JP3976624B2 - ガス使用報知システム並びにガスメータ及びガス漏れ警報器 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
この発明は、ガス使用報知システム並びにガスメータ及びガス漏れ警報器に係わり、特に、ガス容器の下流側に設けられたガス器具の使用状況を報知するガス使用報知システム並びに当該ガス使用報知システムに用いられるガスメータ及びガス漏れ警報器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガス器具にガスを供給するガス供給システムは、図6に示すように構成されている。同図に示すように、2本のガス容器1a及び1bからの高圧のガスは、高圧ホース2a及び2bを介して、圧力調整器3に供給される。この圧力調整器3によって、ガス容器1a及び1bからの高圧のガスは、所定の圧力のガスに調圧される。
【0003】
調圧されたガスは、途中に閉止コック4を有するガス管路5を介してガスメータ6に供給された後、さらにガス管路7、このガス管路7から分岐した分岐ガス管路8を介してガス器具9まで供給される。上記ガスメータ6は、ガス容器1a又は1bからガス器具9へと流れるガス流量を検出し、この検出したガス流量を積算してガス使用量として検出する。
【0004】
また、従来、ガスの消し忘れに起因して、ガスメータの保安機能が働き、ガス供給が遮断されてしまうことを防止するために、ガス器具9が使用されている間、メロディーや報知音を発生する使用報知器が提案されている。このような使用報知器の一例として、ガス器具9内に炎検出素子を設け、炎検出素子が炎を検出している間、メロディーを発生する使用報知器付きガス器具9が、実開平7−44236号公報に記載されている。
【0005】
また、図6に示すように、分岐ガス管路8に設けた流量センサ15の出力に基づき、ガス器具9の使用を検出すると共に、ガス器具9の使用が検出されている間、報知音を発生する使用報知器16も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した使用報知器付きガス器具は、使用報知器がない一般的なガス器具に比べて高価である。しかも、報知器が備わっているガス器具以外の消し忘れには対応することができない。このため、ガス容器1a又は1bより下流側にある全てのガス器具の使用を報知したい場合には、ガス器具一つ一つに報知器を設けなければならず、コスト的に問題があった。
【0007】
また、流量センサ15を用いた使用報知器16の場合、流量センサ15を設けるためにガス事業者が工事することとなり費用がかかる。しかも、流量センサ15の下流側にあるガス器具以外の消し忘れには対応することができないという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、安価にガス使用を報知できるようになると共に、ガス容器より下流側に設けられている全てのガス器具の消し忘れを防止することができるガス使用報知システム並びに当該ガス使用報知システムに用いられるガスメータ及びガス漏れ警報器を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、ガス容器より下流側のガス器具へと流れるガス流量を検出する流量検出手段を有し、前記検出したガス流量を積算してガス使用量を計量するガスメータと、ガス漏れを検出したとき、ガス漏れ報知を行う報知手段を有する室内に設けられたガス漏れ警報器とを備えたガス使用報知システムであって、前記ガスメータは、前記流量検出手段が検出したガス流量に基づき、前記ガス器具が使用されていることを検出する使用検出手段と、該使用検出手段による検出結果に応じた使用情報を、前記ガス漏れ警報器に送信する送信手段とを有し、前記ガス漏れ警報器は、受信した前記使用情報に基づき、現在、前記ガス器具が使用されているか否かを判断する使用判断手段を有し、前記報知手段は、前記使用判断手段によって使用されていると判断されている間、ガス使用報知を行うことを特徴とするガス使用報知システムに存する。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、ガスメータにおいて、流量検出手段が検出したガス流量に基づき、使用検出手段が、ガス容器の下流側に設けられているガス器具が使用されていることを検出する。使用検出手段による検出結果に応じた使用情報を、送信手段がガス漏れ警報器に送信する。ガス漏れ警報器において、使用判断手段が、受信した使用情報に基づき、現在、ガス器具が使用されているか否かを判断する。報知手段が、使用判断手段によって使用されていると判断されている間、ガス使用報知を行う。このガス使用報知により、ガス消費者はガス器具が使用されていることを認識する。
【0011】
