JP5171107B2 - 警報器及びガス保安システム - Google Patents

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Description

本発明は、プリペイドカード、通信等を介して取得した前金に相当するガスを供給する際に、その残金の減少を利用者に警報するための警報器及びガス保安システムに関するものである。
ガス業界においては、ガス料金を確実に回収し、無駄なガスの供給を防止する前払い式供給制御装置等が知られている。特許文献1に示す前払い式供給制御装置は、ガスメータと制御器とを通信線を介して接続し、制御器はガスメータから入力された使用量を度数に変換し、プリペイドカードに記憶されたカード度数から前記使用量に対応する度数を減算し、残度数が零となった場合に警報を行う技術思想が記載されている。
さらに、特許文献2に示すガスメータにおいては、プリペイドカードの購入、口座振替等により、消費者(消費側)からガス販売業者等に支払われた前金の金額に応じた使用可能量を有する前金情報が、通信部を介してガスメータ内のメモリ部に取り込まれて、残度数が管理される技術思想が記載されている。
特開平11−316874号公報 特開2005−43948号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示す前払い式供給制御装置において、ガスメータは残度数(残金)が零になると、そのガス流路を遮断するため、残度数が零になった場合に警報を行うのでは、利用者が利用したいときに利用できなくなるという問題があった。そのため、利用者の身近な機器で残金の減少を速やかに警報できないかが検討されてきたが、その問題を解決するためだけに、新たな機器を設けたり、システム構成を複雑化させることはできず、上述した問題の解決には至っていなかった。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、設備環境を複雑化することなく、前払い式のガスの供給における利用者の利便性を向上する警報器及びガス保安システムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の警報器は、図1の基本構成図に示すように、前金に応じた残度数が設定された残度数情報に基づいて使用可能なガスを供給し且つ当該使用可能量がゼロとなった時点で前記ガスの供給を停止するガスメータ10とは個別に設けられ、且つ、前記ガスが供給される供給先におけるガス漏れ及び/又は火災の発生を警報する警報器20において、前記ガスメータ10から各種信号を受信する通信手段24と、前記ガスメータ10から前記通信手段24を介して受信した複数の信号パターンの中から、前記ガスメータ10が前記ガスの使用可能量が所定値まで減少したときに出力した残金警告信号を検出する残金警告信号検出手段21a1と、前記残金警告信号検出手段21a1による残金警告信号の検出に応じて残金の減少を警報する残金警報手段21a2と、を有することを特徴とする。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項2記載のガス保安システムは、図1の基本構成図に示すように、前金に対応した残度数が設定された残度数情報に基づいた供給量のガスを供給するガスメータ10と、請求項1に記載の警報器20と、を有し、前記ガスメータ10と前記警報器20とが直に通信線30により通信可能に接続されるガス保安システム1において、前記ガスメータ10は、前記警報器20との間で前記通信線30を介して各種信号の送受信を行うガスメータ側通信手段13と、前記ガスの使用可能量が所定値まで減少したときに、前記通信線30で使われる他の信号パターンと識別可能なように前記ガスメータ側通信手段13を介して残金警告信号を出力する残金警告信号出力手段11a1と、を有し、そして、前記通信手段24は、前記通信手段30を介して各種信号を受信する手段であることを特徴とする。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の警報器によれば、ガスメータから受信した複数の信号パターンの中から、ガスメータ10がガスの使用可能量が所定値まで減少したときに出力した残金警告信号を検出したときに、残金の減少を警報するようにしたことから、ガスを供給する供給先に設けられた警報器で、まもなく残金が切れることを利用者に警告することができるため、料金切れによりガス使用ができなくなることを未然に防止することができる。また、利用者の生活環境であるガスの供給先に設けられた警報器にて警告できるため、新たな警告用機器を設ける必要がなく、且つ、適切なタイミングで利用者に前金の支払いを促すことができる。従って、設備環境を複雑化することなく、前払い式のガスの供給における利用者の利便性を向上することができる。
