JP4638574B2 - ガス遮断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波等を用いて配管内を流れる各種媒体、例えば各種都市ガスやLPガス等の媒体種を判別し、その媒体使用量及び使用状態が安全か否かを監視するガス遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のガス遮断装置において、媒体内の超音波信号の伝搬時間差によってその媒体種を判別して器具使用の安全性を図るものが、例えば特開平4−328423号公報で知られている。図6は従来のガス遮断装置を示すブロック図である。
【0003】
図6において、1は配管、2は第1の超音波プローブで、配管1の上流側に設置される。3は第2の超音波プローブで、配管1の下流側に対向して取り付けられている。4は受信回路、5は送信回路である。6は切替器で受信回路4と送信回路5とを第1もしくは第2の超音波プローブ2、3のどちらかに最初接続し伝搬時間を計測する。時間計測終了後、受信回路4と送信回路5と第1もしくは第2の超音波プローブ2、3との接続先を最初と逆の超音波プローブに接続し、逆接続時の伝搬時間を計測する。7は伝搬時間差回路、8は流量演算回路である。
【0004】
次に従来例の構成の動作を説明する。LPガスや都市ガス等の媒体の流れる配管1内で最初に切替器6で対向させた第1の超音波プローブ2に送信回路5を、第2の超音波プローブ3に受信回路4をそれぞれ接続する。第1の超音波プローブ2より第2の超音波プローブ3に向け信号を発射して信号の第1の伝搬時間を計測する。次に切替器6により受信回路4及び送信回路5の接続する超音波プローブを逆にする。同様に第2の超音波プローブ3より第1の超音波プローブ2に向け信号を発射し、信号の第2の伝搬時間を計測し、第1及び第2の伝搬時間を伝搬時間差回路75入力し伝搬時間差を求める。次に流量演算回路8で求めた伝搬時間差より計測時の流量を求める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成には、ガス遮断装置を設置した際、使用流量計測あるいは異常使用状態かどうか監視するために、使用対象の媒体種が何か判別する方法が開示されていない。したがってこの構成では、計測した使用流量によって異常使用状態かどうかを誤りなく監視することが困難で、安全性に問題があった。
【0006】
そこで本発明は上記問題点を解消し、ガス遮断装置設置時にガス(媒体)を使用する需要家がどんな種類のガスであるかを自動的に判別し、最適な遮断値を設定してガスの使用状態を安全監視できるガス遮断装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、媒体の流速に対応して発生する物理量を検出する媒体物理量検出手段と、この媒体物理量検出手段で検出した物理量を流量に換算する流量演算手段と、この流量演算手段で求めた流量値が異常使用量か否かを判定する異常判定手段と、この異常判定手段で異常と判定した時に媒体流路を遮断する遮断手段と、媒体種に対応した物理量を設定する物理量設定手段と、前記媒体物理量検出手段で検出した物理量と前記物理量設定手段で設定した物理量とを比較して前記物理量設定手段に設定された媒体かどうかを判定し、設定された媒体でないと判定した時に異常表示出力を行う警告判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
発明によれば、ガス遮断装置の交換設置以降に使用媒体と異なる媒体種を検出したとき、媒体物理量検出手段で検出した物理量より使用ガス種かどうかを物理量設定手段で設定した物理量のガス種と比較し異なる場合、そのまま使用すると器具とガス種が適合せず異常燃焼などの危険状態が予想されるので異常警告常時を行いガス事業者に通知することが可能になるで安全性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を幾つかの参考例と共に図1〜図5を参照して説明する。
【0017】
参考例1