従って、ガスメータ内の流量検出手段や、ガス漏れ警報器内の報知手段を流用して、ガス使用報知を行うことにより、ガスメータやガス漏れ警報器とは別途に流量検出手段、報知手段を設ける必要がなく、流量検出手段や報知手段を設けるための工事を行わなくて済む。しかも、ガスメータ内に使用検出手段を設けることにより、ガスメータより下流側、すなわち、ガス容器より下流側に設けられている全てのガス器具のうち、何れか1つでも使用されていれば、使用を検出することができ、全てのガス器具についてのガス使用報知を行うことができるようになる。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のガス使用報知システムであって、前記使用検出手段による検出結果又は前記使用情報に基づき、前記ガス器具の使用開始を検出したとき、当該使用開始の検出から所定時間経過するまで、前記報知手段によるガス使用報知を停止させる報知停止手段をさらに備えることを特徴とするガス使用報知システムに存する。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、報知停止手段が、使用検出手段による検出結果又は使用情報に基づき、ガス器具の使用開始を検出したとき、その使用開始の検出から所定時間経過するまで、報知手段によるガス使用報知を停止させる。従って、ガスの消し忘れを防止するために、ガス器具使用開始からガス使用を報知する必要はないことに着目し、ガス器具使用開始を検出から所定時間経過するまで、ガス使用報知を停止させることにより、無駄な電力消費を削減することができる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のガス使用報知システムであって、設定操作に応じた値に、前記所定時間の設定を行う設定手段をさらに備えることを特徴とするガス使用報知システムに存する。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、設定手段が、設定操作に応じた値に、所定時間の設定を行う。従って、設定手段を設けることにより、各ガス消費先毎に所定時間を設定できるようになる。
【0016】
請求項4記載の発明は、ガス容器から下流側のガス器具へと流れるガス流量を検出する流量検出手段を有し、該検出したガス流量を積算してガス使用量を計量するガスメータであって、前記流量検出手段が検出したガス流量に基づき、前記ガス器具の使用を検出する使用検出手段と、前記使用検出手段による検出結果に応じた使用情報を、該使用情報に基づいて前記ガス器具が使用されていると判断している間ガス使用報知を行う室内に設けられたガス漏れ警報器に対して送信する送信手段とを備えたことを特徴とするガスメータに存する。
【0017】
請求項8記載の発明によれば、ガス漏れを検出したとき、その旨を報知する報知手段を有する室内に設けられたガス漏れ警報器であって、ガスメータから送信される、ガス容器の下流側に設けられたガス器具の使用を検出する使用検出手段による検出結果に応じた使用情報に基づき、現在、前記ガス器具が使用されているか否かを判断する使用判断手段を備え、前記報知手段は、前記使用判断手段によって使用されていると判断されている間、ガス使用報知を行うことを特徴とするガス漏れ警報器に存する。
【0018】
従って、ガスメータ内の流量検出手段を流用して、ガス使用の報知を行うことにより、ガスメータとは別途に流量検出手段を設ける必要がなく、流量検出手段を設けるための工事を行わなくて済む。しかも、ガスメータ内に使用検出手段を設けることにより、ガスメータより下流側、すなわち、ガス容器より下流側に設けられている全てのガス器具のうち、何れか1つでも使用されていれば、使用を検出することができ、全てのガス器具についてのガス使用報知を行うことができるようになる。
【0019】
請求項5記載の発明は、請求項4記載のガスメータであって、流量検出可能な範囲を複数に分割して得られる流量区分のうち、登録操作に応じた流量区分を、登録流量区分として登録する登録手段と、前記流量検出手段が検出したガス流量の流量区分を検出する流量区分検出手段とを備え、前記使用検出手段は、前記ガス容器より下流側に設けられた全てのガス器具の何れか1つでも使用されたときに、ガス器具の使用を検出し、前記送信手段は、前記登録流量区分と前記検出された流量区分とが一致している場合、その旨を伝える一致情報を、外部に送信することを特徴とするガスメータに存する。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、登録手段により、登録操作に応じた流量区分が登録流量区分として、登録されている。流量区分検出手段が、流量検出手段が検出したガス流量の流量区分を検出する。送信手段が、登録流量区分と検出された流量区分とが一致している場合、その旨を伝える一致情報を、外部に送信する。従って、一致情報を受信した外部報知器が、一致している旨を識別できるように、ガス使用報知を行えば、ガス消費者は、登録流量区分に対応するガス器具が使用されていることを認識することができる。
【0021】