以上説明したように請求項2に記載した本発明のガス保安システムによれば、ガスメータと警報器が直に通信線により通信可能に接続されていても、ガスメータが残金警告信号を他の信号と識別可能なように警報器に出力することで、警報器はまもなく残金が切れることを利用者に警告することができるため、料金切れによりガス使用ができなくなることを未然に防止することができる。また、利用者の生活環境であるガスの供給先に設けられた警報器にて警告できるため、新たな警告用機器を設ける必要がなく、且つ、適切なタイミングで利用者に前金の支払いを促すことができる。従って、設備環境を複雑化することなく、前払い式のガスの供給における利用者の利便性を向上することができる。
以下、本発明に係るガスメータ及びガス保安システムの一実施形態を、図2〜図4の図面を参照して以下に説明する。
図2において、ガス保安システム1は、ガス供給ラインに組み込まれうように屋外に設けられたガスメータ10と、該ガスメータ10とは個別に、ガスの供給先である屋内に設けられたガス漏れ警報器(以下、警報器ともいう)20と、を有している。なお、ガスの供給先とは、ガスを供給している家宅等であり、燃焼器具等が設けられた部屋であるか否かは問わない。
ガスメータ10は、予め定められたプログラムに従って動作するマイクロプロセッサ(MPU)11を有している。MPU11は、周知のように、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)11a、CPU11aのためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM11b、各種のデータを格納するとともにCPU11aの処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM11c等を有して構成している。そして、ROM11bには、CPU11aを請求項中の残金警告信号出力手段として機能させるためのプログラムを記憶している。
ガスメータ10はさらに、メモリ部12と、通信部13と、流量センサ14と、遮断弁15と、を有している。そして、メモリ部12と通信部13と流量センサ14と遮断弁15との各々は、MPU11に電気的に接続されている。
メモリ部12は、前記電池からの電力供給が断たれた場合でも、格納された各種データの保持が可能であり、CPU11aの処理作業に必要な各種格納エリアを有する電気的消去/書き換え可能な読み出し専用のメモリ(EEPROM)等が用いられる。そして、メモリ部12は、検針カウンタ等の各種カウンタの他に、例えば使用時間遮断区分情報51、残金判定情報52、残度数情報53等の各種情報を記憶している。
使用時間遮断区分情報51は、流量[l/h]又はガス消費量[kg/h]を予め定められた複数の範囲に区分した複数の遮断区分とその判定閾値(分)との関係を示すテーブルの中から、ガスメータ10で用いている遮断区分や各判定閾値等を設定している。例えば、遮断区分1はガス消費量が0.042未満、流量が21未満のときは、判定閾値が無制限となっている。遮断区分2−1はガス消費量が0.042以上0.126未満、流量が21以上63未満のときは、判定閾値が下限値=300、上限値=720等となっている。
残金判定情報52は、前金が所定の残額になった場合に、残金警告信号P2を警報器20に出力するときの判定に用いられる判定閾値等のデータを有し、利用者等によって任意に選ばれた残額等が設定される。
残度数情報53は、プリペイドカードの購入、口座振替等により、消費者(消費側)からガス販売業者等に支払われた前金に応じた残度数等が設定されている。その残度数は、残金に相当し、ガスの供給量に応じた度数がCPU11aによって減算される。また、残度数情報53は、例えば、NCU(Network Control Unit)等の通信機器によりガス販売業者の管理センター等から、又はガスメータ10に接続される設定器等からプリペイドカードの購入、口座振替等により、消費者(消費側)からガス販売業者等に支払われた前金の金額に応じた前金情報を取得して、該前金情報に基づいて更新される。
通信部13は、請求項中のガスメータ側通信手段に相当し、MPU11によって制御され、ガスメータ10の外部にある種々の外部機器が接続される端子台等が用いられる。通信部13は、通信線30を介して警報器20の通信部24に直に接続されている。そして、残金警告信号出力手段としてのCPU11aは、図示しないスイッチ等を予め定められたパターンでON/OFFさせることで、通信線30に任意の信号パターンを重畳させて警報器20に出力(送信)している。
