
(25)実施例25
図35は実施例25に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号25で示すガス管理システムにおいて、検針メータ100、ガス機器200、コントローラ300、端末網制御装置500にはそれぞれ復帰情報通信部134、復帰情報通信部224、弁復帰指示部352、復帰電文処理部552が設けてある。このガス安全管理システム25では、検針メータ100の遮断弁102が遮断されている状態で、コントローラ300の弁復帰指示部352を操作して遮断弁102を復帰すなわち開放すべき指示があると、その復帰指示はコントローラ通信部302、復帰情報通信部224、機器通信部204、端末通信部506を介して復帰電文処理部552に入力される。次に、復帰電文処理部552は遮断弁102に復帰電文を作成し、これを端末通信部506、メータ通信部120、復帰情報通信部134を介して弁制御部116に入力する。そして、弁制御部116は上記復帰電文に基づいて遮断弁102を復帰してガス機器200に対するガスの供給を再開する。なお、コントローラ300では一つのスイッチにより遮断弁102の遮断と復帰を指示できるように構成してもよい。
また、機器通信部204からの弁復帰指示情報は、復帰電文処理部552を介さず、端末通信部506のみを介してメータ通信部120にスルー通信することも可能である。更にまた、弁復帰指示部352は操作部の無い、弁を復帰するための復帰電文の送出を行なうものであっても良い。
(26)実施例26
図36は実施例26に係るガス安全管理システムのブロック図で、全体を符号25で示すガス管理システムにおいて、検針メータ100、ガス機器200、コントローラ300、端末網制御装置500にはそれぞれ復帰情報通信部134、復帰情報通信部224、弁復帰指示部352、機器動作指示部353、タイマ手段354、復帰電文処理部552が設けてある。このガス安全管理システム26では、検針メータ100の遮断弁102が遮断されている状態で、コントローラ300の機器動作指示部353を操作してガス機器200を動作させようとした場合、動作指示はコントローラ通信部302を介してガス機器200が動作を開始すると共に、弁復帰の必要があれば弁復帰指示部352に指示され、弁復帰指示部352からの復帰指示はコントローラ通信部302、復帰情報通信部224、機器通信部204、端末通信部506を介して復帰電文処理部552に入力される。次に、復帰電文処理部552は遮断弁102に復帰電文を作成し、これを端末通信部506、メータ通信部120、復帰情報通信部134を介して弁制御部116に入力する。そして、弁制御部116は上記復帰電文に基づいて遮断弁102を復帰してガス機器200に対するガスの供給を再開する。従って、ガス機器200を使用する場合に、遮断弁が遮断していても、遮断弁を復帰させるため、ガス機器を正常に使用することができる。また、タイマ手段354によりタイマ動作する場合の同様である。
また、同様にガス機器停止の操作により、遮断弁102を連動して遮断することも可能である。この場合、システム全てに含まれるガス機器が停止中にのみ行なわせることが良い。更にまた、弁復帰指示部352、機器動作指示部353、タイマ手段354はガス機器200にあっても良い。

Claims (15)

  1. ガス供給源から送り出されたガスを検針メータを介して一以上のガス機器に供給するガス安全管理システムであって、
    検針メータは、ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
    異常を検出する検出手段と、検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、メータ通信手段とを有し、
    ガス機器は、機器通信手段を有し、該機器通信手段を介してメータ通信手段から遮断情報を受けた時、ガス機器が動作状態にあればこれを非動作状態に切り替える動作停止手段を有するガス安全管理システム。
  2. ガス供給源から送り出されたガスを検針メータを介して一以上のガス機器に供給するガス安全管理システムであって、
    検針メータは、ガス供給源からのガスの供給を遮断する弁手段と、
    異常を検出する検出手段と、検出手段が異常を検出すると弁手段を動作する弁制御手段と、メータ通信手段とを有し、
    ガス機器は、機器通信手段と、該機器通信手段を介してメータ通信手段から遮断情報を受けた時、ガス機器が動作状態にあればこれを非動作状態に切り替える動作停止手段を有し、