請求項6記載の発明は、請求項5記載のガスメータであって、前記送信手段は、複数パターンある前記一致情報のうち、前記一致した流量区分に対応するパターンの一致情報を送信することを特徴とするガスメータに存する。
【0022】
請求項6記載の発明によれば、送信手段が、複数パターンある一致情報のうち、一致した流量区分に対応したパターンの一致情報を送信する。以上の構成によれば、一致情報を受信した外部報知器が、そのパターン毎に異なるガス使用報知を行えば、ガス消費者は、複数の登録流量区分のうち、何れの流量区分に対応するガス器具が使用されているかを認識することができる。
【0023】
請求項7記載の発明は、請求項5又は6記載のガスメータであって、ガス使用時間が、前記流量区分検出手段によって検出された流量区分に対応する使用時間遮断値を超えたとき、ガス供給を遮断する使用時間遮断手段をさらに備えたことを特徴とするガスメータに存する。
【0024】
請求項7記載の発明によれば、ガス使用時間が、流量区分検出手段によって検出された流量区分に対応する使用時間遮断値を超えたとき、使用時間遮断手段が、ガス供給を遮断する。従って、使用時間遮断を行うための流量区分検出手段と、一致情報を送信するための流量区分検出手段とを別々に設ける必要がない。
【0025】
請求項8記載の発明は、ガス漏れを検出したとき、その旨を報知する報知手段を有するガス漏れ警報器であって、外部から送信される、ガス容器の下流側に設けられたガス器具の使用を検出する使用検出手段による検出結果に応じた使用情報に基づき、現在、前記ガス器具が使用されているか否かを判断する使用判断手段を備え、前記報知手段は、前記使用判断手段によって使用されていると判断されている間、ガス使用報知を行うことを特徴とするガス漏れ警報器に存する。
【0026】
請求項8記載の発明によれば、使用判断手段が、外部から送信される、ガス器具の使用を検出する使用検出手段による検出結果に応じた使用情報に基づき、現在、ガス器具が使用されているか否かを判断する。報知手段が、使用判断手段によって使用されていると判断されている間、ガス使用報知を行う。従って、ガス漏れ警報器内の報知手段を用いて、ガス使用報知を行うことにより、ガス漏れ警報器内の報知手段とは別途にガス使用報知を行うための報知手段を設ける必要が無く、報知手段を設けるための工事などを行わなくて済む。
【0027】
請求項9記載の発明は、請求項8記載のガス漏れ警報器であって、前記報知手段は、ガス容器から下流側のガス器具へ流れるガス流量の流量区分と、予め登録された流量区分とが一致した旨を伝える一致情報を、外部から受信したとき、前記その旨を識別可能に、前記ガス使用報知を行うことを特徴とするガス漏れ警報器に存する。
【0028】
請求項9記載の発明によれば、ガス容器から下流側のガス器具へ流れるガス流量の流量区分と、予め登録された流量区分とが一致した旨を伝える一致情報を、ガスメータから受信したとき、報知手段が、その旨を識別可能に、ガス使用報知を行う。従って、ガス消費者は、登録した流量区分に対応するガス器具が使用されていることを認識することができる。
【0029】
請求項10記載の発明は、請求項9記載のガス漏れ警報器であって、複数パターンある前記一致情報のうち、前記一致した流量区分に対応するパターンの一致情報を、前記外部から受信したとき、前記報知手段は、前記パターン毎に、異なる前記ガス使用報知を行うことを特徴とするガス漏れ警報器に存する。
【0030】
請求項10記載の発明によれば、一致した流量区分に応じたパターンの一致情報を、外部から受信したとき、そのパターンに応じたガス使用報知を行う。従って、ガス消費者は、複数の登録流量区分のうち、何れの流量区分に対応するガス器具が使用されているかを認識することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のガス使用報知システムを組み込んだガス供給設備の一実施の形態を示す図である。同図に示すように、2本のガス容器1a及び1bからの高圧のガスは、高圧ホース2a及び2bを介して、圧力調整器3に供給される。この圧力調整器3によって、ガス容器1a及び1bからの高圧のガスは、所定の圧力のガスに調圧される。
【0032】
調圧されたガスは、途中に閉止コック4を有するガス管路5を介してガスメータ6に供給された後、さらにガス管路7、このガス管路7から分岐した分岐ガス管路8を介して、主に室内に設けられたガス器具9に供給されている。このガス器具9としては、例えば、給湯器9a、ガスコンロ9b、ガスヒータ9c、ガス床暖房9dなどがある。
【0033】
また、上記ガスメータ6には、室内に設けられたガス漏れ警報器10が接続されている。ガス漏れ警報器10は、雰囲気中のガス濃度が予め定められた閾値以上となったとき、ガス漏れを検出し、後述するスピーカからブザー音を出力させたり、LEDを点滅させたりして、ガス漏れ報知を行うものである。
【0034】