図1は本発明の参考例1に係るガス遮断装置を示し、9は媒体物理量検出手段で、都市ガス或いはLPガス等の計測流路に設置され使用ガス媒体の物理量を検出する。この物理量は超音波信号等を用いて使用ガス媒体内の音速を計測したり、或いはフルイディック素子等を用いて流体の振動周波数を検出する。10は流量演算手段で、媒体物理量検出手段9で検出した物理量より使用している媒体量、即ちガス流量等を換算し求める。11は異常判定手段で、流量演算手段10で求めたガス使用量と後述する遮断値設定手段14で設定された遮断値とを比較判定し、異常な使用状態かどうかを判定する。例えばストーブ等の使用器具へガスを供給するホースがはずれた時等に発生する大流量を監視するための合計流量遮断値や、ガス器具の通常使用する最大使用時間よりはるかに長時間使用された場合等、使用時間の制限時間を規定した使用時間遮断テーブル等が格納され、それに該当する異常状態がないかを監視する。
【0018】
12は遮断手段で、異常判定手段11から異常と判定された時に遮断信号が出力されガス流路を遮断する。13は媒体判定手段で、媒体物理量検出手段9の出力信号により使用媒体のガス種を判定する。例えば、LPガス或いは6C、13A等種々の都市ガスの各々の成分状態下での物理量( 例えば、音速或いは信号伝搬速度等) をデータとして記憶しており、媒体物理量検出手段9で検出した物理量より該当するガス種を特定する。物理量として例えば超音波を使用して流路内の音速値を格納しており、計測した物理量より例えば音速より媒体内のガス種を特定できる。14は遮断値設定手段で、媒体判定手段13で使用ガス種が特定されると、そのガス種に対応した遮断値を設定して異常判定手段11に出力する。以後、異常判定手段11は遮断値設定手段14からの各種遮断値と流量演算手段10で求めた流量値とを比較判定し、流量値が遮断値を超えていた場合、異常使用と判定して遮断手段12を駆動させてガス流路を遮断する。15は報知手段で、異常判定手段11の出力によってガスが遮断された場合、その遮断内容をガス使用者或いはガス販売事業者に電話回線等を介して通知する。
【0019】
次に上記構成の動作を説明する。ガス遮断装置設置時、流量計測及び安全監視のための各種遮断値が初期値として設定されている。例えば同じ都市ガスでも成分が異なれば器具の燃焼量等も変わる。従って、各種遮断値の設定時にガス種の確認判定を行い、もし初期値が適合しないガス種の遮断値ならば、次に検出したガス種に対応した各種遮断値を設定する。これは次のように行う。
【0020】
使用ガス配管に、媒体物理量検出手段9が設置されており、定期的に或いは所定期間継続して使用ガス媒体の物理量、例えば音速や伝搬速度等の物理量を検出する。例えば所定温度での音速は、都市ガスで13Aならば450m/s、LPGガスならば280m/sと検出される。その物理量検出手段9より物理量が検出されると流量演算手段10で音速等の物理量を換算し流量を求める。設置時、使用媒体の音速等の物理量を求める。媒体物理量検出手段9より得た物理量を媒体判定手段13に入力する。媒体判定手段13は、検出した物理量より最も近い物理量を示すガス種を検索する。
【0021】
その結果求めたガス種を遮断値設定手段14に出力する。遮断値設定手段14は出力されたガス種に基づき、遮断値記憶手段23から対応するガス種の各種遮断値、合計流量遮断や増加流量遮断値、又使用時間遮断の制限時間等のデータを異常判定手段11に判定値として出力する。異常判定手段11でこれらが設定されると、遮断値設定状態が解除され、ガス使用時の監視状態となる( 一般の需要家が使用できる状態となる) 。
【0022】
このことによりガス遮断装置を設置時、使用ガス種を自動的に判別し対応した遮断値を設定できる。この後、使用ガス量の流量計測や各種安全監視を行う。流量演算手段10で換算した流量値と遮断値設定手段14に設定された遮断値とを比較し、異常の場合には遮断手段12を駆動してガスの供給を停止する。
【0023】
このようにしてガス遮断装置設置時に自動的にガス種を判別して遮断値を設定できるので、ガス事業者等が間違ってガス種に対応した遮断値を設定し、ガスの使用状態を異常監視するようなことがなくなる。
【0024】