流量センサ14は、例えば、ガス流路に配設された一対の超音波振動子から構成され、センサ回路部(図示せず)を介してMPU11に接続される。そして、MPU11は、公知のように、流量センサ14の一対の超音波振動子間の超音波信号伝搬時間に基づいて、ガス流路を通過するガスの流速、流量を算出する。なお、流量センサ14については、流量センサがガスメータ10の内部の可動部(膜)の動きに応じて流量信号を発生し、該流量信号をデジタル変換してMPU11に出力したり、フローセンサを用いたりするなど種々異なる実施形態とすることができる。
遮断弁15は、図示しないが、弁体と該弁体を駆動する駆動回路とを有し、MPU11から遮断信号が入力されると、ガス流路に設けた弁座を弁体で遮断するように駆動することでガス流路を遮断する供給停止状態となる。また、MPU11から復帰信号が入力されると、弁体が弁座を開放するように駆動することでガス流路を開放する供給可能状態となる。
このように構成したガスメータ10は、流量センサ14を用いてガスの使用量を計測する。そして、多量の流量が計測された場合や、通常ではあり得ないほどの長時間使用があった場合等に、異常と判定して遮断弁15を駆動してガス流路を遮断し、安全性を確保する保安機能を有している。
ガスメータ10は、保安機能に関連した複数種類の保安信号を警報器20に出力することで、その保安信号に対応する情報を警報器20に表示/出力させている。例えば、前記保安信号の一例としては、遮断予告信号、弁遮断信号等が挙げられる。そして、遮断予告信号は、予め定められた使用判定条件と使用時間遮断区分情報51に基づいて、一定のガス使用が長時間継続したとき(燃焼器具の使用時間が異常に長い場合)、MPU11が器具の消し忘れと判断してガスの遮断を行う直前(およそ5〜8分前など)に注意を促すために、ガスメータ10から警報器20に対して出力する信号である。弁遮断信号は、ガス使用の異常遮断、或いは外部センサの作動による遮断等で、ガスメータ10の遮断弁15が閉じていることを示す信号である。
ガスメータ10のCPU11aは、利用者から支払われた前金を示す前金情報を受けると、その度数に基づいてメモリ12の残度数情報53を更新する。そして、ガスメータ10は、流量センサ14を用いてガスの使用量を計測するとともに、その使用量に相当する残度数が残度数情報53から減算する。そして、その残度数(残金)が予め設定された残金判定情報52になった場合、通信部13を制御して警報器20に残金警報信号P2を出力する。
次に、警報器20の概略構成の一例を以下に説明する。
警報器20は、予め定められたプログラムに従って動作するマイクロプロセッサ(MPU)21と、メモリ部22と、ガス検出部23と、通信部24と、音声IC(integrated circuit)25と、報知部26と、を有している。MPU21は、上述したガスメータ10と同様に、CPU21aと、ROM21bと、RAM21cと、を有して構成しており、MPU21にはメモリ部22とガス検出部23と通信部24と音声IC25と報知部26とが電気的に接続されている。
ROM21bには、CPU21aを残金警告信号検出手段及び残金警告手段として機能させるためのプログラム、所定濃度以上のガスをガス検出部23で検出したときに警報を行うためのプログラム等を記憶している。そして、メモリ部22は、EEPROM等が用いられ、通信部24で受信した例えば音声情報テーブル61等の各種テーブルを記憶している。そして、音声情報テーブル61は、使用機器、時間、警報等に対応した音声IC25の音声情報を選択するためのテーブルとなっている。
ガス検出部23は、図示しないが、接触燃焼式ガスセンサ等のガスセンサと、該ガスセンサを駆動する駆動回路と、を有している。ガス検出部23は、MPU21からの要求に応じて駆動され、これによりガス濃度に応じたセンサ出力を検出してMPU21に出力する。
通信部24は、図示しないが、通信線30に接続され且つその通信線30に電流が流れたときにON/OFFする発光ダイオードとその光で導通するフォトトランジスタからなるフォトカプラを有している。そして、フォトカプラのフォトトランジスタはMPU21に接続されており、MPU21はそのON/OFFを信号パターンとして検出する構成となっている。
音声IC25は、予め定められた複数種類の音声情報を記憶しており、例えば、「まもなくガスが使用できなくなります」、「燃焼器具を消し忘れていませんか」等が挙げられる。そして、CPU21から指定された音声情報を報知部26に出力する。
報知部26は、音声IC25から入力される音声情報を音声信号に変換し、アンプにより増幅してスピーカ等から出力すると共に、MPU21から入力される各種情報をLCD(liquid crystal display)等の表示器に表示する。