次に、使用報知システムを構成するガスメータ6の内部構成について、図2を参照して説明する。同図に示すように、ガスメータ6は、積算表示部61、計量部62、流量センサ63を備えている。
【0035】
上記積算表示部61は、ガス供給源であるガス容器1a又は1bからガス器具9に供給されるガスの流量がカウント表示(積算表示)される。そして、この積算表示部61は、計量部62を介して流量センサ63に接続されている。
【0036】
上記流量センサ63は、計量部62内の回転運動を利用して、ガス容器1a又は1bからガス器具9に対してガスが一定流量、流れる毎にパルスを出力する流量センサである。
【0037】
また、ガスメータ6は、弁閉により、ガス容器1a又は1bからガス器具9へのガス供給を遮断する遮断弁64と、ガス漏れ警報器10が接続される端子台65と、伝送コントローラ(NCU)11が接続される端子台66とを備えている。
【0038】
上記NCU11は、電話線を通じて、電話回線網に接続し、遠隔の管理センタとの通信を行うためのモデム(図示せず)及び電話線の接続を加入者電話機とガスメータ6との間で切り替える自動切替器(図示せず)を備えている。
【0039】
さらに、ガスメータは、制御回路67を備えている。制御回路67は、主制御部であるマイクロコンピュータ(μCOM)67aと、動作電源として機能する電池67bと、インタフェース67cなどから構成されている。
【0040】
上記μCOM67aは、プログラムや固定データなどを格納する読み出し専用のメモリであるROM67a1、このROM67a1に格納したプログラムに従って各種の処理演算を行う中央処理ユニット(CPU)67a2と、CPU67a2における処理に利用する作業エリアや処理演算結果を格納するデータ格納エリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM67a3を内蔵する。
【0041】
また、上述したインタフェース67cには、流量センサ63のパルス出力端、、遮断弁64の制御端、端子台65及び66などが接続されている。
【0042】
上述したガスメータ6内のCPU67a2は、ガス容器1a又は1bからガス器具9へと流れるガス流量を検出し、この検出したガス流量を積算してガス使用量として検出する計量処理、ガス漏れ警報器10がガス漏れを検出すると、NCU11を制御して、遠隔にある管理センタに、ガス漏れを通報するガス漏れ通報処理とを行う。
【0043】
上記CPU67a2は、さらに、ガス使用時間が予め定めた使用時間遮断値を超えたとき、ガス漏れや、ガスホース抜けが発生していると判断して、ガス供給を遮断する使用時間遮断処理と、ガス器具9が使用されているか否かを検出し、その検出結果に応じたコード信号(=使用情報)を送信する送信処理を備えている。
【0044】
また、上述したRAM67a3内には、検出可能な流量範囲を複数に分割して得た流量区分毎に定められた使用時間遮断値が格納されている。なお、流量区分は、例えば、21l/h未満の流量区分1、21以上63l/h未満の流量区分2−1、63以上125l/h未満の流量区分2−2、125以上210l/h未満の流量区分2−3、…、1460以上の流量区分13といった15の流量区分がある。
【0045】
次に、上述したガス使用報知システムを構成するガス漏れ警報器10の内部構成について、図3を参照して説明する。上記ガス漏れ警報器10は、ガスメータ6が接続される端子台101、雰囲気中のガス濃度に応じた電気信号を出力するガスセンサ102、ガス漏れ報知を行うためのスピーカ103及び制御回路104などを備えている。
【0046】
また、制御回路104は、主制御部であるμCOM104aと、動作電源として機能する電池104bと、インタフェース104cなどから構成されている。上記μCOM104aは、ガスメータ6と同様に、ROM104a1、CPU104a2と、RAM104a3などを内蔵する。また、上述したインタフェース104cには、端子台101、ガスセンサ102の電気信号の出力端、スピーカ103が接続されている。
【0047】
上述したガス漏れ警報器10内のCPU104a2は、ガス濃度が所定濃度を超えたとき、ガス漏れを検出し、スピーカ103を用いてその旨を報知するガス漏れ報知処理、ガス漏れを検出したとき、その旨をガスメータ6に通知する通知処理を行っている。CPU104a2は、さらに、ガスメータ6から送信されるコード信号に基づき、ガス器具9が使用されているか否かを判断する使用判断処理、ガス器具9が使用されていると判断している間、その旨を示すメロディーをスピーカ103から出力させて、ガス使用報知を行わせる報知処理などを行っている。
【0048】
上記概略で説明した使用報知システムの詳細な動作について以下説明する。ガスメータ6内のCPU67a2は、登録手段として働き、ガス消費者やガス事業者などが行う登録操作に応じた、流量区分を登録流量区分として登録する登録処理を行う。
【0049】
