JP2006125838A - 設備機器リモコンシステム - Google Patents

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Yasuhiro Ban
泰浩 伴
Yasuo Yoshimura
康男 吉村
Takashi Kashimoto
隆 柏本
Hiroyoshi Nomura
博義 野村
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Abstract

【課題】システムの健全性及びユーザーの利便性の向上を図ること。
【解決手段】無線送受信手段12が接続され、エネルギー媒体である流体の流路を遮断・開放する遮断弁10を備えた流量計測装置8と、無線によって遠隔制御される給湯機1と、無線通信する機能を備えたガス漏れ警報器23と、無線給湯機リモコン3とで構成されたシステムにおいて、ガス漏れ警報器23によってガス漏れが検知され、給湯機リモコン3によって遮断弁10を遮断する時、遮断時間をカウントダウン表示して、流量計測装置8の遮断弁10の遮断を行うようにし、給湯機1のエネルギー媒体供給を急に停止することによるエラー動作を防ぐようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は設備機器リモコンを利用したネットワークシステムに関する設備機器リモコンシステムである。
図2は先に出願された設備機器リモコンを利用したネットワークシステムのシステム構成図であり、これは特許文献に示されている。
図2において、41はガス使用量の検針及びガスメータを管理する管理センター、42は電話回線である公衆回線、43は回線制御装置である端末網制御装置、44は端末網制御装置に接続され無線通信を行う無線装置A、45はガス使用量を計測するガスメータ、46はガスメータに接続された無線装置B、47はガス給湯機、48がガス給湯機に接続され無線によって制御信号を送受信するガス給湯機無線コントローラ、49は給湯機を無線によって遠隔で制御するための給湯機リモコン、50はアンテナ、51無線信号の送受信を行う無線通信部、52は給湯機の運転状態を表示する表示部、53はガス給湯機の制御信号を送受信及び演算処理する制御部、54はガスメータのガス遮断弁開閉操作の制御を行うメータ装置操作部、55はガスの供給の異常を監視するガス漏れ警報器、56はガス漏れ警報器55を接続する為に設けた外部I/F部である。
管理センター41、公衆回線42、端末網制御装置43、無線装置A44、無線装置B46及びガスメータ45は無線を利用したガス使用量の自動検針システムを構成している。ガス自動検針システムを説明すると、ガス供給を管理している管理センター41がユーザー宅のガス使用量を検針する場合、検針要求信号を公衆回線42を介して送信し、ユーザー宅の端末網制御装置43に伝送する。そして端末網制御装置43は前記信号を無線装置A44に送信し、無線によってガスメータに接続された無線装置B46と通信し、接続されたガスメータに前記信号を伝送する。そしてガスメータ45は計測したガス使用量を無線装置B46、無線装置A44、端末網制御装置43及び電話回線42を介して管理センター41へ返信するシステムである。
またガス給湯機47、ガス給湯機無線コントローラ48及び給湯機リモコンは無線によって給湯機制御を行う無線システムを構成している。ユーザーがガス給湯機47の制御を行う時、給湯機リモコン49に備えられた給湯機制御命令を与えるキーを操作する。そして入力された制御命令を無線通信部51により無線信号に変換し電波として放射する。そしてガス給湯機無線コントローラ48により受信され、前記信号を復調し、ガス給湯機47を制御する構成である。
メータ装置操作部54の動作について説明すると、ガス漏れが発生し、ガスメータ45のガス遮断弁が遮断された後、ユーザーによってガス供給を復帰させる場合において、ユーザーは給湯機リモコン49のメータ装置操作部54を操作し、弁開放操作を行うと制御部53に弁開放信号が入力され、制御部53によってガス遮断弁の弁開放信号を無線通信部51に送信しアンテナ50を介し電波が放射され、無線装置B46により前記信号を受信しガスメータ45に送信する。そして前記弁開放信号を受信したガスメータはガス遮断弁を開放制御する。