すなわちこの参考例1によれば、ガス遮断装置設置時等に媒体物理量検出手段9で流量計測、監視して使用しているガス媒体より音速等の物理量を計測し、媒体判定手段13で媒体種を比較判定し特定し、需要家の使用するガス種を調べ、遮断値設定手段14に特定したガス種信号を入力し、遮断値設定手段14はガス種に対応した各種遮断値を異常判定手段11に設定することにより、ガス販売業者等が誤って遮断値を誤設定することなく、需要家の使用するガス種に最適なガス遮断値を設定することが可能であり、器具を使用する一般利用者が安全にガスを使用できるという、極めてガス種選択、各種遮断値などの設定操作性、安全性の向上する効果がある。
【0025】
参考例2
図2は本発明の参考例2に係るガス遮断装置を示す。図2において、上記参考例1と同一機能を有する構成要素には同一番号を付した。
【0026】
図2において、16は設定手段で、ガス遮断装置が交換設置されたり、別のガス種の使用地域に移設される場合、再度ガス種を判別して使用ガスに適した遮断値を再設定するために、媒体判定手段13にガス種判別処理の指示を電文等の通信手段によって出力する。
【0027】
次に上記構成の動作を説明する。ガス遮断装置の交換設置時や移設時に、流量計測及び安全監視のため各種遮断値と前回設置場所での遮断値が設定されている。例えば同じ都市ガスでも6Cと13Aでは成分が異なり器具の燃焼量等も変わり、監視する遮断レベルも変える必要が発生する。
【0028】
ガス遮断装置をガス事業者が設置した時、作業者が設定手段16により媒体判定の指示を行う。例えば設定手段16は電文で指示入力されると媒体判定手段13に送信する。媒体判定手段13は、設定手段16からの電文信号を受信すると、ガス遮断装置はガス種等の媒体判定及び遮断値設定状態となり、異常監視モードではなく設定モードに入る。これは次のように行う。
【0029】
使用ガス配管に、媒体物理量検出手段9が設置されており、定期的に或いは所定期間継続して使用ガス媒体の物理量、例えば音速や伝搬速度等の物理量を検出する。例えば所定温度での音速は、都市ガスで13Aならば450m/s、LPガスならば280m/sと検出される。その媒体物理量検出手段9より物理量が検出されると流量演算手段10で音速等の物理量を換算し使用媒体の流量を求める。媒体物理量検出手段9より得た物理量を媒体判定手段13に入力する。媒体判定手段13は、計測した物理量より最も近い物理量を示すガス種を検索する。
【0030】
その結果求めたガス種を遮断値設定手段14に出力する。遮断値設定手段14は出力されたガス種に基づき、遮断値記憶手段23から対応するガス種の各種遮断値、合計流量遮断や増加流量遮断値、又使用時間遮断の制限時間等を異常判定手段11に判定値として出力する。異常判定手段11にこれらが設定されると、遮断値設定状態が解除され、ガス使用時の監視状態となる( 一般の需要家が使用できる状態となる) 。
【0031】
このことによりガス遮断装置を設置時、使用ガス種を自動的に判別し対応した遮断値を設定できる。この後、使用ガス量の流量計測や各種安全監視を行う。流量演算手段10で換算した流量値と遮断値設定手段14に設定された遮断値とを異常判定手段11で比較し、異常の場合には遮断手段12を駆動してガスの供給を停止する。
【0032】
このようにしてガス遮断装置の交換設置時や移設時に、自動的にガス種を判別して遮断値を設定できるので、ガス事業者等が間違ってガス種に対応した遮断値を設定し、ガスの使用状態を異常監視するようなことがなくなる。市場には種々のガス種が存在しており、ガス事業者としてガス遮断装置を設置する場合、ガス種を正確に把握し、遮断値を設定する必要がある。そこで使用開始後、燃焼量が小さいガス種を使用しているのに、ガス遮断判定値が大きすぎる設定値で誤って行ったりする誤操作がなくなり安全性が向上する。
【0033】