次に、上述したガスメータ10から警報器20に出力される本発明にかかる信号の一例を、図3の図面を参照して以下に説明する。図3(a)は遮断予告信号、図3(b)〜(d)は、残金警告信号をそれぞれ示している。
図3において、遮断予告信号P1は、図3(a)に示すように、ONが0.1秒、OFFが4.9秒の5秒を1周期とする信号パターンとなっている。これに対し、残金警告信号P2は、遮断予告信号P1とはパルス回数、パルス幅、パルス周期等を変化させることで、信号パターンの区別化を図っている。
まず、図3(b)は、5秒の1周期において、0.1秒のON/OFFのパルスを複数回(例えば4回など)以上出力させる残金警告信号P2を示している。図3(c)は、5秒の1周期において、ONのパルス幅を0.2〜0.4秒又は0.6秒以上に変化させた残金警告信号P2を示している。図3(d)は、6秒以上の1周期において、ONのパルス幅を0.2〜0.4秒に変化させた残金警告信号P2を示している。
このように遮断予告信号P1と残金警告信号P2とを異なる信号パターンとすることで、従来から使用されている複数種類の信号パターンと共通の通信線30を使用しても、または、警報器20がガスメータ10から既に遮断予告信号P1を受信している場合でも、警報器20は遮断予告信号P1と残金警告信号P2を正確に区別して検出することができる。
次に、警報器20のCPU21aが実行する本発明に係る連動警報処理の一例を、図4に示すフローチャートを参照して以下に説明する。
CPU21aによって連動警報処理プログラムが実行されると、ステップS11において、通信部24のON/OFF状態に基づいて、ガスメータ10から信号を受信したか否かが判定される。信号を受信していないと判定された場合(S11でN)、この判定処理を繰り返すことで、信号の受信を監視する。一方、信号を受信したと判定された場合(S11でY)、ステップS12に進む。
ステップS12において、ガスメータ10から受信した信号のパターンがサンプリングされ、そのサンプリング結果に基づいて信号パターンが特定され、ステップS13において、特定した信号パターンが残金警告信号P2であるか否かが判定される。残金警告信号P2であると判定された場合(S13でY)、ステップS14に進む。このように本実施形態では、ステップS12及びS13の処理によって請求項中の残金警告信号検出手段に相当している。
ステップS14(残金警告手段)において、残金警告出力処理が実行されることで、残金警告に対応する音声IC25の音声情報が音声情報テーブル61から選択され、該音声情報の報知が音声IC25に要求され、音声IC25は要求された音声信号を報知部26に出力し、報知部26はその音声信号を外部に出力することで、残金警告が行われ、その後ステップS11に戻り、一連の処理が繰り返される。
また、ステップS13で残金警告信号P2ではないと判定された場合(S13でN)、ステップS15において、特定した信号パターンが遮断予告信号P1であるか否かが判定される。遮断予告信号P1ではないと判定された場合(S15でN)、ステップS11に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、遮断予告信号P1であると判定された場合(S15でY)、ステップS16に進む。
ステップS16において、遮断予告警報出力処理が実行されることで、遮断予告警報に対応する音声IC25の音声情報が音声情報テーブル61から選択され、該音声情報の報知が音声IC25に要求され、音声IC25は要求された音声信号を報知部26に出力し、報知部26はその音声信号を外部に出力することで、遮断予告警報が行われ、その後ステップS11に戻り、一連の処理が繰り返される。
次に、上述したガス保安システム1におけるガスメータ10と警報器20の動作(作用)の一例を以下に説明する。
消費者からガス販売者等に前金が支払われると、その前金の金額に応じた前金情報がガス販売者側等で生成され、この前金情報は前金を支払った消費者のガスメータ10に転送される。そして、前金情報を取り込んだガスメータ10は、前金情報に基づいてメモリ部12の残度数情報53を更新する。
その後ガスメータ10は、ガスの使用に伴って残度数情報53が示す残金が残金判定情報52に達したことを検出すると、通信部13で残金警告信号P2の信号パターンを通信線30に重畳させることで、残金警告信号P2を警報器20に出力する。