ガスメータ6が設置された消費者宅で使用している複数のガス器具9のうち、例えば、ガスコンロ9bの使用を、他のガス器具9の使用とは識別可能に報知してもらいたい場合、ガス消費者やガス事業者は、上記登録操作により、ガスコンロ9bのみを使用したときの流量区分を予め登録することとなる。なお、本発明の実施形態において、上記流量区分の登録は、1つだけに限らず、登録流量区分(1)〜(n)までの複数登録できるようになっている。
【0050】
また、ガスメータ6内のCPU67a2は、定期的に、流量検出・使用時間遮断・送信処理を行っている。この流量検出・使用時間遮断・送信処理におけるガスメータ6の動作について、図4のCPU67a2の処理手順を示すフローチャートを参照して以下説明する。
【0051】
まず、CPU67a2は、流量センサ63から出力されるパルスの周期を計測し、この周期に基づいてガス流量を検出する流量検出処理を行う(ステップS1)。このことから明らかなように、流量センサ63とCPU67a2とは、請求項中の流量検出手段を構成する。次に、CPU67a2は、使用検出手段として働き、検出したガス流量に基づいてガス器具9が使用されているか否かを判断する(ステップS2)。
【0052】
例えば、ガス流量が21l/hであり、ガス器具9が使用されていると判断できるとき(ステップS2でY)、CPU67a2は、次に、ガス使用時間をカウントするタイマが動作中であるか否かを判断する(ステップS3)。タイマが動作中でなければ(ステップS3でN)、CPU67a2は、ガス器具9の使用が開始されたと判断して、流量区分検出手段として働き、ステップS1で検出したガス流量の流量区分を検出する流量区分検出処理を行う(ステップS6)。
【0053】
その後、CPU67a2は、ステップS6で検出した流量区分(以下、単に検出流量区分)に応じた使用時間遮断値をRAM67a3から読み出して、この読み出した使用時間遮断値をこれからガス使用時間と比較する値として設定する(ステップS7)。次に、CPU67a2は、送信手段として働き、ガス漏れ警報器10に対して、コード信号の送信を行うコード信号送信処理を行った後(ステップS8)、処理を終了する。
【0054】
上述したコード信号は、例えば、コード信号S1〜Sn+2の複数パターンある。コード信号S1は、ガス器具9の使用が検出された旨及び登録流量区分(1)と検出流量区分とが一致する旨を示し、コード信号S2は、ガス器具9の使用が検出された旨及び登録流量区分(2)と検出流量区分とが一致する旨を示し、…コード信号Snは、ガス器具9の使用が検出された旨及び登録流量区分(n)と検出流量区分とが一致する旨を示す。また、コード信号Sn+1は、ガス器具9の使用が検出された旨を示し、コード信号Sn+2は、ガス器具9が使用されていない旨を各々示す。
【0055】
つまり、上述したステップS8のコード信号送信処理において、CPU67a2は、詳しくは、登録流量区分と検出流量区分とが一致している場合は、コード信号S1〜Snのうち、一致した流量区分に対応するコード信号を送信する。一方、登録流量区分と検出流量区分とが一致していない場合は、コード信号Sn+1を送信する。また、以上のことから明らかなように、コード信号S1〜Sn+2は、ガス器具9使用の検出結果に応じた使用情報を含んでいる。また、コード信号S1〜Snは、登録流量区分と検出流量区分とが一致した旨を伝える一致情報を含んでいることがわかる。
【0056】
また、ステップS3において、ガス使用時間をカウントするタイマが動作中でれば(ステップS3でY)、CPU67a2は、カウントされたガス使用時間が、ステップS7で設定した使用時間遮断値を超えているか否かを判断する(ステップS4)。
【0057】
使用時間遮断値を超えていれば(ステップS4でY)、CPU67a2は、使用時間遮断手段として働き、遮断弁64の制御端に対して、弁閉信号を出力することにより、遮断弁64を弁閉状態にして、ガス供給を遮断した後(ステップS5)、処理を終了する。一方、使用時間遮断値を超えていなければ(ステップS4でN)、CPU67a2は、直ちに処理を終了する。
【0058】
また、ステップS2において、ガス流量が21l/hであり、ガス器具9が使用されていないと判断できるとき(ステップS2でN)、CPU67a2は、ガス使用時間をカウントするが今が動作中であるか否かを判断する(ステップS9)。タイマ動作中であれば(ステップS9でY)、CPU67a2は、タイマ動作を停止して、ガス使用時間のカウント値を0にした後(ステップS10)、送信手段として働き、コード信号Sn+1をガス漏れ警報器10に対して送信した後(ステップS11)、処理を終了する。一方、タイマ作動中でなければ(ステップS9でN)、CPU67a2は、直ちに処理を終了する。
【0059】
以上のガスメータ6によれば、コード信号S1〜Sn+2を受け取ったガス漏れ報知器10が、受信したコード信号S1〜Sn+2に基づき、現在、ガス器具9が使用されているか否かを判断し、使用されていると判断されている間、ガス使用報知を行うようにすれば、このガス使用報知により、ガス消費者はガス器具9が使用されていることを認識することができる。