すなわちこの参考例2によれば、ガス遮断装置設置時等に設定手段16により電文通信信号等によりガス種特定及び遮断値設定指示を送信することにより、ガス遮断装置は設定状態となり、設置時等に媒体物理量検出手段9で流量計測、監視し使用しているガス媒体より音速等の物理量を計測し、媒体判定手段13で媒体種を比較判定し特定し、需要家の使用するガス種を調べ、遮断値設定手段14に特定したガス種信号を入力し、遮断値設定手段14はガス種に対応した各種遮断値を異常判定手段11に設定することにより、ガス販売業者等が誤って遮断値を誤設定することなく、需要家の使用するガス種に最適なガス遮断値を設定することが可能であり、器具を使用する一般利用者が安全にガスを使用できるという、極めてガス種選択、各種遮断値などの設定操作性、安全性の向上する効果がある。
【0034】
参考例3
図3は本発明の参考例3のガス遮断装置である。図3において、上記各実施形態と同一機能を有する構成要素には同一番号を付した。
【0035】
図3において、17は音速計測手段で、媒体物理量検出手段9の1方式で媒体内を信号が伝搬する音速を計測する。音速計測手段17は、配管1の上流側に設けた上流側振動子(第1の超音波プローブ)2と、配管1の下流側に設けた下流側振動子(第2の超音波プローブ)3と、切替手段18と、送信手段19と、受信手段20と、伝搬時間計測手段21からなる。音速計測手段17は、超音波信号を出力又は受信できる素子から構成されている。送信手段19と受信手段20とは切替手段18に接続され、切替手段18は交互に送信手段19と受信手段20を上流側振動子2或いは下流側振動子3に接続する。伝搬時間計測手段21は、切替手段18により上流側振動子3に受信手段20を接続し( 下流側振動子3に送信手段19を接続) 受信した信号伝搬時間と、次に切替手段18により下流側振動子2に受信手段20を接続し( 上流側振動子2に送信手段19を接続) 受信した信号伝搬時間とから信号伝搬時間差を求める。22は伝搬時間記憶手段で、各種ガス媒体中の超音波信号の伝搬時間を記憶している。例えば、LPガス或いは6C、13A等種々の都市ガスの成分状態での伝搬時間データを記憶している。23は遮断値記憶手段で、各々のガス種に対応した各種遮断値データが例えばテーブルデータとして格納されている。例えば、ホース抜け等の大流量を検知し異常判定するための合計流量遮断値や、器具の最大使用時間より使用時間の制限時間を規定した使用時間遮断テーブル等が格納されている。
【0036】
次に上記構成の動作を説明する。ガス遮断装置設置時、流量計測及び安全監視のため各種遮断値が初期値として設定されている。例えば同じ都市ガスでも成分が異なれば器具の燃焼量等も変わる。従って、各種遮断値の設定時にガス種の確認判定を行い、もし初期値が適合しないガス種の遮断値ならば、次に検出したガス種に対応した各種遮断値を設定する。これは次のように行う。
【0037】
配管1内に、音速計測手段17としての上流側振動子2と下流側振動子3とが、対向して取り付けられる。まず切替手段18により上流側振動子2に接続された受信手段20が、下流側振動子3を介して送信手段19より発信された超音波信号を受信する。送信開始後受信までの信号の伝搬時間を伝搬時間計測手段21で求める。次に切替手段18は、下流側振動子3に接続された受信手段20が上流側振動子2を介し送信手段19より発信された超音波信号を受信する。同様に送信開始後受信までの信号の伝搬時間を伝搬時間計測手段21で求める。対向し合う振動子2、3より相互に超音波信号を受信すると、伝搬時間計測手段21は伝搬時間差を演算し、求めた伝搬時間を媒体判定手段13に出力する。媒体判定手段13は、入力した伝搬時間と伝搬時間記憶手段22に記憶された種々の媒体即ちガス種の伝搬時間と比較判定しガス種を特定する。特定すると媒体判定手段13は遮断値設定手段14にガス種を出力する。遮断値設定手段14は出力されたガス種に基づき遮断値記憶手段23の中より対応するガス種の各種遮断値、合計流量遮断や増加流量遮断値、又使用時間遮断の制限時間等を異常判定手段11に判定値として出力する。異常判定手段11にこれらが設定されると、設定モードが解除され、ガス使用時の監視状態となる( 一般の需要家が使用できる状態となる) 。通常例えば、13A等の都市ガスは音速が450m/sとなり、一方LPガスでは280m/sとなり都市ガスの方が音速が速く伝搬時間は短くなる。
【0038】