またガス漏れ時は、ガス漏れ警報器55がガス漏れを検知すると、ガス漏れ検知信号が外部I/F部56を介して給湯機リモコン49に送信され、給湯機リモコン49の制御部53よりガスメータの遮断制御信号を送信する。そして無線を介して無線装置A44で受
信し、端末網制御装置43より無線装置A44及び無線装置B46を介してガスメータ45へ遮断弁制御信号を送信し、遮断制御する。またガス漏れ通報信号を給湯機リモコン49により無線によって無線装置A44へ送信し、端末網制御装置43及び公衆回線42を介して管理センター41へ送信し、ユーザー宅においてガス漏れが発生したことを通報する。
特開平10−28296号公報
しかしながら上記従来の構成の設備機器リモコンシステムは、ガス漏れ警報器55などのセンサ機器の異常検知により、ガスメータ45の遮断弁の遮断制御を行うが、システム上のガス給湯機47の運転状態を考慮しておらず、ガス給湯機47の運転中にガスメータの遮断弁の遮断制御をいきなり行ってガス供給を停止することにより、給湯機47がガスを停止されエラー動作になり、ガス供給が再開された時、一度給湯機47をリセット動作させる必要があるという問題があり、ユーザーにとっては煩わしい。
またガス漏れ警報器55によってガスメータ45の遮断が行われた後、復帰処理を行う時、ガス給湯機47を含めたガス機器の運転が停止していない場合には、ガス供給を復帰すると再度ガス漏れが発生する可能性がある。
また遮断弁の遮断処理時には、ガス漏れ警報器55がガス漏れなどの異常を検知後、数十秒後にガスメータ45を遮断するが、ユーザーにはガス漏れ警報器55との連動遮断がどのようにガス漏れに対処するかわからない。またガスメータ45を遮断するか遮断しないのか、または遮断するまでの時間はユーザーには分からない為、サービス性が悪い。また復帰処理時は、ガスメータ45がガス漏れの異常がないことを確認した後、復帰処理が行われる為、数十秒の時間がかかるのでユーザーは何故すぐに復帰しないのか分からない。
また、ガス漏れ警報器55により異常が検知され、遮断弁の遮断が行われた場合や、また異常状態が解除され復帰処理が行われた場合、遮断または復帰処理中にガス給湯機47のキー入力操作を行うと、前記処理に割り込みが入り、迅速確実に遮断または復帰処理が行われない場合が発生する。
またガス漏れ警報器55により異常が検知されガスメータ45が遮断されても、ユーザーは設備機器リモコンシステムで対処された内容(ガス漏れ発生後、ガスメータを遮断したこと)を容易に確認することができない。また管理センター41ではユーザー宅で危険な状態が発生していることを把握できないという問題がある。またガス漏れ警報器55により遮断された場合、ユーザーはどのように対応して良いかわからないという問題がある。また管理センター41の連絡先を容易に知ることもできないのでサービス性が悪い。またユーザーによってガス遮断状態の復帰を行う場合、どのような手順で処理してよいか分からず、サービス性が悪いという問題がある。
またガスは一般的に使用されるエネルギーで最も危険性の高いエネルギー媒体であるが、ガス使用の安全性はガスメータ45、ガス漏れ警報器55または給湯機47などの各機器単体で監視しており、相互的には管理されておらず、ガス供給の安全性においてより十分であるとは言えない。またガス漏れ警報器55に連動してガスメータ45を遮断する場合など、各ガス機器の状態をチェックすることなし遮断する為、安全性が重要であるガス機器がエラー動作になることがあり、ガス使用の利便性を損なうことがある。
本発明は上記課題を解決するために、例えば、ガス漏れ警報器などのセンサ機器により異常状態を検知した場合、ガスメータの遮断弁の遮断・復帰手段機能を有した給湯機リモコンと通信を行い、前記状態表示手段に遮断時間又は復帰時間をカウントダウン表示した後、ガスメータの遮断弁の遮断を行うようにし、ガス供給が急に停止されることによって給湯機がエラー動作になり一度リセットしないと動作しない状態を防ぐとともに、ユーザーの利便性とガス供給の安全性の向上を実現させるものである。
本発明の設備機器リモコンシステムによれば以下の効果を奏する。