    ガス安全管理システムはさらにコントローラを備え、該コントローラは、メータ通信手段又は機器通信手段と通信可能なコントローラ通信手段と、コントローラ通信手段に入力された情報を表示する表示手段とを有する、ガス安全管理システム。
  3. ガス供給源から送り出されたガスを検針メータを介して一以上のガス機器に供給するガス安全管理システムであって、
    検針メータは、弁手段を通過するガスの流量を検針する検針手段を備え、かつガス安全管理システムは通信媒体を介して通信可能な端末網制御装置を備え、該端末網制御装置は、メータ通信手段と機器通信手段とを通信可能に接続している、請求項1記載のガス安全管理システム。
  4. ガス供給源から送り出されたガスを検針メータを介して一以上のガス機器に供給するガス安全管理システムであって、
    検針メータは、弁手段を通過するガスの流量を検針する検針手段を備え、安全管理システムは通信媒体を介して通信可能な端末網制御装置を備え、該端末網制御装置は、通信媒体と検針メータとを通信可能に接続している、請求項1記載のガス安全管理システム。
  5. ガス供給源から送り出されたガスを検針メータを介して一以上のガス機器に供給するガス安全管理システムであって、
    弁手段を通過するガスの流量を検針する検針手段を備え、
    安全管理システムは通信媒体を介して通信可能な端末網制御装置を備え、該端末網制御装置は、メータ通信手段と機器通信手段とを通信可能に接続しており、
    コントローラ通信手段は、メータ通信手段又は機器通信手段又は端末網制御装置と通信可能とした、請求項2記載のガス管理システム。
  6. ガス供給源から送り出されたガスを検針メータを介して一以上のガス機器に供給するガス安全管理システムであって、
    検針メータは、
    弁手段を通過するガスの流量を検針する検針手段を備え、安全管理システムは通信媒体を介して通信可能な端末網制御装置を備え、該端末網制御装置は、通信媒体と検針メータとを通信可能に接続し、
    コントローラ通信手段は、メータ通信手段又は機器通信手段又は端末網制御装置と通信可能とした、請求項2記載のガス安全管理システム。
  7. ガス機器は該ガス機器に異常が発生したことを検出する手段を有し、この異常検出に基づいて検針メータの弁制御手段が動作するようにしてある請求項1から6のいずれかのガス安全管理システム。
  8. ガス機器は該ガス機器に異常が発生したことを検出する手段を有し、この異常検出に基づいて検針メータの弁制御手段が動作すると共に、異常検出の情報が端末網制御装置から通信媒体を介して通報するようにしてある請求項3から6のいずれかのガス安全管理システム。
  9. 検針メータへの弁遮断信号に基づいてガス機器を非燃焼状態に切り替えるようにしてある請求項2から6のいずれかのガス安全管理システム。
  10. ガス機器を非燃焼状態にしてから所定時間後に検針メータの弁手段を遮断する遅延手段を備えている請求項9のガス安全管理システム。
  11. ガス機器の弁が開放されているか否か判断する機器弁状態検出手段と、閉鎖されている検針メータの弁手段を開放させる開放指令を出力する指令手段とを有し、この指令手段から開放指令が出力されると、機器状態検出手段の出力に基づいてガス機器の弁が閉鎖されていると判断されると弁制御手段により弁手段を開放させるようにしている請求項2から6のいずれかのガス安全管理システム。
  12. 検針メータガス機器とは分離した検針手段の検針値を表示する検針値表示手段を備えている請求項2、5、6のいずれかのガス安全管理システム。
  13. 検針メータガス機器とは分離した検針手段の検針値を表示する検針値表示手段と、検針値表示手段に検針値を表示させることを指示する検針値表示指示手段とを有し、検針値表示指示手段からの指示に基づいて検針値表示手段に検針値を表示させるようにしてある請求項2、5、6のいずれかのガス安全管理システム。
  14. 特定の時点からシステムで消費されたガスの量を算出する算出手段と、この算出量を表示する表示手段と、算出量を表示手段に表示させることを指示する指示手段とを備えている請求項12のガス安全管理システム。
  15. 遮断状態にある弁手段をガス機器の動作指示により復帰させる弁復帰手段を備えた請求項1から5のいずれかのガス安全管理システム。
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