このことによりガス遮断装置を設置し、使用ガス種を自動的に判別し対応した遮断値を設定した後、使用ガス量の流量計測や各種安全監視を行う。音速計測手段17で音速( この場合、伝搬時間を計測し音速を求める。) を計測し、求めた伝搬時間より流量を換算し求め、更に求めた流量値と異常判定手段11に設定された遮断値とを比較し異常の場合、遮断手段12を駆動しガスの供給を停止する。
【0039】
参考例3の音速計測手段17は、切替手段18を使用し上流側振動子2、下流側振動子3に接続する送信手段19と受信手段20とを交互に切り替えて伝搬時間を測定するものであるが、上流側振動子2と下流側振動子3とに各々送信手段19と受信手段20を有し、接続される方式もある。即ち一方が送信手段の場合、他方が受信手段が接続され、計測完了したら、上流側振動子2及び下流側振動子3に接続する受信手段20及び送信手段19を切り替えて、流量を検出する場合においても本発明を実施できる( 音速計測手段は図示せず) 。
【0040】
このようにしてガス遮断装置を設置時等に自動的に使用ガス種を判別して、ガス種に対応した遮断値を設定できるので、この後使用ガス量の流量計測や各種安全監視を安全に行え、ガス事業者等が間違ってガス種を設定し、異常な遮断値が設定されるようなことがなくなる。市場には種々のガス種が存在しており、ガス事業者としてガス遮断装置を設置する場合、ガス種を正確に把握し、遮断値を設定する必要がある。そこで使用開始後、燃焼量が小さいガス種を使用しているのに、ガス遮断判定値が大きすぎる設定値で誤って行ったりする誤操作がなくなり安全性が向上する。
【0041】
すなわちこの参考例3によれば、媒体物理量検出手段は、媒体内を信号が伝搬する音速を計測する音速計測手段17からなり、ガス遮断装置の設置時等に音速計測手段17で流量計測、監視し使用しているガス媒体より超音波信号の伝搬時間を計測し、伝搬時間より媒体判定手段13で媒体種を比較判定し特定し、需要家の使用するガス種を調べ、遮断値設定手段14に特定したガス種信号を入力し、遮断値設定手段14はガス種に対応した各種遮断値を異常判定手段11に設定することにより、ガス販売業者等が誤って遮断値を誤設定することなく、需要家の使用するガス種に最適なガス遮断値を設定することが可能であり、器具を使用する一般利用者が安全にガスを使用できるという、極めてガス種選択、各種遮断値などの設定操作性、安全性の向上する効果がある。
【0042】
(第実施形態)
図4は第実施形態に係るガス遮断装置を示す。図4において、上記参考例1〜3と同一機能を有する構成要素には同一番号を付した。
【0043】
図4において、24は物理量設定手段で、ガス需要家が使用するガス媒体に応じた媒体物理量を設定している。ガス遮断装置は都市ガス器具の使用状態を監視する場合には、都市ガスの物理量を、またLPガス器具の使用状態を監視する場合にはLPガスの物理量を設定する。25は警告判定手段で、物理量設定手段24で設定されたガス種の物理量と媒体物理量検出手段9で検出した媒体物理量、例えば所定ガス流量が流れている場合の伝搬時間と物理量設定手段24に設定された物理量(伝搬時間等)とが一致、或いは物理量設定手段24の設定値の所定範囲内にするかどうかを判定し、異なる場合或いは所定範囲外の場合に異常と判定し報知手段15に警告表示出力を行い、報知手段15に警告表示を行う。
【0044】
次に上記構成の動作を説明する。ガス遮断装置設置時、使用ガス媒体毎に媒体物理用が物理量設定手段24に設定されている。ガス需要家がLPガス器具を使用する場合には、LPガス流量を計測する際の所定流量時の伝搬時間などの物理量が、またガス需要家が都市ガス器具を使用する場合には、都市ガス流量を計測する際の伝搬時間などの物理量が記憶されている。又、同じ都市ガスでもガス成分が異なれば器具の燃焼量等も変わり、設定される物理量も異なる。通常例えば、13A等の都市ガスは音速が450m/sとなり、一方LPガスでは280m/sとなり都市ガスの方が音速が速く伝搬時間は短くなる。従って、設定時ガス種が適合するかの確認判定を行い、もし初期値が適合しないガス種の遮断値ならば、ガス事業者に異常通知を行う。これは次のように行う。
【0045】