センサ機器がガス供給状態の異常を検知又は異常状態の解除信号を送信し、ガス供給遮断手段の遮断制御又は復帰制御を行う場合、設備機器リモコンは遮断又は復帰に要する時間を演算し、前記状態表示手段に遮断時間又は復帰時間をカウントダウン表示するように構成し、復帰時にはセンサ機器からの異常状態の解除信号によりガス供給遮断手段の遮断状態の復帰する時、ユーザーはガス供給遮断手段の復帰にかかる時間にいらいらすることなく、またどのくらいの時間で復帰処理されるかが一目で分かるようになり、また簡単に遮断弁の復帰(開放)を確認することができる。また遮断処理時も同様の効果がある。
センサ機器からの信号で設備機器リモコンがガス供給遮断手段の遮断または復帰処理を行っている時、又は前記状態表示手段に遮断時間又は復帰時間をカウントダウン表示している時、設備機器などの制御操作を行うキー入力を制限することにより、前記処理に割り込みが入ることを防ぎ、遮断または復帰処理が確実に行われるようになる。
第1の発明は、ガスの供給・遮断を行うガス供給遮断手段と、少なくとも前記ガスを使用する設備機器と、前記ガス供給遮断手段の制御機能を備え、前記設備機器を含め少なくとも1つ以上の設備機器を制御する設備機器リモコンと、前記設備機器リモコンに備え制御する設備機器の状態を表示する状態表示手段と、この設備機器リモコンと通信を行うと共にガスの供給状態及び使用状態の異常を監視するセンサ機器とを備えた設備機器リモコンシステムであって、前記センサ機器がガスの供給状態の異常を検知し、前記設備機器リモコンと通信し前記ガス供給遮断手段の遮断制御を行う場合、前記設備機器リモコンは遮断に要する時間を演算し、前記状態表示手段に前記遮断時間をカウントダウン表示し、前記ガスが使用できなくなる時間を使用者に示してから前記ガス供給遮断手段の遮断制御を行う設備機器リモコンシステムである。
第2の発明は、ガスの供給・遮断を行うガス供給遮断手段と、少なくとも前記ガスを使用する設備機器と、前記ガス供給遮断手段の制御機能を備え、前記設備機器を含め少なくとも1つ以上の設備機器を制御する設備機器リモコンと、前記設備機器リモコンに備え制御する設備機器の状態を表示する状態表示手段と、この設備機器リモコンと通信を行うと共にガスの供給状態及び使用状態の異常を監視するセンサ機器とを備えた設備機器リモコンシステムであって、前記センサ機器が検知した異常状態が解除され、前記ガス供給遮断手段の復帰制御を行う場合、前記設備機器リモコンは復帰に要する時間を演算し、前記状態表示手段に前記復帰時間をカウントダウン表示し、前記ガスが使用できるまでの時間を使用者に示してから前記ガス供給遮断手段の復帰制御を行う設備機器リモコンシステムである。
そしてセンサ機器からの異常状態の解除信号によりガス供給遮断手段の遮断状態の復帰を行う場合、ユーザーはガス供給遮断手段の復帰にかかる時間にいらいらすることなく、またどのくらいの時間で復帰処理されるかが一目で分かるようになり、また容易かつ確実に遮断弁の復帰(開放)を確認することができるようになる。また復帰されないまま設備
機器を使用する誤使用を防ぐことができる。また遮断処理についても同様にできる。
第3の発明は、前記ガス供給遮断手段が遮断制御又は復帰制御を行っている時、又は前記状態表示手段に前記時間をカウントダウン表示している時、前記設備機器リモコンからの制御入力を制限する設備機器リモコンシステムである。
そしてセンサ機器からの信号で設備機器リモコンがガス供給遮断手段の遮断または復帰処理を行っている途中で、又は前記状態表示手段に前記時間をカウントダウン表示している時、設備機器などの制御操作を行うキー入力を制限し、前記処理に割り込みが入ることを防ぎ、遮断または復帰処理が確実に行われるようにする。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の設備機器リモコンシステムの実施の形態1を図1を用いて説明する。図1において、1はガスを燃焼媒体(エネルギー媒体)とした設備機器である給湯機、2は給湯機1に接続され無線信号を送受信するための無線送受信手段、3は無線送受信手段2と無線通信し給湯機1の制御を行う為の無線を用いた給湯機リモコン、4は給湯機リモコン3に内蔵された無線送受信手段、5はマイクロコンピュータで構成され制御信号を送受信する制御手段、6は給湯機の運転動作を停止するために設けられた給湯機動作停止手段、7は給湯機が現在動作しているかどうかを判定する給湯機運転判定手段、8はガスの流量を計測しユーザーのガス使用量積算する流量計測装置(ガスメータ)、9は流量計測装置(ガスメータ)に内蔵されマイクロコンピュータで構成された制御手段である。