【0060】
従って、ガスメータ6が検出したガス流量を流用して、ガス使用の報知を行うことにより、ガスメータ6とは別途にガス流量を検出する流量検出器を設ける必要がなく、流量検出器を設けるための工事を行わなくて済む。このため、安価にガス使用を報知できるようになる。
【0061】
しかも、ガスメータ6が検出したガス流量に基づき、ガス器具9が使用されていることを検出することにより、ガスメータ6より下流側、すなわち、ガス容器1a又は1bより下流側に設けられている全てのガス器具9のうち、何れか1つでも使用されていれば、使用を検出することができ、全てのガス器具9についてのガス使用報知を行うことができるようになる。このため、ガス容器1a又は1bより下流側に設けられている全てのガス器具9の消し忘れを防止することができる。
【0062】
また、上述したガスメータによれば、コード信号S1〜Sn(つまり、一致情報を含むコード信号)及びSn+1を受信したガス漏れ警報器10が、そのコード信号毎に異なるガス使用報知を行えば、ガス消費者は、登録流量区分に対応するガス器具9が使用されているか否か、さらには、複数登録した流量区分のうち、何れの流量区分に対応するガス器具9が使用されているかを認識することができる。このため、今、どのガス器具9が使用されているかを把握することができるようになる。
【0063】
また、上述したガスメータによれば、ステップS6で検出した流量区分が、使用時間遮断値を設定するために用いられたり、登録流量区分のガス流量が流れていることを示すコード信号送信のために用いられている。このため、使用時間遮断を行うための流量区分検出処理と、ガス使用報知を行うための流量区分検出処理とを別々に行う必要がなくなり、CPU67a2の処理量を減らして、コストダウンを図ることができる。
【0064】
一方、ガス漏れ警報器10は、上述したガスメータ6からコード信号が送信される毎に、ガス使用報知処理を行う。このガス使用報知処理におけるガス漏れ警報器10の動作について、図5のCPU104a2の処理手順を示すフローチャートを参照して以下説明する。
【0065】
まず、CPU104a2は、使用判断手段として働き、ガスメータ6から送信されたコード信号に基づき、ガス器具9が使用されているか否かを判断する(ステップS12)。コード信号がコード信号S1〜Sn+1の何れかであり、ガス器具9が使用されていると判断すると(ステップS12でY)、CPU104a2は、スピーカ103を制御して、そのコード信号に応じたメロディの出力を開始させた後(ステップS13)、処理を終了する。
【0066】
このように、コード信号に対応するメロディを出力させることにより、登録流量区分に対応するガス器具9が使用されているか否か、さらに、複数登録した流量区分のうち、何れの流量区分に対応するガス器具9が使用されているかを認識することができる。このため、今、どのガス器具9が使用されているかを把握することができるようになる。
【0067】
一方、コード信号がコード信号Sn+2であり、ガス器具9が使用されていないと判断すると(ステップS12でN)、CPU104a2は、スピーカ103を制御して、メロディの出力を停止させた後(ステップS14)、処理を終了する。以上のことから明らかなように、CPU104a2及びスピーカ103は、報知手段として働く。
【0068】
なお、上述した実施形態では、ガス器具9の使用が開始されるとすぐに、ガス漏れ警報器10がガス使用報知を行っていた。しかしながら、ガス消し忘れ防止のために、ガス器具9使用開始からガス使用報知を行う必要のない。このことに着目し、ガス器具9の使用が開始されてから、所定時間経過するまで、ガス使用報知を停止させ、所定時間経過した後に、ガス使用報知を行うようにして、無駄な電力消費を削減することも考えられる。
【0069】
このような場合のガス使用報知システムの構成としては、例えば、ガスメータ6において、ガス器具9の使用を開始してから所定時間経過した後、ガス器具9の使用が維持されていれば、コード信号S1〜Sn+1を送信する、つまり、ガスメータ6側に報知停止手段を設ける場合が考えられる。また、ガス漏れ警報器10において、コード信号S1〜Sn+1を受信してから所定時間経過しても、コード信号Sn+2が受信されていなければ、ガス使用報知を行う、つまり、ガス漏れ警報器10側に報知停止手段を設ける場合が考えられる。
【0070】
また、ガスメータ6又はガス漏れ警報器10において、設定操作に応じた値に、上記所定時間を設定できるようにする、つまり、請求項中の設定手段を設けることも考えられる。このようにすれば、各ガス消費先毎に所定時間を設定できるようになり、各ガス消費先にあったガス使用報知を行うことができる。
【0071】