媒体物理量検出手段9で配管内のガス流量を検出する。例えばガス遮断装置設置後、所定時間経過後の充分エアパージされた後、媒体物理量検出手段9で媒体の物理量を検出する。例えば媒体物理量は、ガス中の超音波の伝搬時間などである。検出した物理量を流量演算手段10でガス流量に換算し、異常判定手段11で異常な使用状態かどうかを判定する。異常判定手段11ではガス器具の異常使用時の流量値が設定されており、例えばホース抜けなどの異常状態での流量値ガス器具の最大燃焼時の流量値とを判別するための判定流量値が設定されており、流量演算手段10の検出流量値と比較する。検出流量値が所定の異常判定流量値を超えているならば、異常と判定し異常判定手段11より遮断手段12へ遮断出力を行い、ガス供給を停止する。かつ報知手段15に遮断内容を表示する。
【0046】
警告判定手段25では、媒体物理量検出手段9で検出した伝搬時間などの媒体物理量と物理量設定手段24に設定された物理量とを比較する。例えばガスの使用停止状態、即ちガスを使用しない状態での物理量、伝搬時間を比較する。その時、使用ガス媒体に適したガス遮断装置が設置されたならば、媒体物理量検出手段9で検出した値と物理量設定手段24で設定した値とが同一値、もしくは物理量設定手段24に設定された値の所定範囲内に入る。しかし、間違って、LPガス用のガス遮断装置を都市ガス用のガス器具を使用する需要家宅に設置した場合、媒体物理量検出手段9の計測したガス流量、即ち伝搬時間などの物理量が物理量設定手段24に設定された値と異なる。この状態を警告判定手段25で判定するとガス遮断装置が使用ガス種と不適合と判定し、報知手段15に警告表示を行う。
【0047】
このことにより誤ってガス遮断装置を設置しても、使用ガス種に適合しないまま安全監視されるのを防止でき、かつガス事業者に早急に異常を通知できるので安全性が向上する。
【0048】
すなわちこの第4実施形態によれば、ガス遮断装置が設置された後に媒体物理量検出手段9で検出した物理量と物理量設定手段24で設定された物理量とが同一値もしくは物理量設定手段24に設定された物理量に対し検出した物理量が所定範囲内に入っていないのを警告判定手段25で判定すると、異常と判定し警告表示を報知手段15で行い、ガス需要家やガス事業者に通知するので誤ったまま異なるガス種のガス器具の使用状態を監視するというような不具合を防止でき、安全性が向上する効果を得ている。
【0049】
(第実施形態)
図5は第実施形態に係るガス遮断装置を示す。図5において、上記参考例1〜3、第1実施形態と同一機能を有する構成要素には同一番号を付した。
【0050】
図5において、26は媒体異常判定手段で、前述した物理量設定手段24でガス需要家が使用するガス媒体に応じて設定された媒体物理量と媒体物理量検出手段9で検出した媒体物理量、例えば所定ガス流量が流れている場合の伝搬時間と物理量設定手段24に設定された物理量(伝搬時間等)とを比較し、それらが一致するか否か、或いは物理量設定手段24の設定値の所定範囲内であるかどうかを判定し、異なる場合或いは所定範囲外の場合には異常と判定し遮断信号を遮断手段12に出力する。
【0051】
次に上記構成の動作を説明する。ガス遮断装置設置時、使用ガス媒体毎に媒体物理用が物理量設定手段24に設定されている。ガス需要家がLPガス器具を使用する場合には、LPガス流量を計測する際の所定流量時の伝搬時間などの物理量が、またガス需要家が都市ガス器具を使用する場合には、都市ガス流量を計測する際の伝搬時間などの物理量が記憶されている。又、同じ都市ガスでもガス成分が異なれば器具の燃焼量等も変わり、設定される物理量も異なる。通常例えば、13A等の都市ガスは音速が450m/sとなり、一方LPGガスでは280m/sとなり都市ガスの方が音速が速く伝搬時間は短くなる。従って、設定時ガス種が適合するかの確認判定を行い、もし初期値が適合しないガス種の遮断値ならば、ガス事業者に異常通知を行う。これは次のように行う。
【0052】
媒体物理量検出手段9で配管内のガス流量を検出する。例えばガス遮断装置設置後、所定時間経過後に充分エアパージされた後、媒体物理量検出手段9で媒体の物理量を検出する。例えば媒体物理量は、ガス中の超音波の伝搬時間などである。検出した物理量を流量演算手段10でガス流量に換算し、異常判定手段11で異常な使用状態かどうかを判定する。