一方、警報器20は、通信部24を介してガスメータ10からの信号を受信し、その信号から残金警告信号P2を検出すると、「まもなくガスが使用不能となります。」等の残金警告が行われる。なお、残金警告方法については、ガスメータ10から残金、残度数、残使用可能量等の各種情報を取得し、その情報に基づいて警告を行うなど種々異なる実施形態とすることができる。
以上説明したガス保安システム1によれば、ガスメータ10と警報器20が直に通信線30により通信可能に接続されていても、ガスメータ10が残金警告信号P2を遮断予告信号P1等の他の信号と識別可能なように警報器20に出力することで、警報器20はまもなく残金が切れることを利用者に警告することができるため、料金切れによりガス使用ができなくなることを未然に防止することができる。また、利用者の生活環境であるガスの供給先に設けられた警報器20にて警告できるため、新たな警告用機器を設ける必要がなく、且つ、適切なタイミングで利用者に前金の支払いを促すことができる。従って、設備環境を複雑化することなく、前払い式のガスの供給における利用者の利便性を向上することができる。
また、ガスの使用時間が使用時間判定条件を満たしたときにはガスメータ10が遮断予告信号P1を警報器20に出力し、また、まもなく残金が切れるときには遮断予告信号P1と識別可能な信号パターンの残金警報信号P2を警報器20に出力するようにしたことから、警報器20はそれらの信号パターンに基づいてガスメータ10からの要求を特定して適宜警報を行うことができるため、通信線30によりガスメータ10と警報器20が直に接続された環境であっても、長時間使用警報と残金警報とを区別して利用者に警報することができる。
なお、上述した本実施形態では、警報器20をガス漏れ警報器とした場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、ガスの供給先に設置されている火災警報機、複合型警報器等の各種警報器で実現することができる。
また、上述した本実施形態では、信号パターンを任意の周期によるON/OFFパターンとした場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、複数の信号パターンを2進数の0,1として公知である電文等を示すような実施形態とするなど種々異なる実施形態とすることもできる。
このように上述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の警報器及びガス保安システムの基本構成を示す構成図である。 本発明のガス保安システムの概略構成を示すシステム構成図である。 ガスメータから警報器に出力する遮断予告信号と残金警告信号の一例を説明するための図である。 図2の警報器のCPUが実行する連動警報処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ガス保安システム
10 ガスメータ
11a1 残金警告信号出力手段(ガスメータのCPU)
13 ガスメータ側通信手段(ガスメータの通信部)
20 警報器(ガス漏れ警報器)
21a1 残金警告信号検出手段(警報器のCPU)
21a2 残金警告手段(警報器のCPU)

Claims (2)

  1. 前金に応じた残度数が設定された残度数情報に基づいて使用可能なガスを供給し且つ当該使用可能量がゼロとなった時点で前記ガスの供給を停止するガスメータとは個別に設けられ、且つ、前記ガスが供給される供給先におけるガス漏れ及び/又は火災の発生を警報する警報器において、
    前記ガスメータから各種信号を受信する通信手段と、
    前記ガスメータから前記通信手段を介して受信した複数の信号パターンの中から、前記ガスメータが前記ガスの使用可能量が所定値まで減少したときに出力した残金警告信号を検出する残金警告信号検出手段と、
    前記残金警告信号検出手段による残金警告信号の検出に応じて残金の減少を警報する残金警報手段と、
    を有することを特徴とする警報器。
  2. 前金に対応した残度数が設定された残度数情報に基づいた供給量のガスを供給するガスメータと、請求項1に記載の警報器と、を有し、前記ガスメータと前記警報器とが直に通信線により通信可能に接続されるガス保安システムにおいて、
    前記ガスメータは、前記警報器との間で前記通信線を介して各種信号の送受信を行うガスメータ側通信手段と、前記ガスの使用可能量が所定値まで減少したときに、前記通信線で使われる他の信号パターンと識別可能なように前記ガスメータ側通信手段を介して残金警告信号を出力する残金警告信号出力手段と、を有し、そして、
    前記通信手段は、前記通信手段を介して各種信号を受信する手段であることを特徴とするガス保安システム。
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