さらに、上述した実施形態では、膜式の流量センサを用いて、ガス流量を検出するガスメータを例に挙げて説明していたが、ガスメータとしては、これに限られたものでなく、超音波式や、熱式の流速センサを用いて、ガス流量を検出するガスメータにも適用することができる。
【0072】
さらに、上述した実施形態では、ガス器具9の使用が開始したとき及びガス器具の使用が停止したときに、使用情報を含むコード信号を出力していた。しかしながら、電力消費を図る必要がなければ、一定間隔毎に、使用情報を含むコード信号を送信するようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、ガスメータ内の流量検出手段や、ガス漏れ警報器内の報知手段を流用して、ガス使用報知を行うことにより、ガスメータやガス漏れ警報器とは別途に流量検出手段、報知手段を設ける必要がなく、流量検出手段や報知手段を設けるための工事を行わなくて済むので、安価にガス使用を報知できる。しかも、ガスメータ内に使用検出手段を設けることにより、ガスメータより下流側、すなわち、ガス容器より下流側に設けられている全てのガス器具のうち、何れか1つでも使用されていれば、使用を検出することができ、全てのガス器具についてのガス使用報知を行うことができるようになるので、ガス容器より下流側に設けられている全てのガス器具の消し忘れを防止することができるようになるガス使用報知システムを得ることができる。
【0074】
請求項2記載の発明によれば、ガス器具使用開始を検出から所定時間経過するまで、ガス使用報知を停止させることにより、無駄な電力消費を削減することができるので、消費電力低下を図ったガス使用報知システムを得ることができる。
【0075】
請求項3記載の発明によれば、設定手段を設けることにより、各ガス消費先毎に所定時間を設定できるようになるので、各ガス消費先に合ったガス使用報知を行うことができるガス使用報知システムを得ることができる。
【0076】
請求項4記載の発明によれば、ガスメータ内の流量検出手段を流用して、ガス使用の報知を行うことにより、ガスメータとは別途に流量検出手段を設ける必要がなく、流量検出手段を設けるための工事を行わなくて済むので、安価にガス使用を報知できるようになる。しかも、ガスメータ内に使用検出手段を設けることにより、ガスメータより下流側、すなわち、ガス容器より下流側に設けられている全てのガス器具のうち、何れか1つでも使用されていれば、使用を検出することができ、全てのガス器具についてのガス使用報知を行うことができるようになるので、ガス容器より下流側に設けられている全てのガス器具の消し忘れを防止することができるガスメータを得ることができる。
【0077】
請求項5記載の発明によれば、一致情報を受信したガス漏れ警報器が、一致している旨を識別できるように、ガス使用報知を行えば、ガス消費者は、登録流量区分に対応するガス器具が使用されていることを認識することができるので、今、どのガス器具が使用されているかを把握することができるようになるガスメータを得ることができる。
【0078】
請求項6記載の発明によれば、一致情報を受信した外部報知器が、そのパターン毎に異なるガス使用報知を行えば、ガス消費者は、複数の登録流量区分のうち、何れの流量区分に対応するガス器具が使用されているかを認識することができるので、今、どのガス器具が使用されているかを把握することができるようになるガスメータを得ることができる。
【0079】
請求項7記載の発明によれば、使用時間遮断を行うための流量区分検出手段と、一致情報を送信するための流量区分検出手段とを別々に設ける必要がないので、コストダウンを図ったガスメータを得ることができる。
【0080】
請求項8記載の発明によれば、ガス漏れ警報器内の報知手段を用いて、ガス使用報知を行うことにより、ガス漏れ警報器内の報知手段とは別途にガス使用報知を行うための報知手段を設ける必要が無く、報知手段を設けるための工事などを行わなくて済むので、コストダウンを図ったガス漏れ警報器を得ることができる。
【0081】
請求項9記載の発明によれば、ガス消費者は、登録した流量区分に対応するガス器具が使用されていることを認識することができるので、今、どのガス器具が使用されているか把握することができるガス漏れ警報器を得ることができる。
【0082】
請求項10記載の発明によれば、ガス消費者は、複数の登録流量区分のうち、何れの流量区分に対応するガス器具が使用されているかを認識することができるので、今、どのガス器具が使用されているか把握することができるガス漏れ警報器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス使用報知システムを組み込んだガス供給設備の一実施の形態を示す図である。
【図2】図1に示すガスメータ6の内部構成図である。
【図3】図1に示すガス漏れ警報器10の内部構成図である。