【0053】
異常判定手段11ではガス器具の異常使用時の流量値が設定されており、例えばホース抜けなどの異常状態での流量値とガス器具の最大燃焼時の流量値とを判別するための判定流量値が設定されており、流量演算手段10の検出流量値と比較する。検出流量値が所定の異常判定流量値を超えているならば、異常と判定し異常判定手段11より遮断手段12へ遮断出力を行い、ガス供給を停止する。かつ報知手段15に遮断内容を表示する。
【0054】
一方媒体異常判定手段26では、媒体物理量検出手段9で検出した伝搬時間などの媒体物理量と物理量設定手段24に設定された物理量とを比較する。例えばガスの使用停止状態、即ちガスを使用しない状態での物理量、伝搬時間を比較する。その時、使用ガス媒体に適したガス遮断装置が設置されたならば、媒体物理量検出手段9で検出した値と物理量設定手段24で設定した値とが同一値、もしくは物理量設定手段24に設定された値の所定範囲内に入る。しかし、間違って、LPガス用のガス遮断装置を都市ガス用のガス器具を使用する需要家宅に設置した場合、媒体物理量検出手段9で検出したガス流量、即ち伝搬時間などの物理量が物理量設定手段24に設定された値と異なる。このような場合、媒体異常判定手段26で判定すると設置されたガス遮断装置が使用ガス種と不適合と判定し、遮断手段12に遮断信号を出力する。
【0055】
このことにより誤ってガス遮断装置を設置しても、使用ガス種に適合しないまま安全監視されるのを防止できると共に、異なるガス種の各種遮断判定値でガス器具の使用状態を監視できるので、誤遮断などの不具合を生ずるのを防止し、かつガス需要家やガス事業者に早急に異常を通知できるので、使い勝手や安全性が向上する。
【0056】
すなわちこの第5実施形態によれば、ガス遮断装置が設置された後に媒体物理量検出手段9で検出した物理量と物理量設定手段24で設定された物理量とが同一値もしくは物理量設定手段24に設定された物理量に対し検出した物理量が所定範囲内に入っていないと媒体異常判定手段26で判定すると、異常状態と判定し遮断信号を遮断手段12に出力し、ガス供給を停止すると共に警告表示を報知手段15で行い、ガス需要家やガス事業者に通知するので誤ったまま異なるガス種のガス器具の使用状態を監視するというような不具合を防止でき、又異なるガス種の遮断判定条件が異常判定手段11に設定されているので間違って誤遮断するという不具合が無くなり、使い勝手や安全性が向上する効果を得ている。
【0060】
本願第発明によれば、ガス器具とガス種とが適合せず異常燃焼などの危険状態の発生を遮断手段を駆動させてガス使用を禁止することによって防止でき、ガス事業者に通知することもできるので、使い勝手や安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例1のガス遮断装置を示す制御ブロック図。
【図2】本発明の参考例2のガス遮断装置を示す制御ブロック図。
【図3】本発明の参考例3のガス遮断装置を示す制御ブロック図。
【図4】本発明の第実施形態のガス遮断装置を示す制御ブロック図。
【図5】本発明の第実施形態のガス遮断装置を示す制御ブロック図。
【図6】従来のガス種判別が可能なガス遮断装置を示す制御ブロック図

Claims (1)

  1. 媒体の流速に対応して発生する物理量を検出する媒体物理量検出手段と、この媒体物理量検出手段で検出した物理量を流量に換算する流量演算手段と、この流量演算手段で求めた流量値が異常使用量か否かを判定する異常判定手段と、この異常判定手段で異常と判定した時に媒体流路を遮断する遮断手段と、媒体種に対応した物理量を設定する物理量設定手段と、前記媒体物理量検出手段で検出した物理量と前記物理量設定手段で設定した物理量とを比較して前記物理量設定手段に設定された媒体かどうかを判定し、設定された媒体でないと判定した時に異常表示出力を行う警告判定手段とを備えたことを特徴とするガス遮断装置。
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