また10はガスの流路の遮断及び開放を行うエネルギー供給遮断手段である遮断弁、11は遮断弁10を制御信号により遮断・開放を行う弁遮断/復帰手段、12は流量計測装置8に接続され、給湯機リモコン3と無線通信を行う為に備えた無線通信手段、13ユーザーが給湯機の操作を行う時に給湯機制御信号を送出する為の給湯機操作手段、14は遮断弁の遮断または復帰操作が行われた場合に、遮断または復帰時間に要する時間を演算しカウントダウンするための弁遮断・復帰時間カウントダウン手段、15は給湯機1の動作状態、流量計測装置8の遮断弁10の開閉状態などを表示する状態表示手段、16はユーザー宅に設置されている流量計測装置(ガスメータ)の管理を行うガス供給業者の管理センターである。
また17は電話回線である回線網、18は回線網17に接続されユーザー宅と管理センターを回線網17を介して接続している回線制御端末である回線網アクセス手段、19は回線網アクセス手段18に接続され無線によって給湯機リモコン及び流量計測装置8(ガスメータ)と通信を行う無線送受信手段、20は遮断弁の遮断処理及び復帰処理が行われているかどうかを判定する遮断・復帰処理判定手段、21は給湯機の制御キーなどの給湯機リモコン3に設けられた操作手段の入力を制限するキー入力制限手段、22はガスの流路であるガス配管、23はガス漏れを監視するために設置されているセンサ機器であるガス漏れ警報器、24はガス漏れ警報器に接続されガス漏れ警報信号などを無線で送信するために設けられた無線送受信手段である。
次に動作、作用について説明する。ガス漏れ警報器23がユーザー宅のガス漏れを検知した場合、ガス漏れ警報器23はガス漏れ検知信号を無線送受信手段24を介して無線によって給湯機リモコン3に通信する。そして前記信号を受信した給湯機リモコン3は無線送受信手段4を介し、制御手段5において給湯機1が動作しているかを判断し、給湯機1が動作している場合、給湯機動作停止手段6によって制御信号を無線送受信手段4を介し
て無線によって、給湯機1に接続された無線送受信手段2に送信され、前記信号を受信した給湯機1は動作を停止する。そして動作を停止させた後、給湯機リモコン3は無線によって、流量計測装置(ガスメータ)8の遮断弁10遮断制御信号を送信し、無線送受信手段12によって受信される。そして流量計測装置(ガスメータ)8の制御手段9を介して弁遮断/復帰手段11を動作させ遮断弁10の遮断制御を行う。
このように構成することで、給湯機1の運転中にガス漏れ警報器23がガス漏れを検知し、それに連動して流量計測装置(ガスメータ)8の遮断弁10の遮断制御を行う場合においても、いきなりガス供給を停止することでガス給湯機1がエラー動作になり、一度リセットを必要とする状態になることを防ぐことができる。よってガス給湯機1動作にエラーを招くことなく、確実に遮断処理が行えるようになる。
またガス漏れ警報器23が検知した異常状態を解除し、流量計測装置(ガスメータ)8の遮断弁10の復帰処理を行う場合について説明する。遮断弁10が遮断されており、ガス漏れ警報器23が検知したガス漏れ状態が解除されガス供給の復帰を行う場合、ガス漏れ警報器23よりガス漏れ解除信号が送信され無線通信手段24に送信される。そして無線によって給湯機リモコン3の無線送受信部4で受信され、制御手段5の給湯機運転判定手段7によって現在の給湯機1において、運転ON/OFFがOFFになっていることを確認する。
そして前記確認ができた後、給湯機リモコン3はガスメータ8の遮断弁10の復帰処理を行うように、無線によって遮断弁復帰処理信号を送信し、無線送受信手段12によって受信され制御手段9及び弁遮断/復帰手段11によりガス配管22に接続されている遮断弁10を復帰処理し、給湯機1にガス供給を行えるようにする。
このように構成することで、ガス漏れ警報器23が検知したガス漏れ状態が解除され、ガス供給を遮断する流量計測装置(ガスメータ)8の遮断弁10の復帰制御を行う場合、前記ガスを使用する給湯機などの設備機器の運転がOFF制御されていることを確認した後、遮断弁10の復帰制御を行うように構成している。