【図4】流量検出・使用時間遮断・送信処理におけるガスメータ6内のCPU67a2の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】ガス使用報知処理におけるガス漏れ警報器10内のCPU104a2の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】従来のガス使用報知器を組み込んだガス供給システムの一実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
6 ガスメータ
63 流量センサ(流量検出手段)
67a2 CPU(流量検出手段、使用検出手段、送信手段、登録手段、流量区分検出手段、使用時間遮断手段)
10 ガス漏れ警報器
103 スピーカ(報知手段)
104a2 CPU(報知手段、使用判断手段)
Claims (10)
- ガス容器より下流側のガス器具へと流れるガス流量を検出する流量検出手段を有し、前記検出したガス流量を積算してガス使用量を計量するガスメータと、ガス漏れを検出したとき、ガス漏れ報知を行う報知手段を有する室内に設けられたガス漏れ警報器とを備えたガス使用報知システムであって、
前記ガスメータは、前記流量検出手段が検出したガス流量に基づき、前記ガス器具が使用されていることを検出する使用検出手段と、該使用検出手段による検出結果に応じた使用情報を、前記ガス漏れ警報器に送信する送信手段とを有し、
前記ガス漏れ警報器は、受信した前記使用情報に基づき、現在、前記ガス器具が使用されているか否かを判断する使用判断手段を有し、
前記報知手段は、前記使用判断手段によって使用されていると判断されている間、ガス使用報知を行う
ことを特徴とするガス使用報知システム。 - 請求項1記載のガス使用報知システムであって、
前記使用検出手段による検出結果又は前記使用情報に基づき、前記ガス器具の使用開始を検出したとき、当該使用開始の検出から所定時間経過するまで、前記報知手段によるガス使用報知を停止させる報知停止手段を
さらに備えることを特徴とするガス使用報知システム。 - 請求項2記載のガス使用報知システムであって、
設定操作に応じた値に、前記所定時間の設定を行う設定手段を
さらに備えることを特徴とするガス使用報知システム。 - ガス容器から下流側のガス器具へと流れるガス流量を検出する流量検出手段を有し、該検出したガス流量を積算してガス使用量を計量するガスメータであって、
前記流量検出手段が検出したガス流量に基づき、前記ガス器具の使用を検出する使用検出手段と、
前記使用検出手段による検出結果に応じた使用情報を、該使用情報に基づいて前記ガス器具が使用されていると判断している間ガス使用報知を行う室内に設けられたガス漏れ警報器に対して送信する送信手段と
を備えたことを特徴とするガスメータ。 - 請求項4記載のガスメータであって、
流量検出可能な範囲を複数に分割して得られる流量区分のうち、登録操作に応じた流量区分を、登録流量区分として登録する登録手段と、
前記流量検出手段が検出したガス流量の流量区分を検出する流量区分検出手段とを備え、
前記使用検出手段は、前記ガス容器より下流側に設けられた全てのガス器具の何れか1つでも使用されたときに、ガス器具の使用を検出し、
前記送信手段は、前記登録流量区分と前記検出された流量区分とが一致している場合、その旨を伝える一致情報を、外部に送信する
ことを特徴とするガスメータ。 - 請求項5記載のガスメータであって、
前記送信手段は、複数パターンある前記一致情報のうち、前記一致した流量区分に対応するパターンの一致情報を送信する
ことを特徴とするガスメータ。 - 請求項5又は6記載のガスメータであって、
ガス使用時間が、前記流量区分検出手段によって検出された流量区分に対応する使用時間遮断値を超えたとき、ガス供給を遮断する使用時間遮断手段を
さらに備えたことを特徴とするガスメータ。 - ガス漏れを検出したとき、その旨を報知する報知手段を有する室内に設けられたガス漏れ警報器であって、
ガスメータから送信される、ガス容器の下流側に設けられたガス器具の使用を検出する使用検出手段による検出結果に応じた使用情報に基づき、現在、前記ガス器具が使用されているか否かを判断する使用判断手段を備え、
前記報知手段は、前記使用判断手段によって使用されていると判断されている間、ガス使用報知を行う
ことを特徴とするガス漏れ警報器。 - 請求項8記載のガス漏れ警報器であって、
前記報知手段は、ガス容器から下流側のガス器具へ流れるガス流量の流量区分と、予め登録された流量区分とが一致した旨を伝える一致情報を、外部から受信したとき、前記その旨を識別可能に、前記ガス使用報知を行う
ことを特徴とするガス漏れ警報器。 - 請求項9記載のガス漏れ警報器であって、
複数パターンある前記一致情報のうち、前記一致した流量区分に対応するパターンの一致情報を、前記外部から受信したとき、前記報知手段は、前記パターン毎に、異なる前記ガス使用報知を行う
ことを特徴とするガス漏れ警報器。
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