そして給湯機1などの設備機器が運転されていないことを確認した後、遮断弁復帰制御が行われるので、ガス漏れ警報器23がガス漏れ状態を解除した時、ユーザーの手動復帰などによることなく、安全にガス供給を再開でき、再度ガス漏れが発生することなく安全に復帰できるようになる。またガス機器がエラー動作を起こす問題も防ぐことができる。
ガス漏れ警報器23がガス漏れなどの異常状態を検知し遮断弁10を遮断する場合またはガス漏れ状態を解除し遮断弁10を復帰する場合について説明する。ガス漏れ警報器23がガス漏れなどの異常状態を検知した時、ガス漏れ警報器23より無線送受信手段24を介してガス漏れ信号を送信する。そして前記送信された信号は、給湯機リモコン3の無線送受信手段4によって受信され制御手段5で判断し、弁遮断を行うように弁遮断制御信号が送信される。そして無線送受信手段4を介し無線によって流量計測装置(ガスメータ)8の制御手段9及び弁遮断/復帰手段11によって遮断弁10の遮断処理を行う。その時、前記処理に要する時間を弁遮断・復帰時間カウントダウン手段14により演算予測し、状態表示手段15にカウントダウン表示を行う。またガス漏れ警報器23がガス漏れ状態を解除し、遮断弁10を復帰処理する場合においても前記説明と同様に処理され、状態表示手段17に遮断処理に要する予測時間をカウントダウン表示する。
このように構成することによって、ガス漏れ警報器23などセンサ機器の連動制御によってガス供給の遮断復帰を行う場合においても、ユーザーは遮断弁の遮断または復帰にかかる時間にいらいらすることなくどのくらいの時間で遮断・復帰処理されるかが一目で分
かるようになり、また容易に遮断弁10の遮断又は復帰(開放)の状態を確認することができるようになる。よってユーザーにおける使用感が良好になり、確実に遮断・復帰処理が行われたことを確認できる。
また上記のように遮断弁10の遮断及び復帰処理が行われている場合において、給湯機リモコン3は制御手段5の遮断・復帰処理判定手段20において現在前記処理が行われているかどうかを判定し、前記処理が行われていると判定した場合はキ―入力制限手段21によって、給湯機1の制御操作を行う給湯機操作手段13などのキー入力(制御信号入力)を無効にし前記制御を行わない。そして弁遮断または復帰処理が完了した場合は、遮断・復帰処理判定手段23によりキー入力制限手段21をOFF(解除)し制御信号の入力を受け付けるようにする。
このように構成することによって無線給湯機リモコン3による遮断弁9の遮断処理が行われている途中において、給湯機1の操作を不能にし、遮断処理に割り込みが入ることを防ぎ、遮断処理が確実に行われるようにしている。また復帰処理についても同様に、復帰処理中にガス給湯機1の制御の割り込みが入ることをなくし前記処理の不具合をなくすことができる。
またガス漏れ警報器23がガス漏れなど異常状態を検知した場合、ガス漏れ警報器23が音によってユーザーに報知する。またユーザーに現在起こっている状態を知らせる為、ガス漏れ警報器23はガス漏れ警報信号を無線通信手段24を介して無線によって給湯機リモコン3と通信し、前記警報信号を伝送する。ガス漏れ警報信号は無線送受信手段4を介して制御手段5に伝送され、ガス漏れが起こったことを判断し、給湯機リモコン3の状態表示手段15にガス漏れが起こったことを表示する。
また同時に給湯機リモコン3の制御手段5はユーザー宅でガス漏れが発生したことを管理センター16に通報する為、無線送受信手段4を介してユーザーの情報とガス漏れが起こったことを示す信号又はガス給湯機1の状態などを示す信号を送信する。そして送信された電波は無線送受信手段19で受信され回線網アクセス手段18によって回線網17に接続され、回線網17を介して管理センター16に前記信号が伝送される。そしてガス漏れが発生したことを管理センター16で確認した後、管理センター16側においてその状況に応じて適切な対処を行う。また管理センター16はその状況に応じてユーザー宅に、管理センター16などの状況を確認できる連絡先を送信し、回線網17、回線網アクセス手段18及び無線送受信手段19を介して給湯機リモコン3に伝送する。前記情報(連絡先)を受信した給湯機リモコン3は制御手段5により判断し、状態表示手段15に状況を確認したり問い合わせたりできる連絡先を表示する。また同様の送信手順により、ユーザー宅で起こったガス漏れに対処する方法又は手順を給湯機リモコン3の状態表示手段15に表示するようにしている。
このように構成することでガス漏れ警報器23などのセンサ機器がエネルギー供給状態または使用状態の異常を検知した時、設備機器リモコンの状態表示手段15に前記異常状態を表示しユーザーに報知することで、エネルギー供給の安全性が向上し、サービス性の向上が図れる。また管理センター16へ通報報知することで、ユーザー宅内のエネルギー供給の異常状態を管理することができるので、より安全性が向上しサービス性も向上する。なお、給湯機リモコン3にユーザーの判断により通報を取り止める制御手段を設け、状況に応じて管理センター16に通報しないように構成することもできる。そして管理センター16を運営するサービス会社はより多様なサービスを行えるようになる。
設備機器リモコンの状態表示手段15に管理センター16の連絡先を表示するように構成することで、管理センター16の連絡先を表示することで、ガスなどのエネルギー媒体
の供給業者への問い合わせを簡単にし、ユーザーに対するサービス性を向上させる。
また給湯機リモコン3の状態表示手段15に、ガス漏れなどの異常状態に対処する手順を表示するように構成している。そしてユーザー自ら異常状態に対処する手順を表示することで、ユーザーは前記異常に対する対処に迷うことなく簡単に処理することができるようになる。またエネルギー供給業者としてもサービス性の向上が図れる。
また本実施の形態はエネルギー媒体としてガスを利用し、エネルギー供給遮断手段を流量計測装置8(ガスメータ)に備えられた遮断弁10、設備機器をガス給湯機1、設備機器リモコンを前記給湯機リモコン3で構成している。そしてエネルギー媒体として危険性が高く、最も普及している給湯機1で構成することで、ガス供給の安全性を向上させ、給湯機リモコン3と共用化することで導入費用なども安価に出来るため、ユーザーにとってもサービス業者としても導入し易くなる。また使用頻度が大きい給湯機1において、エラー動作になる処理をなくす為、ユーザーの利便性を損なわない。
なお、本実施の形態において、設備機器リモコンについては給湯機リモコン3を用いて説明しているが、電気温水器や石油給湯機などの他の設備機器リモコンでも同様に構成できまた同様の効果がある。また給湯機リモコン3は給湯機だけでなく、他のガス機器例えばガステーブル、ガスファンヒーター、ガス乾燥機、ガス炊飯器などを通信制御する機能を有する構成にも可能であり、そのようにすることで他のガス機器の運転状態などを確認したり、表示したりできるようになる。
また、センサ機器にはガス漏れ警報器23を用いているが火災報知機、侵入検知センサなど他のセンサ機器、または設備機器及び家電機器などユーザー宅にある機器に内蔵されたセンサ部でもよく、前記センサから発せられた信号を管理センター16へ送信するようにすることで、ユーザー宅の安全や機器の異常を管理できるようになる。また接続するセンサ機器によって、管理センター16は異なっても構わない。例えば侵入センサにはセキュリティ会社、火災センサならばセキュリティ会社や消防署など、またはガス機器の故障診断などを行い、故障時にはメーカの修理サービスセンターに通報するように構成すると、さらにユーザーの利便性が向上する。また管理センター16は複数であっても構わない。
またエネルギー媒体はガス以外でもよく、エネルギー媒体の供給の異常を検知するセンサと前記エネルギーを使用する機器によって構成でき、異常検知に対応して機器の動作を停止させた後、エネルギー供給を遮断するように構成することで同様の効果がある。
また本実施の形態ではガス漏れ警報器23、流量計測装置(ガスメータ)8、給湯機1、回線網アクセス手段18などの機器と無線送受信手段24、12、2、19を別体で構成しているが、機器側に内蔵してもよく、また無線でなく有線でも光通信でも構わない。また回線網17を電話回線として説明したが、ISDN回線、PHS回線、専用回線、CATV、インターネットなどを利用して回線網アクセス手段18と管理センター16に接続するように構成することもできる。また直接給湯機リモコン3に接続する構成でもよい。また機器側に接続された無線通信手段の無線通信区間は給湯機リモコン3を介して通信を行うようにしているが、ガス漏れ警報器23より流量計測装置(ガスメータ)8へ直接遮断制御信号を送信するように構成し、その後ガスメータ8へ遮断完了信号を給湯機リモコン3へ送信し、状態表示手段15に表示しユーザーに知らせるように構成してもよい。
以上のように、本発明によれば、センサ機器がガス供給状態の異常を検知又は異常状態の解除信号を送信し、ガス供給遮断手段の遮断制御又は復帰制御を行う場合、設備機器リ
モコンは遮断又は復帰に要する時間を演算し、前記状態表示手段に遮断時間又は復帰時間をカウントダウン表示するように構成し、復帰時にはセンサ機器からの異常状態の解除信号によりガス供給遮断手段の遮断状態の復帰する時、ユーザーはガス供給遮断手段の復帰にかかる時間にいらいらすることなく、またどのくらいの時間で復帰処理されるかが一目で分かるようになり、また簡単に遮断弁の復帰(開放)を確認することができる。また遮断処理時も同様の効果がある。
本発明の実施の形態1の設備機器リモコンシステムの構成図 従来の設備機器リモコンを利用したネットワークシステムの構成図
符号の説明
1 給湯機(設備機器)
3 給湯機リモコン(設備機器リモコン)
6 給湯機動作停止手段
7 給湯機運転判定手段
8 流量計測装置(ガスメータ)(センサー機器)
10 遮断弁(ガス供給遮断手段)
14 弁遮断・復帰時間カウントダウン手段
15 状態表示手段
16 管理センター
17 回線網
18 回線網アクセス手段
21 キー入力制限手段
23 ガス漏れ警報器

Claims (3)

  1. ガスの供給・遮断を行うガス供給遮断手段と、少なくとも前記ガスを使用する設備機器と、前記ガス供給遮断手段の制御機能を備え、前記設備機器を含め少なくとも1つ以上の設備機器を制御する設備機器リモコンと、前記設備機器リモコンに備え制御する設備機器の状態を表示する状態表示手段と、この設備機器リモコンと通信を行うと共にガスの供給状態及び使用状態の異常を監視するセンサ機器とを備えた設備機器リモコンシステムであって、
    前記センサ機器がガスの供給状態の異常を検知し、前記設備機器リモコンと通信し前記ガス供給遮断手段の遮断制御を行う場合、前記設備機器リモコンは遮断に要する時間を演算し、前記状態表示手段に前記遮断時間をカウントダウン表示し、前記ガスが使用できなくなる時間を使用者に示してから前記ガス供給遮断手段の遮断制御を行う設備機器リモコンシステム。
  2. ガスの供給・遮断を行うガス供給遮断手段と、少なくとも前記ガスを使用する設備機器と、前記ガス供給遮断手段の制御機能を備え、前記設備機器を含め少なくとも1つ以上の設備機器を制御する設備機器リモコンと、前記設備機器リモコンに備え制御する設備機器の状態を表示する状態表示手段と、この設備機器リモコンと通信を行うと共にガスの供給状態及び使用状態の異常を監視するセンサ機器とを備えた設備機器リモコンシステムであって、
    前記センサ機器が検知した異常状態が解除され、前記ガス供給遮断手段の復帰制御を行う場合、前記設備機器リモコンは復帰に要する時間を演算し、前記状態表示手段に前記復帰時間をカウントダウン表示し、前記ガスが使用できるまでの時間を使用者に示してから前記ガス供給遮断手段の復帰制御を行う設備機器リモコンシステム。
  3. 前記ガス供給遮断手段が遮断制御又は復帰制御を行っている時、又は前記状態表示手段に前記時間をカウントダウン表示している時、前記設備機器リモコンからの制御入力を制限する請求項1または2に記載の設備機器リモコンシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010243053A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Panasonic Corp 警報器連動式ガス遮断装置
JP2012007808A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Harman Co Ltd 調理器及び調理器の安全システム

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